JP5653444B2 - ガスレーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ発振器、レーザ増幅器などのガスレーザ装置関する。
図12は、従来のガスレーザ装置の一例を示す構成図であり、特許文献1に記載された3軸直交型COレーザ発振器を示している。装置内部には数十Torr程度のレーザガスが封入されており、放電空間51には送風機52により矢印方向にレーザガスが供給される。放電空間51で無声放電が生ずるとCO分子が励起され、その誘導放出によってレーザ光が紙面垂直方向に発生する。ここで、レーザ光軸が電極のガス下流端と一致するように、レーザ共振器の反射鏡54を設置している。放電空間51を通過したレーザガスは、熱交換器53で冷却される。
図13は、3軸直交型COレーザ発振器において利得分布と放電電極位置の関係を示すもので、非特許文献1において詳細に説明されている。表面がガラスで被覆された円筒状電極の間で無声放電が生じた場合、利得分布は、電極のガス上流端から徐々に増加し、電極のガス下流端においてピークを示し、さらにガス下流側に沿って徐々に減少することが判る。このとき共振器の光軸は、利得分布がピークとなる電極のガス下流端近傍に一致させている。
こうした利得分布は、下記の式に示すように指数関数で表現できる。ここで、Xは電極幅、λはレーザ上準位の緩和速度、υはレーザガス流速、σは誘導放出断面積、ηは励起効率、wは放電電力密度、Xはガス流方向の座標である。
Figure 0005653444
図14は、非対称なビームモード分布の一例を示しており、図14Aはビーム強度分布の等高線であり、矢印はレーザガス流方向である。図14Bは水平方向に沿った中央断面の強度分布、図14Cは垂直方向に沿った中央断面の強度分布である。特許文献1および非特許文献1のような従来のガスレーザ装置では、最も発振効率が良くなるように共振器の光軸を利得分布のピーク位置に設定している。
3軸直交型レーザ発振器では、図13に示したように、ガス流の存在に起因して、利得分布はガス流方向に沿って変化する強度分布を示す。一方、放電ギャップ長方向には、ガス流は存在しないため、ほぼ均一な利得分布となる。即ち、利得分布がギャップ長方向とガス流方向で異なる分布となっている。こうした利得分布の異方性は、図14に示したように、出力されるビームの強度分布がギャップ長方向とガス流方向で非対称な強度分布を示す原因となる。
COレーザなどの放電励起レーザでは、放電電力を大きくするほど高出力のビームが得られる。しかし放電電力が大きくなり過ぎると、アーク放電が発生して放電が不安定になりやすい。その対策として、従来の3軸直交型レーザ発振器では、放電電力密度があまり大きくならないように、電極幅が比較的大きな放電電極を採用している。このため上述のような利得分布の異方性はそれほど大きくならず、したがってレーザビームの強度分布の非対称性もあまり問題にはならなかった。
近年、放電制御技術の向上により、電極幅を小さくして放電電力密度を上げても安定した放電が得られるようになった。また、3軸直交型レーザ発振器の高効率化のためには、電極幅を小さくすることが有効であるが、一方で利得分布の異方性が生じやすくなる。利得分布の異方性が大きいと、図14で示したように出力レーザビームも非対称な強度分布となりやすい。この非対称レーザビームを切断加工に使用した場合、被加工物の切断面に異方性が発生し、切断品質が悪くなる原因となる。
図15は、従来の3軸直交型COレーザ発振器の他の例を示す平面図であり、図16は、放電電極を横断する断面図である。これは特許文献2に記載されたものであり、レーザガスは、電極61A,61B間および電極62A,62B間に位置する放電領域66に供給される。光共振器のリアミラー63および出力ミラー64は、レーザガスを挟むように対向配置される。レーザビームLBは、リアミラー63と出力ミラー64とで規定される光学空洞65において増幅され、その一部が出力ミラー64から出力される。ここでは、2組の電極61A,61Bおよび電極62A,62Bが光学空洞65から異なる位置となるようにガス流方向にシフトしており、これにより利得分布の均一化を図っている。
図17は、光学空洞65を通過する際、励起されたレーザガスの利得と共振器光路の位置との関係を示すグラフである。ここでは、3組の放電電極が共振器光路から異なる位置にシフトした場合を示している。共振器光路から最も遠い位置にある第1の放電電極によって励起されたレーザガスは、ガス上流側にピークP1を有する利得曲線67を示す。共振器光路から最も近い位置にある第3の放電電極によって励起されたレーザガスは、ガス下流側にピークP3を有する利得曲線69を示す。第1の放電電極と第3の放電電極の間にある第2の放電電極によって励起されたレーザガスは、ピークP1とピークP2の間にピークP2を有する利得曲線68を示す。従って、これら3つの利得曲線67〜69の重ね合わせにより、共振器光路の断面内でほぼ均一な利得分布を示す利得曲線70が得られる。
