JP5692948B2 - マイクロカプセル調製物およびマイクロカプセルを含有する洗剤および洗浄剤 - Google Patents

マイクロカプセル調製物およびマイクロカプセルを含有する洗剤および洗浄剤 Download PDF

Info

Publication number
JP5692948B2
JP5692948B2 JP2001550347A JP2001550347A JP5692948B2 JP 5692948 B2 JP5692948 B2 JP 5692948B2 JP 2001550347 A JP2001550347 A JP 2001550347A JP 2001550347 A JP2001550347 A JP 2001550347A JP 5692948 B2 JP5692948 B2 JP 5692948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weight
microcapsule
hydrophobic material
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001550347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003524689A5 (ja
JP2003524689A (ja
Inventor
エッケハルト ヤーンス
ヤーンス エッケハルト
ベック ディーター
ベック ディーター
ヴェルナー ベルトレフ
ベルトレフ ヴェルナー
ペーター ノイマン
ノイマン ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2003524689A publication Critical patent/JP2003524689A/ja
Publication of JP2003524689A5 publication Critical patent/JP2003524689A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5692948B2 publication Critical patent/JP5692948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0039Coated compositions or coated components in the compositions, (micro)capsules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3703Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3757(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/50Perfumes
    • C11D3/502Protected perfumes
    • C11D3/505Protected perfumes encapsulated or adsorbed on a carrier, e.g. zeolite or clay

