JPS62252637A - 成形金型とその製造法 - Google Patents
成形金型とその製造法Info
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- JPS62252637A JPS62252637A JP9368886A JP9368886A JPS62252637A JP S62252637 A JPS62252637 A JP S62252637A JP 9368886 A JP9368886 A JP 9368886A JP 9368886 A JP9368886 A JP 9368886A JP S62252637 A JPS62252637 A JP S62252637A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プレス型、絞り型、打ち抜き型などに用いる
のに適した成形金型とその製造法に関するものである。
のに適した成形金型とその製造法に関するものである。
成形金型は強度と耐摩耗性を必要とするため工具鋼が広
く用いられているが、材料費が高価であるため成形面と
その付近に工具鋼を配設しボルトによって固定した構造
、あるいは成形面とその付近に工具鋼に相当する部材を
溶接肉盛りした構造の金型が使用されている。
く用いられているが、材料費が高価であるため成形面と
その付近に工具鋼を配設しボルトによって固定した構造
、あるいは成形面とその付近に工具鋼に相当する部材を
溶接肉盛りした構造の金型が使用されている。
前者の場合には工具鋼を取り付ける部分を機械加工しな
ければならないため製造原価が高くなり。
ければならないため製造原価が高くなり。
また使用中にボルトの緩みを生じるなどの問題点が残さ
れている。
れている。
後者の場合には大型の金型では溶接工数が増大するばか
りでなく、熱影響による歪の発生、成形面の修正加工を
要するなど原価低減を阻害する要素が含まれ決して好ま
しい構造とはいえない。
りでなく、熱影響による歪の発生、成形面の修正加工を
要するなど原価低減を阻害する要素が含まれ決して好ま
しい構造とはいえない。
本発明の目的は、上述せる従来技術の欠点を解消するも
ので耐用寿命を増大し、しかも製造期間と製造原価を縮
減し得る成形金型とその製造法を提供するものである。
ので耐用寿命を増大し、しかも製造期間と製造原価を縮
減し得る成形金型とその製造法を提供するものである。
本発明の成形金型は、金型の成形部分を工具鋼組成とな
し、他の部分を鋳鉄組成となすことを特徴とするもので
あり、また本発明の成形金型の製進法は、鋳型を用いて
成形金型を製造するにあたり、まず金型の成形部分の鋳
型空隙部に工具鋼組成を有する溶湯を注入し、ついで他
の鋳型空隙部に鋳鉄組成を有する溶湯を注入することを
特徴とするものである。
し、他の部分を鋳鉄組成となすことを特徴とするもので
あり、また本発明の成形金型の製進法は、鋳型を用いて
成形金型を製造するにあたり、まず金型の成形部分の鋳
型空隙部に工具鋼組成を有する溶湯を注入し、ついで他
の鋳型空隙部に鋳鉄組成を有する溶湯を注入することを
特徴とするものである。
以下本発明による成形金型の製造法の実施例を図面に基
いてさらに詳細に説明する。第１図は成形金型の正面図
、第２図は同じく側面図、第３図は鋳型の断面図である
。
いてさらに詳細に説明する。第１図は成形金型の正面図
、第２図は同じく側面図、第３図は鋳型の断面図である
。
（１）ｇ造
鉄と不可避的不純物と下記の成分とからなる工具鋼組成
の溶湯を鋳型１の湯口２から成形金型空隙部３の成形部
分４に注入した。その時の注入皿上記工具鋼組成の溶湯
を注入して約３０秒経過した時点で、鉄と不可避的不純
物と下記の成分とからなる球状黒鉛鋳鉄（Ｊ Ｉ Ｓ
Ｇ５５０２ ＦＣＤ６０）組成の溶湯を鋳型１の湯口２
から注入し鋳型空隙部を充満した。その時の注入温度は
１３８０’Ｃで（２）熱処理 作製した成形金型を７８０℃に加熱し４時間保持した後
炉冷した。
の溶湯を鋳型１の湯口２から成形金型空隙部３の成形部
分４に注入した。その時の注入皿上記工具鋼組成の溶湯
を注入して約３０秒経過した時点で、鉄と不可避的不純
物と下記の成分とからなる球状黒鉛鋳鉄（Ｊ Ｉ Ｓ
Ｇ５５０２ ＦＣＤ６０）組成の溶湯を鋳型１の湯口２
から注入し鋳型空隙部を充満した。その時の注入温度は
１３８０’Ｃで（２）熱処理 作製した成形金型を７８０℃に加熱し４時間保持した後
炉冷した。
（３）機械的性質
成形金型から第４図に示すＪＩＳ４号引張試験片を削褒
した。この際工具鋼部５と鋳鉄部６の境界部分が平行部
の中央７に位置するよう加工した。
した。この際工具鋼部５と鋳鉄部６の境界部分が平行部
の中央７に位置するよう加工した。
引張試験結果は６３．３〜６５．７ｋｇｆ／ｍｌ１１”
の引張強さを示し破断個所は境界部ではなくすべて中央
部であった。
の引張強さを示し破断個所は境界部ではなくすべて中央
部であった。
（４）硬度
境界部付近の硬度分布（ロックウェルロスケール）を第
５図に示す。
５図に示す。
（５）組織
第６図に示す顕微鏡写真で明らかなように境界部は、工
具鋼と鋳鉄が完全に融合し異常組織は全く認められない
。
具鋼と鋳鉄が完全に融合し異常組織は全く認められない
。
本実施例では鋳鉄材として球状黒鉛鋳鉄を用いたが、片
状黒鉛鋳鉄、バーミキュラ黒鉛鋳鉄などを用いることも
勿論可能である。
状黒鉛鋳鉄、バーミキュラ黒鉛鋳鉄などを用いることも
勿論可能である。
以上の説明で明らかなように、本発明の成形金型および
その製造法は加工工数の低減１重量軽減、製作日数の短
縮など多くの優れた効果を有するものである。
その製造法は加工工数の低減１重量軽減、製作日数の短
縮など多くの優れた効果を有するものである。
第１図は成形金型の正面図、第２図は同じく側面図、第
３図は鋳型の断面図、第４図は試験片の平面図、第５図
は硬度分布図、第６図は金属顕微鏡組織写真である。 １：鋳型 ５：工具鋼部 ６：鋳鉄部 第５図 境界部よりの距離（ｍｍ）
３図は鋳型の断面図、第４図は試験片の平面図、第５図
は硬度分布図、第６図は金属顕微鏡組織写真である。 １：鋳型 ５：工具鋼部 ６：鋳鉄部 第５図 境界部よりの距離（ｍｍ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、金型の成形部分を工具鋼組成となし、他の部分を鋳
鉄組成となすことを特徴とする鋳造製一体構造の成形金
型。 ２、鋳型を用いて成形金型を製造するにあたり、まず金
型の成形部分の鋳型空隙部に工具鋼組成を有する溶湯を
注入し、ついで他の鋳型空隙部に鋳鉄組成を有する溶湯
を注入することを特徴とする鋳造製一体構造の成形金型
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368886A JPS62252637A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 成形金型とその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368886A JPS62252637A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 成形金型とその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62252637A true JPS62252637A (ja) | 1987-11-04 |
Family
ID=14089342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9368886A Pending JPS62252637A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 成形金型とその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62252637A (ja) |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP9368886A patent/JPS62252637A/ja active Pending
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