JP5662115B2 - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5662115B2
JP5662115B2 JP2010258406A JP2010258406A JP5662115B2 JP 5662115 B2 JP5662115 B2 JP 5662115B2 JP 2010258406 A JP2010258406 A JP 2010258406A JP 2010258406 A JP2010258406 A JP 2010258406A JP 5662115 B2 JP5662115 B2 JP 5662115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide guide
shaft
fixed
pressing member
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010258406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011168265A (ja
Inventor
直之 竹澤
直之 竹澤
慶之 佐藤
慶之 佐藤
亨 伊東
亨 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Yamada Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamada Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2010258406A priority Critical patent/JP5662115B2/ja
Priority to US13/009,543 priority patent/US8550497B2/en
Priority to CN201110025482.2A priority patent/CN102126516B/zh
Publication of JP2011168265A publication Critical patent/JP2011168265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5662115B2 publication Critical patent/JP5662115B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/185Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable adjustable by axial displacement, e.g. telescopically

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

本発明は、ステアリングホイールの位置を運転者が前後方向に調整可能なテレスコ調整機能において、テレスコ調整時のボルト軸等のガタを防止できるステアリング装置に関する。
一般にテレスコ調整機構を備えたステアリング装置が種々存在している。この種のステアリング装置の一般的な構造の一つに、車体側に装着される固定ブラケット、コラムパイプを支持する可動ブラケット等から構成され、固定ブラケットを締め付けたり緩めたりすることで前記可動ブラケットとコラムパイプを移動したり、固定自在としてテレスコ調整を行うものである。
そのため、テレスコ調整時にステアリングホイールにガタがあっては良好なテレスコ操作感覚が損なわれるため、テレスコ調整時のガタを除去する手段が様々に開発及び実施されている。そのような先行技術として下記の特許文献1及び2が挙げられる。
特開2009−143299 特開2006−240327
特許文献1,2について概略する。なお、本願発明の説明と区別するために、特件文献1,2の説明では、符号を括弧付けとする。まず特許文献1では、その図3のように偏心カム(46)及びボルト(41)を上方へ付勢するスプリング(47)を設けることによって、図6に示すようにガイド駒(48,49)がテレスコ長孔(23a,23b)の上側に押し付けられた状態で前後方向に摺動するため、テレスコ操作時のガタを発生しないようにしたものである。
本構造によって、スプリング(47)と直に接している偏心カム(46)のガタは除去することが可能である。しかし、該偏心カム(46)の内部に配置されたボルト(41)のガタは、除去することができない。なぜなら、ボルト(41)は、偏心カム(46)に挿入されて組み付けられる構成であり、そのボルト(41)を挿入するために、偏心カム(46)とボルト(41)との間には、若干の隙間が必要だからである。
そして、その若干の隙間が存在するために、スプリング(47)で偏心カム(46)を上方へ付勢したとしても、ボルト(41)と偏心カム(46)との間のガタは除去することができないものである。よって、特許文献1では、テレスコ調整時のガタを完全に除去することはできなかったものである。
また、別の観点としてテレスコ調整を行うために、ブラケット部にテレスコ用長孔が設けられ、そのテレスコ用長孔を貫通するようにボルト等が配置され、テレスコ用長孔の形状に沿ってボルトが移動することでステアリングホイールを前後方向に移動させるステアリング装置が存在する。この時、テレスコ用長孔の長手方向の始端部,終端部までボルトが移動(テレスコ動作限界)すると、テレスコ用長孔の端部と、ボルトとが金属同士であるため衝突するときに金属音が発生してしまい、静粛性及び突き当たり時(テレスコ動作限界時)に操作感覚が損なわれるという課題もあった。
次に特許文献2では、図2(A)の中央付近に開示されている「Vの字」形状のスプリングで図2(B)に開示されているカラー部材(14)を上方へ押し付けてテレスコ操作時のガタを発生しにくくしている。このような特許文献2では、ステアリングコラム(4)に溶接手段により固着される取付具(B)の固定孔部(6)に、ストッパ緩衝材(C)の突起部(11)が挿入して装着されている。
このストッパ緩衝材(C)は、調整用長孔(3)の長手方向両端箇所に位置するように装着され、ボルト(13)の軸部が調整用長孔(3)の長手方向両端に当接しないで、ストッパ緩衝材(C)に当接するようにしたものである。これにより調整用長孔(3)の長手方向の端とボルト(13)の軸部は当接しないので金属音は発生せず、且つ静粛性及び突き当たり時にも良好な操作感覚が保たれるといった特徴がある。
ただし、特許文献2の図2(B)に開示されているように、前記カラー部材(14)には貫通孔(14a)が軸方向に沿って形成され、ボルト(13)の軸部が挿通している。このような構成の特許文献2では、貫通孔(14a)とボルト(13)の間に若干の隙間が生じるため、ボルト(13)のガタ抑制について、改善の余地があった。本発明の目的(解決しようとする技術的課題)は、テレスコ調整時のガタを除去し、且つテレスコ動作限界時の静粛性を確保したステアリング装置を提供することにある。