JPH06350164A - レーザ発振器 - Google Patents

レーザ発振器

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JPH06350164A
JPH06350164A JP13335093A JP13335093A JPH06350164A JP H06350164 A JPH06350164 A JP H06350164A JP 13335093 A JP13335093 A JP 13335093A JP 13335093 A JP13335093 A JP 13335093A JP H06350164 A JPH06350164 A JP H06350164A
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laser medium
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聡 西田
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昭博 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ出力によってレーザビームの特性が変
化しない安定なレーザ発振器を得ることを目的とする。 【構成】 7a,7bは対向するレーザ媒質ガスの流
れ、13a,13bはレーザ発振光軸方向にレーザ媒質
ガスの流れの分割数だけ放電を分割し、ガス流方向にシ
フトさせた誘電体である。シフトする量は放電の上流端
から光軸までの距離が同一となるように形成されてい
る。誘電体13a,13bは相対する誘電体と向き合う
ように設置されている。9a,9bは交流電圧5を電極
管に印加することによって生成される放電である。誘電
体13a,13bは金属電極14を覆い、絶縁体16は
誘電体13a,13bを一部露出したまま覆っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスレーザ発振器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は特開昭60−254684号公
報に示された従来の三軸直交形レーザ発振器の代表的構
成を示す斜視図である。また、図15は図14のレーザ
発振器を上から見た断面図である。図において、1はレ
ーザ光、2はレーザ光の光軸、3はレーザ媒質ガス、4
は放電電極、6はブロア、7はレーザ媒質ガスの流れ、
8は熱交換器、11はレーザ媒質ガス3が循環するため
のダクト、12a,12b,12c,12dはレーザ光
反射手段であり、レーザ媒質ガス3、放電電極4、ブロ
ア6、熱交換器8、ダクト11は筐体10の内部に構成
されている。
【0003】図16は従来の放電電極4を示す一部断面
の斜視図である。13は誘電体、14は誘電体13に覆
われた金属電極、15は金属電極14の内部を流れ、放
電電極4を冷却する冷却水の通路、16は金属電極14
を覆う絶縁体であり、以上のように放電電極4が構成さ
れている。5は金属電極14に印加する交流電圧電源、
9は誘電体13間で発生する放電である。
【0004】次に動作について説明する。筐体10内に
はレーザ媒質ガス3が充填されており、ブロア6によっ
て1対の放電電極4の間を通るように循環されている。
レーザ媒質ガス3は、例えば炭酸ガスレーザの場合は、
二酸化炭素、窒素、ヘリウムを含む混合ガスが一般的で
ある。放電電極4間には交流電圧を印加することによっ
て放電9が発生し、レーザ媒質ガス3を励起し、いわゆ
る原子のエネルギの高い準位の分布密度を低い準位の分
布密度より大きくした反転分布を生成する。反転分布が
発生したレーザ媒質ガスは光を放出し、レーザ反射手段
12a,12b,12c,12dによって反射、増幅さ
れる。特にレーザ光反射手段12aは透過もするように
構成されている。図14ではZ型折り返しタイプのレー
ザ発振器でレーザ光反射手段を4枚使用しているが、他
の共振器構成(レーザ光反射手段数が2以上)である場
合もある。増幅された光はレーザ反射手段12aから外
にレーザ光1として取り出される。励起された高温のレ
ーザ媒質ガス3は、熱交換器8を通り、冷却され再び循
環される。
【0005】放電電極4は、レーザ媒質ガスの流れ7を
挟み、流れ方向と垂直に放電が形成されるように設置さ
れている。誘電体13は、例えばガラスやセラミクスな
どの高誘電体である。金属電極14に交流電圧5が印加