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

本発明は、マイクロカプセル調製物ならびにマクロカプセルを含有する洗剤組成物および洗浄剤組成物に関し、この場合、マイクロカプセルはそのコア中に芳香物質または香料を含有している。
多くの洗剤および洗浄剤組成物は、組成物自体または該組成物を用いて処理したテキスタイルまたは表面に快適な香りを付与するために、芳香物質または香料を含有している。芳香物質または香料とは、程度の差はあるものの種々の化学薬品または酸化に対して敏感な、共役二重結合を複数有する化合物である。従って洗剤または洗浄剤のその他の含有物質、たとえば界面活性剤または漂白剤との不所望の相互作用につながり、このことによって香料は分解する、かつ/または香りのノートが変化することがある。もう1つの問題は、芳香物質または香料の揮発性が高い場合があることであり、このことは、洗剤または洗浄剤に本来添加されていた香料の量の大部分がすでに適用時前に揮発してしまうことにつながる。前記の問題を克服するためにすでに芳香物質または香料をマイクロカプセルに封入した形で洗剤または洗浄剤に混合することが提案されている。
たとえばUS5,188,753は、表面活性物質以外に、ポリエチレン、ポリアミド、ポリスチレンなどからなる固体のコア中に分散した香料を含有する香料粒子を含有している洗浄剤組成物を開示しており、この場合、粒子はたとえば尿素ホルムアルデヒド樹脂からなる壊れやすいシェルのカプセル中に封入されている。該カプセルは機械的な作用の際に破壊され、かつその際に内包されていた香料を放出する。
EP−A−0457154は、モノマーの重合により得られるマイクロカプセルを記載しており、これは溶剤およびラジカル開始剤と共に安定した水中油型エマルションの分散相として存在しており、その際、重合は温度の上昇により誘発される。
EP−A−0026914は、メラミン−ホルムアルデヒド−初期縮合物および/またはそのC〜C−アルキルエーテルを、カプセルコアを形成する材料がその中に分散している水中で縮合することによりマイクロカプセルを製造する方法を記載している。
DE19932144.2は、そのコア中に芳香物質または香料を含有しており、かつそのポリマーシェルをpH値の変更により不安定にすることができるマイクロカプセルの調製物、ならびにマイクロカプセルを含有する洗剤および洗浄剤に関する。
EP−0839902から、漂白助剤を含有するマイクロカプセルが公知である。
本発明の根底には、芳香物質または香料を含有するマイクロカプセル調製物またはこのようなマイクロカプセルを含有する洗剤または洗浄剤を提供するという課題が存在し、この場合、カプセルシェルの機械的安定性は、洗濯もしくは洗浄の過程において、または処理したテキスタイルもしくは表面を取り扱うときにマイクロカプセルが壊れて、その内容物が放出されるように選択する。
ところでこの課題は、そのカプセルシェルがアクリルモノマーの重合により、またはメラミン−ホルムアルデヒド−初期縮合物および/またはそのC〜C−アルキルエーテルの、酸により誘導される縮合により得られる、芳香物質または香料を含有するマイクロカプセルにより解決されることが判明した。
従って本発明は、少なくとも1種の芳香物質もしくは香料を含有する疎水性材料からなるコア、および
i)アクリル酸および/またはメタクリル酸のC〜C24−アルキルエステル1種以上30〜100質量%、
二官能性もしくは多官能性モノマー0〜70質量%、
その他のモノマー0〜40質量%
を含有するエチレン系不飽和モノマーのラジカル重合;または
ii)メラミン−ホルムアルデヒド−初期縮合物および/またはそのC〜C−アルキルエーテルの、酸により誘導される縮合
により得られるカプセルシェルを有するマイクロカプセルを含有するマイクロカプセル調製物に関する。
マイクロカプセルの平均粒径は有利には1〜100μm、特に3〜50μmである。マイクロカプセルの直径に対する壁厚の比率は有利には0.005〜0.1、特に0.01〜0.05の範囲である。
本発明の対象はさらに、前記のマイクロカプセル調製物を含有する、テキスタイルのための洗剤組成物およびテキスタイル以外の表面、皮膚または毛髪のための洗浄剤組成物である。
芳香物質または香料とは、所望の嗅覚特性を有し、かつ実質的に毒性でない全ての有機物質と理解する。これには通常洗剤もしくは洗浄剤組成物中で、または香水中で使用される全ての芳香物質または香料が挙げられる。天然、半合成もしくは合成に由来する化合物であってもよい。有利な芳香物質または香料は、炭化水素、アルデヒドまたはエステルの物質クラスに分類することができる。芳香物質または香料には、成分の複雑な混合物を含有していてもよい天然の抽出物および/またはエッセンス、たとえばオレンジオイル、レモンオイル、ローズエキストラクト、ラベンダー、ムスク、パチュリ、バルサムエッセンス、サンダルウッドオイル、パインオイルおよびシダーオイルもまた挙げられる。
合成および半合成の芳香物質または香料の、非限定的な例は次のものである:7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチル−ナフタリン、α−イオノン、β−イオノン、γ−イオノン、α−イソメチルイオノン、メチルセドリロン(methylcedrylone)、メチルジヒドロジャスモネート、メチル−1,6,10−トリメチル−2,5,9−シクロドデカトリエン−1−イル−ケトン、7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチル−テトラリン、4−アセチル−6−t−ブチル−1,1−ジメチル−インダン、ヒドロキシフェニルブタノン、ベンゾフェノン、メチル−β−ナフチル−ケトン、6−アセチル−1,1,2,3,3,5−ヘキサメチル−インダン、5−アセチル−3−イソプロピル−1,1,2,6−テトラメチル−インダン、1−ドデカナール、4−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルボキシアルデヒド、7−ヒドロキシ−3,7−ジメチルオクタナール、10−ウンデセン−1−アール、イソ−ヘキセニル−シクロヘキシル−カルボキシアルデヒド、ホルミル−トリシクロデカン、ヒドロキシシトロネラールとメチルアントラニレートとの縮合生成物、ヒドロキシシトロネラールとインドールとの縮合生成物、フェニル−アセトアルデヒドとインドールとの縮合生成物、2−メチル−3−(パラ−t−ブチルフェニル)−プロピオンアルデヒド、エチルバニリン、ヘリオトロピン、ヘキシルシンナムアルデヒド、アミルシンナムアルデヒド、2−メチル−2−(−イソ−プロピルフェニル)−プロピオンアルデヒド、クマリン、デカラクトン−γ、シクロペンタデカノリド、16−ヒドロキシ−9−ヘキサデセン酸−ラクトン、1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ−γ−ベンゾピラン、β−ナフトール−メチルエーテル、アンブロキサン、ドデカヒドロ−3a,6,6,9a,テトラメチル−ナフト[2,1b]フラン、セドロール、5−(2,2,3−トリメチルシクロペント−3−エニル)−3−メチルペンタン−1−オール、2−エチル−4−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール、カリオフィレン(caryophyllene)アルコール、トリシクロデセニルプロピオネート、トリシクロデセニルアセテート、ベンジルサリチレート、セドリルアセテートおよびt−ブチル−シクロヘキシルアセテート。
次のものが特に有利である:ヘキシルシンナムアルデヒド、2−メチル−3−(−t−ブチルフェニル)−プロピオンアルデヒド、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチル−ナフタリン、ベンジルサリチレート、7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチル−テトラリン、パラ−t−ブチル−シクロヘキシル−アセテート、メチル−ジヒドロ−ジャスモネート、β−ナフトール−メチルエーテル、メチル−β−ナフチルケトン、2−メチル−2−(パラ−イソ−プロピルフェニル)−プロピオンアルデヒド、1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチル−シクロペンタ−γ−2−ベンゾピラン、ドデカヒドロ−3a,6,6,9a−テトラメチルナフト[2,1b]フラン、アニスアルデヒド、クマリン、セドロール、バニリン、シクロペンタデカノリド、トリシクロデセニルアセテートおよびトリシクロデセニルプロピオネート。
その他の芳香物質は、数多くの源からのエーテル油、レジノイドおよび樹脂、たとえばペルーバルサム、オリバナムレジノイド、スチラックス、ラダナム樹脂、マスカット、カッシア油、ベンゾイン樹脂、コリアンダーおよびラバンジンである。その他の適切な芳香物質は次のものである:フェニルエチルアルコール、テルピネオール、リナロール、リナリルアセテート、ゲラニオール、ネロール、2−(1,1−ジメチルエチル)−シクロヘキサノールアセテート、ベンジルアセテートおよびオイゲノール。
芳香物質または香料は純粋な物質として、または相互の混合物として使用することができる。芳香物質または香料は、単独の疎水性材料としてマイクロカプセルのコアを形成することができる。あるいはマイクロカプセルは芳香物質または香料以外に、その中に芳香物質または香料が溶解しているか、または分散している別の疎水性材料を含有していてもよい。たとえば室温で固体の芳香物質または香料を使用する場合、室温で液状の疎水性材料を溶剤または分散剤として使用することが有利である。同様にこれらの芳香物質または香料の疎水性を向上するために、これらに別の疎水性材料を添加することもできる。
芳香物質または香料以外にコア材料として使用することができる疎水性材料には、あらゆる種類の油、たとえば植物油、動物油、鉱油、パラフィン、クロロパラフィン、フッ化炭化水素およびその他の合成油が挙げられる。一般的な例は、サンフラワー油、ナタネ油、オリーブ油、ピーナッツ油、ダイズ油、ケロシン、ベンゼン、トルエン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、クロロホルム、四塩化炭素、塩素化ジフェニルおよびシリコーン油である。沸点の高い疎水性材料、たとえばジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジイソヘキシルフタレート、ジオクチルフタレート、アルキルナフタリン、ドデシルベンゼン、テルフェニルおよび部分的に水素化されたテルフェニルを使用することもできる。
芳香物質または香料を含有する、またはこれらからなる疎水性材料は、その融点と水の沸点との間の温度で水中で乳化することができるように選択する。
有利には芳香物質または香料または芳香物質もしくは香料の混合物は、疎水性コア材料の1〜100質量%、特に20〜100質量%である。疎水性材料は有利には20℃で液状である。
本発明の実施態様では、本発明によるマイクロカプセル調製物中のマイクロカプセルのカプセルシェルを、エチレン系不飽和モノマーの重合により製造する。カプセルシェルは、アクリル酸および/またはメタクリル酸のC〜C24−アルキルエステル、有利にはC〜C−アルキルエステル1種以上を(それぞれモノマーの全質量に対して)30〜100質量%、有利には30〜95質量%を重合することによって製造する。これはたとえばメチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソ−プロピルアクリレート、イソ−プロピルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、イソ−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソ−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、オクチルアクリレート、オクチルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、ステアリルアクリレートおよび/またはパルミチルアクリレートである。
カプセルシェルの0〜70質量%、有利には5〜40質量%は、二官能性もしくは多官能性のモノマー、つまりジエチレン系もしくはポリエチレン系不飽和化合物から形成される。これはたとえば2価のC〜C24−アルコールから誘導されるアクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、たとえばエチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレートおよび1,6−ヘキサンジオールジメタクリレートならびにジビニルベンゼン、メタリルメタクリルアミド、アリルメタクリレート、アリルアクリレート、メチレンビスアクリルアミド、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリトリットアリルエーテル、ペタエリトリツトテトラアクリレートおよびぺタエリトリットテトラメタクリレートである。
カプセルシェルの0〜40質量%、有利には0〜30質量%は、その他のモノマーから構成されていてもよい。これには特にビニル芳香族化合物、たとえばスチレンおよびα−メチルスチレン、ビニルピリジン、C〜C20−カルボン酸のビニルエステル、たとえばビニルアセテート、ビニルプロピオネート;メタクリルニトリル、メタクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノメタクリレート、ビニルシクロヘキサン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、2−ヒドロキシプロピルアクリレートおよび2−ヒドロキシプロピルメタクリレートが挙げられる。
