JP5689688B2 - 鋳型及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、工具の加工部材(working component)を含み、かつ、鋼鉄から製造される第1部分と、該工具の本体部材(body component)を含み、かつ、ねずみ鋳鉄から製造される第2部分とを少なくとも含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に少なくとも1つの結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型に関する。
本発明は、工具の加工部材を含み、かつ、鋼鉄から製造される第1部分と、該工具の本体部材を含み、かつ、ねずみ鋳鉄から製造される第2部分とを少なくとも含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に少なくとも1つの結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型を製造する方法にも関連する。
従来、切断、折り曲げ、又は、他の成形などの薄板金属の加工のための工具の製造において、ねずみ鋳鉄の工具本体(tool body)を個別に製造することがしばしば慣習となっている。従来、この工具本体には、該工具に意図された実際の作業を実行する加工部材が取り付けられている。工具本体の製造は、鋳造によって行われ、そして鋳造の後には、工具本体の加熱処理がしばしば必要とされる。この後に、工具の加工部材(1つ以上)のために必要とされる着座部、ガイドスタブシャフト、そしてそれらを固定するボルト穴を実現するためだけでなく、機械内に工具本体を固定することもできる工具本体の機械加工が続く。
工具が有するべき加工部材(1つ以上)の製造において、出発点はしばしば棒状材料であり、加工部材は正しい形状まで機械加工され、固定用ボルトのための穴、ガイドスタブシャフト等が加工される。この後には通常加熱処理が続き、その後には更なる機械加工、例えば、研磨が実行される。
上述の概要の方法で工具を製造することは、極めて時間の無駄かつ高価であり、そのため、しばしば、異なる製品の新規製造に必要な時間消費の決定因子である。
国際出願公報03/0418951は、一体型複合鋳造工具(該工具は、工具の異なるパーツにおいて異なる材料組成を有する)及びその製造方法を開示する。しかしながら、この刊行物による製造は、ある観点(例えば、採用すべき鋳型模型の形成)において、大きな問題に遭遇する。
WO03/0418951A1
本発明は、従来技術に固有の課題を解決するように冒頭に示した鋳型を設計することを目的とする。特に、本発明は、低いコストで、かつ、高い(high)精度で製造できるように鋳型を設計することを目的とする。更に、本発明は、単一かつ同一の鋳型に異なる熱膨張係数を有する材料を、困難を伴わずに鋳込むことができるように鋳型を設計することを目的とする。
方法については、本発明は上述と類似の目的を有する。
鋳型については、少なくとも第1部分に対応する第1模型部(第1型空洞形成部:model section)と、少なくとも第2部分に対応する第2模型部(第2型空洞形成部)とを含むこと、鋳型の使用位置において水平かつ平坦であり、鋳型における結合領域を表す少なくとも1つの接触面に沿って、第1型模型部が第2型模型部と接することを含む状態に鋳型が特徴付けられる場合には、本発明の基礎をなす目的は達成されるだろう。
特に、鋼鉄から製造される工具の加工部材を定義する複数の第1部分と、ねずみ鋳鉄から製造される該工具の本体部材を定義する第2部分とを含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に複数の結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型であって、前記複数の第1部分に各々対応する複数個の第1型模型部と、前記第2部分に対応する少なくとも1個の第2型模型部を含み、前記複数個の第1型模型部の各々と前記第2型模型部とが、鋳型の使用位置において水平かつ平坦であり、前記複数の結合領域を表す複数の接触表面に沿って接触し、そして、前記複数の接触表面が共通の一平面上に存在するように設計される鋳型が望ましい。