実開平6−45359号公報 特許第3810459号 特許第2862058号 特開昭60−28288号公報
J. Phys. D: Appl. Phys. 22 (1989) 1835-1839
特許文献2のように、複数の電極をガス流方向にシフト配置した場合でも、ガス圧、ガス流速、電極幅、重ね合わせ間隔、重ね合わせ数などの各種パラメータが変化すると、必ずしも利得分布が均一になるとは限らない。以下にその例を示す。
図18と図19は、2組の電極をシフト配置した状態で、ガス流速が変化したときの利得分布の一例を示すグラフである。曲線71は、ガス上流側にある第1の電極によって励起されたレーザガスの利得分布を示す。曲線72は、ガス下流側にある第2の電極によって励起されたレーザガスの利得分布を示す。曲線73は、曲線71と曲線72を重ね合わせた全体の利得分布を示す。図18において、θ1は、曲線71のピークから上流側における利得変化の傾きであり、θ2は曲線71のピークから下流側における利得変化の傾きである。
図18では、特許文献2のように2組の電極をシフト配置した状態で、中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られている。一方、図19では、図18と比べてガス流速が大きく、利得曲線71,72がガス流方向に延長するようになり、その結果、中間領域での利得分布が傾斜し、均一な利得分布が得られないことが判る。
図20は、図18と比べて、ガス流速が小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、利得曲線71,72はガス流方向に収縮するようになり、その結果、中間領域での利得分布が傾斜し、均一な利得分布が得られないことが判る。
図21は、図18と比べて、電極幅が小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、利得曲線71,72は互いに離れるようになり、その結果、中間領域での利得分布が傾斜し、均一な利得分布が得られないことが判る。
図22は、図18と比べて、レーザガスのガス圧が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、利得曲線71,72の傾きが増加するようになり、その結果、中間領域での利得分布が傾斜し、均一な利得分布が得られないことが判る。
図23は、図18と比べて、第1電極と第2電極の間隔が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、利得曲線71,72は互いに離れてガス流方向に延長するようになり、その結果、中間領域での利得分布が傾斜し、均一な利得分布が得られないことが判る。
なお、図18〜図23では、簡単のため、2組の電極を使用した場合を説明したが、3組以上の電極をシフト配置した場合でも同様に、均一な利得分布が得られる条件はかなり限定的になる。
電極間の中間領域で均一な利得分布が得られる条件は、第1電極の利得曲線71および第2電極の利得曲線72が各ピークの前後でほぼ対称になる場合であり、図18に示すように、ピーク上流側の傾きθ1とピーク下流側の傾きθ2がほぼ等しい場合に限られる。例えば、図19に示したようにガス流速が大きくなると、ピーク下流側の傾きθ2がピーク上流側の傾きθ1より小さくなる。レーザ発振器の効率向上のために、より大きなガス流速に変更する場合、ガス流速、ガス圧、電極幅、電極配置など他のパラメータも同時に変更しなければ、均一な利得分布を達成することは困難である。
このように特許文献2の手法では、均一な利得分布を達成できる条件がかなり限定されており、ガス圧、ガス流速、電極幅、重ね合わせ間隔、重ね合わせ数などのパラメータのいずれか1つが変化すると、均一な利得分布が得られなくなる。そのためレーザ発振器の設計の自由度が小さくなり、実際に採用することはかなり難しい。また、設計の段階では均一な利得分布を達成できていても、装置稼働中にガス圧、ガス流速などが変動してしまうと、均一な利得分布が得られなくなる。その結果、出力されるレーザビームが非対称になり、このレーザビームを切断加工に使用した場合、被加工物の切断面に異方性が発生し、切断品質が悪くなる可能性がある。
本発明の目的は、ガス流速、ガス圧、電極幅、電極配置などのパラメータが変化しても均一な利得分布を安定に実現できるガスレーザ装置提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、光共振器の光軸と、レーザガスを光共振器内に供給する方向と、レーザガスを励起する放電の方向とが互いに直交した3軸直交型のガスレーザ装置であって、
光共振器の光軸に対して第1ガス流方向に沿ってレーザガスを供給する第1ガス供給機構、および該光軸から第1ガス流方向の上流側に寄せて設置された第1放電電極対を含む第1励起ユニットと、
