JP3021922B2 - テレスコピックステアリングの固定調整装置 - Google Patents

テレスコピックステアリングの固定調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレスコピック機能を
有するステアリング装置で、極めて簡単なものとし、且
つ小スペース内に納めることができるテレスコピックス
テアリングの固定調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレスコピックステアリングのロック構
造として、内側コラムパイプをロックする押圧体が内側
コラムパイプの回り止めを兼ねるものがある。
【0003】内側コラムパイプの長手方向にV字状断面
形の貫通長穴溝が形成され、その溝のV字状断面形状部
と係合する面を有するガイドピンがその溝に圧設され内
側コラムを係止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内側コラムパイプにV
字状断面形の貫通長穴溝を形成し、ガイドピンを圧接係
止する為、ガイドピンを強固に押圧するとくさび作用に
より内側コラムパイプの溝部が拡開する方向に変形を生
じて、コラムの摺動が鈍くなったり、偏当り等が発生す
る。
【0005】また、内側コラムパイプの変形を防ぐの
に、厚肉のパイプとなり、薄肉のパイプを使用すること
が難しく、効果的な軽量化ができない。
【0006】さらに、薄肉のパイプでは、溝の変形によ
り締付力を一定以上に確保することが難しく、安定性が
得られない。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
ステアリングコラムと、軸方向に沿って被押圧部を形成
した摺動内筒と、その被押圧部を押圧可能な押圧体とか
らなり、摺動内筒の軸方向に沿って形成した被押圧部に
は、軸方向の直交面の両側に左右対称の被押圧傾斜面
を、押圧体には、上記被押圧傾斜面に対応する押圧傾斜
面をそれぞれ有し、前記被押圧傾斜面と押圧傾斜面とが
傾斜状に当接しあってなるテレスコピックステアリング
の固定調整装置等としたことにより、チルト及びテレス
コピック調整構造を極めて簡単なものとし、且つ小スペ
ース内に納めることができ、上記課題を解決したもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図11に基
づいて説明する。筒状のステアリングコラム1内には、
軸方向に沿って摺動内筒Aが摺動可能に遊挿され、テレ
スコピック機能を備えており、該摺動内筒Aの一端側
は、ステアリングコラム1より露出し、その摺動内筒A
の長手方向の軸方向に沿って内装したステアリングシャ
フトSの先端にハンドルWが固着されている〔図1
(a)参照〕。
【0009】その摺動内筒Aは、図1(b)に示すよう
に、シャフト本体2及び被押圧部3より構成されてお
り、該被押圧部3には押圧体Cが押圧するものである。
【0010】また、そのステアリングコラム1の内部に
は、図2に示すように、円筒状のカラー材4が装着され
ており、摺動内筒Aの摺動が滑らかに行われるようにな
っており、そのステアリングコラム1とカラー材4に
は、チルト調整のときに摺動内筒Aをステアリングコラ
ム1内に固定するための押圧体Cが貫通する開口部1
a,4aがそれぞれ形成されている。
【0011】そのステアリングコラム1の長手方向の適
宜の箇所には、図1(a)に示すように、昇降用ブラケ
ットBが固着されており、図2に示すように、チルト用
固定ブラケット5に揺動及び適宜固定可能に装着されて
いる。
【0012】そのチルト用固定ブラケット5の平坦状取
付部5aと垂下状部5bとで断面L形状をなしており、
このチルト用固定ブラケット5,5が適宜の間隔をおい
て左右対称に設けられ、その平坦状取付部5aが自動車
等の走行車のフロント部の枠材等に固着されており、そ
の対向する垂下状部5b,5bにて挟持状態に固着され
る。
【0013】昇降用ブラケットBは、対向する左右の側
板6,6がステアリングコラム1の直径方向(軸方向の
直交面)の両側に対称的に固着されており、その両側板
6,6の間にスペーサ7が設けられ、該スペーサ7は、
図1(b),図6に示すように、正面〔図1(b)に示
す方向より見た状態〕より見て略T字状をなし、両側板
6,6間を一定の間隔に保つ間隔支持部7aと、押圧体
C及び傾斜ガイド11を収容する収容部7bとからな
り、その間隔支持部7aは、ステアリングコラム1の下
部に位置している。
【0014】そのステアリングコラム1の外周側面でス