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく、鋭意、研究を重ねた結果、請求項1の発明を、コラムパイプと、該コラムパイプを前後方向に移動且つ固定自在とする抱持部と該抱持部を直径方向に拡縮するクランプ部と締付孔を有するアウターハウジングと、該アウターハウジングの幅方向両側を挟持する固定側部と支持孔を有する固定ブラケットと、前記コラムパイプに固着され且つ可動案内部の前後方向両端にストッパ板が形成されたストッパブラケットと、ボルト軸を有する締付具と、前記ボルト軸が軸支される軸支部を有するスライドガイドと、該スライドガイドと前記ストッパブラケットとの当接箇所に装着される弾性を有する緩衝材と、弾性押圧部材とからなり、前記アウターハウジングの締付孔と,前記固定ブラケットの支持孔と,前記スライドガイドの軸支部に亘って前記ボルト軸が貫通されると共に、前記スライドガイドは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、前記弾性押圧部材によって弾性付勢され、前記緩衝材は前記スライドガイドに装着されると共に、前記緩衝材にて前記締付具のボルト軸が挟持されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、コラムパイプと、該コラムパイプを前後方向に移動且つ固定自在とする抱持部と該抱持部を直径方向に拡縮するクランプ部と締付孔を有するアウターハウジングと、該アウターハウジングの幅方向両側を挟持する固定側部と支持孔を有する固定ブラケットと、前記コラムパイプに固着され且つ可動案内部の前後方向両端にストッパ板が形成されたストッパブラケットと、ボルト軸を有する締付具と、前記ボルト軸が軸支される軸支部を有するスライドガイドと、該スライドガイドと前記ストッパブラケットとの当接箇所に装着される弾性を有する緩衝材と、弾性押圧部材とからなり、前記アウターハウジングの締付孔と,前記固定ブラケットの支持孔と,前記スライドガイドの軸支部に亘って前記ボルト軸が貫通されると共に、前記スライドガイドは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、前記弾性押圧部材によって弾性付勢され、前記緩衝材は弾性頭部と首部と取付膨大部とからなり、前記首部は前記スライドガイドの緩衝材装着部に装着されると共に、前記取付膨大部がスライドガイド内にて対向し、且つ前記両取付膨大部にて前記締付具のボルト軸が前後方向に挟持されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記スライドガイドは、ベースと切欠状の軸支部が形成される固定案内部と、前記可動案内部を軸方向に案内するガイド突起とを有し、前記弾性押圧部材は押圧軸部の軸方向両端に捩りコイルバネ部が形成され、前記スライドガイドには前記押圧軸部が当接してなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項4の発明を、コラムパイプと、該コラムパイプを前後方向に移動且つ固定自在とする抱持部と該抱持部を直径方向に拡縮するクランプ部と締付孔を有するアウターハウジングと、該アウターハウジングの幅方向両側を挟持する固定側部と支持孔を有する固定ブラケットと、前記コラムパイプに固着され且つ可動案内部の前後方向両端にストッパ板が形成されたストッパブラケットと、ボルト軸を有する締付具と、前記ボルト軸が軸支される軸支部を有するスライドガイドと、該スライドガイドと前記ストッパブラケットとの当接箇所に装着される弾性を有する緩衝材と、弾性押圧部材とからなり、前記アウターハウジングの締付孔と,前記固定ブラケットの支持孔と,前記スライドガイドの軸支部に亘って前記ボルト軸が貫通されると共に、前記スライドガイドは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、前記弾性押圧部材によって弾性付勢され、頂部ベースの幅方向両側に前記軸支部を有する側板部が形成され且つ前記頂部ベースの背面側に弾性押圧部材が装着される構成とし、前記頂部ベースは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接され、前記ボルト軸は前記両軸支部に挿入されると共に、前記弾性押圧部材は前記ボルト軸に常時押圧されるように当接してなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項4において、前記弾性押圧部材は、帯板状に形成された弾性板部と取付片とからなり、前記スライドガイドの両側板部の上方には前記取付片が係止される被係止部が形成され、前記両側板部間に前記弾性板部が装着されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、請求項4において、前記緩衝材と前記弾性押圧部材とは同一部材として一体成形されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、スライドガイドはストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、弾性押圧部材によって弾性付勢されるため、コラムパイプはスライドガイドに案内され、安定した状態で前後方向に移動することができ、ガタが防止され、テレスコ調整時における操作感覚を良好なものにできる。またテレスコ調整時、締付具による締め付けが解除された際に、コラムパイプを適宜位置に保持することができ、アウターコラムに対するコラムパイブの摺動荷重が安定する。
さらに、請求項1の発明では、弾性を有する緩衝材にて締付具のボルト紬を直接挟持するため、ボルト紬そのもののガタを除去することができる。これによりテレスコ調整時のガタをより一層防止することができる。請求項2の発明でも、請求項1と略同等の効果を奏する。さらに請求項2の発明では、緩衝材の首部をスライドガイドの緩衝材装着部に嵌め込むだけで緩衝材を固定することができ、作業効率を向上することができる。
また、請求項2の発明では、緩衝材の弾性頭部及び取付膨大部によってスライドガイドの前後方向における緩衝材の外れを防止することができる。請求項3の発明では、スライドガイドには可動案内部を軸方向に案内するガイド突起が形成され、弾性押圧部材がスライドガイドに当接し弾性付勢することで、ストッパブラケットの可動案内部との当接をより一層均等にすることができる。これによりストッパブラケットの可動案内部は前後方向に安定した状態で、スライドガイドのガイド突起に案内されて移動することができ、もってテレスコ調整を安定させることができる。
請求項4の発明では、スライドガイドの頂部ベ一スの背面側に弾性押圧部材が装着されているので、スライドガイドの内部に弾性押圧部材が収納された構造となり、装置全体をコンパクトにすることができる。また、頂部ベースがストッパブラケットの可動案内部に弾発状態で当接されるので、ストッパブラケットの可動案内部は前後方向に安定した状態で、スライドガイドの頂部ベースに案内されて移動することができる。さらに、締付具のボルト軸はスライドガイドの軸支部に挿入されると共に、前記弾性押圧部材を常時押圧するように構成されているので、組み付け時にスライドガイド及び弾性押圧部材が、下方へ脱落することを防止できる。
請求項5の発明では、弾性押圧部材は、帯板状に形成されたものであり、弾性押圧部材全体を小形にすることができる。また、スライドガイドの両側板部の上方には前記取付片が係止される被係止部が形成されているので、弾性押圧部材の装着が簡単にできる。さらに、両側板部間に亘って弾性板部が装着される構成により、帯板状の弾性押圧部材の長手方向とボルト軸の軸方向とが一致し、ボルト軸と弾性押圧部材との当接範囲が広くなり、スライドガイドをより確実に可動案内部に当接させることができる。また、相互に荷重が分散され、ボルト軸に傷が付きにくい構造にできる。請求項6の発明では、緩衝材と弾性押圧部材とは同一部材として一体成形されることにより、部品数を減少させ、組付作業効率を向上させることができる。
