JP5668289B2 - 油圧式ショックアブソーバ - Google Patents

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Description

本発明は、移動物体を停止させる際の衝撃を油の流動抵抗を利用して緩衝する油圧式のショックアブソーバに関するものである。
油圧式のショックアブソーバは、例えば特許文献1に記載されているように、シリンダハウジングのピストン室内に、鉱油などの油を充填すると共に制動用のピストンを外周に油の流通間隙を保った状態に収容し、該ピストンに連結したロッドを、上記シリンダハウジングのロッド側端壁(スリーブ)を摺動自在に貫通させて外部に延出させた構成を有している。そして、このロッドの先端に移動物体が衝突して上記ピストンが変移する際に上記流通間隙を流れる油の流動抵抗により、上記移動物体の運動エネルギーを吸収するものである。
上記ロッドは、復帰ばねによる付勢力によって通常は前進端である初期位置を占め、上記移動物体が衝突すると後退して緩衝動作を行ったあと、上記復帰ばねの付勢力で再び初期位置に復帰するという動作を繰り返す。このとき、該ロッドの表面には、ピストン室内に充填された油が付着することによって油膜が形成されるため、該ロッドが後退・前進を繰り返すことによってピストン室内の油が該ロッドを通じて少しずつ外部に流出することになり、この結果、ピストン室内の油量が次第に減少してショックアブソーバとしての緩衝能力が低下し、寿命に至るのが一般的である。
このような油量の減少による緩衝能力の低下を防止するには、上記ロッドの外周とロッド側端壁の内周との間にスクレーパを設け、このスクレーパでロッド外周に付着した油膜を掻き落として上記ピストン室内に戻すことにより、流出量の低減を図れば良い。
しかし、上記油膜は一方で、上記ロッド側端壁に設けられたロッドパッキンと上記ロッドとの摺動のための潤滑油としての役目も果たしているため、該油膜を必要以上に除去してしまうと、ロッドの摺動抵抗が増大して摺動特性が悪くなると共に、上記ロッドパッキンが摩耗してシール性が低下することになる。
このため、必要量の油が潤滑油として流出するように構成せざるを得ず、油の流出量低減を図るにも限界があった。そして、このことが、油量の減少によるショックアブソーバの緩衝能力の低下を防止する上での最大のネックとなっていた。
特開2006−250309号公報
本発明の目的は、油圧式ショックアブソーバにおいて、ロッドの外周に付着した油膜を極限まで除去することによって油の流出量の低減を図ると同時に、上記ロッドとロッドパッキンとの間の良好な摺動性の確保と該ロッドパッキンの摩耗防止とを可能ならしめることにある。
上記目的を達成するため本発明は、ヘッド側端壁及びロッド側端壁を有するシリンダハウジングの内部に、油が充填されたピストン室を有し、該ピストン室内に緩衝用のピストンが該ピストン室の軸線方向に移動自在に収容され、該ピストンにロッドの基端部が連結されると共に、該ロッドの先端部が上記ロッド側端壁を貫通して上記シリンダハウジングの外部に導出され、該ロッドの外周と上記ロッド側端壁の内周との間にロッドパッキンが介在してなり、上記ロッドの先端に衝突する移動物体を緩衝停止させる油圧式ショックアブソーバにおいて、上記ロッドパッキンは、上記ロッド側端壁の内周に形成された凹段部内に配置され、上記ロッドの外周に付着した油膜を掻き落とすためのエッジを有する第1リップと、上記第1リップよりロッド先端寄りの位置にあるシール用の第2リップと、上記ロッドの外周に供給するためのグリースを保持するリング状のグリース保持部材とを有し、該グリース保持部材は、上記ロッドパッキンの上記凹段部内に嵌合している部分の内周において、上記第1リップと第2リップとの間に位置するように形成されたリング状の凹溝内に嵌合し、上記ロッドの外周に接触していることを特徴とするものである。