カプセルシェルの構成には、有利には実質的にアニオン系モノマー、たとえばアクリル酸またはメタクリル酸、および実質的にカチオン系モノマー、たとえばアミノアルキル(メタ)アクリレートまたはアミノアルキル(メタ)アクリルアミドが関与しない。さらにカプセルシェルの構成には、有利には実質的に、その不飽和の箇所が連続した化学結合を介して結合しており、そのうち少なくとも1つの結合が酸性もしくは塩基性に加水分解可能であるポリエチレン系不飽和モノマーが関与しない。
マイクロカプセルはカプセルシェルを構成するモノマーまたはモノマー混合物を、安定した水中油型エマルションの油相中で重合することにより得られ、その際、油相は、少なくとも1種の芳香物質または香料を含有する上記の疎水性材料からなる。この製造方法は自体公知であり、たとえばEP−A−0457154に記載されている。
マイクロカプセルのコアは水中で乳化可能な疎水性の材料から形成される。疎水性材料は、同時にカプセルシェルを重合により製造する際に使用されるモノマー混合物のための溶剤または分散剤として役立つ。次いで重合を安定した水中油型エマルションの油相中で実施する。このエマルションは、たとえばまずモノマーおよび重合開始剤ならびに場合により重合調節剤を疎水性材料中で溶解し、かつこうして得られた溶液を水性媒体中で乳化剤および/または保護コロイドと共に乳化することにより得られる。しかしまず疎水性の相またはその成分を水相中で乳化し、かつ次いで乳化のためにモノマーまたは重合開始剤ならびに場合によりさらに併用すべき助剤、たとえば保護コロイドまたは重合調節剤を添加することができる。その他の変法の場合、疎水性材料およびモノマーを水中で乳化し、かつ引き続きさらになお重合開始剤を添加する。疎水性材料はエマルション中でできる限り完全にマイクロカプセルに封入されているべきなので、有利には水中でのその溶解度が限定されている疎水性材料のみを使用する。溶解度は有利には5質量%を越えるべきではない。疎水性材料を水中油型エマルションの油相中に完全に封入するために、モノマーを疎水性材料中でのその溶解度に相応して選択することが有利である。モノマーが油中で実質的に溶解している間に、ここから重合の際に個々の油滴中でオリゴマーおよびポリマーが生じ、これらは水中油型エマルションの油相中にも水相中にも可溶でなく、かつ油滴と水相との間の界面において移動する。ここでこれらはさらなる重合の過程で、壁材料を形成し、これは最終的にマイクロカプセルのコアとしての疎水性材料を取り巻く。
安定した水中油型エマルションの形成のために、通例、保護コロイドおよび/または乳化剤を使用する。適切な保護コロイドはたとえばセルロース誘導体、たとえばヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびメチルセルロース、ポリビニルピロリドンおよびN−ビニルピロリドンのコポリマー、ポリビニルアルコールおよび部分的に加水分解したポリビニルアセテートである。その他に、ゼラチン、アラビアゴム、キサンタンゴム、アルギン酸塩、ペクチン、分解したデンプンおよびカゼインを使用することができる。有利にはイオン性の保護コロイドを使用する。イオン性の保護コロイドとして、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸とメタクリル酸とのコポリマー、スルホン酸基を有し、スルホエチルアクリレート、スルホエチルメタクリレートまたはスルホプロピルメタクリレートの含分を有する水溶性のポリマー、ならびにN−(スルホエチル)−マレイミド、2−アクリルアミド−2−アルキルスルホン酸、スチレンスルホン酸およびホルムアルデヒドならびにフェノールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物が挙げられる。保護コロイドは一般にエマルションの水相に対して0.1〜10質量%の量で添加する。イオン性の保護コロイドとして使用されるポリマーは、有利には500〜1000000、好ましくは1000〜500000の平均分子量を有する。
重合は通例、ラジカル形成重合開始剤の存在下に行う。このために全ての通例のペルオキソ化合物およびアゾ化合物を、通例の使用量で、たとえば重合すべきモノマーの質量に対して0.1〜5質量%の量で使用することができる。油相中またはモノマー中で可溶性の重合開始剤が有利である。このための例は、t−ブチルペルオキシネオデカノエート、t−ブトキシペルオキシピバレート、t−アミルペルオキシピバレート、ジラウロイルペルオキシド、t−アミルペルオキシ−2−エチルヘキサノエートなどである。
水中油型エマルションの重合は、通常、20〜100℃、有利には40〜90℃で実施する。通常、重合は常圧で実施するが、しかし減圧下もしくは高めた圧力の下、たとえば0.5〜20バールの範囲でも実施することができる。有利には水、保護コロイドおよび/または乳化剤、疎水性材料、重合開始剤およびモノマーからなる混合物を速い速度で運転される分散装置を用いて疎水性材料の所望の粒径が得られるまで乳化し、かつ安定したエマルションを撹拌下で重合開始剤の分解温度になるまで加熱する。この場合、重合の速度は温度および重合開始剤の量を選択することにより公知の方法で制御することができる。重合温度に達した後で、重合を有利にはさらに、たとえば2〜6時間継続し、モノマーの反応を完了する。
重合の間に重合反応混合物の温度を連続的または周期的に高める作業方法は特に有利である。これは温度を上昇させるプログラムを用いて行う。全重合時間はこの目的のために2つ以上の期間に分けることができる。第一の重合期間は、重合開始剤の緩慢な分解により特徴付けられる。第二の重合期間および場合によりその後の重合期間に、反応混合物の温度を上昇させて、重合開始剤の分解を促進する。温度は1工程もしくは複数の工程で、または連続して直線的もしくは非直線的に高めることができる。重合の開始と終了の間の温度差は50℃までであってもよい。一般にこの差は3〜40℃、有利には3〜30℃である。
あるいはまた、本発明によるマイクロカプセル調製物中に含有されているマイクロカプセルのカプセルシェルは、カプセルコアを形成する疎水性材料がその中に分散している水中で、保護コロイドの存在下に、酸により誘導されるメラミン−ホルムアルデヒド−初期縮合物および/またはそのC〜C−アルキルエーテルの縮合により製造することができる。このような方法は自体公知であり、たとえばEP−A−0026914に記載されている。この場合、一般に、疎水性材料を、有利にはpH3〜6.5を有する保護コロイドの水溶液中で微細な滴に乳化させて実施する。装入したエマルションに、混合下でメラミン−ホルムアルデヒド−初期縮合物および/またはそのC〜C−アルキルエーテルの水溶液を添加する。20〜100℃の範囲、有利には約60℃の温度でマイクロカプセルが形成される。添加の終了後、縮合を最後まで実施する。あるいはカプセルを20〜50℃の温度で、有利には約35℃で前調製し、かつ引き続き温度を高めてカプセル壁を硬化させる。カプセル壁の硬化のために、少なくとも50℃、有利には75〜95℃の温度に加熱する。
保護コロイドとして特にスルホン酸基を有するポリマーが適切である。有利にはこれはフィケンチャーによるK値100〜170または489s-1で200〜5000mPa・s(20質量%の水溶液中、pH4.0〜7.0で温度25℃にて測定)の粘度を有する。有利にはK値115〜160を有するポリマーまたはその粘度が400〜4000mPas・sであるものを使用する。
水溶性のスルホン酸基を有するポリマーとしてたとえばスルホエチル(メタ)アクリレート、スルホプロピル(メタ)アクリレート、マレインイミド−N−エタンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のポリマーが考えられる。2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のポリマーが有利である。ポリマーは遊離酸の形で存在するか、または有利にはアルカリ金属塩、特にナトリウム塩の形で存在する。スルホン酸基を有するポリマーとして、前記のモノマーのホモポリマーの他に、前記のスルホン酸基を有するモノマー以外にC〜C−アルキルアクリレート、ヒドロキシ−C〜C−アルキルアクリレート、たとえばメチル−、エチル−、プロピル−アクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレートおよび/またはN−ビニルピロリドンを含有するコポリマーが考えられる。アクリレートの場合、コポリマー中のその割合は最大で30質量%である。ヒドロキシアルキルアクリレートの場合、その割合はコモノマーの全量に対して10質量%よりも多くないほうがよい。N−ビニルピロリドンとのコポリマーの場合、スルホン酸基を有するモノマーの割合は、少なくとも5質量%、有利には少なくとも30質量%である。スルホン酸基を有するホモポリマーおよびコポリマーは、公知の方法により製造することができる。
保護コロイドの使用量は通常、水相に対して1〜5.5質量%、有利には1.5〜4.5質量%である。
カプセルシェルのための原料として、メラミン対ホルムアルデヒドのモル比が1:1.5〜1:6、有利には1:3〜1:6のメラミン−ホルムアルデヒド−初期縮合物および/またはそのC〜C−アルキルエーテル、特にメチルエーテルが適切である。メラミン:ホルムアルデヒド:メタノールのモル比1:3.0:2.0〜1:6.0:4.0、特に1:3.5:2.2〜1:4.5:2.8を有するメチルエーテル−初期縮合物は特に有利である。それぞれの比率で使用される初期縮合物が水と混和可能であり、濁りを生じない場合に有利である。
初期縮合物の縮合は一般にpH値3.0〜6.5、有利には3.5〜5.5で行う。水相のpH値は酸、有利にはギ酸を使用して調整することができる。
疎水性材料の分散は公知の方法により、たとえばホモジナイザーまたは分散装置により行い、その際、これらの装置は強制循環装置を備えていても備えていなくてもよい。カプセルの大きさは分散装置またはホモジナイザーの回転数により、および/または保護コロイドの濃度により制御することができる。この場合、回転数の上昇と共に分散した粒子の大きさは低減する。通例、水相の粘度の上昇と共に、またはコア材料の粘度の低下と共に、液滴の大きさひいてはカプセルの大きさは低減する。
分散装置をカプセル形成の開始時点で使用することが重要である。強制循環を有し、連続的に作業する装置の場合、エマルションを複数回、剪断帯域に送ることが有利である。分散した液滴が壁材料によって包囲されている場合、カプセルの硬化を有利には標準的な撹拌装置、たとえば錨形撹拌機、プロペラ撹拌機または羽根形撹拌機により攪拌しながら行う。さもないと、剪断帯域中のカプセルが高い剪断エネルギーに基づいて割れ、かつ初期縮合物の縮合がすでに進行しているために、穴をもはや閉鎖することができないという危険が生じる。カプセル形成およびカプセルの大きさは、光学顕微鏡によって容易に制御することができる。まだカプセルに封入されていない油滴はスライドガラス上のカバーガラスの下で迅速に混ざり合う。滴が安定している場合、すでに固定した壁が滴の周囲で分離している。個別の事例のために最適な条件、たとえば温度、pH、撹拌機および初期縮合物の供給速度は、日常試験に基づいて容易に確認することができる。
前記の方法により得られたカプセルは、なお残留している遊離ホルムアルデヒドを含有していてもよい。ホルムアルデヒドの残留含分は、適切なホルムアルデヒド捕捉剤、たとえばエチレン尿素および/またはメラミンの添加により結合することができる。有利にはホルムアルデヒド除去を直接縮合(硬化)に引き続き実施する。
前記の方法により得られたマイクロカプセル分散液を引き続き通例の方法で噴霧乾燥することができる。噴霧乾燥したマイクロカプセルの再分散を容易にするために、分散液を噴霧乾燥する前に場合により付加的な量の乳化剤および/または保護コロイドを添加してもよい。適切な乳化剤もしくは保護コロイドは、前記でマイクロカプセル分散液の製造に関連してあげたものである。一般に水性のマイクロカプセル分散液を、並流または向流、有利には並流で、スプレー霧により案内される温風流中で噴霧する。温風流の入口温度は通常、100〜200℃、有利には120〜160℃の範囲であり、空気流の出口温度は一般に30〜90℃、有利には60〜80℃の範囲である。水性のマイクロカプセル分散液の噴霧はたとえば1物質ノズルまたは多物質ノズルにより、または回転する円板により行うことができる。噴霧乾燥したマイクロカプセル調製物の分離は通常、サイクロンまたはフィルター分離器を使用して行う。液状または噴霧乾燥したマイクロカプセル調製物は洗剤または洗浄剤の調製のために使用することができる。
本発明による洗剤または洗浄剤は、液状または固体の形で存在していてもよい。これらは本発明によるマイクロカプセル調製物以外に、通常、別の通常の成分を含有している。テキスタイル用の洗剤の通常の成分には、特に漂白剤、漂白活性剤、ビルダー、つまり無機ビルダーおよび/または有機補助ビルダー、界面活性剤、特にアニオン性および/または非イオン性界面活性剤が挙げられる。その他の助剤および添加剤は増量剤、錯化剤、燐酸塩、着色剤、腐食防止剤、再汚染防止剤および/または防汚ポリマー、色移り防止剤、漂白触媒、過酸化物安定剤、電解質、蛍光増白剤、酵素、カプセル化されていない香油、制泡剤および活性化物質である。適切な助剤の選択は当業者の専門知識の範囲である。洗剤には、主としてテキスタイル後処理剤、たとえば柔軟剤ならびに湿った洗濯物と一緒に乾燥機に入れる含浸したフリースおよび洗濯の際に洗剤とは別々に添加する添加剤が挙げられる。