光共振器の光軸に対して、第1ガス流方向とは反対の第2ガス流方向に沿ってレーザガスを供給する第2ガス供給機構、および該光軸から第2ガス流方向の上流側に寄せて設置された第2放電電極対を含む第2励起ユニットと、を備え、
第1放電電極対および第2放電電極対のそれぞれの電極対の上下の対の電極がガス流方向において同じ幅を有し、
放電方向に沿って観察して、光共振器の光軸と第1放電電極対との間の距離が光共振器の光軸と第2放電電極対との間の距離と等しく、かつ第1放電電極対の電極幅と第2放電電極対の電極幅が互いに等しくなるように各電極を配置することによって、前記レーザガスを光共振器内に供給する方向をX軸方向、前記レーザガスを励起する放電の方向をZ軸方向とした場合に、XZ平面上に射影したとき、Z軸に関して対称であって、中心部の利得が低い2ヶ所の利得ピークを有するレーザガス利得分布が生成され、
光共振器は、2枚の折り返しミラーを含む複数のミラーと、各ミラーの近傍に設置され、レーザ光の光路を規定する円形開口を有する複数のアパーチャ部材とを含み、
2枚の折り返しミラー近傍のいずれかの円形開口と同一平面内において、M値が1.8〜3かつ強度分布のピークがドーナツ状であるビームモードを発生させる。
本発明によれば、光共振器の光軸に対してレーザガス供給方向が互いに反対であって、ガス上流側に放電電極対を備えた第1励起ユニットおよび第2励起ユニットを設けることによって、ガス流速、ガス圧、電極幅、電極配置などのパラメータが変化しても均一な利得分布を安定に実現でき、出力されるレーザビームの対称性が向上する。
本発明の実施の形態1を示す正面図である。 本発明の実施の形態1を示す平面図である。 本発明の実施の形態1を示す側面図である。 励起ユニットを光軸に関して対称配置した場合、レーザガスの利得分布の一例を示すグラフである。 図4と比べて、各励起ユニットでのガス流速が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図4と比べて、各励起ユニットでのガス流速が小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図4と比べて、各励起ユニットでの電極幅wが小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図4と比べて、各励起ユニットでのレーザガスのガス圧が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図4と比べて、各励起ユニットでの距離dが大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図10Aと図10Bは、本発明の実施の形態2に係る3軸直交型ガスレーザ装置の利得分布、ビームモード形状およびアパーチャの位置関係を示す説明図である。 TEM01 モードと他の対称モード(例えば、TEM00)が混合したモードの強度分布を示すグラフである。 従来のガスレーザ装置の一例を示す構成図である。 3軸直交型COレーザ発振器において利得分布と放電電極位置の関係を示す。 非対称なビームモード分布の一例を示す。 従来の3軸直交型COレーザ発振器の他の例を示す平面図である。 放電電極を横断する断面図である。 光学空洞を通過する際、励起されたレーザガスの利得と共振器光路の位置との関係を示すグラフである。 2組の電極をシフト配置した状態で、ガス流速が変化したときの利得分布の一例を示すグラフである。 図18と比べて、ガス流速が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図18と比べて、ガス流速が小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図18と比べて、電極幅が小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図18と比べて、レーザガスのガス圧が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 図18と比べて、第1電極と第2電極の間隔が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。 値が1.8程度のビームモードを示す鳥瞰図である。 図24のビームモードに対応した断面図である。 値が2程度のビームモードを示す鳥瞰図である。 図26のビームモードに対応した断面図である。 値が2.5付近のビームモードを示す鳥瞰図である。 図28のビームモードに対応した断面図である。 値が3程度のビームモードを示す鳥瞰図である。 図30のビームモードに対応した断面図である。 値が2.5〜3付近のビームモードを示す鳥瞰図である。 図32のビームモードに対応した断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1を示す正面図であり、図2は平面図、図3は側面図である。3軸直交型ガスレーザ装置は、部分反射ミラー2、折り返しミラー3,4、全反射ミラー5を含む光共振器と、光共振器の光軸に沿って設置された複数(ここでは2個)の励起ユニットU1,U2と、レーザガスを外気と遮断する筐体11などで構成される。ここで理解容易のため、光共振器の光軸方向をY方向、レーザガスを光共振器内に供給する方向と平行な方向をX方向、レーザガスを励起する放電の方向をZ方向とする。