さらに、本発明は、上記ロッドを微小な摺動間隙を介して取り囲むスリーブが、上記ロッド側端壁から上記ピストン室側に向けて延在し、上記ロッドが、該ロッドの外周と上記ロッド側端壁及びスリーブの内周との間の上記摺動間隙内に位置する部分に、該摺動間隙内の油を通じて上記ロッドパッキンに作用する圧力を低減させるためのラビリンスを有していても良い。
この場合に上記ラビリンスは、上記ロッドの外周を取り囲む複数の周溝からなり、該周溝内に、上記油より粘度の大きい高粘度油が充填されていることが望ましい。
本発明によれば、ロッドパッキンの第1リップによってロッドの外周の油膜が極限まで掻き落とされても、上記ロッドパッキンに設けたグリース保持部材から供給されるグリースにより、該ロッドパッキンと上記ロッドとの摺動性が良好に維持されると共に、該ロッドパッキンの摩耗も防止される。この結果、油の流出量を極限まで減少させてショックアブソーバの寿命を延ばすことができると同時に、上記ロッドとロッドパッキンとの良好な摺動性の維持と、該ロッドパッキンの耐久性の向上とを図ることができる。
本発明に係る油圧式ショックアブソーバの第1実施形態の断面図で、ピストン及びロッドが初期位置にある状態を示すものである。 図1のショックアブソーバの異なる動作状態を示す断面図で、ピストン及びロッドが緩衝位置に移動した状態を示すものである。 図1の要部拡大図である。 本発明に係る油圧式ショックアブソーバの第2実施形態の部分断面図である。
図1−図3は、本発明に係る油圧式ショックアブソーバの第1実施形態を示すものである。このショックアブソーバは、円筒状のシリンダハウジング1を有している。このシリンダハウジング1は、軸線L方向の基端側に位置するヘッド側端壁2及び先端側に位置するロッド側端壁3と、中間に位置する中間壁4とを有していて、該中間壁4と上記ヘッド側端壁2との間にピストン室5が形成され、該中間壁4と上記ロッド側端壁3との間にアキュムレータ室6が形成され、これらのピストン室5及びアキュムレータ室6の内部に油7が加圧状態で充填されている。上記ピストン室5とアキュムレータ室6とは、上記中間壁4の連通孔4aで相互に連通している。
上記ピストン室5の内部には、該ピストン室5の内径よりも外径の小さい緩衝用のピストン10が、その外周と上記シリンダハウジング1の内周との間に油7が流通する隙間Sを保持した状態で、該シリンダハウジング1(ピストン室5)の軸線L方向に移動自在なるように収容され、該ピストン10にロッド11の基端部が連結されている。また、このロッド11の基端部にばね座板13がナット14により取り付けられ、このばね座板13と上記ヘッド側端壁2との間に、上記ピストン10を中間壁4に当接する初期位置(図1の位置)に向けて常時付勢する復帰ばね12が配設されている。
上記ピストン10は、中心を貫通する取付孔10a内に上記ロッド11の基端の細径化された取付部11aを嵌合させることにより、該ロッド11にフローティング状態に取り付けられ、上記ばね座板13に係止することによって該ロッド11からの脱落が防止されるようになっている。
一方、上記ロッド11の先端部は、上記中間壁4とスリーブ8と上記ロッド側端壁3とを摺動自在に貫通してシリンダハウジング1の外部に延出している。
そして、図1の初期位置において、上記ロッド11の先端に制動対象である移動物体が衝突し、該ロッド11に押し込み方向の衝撃力Fが作用すると、該ロッド11により押されたピストン10が上記ピストン室5内を図2の緩衝位置へと移動し、それに伴って、該ピストン10と上記ヘッド側端壁2との間に形成されるヘッド側分室5a内の油7が、上記隙間Sを通じて、上記ピストン10と中間壁4との間に形成されるロッド側分室5b内に移動し、そのときの該油7の流動抵抗により、上記移動物体の運動エネルギーが吸収されて緩衝動作が行われるようになっている。
上記移動物体による作用力が取り除かれると、上記ピストン10及びロッド11は、上記復帰ばね12の付勢力により前進させられて図1の初期位置に復帰し、その際、上記ロッド側分室5b内の油7が上記隙間Sを通じてヘッド側分室5a内に移動する。この場合同時に、上記ロッド11とピストン10との間に形成される隙間Pを通じてロッド側分室5bの油7がヘッド側分室5a内に移動するようになっていても良い。