無機ビルダー物質として、全ての通例の無機ビルダー、たとえばアルミノケイ酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩および燐酸塩が適切である。
適切な無機ビルダーは、たとえばイオン交換特性を有するアルミノケイ酸塩、たとえばゼオライトである。種々のタイプのゼオライトが適切であり、特にNa形またはNaが部分的にその他のカチオン、たとえばLi、K、Ca、Mgまたはアンモニウムにより交換されているゼオライトA、X、B、P、MAPおよびHSが適切である。適切なゼオライトはたとえばEP−A−0038591、EP−A0021491、EP−A0087035、US4,604,224、GB−A2013259、EP−A0522726、EP−A0384070およびWO−A−94/24251に記載されている。
その他の適切な無機ビルダーは、たとえば非晶質もしくは結晶質のケイ酸塩、たとえば非晶質の二ケイ酸塩、結晶質の二ケイ酸塩、たとえば層状ケイ酸塩SKS−6(ヘキスト社製)である。ケイ酸塩はそのアルカリ塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩の形で使用することができる。有利にはケイ酸Na、ケイ酸Liおよびケイ酸Mgを使用する。
適切な無機界面活性剤はたとえば8〜22個、有利には10〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコールの脂肪アルコールスルフェート、たとえばC〜C11−アルコールスルフェート、C12〜C13−アルコールスルフェート、セチルスルフェート、ミリスチルスルフェート、パルミチルスルフェート、ステアリルスルフェートおよび獣脂アルコールスルフェートである。
その他の適切なアニオン性界面活性剤は硫酸化したエトキシル化C〜C22−アルコール(アルキルエーテルスルフェート)もしくはその可溶性の塩である。この種の化合物はたとえば、まずC〜C22−アルコール、有利にはC10〜C18−アルコール、たとえば脂肪アルコールをアルコキシル化し、かつアルコキシル化生成物を引き続き硫酸化することにより製造される。アルコキシル化のために有利にはエチレンオキシドを使用し、その際、脂肪アルコール1モルあたり、エチレンオキシドを2〜50モル、有利には3〜20モル使用する。しかしアルコールのアルコキシル化はプロピレンオキシド単独および場合によりブチレンオキシドを用いて実施することもできる。さらに、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドおよびブチレンオキシドを含有するアルコキシル化C〜C22−アルコールが適切である。アルコキシル化C−またはC22までのアルコールはエチレンオキシド単位、プロピレンオキシド単位およびブチレンオキシド単位をブロックの形で、またはランダムに分布した形で含有していてもよい。
その他の適切なアニオン性界面活性剤は、アルカンスルホネート、たとえばC〜C24−、有利にはC10〜C18−アルカンスルホネートならびにセッケン、たとえばC〜C24−カルボン酸の塩である。
その他の適切なアニオン性界面活性剤はC〜C20の直鎖状アルキルベンゼンスルホネート(LAS)である。
アニオン性界面活性剤は有利には塩の形で洗剤に添加する。これらの塩の形の適切なカチオンはアルカリ金属塩、たとえばナトリウム、カリウムおよびリチウムならびにアンモニウム塩、たとえばヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩およびトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩である。
非イオン性界面活性剤として、たとえばアルコキシル化されたC〜C22−アルコール、たとえば脂肪アルコールアルコキシレートまたはオキシアルコールアルコキシレートが適切である。アルコキシル化はエチレンオキシド、プロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシドを用いて実施することができる。この場合、界面活性剤として、前記のアルキレンオキシドの分子少なくとも2つが付加されて含有されている全てのアルコキシル化アルコールを使用することができる。この場合もまた、エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシドのブロックポリマーまたは前記のアルキレンオキシドがランダムに分布して含有されている付加生成物が考えられる。アルコール1モルあたり、少なくとも1種のアルキレンオキシドを2〜50モル、有利には3〜20モル使用する。有利にはアルキレンオキシドとしてエチレンオキシドを使用する。アルコールは有利には10〜18個の炭素原子を有する。
適切な非イオン性界面活性剤のもう1つのクラスは、C〜C14−アルキル鎖および5〜30モルのエチレンオキシド単位を有するアルキルフェノールエトキシレートである。
非イオン性界面活性剤のもう1つのクラスは、8〜22個、有利には10〜18個の炭素原子をアルキル鎖中に有するアルキルポリグルコシドである。これらの化合物は多くの場合、1〜20、有利には1.1〜5のグルコシド単位を有する。もう1つのクラスの非イオン性界面活性剤はN−アルキルグルカミドである。
有利には3〜12モルのエチレンオキシドを有する本発明による洗剤は非イオン性界面活性剤としてエトキシル化されたC10〜C16−アルコール、特に有利にはエトキシル化脂肪アルコールを含有する。
有機補助ビルダーとして適切な低分子ポリカルボキシレートはたとえば次のものである:
〜C20−ジカルボン酸、C〜C20−トリカルボン酸およびC〜C20−テトラカルボン酸、たとえば、コハク酸、プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸およびC〜C16−アルキル基もしくは−アルキレン基を有するアルキル−およびアルキレンコハク酸;
〜C20−ヒドロキシカルボン酸、たとえばリンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グルタル酸、クエン酸、ラクトビオン酸およびサッカロースモノカルボン酸、−ジカルボン酸および−トリカルボン酸;
アミノポリカルボキシレート、たとえばニトリロ三酢酸、メチルグリシン二酢酸、アラニン二酢酸、エチレンジアミン四酢酸およびセリン二酢酸;
リン酸の塩、たとえばヒドロキシエタンジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホネート)およびジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスフェート);
有機補助ビルダーとして適切なオリゴマーもしくはポリマーのポリカルボキシレートはたとえば次のものである:
オリゴマレイン酸、たとえばEP−A0451508およびEP−A0396303に記載のもの;
不飽和C〜C−ジカルボン酸のコポリマーおよびターポリマー、その際、コモノマーとして
群(i)からのものを95質量%までの量、
群(ii)からのものを60質量%までの量、
群(iii)からのものを20質量%までの量
からなるモノエチレン性不飽和モノマーを共重合して含有していてもよい。
不飽和C〜C−ジカルボン酸としてこの場合、たとえばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸およびシトラコン酸が適切である。マレイシ酸が有利である。
群(i)は、モノエチレン系不飽和C〜C−モノカルボン酸、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸およびビニル酢酸を含む。有利には群(i)からアクリル酸およびメタクリル酸を使用する。
群(ii)は、モノエチレン系不飽和C〜C22−オレフィン、C〜C−アルキル基を有するビニルアルキルエーテル、スチレン、C〜C−カルボン酸のビニルエステル、(メタ)アクリルアミドおよびビニルピロリドンを含む。有利には群(ii)からC〜C−オレフィン、C〜C−アルキル基を有するビニルアルキルエーテル、ビニルアセテートおよびビニルプロピオネートを使用する。
群(iii)は、C〜C−アルコールの(メタ)アクリルエステル、(メタ)アクリルニトリル、(メタ)アクリルアミド、C〜C−アミンの(メタ)アクリルアミド、N−ビニルホルムアミドおよびビニルイミダゾールを含む。
群(ii)のポリマーがビニルエステルを共重合して含有している場合、これは部分的もしくは完全にビニルアルコール−構造単位へと加水分解されて存在していてもよい。適切なコポリマーおよびターポリマーはたとえばUS3,887,806ならびにSE−A4313909から公知である。
ジカルボン酸のコポリマーとして有利には次のものが有機補助ビルダーとして適切である:
質量比10:90〜95:5のマレイン酸とアクリル酸とのコポリマー、特に有利には質量比30:70〜90:10で分子量10000〜150000を有するもの;
質量比10(マレイン酸):90(アクリル酸+ビニルエステル)〜95(マレイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)のマレイン酸、アクリル酸およびC〜C−カルボン酸のビニルエステルからなるターポリマー、その際、アクリル酸対ビニルエステルの質量比は20:80〜80:20の範囲で変化することができ、かつ特に有利には、
質量比20(マレイン酸):80(アクリル酸+ビニルエステル)〜90(マレイン酸):10(アクリル酸+ビニルエステル)のマレイン酸、アクリル酸およびビニルアセテートからなるターポリマー、その際、アクリル酸対ビニルエステルの質量比は30:70〜70:30の範囲で変化することができる;
モル比40:60〜80:20のC〜C−オレフィンを有するマレイン酸のコポリマー、その際、モル比50:50でのマレイン酸と、エチレン、プロピレンもしくはイソブタンとのコポリマーが特に有利である。
不飽和カルボン酸を低分子量の炭水化物または水素化した炭水化物にグラフトしたグラフトポリマーは同様に有機補助ビルダーとして適切であり、たとえばUS5,227,446、DE−A4415623、DE−A4313909を参照されたい。
この場合、適切な不飽和カルボン酸はたとえばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸およびビニル酢酸ならびにアクリル酸とマレイン酸との混合物であり、これらをグラフトすべき成分に対して40〜95質量%の量でグラフトする。
変性のために付加的に、別のモノエチレン系不飽和モノマーがグラフトすべき成分に対して30質量%まで共重合されて含有されていてもよい。適切な変性モノマーは群(ii)および(iii)の上記のモノマーである。
グラフトベースとして分解されたポリサッカリド、たとえば酸もしくは酵素により分解したデンプン、イヌリンまたはセルロース、還元(水素化もしくは水素化アミン化)して分解されたポリサッカリド、たとえばマンニット、ソルビット、アミノソルビットおよびグルカミンが適切であり、ならびにM=5000までの分子量を有するポリアルキレングリコール、たとえばポリエチレングリコール、エチレンオキシド/プロピレンオキシド−もしくはエチレンオキシド/ブチレンオキシド−ブロックコポリマー、ランダムなエチレンオキシド/プロピレンオキシド−もしくはエチレンオキシド/ブチレンオキシド−コポリマー、アルコキシル化された一塩基性もしくは多塩基性C〜C22−アルコールが適切であり、US4,746,456を参照されたい。
有利にはこれらの群からグラフトされ分解されたもしくは分解され還元されたデンプンおよびグラフトされたポリエチレンオキシドを使用し、その際、グラフト成分に対してモノマー20〜80質量%までをグラフト重合の際に使用する。グラフトのために有利には質量比90:10〜10:90のマレイン酸およびアクリル酸の混合物を使用する。
有機補助ビルダーとしてのポリグリオキシル酸はたとえばEP−B0001004、US5,399,286、DE−A4106355およびEP−A0656914に記載されている。ポリグリオキシル酸の末端基は異なった構造を有していてもよい。
有機補助ビルダーとしてのポリアミドカルボン酸および変性されたポリアミドジカルボン酸はたとえばEP−A0454126、EP−B0511037、WO−A94/01486およびEP−A0581452から公知である。
有機補助ビルダーとしてポリアスパラギン酸またはアスパラギン酸とその他のアミノ酸、C〜C25−モノカルボン酸もしくは−ジカルボン酸および/またはC〜C25−モノアミンもしくは−ジアミンとの共縮合物もまた適切である。特に有利にはリンを含有する酸を製造し、C〜C22−モノカルボン酸もしくは−ジカルボン酸により、またはC〜C22−モノアミンもしくは−ジアミンにより変性されたポリアスパラギン酸を使用する。
有機補助ビルダーとしてのクエン酸とヒドロキシカルボン酸またはポリヒドロキシ化合物との縮合生成物は、たとえばWO−A93/22362およびWO−A92/16493から公知である。このようなカルボキシル基含有の縮合物は通常、10000、有利には5000までの分子量を有する。
洗剤のための適切な防汚ポリマーおよび/または再汚染防止剤はたとえば次のものである:
エチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールを有するポリエチレンオキシドと芳香族ジカルボン酸または芳香族および脂肪族のジカルボン酸とからなるポリエステル;