されると、対向する放電電極4の誘電体13間で誘電体
放電9が発生する。絶縁体16は誘電体13の放電面側
表面の一部を露出したまま、誘電体13を覆うように形
成され、周辺の部材(例えば筐体10)との放電を抑制
するために使用している。絶縁体16は、例えばシリコ
ン系あるいはテフロン系樹脂であり、誘電体13に比べ
て低い誘電率を持つ。誘電体13表面は励起によって、
高温になったレーザ媒質ガス7が循環しているため、金
属電極14に冷却水15を流して間接的に誘電体13を
冷却している。図中詳細には記述していないが、冷却水
の通路15には冷却水が流れ、ファンクーラーやコンプ
レッサー等を介して循環するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ発振器は
上記のように構成されており、レーザ媒質ガス3が放電
9によって励起されるため、レーザ媒質ガスの流れ7方
向に図17のような温度勾配が生じる。一般に屈折率は
温度の関数であるため、前記温度勾配が屈折率分布を生
じる。光は屈折率の高い方向に進む性質があるので、あ
たかも共振器内にプリズムが挿入されたのと同一の状況
が生じ、設定された光軸2と違った発振軸にて光は共振
しはじめる。また、温度勾配は放電電力に比例するた
め、レーザ光の発振出力を上げると放電電力が上昇し、
温度勾配も大きくなる。前記変化の結果、レーザ光反射
手段を固定していると、図18のa→b→cのように発
振軸が変化する。ここで断っておくが、光軸とは温度勾
配がない場合で図18中のaであり、通常それぞれのレ
ーザ反射手段の中心を結んだ軸を示し、発振軸とは実際
にレーザ光が共振、増幅する軸である。上述のような変
化のため、レーザ出力を変化させる加工や測定を行う場
合に位置ずれや角度ずれが生じ、正確な測定や精度の良
い加工が困難であるという問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、レーザ出力の変化によってレ
ーザビームの特性が変化しない安定なレーザ発振器を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ発
振器は、対向する放電電極間で生成される放電の方向
と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガスの
流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを励起
し発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わるよう
に構成されているレーザ発振器において、上記放電電極
は、レーザ光の光軸方向に分割して配置され、分割され
た放電電極間を通るレーザ媒質ガスの流れは、各々の放
電電極間で互いに対向流になるようにし、各々の放電電
極のレーザ媒質ガスの上流端をレーザ光の光軸を挟んで
交互に反対側に形成したものである。
【0009】また、放電電極は、放電を生成するための
交流電圧を印加する電極管と放電電極を冷却する冷却通
路を有すると共に、レーザ光の光軸方向に分割して配置
され、分割された放電電極間を通るレーザ媒質ガスの流
れは、各々の放電電極間で対向流になるようにし、各々
の電極管は冷却通路を1本化する冷却通路接続手段と交
流電圧を共有化するための配線によって結び付けられ、
1本化された放電電極を有し、各々の放電電極のレーザ
媒質ガスの上流端をレーザ光の光軸を挟んで交互に反対
側に形成したものである。
【0010】また、放電電極は、放電を生成する電極管
と、上記電極を冷却する冷却通路を有し、上記放電電極
の電極管はレーザ媒質ガスの流れを分割するために電極
管の中心軸を平行にシフトした屈曲部を有し、上記媒質
ガスの流れは上記電極管の屈曲部において互いに対向流
になるようにしたものである。
【0011】また、電極管の屈曲部は絶縁体で覆われて
おり、放電を生成する放電部の電極管より細く構成され
ているものである。
【0012】また、放電電極は、放電を生成する電極管
を有し、上記電極管は放電面に突出部を有し、上記突出
部はレーザ光の光軸方向に分割して配置され、分割され
た放電電極の突出部の間を通るレーザ媒質ガスの流れ
は、各々の突出部の間で互いに対向流になるように形成
され、上記電極管の突出部以外は絶縁体で覆われる構成
にしたものである。
【0013】また、放電電極は放電を生成するように放
電発生側の裏面に導電体を配置した誘電体を有し、上記
導電体はレーザ光の光軸方向に分割して配置され、分割