方法については、第1型模型部が第1部分と対応付けて製造され、第2型模型部が第2部分と対応付けて製造され、前記第1型模型部及び前記第2型模型部に、少なくとも1つの平坦な接触面(当該接触面に沿って、前記第1型模型部及び前記第2型模型部が相互に接する)が提供され、前記鋳型が鋳型材料を用いて最終形態に至り、接触面が鋳型の鋳造位置(moulding position)における水平位置(結合領域であるものとする)に配置され、そして第1型模型部が最も低い位置であるように鋳型が特徴付けられる場合には、本発明の目的は達成されるだろう。
特に、鋼鉄から製造される工具の加工部材を定義する複数の第1部分と、ねずみ鋳鉄から製造される該工具の本体部材を定義する第2部分とを含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に複数の結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型の製造方法であって、前記複数の第1部分に各々対応する複数個の第1型模型部と、前記第2部分に対応する少なくとも1個の第2型模型部を含み、前記複数個の第1型模型部の各々と前記第2型模型部とが、鋳型の使用位置において水平かつ平坦であり、前記複数の結合領域を表す複数の接触表面に沿って接触し、そして、前記複数の接触表面が共通の一平面上に存在するように、前記鋳型が設計されることを特徴とする方法が望ましい。
なお、本発明には以下の好ましい実施形態も含まれる。
(形態1)
工具の加工部材を含み、かつ、鋼鉄から製造される第1部分と、該工具の本体部材を含み、かつ、ねずみ鋳鉄から製造される第2部分とを少なくとも含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に少なくとも1つの結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型であって、
前記鋳型が、前記第1部分に対応する少なくとも1つの第1型模型部(空洞形成部:model section)及び前記第2部分に対応する少なくとも1つの第2型模型部を含むこと、
前記第1型模型部が、鋳型の使用位置において水平かつ平坦であり、鋳型における結合領域を表す少なくとも1つの接触箇所に沿って前記第2型模型部と接すること、
を特徴とする鋳型。
(形態2)
第1鋳型部[sic,型模型部]が第2型模型部よりも大きい収縮マージンを有するように設計されることを特徴とする形態1に記載の鋳型。
(形態3)
接触面において相互に会合する第1型模型部及び第2型模型部が、前記接触面における階段状の遷移を避けるために傾斜状の遷移領域を有することを特徴とする形態2に記載の鋳型。
(形態4)
前記第1鋳型部[sic,第1型模型部]が第2鋳型部[sic,第2型模型部]の隣接部分に相互結合されることを特徴とする形態1〜3のいずれか1項に記載の鋳型。
(形態5)
前記第1型模型部及び第2型模型部の両方が共通の鋳型枠内に位置すること、
前記第1型模型部がこの鋳型の使用位置において最も低く位置すること、
を特徴とする形態1〜4のいずれか1項に記載の鋳型。
(形態6)
前記第1型模型部が鋳型の使用位置における下側の鋳型枠内に位置すること、
前記第2型模型部が、鋳型の使用位置における上側の鋳型枠に位置すること、
これらの鋳型枠の間の分割面が水平であり、かつ、接触面を含むこと、
を特徴とする形態1〜3のいずれか1項に記載の鋳型。
(形態7)
第1型模型部の中に、接触面の少なくとも一部分に表面が露出し、接触面と一致する表面を有する1つ以上の鋳型中子が存在することを特徴とする形態6に記載の鋳型。
(形態8)
前記鋳型が2以上の第1型模型部及び2以上の接触面を有すること、
全ての接触面が共通の平面にあること
を特徴とする形態1〜7のいずれか1項に記載の鋳型。
(形態9)
工具の加工部材を含み、かつ、鋼鉄から製造される第1部分と、該工具の本体部材を含み、かつ、ねずみ鋳鉄から製造される第2部分とを少なくとも含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に少なくとも1つの結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型の製造方法であって、
第1型模型部が前記第1部分と対応付けて製造されること、
第2型模型部が前記第2部分と対応付けて製造されること、
前記第1型模型部及び前記第2型模型部に、少なくとも1つの平坦な接触面を有し、当該接触面に沿って、前記第1型模型部及び前記第2型模型部が相互に接すること、