(A)は本発明における第1実施形態の側面図、(B)は本発明の要部側面図、(C)は(B)のアウターハウジングを除いた側面図、(D)は本発明の要部を下から見た下面図である。 (A)は本発明の第1実施形態における固定ブラケットを除いた要部を下から見た下面図、(B)は要部縦断側面図、(C)は正面図である。 (A)は本発明の第1実施形態におけるスライドガイドと弾性押圧部材の斜視図、(B)はスライドガイドの斜視図、(C)はスライドガイドの縦断正面図、(D)はスライドガイドの縦断側面図、(E)はストッパブラケットの斜視図である。 (A)は本発明の第1実施形態における要部の拡大縦断側面図、(B)は拡大縦断正面図、(C)は(B)の要部拡大図である。 (A)乃至(C)は第1実施形態における作用図である。 (A)はアウターハウジングの縦断側面図、(B)は(A)のYa−Ya矢視断面図、(C)は(A)のXa−Xa矢視断面図、(D)は(A)のXb−Xb矢視断面図ある。 (A),(B)はアウターハウジングのコラムパイプの締付状態を示す略示図である。 (A)は第2実施形態における要部の拡大縦断側面図、(B)は拡大縦断正面図である。 (A)は第2実施形態におけるスライドガイドの斜視図、(B)は(A)のYb−Yb矢視断面図、(C)は(A)のYc−Yc矢視断面図、(D)は第2実施形態における弾性押圧部材の斜視図、(E)は第2実施形態における弾性押圧部材の側面図、(F)は緩衝材の斜視図、(G)は緩衝材の側面図である。 第2実施形態におけるスライドガイド,弾性押圧部材,ボルト軸及び緩衝材を組み付けた斜視図である。 一方の側板部に切欠き状の被係止部が形成されたスライドガイドの縦断側面図である。 第2実施形態における作用図である。 (A)は弾性押圧部材と緩衝材とが一体成形された実施形態の斜視図、(B)は弾性押圧部材と緩衝材とが一体成形されたものが使用された要部の拡大縦断側面図、(C)は(B)の(ア)部拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明には第1実施形態及び第2実施形態が存在し、まず第1実施形態から説明すると、本発明の主要な構成は、図1に示すように、コラムパイプ1と、アウターハウジング2と、ストッパブラケット3と、スライドガイド4と、緩衝材5と、固定ブラケット6と、締付具7と、弾性押圧部材8とから構成される。
テレスコ調整時、締付具7の締め付けを解除すると、コラムパイプ1及び該コラムパイプ1に固着されたストッバブラケット3が、アウターハウジング2に対して前後方向に移動自在となる。スライドガイド4は、後述するアウターハウジング2に形成された締付孔221に挿通される締付具7のボルト軸71を軸支しているため、前後方向に移動せず、不動である。スライドガイド4はストッパブラケット3の可動案内部に当接されている。また、コラムパイプ1にはステアリングシャフトが周方向に回転自在に装着されている。
アウターハウジング2は主にアルミ合金からなり、図1及び図6に示すように、主に抱持部21と、2つのクランプ部22とから構成されている。さらに、前記抱持部21は、抱持本体部211と離間空隙部212とから構成されている。抱持本体部211は、略円筒状に形成され、その内部は中空形状に形成された抱持内周側面部211aを有しており、前記コラムパイプ1を抱持する役目をなす部分である。前記抱持本体部211は、コラムパイプ1の外径よりも僅かに大きく形成されている。前記抱持本体部211の直径方向下部側には、離間空隙部212が形成されている(図6参照)。
該離間空隙部212は、前記抱持本体部211が軸方向前方側から後方側に沿って全体もしくはほぼ全体が離間した部分であり〔図6(A),(B),(D)参照〕、その形状は抱持本体部211の軸方向に沿って延在する略スリット形状に形成されたものである。前記離間空隙部212の幅方向両側が離間端縁212a,212aとなっている。両離間端縁212a,212aは、軸方向に沿って平坦面状であり、相互に近接することによって、前記抱持内周側面部211aの直径が小さくなり、前記抱持本体部211内に収納装着されたコラムパイプ1を締め付けてロック(固定)することができる。
両離間端縁212a,212aは、平行(略平行も含む)であり、したがってその間隔は、軸方向に沿って等間隔(略等間隔も含む)である。前記抱持部21の下部で、且つ前記離間空隙部212の両離間端縁212a,212a箇所には、2つのクランプ部22,22が形成されている。該クランプ部22は、略直方体塊(ブロック)状に形成されたものである。両クランプ部22,22は、左右対称の形状であり、前記離間空隙部212の両離間端縁212a,212aの左右にそれぞれ一体的に形成されている〔図6(B)参照〕。
クランプ部22は、前記抱持部21の軸方向に沿う側面側より見て、四角形状もしくは三角形状に形成されている。両クランプ部22,22の幅方向外方側の面を外側面22aと称する。該外側面22aはほぼ平坦面であり、後述する固定ブラケット6の両固定側部61,61にて挟持された状態で、該固定側部61と、前記クランプ部22の外側面22aとは面接触(略面接触も含まれる)とすることができる構成となっている〔図2(C)参照〕。なお該クランプ部22の外側面22aは鋳造方案や軽量化等を考慮して所々に凹形状を有していても良い。
前記両クランプ部22,22には、前記アウターハウジング2の前後方向に直交する方向で且つ抱持本体部211の幅方向に沿って締付孔221,221が形成されている。該締付孔221,221には、後述する締付具7のボルト軸71が挿通される。前記抱持部21の前後方向の前方側には、図6(C),(D)に示すように、2本の腕状部23,23とシャフト支持部24とからなるアーム部Aが形成されている。ここで、前後方向とは、本ステアリング装置を自動車に装着した状態で、自動車の前後方向を基準とした方向である。
前記アーム部Aの両腕状部23,23は、前記抱持本体部211の幅方向両側の位置を付け根部分として形成され、且つ両腕状部23,23は、前記抱持部21の軸方向端部より該抱持部21の軸方向前方側の外方に向かって延在形成されたものである〔図6(C),(D)参照〕。また、両腕状部23,23は、前記抱持部21の軸方向前方側の外方に向かうと共に両腕状部23,23の間隔が次第に拡がるように形成されている。前記両腕状部23,23の間には、シャフト支持部24が形成され、該シャフト支持部24にはベアリングが装着される。
次に、ストッパブラケット3は、可動案内部31と、該可動案内部31の前後方向両端部に形成されたストッパ板32,32とからなるものである。ストッパブラケット3は、図2(B),図3(E),図4(A)に示すように、前記コラムパイプ1の直径方向下端の位置に取り付けられ、テレスコ調整時には、前記コラムパイプ1と共に、前記アウターハウジング2に対して前後方向に移動する。
ストッパブラケット3の前後方向の長さ、すなわち両ストッパ板32,32の間隔によってテレスコ動作時の前後方向の移動量が規制されるものであり、ストッパブラケット3の近傍には、特に邪魔となる部材が存在しないように構成される。このように構成されることによって、前記両ストッパ板32,32間の間隔を適宜に設定することができ、テレスコ時のステアリングホイールの前後方向移動量の自由度を高く設定できる。また、可動案内部31は細長い板形状であり、その板長さを設定するのみで、テレスコ調整時におけるストッパ位置を容易に設定することができる。
ストッパブラケット3は、可動案内部31の部分がコラムパイプ1の直径方向下端の位置に溶接等の固着手段によって固着されるものであり、コラムパイプ1の形状にならった凹(円の一部)形状の面となっている〔図4(B)参照〕。可動案内部31において、その長手方向に直交する断面形状は、下方に向かって略円弧状に膨出する突出条311が幅方向中央部に形成されている。該突出条311は、可動案内部31の前後方向(長手方向)に沿って前後方向の両端より少し手前の位置まで形成されている。