上記シリンダハウジング1とヘッド側端壁2とは一体に形成されていて、該ヘッド側端壁2の中央部に、シリンダハウジング1内に上記油7を充填するための注入孔15が形成され、該注入孔15は、充填した油7を予圧を与えるための調圧部材を兼ねるプラグ16で塞がれている。このプラグ16は、基端の雄ねじ部16aを上記注入孔15の雌ねじ部15aに螺着することによりこの注入孔15内に取り付けられていて、このプラグ16を回転させて前進させることにより、上記シリンダハウジング1内の油7を加圧することができるようになっている。
上記ロッド側端壁3は、上記シリンダハウジング1とは別に形成され、Oリング17を介して該シリンダハウジング1の内部に嵌め付けられている。このロッド側端壁3は、上記ロッド11の外周を取り囲んで上記ヘッド側端壁2の方に延びる円筒状の上記スリーブ8を一体に有し、該ロッド側端壁3及びスリーブ8の内周と上記ロッド11の外周との間には、図3から分かるように微小な摺動間隙Gが形成されている。
また、上記ロッド側端壁3の内周に形成された凹段部19には、該ロッド側端壁3の内周と上記ロッド11の外周との間をシールするリング状のロッドパッキン20が取り付けられ、これらのロッド側端壁3とロッドパッキン20とが、上記シリンダハウジング1の端部に取付られた環状の固定部材21で取付位置に固定されている。
上記スリーブ8は、図1及び図2に示すように、シリンダハウジング1の軸線L方向に長く形成されていて、上記ロッド11のための軸受及びガイドとしても機能するように構成されている。これにより、ロッド11に偏荷重が作用しても該ロッド11を適切な方向に前後動させることができるため、ピストン10がピストン室5の壁面に接触して移動が妨げられるのを防止することができ、衝撃の緩衝を安定的に行うことができる。
上記中間壁4は、上記スリーブ8の先端に一体に設けられているが、上記スリーブ8と別体に形成して該スリーブ8に結合しても良い。あるいは、シリンダハウジング1と一体に形成することもできる。さらには、該中間壁4を独立する部材として形成し、それをスリーブ8の先端に当接させた状態でシリンダハウジング1の内部に嵌め付けても良い。
上記アキュムレータ室6は、上記スリーブ8の回りを取り囲む円筒形の室であって、軸線L方向の両端部が上記ロッド側端壁3と中間壁4とによって画定され、該アキュムレータ室6の外径は、上記ピストン室5の内径より大径である。
このアキュムレータ室6の内部には、ロッド11の進退動に伴う内部容積変化によって膨張及び収縮するリング状の弾性部材22が、シリンダハウジング1の軸線L方向及び径方向に伸縮自在なるように収容されている。この弾性部材22は、伸縮自在の多孔質材からなるもので、この多孔質材としては、例えば独立気泡を有するニトリルゴム(NBR)製あるいは合成樹脂製の発泡体が用いられる。この弾性部材22は、上記アキュムレータ室6内に上記スリーブ8を取り囲むように配設され、上記ロッド11が前進端の位置を占める図1の初期状態において、加圧された油7の圧力により弾性的に圧縮された状態にあり、その収縮により生じるスペースによって上記アキュムレータ室6内にリザーバタンク23が形成されている。
上記弾性部材22の非圧縮時における軸線L方向長さと内径及び外径は、上記アキュムレータ室6の軸線L方向長さと内径及び外径とほぼ等しいか、それより僅かに小さいかあるいは僅かに大きい程度に形成されていることが望ましい。換言すれば、上記弾性部材22の非圧縮時の好ましい大きさは、上記アキュムレータ室6全体をほぼ満たすような大きさであり、このときこのアキュムレータ室6内には上記リザーバタンク23は形成されない。
上記リザーバタンク23は、上記中間壁4に形成された連通孔4aを通じて上記ピストン室5と相互に連通しているため、上記ピストン室5とリザーバタンク23との内部に封入された上記油7は、圧縮された上記弾性部材22の弾性復元力によって加圧された状態にある。
