JP5730520B2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチングレギュレータに関する。
従来から、携帯電話やデジタルカメラなど電子機器においては、入力電力から所定の出力電力に変換する電源回路が用いられている。電源回路としては、例えば、高効率で小型化が可能なスイッチングレギュレータ(又はDC‐DCコンバータ)が広く使用されている。電子機器内にスイッチングレギュレータが用いられることで、例えば、電子機器内での消費電力が削減される。
図12はスイッチングレギュレータ200の構成例を示す図である。スイッチングレギュレータ200は、VINから入力電圧が供給され、VOUTから負荷50に対して出力電圧を供給する。スイッチングレギュレータ200は、入力電圧VINを所定値の定電圧に変換することで、負荷50に過電圧とならないような出力電圧VOUTを供給できる。負荷50は、例えばCPUなど電力を消費する抵抗や素子などである。
スイッチングレギュレータ200は、第1及び第2のスイッチング素子11,12、平滑用のコイル13とコンデンサ14、抵抗15、I/V変換回路16、第1のコンパレータ(PWM_COMP)17、ロジック部18、エラーアンプ(反転増幅回路)19、第2のコンパレータ(PFM_COMP)20、クロック発生回路21、OR回路22、定電圧源25,26、コンデンサ27、抵抗28,29、逆流検出コンパレータ30、及び入力端子31を備える。なお、積分回路24はエラーアンプ19と定電圧源25とコンデンサ27を含む。
このスイッチングレギュレータ200は、入力端子31を介して外部制御信号(MODE)が入力され、この外部制御信号により、強制PWMモード、又はPFM/PWM自動切替わりモード(以下、自動切替わりモード)として動作する。強制PWMモードとは、例えば、負荷50の種類によらずスイッチングレギュレータ200が一定周期(又は一定デューティー比)の出力電圧VOUTを出力するモードである。また、自動切替わりモードは、例えば、負荷50の種類に応じてスイッチングレギュレータ200がPWMとPFMとしての動作を行き来するモードで、負荷50が軽負荷のときPFM、重負荷のときPWMとして動作する。例えば、外部制御信号として「HIGH」が入力されたとき、スイッチングレギュレータ200は強制PWMモードとして動作し、「LOW」が入力されたとき自動切替わりモードとして動作する。自動切替わりモードは、例えば、PWM動作(或いは強制PWMモード)に休止期間を割り込ませることで実現できる。
最初に強制PWMモードにおけるスイッチングレギュレータ200における動作を説明し、次に自動切替りモードの動作について説明する。図13(A)〜図13(C)が強制PWMモード時の波形例を示す図である。これらの波形図を適宜参照して、以下強制PWMモードについて説明する。
図12において、ロジック部18は、例えば、第1のコンパレータ17に出力電圧等に基づいて、第1及び第2のスイッチング素子11,12のオンとオフを切替える駆動部として機能する。
すなわち、ロジック部18は、例えば、第1のコンパレータ17の出力電圧が「HIGH」のとき、第1のスイッチング素子(又はハイサイド側MOS)11をオン、第2のスイッチング素子(又はローサイド側MOS)12にオフにする。この場合、入力電圧VINに対して所定電圧の出力電圧VOUT(出力電圧VOUTがオン)が出力されることとなる。
一方、ロジック部18は、例えば、第1のコンパレータ17の出力電圧が「LOW」のとき、第1及び第2のスイッチング素子11,12を夫々オフ、オンにする。この場合、第1のスイッチング素子11には電流が流れないため、出力電圧VOUTはオフとなる。
なお、第1及び第2のスイッチング素子11,12は、例えば、夫々pMOS,nMOSを含む。
また、ロジック部18は、第1のスイッチング素子11をオンにすると、第2のスイッチング素子をオフにし、第1のスイッチング素子11をオフにすると、第2のスイッチング素子をオンにする。ロジック部18は、第1及び第2のスイッチング素子に対して互いに相反するスイッチング動作を行わせる。ロジック部18は、第1及び第2のスイッチング素子11,12にスイッチング動作を行わせることで、入力電圧VINに対して所定電圧値の出力電圧VOUTを生成し負荷50に出力することができる。
第1のスイッチング素子11がオンになると、抵抗15に電流が流れ、I/V変換回路16はその電流を電圧に変換する。I/V変換回路16は、変換後の電圧を第1のコンパレータ17のマイナス側の入力に出力する。ここで、第1のスイッチング素子11がオンのとき、負荷50には出力電圧が供給されるため、負荷50に対して負荷電流が流れる。すなわち、負荷50に流れる負荷電流が大きくなると、第1のスイッチング素子11に流れる電流も大きくなり、I/V変換回路16の出力電圧も上昇する。逆に負荷電流が下がるとI/V変換回路16の出力電圧も下がる。このように負荷電流とI/V変換回路16の出力電圧とは比例関係にあり、I/V変換回路16は負荷電流に比例した出力電圧を第2の信号として第1のコンパレータ17に出力する。
第1のコンパレータ17は、マイナス入力側にI/V変換回路16からの出力電圧、プラス入力側にはエラーアンプ19の出力電圧が入力され、スイッチングレギュレータ200の出力電圧のパルス幅(あるいはデューティー比)を決定する。図13(B)と図13(C)は、第1のコンパレータ(PWM_COMP)17の出力電圧と2つのスイッチング素子11,12の接続点LXにおける出力電圧との関係を示す図である。上述したように、例えば、第1のコンパレータ17は「HIGH」を出力すると、ロジック部18が第1のスイッチング素子11をオンにし、「LOW」を出力するとロジック部18が第1のスイッチング素子11をオフにする。このため、第1のコンパレータ17は、ロジック部18を動作させて第1及び第2のスイッチング素子11,12をオンまたはオフにさせる制御信号を出力し、これにより、出力電圧VOUTのデューティー比を決定する。
図12に戻り、エラーアンプ19は、例えば、出力電圧VOUTとリファレンス電圧Vorefとの誤差を増幅し、増幅した誤差を示す第1の信号を第1のコンパレータ17に出力する反転増幅回路である。ここでエラーアンプ19の出力電圧に着目する。
