JPS63231014A - 複合ロ−ルの製造方法 - Google Patents
複合ロ−ルの製造方法Info
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- JPS63231014A JPS63231014A JP6176987A JP6176987A JPS63231014A JP S63231014 A JPS63231014 A JP S63231014A JP 6176987 A JP6176987 A JP 6176987A JP 6176987 A JP6176987 A JP 6176987A JP S63231014 A JPS63231014 A JP S63231014A
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- JP
- Japan
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- surface layer
- cast iron
- inner layer
- layer
- composite roll
- Prior art date
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- Pending
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims abstract description 23
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 16
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は抄紙機のカレンダーパートに使用される、所謂
チルドロール等に利用できる複合ロールの製造方法に関
するものである。
チルドロール等に利用できる複合ロールの製造方法に関
するものである。
(従来の技術)
−iに抄紙機のカレンダーパートに使用される、所謂チ
ルドロール等の複合ロールの表面層には、高い硬度と紙
離れの良さ等が要求され、内層には軸取付孔等の加工の
ために通常の硬度が要求される。従って従来は第2図の
如く、ロール体4は表面層1にはチルド鋳鉄、内N5に
は普通鋳鉄を用いて複合ロールを製造していた。
ルドロール等の複合ロールの表面層には、高い硬度と紙
離れの良さ等が要求され、内層には軸取付孔等の加工の
ために通常の硬度が要求される。従って従来は第2図の
如く、ロール体4は表面層1にはチルド鋳鉄、内N5に
は普通鋳鉄を用いて複合ロールを製造していた。
(発明が解決しようとする問題点)
第2図に示す従来のロール体4において、高い硬度が要
求される表面層1は、加工組立条件及び延性、靭性、硬
度などからその厚みが制限される。しかも製造の段階に
おいて表面層1の厚みTに、第3図に示すtの如<(t
<T)厚みむらが生じることがある。
求される表面層1は、加工組立条件及び延性、靭性、硬
度などからその厚みが制限される。しかも製造の段階に
おいて表面層1の厚みTに、第3図に示すtの如<(t
<T)厚みむらが生じることがある。
厚みが制限された表面層1は、加熱使用時(50〜80
℃)の熱膨張率が表面層1より大きい内層5の影響を受
は易く、特に表面層1に前記の如く厚みむらがある部分
では、外表面に1′の如く凸状の微小変形を生じ、これ
が紙厚の均一化に悪影響を与えるなどの問題があった。
℃)の熱膨張率が表面層1より大きい内層5の影響を受
は易く、特に表面層1に前記の如く厚みむらがある部分
では、外表面に1′の如く凸状の微小変形を生じ、これ
が紙厚の均一化に悪影響を与えるなどの問題があった。
即ち、抄紙機のカレンダーパートに用いられるチルドロ
ールは、紙の高品質化、薄紙化の流れの中で、加熱運転
時の僅かな局部変形も許されない状況になりつつあり、
同変形をほぼ3μm以下に抑える必要があった(全体の
曲り的要素20μm以下)。
ールは、紙の高品質化、薄紙化の流れの中で、加熱運転
時の僅かな局部変形も許されない状況になりつつあり、
同変形をほぼ3μm以下に抑える必要があった(全体の
曲り的要素20μm以下)。
本発明は前記従来の要望にこたえるべく提案されたもの
である。
である。
(問題点を解決するための手段及び作用)このため本発
明は、表面層と内層よりなる複合ロールを製造するに当
り、チルド鋳鉄等で表面層を形成し、続いて同表面層の
内面に前記鋳鉄等より低い熱膨張率をもった材料で内層
を形成するもので、これを問題点解決のための手段及び
作用とするものである。
明は、表面層と内層よりなる複合ロールを製造するに当
り、チルド鋳鉄等で表面層を形成し、続いて同表面層の
内面に前記鋳鉄等より低い熱膨張率をもった材料で内層
を形成するもので、これを問題点解決のための手段及び
作用とするものである。
(実施例)
以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
は本発明の実施例を示す複合ロールの1部の側断面図で
、1は表面層、2は内層で、この両層により複合ロール
を構成している。この複合ロールを遠心鋳造法で製造す
る場合には、先ず高温で溶融したチルド鋳鉄を高速で回
転している円筒形のケース内に注入して表面層lを形成
し、続いて同じく溶融した前記チルド鋳鉄より低い熱膨
張率の材料(例えばミノーバ鋳鉄+α)を同ケース内に
注入して、前記表面層1の内面に内N2を形成する。こ
のため加熱使用時には、厚みむらのある部分に点線3で
示すような凹方向の微小変形を生じる。
は本発明の実施例を示す複合ロールの1部の側断面図で
、1は表面層、2は内層で、この両層により複合ロール
を構成している。この複合ロールを遠心鋳造法で製造す
る場合には、先ず高温で溶融したチルド鋳鉄を高速で回
転している円筒形のケース内に注入して表面層lを形成
し、続いて同じく溶融した前記チルド鋳鉄より低い熱膨
張率の材料(例えばミノーバ鋳鉄+α)を同ケース内に
注入して、前記表面層1の内面に内N2を形成する。こ
のため加熱使用時には、厚みむらのある部分に点線3で
示すような凹方向の微小変形を生じる。
(発明の効果)
以上詳細に説明した如く本発明の方法による複合ロール
は、内層を表面層のチルド鋳鉄等より低い熱膨張率をも
った材料で形成するので、表面層の形成の際、厚みTに
tの如<(T>t)厚みむらが生じた部分でも、加熱使
用時に内層の低い熱膨張率によって凸方向でなく、むし
ろ凹方向の微小変形を生じ、紙厚に悪影響を与えるのが
防止できる。
は、内層を表面層のチルド鋳鉄等より低い熱膨張率をも
った材料で形成するので、表面層の形成の際、厚みTに
tの如<(T>t)厚みむらが生じた部分でも、加熱使
用時に内層の低い熱膨張率によって凸方向でなく、むし
ろ凹方向の微小変形を生じ、紙厚に悪影響を与えるのが
防止できる。
第1図は本発明の実施例を示す複合ロールの1部の側断
面図、第2図は従来の複合ロールの側断面図、第3図は
従来の複合ロールの表面層に厚みむらがある部分の外表
面の変形状態を示す側断面図である。 図の主要部分の説明 1・−表面層 2−内層 3−・凹方向の点線 第1図 業2図
面図、第2図は従来の複合ロールの側断面図、第3図は
従来の複合ロールの表面層に厚みむらがある部分の外表
面の変形状態を示す側断面図である。 図の主要部分の説明 1・−表面層 2−内層 3−・凹方向の点線 第1図 業2図
Claims (1)
- 表面層と内層よりなる複合ロールを製造するに当り、チ
ルド鋳鉄等で表面層を形成し、続いて同表面層の内面に
前記鋳鉄等より低い熱膨張率をもった材料で内層を形成
することを特徴とする複合ロールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176987A JPS63231014A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 複合ロ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176987A JPS63231014A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 複合ロ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63231014A true JPS63231014A (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=13180646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6176987A Pending JPS63231014A (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | 複合ロ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63231014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009110833A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Camito Ab | A mould and a method of its manufacture |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP6176987A patent/JPS63231014A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009110833A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Camito Ab | A mould and a method of its manufacture |
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