上記リザーバタンク23は、上記ピストン10及びロッド11が前進端の位置である初期位置から後退を始めて図2の緩衝位置に移動する際に、上記ヘッド側分室5aからロッド側分室5bに流動した油7の一部、即ち、該ロッド側分室5bに進入したロッド11の体積分に相当する量の油を受容することにより、上記両分室5a,5bの容積差を吸収するもので、ピストン10の位置に応じて流入する油量が異なるため、それに応じて該リザーバタンク23の容積も変化する。具体的には、ピストン10が押し込まれて緩衝位置に移動するときには、リザーバタンク23内に流入する油7の量は次第に多くなるため、弾性部材22の圧縮量も次第に多くなって該リザーバタンク23の容積は拡大し、逆に、ピストン10が緩衝位置から初期位置へ復帰するときは、上記リザーバタンク23内の油7が流出するため弾性部材22は伸張し、リザーバタンク23内の容積は縮小する。
なお、図示した例では、上記弾性部材22が軸線L方向に圧縮されることによってアキュムレータ室6の一端側に上記リザーバタンク23が形成されているが、上記弾性部材22は油7によって軸線L方向にも径方向にも圧縮されるため、必ずしもこの例のようになるとは限らず、上記弾性部材22の内周あるいは外周に上記リザーバタンク23が形成されることもあり得る。
図3に示すように、上記ロッドパッキン20は、合成ゴム材料あるいは合成樹脂材料からなるリップ形のパッキンであって、上記ロッド11の外周に接触する2つのシール用のリップ26,27を一体に有している。このうち第1リップ26は、他方の第2リップ27よりもロッド11の基端寄りの位置(ピストン10寄りの位置)に設けられていて、該ロッド11の基端側に向けて尖ったエッジ26aを有しており、このエッジ26aで、上記ロッド11が緩衝位置から初期位置に復帰する際に、該ロッド11の外周に付着した油膜7aを掻き落として上記摺動間隙G内に戻すようになっている。従ってこの第1リップ26は、シールのための機能と、油膜7aを掻き落とすスクレーパとしての機能とを兼備するものである。
一方、上記第2リップ27は、上記第1リップ26よりもロッド11の先端寄りの位置に、先端を上記ロッド11の先端方向に向けて設けられ、この位置で上記ロッド11の外周に接触することにより、該ロッド11と上記ロッド側端壁3との間をシールしている。
上記合成ゴム材料としては、ニトリルゴムやフッ素ゴム等が好適に使用され、合成樹脂材料としては、ポリウレタン樹脂や4フッ化エチレン樹脂等が好適に使用される。
また、上記ロッドパッキン20は、多孔質に形成してグリース等の潤滑剤を含浸させることにより、自己潤滑性を有するように形成することが望ましい。
上記ロッドパッキン20はさらに、グリースを保持するリング状のグリース保持部材28を有している。このグリース保持部材28は、上記ロッドパッキン20と別体に形成されたもので、このグリース保持部材28を取り付けるため上記ロッドパッキン20の内周には、上記第1リップ26と第2リップ27との間の位置にリング状の凹溝29が形成され、この凹溝29内に上記グリース保持部材28が嵌合し、該グリース保持部材28の内周が上記ロッド11の外周に接触している。
上記グリース保持部材28は、矩形の断面形状を有する伸縮自在の多孔質材からなるもので、内部にグリースが含浸されており、このグリースを、上記ロッド11との摺動時に該ロッド11の外周面に少しずつ供給し、該ロッド11と上記ロッドパッキン20の各リップ26,27との間の潤滑性を保つものである。
上記グリース保持部材28は、上記弾性部材22と同様に、例えばニトリルゴム製あるいは合成樹脂製の発泡体で形成することができる。また、上記グリース保持部材28の断面形状は、矩形以外の任意の形状であっても良く、例えば円形、楕円形、U字形、D字形などとすることもできる。