図13(A)は、エラーアンプ19の出力電圧とI/V変換回路16の出力電圧との関係例を示す図である。スイッチングレギュレータ200が強制PWMモードとして動作するとき、一定デューティー比の出力電圧VOUTを出力するが、例えば、出力電圧VOUTが所定電圧値(以下、第1の所定電圧値)よりも下がった場合を考える。この場合、出力電圧VOUTはエラーアンプ19のマイナス入力側に入力されるため、エラーアンプ19の出力電圧が上昇する。エラーアンプ19の出力電圧が上昇すると、第1のコンパレータ17は、プラス入力側に入力される電圧について出力電圧VOUTが下がる前と比較して大きくなるため、「HIGH」を出力する時間も以前と比較して長くなる。これにより、ロジック部18は第1のスイッチング素子11をオンにする時間が長くなり、出力電圧VOUTが上昇する。逆に、出力電圧VOUTが第1の所定電圧値以上となると、スイッチングレギュレータ200は、一定デューティー比の出力電圧VOUTを供給できるようにするため、出力電圧VOUTを低下させるように動作する。これにより、一定デューティー比の出力電圧VOUTが維持されることとなる。一般に、I/V変換回路16の出力電圧と、エラーアンプ19の出力電圧とが等しいとき、デューティー比が一定の出力電圧VOUTが出力される。以上により、スイッチングレギュレータ200は強制PWMモードとして動作する。
次に自動切替わりモードについて説明する。図14(A)〜同図(D)は自動切替わりモード時における各部の波形例を示す図である。自動切替わりモードは、PWM動作とPFM動作とが行き来するモードであるが、PFM動作は、PWM動作に休止期間を割り込ませることで実現している。
例えば、スイッチングレギュレータ200は、負荷50が重負荷であるとき、強制PWMモードと同様にPWMモードとして動作する。例えば、負荷50に対する負荷電流が所定電流値よりも下がると、I/V変換回路16の出力電圧も除々に低下する。PWM動作においては、I/V変換回路16の出力電圧と、エラーアンプ19の出力電圧とは等しいため、I/V変換回路16の出力電圧が低くなるとエラーアンプ19の出力電圧も低くなる。
エラーアンプ19の出力電圧は第2のコンパレータ20に入力され、その出力電圧が第2のコンパレータ20のマイナス入力(リファレンス電圧が入力される)以下となると、第2のコンパレータ20の出力電圧(PFM_COMP出力)は「HIGH」から「LOW」に切り替わる(例えば、図14(B)と同図(C))。このとき、ロジック部18は、OR回路22から「LOW」が入力され、スイッチング動作を停止し、休止状態となる。スイッチングレギュレータ200は、休止状態のとき、出力電圧VOUTとしてコンデンサ14に貯まった電荷を出力する。
その後、コンデンサ14に貯まった電荷が負荷50に出力されて、出力電圧VOUTは更に低下する。エラーアンプ19のマイナス入力側に入力される出力電圧VOUTの低下によりエラーアンプ19の出力電圧は上昇へと転じる。その後、第2のコンパレータ20において、プラス入力(エラーアンプ19の出力電圧が入力される)がマイナス入力(リファレンス電圧が入力される)以上となる。このとき、第2のコンパレータ20の出力電圧(PFM_COMP出力)は「LOW」から「HIGH」になり、ロジック部18はOR回路22から「HIGH」が入力され、PWM動作を行う。スイッチングレギュレータ200は、自動切替わりモードのとき、休止状態とPWM動作とを交互に行う(例えば図14(C))。休止期間とPWM動作期間の周期を変化させ、その割合も変化させることにより、スイッチングレギュレータ200は、全体としてPFM動作を行っている状態となる。
負荷50が軽負荷から重負荷になると、エラーアンプ19の出力電圧は第2のコンパレータ20のマイナス入力以上となるため、第2のコンパレータ20は常に「HIGH」を出力する。よって、ロジック部18はスイッチング動作を行い、スイッチングレギュレータ200は常にPWM動作を行うこととなる。以上が自動切替わりモードの動作例である。
図12において、逆流検出コンパレータ30は、コイル13におけるコイル電流の逆流(出力電圧VOUTからコイル13、第2のスイッチング素子12を経由してGNDへ向かう電流)を検出するコンパレータであり、自動切替わりモードのときに動作する。ロジック部18は、第2のスイッチング素子12をオンにしている状態で、逆流検出コンパレータ30で逆流を検知すると(逆流検出コンパレータ30が「HIGH」を出力すると)、第2のスイッチング素子12をオフにして逆流を防止する。スイッチングレギュレータ200は、ロジック部18がコイル電流の逆流を防止することで、自動切替わりモード時に出力電圧VOUTの電力効率を所定効率以上に高く保つことができる。
"電流モードDC‐DCコンバータ回路において入力に依存しない周波数特性を得るためのスロープ補償に関する検討"、川端千尋他2名、Proceeding of the IEICE General Conference 2008年 エレクトロニクス(2),121, 2008-03-05
スイッチングレギュレータ200の課題について以下説明する。図15(A)〜同図(D)はかかる課題を説明するための図である。
前述したように、自動切替わりモードのPWM動作において、負荷電流が所定電流値以下に低下すると、I/V変換回路16の出力電圧も低下し、エラーアンプ19の出力電圧も第2の所定電圧値以下に低下する。よって、エラーアンプ19のマイナス入力は上昇することとなる(例えば図14(A)、図15(B))。エラーアンプ19のマイナス入力がプラス入力(リファレンス電圧Voref)以上となると、エラーアンプ19の出力電圧が低下する。エラーアンプ10の出力電圧は第2のコンパレータ20のプラス側に入力され、その出力電圧がマイナス入力(リファレンス電圧)以下になると第2のコンパレータ20は「LOW」をロジック部18に出力し、休止状態となる。
このような自動切替わりモードにおける休止状態で、スイッチングレギュレータ200に外部制御信号として「HIGH」(強制PWMモード)が入力されると、ロジック部18はスイッチ動作を行う。この場合、エラーアンプ19のマイナス側の入力電圧がプラス側のリファレンス電圧Vorefよりも高くなっているため(例えば図15(B))、スイッチングレギュレータ200は第1の所定電圧値以上の出力電圧VOUTを出力していると誤認識する。このとき、エラーアンプ19において、マイナス側の入力電圧がプラス側のリファレンス電圧Vorefよりも高くなり、エラーアンプ19の出力電圧(第1のコンパレータ17におけるプラス側の入力電圧)は、第1のコンパレータ17におけるマイナス入力側の電圧以下となる。このとき、第1のコンパレータ17は、第1のスイッチング素子11のオン時間を短くするようにロジック部18を動作させ、出力電圧VOUTは低下する。これにより、図15(D)に示すように、スイッチングレギュレータ200の出力電圧VOUTがマイナス方向に大きく変動する。