前記鋳型が鋳型材料を用いて仕上げされ、鋳型の鋳造位置において接触面が水平位置に配置されて結合領域となり、そして、第1型模型部が最も低い位置に配置されること、
を特徴とする方法。
(形態10)
前記第1型模型部が第2型模型部よりも大きい収縮マージンを有するように設計されることを特徴とする形態9に記載の方法。
(形態11)
前記鋳型が最終形態に至る前に、第1型模型部が第2型模型部と相互結合されることを特徴とする形態9又は10に記載の方法。
(形態12)
前記第1型模型部及び第2型模型部が共通の鋳型枠内に設置されることを特徴とする形態9〜11のいずれか1項に記載の方法。
(形態13)
前記第1型模型部が第1の鋳型枠内に設置されること、
前記第2型模型部が第2の鋳型枠内に設置されること、
これらの間の分割面が接触面と一致すること、
を特徴とする形態9又は10に記載の方法。
(形態14)
第1型模型部の中に少なくとも1つの鋳型中子が設置されること、
当該鋳型中子が接触面の少なくとも一部と一致する表面を有するように形成されること、
を特徴とする形態12に記載の方法。


本発明は、以下に、添付の図面を参照しつつ更に詳細に記載される。添付の図面は、以下のようである。
図1は、本発明の一実施例に係る鋳型の単純化した断面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る鋳型を製造するための鋳型模型(モデル)の一部の詳細化した断面図である。 図3は、図2に係る最終形態の鋳型模型を示す。
本発明に係る鋳型の断面を示す図1において、符号1は鋳型枠(moulding box or flask)に関連し、符号2は鋳型模型の第1セクション(第1型模型部)に関連し、符号3は鋳型模型の第2セクション(第2型模型部)に関連する。鋳型模型の両方のセクションは、鋳造作業において破壊可能な材料、例えば、発泡スチロールから製造される。
本発明によれば、ある他の(alternative)特別なケースにおいて、鋳造の際に破壊不可能な材料でも鋳型模型又はその一部を製造することが可能である。その際には、鋳造を実行する前にそのような鋳型模型を鋳型から取り除かなければならない。他の実施形態において、例えば、鋳型中子を採用する場合には、鋳造を実行する前に鋳造の際に破(崩)壊可能な模型又はその一部を取り除くことも、あるケースでは有利であり得る。
鋳型模型の第1セクション2は鋼鉄の鋳込みのためであるものとし、その一方では、鋳型模型の第2セクションはねずみ鋳鉄の鋳込みのためであるものとする。そのため、図1の破線によって表される接触面4においてこれらの2つの材料の間に結合領域が形成される。本発明が正しく実施された場合には、そのような結合領域は1から2.5mmの厚さを有し、そこでは両方の鋳物材料が多少混合される。
鋼鉄の鋳込みについては、湯口又はスプルー5(ingate or sprue)が存在し、該湯口又はスプルー5は、図1に示される鋳型の使用位置において、少なくとも一部が第1型模型部(空洞形成部)2の下に位置し、上下方向に注湯するように設計された注湯システムに接続される。この使用位置では、接触面4は水平である。
図1では単一の第1セクション2の模型のみを示しているが、単一かつ同一の鋳型枠1に複数(a plurality)のそのような第1セクション(鋳型の中で鋳造される工具において加工部材を形成するものとする)が位置しても良いことは強調されるべきである。加工部材は、板金の切断(cutting)、穴開け(hole making)、折り曲げ(bending)又は他の成形のために設計されうる。図1において、例えば、切断刃が符号7で示される。
鋳型[sic,模型]の第1セクション2は、接触面4に面するその端に、全体範囲にわたって実質的に均一な厚さの壁部分8を有する。同様に、模型部の第2セクション3は、接触面4の領域において、形状及び厚さの点で壁部分8に対応するが、以下に詳細に記載されるように、ある違いを持つ壁部分9を有する。
図1において、接触面4は鋳型枠1の下側の端10と平行であり、そのことは、平坦かつ水平の物体(例えば、床)の上に鋳型枠が設置される場合には、接触面4が水平になるであろうことを保障する。
図1に係る鋳型の製造においては、鋳型枠に対する上側部分11が最初に取り除かれ、鋳型枠1は、その上側の端12が下方向に面するようにひっくり返された状態で、平坦かつ水平な物体上に設置される。その後、このように1つ以上の第1セクション2及び1つの第2セクション3からなる全体の模型が、鋳型枠1の上側の端12が置かれた物体上に設置される。しかしながら、このことは、接触面4が第2型模型部3の上側表面13と平行であることを前提とする。重要なことは、接触面4が、鋳型の鋳造位置においては水平となり、図1に示される鋳型においては鋳型枠の下側の端10と平行となることである。