上記構成を有する油圧式ショックアブソーバの作用について説明する。このショックアブソーバが非作動のとき、図1に示すように、上記ピストン10は復帰ばね12により押され、中間壁4に当接した初期位置を占めている。このとき、上記アキュムレータ室6内には、圧縮された上記弾性部材22によってリザーバタンク23が形成され、シリンダハウジング1内の油7が上記弾性部材22の復元力によって加圧された状態にある。
この状態でロッド11に移動物体が衝突すると、該ロッド11によりピストン10が押され、図2の緩衝位置へと移動する。そして、これらのピストン10及びロッド11の移動に伴い、ヘッド側分室5a内の油7がピストン10の外周の隙間Sを通じてロッド側分室5b内へと流動し、そのときの流動抵抗によって移動物体の運動エネルギーが吸収される。また、ロッド側分室5bに流入した油7のうち、該ロッド側分室5bに進入したロッド11の体積分に相当する量の油は、上記リザーバタンク23内に流入し、上記弾性部材22をさらに圧縮して該リザーバタンク23の容積を拡大させる。
上記ロッド11に移動物体による作用力が作用しなくなると、ピストン10及びロッド11は上記復帰ばね12の付勢力によって前進端である初期位置に復帰する。このとき、上記リザーバタンク23内の油7は、弾性部材22の弾性復元力によってリザーバタンク23から押し出され、ロッド側分室5bを通じてヘッド側分室5aに流入することにより上記ピストン10の復帰を可能にする。また、収縮していた上記弾性部材22は、リザーバタンク23からの油7の流出と共に復元し、図1に示す初期状態となる。
上記ロッド11が図2の緩衝位置へと移動した際に、上記ロッドパッキン20の第1リップ26を通り越して上記摺動間隙G内に進入したロッド部分に付着した油7は、該ロッド11が上記緩衝位置から図1の初期位置に復帰するとき、上記第1リップ26のエッジ26aによって極限まで掻き落とされ、このロッドパッキン20を越えて外部に持ち出されるのが阻止される。従って、上記ピストン室5内の油量の減少は抑えられ、油量の減少によるショックアブソーバの機能低下が確実に避けられる。
しかし、ロッド11の表面の油膜7aを完全に掻き落とすのは難しいため、極く微量の油7が外部に流出することはあり得ることである。この場合、長期間にわたる上記ショックアブソーバの使用によって油量が僅かに減少することになるが、その場合には、上記プラグ16を締め込んでピストン室5内の油7を加圧すれば良い。ただ、そのような操作を行う頻度は、従来のショックアブソーバに比べて極めて少ない。
一方、上記ロッド11の外周面には、上記グリース保持部材28からグリースが少しずつ供給され、このグリースによって該ロッド11と上記ロッドパッキン20の第1リップ26及び第2リップ27との間の潤滑性が確保される。従って、上記ピストン室5内の油7の一部で上記潤滑性を確保する必要がないため、上記第1リップ26によってロッド表面の油膜7aを極限まで掻き落とすことができ、油膜7aを極限まで掻き落としても、上記グリースによってロッドパッキン20とロッド11との摺動性が良好に維持されると共に、該ロッドパッキン20の摩耗も防止されることになる。
この結果、油7の流出量を極限まで減少させて油量の減少によるショックアブソーバの機能低下を防止することができると同時に、上記ロッド11とロッドパッキン20との良好な摺動性の維持と、該ロッドパッキン20の耐久性の向上とを図ることができる。
図4はショックアブソーバの第2実施形態の要部を示すもので、このショックアブソーバは、ロッドパッキン20の耐久性及びシール性の向上のためにより有効な構成を備えたものである。
即ち、このショックアブソーバは、ロッド11の外周に、該ロッド11を取り巻くように形成された複数の周溝33aからなるラビリンス33を有し、このラビリンス33で、該ロッド11の外周と上記ロッド側端壁3及びスリーブ8の内周との間の摺動間隙G内を流れる油7の流れを制御し、それにより、上記ロッドパッキン20に該油による過大な圧力が作用するのを防止するものである。