ペーサ7の間隔支持部7aとの接合箇所は、前記ステア
リングコラム1及びカラー材4の開口部1a,4a箇所
となっており、その開口部1a,4aよりステアリング
コラム1内に収容されている摺動内筒Aの被押圧部3が
露出している。
【0015】そのスペーサ7の収容部7bには、図1
(b)及び図2に示すように、押圧体C及び傾斜ガイド
11が収容されており、その押圧体Cがステアリングコ
ラム1の開口部1a箇所に配置され、押圧体Cの下部に
傾斜ガイド11が配置されており、該傾斜ガイド11
は、収容部7bの底面部を水平方向に摺動可能となって
いる。
【0016】上記押圧体Cの下面は傾斜状の被滑動面9
となっており、傾斜ガイド11の滑動面11bと押圧体
Cの被滑動面9とが当接しつつ、その押圧体Cが傾斜ガ
イド11と前記摺動内筒Aとの間に配置されている。
【0017】その押圧体Cは、押圧部8が前記摺動内筒
Aの被押圧部3に押圧するために、上下方向に移動可能
な構成であって、その押圧体Cの押圧部8及び摺動内筒
Aの被押圧部3の形状には複数の実施例が存在する。
【0018】まず摺動内筒Aの被押圧部3は、図4,図
5等に示すように、シャフト本体2の軸方向に沿って、
適宜の長さ、即ちハンドルWの前後方向の移動範囲(テ
レスコピック調整範囲)に等しく形成されており、且つ
軸方向の直交面(直径方向)より見て、垂下方向端に形
成されている。
【0019】被押圧部3は、図2,図6等に示すよう
に、その直径方向(摺動内筒Aの軸方向に直交面)の両
側に被押圧傾斜面3a,3aが形成されており、具体的
には、摺動内筒Aの軸方向の直交面において、両側の被
押圧傾斜面3a,3aが夫々放射拡がりに傾斜状に形成
され、且つその直径方向(軸方向の直交面)より見て、
略ハ字状或いは扁平山形状をなすように形成されてい
る。
【0020】即ち、上記両被押圧傾斜面3a,3aが放
射拡がりに傾斜した状態とは、図4に示すように、摺動
内筒Aの直交面の中心より放射方向において、摺動内筒
Aの適宜の箇所において、拡がる状態に形成されている
ことを示すものである。
【0021】その押圧体Cの頂面に形成されている押圧
部8においては、上記被押圧部3の被押圧傾斜面3a,
3aと当接(略当接も含む)する箇所に、該被押圧傾斜
面3a,3aに対応して押圧傾斜面8a,8aが形成さ
れ、具体的には、図2,図3等に示すように、押圧体C
の頂面部の幅方向両側に押圧傾斜面8a,8aが形成さ
れている。前記被押圧傾斜面3aと押圧傾斜面8aとが
傾斜状に当接しあって構成されている。
【0022】ここで、被押圧傾斜面3a,3a及び押圧
傾斜面8a,8aの勾配は、その被押圧傾斜面3a及び
押圧傾斜面8aが水平線となす角度が小さいことが好ま
しく、具体的に示すならば、被押圧傾斜面3a及び押圧
傾斜面8aが水平線H−Hとなす角度θは、45°以下
であることが好ましい。
【0023】摺動内筒Aの被押圧部3において、幅方向
両側の被押圧傾斜面3a,3aの間には、図2,図5等
に示すように、外向に突出する扁平状(又は扁平V字
状)の突出面3bが形成される実施例が存在し、一方の
押圧部8の押圧傾斜面8a,8aの間には、図2,図
3,図6等に示すように、凹状面8bが形成されてい
る。
【0024】該凹状面8bの実施例としては、扁平状の
谷形状に形成され、具体的には、図6に示すように扁平
逆三角山形状に形成されたり、或いは図8に示すよう
に、円弧状の扁平逆山形状に形成される実施例が存在す
る。前記突出面3bに前記凹状面8bが当接するように
なっている。
【0025】さらに、図10に示すように、押圧傾斜面
8a,8a間が水平状の平坦状に形成されることもある
し、また、図9に示すように、両押圧傾斜面8a,8a
が単に扁平状の三角山形状を形成する実施例も存在して
いる。
【0026】さらに、図11に示すように、両被押圧傾
斜面3a,3aは、摺動内筒Aの軸方向直交面両側より
中央に向かって下向き傾斜状に形成されることもあり、
押圧部8の両押圧傾斜面8a,8aは、両側より中央に
向かって下向きに傾斜する扁平状の谷形状をなしてい
る。前記被押圧傾斜面3aと押圧傾斜面8aとが傾斜状
に当接しあって構成されている。
【0027】そして、図5等に示すように、傾斜ガイド
11が水平方向に移動することにより傾斜状の滑動面1
1bが押圧体Cの被滑動面9に当接して、その押圧体C
を摺動内筒Aの軸方向に略直交するようにして上下方向
の移動を行わせ、押圧体Cが前記ステアリングコラム1
及びカラー材4の開口部1a,4aより貫通して摺動内
筒Aの被押圧部3を押圧固定するものである。
【0028】その押圧体Cには、被貫通部10が形成さ