第2型模型部3と、第1型模型部2(1つ以上)とを、それらが共に扱いやすいユニットを形成するように、共に連結することも適切でありえる。
その後、鋳型枠1が適切な品質の鋳型用砂で満たされるが、この鋳型用砂は、第2型模型部3の周囲と第1型模型部2(1つ以上)の周囲とで同様の品質を有する必要はないことが強調されるべきである。そのような手段によって鋳型枠1が鋳型用砂で満たされ、これが搗き固められて設置可能となったら、鋳型枠1をひっくり返して鋳造位置とする。鋳型枠が設置されている物体も水平であることから、接触面4が水平であることが保障される。その後、上側部分(蓋)11が鋳型枠1の上に設置され、鋳型は湯口5及び6を取り付けて完成となる。
模型の第2セクション3が接触面4と平行なその上側サイド13(図1における)を有さない場合には、最終形態の鋳型において、結果として鋳型枠1が水平な物体上に静置されるときに接触面4が常に水平になるように、第2型模型部3を接触面4と上側表面13との間の非並行性を補う正しい傾きになるまでくさびをかまして調整しなければならない。
2つの異なる鋳造材料の複合鋳造において、これらはしばしば異なる熱膨張係数を有し、鋳型模型のセクション2及び3の間の接触面4の結合領域で問題を発生させ得る。この場合に関する例では、鋼鉄は鋳型模型の第1セクション2の中で最初に鋳造され、該模型の第2セクション3においてねずみ鋳鉄の鋳造が行われる前に部分的に放冷される。2つの材料の内で、鋼鉄は、ねずみ鋳鉄の熱膨張係数よりもかなり大きい熱膨張係数を示す。この理由のために、模型の第1セクション2(1つ以上)は、模型の第2セクション3に適用される収縮マージンよりも大きな収縮マージンで設計される。この関係は、接触面4の両サイド上に壁8及び9の双方を有する模型の第1セクション2のパーツ及び第2セクション3のパーツを示す図2に図示される。鋳型模型は、仮想線14の左に延在していることを前提とする。
鋳造された鋼鉄が左方向に縮小することが予測されるので、壁部分8が壁部分9とは直線上に無く、図2の右方向にずれていることは、図2から明らかであろう。
壁部分9に沿った斜面15及び壁部分8に沿った斜面16で型模型部2及び3が面取りされていることは、図3から明らかであろう。そのような手段によって、壁部分8及び9の間の遷移(ないし移行)領域、すなわち鋼鉄及びねずみ鋳鉄の間の接触面4に位置する結合領域が遷移においてよりスムーズになるだろう。
2つの型模型部2及び3を共に保持するために、これらは、共に接着剤で連結することもできるし、又は、継ぎ目をテープ又は同様のものによって共に固定することもできる。
上述の実施形態において、型模型部2及び3の双方は、単一かつ同一の鋳型枠1の内に静置される。
他の1つのバージョンでは、鋳型枠1は、下側の鋳型枠と、上側の鋳型枠とに分割され、下側鋳型枠には模型の第1セクション2(1つ以上)のみが格納され、その一方では、上側鋳型枠は、模型の第2セクション3のために使用される。
従って分割した鋳型枠を使用する場合には、模型の第1セクション2が平坦な物体の上でかつ下側の鋳型枠の内側に設置され、その後、鋳型用砂が添加され、詰め込まれ、セットされる。その後、下側鋳型枠が上下反転され、上側の鋳型枠がその上に配置される。その後、模型の第2セクション3が下側の鋳型枠及び接触面4の上の正しい位置に設置され、鋳型が最終形態に至る。
他の実施形態において、鋳造の際に、鋼鉄の鋳造時に鋼鉄内に空洞を提供する鋳型中子を接触面4の下に設置することも可能である。鋳型を開けた後、すなわち上側鋳型枠を取り除いた後に該中子を取り除き、下側鋳型枠をもう一度載せて固定する前に鋳造鋼鉄を点検して、ねずみ鋳鉄の鋳造を行うことができる。
1 鋳型枠
2 鋳型模型の第1セクション(第1型模型部)
3 鋳型模型の第2セクション(第2型模型部)
4 接触面
5 湯口又はスプルー
6 湯口又はスプルー
7 切断刃
8 第1セクション2の壁部分
9 第2セクション3の壁部分
10 鋳型枠1の下側の端
11 鋳型枠1に対する上側部分
12 鋳型枠1の上側の端
13 第2型模型部3の上側表面
14 仮想線
15 壁部分9に沿った斜面
16 壁部分8に沿った斜面

Claims (14)

