JPS632549A - 複合成形金型の製造法 - Google Patents
複合成形金型の製造法Info
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- JPS632549A JPS632549A JP14642486A JP14642486A JPS632549A JP S632549 A JPS632549 A JP S632549A JP 14642486 A JP14642486 A JP 14642486A JP 14642486 A JP14642486 A JP 14642486A JP S632549 A JPS632549 A JP S632549A
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プレス型、絞り型、打ち抜き型などに用いる
のに適した複合成形金型の製造法に関するものである。
のに適した複合成形金型の製造法に関するものである。
成形金型を鋳造によって製造する場合には、成形金型は
多種少量品であるため多くの場合消失模型を用いた。い
わゆるフルモールド法で鋳造されている。この方法では
、成形金型全体を工具鋼で製作すると著しく高価となる
ため、消失模型を鋳型に埋設して成形部分に工具鋼組成
を有する溶湯を注入した後、他の部分に鋳鉄組成を有す
る溶湯を注入して成形金型を得る方法が開発されている
。
多種少量品であるため多くの場合消失模型を用いた。い
わゆるフルモールド法で鋳造されている。この方法では
、成形金型全体を工具鋼で製作すると著しく高価となる
ため、消失模型を鋳型に埋設して成形部分に工具鋼組成
を有する溶湯を注入した後、他の部分に鋳鉄組成を有す
る溶湯を注入して成形金型を得る方法が開発されている
。
ところが、この方法では溶湯を注入して模型が消失する
際にカーボン残渣が鋳型の内面に残るため、成形金型内
に包含され鋳造欠陥となり品質が低下する。特にこの欠
陥が成形部分に発生した場合には致命的な欠陥となり、
成形金型としての機能を喪失することになる。
際にカーボン残渣が鋳型の内面に残るため、成形金型内
に包含され鋳造欠陥となり品質が低下する。特にこの欠
陥が成形部分に発生した場合には致命的な欠陥となり、
成形金型としての機能を喪失することになる。
本発明の目的は、上述せる従来技術の欠点を解消するも
ので耐用寿命を増大し、かつ製造期間を短縮し、さらに
製造原価を低減し、しかも品質を向上し得る複合成形金
型の製造法を提供するものである。
ので耐用寿命を増大し、かつ製造期間を短縮し、さらに
製造原価を低減し、しかも品質を向上し得る複合成形金
型の製造法を提供するものである。
本発明の複合成形金型の製造法は、消失模型を鋳型に埋
設して成形金型を製造するにあたり、成形金型の成形部
分とその近傍を下型として造型後抜型し、堰は上記成形
部分より上部に位置せしめ。
設して成形金型を製造するにあたり、成形金型の成形部
分とその近傍を下型として造型後抜型し、堰は上記成形
部分より上部に位置せしめ。
他の部分を上型として消失模型を埋設し、上記鋳型を外
部より減圧吸引しつつ、上記成形部分に工具鋼組成を有
する溶湯を注入した後上記他の部分に鋳鉄組成を有する
溶湯を注入することを特徴とするものである。
部より減圧吸引しつつ、上記成形部分に工具鋼組成を有
する溶湯を注入した後上記他の部分に鋳鉄組成を有する
溶湯を注入することを特徴とするものである。
以下本発明による複合成形金型の製造法の実施例を図面
に基いてさらに詳細に説明する。第１図は成形金型の消
失模型の正面図、第２図は同じく側面図、第３図は鋳型
の断面図である。
に基いてさらに詳細に説明する。第１図は成形金型の消
失模型の正面図、第２図は同じく側面図、第３図は鋳型
の断面図である。
（１）造型
発泡スチロールで成形された消失模型１を成形部分２の
近傍で切断し、この成形部分２の切断面３が見切面とな
るようにして下型４を造型する。
近傍で切断し、この成形部分２の切断面３が見切面とな
るようにして下型４を造型する。
下型４の上に他の部分５の消失模型を載置して鋳物砂を
充填し上型６を造型する。この時、堰７の下面は成形部
分２の上面よりも上部に位置するように造型する。
充填し上型６を造型する。この時、堰７の下面は成形部
分２の上面よりも上部に位置するように造型する。
つぎに下型４の成形部分２の消失模型を抜型して再び上
型６と下型４を合せて造型を完了する６（２）鋳造 減圧源に連通せる減圧吸引口８から鋳型を減圧しつつ、
鉄と不可避的不純物と下記の成分とからなる工具鋼組成
の溶湯を上型６の湯口９から成形部分２に注入した。こ
の時工具ＩＩ組成の溶湯表面は、堰７の下面よりも少し
低い位置になるよう溶湯量を調整する。この時の注入温
度は１５３５℃上記工具鋼組成の溶湯を注入して約３０
秒経過した時点で、鉄と不可避的不純物と下記の成分と
からなる゛球状黒鉛鋳鉄（Ｊ Ｉ Ｓ ６５５０２ Ｆ
ＣＤ６０）組成の溶湯を鋳型を減圧しつつ上型６の湯口
９から注入し他の部分５の模型を消失して溶湯を充満し
た。その時の注入温度は１３７５℃であった。
型６と下型４を合せて造型を完了する６（２）鋳造 減圧源に連通せる減圧吸引口８から鋳型を減圧しつつ、
鉄と不可避的不純物と下記の成分とからなる工具鋼組成
の溶湯を上型６の湯口９から成形部分２に注入した。こ
の時工具ＩＩ組成の溶湯表面は、堰７の下面よりも少し
低い位置になるよう溶湯量を調整する。この時の注入温
度は１５３５℃上記工具鋼組成の溶湯を注入して約３０
秒経過した時点で、鉄と不可避的不純物と下記の成分と
からなる゛球状黒鉛鋳鉄（Ｊ Ｉ Ｓ ６５５０２ Ｆ
ＣＤ６０）組成の溶湯を鋳型を減圧しつつ上型６の湯口
９から注入し他の部分５の模型を消失して溶湯を充満し
た。その時の注入温度は１３７５℃であった。
（ｗｔ％）
（２）熱処理
作製した成形金型を７８０℃に加熱し４時間保持した後
炉冷した。
炉冷した。
（３）機械的性質
成形金型から第４図に示すＪＩＳ４号引張試験片を剛製
した。この際工具鋼部１ｏと鋳鉄部１１の境界部分が平
行部の中央１２に位置するよう加工した。引張試験結果
は６０．３〜６２ 、５ｋｇｆ／ｍｆｆＩ２の引張強さ
を示し破断個所は境界部ではなくすべて鋳鉄部であった
。
した。この際工具鋼部１ｏと鋳鉄部１１の境界部分が平
行部の中央１２に位置するよう加工した。引張試験結果
は６０．３〜６２ 、５ｋｇｆ／ｍｆｆＩ２の引張強さ