本実施形態では、YZ面内に3つの光軸10a,10b,10cを有するZ型共振器を使用した場合を例示するが、その他の構成、例えば、ファブリペロ共振器、複合共振器、リング型共振器、V型共振器、W型共振器、コ字型共振器なども同様に使用できる。
部分反射ミラー2は、光共振器の内部で増幅されたレーザ光の一部を外部に取り出す出力ミラーとして機能する。全反射ミラー5は、光共振器の内部で増幅されたレーザ光を低損失で反射するリアミラーとして機能する。折り返しミラー3,4は、光共振器の光軸を折り畳むために設けられ、これにより装置全体の小型化が図られる。
部分反射ミラー2および折り返しミラー4の近傍には、レーザ光の光路を規定する円形開口を有するアパーチャ部材6aが設けられる。折り返しミラー3および全反射ミラー5の近傍にも同様に、レーザ光の光路を規定する円形開口を有するアパーチャ部材6bが設けられる。
励起ユニットU1は、放電電極対1aと、熱交換器7aと、送風機8aと、ガスダクト9aなどを備える。放電電極対1aは、高周波電源(不図示)から交番電圧が印加されると、電極間の放電空間14aにZ方向に沿った無声放電を形成する。送風機8aは、筐体11内に封入されたレーザガスをガスダクト9a内で方向12aに沿って循環させる。これにより放電空間14aに向けてレーザガスが−X方向に沿って供給される。放電空間14aを通過したレーザガスは、熱交換器7aで冷却され、再び送風機8aに戻る。
励起ユニットU2は、励起ユニットU1と同様なコンポーネントを有し、放電電極対1bと、熱交換器7bと、送風機8bと、ガスダクト9bなどを備える。なお図1では、理解容易のため、図示を一部省略している。放電電極対1bは、高周波電源(不図示)から交番電圧が印加されると、電極間の放電空間14bにZ方向に沿った無声放電を形成する。送風機8bは、筐体11内に封入されたレーザガスをガスダクト9b内で方向12bに沿って循環させる。これにより放電空間14bに向けてレーザガスが+X方向に沿って供給される。放電空間14bを通過したレーザガスは、熱交換器7bで冷却され、再び送風機8bに戻る。
無声放電によってレーザガス中の分子または原子がレーザ上準位に励起されると、光の増幅作用を示すようになる。例えば、レーザガスとしてCO分子を含む混合ガスを使用した場合、CO分子の振動準位間の遷移により波長10.6μmのレーザ発振光が得られる。部分反射ミラー2から出力されるレーザビームは、一般に、TEMnm(n,mは0または正の整数)で表されるビームモードを有する。ビームモードは、光共振器の利得分布、アパーチャ部材6a,6bの開口形状などで制御可能である。図2では、光軸周りにドーナツ状に分布するTEM01 モードの強度分布13を例示している。
本実施形態において、図2と図3に示すように、励起ユニットU1における放電電極対1aは、光共振器の光軸からレーザガスの上流側寄りに、+X方向にシフト配置している。一方、励起ユニットU2における放電電極対1bは、光共振器の光軸からレーザガスの上流側寄りに、−X方向にシフト配置している。
このように光共振器の光軸に対してレーザガス供給方向が互いに反対であって、ガス上流側に放電電極対を有する2つの励起ユニットU1,U2を光軸に関して左右対称に配置することによって、各励起ユニットでの利得分布の形状は互いに鏡像の関係になり、両者を重ね合わせた全体の利得分布は対称になる。そのため、ガス流速、ガス圧、電極幅、電極配置などのパラメータが変動して、一方の利得分布形状が変化したとしても、他方の利得分布形状も対称に変化する。その結果、均一な利得分布を安定に実現でき、出力されるレーザビームの対称性を向上させることができる。例えば、レーザビームを用いて切断加工を行う場合、切断面の品質を向上させることができる。
ここで、放電方向(Z方向)に沿って観察したとき、光軸10a,10b,10cを含むYZ面Pから放電電極対1aまでの距離をd1、YZ面Pから放電電極対1bまでの距離をd2とする。また、放電電極対1aの電極幅をw1、放電電極対1bの電極幅をw2、アパーチャ部材6a,6bの円形開口の半径をRAとする。