された導電体に対応する放電電極の間を通るレーザ媒質
ガスの流れは、各々の導電体の間で互いに対向流になる
ようにしたものである。
【0014】また、相対する放電電極のレーザ媒質ガス
の流れが対向する位置に、レーザ光の通過を妨げないよ
うに仕切りを設けたものである。
【0015】また、対向する放電電極間で生成される放
電の方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒
質ガスの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガ
スを励起し、発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に
交わるように構成されているレーザ発振器において、上
記放電電極とレーザ媒質ガスを流す送風器と上記レーザ
媒質ガスを冷却する熱交換器を有するユニットを複数組
み合わせ、組み合わせに対応するユニットがレーザ光の
光軸を中心に互いに反転するように配置したものであ
る。
【0016】
【作用】この発明におけるレーザ発振器は、レーザ媒質
ガスの温度勾配によって生じる発振軸のずれを補正する
ように構成されているので、放電電力の強さによって生
じていたレーザビームの位置ずれを補正できる。
【0017】また、放電電力の強さによって生じていた
レーザビームの位置ずれを補正できると共に放電電極を
一体化して放電を分割できるように構成されているので
筐体内部での配管や配線が増加せず信頼性の高いレーザ
発振器が得られる。
【0018】また、放電電極の放電領域で交差するガス
流によって生じるレーザ媒質ガスの乱流や渦巻がレーザ
ビームに及ぼす悪影響を取り除き、放電電力によって生
じていたレーザビームの位置ずれを補正できる。
【0019】また、ユニットの組み合わせ方によってレ
ーザ媒質ガスによって生じる発振軸のずれを補正できる
と共に、レーザ媒質ガスの軸方向と放電の軸方向に発生
していたレーザビームの異方性が改善され、方向性のな
い均質なビームを生成することができる。
【0020】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。
【0021】図1はこの発明の一実施例によるレーザ発
振器を示す斜視図である。また、図2は図1のレーザ発
振器を上からみた断面図である。従来のレーザ発振器と
異なる点は放電電極4と、ブロア6a,6bおよび熱交
換器8a,8bおよびダクト11a,11bを筐体10
の光軸方向の中心において分割して光軸に対して左右反
対に配置して、レーザ媒質ガス7a,7bは互いに対向
するように流していることである。他の構成については
従来のレーザ発振器と同じであるので省略する。放電電
極4によって生成される放電9a,9bは前記ブロア等
が分割された位置にて分割されて生成され、レーザ発振
が生成される光軸位置2がそれぞれの放電9a,9bの
下流側に位置するように放電電極4は一体化されて構成
されている。
【0022】図3は図1で示した放電電極4を示す一部
断面で表示した詳細図である。図において13a,13
bは、レーザ発振光軸方向で少なくとも2分割してガス
流方向にシフトさせた誘電体である。シフトする量は放
電の上流端から光軸までの距離が同一となるように形成
されている。誘電体13a,13bは各々の相対する誘
電体と向き合うように設置されている。9a,9bは交
流電圧5を電極管に印加することによって生成される放
電である。誘電体13a,13bによって覆われた金属
電極14、絶縁体16は従来と同じ構成であるので説明
を省略する。
【0023】次に、実施例1の動作について説明する。
レーザ発振器の動作については従来と同じであるから、
ここでは省略する。図1、図2に示すようにブロア6
a,6b、熱交換器8a,8b、ダクト11a,11b
は放電電極4に対して2つに分割され、左右対称に配置
されているので、放電電極4によって生成される放電空
間において対向流にレーザ媒質ガス7a,7bが流れ
る。放電空間内ではレーザ媒質ガスの流れ方向に温度分
布が生成されるが、対向流になったところでこの温度分
布の傾斜は反転する。温度分布によって生じる屈折率の
分布によりレーザ光の発振軸が曲がってゆくことは従来
技術の課題で説明したが、傾斜が反転することによって
発振軸の曲がりが逆転し、発振軸の位置ずれを補正する
ことが可能である。上記のように、放電ゾーンを2分割
する例を述べたが、放電ゾーンを多分割する場合も同じ