このようにスイッチングレギュレータ200は、自動切替わりモードの休止状態において、外部制御信号として強制PWMモードが入力されると、出力電圧が大きく変動する。
そこで、本発明の一目的は、出力電圧の変動を抑制するようにしたスイッチングレギュレータを提供することにある。
一態様によれば、入力電圧を所定の定電圧に変換し出力電圧として負荷に出力するスイッチングレギュレータにおいて、第1及び第2のスイッチング素子と、前記第1及び第2のスイッチング素子に対してスイッチング動作を行わせることで前記入力電圧に対して定電圧に変換された前記出力電圧を前記負荷に出力するロジック部と、前記出力電圧と第1のリファレンス電圧とが入力され、入力された前記出力電圧と前記第1のリファレンス電圧との誤差を示す第1の信号を出力するエラーアンプと、前記第1の信号と、前記負荷に流れる負荷電流に比例した出力電圧を示す第2の信号とが入力され、前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて、前記ロジック部に対して前記スイッチング動作を行わせる制御信号を出力する第1のコンパレータと、前記エラーアンプの入力側に接続され、前記エラーアンプの入力電圧を所定値以下に低下させるよう補正する補正部とを備える。
本発明によれば、出力電圧の変動を抑制することができる。
図1はスイッチングレギュレータの構成例を示す図である。 図2(A)〜図2(G)はモード切替え時の波形例を夫々示す図である。 図3(A)〜図3(E)はモード切替え時の波形例を夫々示す図である。 図4(A)〜図4(E)はモード切替え時の波形例を夫々示す図である。 図5はモード制御回路の構成例を示す図である。 図6(A)〜図6(H)はモード制御回路内の波形例を示す図である。 図7はエラーアンプ補正電流源の構成例を示す図である。 図8(A)はエラーアンプ補正電流源の構成例、図8(B)は動作例を説明するための図である。 図9(A)はエラーアンプ補正電流源の構成例、図9(B)は動作例を説明するための図である。 図10(A)はエラーアンプ補正電流源の構成例、図10(B)は動作例を説明するための図である。 図11はスイッチングレギュレータの他の構成例を示す図である。 図12はスイッチングレギュレータの構成例を示す図である。 図13(A)〜図13(C)は強制PWMモード時の波形例を夫々示す図である。 図14(A)〜図14(D)は自動切替えモード時の波形例を夫々示す図である。 図15(A)〜図15(D)はモード切替え時の波形例を夫々示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
<全体構成例>
最初にスイッチングレギュレータの全体構成例について説明する。図1はスイッチングレギュレータ100の構成例を示す図である。図11と同一構成部分には同一符号を付している。
スイッチングレギュレータ100は、更に、モード制御回路(MODE_CNT)23とエラーアンプ補正電流源40とを備える。
モード制御回路23は、外部制御信号(MODE)と第2のコンパレータ(PFM_COMP)20の出力電圧とが入力され、制御信号(CNT)をエラーアンプ補正電流源40に、モード信号(MODE1)を逆流検出コンパレータ30と第2のコンパレータ20に出力する。
モード制御回路23から出力される制御信号(CNT)は、例えば、エラーアンプ補正電流源40を動作させる制御信号である。モード制御回路23は、外部制御信号(MODE)と第2のコンパレータ(PFM_COMP)20からの信号に応じて、制御信号(CNT)として「HIGH」を出力してエラーアンプ補正電流源40を動作させ、また「LOW」を出力してエラーアンプ補正電流源40の動作を停止させる。
また、モード信号(MODE1)は、逆流検出コンパレータ30と第2のコンパレータ20とを動作させるための制御信号でもある。モード制御回路23は、例えば、外部制御信号が「LOW」(自動切替わりモード)のとき「LOW」を出力し、逆流検出コンパレータ30と第2のコンパレータ20を動作させる。モード制御回路23の詳細な構成例等は後述する。
なお、外部制御信号(MODE)は、入力端子31を介して入力され、例えば、「HIGH」のとき強制PWMモード、「LOW」のとき自動切替わりモードを示す。スイッチングレギュレータ100は、外部制御信号(MODE)の入力により強制PWMモード又は自動切替わりモードに移行し、各モードにより動作する。
エラーアンプ補正電流源40は、制御信号(CNT)に基づいて補正電流を出力する。エラーアンプ補正電流源40が補正電流をエラーアンプ19のマイナス入力側に出力することで、エラーアンプ19のマイナス側の入力電圧を所定値以下に低下させることができる。図1では、当該入力電圧を所定値以下に低下させるよう補正する補正部70の一例としてエラーアンプ補正電流源40を示している。
スイッチングレギュレータ100は、上述したように自動切替わりモード時の休止状態では、エラーアンプ19のマイナス側の入力電圧がリファレンス電圧より高い状態となる(例えば、図15(B))。この状態で、強制PWMモードに移行すると出力電圧VOUTがマイナス方向に大きく変動する。そこで、エラーアンプ補正電流源40から出力される補正電流により、エラーアンプ19のマイナス側の入力電圧を所定値以下に低下させることで、出力電圧VOUTの変動を抑制することができる。エラーアンプ補正電流源40の詳細な構成例等は後述する。
次にスイッチングレギュレータ100全体の動作について説明した後、モード制御回路23とエラーアンプ補正電流源40の詳細について説明する。
<全体動作例>
図2(A)〜同図(G)は自動切替わりモードの休止状態から強制PWMモードになった場合におけるスイッチングレギュレータ100の各部の波形例を示す図である。これらの図を適宜参照しながら動作を説明する。