図4は、励起ユニットU1,U2を光軸に関して対称配置した場合、レーザガスの利得分布の一例を示すグラフである。曲線16aは、励起ユニットU1の放電電極対1aによって励起されたレーザガスの利得分布を示す。曲線16bは、励起ユニットU2の放電電極対1bによって励起されたレーザガスの利得分布を示す。曲線18は、曲線16aと曲線16bを重ね合わせた全体の利得分布を示す。励起ユニットU1の電極幅w1は、YZ面Pからガス上流側に距離d1だけシフトしており、電極幅w1のガス下流端と曲線16aのピークが一致する。励起ユニットU2の電極幅w2は、YZ面Pからガス上流側に距離d2だけシフトしており、電極幅w2のガス下流端と曲線16bのピークが一致する。
ここで、d1=d2(=d)およびw1=w2(=w)に設定することが好ましく、これにより曲線16aと曲線16bはYZ面Pに関して鏡像の関係になり、両者を重ね合わせた曲線18は左右対称になり、光軸を含む中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られることが判る。
図5は、図4と比べて、各励起ユニットU1,U2でのガス流速が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、個々の利得曲線16a,16bはガス流方向に延長するようになるが、両者を重ね合わせた曲線18は左右対称になり、光軸を含む中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られることが判る。
図6は、図4と比べて、各励起ユニットU1,U2でのガス流速が小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、個々の利得曲線16a,16bはガス流方向に収縮するようになるが、両者を重ね合わせた曲線18は左右対称になり、光軸を含む中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られることが判る。
図7は、図4と比べて、各励起ユニットU1,U2での電極幅wが小さい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、個々の利得曲線16a,16bの半値幅が小さくなるが、両者を重ね合わせた曲線18は左右対称になり、光軸を含む中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られることが判る。
図8は、図4と比べて、各励起ユニットU1,U2でのレーザガスのガス圧が大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、個々の利得曲線16a,16bの傾きが増加するようになるが、両者を重ね合わせた曲線18は左右対称になり、光軸を含む中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られることが判る。レーザガス圧が大きくなると、利得分布の均一性が若干低下するが、従来の非対称配置での利得分布(例えば、図22)と比べると、利得分布の均一性は改善されており、発生するレーザビーム形状の対称性が向上する。
図9は、図4と比べて、各励起ユニットU1,U2での距離dが大きい場合の利得分布の一例を示すグラフである。この場合、個々の利得曲線16a,16bが互いに離れるようになるが、両者を重ね合わせた曲線18は左右対称になり、光軸を含む中間領域においてほぼ均一な利得分布が得られることが判る。距離dが大きくなると、利得分布の均一性が若干低下するが、従来の非対称配置での利得分布(例えば、図23)と比べると、利得分布の均一性は改善されており、発生するレーザビーム形状の対称性が向上する。
このように2つの励起ユニットU1,U2を光軸に関して左右対称に配置することによって、各励起ユニットの利得分布を重ね合わせた全体の利得分布が対称になるため、ガス流速、ガス圧、電極幅、電極配置などのパラメータが変動しても、均一な利得分布を安定に実現でき、出力されるレーザビームの対称性を向上させることができる。
以上の説明では、2つの励起ユニットU1,U2を光軸に関して対称配置した場合を例示したが、2個以上の励起ユニットU1および2個以上の励起ユニットU2を光軸に沿って交互に配置しても同様な効果が得られる。
次に、アパーチャ部材6a,6bの円形開口について説明する。レーザビームの対称性を確保するためには、レーザビームが通る範囲で均一な利得分布が得られていることが好ましい。そのため光共振器の光軸を含むYZ面Pから放電電極対1a,1bまでの距離d、およびアパーチャ部材6a,6bの円形開口の半径RAは、RA≦dの関係を満たすことが好ましい。
例えば、3軸直交型COレーザ装置において、アパーチャ半径RAは、一般に5mm〜15mm程度に設定されている。従って、距離dは、RA≦dの関係を保ちつつ、5mm≦d≦15mmに設定することが好ましい。なお、市販されているCOレーザ用の部分反射ミラー2は、最大直径でφ2インチまでのものが一般的であるため、レーザビーム直径も一般に2インチ以下に設定される。
実施の形態2.