効果を奏する。すなわち、レーザ発振軸の曲がりは、レ
ーザ光反射手段12a,12b,12c,12dの曲率
の形状によって平行に移動する成分と角度の成分とに分
解することができるが、平行に移動する成分は、分割数
を偶数にすることで打ち消すことが可能である。また、
角度の成分は分割数が多ければ多いほどなくなる。図
1、図2のように折り返し回数が3回の場合、放電の分
割数が2つでも光軸の分割数は6つとなり、角度成分も
無視できるほど小さくなる。図4には2分割の場合、レ
ーザ出力を上げた場合(温度勾配を大きくした場合)の
発振軸変化を2a→2b→2cのように示す。図中では
発振軸の変化はその差が認識できるように大きく記載し
てあるが、実際は平行ずれ量は非常に少なく、実使用で
は問題にならない量である。角度ずれ量が従来例(図1
8)に比べて格段に少なくなるので長距離伝搬させても
ビームの位置ずれが非常に少なくなる。
【0024】Appl.Phys.22(1989)1
835−1839で報告されているようにレーザ媒質ガ
スの流れと放電の方向と光軸とが互いに垂直に交わるレ
ーザ発振器では、レーザ光の光軸を放電のレーザ媒質ガ
ス下流端に設定する場合が多い。放電の下流端では、レ
ーザ発振の利得が一番高いため、効率よくレーザ出力を
取り出す場合に使用する。また、レーザ出力を効率的に
取り出すより、パルス発振時のパルスの応答性が必要な
場合は、放電のガス下流端から放電の中心方向へ光軸を
移動する。放電の上流側に光軸を設定する理由は、パル
スの立ち上がり時間:τが τ=X/V X:放電上流端から光軸までの距離 V:放電内部でのレーザ媒質ガス流速 で、決められるからパルスの立ち上がりを早くするには
ブロアの性能を向上させるか、光軸を放電の上流側に移
動させるしかない。上記のように光軸位置は要求項目の
違いによって変えられるが、放電のガス上流端から光軸
までの距離(図2中のX)は、分割されたそれぞれの放
電位置で同じになるように設定する。なお、放電9a,
9bは光軸方向からみて、重なる部分があってもよく、
重なるように配置されてなくてもよい。また、放電のガ
スの上流端から光軸までの距離が一致することがレーザ
光のビームのずれを最小限にする設計条件であるが、製
造上の誤差の範囲で光軸までの距離が異なっても同様の
効果を奏する。さらに、放電電極のレーザ媒質ガスの上
流端がレーザ光の光軸を挟んで交互に反対側に形成され
ていればレーザ光のビームの位置ずれは従来の方法と比
べて非常に小さい。
【0025】以上のような構成にすることにより、レー
ザ出力によって生じていた温度勾配が光軸方向で逆転す
るように放電と光軸とガス流を設定したので、レーザ出
力によって生じていたレーザビームの位置ずれを補正で
きるという効果がある。
【0026】実施例2.放電電極を分割して放電を生成
する手段として、放電電極の誘電体と金属電極とを一体
化した電極管について詳細に示したものを図5に示す。
5は交流電源、13a,13bは誘電体、14a,14
bは金属電極、15a,15bは金属電極を冷却する冷
却水の通路、18は金属電極14aと14bとを電気的
につなぐ配線、19は金属電極14内部の冷却水の通路
15aと15bとをつなぐバイパス、20は金属電極と
誘電体とを併せた電極管である。誘電体13は、例えば
ガラスやセラミクスなどであって、コーティングや溶射
などによって金属電極14を覆っている。バイパス19
はホースによる配管であっても、冷却水の通路を持つブ
ロックであってもよい。図5では2分割の放電を発生す
るための電極管の構造を示したが、3分割以上の場合は
電極管20を増やし、バイパス19、配線18を増やす
だけである。また、放電を生成する相対する電極管は図
示していない。
【0027】実施例2の動作について説明する。レーザ
発振器、放電電極の動作については実施例1と同じであ
るため説明を省略する。複数の電極管は電気的につなが
っているため、分割された放電は全て同位相で発生す
る。同位相で放電するため近接する放電との影響がな
く、非常に安定な放電が得られる。また、放電電極1対
で複数の放電を分割できるので筐体10内部の部材の増
大がなく、絶縁距離などによる配置方法の自由度が非常
に高い。また、分割された電極管は、電気も冷却水も放
電電極内部でつながっているため、放電電極への配線・
配管は従来とまったく数が変わらず、筐体内部での継手
の数が増えず、水漏れや配線間・配線−部材間での放電
等を極力押えることができ、レーザ発振器としての信頼
性が高まる利点がある。