片方の末端基がキャップされたポリエチレンオキシドと2価および/または多価のアルコールおよびジカルボン酸とからなるポリエステル。この種のポリエステルはたとえばUS3,557,039、GB−A1154730、EP−A0185427、EP−A0241984、EP−A0241985、EP−A0272033およびUS−A5,142,020から公知である。
その他の適切な防汚ポリマーはポリアルキレンオキシド上のビニルエステルおよび/またはアクリルエステルの両親媒性グラフトポリマーもしくはコポリマー(US4,746,456、US4,846,995、DE−A3711299、US4,904,408、US4,846,994およびUS4,849,126を参照のこと)または変性されたセルロース、たとえばメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロールまたはカルボキシメチルセルロースである。
色移り防止剤としてたとえば分子量15000〜100000を有するビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、ビニルオキサゾリドンおよび4−ビニルピリジン−N−オキシドのホモポリマーおよびコポリマーならびにこれらのモノマーをベースとする、架橋した微粒子状のポリマーを使用する。ここに挙げたこれらのポリマーの使用は公知であり、DE−B2232353、DE−A2814287、DE−A2814329およびDE−A4316023を参照されたい。
適切な酵素はプロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼならびにセルラーゼである。酵素系は単独の酵素に限定されていてもよいし、種々の酵素の組合せが含有されていてもよい。
本発明による香料および芳香物質を含有しているマイクロカプセルは、有利には粉末状もしくは顆粒状の洗剤ならびに洗剤タブレット中で使用する。この場合、古典的なヘビー・デューティー洗剤であってもよいし、濃縮洗剤もしくはコンパクト洗剤であってもよい。
香料および芳香物質をマイクロカプセル中に含有する典型的な本発明による粉末もしくは顆粒状の(ヘビー・デューティー)洗剤は、たとえば以下に記載する組成を有していてもよい:
少なくとも1種のアニオン性および/または非イオン性界面活性剤0.5〜50質量%、有利には5〜30質量%、その際、洗剤調製物中に有利にはLASが最大で8質量%、特に有利にはLASが最大で4質量%含有されている、
少なくとも1種の無機ビルダー0.5〜60質量%、有利には15〜40質量%、
少なくとも1種の有機補助ビルダー0〜20質量%、有利には0.5〜8質量%、
過ホウ酸塩または過炭酸塩0〜35質量%、有利には5〜30質量%、
本発明によるマイクロカプセル0.001〜2質量%、有利には0.01〜0.5質量%、
ポリマーの色移り防止剤0〜5質量%、有利には0〜2.5質量%、
プロテアーゼ0〜1.5質量%、有利には0.01〜1.0質量%、
その他の洗剤酵素0〜1.5質量%、有利には0.01〜1.0質量%、
防汚ポリマーおよび/または再汚染防止剤0〜1.5質量%、有利には0.2〜1.0質量%、
ここに通例の助剤および水を加えて100%とする。
本発明による洗剤は、300〜1200g/l、特に500〜950g/lの範囲で異なったかさ密度を有していてもよい。現代のコンパクト洗剤は通常、高いかさ密度を有しており、かつ顆粒状の構造を示す。
本発明による洗浄剤は、手洗いもしくは食器洗い機用の洗剤、シャンプー、入浴剤、テキスタイル以外の表面、たとえば金属、塗装した木材またはプラスチックからなる表面のためのオールパーパス洗浄剤、またはセラミック製品、たとえば磁器のための洗浄剤、フリース、カッヘルの形で存在していてもよい。本発明による洗浄剤はマクロカプセル調製物以外に、通例、界面活性剤、たとえばアニオン性もしくは非イオン性界面活性剤、可溶化剤、ポリマーの洗浄促進剤、着色剤、カプセルに封入されていない香料およびその他の通例の添加剤を含有する。このテーマに関する概要は、たとえばHAPPI、Juni 1988、第78頁(B. Milwidsky)に記載されている。
洗浄剤は液状、ペースト状、フォーム状または固体として調製されていてもよい。たとえば食器洗い機用の洗浄剤は多くの場合、粉末、顆粒またはタブレットとして調整される。粉末状の調製物は研磨組成物の場合にも見られる。
通常、洗剤は水性の濃縮液の形で市販され、これは希釈しないで、または希釈して適用する。
洗浄剤中で適用されるアニオン性界面活性剤の典型的な例は次のものである:アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、オレインスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、グリセリンエーテルスルホン酸塩、α−メチルエステルスルホン酸塩、スルホ脂肪酸、アルキルスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、グリセリンエーテルスルフェート、ヒドロキシ混合エーテルスルフェート、モノグリセリド−(エーテル)スルフェート、脂肪酸アミド−(エーテル)スルフェート、スルホスクシネート、スルホスクシンナメート、スルホトリグリセリド、アミドセッケン、エーテルカルボン酸、イソチオネート、サルコシネート、タウリド、アルキルオリゴグルコシドスルフェート、アルキル(エーテル)ホスフェート、ヒドロキシアルキルサルコシネート;
非イオン性界面活性剤の典型的な例は次のものである:脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪−およびオキソアルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエーテル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシドのブロックコポリマー。非イオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を有してる限り、これらは通例の、しかし有利には濃度の高い同族体分布を有していてもよい。
カチオン性界面活性剤の典型的な例は、第四級アンモニウム化合物および第四級ジ脂肪酸トリアルカノールアミンエステル(エステルコート(Esterquats))である。
両性もしくは両性イオン性の界面活性剤のための典型的な例は、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾリニウムベタインおよびスルホベタインである。
適切な界面活性剤に関する概要は、たとえばJ. Falbe(編)、"Surfactants in Consumer Products", Springer Verlag, Berlin 1987、第54〜124頁に記載されている。洗浄剤調製物のための界面活性剤として前記で洗剤のために記載した界面活性剤もまた考えられる。界面活性剤は活性物質の含分に対して2.5〜90質量%、有利には25〜75質量%の量で含有されている。通常、洗浄剤は活性物質含分2〜50質量%、有利には5〜25質量%を有する水溶液である。
ビルダー:本発明による洗浄剤のために、ビルダーとしてその全体にアルカリ性に反応する無機もしくは有機化合物、特に無機および/または有機錯化剤を使用し、これは有利にはそのアルカリ塩および/またはアミン塩の形で、および特にそのナトリウム塩および/またはカリウム塩の形で存在する。洗浄剤調製物中での適用のためには洗剤に関して前に記載した全てのビルダーおよび補助ビルダーが考えられる。ここでビルダーにはアルカリ金属水酸化物もまた挙げられる。
錯体を形成する無機ビルダーとしてポリリン酸塩以外にアルカリ金属のゼオライト、重炭酸塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩またはオルトリン酸塩が適切である。
アミノポリカルボン酸のタイプの有機錯化剤には、特にニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン酢酸およびポリアルキレンポリアミン−N−ポリカルボン酸が属する。ジホスホン酸およびポリホスホン酸の例として次のものが挙げられる:メチレンジホスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、プロパン−1,2,3−トリホスファン酸、ブタン−1,2,3,4−テトラホスファン酸、ポリビニルホスホン酸、ビニルホスホン酸とアクリル酸とからなる混合ポリマー、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、ホスホノコハク酸、1−アミノエタン−1,2−ジホスホン酸、アミノトリ−(メチレンホスホン酸)、メチルアミノ−もしくはエチルアミノ−ジ−(メチレンホスホン酸)ならびにエチレンジアミンテトラ−(メチレンホスホン酸)。
ビルダーとしてのN−もしくはP−不含のポリカルボン酸またはその塩のための例として、種々のカルボキシル基含有化合物が提案されるが、これらに限定されない。このポリカルボン酸の多数はカルシウムを錯化する特性を有している。これにはたとえばクエン酸、酒石酸、ベンゼンヘキサカルボン酸、テトラヒドロフランテトラカルボン酸、グルタル酸、コハク酸、アジピン酸およびこれらの混合物が属する。
洗浄促進剤は、水溶性の高分子物質、たとえばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレングリコールおよびカルボキシメチルセルロースから形成される群から選択することができる。
pH値調節剤:家庭用の数多くの洗浄剤は一般に中性〜弱アルカリ性に調整されている、つまり水もしくは水溶液1lあたり2〜20g、有利には水もしくは水溶液1lあたり5〜15gの適用濃度におけるその水性の使用溶液は7.0〜10.5、有利には7.0〜9.5の範囲のpH値を有しているので、pH値を調節するために酸性もしくはアルカリ性の成分添加が必要となる場合がある。
酸性の物質として通常、無機酸もしくは有機酸、または酸性の塩、たとえば塩酸、硫酸、重硫酸塩またはアルカリ、アミノスルホン酸、リン酸またはグルタル酸、コハク酸、アジピン酸またはこれらの混合物が適切である。
溶剤もしくは溶解媒介剤、たとえば1〜4個の炭素原子を有する低級脂肪族アルコール(特にエタノール)、アルキルアリールスルホネート(特にトルエン−、キシレン−および/またはクメンスルホネート)および低級アルキルスルフェート(特にオクチル−および2−エチルヘキシルスルフェート)。溶解媒介剤としてさらに水溶性の有機溶剤、特に75℃を上回る沸点を有する溶剤、たとえば同種もしくは種類の異なった多価アルコール、特にブチルジグリコールからなるエーテル、ならびにエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールまたはグリセリンと脂肪族C〜C−アルコールとからなる部分エーテルを使用することができる。
水溶性もしくは水により乳化可能な有機溶剤としてケトン、たとえばアセトン、メチルエチルケトンならびに脂肪族および脂環式炭化水素またはテルペンアルコールが考えられる。界面活性剤対溶剤もしくは溶解媒介剤との質量比は1:0〜5:1、有利には1.5:1〜3.5:1であってもよい。
粘度を調節するために、場合により約600までの分子量を有する高級ポリグリコールエーテルまたはオリゴグリセリン混合物の添加が推奨される。増粘のためにさらに、電解質の塩、たとえば塩化ナトリウムおよび/または塩化マグネシウムの添加が考えられる。さらに洗浄剤は着色剤および香料、保存剤などの添加剤を含有していてもよい。
本発明によるマイクロカプセルはさらに次の製品中で使用することができる:フリース、せっ器、リノリウムまたはPVCコーティングを有するテキスタイル、皮革、木材および床用の洗浄剤および後処理剤、カーペットフロアおよびカーペットならびに布(皮)張りの家具のための洗浄剤。
本発明を以下の実施例により詳細に説明する:
歯車撹拌装置(直径5cm)を備えた円筒形の4lの攪拌容器中で水908gおよび20%のポリ−2−アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸/ナトリウム塩の溶液(粘度:770mPa・s、K値123)200gを混合し、該混合物をギ酸によりpH4.5に調整し、かつ60℃に加熱した。次いで水溶液に4500rpmの回転速度でパラフィン油435gおよびもみの香りの混合物400gからなる油相を分散させた。次いで得られた無色の分散液を60分以内に、水中で清澄に溶解する、水132g中のメラミン1モルおよびホルムアルデヒド5.25モルからなる部分的にメチル化された初期縮合物(メラミン分子あたり約2.3のCHO基を有する)120gからなる、pH4.5に調整した溶液を60℃で同時に添加した。合計して65分後に、得られたマイクロカプセル分散液をプロペラ撹拌機(500rpm)により60℃でさらに3.5時間、後攪拌した。次いで該分散液を冷却し、pH7.0に調整し、かつメッシュ幅40μmのふるいにより分級し、その際固体1gの残留物が生じた。得られた分散液は乳白色であり、かつ顕微鏡による評価によれば主として直径3〜6μmの個々のカプセルを含有していた。
マイクロカプセル分散液を紙の上にドクターナイフによって、乾燥後に紙の上でmあたりマイクロカプセル調製物約5gが存在するようにのばした。紙はわずかに香料の匂いがするのみであった。指で強くこすることによって紙の上のある箇所のマイクロカプセルを破壊し、かつ強いもみの匂いがこの場所で確認された。マイクロカプセルは機械的に破壊された。