図10Aと図10Bは、本発明の実施の形態2に係る3軸直交型ガスレーザ装置の利得分布、ビームモード形状およびアパーチャの位置関係を示す説明図である。3軸直交型ガスレーザ装置は、図1〜図3に示したものと同様な構成を有し、光共振器の光軸に対してレーザガス供給方向が互いに反対であって、ガス上流側に放電電極対を有する2つの励起ユニットU1,U2を光軸に関して左右対称に配置している。
アパーチャ部材6a,6bが半径RAの円形開口を有する場合、レーザ装置から出力されるレーザビームの強度分布20は、例えば図10Bに示すようなTEM01 モードなどの光軸周りにドーナツ状に分布するモードであることが好ましい。TEM01 モードは、一般に下記式で表される。ここで、wは基本モードビーム半径、rは径方向距離、Iは定数である。TEM01 モードでは、ビーム品質を示すM値は2となる。
Figure 0005653444
図10Aでは、2組の励起ユニットU1,U2で得られる全体の利得分布の均一性が、ガス圧、ガス流速などのパラメータ変動に起因して若干低下している場合を例示している。ここで、各放電電極対1a,1bのガス下流端が、利得分布曲線16a,16bの各ピーク位置と一致するように距離d1,d2を設定している。
所望のビームモード形状のレーザ光を効率的に発振させるためには、ビームモードの強度分布が強い部分と、レーザガスが大きな利得を示す部分とが一致することが好ましい。図10Bに示すTEM01 モードでは、強度のピークはレーザビーム中心ではなく、光軸周りにドーナツ状に分布する。
本実施形態では、2組の励起ユニットU1,U2で得られる全体の利得分布のピーク位置とTEM01 モードのピーク位置とが一致するように、距離d1,d2を設定している。これによりTEM01 モードを有するレーザビームが効率的に発振するようになる。こうした設定により、ガス圧、ガス流速などのパラメータ変動に起因して利得分布の均一性が低下した場合でも、利得分布のピーク位置とビームモードのピーク位置が一致しているため、ビームモード形状の選択性が良くなる。
軟鋼やステンレス鋼のレーザ切断加工において薄い材料を高速に切断する場合はレーザのビーム品質を示すM値は小さい方がよく、放電電極のガス下流端を光軸に一致させて利得分布の最も高くなる位置をビーム中心に設定することが通常であった。一方、軟鋼やステンレス鋼のレーザ切断加工において、例えば厚みが6mm以上の厚い材料を切断する場合、アシストガスを材料裏面まで十分に到達させるために、切断カーフ(kerf)幅はある程度広くなければならない。この場合、レーザビームの集光性はある程度低い方が好ましく、ビーム品質を示すM値が1.8〜3程度のものを使用するのがよい。例えば、図24および図25はM値が1.8程度、図26および図27はM値が2、図28および図29はM値が2.5付近、図30および図31はM値が3程度のビームモードの鳥瞰図およびその断面図である。また、図32および図33はM値が2.5〜3付近のドーナツ状のピークを示す強度分布をもつビームの鳥瞰図およびその断面図である。
本実施形態では、2組の放電電極対1a,1bで形成される利得分布曲線16a,16bの各ピーク位置とビームモードのピーク位置とが一致するように、距離d1,d2を設定することによって、板金加工に適したビームモード形状のレーザが発振しやすくなり、図14に示したような非対称モードのビーム発振を抑制でき、その結果、板金の切断性能を向上させることができる。
ここで、3軸直交型レーザ発振器におけるアパーチャ半径RAは、ビームの損失が小さく、かつビームモード形状が規定できるように設定されている。このため、アパーチャ半径RAは、ビームの基本モード径の約2倍程度、すなわちRA≒2w程度に設定することが好ましい。
また、図10Bに示したTEM01 モードの強度分布20において、ピーク位置をRpとすると、Rp=w/√2になる。本実施形態では、ピーク位置Rpと、光軸から放電電極のガス下流端までの距離dとが等しく、即ち、Rp=d(=d1=d2)に設定しているため、RA=d×2√2の関係を満たすことが好ましい。
例えば、3軸直交型COレーザ装置では、実施の形態1でも説明したように、アパーチャ半径RAは、一般に5mm〜15mm程度に設定されている。従って、距離dは、1.8mm≦d≦5.3mmの関係を満たすことが好ましい。
図11は、TEM01 モードと他の対称モード(例えば、TEM00)が混合したモードの強度分布を示すグラフであり、M値は1.8である。また、図24から図33はM値が1.8〜3のビームモードであるが、これらのモードでもTEM01 モードの場合と同様、全体の利得分布のピーク位置とビームモードの最も外側のドーナツ状のピーク位置とが一致するように距離dを設定することにより、同様な効果が得られる。これらのモードのピーク位置は、ピーク位置をRpとすると、Rp=w/(M値)1/2になる。本実施形態では、ピーク位置Rpと、光軸から放電電極のガス下流端までの距離dとが等しく、即ち、Rp=d(=d1=d2)に設定しているため、RA=d×2(M値)1/2の関係を満たすことが好ましい。
なお、各実施形態ではレーザガスとしてCOを使用した場合を例示したが、その他のレーザガス、例えば、CO,N,He−Cd,HF,Ar,ArF,KrF,XeCl,XeFなどを使用した場合も本発明は適用可能である。
実施の形態3.