【0028】実施例3.放電電極を分割して放電を生成
する手段として、放電電極の誘電体と金属電極とを一体
化した電極管の別の実施例について詳細に示したものを
図6に示す。5は交流電源、13は誘電体、14は金属
電極、15は金属電極を冷却する冷却水の通路、20は
金属電極と誘電体とを併せた電極管、21は金属電極を
屈曲させ、金属電極の中心軸を平行にシフトさせる屈曲
部である。図6では2分割の放電を発生するための電極
管の構造を示したが、3分割以上の場合は屈曲部を増や
すだけである。丁度、実施例2のバイパスの変わりに金
属電極で使用した部材を使って、溶接等でつなげたもの
であってもよい。金属電極と同じ部材を使用してつなげ
ているので配線が必要でなく、電気的に導通することに
なる。誘電体13は、金属電極の屈曲部も併せて、覆っ
てあり、屈曲部も放電が発生することになる。放電の領
域を稼ぎたい場合は、このような構成にする。その他の
効果は実施例2と同じである。
【0029】実施例4.放電電極を分割して放電を生成
する手段として、放電電極の誘電体と金属電極とを一体
化した電極管のさらに別の実施例について詳細に示した
ものを図7に示す。5は交流電源、13は誘電体、14
は金属電極、15は金属電極を冷却する冷却水の通路、
20は金属電極と誘電体とを併せた電極管、22は金属
電極を屈曲させ、金属電極の中心軸を平行にシフトさせ
る屈曲部である。屈曲部22は、金属電極14より細く
なっており、放電電極が表面に露出しないように絶縁体
15で覆われるような構造にしている。図では2分割の
放電を発生するための電極管の構造を示したが、3分割
以上の場合は屈曲部を増やすだけである。誘電体13
は、金属電極の屈曲部を覆ってあっても、覆ってなくて
も、屈曲部は絶縁体に覆われているので放電が発生しな
い。屈曲部では、細くなっているので冷却水の通路15
も同時に細くなり、冷却水の圧損は大きくなるが、屈曲
部での放電が悪影響(ガス温度の異常上昇する)を及ぼ
す場合はこのような構成にする。その他の効果は実施例
2と同じである。
【0030】実施例5.放電電極を分割して放電を生成
する手段として、放電電極の誘電体と金属電極とを一体
化した電極管のさらに別の実施例について詳細に示した
ものを図8に示す。5は交流電源、13は誘電体、14
は金属電極、15は金属電極を冷却する冷却水の通路、
20は金属電極と誘電体とを併せた電極管、23a,2
3bは電極間に放電面に突出された突出部である。突出
部は、金属電極14を突出部を持つ構造としてもよく、
また誘電体自身を突出させてもよい。突出部23以外
は、絶縁体16に覆われ、放電電極の表面には露出しな
い。図8では2分割の放電を発生するための電極管の構
造を示したが、3分割以上の場合は突出部23を増やす
だけである。上記構成にすることによって、電極管とし
ては大きくなるが、電極間の屈曲部が必要でないため、
製造コストが安価であり、冷却水の通路15は十分に大
きく取れ、冷却水の圧損はなくなる。その他の効果は実
施例2と同じである。
【0031】実施例6.放電電極を分割して放電を生成
する手段として、1つの放電電極の誘電体について詳細
に示したものを図9(a)に示す。13は誘電体、24
a,24bは誘電体の放電面の裏面に形成された導電体
である。誘電体13は板状であり、導電体24のある面
側に金属電極があり、それぞれの導電体24a,24b
と金属電極とは電気的につながっている。放電は、誘電
体裏面の導電体24の形状に合わせて生成される。導電
体は印刷や溶射で誘電体表面に形成できるため、非常に
形状の自由度が高く、種々の形状の放電を発生できると
ともに、分割数の多い放電を生成するときも容易に表現
しやすい。その他の効果は実施例2と同じである。図9
(a)では、導電体24a,24bは光軸方向に2分割
されていて、ガス流方向にスライドさせてあり、導電体
端部27a,27bは光軸方向で一致するように記載さ
れているが、図9(b)のように端部27a,27bが
一致しないで、導電体24側に入り込んでいてもよく、
また離れていてもよい。また、図9では2分割のものだ
けを例として記載しているが、複数個分割されていても
よい。
【0032】実施例7.図10は1対の放電電極を詳細
に示した斜視図である。図において同一符号は実施例
1.と同じであるから説明を省略する。25は分割され
た放電の対向するレーザ媒質ガス7a,7bの境界に設
けられた仕切である。対向するレーザ媒質ガスはその境
界で衝突が発生し、渦などが発生し、対流の損失や流れ