また、可動案内部31の幅方向両側には垂下状片312,312が形成されている〔図3(E),図4参照〕。すなわち、前記突出条311の幅方向両側を包囲するようにして二つの垂下状片312,312が形成される。また、前記突出条311と前記両垂下状片312,312とは、円弧状に連続形成されたものである〔図4(C)参照〕。前記両ストッパ板32,32は、略平坦な帯板状に形成されたものであり、前記可動案内部31に対して直角状に折曲形成されたものである。両ストッパ板32,32は、ストッパブラケット3が前記コラムパイプ1に固着された状態で、コラムパイプ1の長手方向に対して直角に設定されることになる。すなわち両ストッパ板32,32は下方に向かって形成されている。
次に、スライドガイド4は、ベース41と、固定案内部42と、緩衝材装着部43とから構成され、前記ベース41に固定案内部42,42と、緩衝材装着部43,43とがそれぞれ対向して形成されている〔図3(A)乃至(D)参照〕。さらに、前記ベース41には、被押圧部44,44が形成されている。またベース41は略長方形又は正方形状の方形状に形成されている。スライドガイド4は、特に合成樹脂から形成されるものであって、構造的にある程度強固ではあるものの、ある程度の弾性を有するものが好適である。
そして、スライドガイド4は、前記ストッパブラケット3の可動案内部31へ装着される〔図2(B),図4(A)参照〕。スライドガイド4のベース41の前後方向に沿って緩衝材装着部43,43が対向して形成されている。また、前記固定案内部42は、ベース41の幅方向(左右方向)に沿って対向して形成されている。スライドガイド4は、後述する弾性押圧部材8によって、締付具7のボルト軸71を包囲しつつストッパブラケット3を上方側に弾性付勢するものである。
前記固定案内部42は、図3(B),(C)等に示すように、板片形状に形成され、略「U」形状の切欠状の軸支部421が形成されている。該軸支部421は、締付具7のボルト軸71の直径方向すなわちボルト軸71の外周を包囲する役目をなす。固定案内部42は、前記ベース41上において締付具7のボルト軸71の直径よりは僅かに大きい間隔に形成されたものである。前記固定案内部42は締付具7のボルト軸71の位置を、ずらさない機能を有する。
また、固定案内部42の軸支部421の両側には、ガイド突起422,422が形成されている。2対のガイド突起422,422は、前記ストッパブラケット3の可動案内部31に形成された突出条311の幅方向両側と前記垂下状片312との間に収まり且つ当接(略当接状態も含む)する〔図4(B),(C)参照〕。このような構成によって、コラムパイプ1が周方向に回転することなく、前後方向に安定した状態で移動することができるものである。そして、前記緩衝材装着部43には、緩衝材5が装着される。
前記ベース41の幅方向両側には、図3(B)乃至(D)に示すように、被押圧部44,44が形成されている。該被押圧部44は、被押圧板441と、弾性腕状片442とから構成され、まず前記ベース41の幅方向両端箇所から僅かに下方側に傾斜するようにして弾性腕状片442が形成され、該弾性腕状片442の下端から被押圧板441が形成されている。被押圧板441は、平坦面であり、その前後方向後端に略垂下板片状の係止端縁441aが形成されている。
被押圧板441は、後述する弾性押圧部材8の押圧軸部81から弾性付勢力を受ける部位であり、前記被押圧板441と係止端縁441aとによって、前記押圧軸部81を確実に受けると共に外れ難いようにする役目もなしている。さらに、ベース41の下面側には、被押圧突起部45が形成されている。該被押圧突起部45の下面の位置は、前記被押圧板441の下面よりは、僅かに下方の位置となるように形成されることが好ましい。
緩衝材5は、材質が弾性を有するゴムであり、弾性頭部51と首部52と取付膨大部53とから構成されている〔図3(A),図4(A),図5(B)参照〕。弾性頭部51は、略扁平直方体状もしくは略円筒形状に形成され、前記首部52は断面円形状であり、さらに取付膨大部53は略円板形状もしくは略円筒形状に形成されている。なお取付膨大部53は後述する締付具7のボルト軸71の直径に対応した形状に凹んでいても構わない。
緩衝材5は、前記スライドガイド4の緩衝材装着部43に首部52を装着することで嵌合固定される。前記弾性頭部51及び取付膨大部53は、スライドガイド4の前後方向における緩衝材5の外れ防止の役目をなすものである。スライドガイド4には、2個の緩衝材5が装着されるものであり、且つ前記緩衝材装着部43,43にそれぞれ固定される。緩衝材5,5は、ベース41上にて前記両取付膨大部53,53が対向するものである。
両取付膨大部53,53の間隔は、締付具7のボルト軸71の直径よりも小さく、両取付膨大部53,53にて前記ボルト軸71を前後方向に挟持固定し、ボルト軸71の前後方向及び上下方向のガタの除去が行える〔図4(A),図5(B)参照〕。また、両取付膨大部53,53の間隔は、必ずしも、ボルト軸71の直径よりも小さく形成されなくても良い。両取付膨大部53,53がボルト軸71と当接し、ボルト軸71のガタが防止できれば良い。固定ブラケット6は、固定側部61,61及び上面部62とから構成されている。前記固定側部61,61には、支持孔611,611が形成されている。
また、前記上面部62には弾性押圧部材8を取り付ける係止孔621が形成されている。固定ブラケット6は、両固定側部61,61によって、前記アウターハウジング2の両外側面22a,22aを挟持し、且つ前記締付孔221,221と前記支持孔611,611との位置が一致するように設定され、締付具7のボルト軸71が貫通する〔図2(C),図4(B),(C)参照〕。締付具7は、ボルト軸71とロックレバー部72と締付カム73とナット74とから構成されている〔図2(C),図4(B),(C)参照〕。前記締付具7はロックレバー部72及び締付カム73と共にナット74によって装着される。
弾性押圧部材8は、図1(D),図3(A)に示すように、幅方向両端から略同一方向に向かって捩りコイルバネ部82,82が形成されたものである。具体的には前記押圧軸部81の軸端から略直角に弾性軸部82aが形成され、該弾性軸部82aの他端にはコイル部82bが形成され、該コイル部82bの他端には係止軸部82cが形成されている。
該係止軸部82cは、前述した固定ブラケット6の上面部62に係止固定され、前記コイル部82bを介して押圧軸部81を上方に向かって弾性付勢している。弾性押圧部材8が固定ブラケット6に装着される構成は、前記押圧軸部81が前記スライドガイド4を押圧する構成となるように、アウターハウジング2に対して略橋渡し状態又は跨る構成となる〔図1(D)参照〕。また、弾性押圧部材8は、チルト操作時のステアリングホイールの自重による落下を防止する機能を有する。
前記ストッパブラケット3が固着された前記コラムパイプ1は、抱持部21の抱持本体部211に収納装着されるときに、前記ストッパブラケット3が前記離間空隙部212内に収まるようにして装着される(図7参照)。したがって、前記ストッパブラケット3の幅方向の寸法は、締付具7によって締付状態とし、前記離間空隙部212の両離間端縁212a,212aが最も近接した状態よりも小さく形成されている。
これにより、テレスコ調整等でコラムパイプ1が抱持部21内を摺動するときに、ストッパブラケット3は、前記離間空隙部212内で、コラムパイプ1の周方向に空転しないように規制される。さらに、前記スライドガイド4のガイド突起422によって、ストッパブラケット3が安定した状態で前後方向に移動することができ、コラムパイプ1がアウターハウジング2に対して周方向に不要に回転することを防止しつつ、安定した状態で前後方向に移動できる。
また、テレスコ調整時では、コラムパイプ1と共にストッパブラケット3が前後方向に移動する。そのために前記ストッパ板32,32も前後方向に移動するが、前記スライドガイド4の緩衝材装着部43に装着された緩衝材5に当接してテレスコ調整の前後方向の移動が規制される。緩衝材5とストッパブラケット3のストッパ板32が当接することにより、テレスコ調整時の衝撃を確実に吸収し、金属音を防止することができる。