Claims (5)

  1. 疎水性材料のコアを有するマイクロカプセルと、
    疎水性材料のコアに含まれる少なくとも1種の芳香物質もしくは香料と、
    マイクロカプセルの直径に対するカプセルシェル厚の比が0.005〜0.1の範囲であるカプセルシェルと、を含有するマイクロカプセル調製物であって、
    a)アクリル酸および/またはメタクリル酸のC〜C24−アルキルエステル1種以上30〜95質量%、二官能性もしくは多官能性モノマー5〜40質量%、その他のモノマー0〜30質量%を含有するエチレン系不飽和モノマー、及び、油相若しくはモノマー中で可溶性の重合開始剤を、前記疎水性材料に溶解させ、
    b)水相に対して0.1〜10質量%のイオン性保護コロイドの存在下で、得られた溶液を水性媒体中で乳化させ、水中油型エマルジョンを得、
    c)前記エマルジョンを、重合開始剤の分解温度まで加熱し、それにより、モノマーのラジカル重合を促進し、水中油型エマルジョンの油相及び水相のいずれにも可溶でなく、かつ、油滴と水相との界面に移動し、最終的にマイクロカプセルの疎水性材料コアを取り巻くポリマーを得ることにより得られ
    マイクロカプセルの平均粒径が1〜100μmの範囲である、マイクロカプセル調製物。
  2. 疎水性材料が20℃で液状である、請求項1記載のマイクロカプセル調製物。
  3. 請求項1または2記載のマイクロカプセル調製物を含有する、テキスタイル用の洗剤組成物またはテキスタイル以外の表面用の洗浄剤組成物。
  4. 漂白剤、漂白活性化剤、ビルダー、界面活性剤、増量剤、錯化剤、リン酸塩、着色剤、腐食防止剤、再汚染防止剤、防汚ポリマー、色移り防止剤、漂白安定剤、過酸化物安定剤、電解質、蛍光増白剤、酵素、制泡剤、pH値調節剤、および粘度調節剤から選択される別の成分を少なくとも1種含有する、請求項記載の洗剤組成物または洗浄剤組成物。
  5. 請求項1記載のマイクロカプセル調製物の製造方法において、少なくとも1種の芳香物質または香料を含有する疎水性材料を、アクリル酸および/またはメタクリル酸のC〜C24−アルキルエステル1種以上30〜95質量%、二官能性もしくは多官能性モノマー5〜40質量%、その他のモノマー0〜30質量%を含有するエチレン系不飽和モノマーと共に、水相に対して0.1〜10質量%のイオン性保護コロイドの存在下で、水中で乳化させ、油相若しくはモノマー中で可溶性の少なくとも1つの重合開始剤を添加し、かつ混合物を重合開始剤の熱分解まで加熱する、マイクロカプセル調製物の製造方法。
JP2001550347A 2000-01-05 2001-01-04 マイクロカプセル調製物およびマイクロカプセルを含有する洗剤および洗浄剤 Expired - Lifetime JP5692948B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10000223.4 2000-01-05
DE10000223A DE10000223A1 (de) 2000-01-05 2000-01-05 Mikrokapselzubereitungen und Mikrokapseln enthaltende Wasch- und Reinigungsmittel
PCT/EP2001/000048 WO2001049817A2 (de) 2000-01-05 2001-01-04 Mikrokapselzubereitungen und mikrokapseln enthaltende wasch- und reinigungsmittel