自動切替わりモードにおいて、エラーアンプ19の出力電圧(又は第1の信号)が第2のコンパレータ20におけるマイナス側の入力電圧(リファレンス電圧)以下となると、第2のコンパレータ20は第3の信号として「LOW」を出力し、ロジック部18は休止状態となる(例えば、図2(C)と同図(D))。この場合、エラーアンプ19の出力電圧が第2の所定電圧値以下となり、エラーアンプ19のマイナス入力側ではリファレンス電圧Voref以上になる(例えば、図2(B))。
この状態で、外部制御信号として「HIGH」(強制PWMモード)が入力されると(図2(A))、モード制御回路23は制御信号(CNT)として「HIGH」を出力する(例えば、図2(E))。これにより、エラーアンプ補正電流源40は補正電流を出力する。
この補正電流により、エラーアンプ19のマイナス入力側の入力電圧が従来の場合(例えば図2(B)の点線で示す場合)よりも早く低下し、その入力電圧はリファレンス電圧Vorefと等しくなる時間が従来よりも早くなる。
エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧が低下すると、エラーアンプ19の出力電圧は除々に高くなる(例えば、図2(C))。そして、エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧がプラス入力側の電圧よりも低くなると、第2のコンパレータ20は、エラーアンプ19の出力電圧がマイナス入力側のリファレンス電圧よりも高くなり、「HIGH」を出力する(例えば、図2(D))。
モード制御回路23は、第2のコンパレータ20から第3の信号として出力される「HIGH」を検知すると、制御信号(CNT)として「LOW」を出力する。これにより、エラーアンプ補正電流源40は補正電流の出力が停止される(例えば、図2(E))。
一方、ロジック部18は、第2のコンパレータ20から「HIGH」が出力されたことを検知すると、PWM動作を行うこととなる。このPWM動作が開始されることで、第1のコンパレータ17は出力電圧VOUTが第1の所定電圧値以下となっていることをI/V変換回路16の出力電圧(又は第2の信号)で検知する。エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧(出力電圧VOUT)がリファレンス電圧Voref以下となると、エラーアンプ19の出力電圧は第2の所定電圧値以上に高くなる。そして、第1のコンパレータ17では第1の信号(エラーアンプ19の出力電圧)の方が第2の信号(I/V変換回路16の出力電圧)よりも高くなる。よって、第1のコンパレータ17は「HIGH」を出力し、第1のスイッチング素子11をオンにするようロジック部18を制御する。これにより、出力電圧VOUTを上昇させることができる(例えば、図2(G))。
つまり、モード制御回路23は第2のコンパレータ20からPWMモードに移行したことを検出したときに補正電流を停止させ、また、ロジック部18もかかるときにスイッチング動作を行うことで、出力電圧VOUTの変動が抑制される。
これにより、スイッチングレギュレータ100は、自動切替わりモードで休止状態となっているときに強制PWMモードに切替えられても、出力電圧VOUTの変動を抑制することができる。
なお、第2のコンパレータ20の出力電圧が「HIGH」(PWMモード)となっているときは、ロジック部18は第2のコンパレータ20からの出力電圧「HIGH」によりスイッチング動作を行っている状態である。かかる状態で、外部制御信号として「HIGH」(強制PWMモード)が入力されても、ロジック部18のスイッチング動作に変化はなく、出力電圧VOUTは通常のPWM動作として制御され、その変動は抑制される。
すなわち、前述したように、出力電圧VOUTが第1の所定電圧値以下となると、エラーアンプ19の出力電圧は、第1のコンパレータ17においてマイナス入力よりも高い電圧となる(第1の信号の方が第2の信号より高い)。この場合、第1のコンパレータ17の出力電圧は「HIGH」となる。よって、ロジック部18は、第1のスイッチング素子11をオンにし、出力電圧VOUTを上昇させる。出力電圧VOUTが第1の所定電圧値より大きくなると、エラーアンプ19の出力電圧は、第1のコンパレータ17においてマイナス入力側の電圧以下となる。第1のコンパレータ17は、I/V変換回路16の出力電圧(第2の信号)の方がエラーアンプの出力電圧(第1の信号)よりも高くなるため、「LOW」を出力する。そのため、第1のコンパレータ17は、ロジック部18に対して第1のスイッチング素子11をオフにする制御信号を出力させるように制御することとなる。これにより、出力電圧VOUTは低下する。PWM動作(又は強制PWMモード)においては、スイッチングレギュレータ100はこの動作を繰り返すことで、出力電圧VOUTの変動が抑制される。
この場合、モード制御回路23は、第2のコンパレータ20の出力が「HIGH」のため、制御信号(CNT)として「HIGH」を出力しないため、補正電流は出力されない(例えば、図2(E))。
一方、外部制御信号として「HIGH」(強制PWMモード)から「LOW」(自動切替わりモード)に変化したときは、出力電圧VOUTは大きく変動することはない。以下その理由について説明する。
<強制PWMモードから自動切替わりモードに移行したとき出力電圧VOUTが大きく変動しない理由>
図3(A)〜同図(E)は、強制PWMモードから自動切替わりモードに移行したとき、移行前後においてPWMモードで動作する場合の波形例を示す図である。
外部制御信号が「HIGH」から「LOW」に切替えられたとしても(例えば図3(A))、切替え前後では第2のコンパレータ(PFM_COMP)20の出力電圧は「HIGH」(PWMモード)のため(例えば図3(C))、ロジック部18のスイッチング動作に変化はない。すなわち、強制PWMモードのとき、ロジック部18はスイッチング動作を行っており、このときに自動切替わりモードにおいても、PWM動作を行う状態として第2のコンパレータ20の出力電圧が「HIGH」となり、ロジック部18は継続してスイッチング動作を行う。スイッチングレギュレータ100においてスイッチング動作が行われるとき、上述したように、出力電圧VOUTの変動は抑制される(例えば、図3(E))。
図4(A)〜同図(E)は、強制PWMモードから自動切替わりモードに移行したとき、移行直後に休止状態になった場合の波形例を示す図である。