一般に、上記ピストン10及びロッド11が緩衝位置から初期位置に復帰するとき、ピストン室5におけるロッド側分室5b内の油7は上記ピストン10により加圧され、リザーバタンク23内に流入するほか、上記摺動間隙G内を流れて上記ロッドパッキン20に作用する。このため、該ロッドパッキン20における上記第1リップ26は、上記油7による過大な圧力を受けて早めに摩耗し、油膜7aの掻き落とし機能とシール機能とが低下する。
しかし、この第2実施形態のようにロッド11に上述したようなラビリンス33を設けることにより、上記摺動間隙G内を流れる油7の流量がこのラビリンス33を通過する間に制御され、それによって上記第1リップ26に作用する圧力が低減することになる。このため、該第1リップ26の摩耗が防止され、ロッドパッキン20の耐久性とシール性とが向上する。
上記ロッド11に上記ラビリンス33を形成する場所は、該ロッド11が初期位置と緩衝位置との間を往復動作しても全ての周溝33aが上記ロッド側端壁3及びスリーブ8の内周から抜け出さない場所、即ち、常に上記摺動間隙G内に位置する場所であることが必要である。
上記ラビリンス33における各周溝33a内には、上記油7より粘度の高い例えばグリースのような高粘度油を充填しておくこともでき、これにより、上記摺動間隙G内の油7の流量(圧力)を低減させる効果が一段と高められることになる。
上記高粘度油は、上記グリース保持部材28のような伸縮自在の多孔質材に含浸させ、この多孔質材を上記周溝33a内に収容することで該ラビリンス内に充填するようにしても良い。
なお、この第2実施形態の上記以外の構成は上記第1実施形態と同じであるから、第1実施形態と同じ構成部分に該第1実施形態と同じ符号を付し、その説明は省略する。
1 シリンダハウジング
2 ヘッド側端壁
3 ロッド側端壁
5 ピストン室
7 油
7a 油膜
8 スリーブ
10 ピストン
11 ロッド
20 ロッドパッキン
26 第1リップ
26a エッジ
27 第2リップ
28 グリース保持部材
29 凹溝
33 ラビリンス
33a 周溝
L 軸線
G 摺動間隙

Claims (3)

  1. ヘッド側端壁及びロッド側端壁を有するシリンダハウジングの内部に、油が充填されたピストン室を有し、該ピストン室内に緩衝用のピストンが該ピストン室の軸線方向に移動自在に収容され、該ピストンにロッドの基端部が連結されると共に、該ロッドの先端部が上記ロッド側端壁を貫通して上記シリンダハウジングの外部に導出され、該ロッドの外周と上記ロッド側端壁の内周との間にロッドパッキンが介在してなり、上記ロッドの先端に衝突する移動物体を緩衝停止させる油圧式ショックアブソーバにおいて、
    上記ロッドパッキンは、上記ロッド側端壁の内周に形成された凹段部内に配置され、上記ロッドの外周に付着した油膜を掻き落とすためのエッジを有する第1リップと、上記第1リップよりロッド先端寄りの位置にあるシール用の第2リップと、上記ロッドの外周に供給するためのグリースを保持するリング状のグリース保持部材とを有し、
    該グリース保持部材は、上記ロッドパッキンの上記凹段部内に嵌合している部分の内周において、上記第1リップと第2リップとの間に位置するように形成されたリング状の凹溝内に嵌合し、上記ロッドの外周に接触している、
    ことを特徴とする油圧式ショックアブソーバ。
  2. 上記ロッドを微小な摺動間隙を介して取り囲むスリーブが、上記ロッド側端壁から上記ピストン室側に向けて延在し、上記ロッドが、該ロッドの外周と上記ロッド側端壁及びスリーブの内周との間の上記摺動間隙内に位置する部分に、該摺動間隙内の油を通じて上記ロッドパッキンに作用する圧力を低減させるためのラビリンスを有することを特徴とする請求項に記載のショックアブソーバ。
  3. 上記ラビリンスは、上記ロッドの外周を取り囲む複数の周溝からなり、該周溝内に、上記油より粘度の大きい高粘度油が充填されていることを特徴とする請求項に記載のショックアブソーバ。
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