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003524689A JP2003524689A (ja) 2003-08-19
JP2003524689A5 JP2003524689A5 (ja) 2012-01-05
JP5692948B2 true JP5692948B2 (ja) 2015-04-01

Family

ID=7626803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001550347A Expired - Lifetime JP5692948B2 (ja) 2000-01-05 2001-01-04 マイクロカプセル調製物およびマイクロカプセルを含有する洗剤および洗浄剤

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6951836B2 (ja)
EP (1) EP1244768B1 (ja)
JP (1) JP5692948B2 (ja)
DE (2) DE10000223A1 (ja)
ES (1) ES2225464T3 (ja)
WO (1) WO2001049817A2 (ja)

Families Citing this family (181)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10105801B4 (de) * 2001-02-07 2004-07-08 Henkel Kgaa Wasch- und Reinigungsmittel umfassend feine Mikropartikel mit Reinigungsmittelbestandteilen
EP1693048B1 (en) * 2001-10-01 2008-05-28 The Procter & Gamble Company Shampoo containing hollow particles
CN1558748A (zh) * 2001-10-01 2004-12-29 包含中空颗粒的洗发剂
DE10163162A1 (de) 2001-12-20 2003-07-03 Basf Ag Mikrokapseln
CN100458767C (zh) * 2002-03-28 2009-02-04 普里凯许公司 用于在公共预订网络中可靠并且高效地进行基于内容的路由、查询以及响应的方法和设备
US7585824B2 (en) 2002-10-10 2009-09-08 International Flavors & Fragrances Inc. Encapsulated fragrance chemicals
US7125835B2 (en) 2002-10-10 2006-10-24 International Flavors & Fragrances Inc Encapsulated fragrance chemicals
US7226607B2 (en) * 2003-09-11 2007-06-05 The Procter & Gamble Company Compositions comprising a dispersant and microcapsules containing an active material and a stabilizer
CA2544448A1 (en) * 2003-11-27 2005-06-09 Unilever Plc Fusion proteins and detergent compositions comprising them
US20070111919A1 (en) * 2003-12-19 2007-05-17 Renee Boerefijn Detergent granules and process for their manufacture
US7531365B2 (en) * 2004-01-08 2009-05-12 International Flavors & Fragrances Inc. Analysis of the headspace proximate a substrate surface containing fragrance-containing microcapsules
US7452547B2 (en) * 2004-03-31 2008-11-18 Johnson&Johnson Consumer Co., Inc. Product for treating the skin comprising a polyamine microcapsule wall and a skin lightening agent
FR2868442B1 (fr) * 2004-04-01 2006-05-26 Seb Sa Fer a repasser comportant un reservoir d'additif
WO2005097962A1 (en) * 2004-04-09 2005-10-20 Unilever N.V. Granulate for use in a cleaning product and process for its manufacture
DE102004040848A1 (de) * 2004-08-23 2006-03-02 Henkel Kgaa Reiniger mit Fäkalschmutz-abweisenden Eigenschaften
US20080139713A1 (en) * 2004-12-08 2008-06-12 Lg Chem, Ltd. Processing Aid For Pvc and Method For Manufacturing the Same
DE602005014815D1 (de) * 2004-12-23 2009-07-16 Unilever Nv Flüssigwaschmittel und ihre verwendung
US20060258557A1 (en) * 2005-05-11 2006-11-16 Popplewell Lewis M Hard surface cleaning compositions and methods for making same
US7803422B2 (en) * 2005-05-23 2010-09-28 Appleton Papers Inc. Water-in-oil capsule manufacture process and microcapsules produced by such process
EP1767185B2 (en) 2005-09-23 2018-11-28 Takasago International Corporation Core shell capsules containing an oil or waxy solid
EP1767613A1 (en) * 2005-09-23 2007-03-28 Takasago International Corporation Process for the manufacture of a spray dried powder
RU2426774C2 (ru) * 2005-09-27 2011-08-20 Дзе Проктер Энд Гэмбл Компани Чистящая и моющая композиция и способы её получения и применения
GB0524659D0 (en) * 2005-12-02 2006-01-11 Unilever Plc Improvements relating to fabric treatment compositions
US20070138674A1 (en) * 2005-12-15 2007-06-21 Theodore James Anastasiou Encapsulated active material with reduced formaldehyde potential
US20070191256A1 (en) * 2006-02-10 2007-08-16 Fossum Renae D Fabric care compositions comprising formaldehyde scavengers
WO2007100501A2 (en) * 2006-02-28 2007-09-07 Appleton Papers Inc. Benefit agent containing delivery particle
JP5154029B2 (ja) * 2006-05-08 2013-02-27 花王株式会社 液体洗浄剤組成物
US20070275866A1 (en) * 2006-05-23 2007-11-29 Robert Richard Dykstra Perfume delivery systems for consumer goods
PT1867668E (pt) * 2006-06-13 2012-08-03 Basf Se Procedimento de condensação de pulverização para o fabrico de resina
AU2007269428A1 (en) * 2006-06-30 2008-01-10 Colgate-Palmolive Company Cationic polymer stabilized microcapsule composition
JP5351758B2 (ja) * 2006-07-13 2013-11-27 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 高分子電解質で変性されたマイクロカプセル
EP2301517A1 (en) * 2006-08-01 2011-03-30 The Procter & Gamble Company Benefit agent containing delivery particle
CN101528339B (zh) * 2006-10-17 2013-03-27 巴斯夫欧洲公司 微胶囊
MX2009005248A (es) 2006-11-22 2009-05-28 Appleton Paper Inc Agente de beneficio que contiene una particula de entrega.
US8076280B2 (en) * 2006-12-20 2011-12-13 Basf Se Emulsions containing encapsulated fragrances and personal care compositions comprising said emulsions
DE102007001115A1 (de) * 2007-01-04 2008-07-10 Cognis Ip Management Gmbh Verwendung von wässrigen Emulsionen in Schaumform zum Reload von Textilien
CA2675259A1 (en) * 2007-02-09 2008-08-21 The Procter & Gamble Company Perfume systems
PL1975225T3 (pl) * 2007-03-20 2014-09-30 Procter & Gamble Sposób prania oczyszczającego oraz czyszczenia twardych powierzchni
WO2008148669A1 (en) * 2007-06-05 2008-12-11 Unilever Plc Mechanically sensitive laundry components and packaging therefor
BRPI0812209B1 (pt) * 2007-06-11 2016-09-06 Procter & Gamble produto destinado ao consumidor, método para o tratamento e/ou para a limpeza de um local, local e processo de fabricação de um produto destinado ao consumidor
DE202007010668U1 (de) 2007-07-30 2008-12-18 Follmann & Co. Gesellschaft Für Chemie-Werkstoffe Und -Verfahrenstechnik Mbh & Co. Kg Verbesserte Mikrokapseln
EP2070510A1 (en) 2007-12-10 2009-06-17 Takasago International Corporation Personal cleansing system
ES2386241T3 (es) * 2008-01-15 2012-08-14 Basf Se Microcápsulas que contienen fragancia con un comportamiento de liberación mejorado
US8865030B2 (en) 2008-03-11 2014-10-21 Basf Se Microcapsules having a radiation-induced or thermal release
CA2716917A1 (en) 2008-03-11 2009-09-17 Basf Se Microcapsules with acylurea walls
DE102008031212A1 (de) * 2008-07-03 2010-01-07 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- und Reinigungsmitteladditiv in Partikelform
BRPI0915728A2 (pt) * 2008-07-07 2015-10-27 Basf Se composição enzimática, processo para preparar a composição, uso da composição enzimática, e, composição detergente.
DE102008032206A1 (de) 2008-07-09 2010-01-14 Henkel Ag & Co. Kgaa Parfümiertes Wäscheweichspülmittel
US8974547B2 (en) 2008-07-30 2015-03-10 Appvion, Inc. Delivery particle
DE102008047361A1 (de) 2008-09-15 2010-04-15 Henkel Ag & Co. Kgaa Textilspülmittel
ATE554158T1 (de) * 2008-09-30 2012-05-15 Procter & Gamble Zusammensetzung mit mikrokapseln
DE102008051799A1 (de) 2008-10-17 2010-04-22 Henkel Ag & Co. Kgaa Stabilisierung von Mikrokapsel-Slurries
DE102008059448A1 (de) 2008-11-27 2010-06-02 Henkel Ag & Co. Kgaa Parfümiertes Wasch- oder Reinigungsmittel
CN102300550B (zh) * 2008-12-01 2014-04-23 宝洁公司 香料体系
US8754028B2 (en) * 2008-12-16 2014-06-17 The Procter & Gamble Company Perfume systems
KR20100084399A (ko) * 2009-01-16 2010-07-26 학교법인 동의학원 나노입자 형태로 세드롤을 포함하는 항암 조성물
DE102009002384A1 (de) 2009-04-15 2010-10-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Granulares Wasch-, Reinigungs- oder Behandlungsmitteladditiv
JP2012523872A (ja) * 2009-04-17 2012-10-11 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 芳香剤用担体系
US9056302B2 (en) 2009-06-15 2015-06-16 Basf Se Highly branched polymers as cross-linking agents in microcapsule wall
EP2270124A1 (en) 2009-06-30 2011-01-05 The Procter & Gamble Company Bleaching compositions comprising a perfume delivery system
US8288332B2 (en) * 2009-07-30 2012-10-16 The Procter & Gamble Company Fabric care conditioning composition in the form of an article
US8309505B2 (en) * 2009-07-30 2012-11-13 The Procter & Gamble Company Hand dish composition in the form of an article
WO2011014401A2 (en) 2009-07-30 2011-02-03 The Procter & Gamble Company Oral care articles and methods
US8367596B2 (en) * 2009-07-30 2013-02-05 The Procter & Gamble Company Laundry detergent compositions in the form of an article
WO2011020652A1 (en) * 2009-08-20 2011-02-24 Unilever Plc Improvements relating to fabric conditioners
DK2480245T3 (da) 2009-09-25 2014-05-26 Brain Biotechnology Res & Information Network Ag Ny fremgangsmåde til fremstilling af et antimikrobielt peptid
RU2012126318A (ru) 2009-11-27 2014-01-10 Басф Се Дендритная полимочевина для солюбилизации труднорастворимых действующих веществ
EP2510092A1 (en) 2009-12-09 2012-10-17 The Procter & Gamble Company Fabric and home care products
JP2013513560A (ja) 2009-12-09 2013-04-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 難溶性有効成分を可溶化するためのアルコキシル化超分岐ポリカーボネート
JP5782046B2 (ja) 2009-12-17 2015-09-24 ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー 悪臭結合ポリマー及び悪臭制御構成成分を含むフレッシュニング組成物
WO2011073222A2 (de) 2009-12-18 2011-06-23 Basf Se Hyperverzweigte polyester mit hydrophobem kern zur solubilisierung schwerlöslicher wirkstoffe
JP2013514402A (ja) 2009-12-18 2013-04-25 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 難溶性活性成分を可溶化するための疎水性中核部を有する超分岐ポリエステル
EP2336285B1 (en) * 2009-12-18 2013-09-04 The Procter & Gamble Company Composition comprising microcapsules
US8524650B2 (en) 2009-12-18 2013-09-03 The Procter & Gamble Company Encapsulates
EP2336286A1 (en) 2009-12-18 2011-06-22 The Procter & Gamble Company Composition comprising microcapsules
WO2011084141A2 (en) * 2009-12-21 2011-07-14 Appleton Papers Inc. Hydrophilic liquid encapsulates
FR2955043B1 (fr) * 2010-01-11 2012-05-04 Commissariat Energie Atomique Procede de fonctionnalisation de surface de materiaux
WO2011120772A1 (en) 2010-03-31 2011-10-06 Unilever Plc Microcapsule incorporation in structured liquid detergents
EP2553072B1 (en) 2010-04-01 2015-05-06 Unilever PLC Structuring detergent liquids with hydrogenated castor oil
CN102811699A (zh) 2010-04-06 2012-12-05 宝洁公司 包封物
BR112012025741A2 (pt) * 2010-04-06 2016-06-28 Procter & Gamble encapsulados
WO2011127011A1 (en) 2010-04-06 2011-10-13 The Procter & Gamble Company Encapsulates
US9993793B2 (en) 2010-04-28 2018-06-12 The Procter & Gamble Company Delivery particles
US9186642B2 (en) 2010-04-28 2015-11-17 The Procter & Gamble Company Delivery particle
WO2011150138A1 (en) * 2010-05-26 2011-12-01 The Procter & Gamble Company Encapsulates
MX2012015199A (es) 2010-06-22 2013-01-24 Procter & Gamble Sistemas de perfume.
EP3085759B1 (en) 2010-06-22 2018-02-07 The Procter and Gamble Company Perfume systems
CA2803382C (en) 2010-07-02 2015-03-31 The Procter & Gamble Company Method for delivering an active agent
EP2588589B2 (en) 2010-07-02 2023-07-19 The Procter & Gamble Company Process for the production of a detergent product
BR112012033414B1 (pt) 2010-07-02 2021-07-13 The Procter & Gamble Company Artigo de estrutura de manta fibrosa dissolvível que compreende agentes ativos
BR112013000099A2 (pt) 2010-07-02 2016-05-17 Procter & Gamble filamentos compreendendo mantas de não tecido com agente ativo de não perfume e métodos de fabricação dos mesmos
ES2560218T3 (es) 2010-07-02 2016-02-17 The Procter & Gamble Company Proceso para fabricar películas a partir de bandas de material no tejido
BR112013000101A2 (pt) 2010-07-02 2016-05-17 Procter & Gamble filamentos compreendendo mantas de não tecido com agente ativo e métodos de fabricação dos mesmos
CN103221070B (zh) 2010-08-30 2019-07-12 哈佛大学校长及研究员协会 用于狭窄病变和溶解血栓疗法的切变控制释放
CN103189409B (zh) 2010-09-01 2015-11-25 巴斯夫欧洲公司 用于增溶微溶性活性成分的两亲物
DE102010040564A1 (de) * 2010-09-10 2012-03-15 Henkel Ag & Co. Kgaa Mikrokapselhaltiges Wasch- oder Reinigungsmittel
US8492001B2 (en) * 2010-10-01 2013-07-23 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Self-stratifying coating
US8936030B2 (en) 2011-03-25 2015-01-20 Katherine Rose Kovarik Nail polish remover method and device
EP2495300A1 (en) 2011-03-04 2012-09-05 Unilever Plc, A Company Registered In England And Wales under company no. 41424 of Unilever House Structuring detergent liquids with hydrogenated castor oil
EP2694016B1 (en) 2011-04-07 2017-05-24 The Procter and Gamble Company Shampoo compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules
MX2013010980A (es) 2011-04-07 2013-10-30 Procter & Gamble Composiciones de limpieza personal con deposito mejorado de microcapsulas de poliacrilato.
US8980292B2 (en) 2011-04-07 2015-03-17 The Procter & Gamble Company Conditioner compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules
EP2723841B1 (en) 2011-06-23 2017-01-04 The Procter and Gamble Company Perfume systems
EP2725912A4 (en) 2011-06-29 2015-03-04 Solae Llc BAKERY COMPOSITIONS WITH SOYAMOL PROTEINS ISOLATED FROM PROCESSING STREAMS
US9949475B2 (en) 2011-08-16 2018-04-24 Vandana Kurkal-Siebert Composition comprising active ingredient, oil and ionic liquid
WO2013041436A1 (de) 2011-09-20 2013-03-28 Basf Se Hyperverzweigte polysulfoxidpolyester zur solubilisierung schwerlöslicher wirkstoffe
EP3719192A1 (en) 2012-01-04 2020-10-07 The Procter & Gamble Company Fibrous structures comprising particles and methods for making same
JP5964453B2 (ja) 2012-01-04 2016-08-03 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 密度の異なる複数領域を有する活性物質含有繊維性構造体
US9139802B2 (en) 2012-01-04 2015-09-22 The Procter & Gamble Company Active containing fibrous structures with multiple regions
EP2620211A3 (en) * 2012-01-24 2015-08-19 Takasago International Corporation New microcapsules
US8502005B1 (en) 2012-03-22 2013-08-06 Uop Llc Methods for producing linear alkylbenzenes, paraffins, and olefins from natural oils and kerosene
BR112014026429B1 (pt) 2012-04-23 2022-02-01 Unilever Ip Holdings B.V. Composição detergente líquida isotrópica aquosa externamente estruturada
IN2014MN02035A (ja) 2012-04-23 2015-10-09 Unilever Plc
WO2013160023A1 (en) 2012-04-23 2013-10-31 Unilever Plc Externally structured aqueous isotropic liquid laundry detergent compositions
EP2682454A1 (en) * 2012-07-04 2014-01-08 InnovaTec Sensorización y Communication S.L. A method and composition to infuse an active ingredient into clothes and use of a binder agent for microcapsules of said composition
EP2689835B1 (de) 2012-07-26 2019-05-08 Papierfabrik August Koehler SE Duftölverkapselung
RU2639909C2 (ru) * 2012-08-28 2017-12-25 Живодан Са Система носителя для отдушки
US9422505B2 (en) 2012-08-28 2016-08-23 Givaudan S.A. Carrier system for fragrances
CN104968771B (zh) 2012-11-29 2019-03-01 荷兰联合利华有限公司 聚合物结构化的水性洗涤剂组合物
JP6256905B2 (ja) * 2013-06-07 2018-01-10 株式会社 資生堂 香料内包カプセル及びそれを配合した化粧料
US10059907B2 (en) 2013-07-29 2018-08-28 Takasago International Corporation Microcapsules
BR112016013055B1 (pt) 2013-12-09 2022-08-02 The Procter & Gamble Company Manta que compreende uma estrutura fibrosa solúvel em água
EP3137535B1 (en) 2014-04-30 2018-06-13 Basf Se Mixed alkyl terminated polyether dendrons
DE102014213290A1 (de) 2014-07-09 2016-01-14 Evonik Degussa Gmbh Geruchsarme Polyurethansysteme
FR3023852A1 (fr) * 2014-07-21 2016-01-22 Satisloh Ag Support fibreux comportant des particules contenant un agent actif partiellement soluble dans l'eau, particules et methodes de fabrication des particules
US20170246609A1 (en) * 2014-09-15 2017-08-31 Asian Paints Ltd. Nano-particulate capsules and emulsions thereof including fragrance by emulsion polymerization
WO2016079003A1 (en) 2014-11-18 2016-05-26 Basf Se Rheology modifier
WO2016087598A1 (en) 2014-12-04 2016-06-09 Basf Se Microcapsules
CA2972304C (en) 2014-12-23 2023-10-03 Basf Se Hyperbranched polymer modified with isocyanate linker and mix of short and long chain alkyl polyether
US11224569B2 (en) * 2015-01-12 2022-01-18 International Flavors & Fragrances Inc. Hydrogel capsules and process for preparing the same
US10369094B2 (en) * 2015-01-12 2019-08-06 International Flavors & Fragrances Inc. Hydrogel capsules and process for preparing the same
EP3061500B1 (de) 2015-02-25 2019-07-10 Symrise AG Stabile Dispersion
DE102015204170A1 (de) 2015-03-09 2016-09-15 Henkel Ag & Co. Kgaa Portioniertes Wasch- oder Reinigungsmittel mit Mikrokapseln in der Pulverkammer
DE102015205802A1 (de) 2015-03-31 2016-10-06 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittelzusammensetzung mit Bleichekatalysator und Riechstoffkapseln
DE102015217890A1 (de) 2015-09-17 2017-03-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Transparente Flüssigkeiten, insbesondere Textilbehandlungsmittel, enthaltend Riechstoff und Mikrokapseln mit Geruchsmodulationsverbindung
DE102015217883A1 (de) 2015-09-17 2017-03-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Parfümzusammensetzungen mit Mikrokapseln, Geruchsmodulatorverbindungen und Riechstoff zur Steigerung und Verlängerung der Duftintensität
DE102015217983A1 (de) 2015-09-18 2017-03-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Freisetzung von Riechstoffen aus Mikrokapseln
DE102015217981A1 (de) 2015-09-18 2017-03-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Freisetzung von Riechstoffen aus Mikrokapseln
DE102015219846A1 (de) 2015-10-13 2017-04-13 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssiges Wasch- oder Reinigungsmittel enthaltend ein N,N`-Diarylamidocystin-Derivat
GB201520301D0 (en) 2015-11-18 2015-12-30 Tan Safe Ltd Sun protective compositions
MX2018008726A (es) * 2016-01-14 2018-12-06 Isp Investments Llc Microcapsulas de cubierta friable, procedimiento para la preparacion de las mismas y metodo de uso de las mismas.
DE102016205671A1 (de) 2016-04-06 2017-10-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasch- oder Reinigungsmittel mit lebenden Mikroorganismen
DE102016205737A1 (de) 2016-04-06 2017-10-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Verwendung verkapselter Schauminhibitoren zur Verringerung der Schaummenge im Spülbad
US11352468B2 (en) 2016-04-18 2022-06-07 Monosol, Llc Perfume microcapsules and related film and detergent compositions
CN106397675B (zh) * 2016-06-23 2019-02-01 华南师范大学 一种核壳型纳米香精胶囊的制备方法
US10836985B2 (en) 2016-08-09 2020-11-17 Takasago International Corporation Solid composition comprising free and encapsulated fragrances
DE102016217304A1 (de) 2016-09-12 2018-03-15 Henkel Ag & Co. Kgaa Wasserlöslicher Beutel mit einem Wasch- oder Reinigungsmittel und Makropartikeln
KR102370804B1 (ko) 2016-09-30 2022-03-07 (주)아모레퍼시픽 색소를 포함하는 캡슐을 함유하는 메이크업 화장료 조성물
KR102370803B1 (ko) * 2016-09-30 2022-03-07 (주)아모레퍼시픽 색소를 포함하는 캡슐, 및 이의 제조 방법
DE102016219862A1 (de) 2016-10-12 2018-04-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittelzusammensetzung mit Fließgrenze
FR3059666B1 (fr) * 2016-12-01 2019-05-17 Calyxia Procede de preparation de microcapsules de taille controlee comprenant une etape de photopolymerisation.
FR3059665B1 (fr) * 2016-12-01 2019-07-26 Calyxia Procede de preparation de microcapsules et de microparticules de taille controlee.
US11697905B2 (en) 2017-01-27 2023-07-11 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
US11697906B2 (en) 2017-01-27 2023-07-11 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles and product-shipping assemblies for containing the same
WO2018140472A1 (en) 2017-01-27 2018-08-02 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
US11697904B2 (en) 2017-01-27 2023-07-11 The Procter & Gamble Company Active agent-containing articles that exhibit consumer acceptable article in-use properties
WO2018210523A1 (en) 2017-05-15 2018-11-22 Unilever Plc Composition
WO2018210524A1 (en) 2017-05-15 2018-11-22 Unilever Plc Composition
WO2018210700A1 (en) 2017-05-15 2018-11-22 Unilever Plc Composition
WO2018210522A1 (en) 2017-05-15 2018-11-22 Unilever Plc Composition
DE102017223456A1 (de) 2017-12-20 2019-06-27 Henkel Ag & Co. Kgaa Viskoelastische, festförmige Tensidzusammensetzung mit hohem Tensidgehalt
EP3638755A1 (de) 2017-06-16 2020-04-22 Henkel AG & Co. KGaA Viskoelastische, festförmige tensidzusammensetzung mit hohem tensidgehalt
EP3638757A1 (de) 2017-06-16 2020-04-22 Henkel AG & Co. KGaA Flüssiges wasch- oder reinigungsmittel enthaltend ein glucosamin-derivat
EP3638756A1 (de) 2017-06-16 2020-04-22 Henkel AG & Co. KGaA Viskoelastische, festförmige tensidzusammensetzung mit hohem tensidgehalt
DE102017223460A1 (de) 2017-12-20 2019-06-27 Henkel Ag & Co. Kgaa Viskoselastische, festförmige Tensidzusammensetzung mit hohem Tensidgehalt
DE102017223455A1 (de) 2017-12-20 2019-06-27 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssiges Wasch- oder Reinigungsmittel enthaltend ein Glucosamin-Derivat
US11441106B2 (en) 2017-06-27 2022-09-13 Henkel Ag & Co. Kgaa Particulate fragrance enhancers
DE102017216885A1 (de) 2017-09-25 2019-03-28 Henkel Ag & Co. Kgaa Flüssige Wasch- oder Reinigungsmittelzusammensetzung mit Fließgrenze
DE102018201831A1 (de) 2018-02-06 2019-08-08 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittelzusammensetzung mit Fließgrenze
DE102018201830A1 (de) 2018-02-06 2019-08-08 Henkel Ag & Co. Kgaa Viskoelastische, festförmige Tensidzusammensetzung
DE102018209002A1 (de) 2018-06-07 2019-12-12 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittelzusammensetzung mit Fließgrenze
DE102018217393A1 (de) 2018-10-11 2020-04-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Waschmittelzusammensetzung mit Catechol-Metallkomplexverbindung
DE102018221674A1 (de) 2018-12-13 2020-06-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer wasserlöslichen Hülle sowie diese wasserlösliche Hülle enthaltene Wasch- oder Reinigungsmittelportionen
DE102018221671A1 (de) 2018-12-13 2020-06-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer wasserlöslichen Hülle sowie diese wasserlösliche Hülle enthaltene Wasch- oder Reinigungsmittelportionen mit viskoelastischer, festförmiger Füllsubstanz
US20210171866A1 (en) 2019-12-05 2021-06-10 The Procter & Gamble Company Cleaning composition
CN114729286A (zh) 2019-12-05 2022-07-08 宝洁公司 制备清洁组合物的方法
EP3900696B1 (en) 2020-04-21 2023-04-19 Takasago International Corporation Encapsulated fragrance composition
EP3900697B1 (en) 2020-04-21 2023-03-15 Takasago International Corporation Fragrance composition
WO2021259722A1 (en) 2020-06-24 2021-12-30 Basf Se A concentrated liquid detergent composition
WO2024023598A1 (en) * 2022-07-25 2024-02-01 S H Kelkar And Company Limited Microcapsules and encapsulation thereof
EP4339121A1 (en) 2022-09-14 2024-03-20 The Procter & Gamble Company Consumer product