モード移行後、第2のコンパレータ20の出力電圧が「LOW」になることで、ロジック部18は休止状態になる(例えば、図4(D))。
休止状態になると、出力電圧VOUTは除々に低下する。この場合、エラーアンプ19のマイナス入力側には出力電圧VOUTが出力されているため、エラーアンプ19の出力電圧は逆に上昇する(例えば、図4(C))。
そして、第2のコンパレータ20では、プラス側の入力電圧(エラーアンプ19の出力電圧)がマイナス側のリファレンス電圧よりも高くなるため、「HIGH」を出力する。ロジック部18は、これにより、スイッチング動作を行う(PWM動作を行う)(例えば、図4(D))。
結局、スイッチングレギュレータ100は、休止状態とPWM動作を行う状態(又はバースト状態)とを繰り返す通常のPFMとして動作し、休止状態では、出力電圧VOUTは下がるものの、PWM動作を行う状態では出力電圧VOUTの変動は抑制される。全体としては、出力電圧VOUTの変動は抑制されることになる。
以上から、強制PWMモードから自動切替わりモードに移行しても、出力電圧VOUTは一定以上に大きく変動することはない。
次に、モード制御回路23とエラーアンプ補正電流源40の詳細について説明する。
<モード制御回路>
次にモード制御回路23の詳細について説明する。モード制御回路23は、例えば、第2のコンパレータ20の出力電圧が「LOW」のとき(休止状態)、外部制御信号(MODE)として「HIGH」が入力されると(強制PWMモード)、制御信号(CNT)として「HIGH」を出力する。これにより、モード制御回路23はエラーアンプ補正電流源40をオンにする。
また、モード制御回路23は、かかる状態で、第2のコンパレータ20の出力電圧が「HIGH」になると(PWMモード)、制御信号(CNT)として「LOW」を出力する。これにより、モード制御回路23はエラーアンプ補正電流源40をオフにする。
更に、モード制御回路23は、外部制御信号として「LOW」が入力されると、モード信号(MODE1)として「LOW」を出力し、逆流検出コンパレータ30と第2のコンパレータ20とを動作させる。
モード制御回路23は、以上のような入力と出力の関係を維持できるような回路構成となっていればよい。図5は、このようなモード制御回路23の構成例を示す図である。モード制御回路23は、NOT回路230と、OR回路231と、第1のAND回路232と、第1のD型フリップフロップ233と、遅延回路234と、第2のAND回路235と、第2のD型フリップフロップ回路236と、第3のAND回路237とを備える。
図6(A)〜図6(H)は、モード制御回路23における各部の波形例を示す図である。図6(A)〜図6(H)を参照してモード制御回路23の動作を説明する。
外部制御信号(MODE)が「LOW」(自動切替わりモード)のとき、第1のD型フリップフロップ233の「Reset」入力には、外部制御信号の「LOW」が入力されて、第1のD型フリップフロップはリセットされる。このとき、第1のD型フリップフロップ233のQ出力(D1Q)からは「LOW」、XQ出力(D1XQ)からは「HIGH」の各出力電圧が出力される(例えば、図6(E)及び図6(F))。第3のAND回路237は、第1のD型フリップフロック233のXQ出力と、外部制御信号とが入力されるものの、外部制御信号が「LOW」のため、その出力電圧は「LOW」となる。よって、モード制御回路23はエラーアンプ補正電流源40に対する制御信号(CNT)として「LOW」を出力する(例えば、図6(G))。一方、第2のD型フリップフロップ236も「Reset」入力に「LOW」が入力されるため、第2のD型フリップフロック236のQ出力は「LOW」を出力する。よって、モード制御回路23はモード信号(MODE1)として「LOW」を出力する(例えば図6(H))。
次いで、外部制御信号として「HIGH」(強制PWMモード)が入力されると、第1のAND回路232の出力電圧ck1は「LOW」であり、第1のD型フリップフロップ233のQ出力とXQ出力の各出力電圧は夫々「LOW」と「HIGH」の状態を維持する。第3のAND回路237は、入力がともに「HIGH」となるため、「HIGH」を出力する。よって、モード制御回路23は、この場合、制御信号(CNT)として「HIGH」を出力する。一方、第2のコンパレータ20の出力電圧は「LOW」のため、第2のAND回路235の出力電圧ck2は「LOW」のままとなり、第2のD型フリップフロップ236のQ出力の電圧は、第1のD型フリップフロップ233のQ出力の電圧である「LOW」を出力する。よって、モード制御回路23は、この場合、モード信号(MODE1)として「LOW」を出力する(例えば図6(H))。
次いで、第2のコンパレータ20の出力電圧が「HIGH」(PWMモード)になったとき、第1のAND回路232の出力電圧ck1は「HIGH」となり、第1のD型フリップフロップ233のQ出力の電圧は「HIGH」、XQ出力の電圧は「LOW」となる(例えば、図6(C),図6(E),及び図6(F))。第3のAND回路237における一方の入力電圧(第1のD型フリップフロップ233のXQ出力)が「LOW」となるため、その出力電圧は「LOW」となる。よって、モード制御回路23は、この場合、制御信号(CNT)として「LOW」を出力する。一方、第1のD型フリップフロップ233のQ出力の電圧である「HIGH」は遅延回路234を経由して第2のAND回路235に入力される。第2のAND回路235の出力電圧ck2は、第2のコンパレータ20の出力が「HIGH」になった後、所定期間経過後、「HIGH」を出力する。第2のD型フリップフロップ236のQ出力の電圧も、第2のコンパレータ20の出力が「HIGH」になった後、所定期間経過後、「HIGH」を出力する。よって、モード制御回路23は、この場合、モード信号(MODE1)として「HIGH」を出力する。
従って、モード制御回路23は上述したように動作できる。
なお、モード信号(MODE1)は、自動切替わりモードにおける休止状態からPWM動作状態(第2のコンパレータ出力が「HIGH」)になったときに、「HIGH」になるのではなく、所定期間経過後に「HIGH」となる。これにより、逆流検出コンパレータ30は、動作が停止する(モード信号が「HIGH」が入力されると停止する)までの時間が所定期間分延びることとになり、第2のスイッチング素子12に流れる電流の逆流を検出するための時間が所定期間分延びることになる。