本発明において、締付具7のボルト軸71は、アウターハウジング2の締付孔221,221と,固定ブラケット6の固定側部61,61に形成された支持孔611,611と,スライドガイド4の固定案内部42,42の軸支部421,421とを貫通するものである。そして、アウターハウジング2の締付孔221の内径及び固定ブラケット6の支持孔611の内径は、ボルト軸71の直径よりも僅かに大きく形成されたものであり、僅かな隙間tが生じている〔図5(C)参照〕。しかし、ボルト軸71は、前後方向から緩衝材5の取付膨大部53によって直接狭持されているため、ボルト軸71の前後方向及び上下方向のガタが防止される。これによりテレスコ調整時のガタを防止することができる。
さらに、弾性押圧部材8は、前記捩りコイルバネ部82,82によって、押圧軸部81がスライドガイド4を上方側に弾性付勢するように構成されている〔図5(A)参照〕。すなわち、弾性押圧部材8の押圧軸部81にてスライドガイド4をストッパブラケット3に押し付けている〔図5(B)参照〕。詳述すると、前記押圧軸部81は、スライドガイド4の被押圧板441,441を押圧すると、ガイド突起422が若干たわみ、スライドガイド4はストッパブラケット3を均等に上方に押し上げることができる。さらにストッパブラケット3を介してコラムパイプ1を上方に押し上げることができ、テレスコ調整時において、締付具7の締付解除を行った際、コラムパイプ1が適宜位置に保持され、ステアリングホイールを前後方向により一層安定した状態で移動させることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図8乃至図13に基づいて説明する。第2実施形態では、スライドガイド4及び弾性押圧部材8の構成が第1実施形態とは異なる。スライドガイド4は、合成樹脂から形成され、図8、図9(A)乃至(C)等に示すように、頂部ベース46,側板部47,前面板部481及び後面板部482によって略立方体の中空筐体形状に形成されたものである。そして、頂部ベース46の幅方向両端から下方に垂下状に側板部47,47が形成され、前記頂部ベース46の前後方向の前端側に前面板部481が垂下状に形成され、後端側に後面板部482が垂下状に形成されている〔図9(B),(C)参照〕。
前記両側板部47,47には、軸支部421,421がそれぞれ形成されている。この第2実施形態における軸支部421は、門形状或いは上方を半円形状とした逆「U」字形状の空隙部として切欠き状に形成されたものである〔図9(A),(B)参照〕。頂部ベース46は、略正方形又は略長方形とした方形状に形成されたものであり、幅方向に沿って中間部が最深となる弧状窪み面として形成されている〔図9(C)参照〕。
頂部ベース46は、ストッパブラケット3の可動案内部31に当接すると共に該可動案内部31を弾性的に押圧するように常時付勢する役目をなす〔図8(B)参照〕。そして、頂部ベース46の弧状窪み面は、前記ストッパブラケット3の可動案内部31の弧状とした断面形状に略等しく形成される。スライドガイド4の前後方向に位置する前記前面板部481及び前記後面板部482には、緩衝材装着部43,43がそれぞれ形成される〔図9(A),(C)参照〕。
弾性押圧部材8は、金属製の帯板材から形成され、弾性板部83と取付片84とから構成される〔図9(D),(E)参照〕。弾性板部83は、上面より見て長方形状であり、その長手方向両端に取付片84,84が形成されている。弾性板部83は、その長手方向の略中間箇所に略扁平皿形状又は扁平凹状に形成された扁平窪み部83aが形成されており、該扁平窪み部83a箇所が変形する部位としたものである〔図9(D),(E),図12参照〕。
すなわち、扁平窪み部83aに外部より荷重がかかると、扁平凹状から平坦状に近い形状に変形し、この変形によって復元力としての弾発力が生じる。取付片84は、小突起状に形成されたものであり〔図9(D)参照〕、後述するようにスライドガイド4の側板部47,47間に亘って装着される(図10参照)。また、弾性押圧部材8は、ゴム,樹脂等から形成されてもよく、スライドガイド4の前面板部481と後面板部482の間に亘って装着されるものであっても構わない。
具体的には、スライドガイド4の両側板部47,47で且つ前記軸支部421,421の上端よりも上方位置に被係止部49が形成されている〔図9(B),(C)参照〕。該被係止部49は、弾性押圧部材8の取付片84が配置される。被係止部49は、側板部47の内面側に孔状に形成されたもので、弾性押圧部材8の両取付片84,84が両被係止部49,49に挿入されて、弾性押圧部材8が頂部ベース46の下面側の位置に装着される。被係止部49は、側板部47に対して溝形状としたり、貫通する孔形状とするものが存在する。また、側板部47,47の一方の被係止部49を、軸支部421の上端から切欠き状に連続形成されるタイプにしてもよい(図11参照)。
弾性押圧部材8がスライドガイド4に装着された状態では、弾性押圧部材8は頂部ベース46の背面側に位置することになる〔図10、図12参照〕。そして、弾性板部83の扁平窪み部83aは、下方側に向かって膨出する構成となる。さらに、該扁平窪み部83aの下端は、前記軸支部421の上端よりも低い位置となる。すなわち、スライドガイド4に装着された弾性押圧部材8に対して、両軸支部421,421によって軸支されたボルト軸71が当接し且つ弾性的に押圧する構成となる(図12参照)。
具体的には、ボルト軸71が、弾性押圧部材8の扁平窪み部83aに当接する。弾性部材8の形状は略長方形状または正方形状に形成されるが、ボルト軸71の外周面とスライドガイド4の頂部ベース46の下面との距離(隙間)よりも大きい厚さを有するものであれば、形状は問わないものであり、例えば円筒形状でも良い。
次に、第2実施形態の動作を説明する。第2実施形態においても、スライドガイド4は、第1実施形態の構成と同様に、前記ストッパブラケット3の可動案内部31へ装着される。そして、スライドガイド4は、弾性押圧部材8と、締付具7のボルト軸71によって、ストッパブラケット3を上方側に弾性付勢する。スライドガイド4は、テレスコ調整時において、前後方向には移動せず、不動状態である。
スライドガイド4の頂部ベース46は、ストッパブラケット3の可動案内部31に形成された突出条311と前記垂下状片312との間に収まるようにして、当接(略当接状態も含む)する〔図8(A),(B)参照〕。頂部ベース46の形状は、前述したように、ストッパブラケット3の可動案内部31に形成された突出条311と相補形状とする。頂部ベース46がストッパブラケット3の可動案内部31に当接することにより、前記コラムパイプ1が周方向に回転することなく、前後方向に安定した状態で移動することができる。すなわち、本実施例では、頂部ベース46がテレスコ操作時のガイドとしての機能を有する。
また、アウターハウジング2の両締付孔221,221を挿通するボルト軸71がスライドガイド4の両軸支部421,421を挿通すると、アウターハウジング2に対して上下方向に不動としたボルト軸71は弾性押圧部材8と当接し、該弾性押圧部材8の扁平窪み部83aは、押圧力Fによって上方に押し上げられるように、若干たわむように変形する。弾性押圧部材8には、復元力にて元の形状に戻ろうとするが、扁平窪み部83aがボルト軸71と当接しているので、その復元力は上方に向かい、弾性押圧部材8の取付片84を介してスライドガイド4を上方に移動させようとするものである。
このときスライドガイド4の頂部ベース46は、ストッパブラケット3の可動案内部31を分布荷重f,f,…にて弾性付勢し押し付ける(図12参照)。これによりコラムパイプ1とアウターハウジング2との隙間がつめられることとなり、コラムパイプ1のガタツキを抑えることができる。第2実施形態では、スライドガイド4及び弾性押圧部材8の下方にボルト軸71を配置することで、前記スライドガイド4及び弾性押圧部材8の下方への脱落を防止している。