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4145184A (en) * 1975-11-28 1979-03-20 The Procter & Gamble Company Detergent composition containing encapsulated perfume
JPS5425277A (en) * 1977-07-27 1979-02-26 Fuji Photo Film Co Ltd Method of producing microcapsule
JPS56102935A (en) * 1980-01-22 1981-08-17 Fuji Photo Film Co Ltd Manufacture of micro capsule
DE2940786A1 (de) 1979-10-08 1981-04-16 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von mikrokapseln
US4574110A (en) * 1983-07-28 1986-03-04 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Process for producing microcapsules and microcapsule slurry
JPH0659402B2 (ja) * 1984-06-27 1994-08-10 三井東圧化学株式会社 マイクロカプセルの製造方法
DE3532878A1 (de) * 1985-09-14 1987-03-26 Basf Ag Kontinuierliches verfahren zur herstellung von mikrokapseln mit waenden aus melamin-formaldehydkondensaten in waessriger dispersion
JPH05125127A (ja) * 1985-11-28 1993-05-21 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 単一の内孔を有するポリマー粒子
US4946624A (en) * 1989-02-27 1990-08-07 The Procter & Gamble Company Microcapsules containing hydrophobic liquid core
DE4015753A1 (de) * 1990-05-16 1991-11-21 Basf Ag Farbbildner enthaltende mikrokapseln
DE4321205B4 (de) 1993-06-25 2006-06-29 Basf Ag Mikrokapseln, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
JP2001507384A (ja) * 1996-12-23 2001-06-05 クウエスト インターナシヨナル ベー ベー 吸収された液体を含む粒子及びそれらを製造する方法
FR2774390B1 (fr) * 1998-02-02 2002-12-13 Rhodia Chimie Sa Parfums encapsules dans des polymeres alcali-hydrosolubles, leur procede de preparation et leur utilisation dans les compositions detergentes
DE19932144A1 (de) 1999-07-09 2001-01-11 Basf Ag Mikrokapselzubereitungen und Mikrokapseln enthaltende Wasch- und Reinigungsmittel

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001049817A3 (de) 2001-12-13
DE10000223A1 (de) 2001-07-12
WO2001049817A2 (de) 2001-07-12
ES2225464T3 (es) 2005-03-16
EP1244768B1 (de) 2004-08-18
US20030125222A1 (en) 2003-07-03
JP2003524689A (ja) 2003-08-19
EP1244768A2 (de) 2002-10-02
US6951836B2 (en) 2005-10-04
DE50103314D1 (de) 2004-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5692948B2 (ja) マイクロカプセル調製物およびマイクロカプセルを含有する洗剤および洗浄剤
US6849591B1 (en) Microcapsule preparations and detergents and cleaning agents containing microcapsules
JP5693238B2 (ja) 改良された放出特性を有する芳香物質含有マイクロカプセル
JP5852161B2 (ja) 芳香剤用担体系
JP6105067B2 (ja) 芳香剤用担体系
CN110785227A (zh) 制备微胶囊的方法
JP4593916B2 (ja) ポリマー粒子の製造方法
CN105451872A (zh) 制备包含具有亲水性胶囊核的微胶囊的微胶囊分散体的方法
EP3775140A1 (en) Powder detergent composition
JP2004535491A (ja) 織物コンディショニング剤を含有する粒子
CN113646418A (zh) 洗衣洗涤剂组合物
US9422505B2 (en) Carrier system for fragrances

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110609

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110908

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110915

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111011

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111018

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20111109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120829

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131227

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140106

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140331

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20140730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5692948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term