<エラーアンプ補正電流源>
次にエラーアンプ補正電流源40の詳細について説明する。エラーアンプ補正電流源40は、例えば、モード制御回路23の制御信号(CNT)が「HIGH」のとき補正電流を出力し、「LOW」のとき動作を停止する。この補正電流は、エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧を所定値以下に低下させるようにすればよい(例えば、図2(B))。図7〜図10(B)はこのように動作するエラーアンプ補正電流源40の構成例を示す図である。
まず図7から説明する。図7に示すエラーアンプ補正電流源40は、定電流源(V'IN)と、第1及び第2のnMOS401,402と、スイッチング回路403とを備える。第1及び第2のnMOS401,402のソースが互いに接続されるとともに接地され、カレントミラー回路を構成している。第2のnMOS402のドレイン側が点X(例えば、図1)と接続され、点Xを介してエラーアンプ19のマイナス入力側と接続される。
このエラーアンプ補正電流源40の動作例は以下のようなものとなる。すなわち、モード制御回路23から制御信号(CNT)として「LOW」が入力されると、スイッチング回路403はスイッチをオンにする。これにより、定電流源(V'IN)から出力される電流は、第2のnMOS402側に流れず、スイッチング回路403を介して接地面に流れる。第2のnMOS402には定電流源(V'IN)からの電流が流れないため、補正電流は流れない。一方、スイッチング回路403は制御信号(CNT)として「HIGH」が入力されると、スイッチング回路403はスイッチをオフにする。これにより、第1及び第2のnMOS401,402には定電流源(V'IN)からの定電流が流れ、第2のnMOS402のドレイン側には図7の矢印で示す方向に補正電流Iが流れる。この補正電流Iにより、エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧は所定値以下に低下する。
図8(A)は他のエラーアンプ補正電流源40の構成例を示す図である。このエラーアンプ補正電流源40は、Gmアンプ(又は反転増幅回路)405と定電圧源404とを備える。Gmアンプ405は、例えば、電圧を電流に変換するトランスコンダクタンスアンプとして動作する。定電圧源404は、エラーアンプ19のプラス側に入力されるリファレンス電圧Vorefと同じ電圧値を供給する。
動作は例えば以下のようなものとなる。すなわち、制御信号(CNT)として「LOW」が入力されるとGmアンプ405は動作せず、「HIGH」が入力されとGmアンプ405は動作する。Gmアンプ405は、マイナス側入力にリファレンス電圧Vorefが入力され、この電圧よりもプラス側の入力電圧が高くなると、図8(A)で示す方向に補正電流Iが流れる。Gmアンプ405のプラス側の入力は点Xを介して、エラーアンプ19のマイナス側の入力と接続されており、結局、エラーアンプ19のマイナス側入力の電圧がリファレンス電圧Vorefより高くなると、補正電流Iが出力される(例えば、図8(B))。Gmアンプ405はエラーアンプ19の入力電圧とリファレンス電圧との差に応じた補正電流Iを出力することとなる。
図9(A)もエラーアンプ補正電流源40の構成例を示す。同図(A)に示すエラーアンプ補正電流源40は、図8(A)に示すエラーアンプ補正電流源40に対して、オフセット電圧を与えるための定電圧源406を更に備える。エラーアンプ19のマイナス側入力の電圧がリファレンス電圧Vorefより高い場合でも、すぐに補正電流が流れず、前者が後者よりも所定電圧高いときに補正電流Iが流れる(例えば、図9(B))。Gmアンプ405は、オフセット電圧を含むエラーアンプ19の入力電圧とリファレンス電圧との差に応じた補正電流Iを出力する。この補正電流Iにより、エラーアンプ19のマイナス側入力の電圧が所定値以下に低下する点は図8(A)の例と同様であるが、例えば、他の回路部分の遅延等を考慮して一定時間後に補正電流Iが流れることとなる。
図10(A)もエラーアンプ補正電流源40の構成例を示す図である。このエラーアンプ補正電流源40は、更に、複数のnMOS410〜416がGmアンプ405の前段と後段に接続される。複数のnMOS410〜416は、その一部がカレントミラー回路を形成し、更に一部がトランスリニア回路を構成している。トランスリニア回路は、例えば、閉ループ内において、時計まわり方向の半導体素子の数と、反時計まわり方向の半導体素子の数が同数である場合、時計まわり方向の電流密度の積と反時計まわり方向電流密度の積とが等しくなるように接続された回路である。図10(A)の例では、nMOS410〜413による閉ループによりトランスリニア回路が形成されている。トランスリニア回路を含むエラーアンプ補正電流源40も、エラーアンプ19のマイナス入力側に接続されるため、この電圧がリファレンス電圧Vorefより高くなると、Gmアンプ405のマイナス入力側の方向に補正電流Iが流れるように動作する。この場合、トランスリニア回路により、エラーアンプ19のマイナス入力側がリファレンス電圧Vorefより高い場合、補正電流Iは除々に高い値となるように推移する(例えば、図10(B))。
図11は、スイッチングレギュレータ100の他の構成例を示す図である。スイッチングレギュレータ100は、エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧を所定値以下に低下させるよう補正する補正部70の一例として、第1及び第2の抵抗29,41と、スイッチング回路42とを備える。
この場合の動作は例えば以下のようなものとなる。すなわち、スイッチング回路42は、例えば、制御信号(CNT)として「LOW」が入力されるとスイッチをオフにする。この場合、区間Yの合成抵抗値は、第1及び第2の抵抗29,41の抵抗をr1,r2とすると(r1+r2)となる。一方、スイッチング回路42は、例えば、制御信号(CNT)として「HIGH」が入力されるとスイッチをオンにする。この場合、スイッチがオンとなるため、区間Yの合成抵抗値はr1となる。スイッチング回路42のスイッチのオフからオンへ切替え(制御信号(CNT)の「LOW」から「HIGH」への切替え)により、合成抵抗値が(r1+r2)からr1へと変化する。この合成抵抗値の変化(または帰還抵抗比の変化)により、一定期間、エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧が所定値以下に低下する特性がある。図11に示すスイッチング回路42と、第1及び第2の抵抗29,41は、補正電流Iを流すというよりも、帰還抵抗比の変化によりエラーアンプ19のマイナス入力側の電圧を所定値以下に低下させるようにした。スイッチング回路42が、第1及び第2の抵抗29,41の帰還抵抗比を変えるようにスイッチングを行うことで、エラーアンプ19のマイナス入力側の電圧を所定値以下に下げるようにしている。