第2実施形態においても、緩衝材5は、材質が弾性を有するゴムであり、弾性頭部51と首部52と取付膨大部53とから構成されている。そして、スライドガイド4の前面板部481と後面板部482に形成された緩衝材装着部43,43に、2個の緩衝材5の首部52がそれぞれ装着され、嵌合固定される。前面板部481と後面板部482では、前記両取付膨大部53,53が対向するように配置され、前記ボルト軸71の軸部が両取付膨大部53,53によって挟持又は当接状態となり〔図8(A)、図9(B)参照〕、ボルト軸71のガタツキが防止できる。緩衝材装着部43は、その切欠の幅方向間隔が緩衝材5の首部52の直径よりも小さく形成される。また、Ω形状に形成してもよい。
次に、緩衝材と弾性押圧部材8が一体的に形成される実施形態も存在する〔図13(A)参照〕。緩衝材5は、弾性頭部51と首部52と連結片54とから構成されている。連結片54は、首部52の軸方向端部から上方に向かって形成されたものであり、首部52と弾性押圧部材8とを連結する役目をなす。ここで、弾性押圧部材8を緩衝材5と同質のゴム材とすることにより、金型により完全に一体成形することができる。
スライドガイド4の前面板部481及び後面板部482のそれぞれに形成された緩衝材装着部43,43に弾性押圧部材8と一体化された緩衝材5,5が装着されることにより、弾性押圧部材8はスライドガイド4に適正に装着されることになる。このとき、弾性押圧部材8の長手方向は、スライドガイド4の両軸支部421,421に挿通されたボルト軸71の軸方向に直交する状態となる〔図13(B),(C)参照〕。
また、弾性押圧部材8と一体化された緩衝材5,5の両連結片54,54の間隔をボルト軸71の直径とほぼ同等もしくは、やや小さくなるように連結片54の肉厚を設定することでボルト軸71を挟持する構成となり、ボルト軸71の軸方向及び上下方向のガタの除去が行える〔図13(C)参照〕。
第1実施形態及び第2実施形態において、前記緩衝材5はスライドガイド4に装着され、弾性頭部51と取付膨大部53とが首部52によって連結され、一体形成されているが、テレスコ調整時の金属音防止のための弾性頭部51と、ボルト軸71のガタを防止する取付膨大部53とを、別体として形成しても良い。図示しないが、具体的には、ストッパプラケット3のストッパ板32,32に弾性頭部51がそれぞれ装着され、スライドガイド4とボルト軸71との間に取付膨大部53が装着される。
また、取付膨大部53を省略し、スライドガイド4の軸支部421にてボルト軸71を直接挟持する構成としても良い。本発明は、前述した実施の形態のみに限定して解釈されるべきではなく、実施の形態に対して適宜変更・改良を行うことが可能であることは勿論である。
1…コラムパイプ、2…アウターハウジング、21…抱持部、22…クランプ部、
3…ストッパブラケット、31…可動案内部、32…ストッパ板、4…スライドガイド、
42…固定案内部、421…軸支部、422…ガイド突起、5…緩衝材、52…首部
6…固定ブラケット、61…固定側部、611…支持孔、7…締付具、71…ボルト軸、
8…弾性押圧部材、81…押圧軸部、82…捩りコイルバネ部、83…弾性板部、
84…取付片。

Claims (6)

  1. コラムパイプと、該コラムパイプを前後方向に移動且つ固定自在とする抱持部と該抱持部を直径方向に拡縮するクランプ部と締付孔を有するアウターハウジングと、該アウターハウジングの幅方向両側を挟持する固定側部と支持孔を有する固定ブラケットと、前記コラムパイプに固着され且つ可動案内部の前後方向両端にストッパ板が形成されたストッパブラケットと、ボルト軸を有する締付具と、前記ボルト軸が軸支される軸支部を有するスライドガイドと、該スライドガイドと前記ストッパブラケットとの当接箇所に装着される弾性を有する緩衝材と、弾性押圧部材とからなり、前記アウターハウジングの締付孔と,前記固定ブラケットの支持孔と,前記スライドガイドの軸支部に亘って前記ボルト軸が貫通されると共に、前記スライドガイドは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、前記弾性押圧部材によって弾性付勢され、前記緩衝材は前記スライドガイドに装着されると共に、前記緩衝材にて前記締付具のボルト軸が挟持されてなることを特徴とするステアリング装置。
  2. コラムパイプと、該コラムパイプを前後方向に移動且つ固定自在とする抱持部と該抱持部を直径方向に拡縮するクランプ部と締付孔を有するアウターハウジングと、該アウターハウジングの幅方向両側を挟持する固定側部と支持孔を有する固定ブラケットと、前記コラムパイプに固着され且つ可動案内部の前後方向両端にストッパ板が形成されたストッパブラケットと、ボルト軸を有する締付具と、前記ボルト軸が軸支される軸支部を有するスライドガイドと、該スライドガイドと前記ストッパブラケットとの当接箇所に装着される弾性を有する緩衝材と、弾性押圧部材とからなり、前記アウターハウジングの締付孔と,前記固定ブラケットの支持孔と,前記スライドガイドの軸支部に亘って前記ボルト軸が貫通されると共に、前記スライドガイドは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、前記弾性押圧部材によって弾性付勢され、前記緩衝材は弾性頭部と首部と取付膨大部とからなり、前記首部は前記スライドガイドの緩衝材装着部に装着されると共に、前記取付膨大部がスライドガイド内にて対向し、且つ前記両取付膨大部にて前記締付具のボルト軸が前後方向に挟持されてなることを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1又は2において、前記スライドガイドは、ベースと切欠状の軸支部が形成される固定案内部と、前記可動案内部を軸方向に案内するガイド突起とを有し、前記弾性押圧部材は押圧軸部の軸方向両端に捩りコイルバネ部が形成され、前記スライドガイドには前記押圧軸部が当接してなることを特徴とするステアリング装置。
  4. コラムパイプと、該コラムパイプを前後方向に移動且つ固定自在とする抱持部と該抱持部を直径方向に拡縮するクランプ部と締付孔を有するアウターハウジングと、該アウターハウジングの幅方向両側を挟持する固定側部と支持孔を有する固定ブラケットと、前記コラムパイプに固着され且つ可動案内部の前後方向両端にストッパ板が形成されたストッパブラケットと、ボルト軸を有する締付具と、前記ボルト軸が軸支される軸支部を有するスライドガイドと、該スライドガイドと前記ストッパブラケットとの当接箇所に装着される弾性を有する緩衝材と、弾性押圧部材とからなり、前記アウターハウジングの締付孔と,前記固定ブラケットの支持孔と,前記スライドガイドの軸支部に亘って前記ボルト軸が貫通されると共に、前記スライドガイドは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接されると共に、前記弾性押圧部材によって弾性付勢され、頂部ベースの幅方向両側に前記軸支部を有する側板部が形成され且つ前記頂部ベースの背面側に弾性押圧部材が装着される構成とし、前記頂部ベースは前記ストッパブラケットの可動案内部に当接され、前記ボルト軸は前記両軸支部に挿入されると共に、前記弾性押圧部材は前記ボルト軸に常時押圧されるように当接してなることを特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項4において、前記弾性押圧部材は、帯板状に形成された弾性板部と取付片とからなり、前記スライドガイドの両側板部の上方には前記取付片が係止される被係止部が形成され、前記両側板部間に前記弾性板部が装着されてなることを特徴とするステアリング装置。