の乱れが生じたりする。対流の損失はレーザ媒質ガスの
流速の低下を引き起こし、正常なレーザ発振を阻害す
る。また、流れの乱れは局所的な温度上昇を引き起こ
し、放電を不安定にしたり、レーザビームの位置精度を
悪くしたり、放電電極の局所的温度上昇を招き、放電電
極を破壊したりする。流れの境界に仕切25を設けるこ
とで、レーザ媒質ガスの流れをスムーズにし、安定なレ
ーザ発振器が得られる効果がある。仕切25は、放電の
近くに設置されるので絶縁物が望ましい。また、仕切2
5には共振器内部で共振しているビームの通路が必要で
あるが、ビームの通路以外は電極部ですき間がないよう
に構成した方が効果的である。
【0033】実施例8.図11は1対の放電電極4、ブ
ロア6、熱交換器8をユニット化した筐体の斜視図であ
る。図において、同一符号は従来と同じであるので説明
を省略する。26はユニット化された筐体である。図1
2には図11のユニット化された筐体26を2組での組
み合わせ方法を斜視図で示している。図13はユニット
化された筐体26を4組組み合わせた場合の一例を放電
電極と光軸との関係のみを示した図であり、図13
(a)は光軸方向からみた図であり、図13(b)は図
13(a)をA−A’断面で見た図、図13(c)は図
13(a)をB−B’断面で見た図である。それぞれの
符号の後のa,b,c,dはそれぞれユニット化された
筐体の1つ目、2つ目、3つ目、4つ目を示している。
図12で示したように、ユニット化された筐体26を2
つ使用してレーザ発振器を組み立てる場合は180度反
転させ、図13で示したように4つ使用する場合は各々
90度ずつ回転させ、2×nつ使用する場合は180/
n度ずつ回転させて組み合わせる。ユニット化されて組
み合わせられた筐体の両端にはミラー反射手段を備えた
ブロックが取り付けられ、真空シールドされ、レーザ媒
質ガスが封入されて循環する。光軸はそれぞれのユニッ
ト化された筐体26内の放電のレーザ媒質ガス上流端か
らの距離が一致するように設置されている。上流端から
距離を一致させるように光軸を設定する理由については
実施例1ですでに説明しているのでここでは省略する。
図では折り返しがない共振器の場合を示しているが、折
り返しがある場合はそれぞれのユニット化された筐体の
対となる筐体(向きが180度違うもの)について折り
返された光軸のうちどちらかの光軸が上流端からの距離
が一致するように設定されていればよい。
【0034】この実施例の効果は、ユニット化されてい
るので要求に対してレーザ発振出力が違うレーザ発振器
を短期間で供給できるとともに実施例1と同様な効果が
ある。さらにレーザ媒質ガスと放電の方向でレーザビー
ムの特性(ビームの真円性、次数等)が異なることがあ
るが、nが2以上の場合はレーザ媒質ガスの軸と放電の
軸とが入れ替わったり、変化するためレーザ媒質ガスの
軸方向と放電の軸方向で発生したレーザビームの異方性
をなくし、方向性のない均質なビームを取り出すことが
できる。
【0035】実施例9.実施例1,2,3,4,5,
6,7,8では、放電空間内の光軸が1つしか内場合に
ついて示しているが、放電空間にレーザ光の光軸2が複
数存在する場合は、何れかの光軸が放電の上流端からの
距離が一致しているように配置すれば同様な効果が得ら
れる。
【0036】実施例10.実施例9の変形例として、放
電空間内部の複数の光軸の中から2つの光軸を選択し、
それらの光軸の中心軸が放電の上流端からの距離が一致
するように配置してもよい。また、上記2つの光軸間の
距離を任意の配分で分割した軸を放電の上流端からの距
離が一致するように配置してもよい。
【0037】実施例11.実施例8では、ユニット化さ
れた筐体26を180度/nずつ組み合わせると記載し
たが、レーザビームの位置ずれを補正するだけであれ
ば、少なくとも2つのユニットが180度反転させて組
み合わせてあればよい。
【0038】
【発明の効果】この発明は上記のように構成されている
ので、レーザ出力によってレーザビームの特性が変化し
ない安定なレーザ発振器を得られる効果がある。
【0039】また、分割された放電は、同位相であるた
め安定な放電が得られ、放電電極一対で複数の放電を分
割できるので筐体の部材の節約ができ、絶縁距離などに
よる配置方法の自由度が高い。
【0040】また、電極管の接続は金属電極と同じ部材
でつないでいるので、配線の必要がなく、屈曲部も誘電
体で覆われており放電領域を稼ぐことができる。
【0041】また、屈曲部での放電が発生しないのでガ