れており、図5に示すように、チルト調整螺子杆12が
貫通しており、また傾斜ガイド11は、テレスコピック
調整螺子杆13により水平方向に移動するものである。
【0029】その被貫通部10は、具体的には貫通孔状
をなしており、チルト調整螺子杆12の軸の直径よりも
大きな内径に形成され、押圧体Cにチルト調整螺子杆1
2が貫通した状態で、上下方向に移動可能となってい
る。或いは、その被貫通部10は、逆U字状の切欠き状
に形成されることもある。
【0030】チルト調整螺子杆12の軸方向一端側に
は、チルト調整レバー14が固着されており、具体的に
はチルト調整レバー14に設けられたチルト側内螺子部
14aがチルト調整螺子杆12の端部に形成された螺子
部12aに螺合され、チルト調整螺子杆12の他端側が
チルト用固定ブラケット5に連結固着されているチルト
調整螺子杆固定板15にて固定され、チルト用固定ブラ
ケット5の垂下状部5b,5bにて昇降用ブラケットB
の側板6,6が挟持固着可能となっている。
【0031】また、傾斜ガイド11は、テレスコピック
調整螺子杆13により移動することができるものであっ
て、具体的にはその傾斜ガイド11に貫通孔11aが形
成され、該貫通孔11aにテレスコピック調整螺子杆1
3が遊挿し、さらにテレスコピック調整螺子杆13の軸
方向一端側に螺子部13aが形成され、テレスコピック
調整レバー16の内螺子部16aに螺合され、軸方向他
端側においてはテレスコピック調整螺子杆固定板17に
て固定されている。
【0032】そのテレスコピック調整レバー16の回動
により、図5に示すように、該テレスコピック調整レバ
ー16の内螺子部16aがテレスコピック調整螺子杆1
3の軸方向に沿って移動し、傾斜ガイド11を押圧し
て、水平方向移動させることができる。
【0033】また、押圧体Cの被貫通部10の下方に
も、テレスコピック調整螺子杆13が遊挿可能な被貫通
路が形成され、テレスコピック調整螺子杆13が貫通自
在となっている。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明においては、ステアリン
グコラム1と、軸方向に沿って被押圧部3を形成した摺
動内筒Aと、その被押圧部3を押圧可能な押圧体Cとか
らなり、摺動内筒Aの軸方向に沿って形成した被押圧部
3には、軸方向の直交面の両側に左右対称の被押圧傾斜
面3a,3aを、押圧体Cには、前記被押圧傾斜面3
a,3aに対応する押圧傾斜面8a,8aをそれぞれ有
し、前記被押圧傾斜面3aと押圧傾斜面8aとが傾斜状
に当接しあってなるテレスコピックステアリングの固定
調整装置としたことにより、まず第1にハンドルWがロ
ック状態となっているときの、無理なハンドルWの回転
からのテレスコピックロック機構の破損防止ができる
し、第2にステアリングコラム1の変形による摺動内筒
Aの摺動が鈍くなったり、偏当り等を未然に防止するこ
とができるし、第3に薄肉パイプによるコラムの形成を
可能にでき、装置の軽量化を実現することができるし、
第4にガイドロック部材の締付力が安定して確保される
等の種々の効果を奏する。
【0035】上記効果を詳述すると、摺動内筒Aの被押
圧部3には軸方向の直交面の両側に被押圧傾斜面3a,
3aを、押圧体Cには、上記被押圧傾斜面3a,3aに
対応する押圧傾斜面8a,8aをそれぞれ有し、前記被
押圧傾斜面3aと押圧傾斜面8aとが傾斜状に当接しあ
ってなるテレスコピックステアリングの固定調整装置と
したことにより、ハンドルWのロック機構が作動してい
る最中に、そのハンドルWを強引且つ無理やりに回転さ
せ、摺動内筒Aが共に回転しても、摺動内筒Aの被押圧
部3と押圧体Cの押圧部8とが大きな圧力のもとで当接
しているときには被押圧部3の両被押圧傾斜面3a,3
aが押圧体Cの押圧傾斜面8a,8aに傾斜状に当接し
あって、摺動内筒Aの回転接線方向の水平分力Fが押圧
体Cに対して水平方向力FH 及び垂下方向力FV とに分
散し、摺動内筒Aの回転による水平分力Fが、さらに、
水平方向の分力として小さくなるものであり、押圧体C
にかかる水平方向の力を小さくすることができる。
【0036】特に、摺動内筒Aの被押圧傾斜面3a,3
a及び押圧体Cの押圧傾斜面8a,8aの水平方向とな
す角度θが小さいときには、前記水平方向力FH は、垂
下方向力FV に比べて極めて小さくなり、摺動内筒Aか
らの回転力による荷重は押圧体Cを下方に押圧する荷重
となる。
【0037】そのために、回転方向の力を加えられた場
合でも、従来のように、溝を変形することがなく、また
押圧体Cが受ける力で、横方向の力を小さく、押圧体C