<その他の例>
上述した例は、第1のコンパレータ17のプラス入力側がエラーアンプ19の出力、マイナス入力側がI/V変換回路16の出力に接続されるものとして説明した。第1のコンパレータ17の入力が反転し、プラス入力側にI/V変換回路16、マイナス入力側にエラーアンプ19の各出力が接続されてもよい。この場合、第1のコンパレータ17の出力電圧は、上述した例と「HIGH」と「LOW」とが反転したものとなるため、ロジック部18は「LOW」のとき第1のスイッチング素子11をオン、「HIGH」のとき第2のスイッチング素子12をオンにすればよい。
また、第2のコンパレータ20も同様に入力を反転し、プラス入力側が定電圧源26、マイナス入力側がエラーアンプ19の出力に夫々接続されるようにしてもよい。この場合も、第2のコンパレータ20は上述した例に対して反転した出力電圧が出力され、ロジック部18は、自動切替わりモード動作時、「HIGH」が入力されると休止状態、「LOW」が入力されるとPWM動作を行うこととなる。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
入力電圧を所定の定電圧に変換し出力電圧として負荷に出力するスイッチングレギュレータにおいて、
第1及び第2のスイッチング素子と、
前記第1及び第2のスイッチング素子に対してスイッチング動作を行わせることで前記入力電圧に対して定電圧に変換された前記出力電圧を前記負荷に出力するロジック部と、
前記出力電圧と第1のリファレンス電圧とが入力され、入力された前記出力電圧と前記第1のリファレンス電圧との誤差を示す第1の信号を出力するエラーアンプと、
前記第1の信号と、前記負荷に流れる負荷電流に比例した出力電圧を示す第2の信号とが入力され、前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて、前記ロジック部に対して前記スイッチング動作を行わせる制御信号を出力する第1のコンパレータと、
前記エラーアンプの入力側に接続され、前記エラーアンプの入力電圧を所定値以下に低下させるよう補正する補正部と
を備えることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
(付記2)
前記補正部は、前記エラーアンプの入力電圧を前記所定値以下に低下させる補正電流を出力するエラーアンプ補正電流源であることを特徴とする付記1記載のスイッチングレギュレータ。
(付記3)
前記エラーアンプ補正電流源は、定電流源と、前記定電流源に接続されて前記定電流源から出力された定電流を補正電流として出力するカレントミラー回路とを含むことを特徴とする付記2記載のスイッチングレギュレータ。
(付記4)
前記エラーアンプ補正電流源は、リファレンス電圧を供給する定電圧源と、前記定電圧源に接続され、電圧を電流に変換するGmアンプとを含み、前記Gmアンプは前記エラーアンプの入力電圧と前記リファレンス電圧との差に応じた前記補正電流を出力することを特徴とする付記2記載のスイッチングレギュレータ。
(付記5)
更に、前記リファレンス電圧を供給する定電圧源と前記Gmアンプとの間に接続されて、オフセット電圧を供給する定電圧源とを含み、
前記Gmアンプは、前記オフセット電圧を含む前記エラーアンプの入力電圧と前記リファレンス電圧との差に応じた前記補正電流を出力する付記4記載のスイッチングレギュレータ。
(付記6)
更に、前記Gmアンプの入力と出力との間に複数の半導体素子が接続され、
前記複数の半導体素子により閉ループが形成され、当該閉ループ内において、時計まわり方向の前記各半導体素子の数と、反時計まわり方向の前記各半導体素子の数が同数である場合、時計まわり方向の前記各半導体素子による電流密度の積と反時計まわり方向の前記各半導体素子による電流密度の積とが等しくなるように、前記複数の半導体素子が接続されることを特徴とする付記4記載のスイッチングレギュレータ。
(付記7)
前記補正部は、第1及び第2の抵抗と、前記第1及び第2の抵抗の帰還抵抗比を変えるスイッチング回路とを含み、
前記スイッチング回路は前記帰還抵抗比を変化させることで、前記エラーアンプの入力電圧を前記所定値以下に低下させることを特徴とする付記1記載のスイッチングレギュレータ。
(付記8)
更に、一定周期の前記出力電圧を供給する第1のモード、又は前記第1のモードに休止期間を含む第2のモードを指示する外部制御信号を入力する入力端子を備え、
前記補正部は、前記スイッチングレギュレータが前記第2のモードで前記休止期間のときに、前記第1のモードを指示する前記外部制御信号が入力されたとき、前記前記エラーアンプの入力電圧を前記所定値以下に低下させることを特徴とする付記1記載のスイッチングレギュレータ。
(付記9)
前記補正部は、前記スイッチングレギュレータが前記第2のモードにおける前記休止期間から前記第1のモードになったとき、前記エラーアンプの前記入力電圧に対する前記補正を停止することを特徴とする付記8記載のスイッチングレギュレータ。
(付記10)
更に、前記第2のスイッチング素子に流れる逆流電流を検知する逆流検知コンパレータとを備え、
前記ロジック部は、前記第2のモードにおける前記休止期間から前記第1のモードになったときから所定期間経過するまでに、前記逆流検知コンパレータから前記逆流を検知した信号が入力されたとき、前記第2のスイッチング素子をオフにすることを特徴とする付記9記載のスイッチングレギュレータ。
(付記11)
前記エラーアンプは反転増幅回路であり、前記反転増幅回路のマイナス入力側に前記出力電圧が入力されるとともに前記補正部に接続され、プラス入力側に前記第1のリファレンス電圧が入力することを特徴とする付記1記載のスイッチングレギュレータ。
(付記12)
更に、前記第2の信号を出力するI/V変換回路を備えることを特徴とする付記1記載のスイッチングレギュレータ。