ス温度の異常上昇する等の悪影響を防止することができ
る。
【0042】また、製造コストが安価であり、冷却水の
通路が大きく、冷却水の圧損を防止できる。
【0043】また、導電体は形状の自由度が高く、種々
の形状の放電を発生することができ、分割数の多い放電
を容易に生成できる。
【0044】また、レーザ媒質ガスの流れをスムーズに
し、安定なレーザ発振器が得られる。
【0045】また、ユニット化されているので、レーザ
発振出力の異なるレーザ発振器を短納期で供給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるレーザ発振器を示す
斜視図である。
【図2】この発明の一実施例によるレーザ発振器を示す
上部からの断面図である。
【図3】この発明の一実施例によるレーザ発振器の放電
電極の構造を一部断面で示した詳細図である。
【図4】この発明の一実施例によるレーザ光の発振軸を
示す模式図である。
【図5】この発明の他の実施例による放電電極の電極管
を示す斜視図である。
【図6】この発明の他の実施例による放電電極の電極管
を示す斜視図である。
【図7】この発明の他の実施例による放電電極の電極管
を示す斜視図である。
【図8】この発明の他の実施例による放電電極の電極管
を示す斜視図である。
【図9】この発明の他の実施例による放電電極の誘電体
を示す斜視図である。
【図10】この発明の他の実施例による1対の放電電極
を詳細に示した斜視図である。
【図11】この発明の他の実施例によるユニット化され
た筐体を透明にして内部が見えるように示した斜視図で
ある。
【図12】図11に示すユニット化された筐体を透明に
して内部が見えるように2組組み合わせて示した斜視図
である。
【図13】図11に示すユニット化された筐体を4組組
み合わせ、放電電極と光軸との位置関係を示した光軸方
向からみた断面図,A−A’での断面図、B−B’の断
面図である。
【図14】従来のレーザ発振器を示す斜視図である。
【図15】従来のレーザ発振器を上からみた断面図であ
る。
【図16】従来のレーザ発振器の放電電極の構造を一部
断面で示した斜視図である。
【図17】レーザ媒質ガスの流れの方向に発生する温度
分布である。
【図18】レーザ出力によって発振軸の変化を示した模
式図である。
【符号の説明】
1 レーザ光 2 光軸 4 放電電極 5 交流電圧 6 送風器 7 レーザ媒質ガスの流れ 8 熱交換器 9 放電 13 誘電体 15 冷却通路 16 絶縁体 18 配線 19 冷却通路接続手段 20 電極管 21 屈曲部 22 屈曲部 23 突出部 24 導電体 25 仕切り 26 ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する放電電極間で生成される放電の
    方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガ
    スの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを
    励起し発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わる
    ように構成されているレーザ発振器において、上記放電
    電極は、レーザ光の光軸方向に分割して配置され、分割
    された放電電極間を通るレーザ媒質ガスの流れは、各々
    の放電電極間で互いに対向流になるようにし、各々の放
    電電極のレーザ媒質ガスの上流端をレーザ光の光軸を挟
    んで交互に反対側に形成したことを特徴とするレーザ発
    振器。
  2. 【請求項2】 対向する放電電極間で生成される放電の
    方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガ
    スの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを
    励起し発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わる
    ように構成されているレーザ発振器において、上記放電
    電極は、放電を生成するための交流電圧を印加する電極
    管と放電電極を冷却する冷却通路を有すると共に、レー
    ザ光の光軸方向に分割して配置され、分割された放電電
    極間を通るレーザ媒質ガスの流れは、各々の放電電極間
    で対向流になるようにし、各々の電極管は冷却通路を1