  1. 鋼鉄から製造される工具の加工部材の形状を定義する複数の第1部分と、ねずみ鋳鉄から製造される該工具の本体部材の形状を定義する第2部分とを含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に複数の結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型であって、
    前記複数の第1部分に各々対応する複数個の第1型模型部と、前記第2部分に対応する少なくとも1個の第2型模型部を含み、
    前記複数個の第1型模型部の各々と前記第2型模型部とが、鋳型の使用位置において水平かつ平坦であり、前記複数の結合領域を表す複数の接触表面に沿って接触し、そして、
    前記複数の接触表面が共通の一平面上に存在するように設計される鋳型。
  2. 前記複数個の第1型模型部が第2型模型部よりも大きい収縮マージンを有するように設計される請求項1に記載の鋳型。
  3. 前記複数個の第1型模型部及び第2型模型部は各々傾斜状に面取りした接触表面を有し、当該接触表面で相互結合するように設計される請求項1又は2に記載の鋳型。
  4. 前記複数個の第1型模型部が第2型模型部の隣接部分に相互結合するように設計される請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋳型。
  5. 前記複数個の第1型模型部及び第2型模型部の全てが共通の鋳型枠内に配置され、
    前記複数個の第1型模型部が、前記第2型模型部よりも低い位置に配置されるように設計される請求項1〜4のいずれか1項に記載の鋳型。
  6. 第1型模型部の中に1つ以上の鋳型中子を有し、
    前記複数の接触表面の少なくとも一箇所に前記1つ以上の鋳型中子の表面が露出するように設計される請求項1〜5のいずれか1項に記載の鋳型。
  7. 前記複数の接触表面の全てが共通の一平面上に存在するように設計される請求項1〜6のいずれか1項に記載の鋳型。
  8. 鋼鉄から製造される工具の加工部材の形状を定義する複数の第1部分と、ねずみ鋳鉄から製造される該工具の本体部材の形状を定義する第2部分とを含み、鋼鉄とねずみ鋳鉄との間に複数の結合領域が存在する一体型鋳造工具の複合鋳造のための鋳型の製造方法であって、
    前記複数の第1部分に各々対応する複数個の第1型模型部と、前記第2部分に対応する少なくとも1個の第2型模型部を含み、
    前記複数個の第1型模型部の各々と前記第2型模型部とが、鋳型の使用位置において水平かつ平坦であり、前記複数の結合領域を表す複数の接触表面に沿って接触し、そして、
    前記複数の接触表面が共通の一平面上に存在するように、前記鋳型が設計されることを特徴とする方法。
  9. 前記複数個の第1型模型部が第2型模型部よりも大きい収縮マージンを有するように、前記鋳型が設計されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 複数個の第1型模型部及び第2型模型部は各々傾斜状に面取りした接触表面を有し、当該接触表面で相互結合するように設計されることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記複数個の第1型模型部が第2型模型部の隣接部分に相互結合されるように、前記鋳型が設計されることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記複数個の第1型模型部及び第2型模型部の全てが共通の鋳型枠内に配置され、
    前記複数個の第1型模型部が、前記第2型模型部よりも低い位置に配置されるように、前記鋳型が設計されることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 第1型模型部の中に1つ以上の鋳型中子を有し、
    前記複数の接触表面の少なくとも一箇所に前記1つ以上の鋳型中子の表面が露出するように、前記鋳型が設計されることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記複数の接触表面の全てが共通の一平面上に存在するように、前記鋳型が設計されることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載の方法。
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