(付記13)
更に、前記第1の信号と第2のリファレンス電圧とが入力され、前記第1の信号と前記第2のリファレンス電圧に基づいて、一定周期の前記出力電圧を供給する第1のモードに休止期間を含む第2のモードにおいて、前記第1のモードか前記休止期間かを示す第3の信号を出力する第2のコンパレータを備え、
前記ロジック部は、前記第3の信号が第1のモードを示すとき前記第1及び第2のスイッチング素子に対するスイッチング動作を行い、前記第3の信号が休止期間を示すとき前記スイッチング動作を停止することを特徴とする付記1記載のスイッチングレギュレータ。
(付記14)
更に、前記外部制御信号と前記第3の信号とが入力され、前記補正部の動作を制御する制御信号を出力するモード制御回路を備え、
前記モード制御回路は、前記第3の信号が前記休止期間を示すときに、前記第1のモードを示す前記外部制御信号を入力したとき、前記補正部に対して動作するよう制御する制御信号を出力し、その後、前記第1のモードを示す前記第3の信号を入力したとき、前記補正部に対して動作を停止するよう制御する制御信号を出力することを特徴とする付記8及び付記13記載のスイッチングレギュレータ。
11,12:第1及び第2のスイッチング素子
16:I/V変換回路 17:第1のコンパレータ(PWM_COMP)
18:ロジック部 19:エラーアンプ
20:第2のコンパレータ(PFM_COMP) 23:モード制御回路(MODE_CNT)
24:積分回路 29:抵抗(第1の抵抗)
40:エラーアンプ補正電流源 401,402:第1及び第2のnMOS
403:スイッチング回路 404,406:定電圧源
405:Gmアンプ 410〜416:nMOS
41:第2の抵抗 42:スイッチング回路
100:スイッチングレギュレータ

Claims (10)

  1. 入力電圧を所定の定電圧に変換し出力電圧として負荷に出力するスイッチングレギュレータにおいて、
    第1及び第2のスイッチング素子と、
    前記第1及び第2のスイッチング素子に対してスイッチング動作を行わせることで前記入力電圧に対して定電圧に変換された前記出力電圧を前記負荷に出力するロジック部と、
    前記出力電圧と第1のリファレンス電圧とが入力され、入力された前記出力電圧と前記第1のリファレンス電圧との誤差を示す第1の信号を出力するエラーアンプと、
    前記第1の信号と、前記負荷に流れる負荷電流に比例した出力電圧を示す第2の信号とが入力され、前記第1の信号と前記第2の信号とに基づいて、前記ロジック部に対して前記スイッチング動作を行わせる制御信号を出力する第1のコンパレータと、
    前記エラーアンプの入力側に接続され、前記エラーアンプの入力電圧を所定値以下に低下させるよう補正する補正部と
    を備えることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 前記補正部は、前記エラーアンプの入力電圧を前記所定値以下に低下させる補正電流を出力するエラーアンプ補正電流源であることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 前記エラーアンプ補正電流源は、定電流源と、前記定電流源に接続されて前記定電流源から出力された定電流を補正電流として出力するカレントミラー回路とを含むことを特徴とする請求項2記載のスイッチングレギュレータ。
  4. 前記エラーアンプ補正電流源は、リファレンス電圧を供給する定電圧源と、前記定電圧源に接続され、電圧を電流に変換するGmアンプとを含み、前記Gmアンプは前記エラーアンプの入力電圧と前記リファレンス電圧との差に応じた前記補正電流を出力することを特徴とする請求項2記載のスイッチングレギュレータ。
  5. 更に、前記リファレンス電圧を供給する定電圧源と前記Gmアンプとの間に接続されて、オフセット電圧を供給する定電圧源とを含み、
    前記Gmアンプは、前記オフセット電圧を含む前記エラーアンプの入力電圧と前記リファレンス電圧との差に応じた前記補正電流を出力する請求項4記載のスイッチングレギュレータ。
  6. 更に、前記Gmアンプの入力と出力との間に複数の半導体素子が接続され、
    前記複数の半導体素子により閉ループが形成され、当該閉ループ内において、時計まわり方向の前記各半導体素子の数と、反時計まわり方向の前記各半導体素子の数が同数である場合、時計まわり方向の前記各半導体素子による電流密度の積と反時計まわり方向の前記各半導体素子による電流密度の積とが等しくなるように、前記複数の半導体素子が接続されることを特徴とする請求項4記載のスイッチングレギュレータ。
  7. 前記補正部は、第1及び第2の抵抗と、前記第1及び第2の抵抗の帰還抵抗比を変えるスイッチング回路とを含み、
    前記スイッチング回路は前記帰還抵抗比を変化させることで、前記エラーアンプの入力電圧を前記所定値以下に低下させることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  8. 更に、一定周期の前記出力電圧を供給する第1のモード、又は前記第1のモードに休止期間を含む第2のモードを指示する外部制御信号を入力する入力端子を備え、
    前記補正部は、前記スイッチングレギュレータが前記第2のモードで前記休止期間のときに、前記第1のモードを指示する前記外部制御信号が入力されたとき、前記前記エラーアンプの入力電圧を前記所定値以下に低下させることを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  9. 前記補正部は、前記スイッチングレギュレータが前記第2のモードにおける前記休止期間から前記第1のモードになったとき、前記エラーアンプの前記入力電圧に対する前記補正を停止することを特徴とする請求項8記載のスイッチングレギュレータ。
  10. 更に、前記第2のスイッチング素子に流れる逆流電流を検知する逆流検知コンパレータとを備え、
    前記ロジック部は、前記第2のモードにおける前記休止期間から前記第1のモードになったときから所定期間経過するまでに、前記逆流検知コンパレータから前記逆流を検知した信号が入力されたとき、前記第2のスイッチング素子をオフにすることを特徴とする付記9記載のスイッチングレギュレータ。
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