  6. 請求項4において、前記緩衝材と前記弾性押圧部材とは同一部材として一体成形されてなることを特徴とするステアリング装置。
JP2010258406A 2010-01-20 2010-11-18 ステアリング装置 Active JP5662115B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010258406A JP5662115B2 (ja) 2010-01-20 2010-11-18 ステアリング装置
US13/009,543 US8550497B2 (en) 2010-01-20 2011-01-19 Steering device
CN201110025482.2A CN102126516B (zh) 2010-01-20 2011-01-20 转向装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010010015 2010-01-20
JP2010010015 2010-01-20
JP2010258406A JP5662115B2 (ja) 2010-01-20 2010-11-18 ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011168265A JP2011168265A (ja) 2011-09-01
JP5662115B2 true JP5662115B2 (ja) 2015-01-28

Family

ID=44264871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010258406A Active JP5662115B2 (ja) 2010-01-20 2010-11-18 ステアリング装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8550497B2 (ja)
JP (1) JP5662115B2 (ja)
CN (1) CN102126516B (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110088501A1 (en) * 2009-10-20 2011-04-21 Mando Corporation Steering column for vehicle
JP5293643B2 (ja) * 2010-03-02 2013-09-18 日本精工株式会社 ステアリング装置
JP5459272B2 (ja) * 2010-07-06 2014-04-02 日本精工株式会社 ステアリング装置
JP5293825B2 (ja) * 2010-08-06 2013-09-18 日本精工株式会社 衝撃吸収式ステアリング装置
JP5620841B2 (ja) * 2011-02-04 2014-11-05 株式会社山田製作所 ステアリング装置
JP2013043509A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Jtekt Corp 位置調整式ステアリング装置
US20130160594A1 (en) * 2011-12-21 2013-06-27 Nexteer (Beijing) Technology Co., Ltd. Telescoping Jacket Interface Mechanism
JP5786760B2 (ja) * 2012-02-22 2015-09-30 日本精工株式会社 テレスコピックステアリング装置
DE102012008836A1 (de) * 2012-04-28 2013-10-31 Daimler Ag Lenksäule für einen Kraftwagen
DE102012104644B3 (de) * 2012-05-30 2013-08-08 Thyssenkrupp Presta Aktiengesellschaft Lenksäule für ein Kraftfahrzeug
JP5912970B2 (ja) * 2012-07-28 2016-04-27 株式会社山田製作所 ステアリング装置
KR101390522B1 (ko) * 2012-09-11 2014-05-07 주식회사 만도 자동차의 조향 컬럼
KR101839637B1 (ko) * 2013-05-30 2018-03-16 주식회사 만도 자동차의 틸트 또는 틸트 및 텔레스코프 조향장치
EP3023318B1 (en) * 2014-01-30 2018-04-18 NSK Ltd. Steering device
JP5856204B2 (ja) * 2014-02-19 2016-02-09 株式会社山田製作所 ステアリング装置
JP6353748B2 (ja) * 2014-08-30 2018-07-04 株式会社山田製作所 ステアリング装置
EP3197746B1 (en) * 2014-09-22 2019-10-23 NSK Americas, Inc. Improved energy absorption module for vehicle steering column assembly
US9849906B2 (en) * 2015-03-27 2017-12-26 Fuji Kiko Co., Ltd. Steering column device
JP2016199086A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
JP2016203911A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社山田製作所 ステアリング装置
JP6142967B2 (ja) * 2015-05-19 2017-06-07 日本精工株式会社 テレスコピック式ステアリング装置
JP2015180570A (ja) * 2015-06-09 2015-10-15 日本精工株式会社 テレスコピックステアリング装置
JP6440580B2 (ja) * 2015-06-15 2018-12-19 富士機工株式会社 ステアリング装置
JP2017047826A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
EP3315380A4 (en) * 2015-09-29 2018-08-29 NSK Ltd. Position adjusting apparatus for steering wheel
EP3257725B1 (en) * 2015-10-21 2019-11-06 NSK Ltd. Telescopic steering column and steering device
DE102016201065A1 (de) * 2016-01-26 2017-07-27 Thyssenkrupp Ag Lenksäule für ein Kraftfahrzeug
WO2017142982A1 (en) 2016-02-19 2017-08-24 Nsk Americas, Inc. Guidance and limiting unit subassembly for a steering column assembly
JP6680571B2 (ja) * 2016-03-04 2020-04-15 株式会社山田製作所 ステアリング装置
GB201604977D0 (en) * 2016-03-23 2016-05-04 Trw Das A S A steering column assembly
JP6609211B2 (ja) * 2016-03-28 2019-11-20 富士機工株式会社 ステアリングコラム装置