    本化する冷却通路接続手段と交流電圧を共有化するため
    の配線によって結び付けられ、1体化された放電電極を
    有し、各々の放電電極のレーザ媒質ガスの上流端をレー
    ザ光の光軸を挟んで交互に反対側に形成したことを特徴
    とするレーザ発振器。
  3. 【請求項3】 対向する放電電極間で生成される放電の
    方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガ
    スの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを
    励起し発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わる
    ように構成されているレーザ発振器において、上記放電
    電極は放電を生成する電極管と、上記電極を冷却する冷
    却通路を有し、上記放電電極の電極管はレーザ媒質ガス
    の流れを分割するために電極管の中心軸を平行にシフト
    した屈曲部を有し、上記媒質ガスの流れは上記電極管の
    屈曲部において互いに対向流になるようにしたことを特
    徴とするレーザ発振器。
  4. 【請求項4】 上記電極管の屈曲部は絶縁体で覆われて
    おり、放電を生成する電極管より細く構成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のレーザ発振器。
  5. 【請求項5】 対向する放電電極間で生成される放電の
    方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガ
    スの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを
    励起し、発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わ
    るように構成されているレーザ発振器において、上記放
    電電極は放電を生成する電極管を有し、上記電極管は放
    電面に突出部を有し、上記突出部はレーザ光の光軸方向
    に分割して配置され、分割された放電電極の突出部の間
    を通るレーザ媒質ガスの流れは、各々の突出部の間で互
    いに対向流になるように形成され、上記電極管の突出部
    以外は絶縁体で覆われる構成にしたことを特徴とするレ
    ーザ発振器。
  6. 【請求項6】 対向する放電電極間で生成される放電の
    方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガ
    スの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを
    励起し発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わる
    ように構成されているレーザ発振器において、上記放電
    電極は放電を生成するように放電発生側の裏面に導電体
    を配置した誘電体を有し、上記導電体はレーザ光の光軸
    方向に分割して配置され、分割された導電体に対応する
    放電電極の間を通るレーザ媒質ガスの流れは、各々の導
    電体の間で互いに対向流になるようにしたことを特徴と
    するレーザ発振器。
  7. 【請求項7】 上記相対する放電電極のレーザ媒質ガス
    の流れが対向する位置に、レーザ光の通過を妨げないよ
    うに仕切りを設けたことを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載のレーザ発振器。
  8. 【請求項8】 対向する放電電極間で生成される放電の
    方向と、上記放電電極間を通って循環するレーザ媒質ガ
    スの流れ方向と、上記放電により上記レーザ媒質ガスを
    励起し発生するレーザ光の光軸とが互いに垂直に交わる
    ように構成されているレーザ発振器において、上記放電
    電極とレーザ媒質ガスを流す送風器と上記レーザ媒質ガ
    スを冷却する熱交換器を有するユニットを複数組み合わ
    せ、組み合わせに対応するユニットがレーザ光の光軸を
    中心に互いに反転するように配置したことを特徴とする
    レーザ発振器。
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