本実施形態に係るレーザ加工装置は、実施の形態1または2に開示されたガスレーザ装置と、ガスレーザ装置から出力されるレーザ光を被加工物に向けて集光するための集光光学系と、被加工物を所望の方向に移動したり、所望の位置で停止させるための加工テーブルあるいは被加工物の所望の位置にレーザ光を集光させるための移動可能な該集光光学系などを備える。上述したように、対称性に優れたビームモード、例えば、TEM01 モードのレーザ光を用いて、切断、マーキング、穴あけ、溶接、溶着または表面改質を行うことによって、高品質でレーザ加工を行うことができる。
1a,1b 放電電極対、 2 部分反射ミラー、 3,4 折り返しミラー、 5 全反射ミラー、 6a,6b アパーチャ部材、 7a,7b 熱交換器、 8a,8b 送風機、 9a,9b ガスダクト、 10a,10b,10c 光軸、 11 筐体、 14a,14b 放電空間、 U1,U2 励起ユニット。

Claims (4)

  1. 光共振器の光軸と、レーザガスを光共振器内に供給する方向と、レーザガスを励起する放電の方向とが互いに直交した3軸直交型のガスレーザ装置であって、
    光共振器の光軸に対して第1ガス流方向に沿ってレーザガスを供給する第1ガス供給機構、および該光軸から第1ガス流方向の上流側に寄せて設置された第1放電電極対を含む第1励起ユニットと、
    光共振器の光軸に対して、第1ガス流方向とは反対の第2ガス流方向に沿ってレーザガスを供給する第2ガス供給機構、および該光軸から第2ガス流方向の上流側に寄せて設置された第2放電電極対を含む第2励起ユニットと、を備え、
    第1放電電極対および第2放電電極対のそれぞれの電極対の上下の対の電極がガス流方向において同じ幅を有し、
    放電方向に沿って観察して、光共振器の光軸と第1放電電極対との間の距離が光共振器の光軸と第2放電電極対との間の距離と等しく、かつ第1放電電極対の電極幅と第2放電電極対の電極幅が互いに等しくなるように各電極を配置することによって、前記レーザガスを光共振器内に供給する方向をX軸方向、前記レーザガスを励起する放電の方向をZ軸方向とした場合に、XZ平面上に射影したとき、Z軸に関して対称であって、中心部の利得が低い2ヶ所の利得ピークを有するレーザガス利得分布が生成され、
    光共振器は、2枚の折り返しミラーを含む複数のミラーと、各ミラーの近傍に設置され、レーザ光の光路を規定する円形開口を有する複数のアパーチャ部材とを含み、
    2枚の折り返しミラー近傍のいずれかの円形開口と同一平面内において、M値が1.8〜3かつ強度分布のピークがドーナツ状であるビームモードを発生させることを特徴とするガスレーザ装置。
  2. ドーナツ状のビームモードは、TEM01 モードであることを特徴とする請求項1記載のガスレーザ装置。
  3. 光共振器の光軸と第1放電電極対のガス流に対して下流端との間の距離および該光軸と第2放電電極対のガス流に対して下流端との間の距離を、ドーナツ状のビームモードの中心からピークの位置の距離と一致させたことを特徴とする請求項1または2記載のガスレーザ装置。
  4. 2枚の折り返しミラー近傍のいずれかの円形開口上における基本モードビーム径をwとし、光共振器の光軸と放電電極対との間の距離をdとし、円形開口の半径をRAとして、
    d=w/(M1/2、およびRA=d×2(M1/2の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガスレーザ装置。
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