US10654512B2 (en) * 2017-03-06 2020-05-19 Yamada Manufacturing Co., Ltd. Steering device
CN110536825B (zh) * 2017-04-21 2022-08-09 日本精工株式会社 转向装置
JP6774908B2 (ja) * 2017-06-14 2020-10-28 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
JP6923390B2 (ja) * 2017-08-09 2021-08-18 株式会社山田製作所 ステアリング装置
DE102018211046B3 (de) 2018-07-04 2019-08-29 Thyssenkrupp Ag Verfahren zur Einstellung der Betätigungskraft zur Fixierung einer verstellbaren Lenksäule
DE102018123538A1 (de) * 2018-09-25 2020-03-26 Thyssenkrupp Ag Verstellbare Lenksäule
CN115195848B (zh) * 2021-04-08 2024-01-30 广州汽车集团股份有限公司 一种用于转向管柱角度调节的缓冲调节装置及车辆

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3021922B2 (ja) * 1992-01-29 2000-03-15 株式会社山田製作所 テレスコピックステアリングの固定調整装置
FR2737172B1 (fr) * 1995-07-26 1997-10-10 Nacam Systeme de guidage et de verrouillage pour colonne de direction de vehicules automobile
DE60133331T3 (de) * 2000-02-15 2012-12-06 Nsk Ltd. Lenkung für ein Automobil
JP4147579B2 (ja) * 2002-01-17 2008-09-10 日本精工株式会社 ステアリング装置
JP2003327133A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Koyo Seiko Co Ltd ステアリング装置
JP4134601B2 (ja) * 2002-06-04 2008-08-20 日本精工株式会社 車両用チルト式ステアリングコラム装置
EP1561669A4 (en) * 2002-11-11 2007-09-26 Nsk Ltd STEERING DEVICE FOR MOTOR VEHICLE
JP4390134B2 (ja) * 2003-11-05 2009-12-24 日本精工株式会社 ステアリング装置
JP4609203B2 (ja) * 2004-08-05 2011-01-12 日本精工株式会社 ステアリングコラム装置
JP4511389B2 (ja) * 2005-02-28 2010-07-28 株式会社山田製作所 ステアリングハンドルの位置調整装置
JP4205687B2 (ja) * 2005-03-31 2009-01-07 株式会社山田製作所 ステアリング装置
US7516682B2 (en) * 2005-05-26 2009-04-14 Delphi Technologies, Inc. Clamp for friction lock mechanism on steering column
JP4435219B2 (ja) * 2007-08-17 2010-03-17 株式会社山田製作所 ステアリングホィールの位置調整装置
JP2009051353A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Jtekt Corp 位置調整式ステアリング装置
JP4567040B2 (ja) * 2007-09-07 2010-10-20 本田技研工業株式会社 チルトテレスコ・ステアリング装置
JP2009143299A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Toyota Motor Corp 車両用ステアリング装置
JP5309605B2 (ja) * 2008-02-25 2013-10-09 日本精工株式会社 ステアリング装置
US20100088501A1 (en) * 2008-10-02 2010-04-08 Phoenix Technologies Ltd Post speedup in oprom systems with intervention support
JP5279741B2 (ja) * 2009-03-30 2013-09-04 株式会社山田製作所 ステアリング装置
JP5279743B2 (ja) * 2010-02-19 2013-09-04 株式会社山田製作所 ステアリング位置調整装置
JP5620841B2 (ja) * 2011-02-04 2014-11-05 株式会社山田製作所 ステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011168265A (ja) 2011-09-01
CN102126516A (zh) 2011-07-20
US8550497B2 (en) 2013-10-08
CN102126516B (zh) 2015-04-01
US20110175335A1 (en) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5662115B2 (ja) ステアリング装置
JP5912970B2 (ja) ステアリング装置
JP6353748B2 (ja) ステアリング装置
JP5999288B2 (ja) ステアリング装置
JP4435219B2 (ja) ステアリングホィールの位置調整装置
US20120198956A1 (en) Steering device
JP5273089B2 (ja) ステアリング装置
JP2015155218A (ja) ステアリング装置
JP6742167B2 (ja) ステアリング装置
JP4511389B2 (ja) ステアリングハンドルの位置調整装置
JP6620880B2 (ja) ステアリング装置
KR101738714B1 (ko) 조향컬럼의 틸트장치
JP6621811B2 (ja) 車両ステアリングコラム組立体用のエネルギー吸収モジュール
JP6390295B2 (ja) ステアリング装置
JP2017035999A (ja) ステアリング装置
JP4390135B2 (ja) ステアリング装置
JP2009156334A (ja) ディスクブレーキ
JP5465426B2 (ja) チルトテレスコステアリング装置
JP5277103B2 (ja) ステアリングコラム装置
JP6390946B2 (ja) 車両のステアリング装置
JP4290192B2 (ja) 可動部材のスライド機構
JP2018039330A (ja) ステアリング装置
JP2007083879A (ja) ステアリングコラム装置
JP2007190940A (ja) キャスターのストッパー装置
JP6819241B2 (ja) ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5662115

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250