により大きく分散することで、変形,破損等を防ぐこと
ができる。
【0038】次に、摺動内筒Aの被押圧部3は、貫通孔
を設けるものではなく、摺動内筒Aの側面に凹み状に形
成するのみで被押圧部3を形成することができること
で、上記構成にすることができ、且つ強度的にも優れた
ものにできる。特に、被押圧部3は貫通孔として形成さ
れるものではないことから、摺動内筒Aの力学的強度を
劣化させないで、肉厚のみを薄くすることができること
により、軽量化を実現することができる。
【0039】更に、摺動内筒Aに形成する被押圧部3
は、被押圧傾斜面3a,3aを有するものであり、且つ
押圧体Cの押圧部8は、押圧傾斜面8a,8aを有する
ものであり、さらに、被押圧傾斜面3a,3a及び押圧
傾斜面8a,8aは互いに左右対称であるため、押圧に
よる被押圧部3と押圧部8との当接状態は外れにくくす
ることができ、極めて強固なる固定にすることができ
る。
【0040】請求項2の発明においては、請求項1にお
いて、前記両被押圧傾斜面3a,3aは放射拡がりに傾
斜するものとしたことにより、特に、摺動内筒Aからの
回転力による荷重は押圧体Cを下方に押圧する荷重とな
って、確実に押圧体Cにかかる水平方向の力を小さくし
て、押圧体Cの変形,破損等を防止できる。
【0041】請求項3の発明においては、請求項2にお
いて、前記両被押圧傾斜面3a,3a間に略扁平状の突
出面3bを形成し、前記押圧傾斜面8a,8a間に凹状
面8bを形成してなるテレスコピックステアリングの固
定調整装置としたことにより、特に、前記突出面3bと
前記凹状面8bとが当接することで、当接状態はより外
れにくくでき、且つ強固な固定状態にできるし、さらに
押圧体Cの変形,破損等を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のステアリング装置の一部断面
にした側面図 (b)は本発明のステアリング装置の一部断面にした縦
断正面図
【図2】本発明の要部斜視図
【図3】押圧体の一部切除した斜視図
【図4】摺動内筒の斜視図
【図5】本発明の要部断面図
【図6】摺動内筒と押圧体の拡大断面図
【図7】被押圧傾斜面と押圧傾斜面とが当接している状
態の断面図
【図8】本発明の要部断面図
【図9】本発明の要部断面図
【図10】本発明の要部断面図
【図11】本発明の要部断面図
【図12】従来技術の略示図
【符号の説明】
A…摺動内筒 C…押圧体 1…ステアリングコラム 3…被押圧部 3a…被押圧傾斜面 3b…突出面 8a…押圧傾斜面 8b…凹状面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムと、軸方向に沿って
    被押圧部を形成した摺動内筒と、その被押圧部を押圧可
    能な押圧体とからなり、摺動内筒の軸方向に沿って形成
    した被押圧部は、軸方向の直交面の両側に左右対称の
    被押圧傾斜面を、押圧体には、記被押圧傾斜面に対応
    する押圧傾斜面をそれぞれ有し、前記被押圧傾斜面と押
    圧傾斜面とが傾斜状に当接しあってなることを特徴とし
    たテレスコピックステアリングの固定調整装置。
  2. 【請求項2】 ステアリングコラムと、軸方向に沿って
    被押圧部を形成した摺動内筒と、その被押圧部を押圧可
    能な押圧体とからなり、摺動内筒の軸方向に沿って形成
    した被押圧部は、軸方向の直交面の両側に左右対称の
    被押圧傾斜面を有し、両被押圧傾斜面は放射拡がりに傾
    斜するものとし、押圧体には、記被押圧傾斜面に対応
    する押圧傾斜面を有し、前記被押圧傾斜面と押圧傾斜面
    とが傾斜状に当接しあってなることを特徴としたテレス
    コピックステアリングの固定調整装置。
  3. 【請求項3】 ステアリングコラム内に軸方向に沿って
    被押圧部を形成した摺動内筒と、その被押圧部を押圧可
    能な押圧体とからなり、摺動内筒の軸方向に沿って形成
    した被押圧部は、軸方向の直交面の両側に左右対称の
    被押圧傾斜面を有し、両被押圧傾斜面は放射拡がりに傾
    斜するものとし、両被押圧傾斜面間に下側方向に略扁平
    状の突出面を形成し、押圧体には、記被押圧傾斜面に
    対応する押圧傾斜面を有し、該押圧傾斜面間に凹状面
    形成し、前記被押圧傾斜面と押圧傾斜面とが傾斜状に当
    接しあってなることを特徴としたテレスコピックステア
    リングの固定調整装置。
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