を示し破断個所は境界部ではなくすべて鋳鉄部であった
。
（４）硬度
境界部付近の硬度分布（ロックウェルＢスケール）を第
５図に示す。
５図に示す。
（５）組織
第６図に示す顕微鏡写真で明らかなように境界部は、工
具鋼と鋳鉄が完全に融合し異常組織は全く認められない
。
具鋼と鋳鉄が完全に融合し異常組織は全く認められない
。
本実施例では鋳鉄材として球状黒鉛鋳鉄を用いたが、片
状黒鉛鋳鉄、バーミキュラ黒鉛鋳鉄などを用いることも
勿論可能である。
状黒鉛鋳鉄、バーミキュラ黒鉛鋳鉄などを用いることも
勿論可能である。
成形金型で最も重要な成形部分２を下型とし、しかも、
この部分の下型は空隙部となっているのでカーボン残渣
が残ることなく、従ってきわめて健全な鋳物を得ること
ができた。また大型の複合成形金型を製造する場合には
、フラン鋳型を用いることがより好適である。
この部分の下型は空隙部となっているのでカーボン残渣
が残ることなく、従ってきわめて健全な鋳物を得ること
ができた。また大型の複合成形金型を製造する場合には
、フラン鋳型を用いることがより好適である。
以上の説明で明らかなように、本発明は加工工数の低減
、重量軽減、製作日数の短縮、品質向上など多くの優れ
た効果を有するものである。
、重量軽減、製作日数の短縮、品質向上など多くの優れ
た効果を有するものである。
第１図は成形金型の消失模型の正面図、第２図は同じく
側面図、第３図は鋳型の断面図、第４図は試験片の平面
図、第５図は硬度分布図、第６図は金属顕微鏡組織写真
である。 第１図 第３図 境界部よりの距離（ｍｍ） 第 ６区
側面図、第３図は鋳型の断面図、第４図は試験片の平面
図、第５図は硬度分布図、第６図は金属顕微鏡組織写真
である。 第１図 第３図 境界部よりの距離（ｍｍ） 第 ６区
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、消失模型を鋳型に埋設して成形金型を製造するにあ
たり、成形金型の成形部分とその近傍を下型として造型
後抜型し、堰は上記成形部分より上部に位置せしめ、他
の部分を上型として消失模型を埋設し、上記鋳型を外部
より減圧吸引しつつ、上記成形部分に工具鋼組成を有す
る溶湯を注入した後上記他の部分に鋳鉄組成を有する溶
湯を注入することを特徴とする複合成形金型の製造法。 ２、上記鋳型はフラン鋳型である特許請求の範囲第１項
記載の複合成形金型の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14642486A JPS632549A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 複合成形金型の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14642486A JPS632549A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 複合成形金型の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS632549A true JPS632549A (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=15407369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14642486A Pending JPS632549A (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 複合成形金型の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS632549A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03146638A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-21 | Fukushima Seiko Kk | 吸引式消失鋳型方法 |
| JPH03189065A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-19 | Daiwa Kogyo Kk | 特殊鋼と鋳鉄の一体化構造及びその製造方法 |
| WO2009110833A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Camito Ab | A mould and a method of its manufacture |
| JP2017136641A (ja) * | 2015-11-15 | 2017-08-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 鋳造方法及び物品 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP14642486A patent/JPS632549A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03146638A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-21 | Fukushima Seiko Kk | 吸引式消失鋳型方法 |
| JPH03189065A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-19 | Daiwa Kogyo Kk | 特殊鋼と鋳鉄の一体化構造及びその製造方法 |
| WO2009110833A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Camito Ab | A mould and a method of its manufacture |
| JP2017136641A (ja) * | 2015-11-15 | 2017-08-10 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 鋳造方法及び物品 |
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