JPH0645359A - 薄膜電界効果トランジスタの製造方法およびトランジスタの製造装置 - Google Patents

薄膜電界効果トランジスタの製造方法およびトランジスタの製造装置

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JPH0645359A
JPH0645359A JP6663592A JP6663592A JPH0645359A JP H0645359 A JPH0645359 A JP H0645359A JP 6663592 A JP6663592 A JP 6663592A JP 6663592 A JP6663592 A JP 6663592A JP H0645359 A JPH0645359 A JP H0645359A
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JP6663592A
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Naoto Hirano
直人 平野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薄膜電界効果トランジスタにおいて、自然酸化
膜を形成することなく良好な金属シリサイドの形成と製
造工程数の大幅低減を可能にする。 【構成】イオン注入室1と一度真空排気した後に不活性
ガスを導入した無酸化雰囲気中で有機膜7をあるいは真
空中で無機物の被膜を形成する室を備えたトランジスタ
の製造装置と、真空中でプラズマにより有機あるいは無
機物の被膜を除去あるいは一度真空排気した後に不活性
ガスを導入した無酸化雰囲気中で有機物の被膜を除去す
る室とスパッタリング室とを有するトランジスタの製造
装置とを用いることによって、試料表面(非晶質シリコ
ン層表面)が大気にさらされることは無くなり、このた
めイオン注入後の試料表面の自然酸化膜の形成を抑止で
き、製造工程数を大幅に低減することがきる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜電界効果トランジス
タの製造方法およびトランジスタの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜電界効果トラジスタとして
は、特願昭61−307039号公報や特願昭61−3
11828号公報に提案されているような自己整合型薄
膜電界効果トランジスタである。このトランジスタは図
3(d)に示すような構造をしており、ガラス基板15
上にゲート電極16が、そしてその上層にゲート絶縁層
17と非晶質シリコン層(i層)18が形成され、ゲー
ト電極16直上のi層18上に保護絶縁膜19が、また
その両側のi層には、不純物のイオン注入によって形成
されたn型またはp型の不純物層からなるソース・ドレ
イン層20が形成されている構造をしている。
【0003】前記トラジスタにおいて、イオン注入によ
るソース・ドレイン層20の形成とそれに引き続く金属
シリサイド層21の形成が、ゲート電極16をマスクと
して用いた背面露光によって自己整合的に形成された保
護絶縁膜19を用いて行えるため、ソース・ドレイン電
極22とゲート電極16間の寄生容量を極めて小さくす
ることができる。このため、このトランジスタをアクテ
イブマトリクス型液晶表示の画素スイッチング素子とし
て用いた場合、低寄生容量のため画素電位が安定し高階
調化が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の製造方法では、イオン注入によるソース・ドレイ
ン層20の形成後、それに引き続く金属シリサイド層2
1の形成を行う際、試料の基板を一度真空中から大気中
に出す必要があった。その時n層あるいはp層からなる
ソース・ドレイン層20の表面はイオン注入により大量
の欠陥が発生し、大気中の酸素と結合しやすい状態にな
っているため、ソース・ドレイン層20の表面には速や
かに自然酸化膜が形成される。この自然酸化膜が存在す
るとn型あるいはp型となった非晶質シリコンと金属と
の合金反応が全く進行しないため、金属シリサイド層2
1は形成されない。このためこの自然酸化膜を弗酸処理
により除去し、イオン注入により欠陥が大量に発生した
ソース・ドレイン層20表面を水素原子で安定化した
後、速やかにこの上に金属膜を堆積して非晶質シリコン
と金属との合金反応により金属シリサイド層21を形成
する必要があった。
【0005】また従来の方法では、弗酸処理による自然
酸化膜除去工程中、弗酸により保護絶縁膜19がエッチ
ングされパターンが縮小されるため、イオン注入してい
ない領域に金属シリサイド層21が形成され、金属シリ
サイド層21とソース・ドレイン層20以外の非晶質シ
リコン層とが接触してしまい、寄生容量の増加やソース
・ドレイン層20以外の領域で正孔電流が流れてしまう
等の問題があった。そのでこの問題を解決するため、従
来は耐弗酸性の高い保護絶縁膜を再度新たに形成する必
要があり、結果として製造工程数が増加するという問題
があった。
【0006】本発明の目的は、このような従来の問題点
を除去し、低寄生容量の薄膜電界効果トランジスタの製
造工程数の簡略化を実現し、これを用いた製品の低コス
ト化および歩留まりの向上を可能にする製造方法と製造
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の薄膜電界効
果トランジスタの製造方法は、ガラス基板上に金属膜か
らなるゲート電極を形成する工程と、このゲート電極を
含む全面にゲート絶縁膜と非晶質シリコン層とを順次形
成する工程と、この非晶質シリコン層上に絶縁膜を形成
したのちパターニングし前記ゲート電極の上部に保護絶
縁膜を形成する工程と、この保護絶縁膜をマスクとし前
記非晶質シリコン層に不純物をイオン注入しソース・ド
レイン層を形成したのち基板を大気中にさらすことなく
この不純物層上に有機膜または無機膜を形成する工程
と、前記有機膜または無機膜を真空中または不活性ガス
雰囲気中で除去したのち大気中にさらすことなく全面に
金属膜を形成する工程とを含むものである。
【0008】第2の発明のトランジスタの製造装置は、
イオン注入室と、このイオン注入室に隣接しゲートバル
ブにより接続された排気可能な有機膜形成室または無機
膜形成室とを含むものである。
【0009】第3の発明のトランジスタの製造装置は、
スパッタリング室と、このスパッタリング室に隣接しゲ
ートバルブにより接続された排気可能な有機膜除去室ま
たはプラズマエッチング室とを含むものである。
【0010】
【作用】非晶質シリコン層にイオン注入後、一度真空排
気した後に不活性ガスを導入した無酸化雰囲気中で試料
の表面に有機膜を、あるいは真空中で無機膜を形成する
とこによって、試料を大気中に出してもイオン注入後の
非晶質シリコン層の試料表面が大気にさらされることを
防ぐことができる。また真空中で前記有機膜あるいは無
機膜をプラズマにより除去、あるいは一度真空排気した
後に不活性ガスを導入した無酸化雰囲気中で前記有機膜
を有機溶剤により除去し、その後スパッタリングにより
金属膜を堆積することによって、イオン注入により大量
の欠陥が発生したn層あるいはp層の表面に欠陥を終端
する形で形成される自然酸化膜の形成を抑止できる。こ
のため自然酸化膜の全く無い状態の金属膜とn層あるい
はp層の界面が実現でき、良好な金属シリサイド層が形
成される。またこれによって保護絶縁膜を一度除去し、
再度新たな保護絶縁膜を形成する一連の作業が省略で
き、製造工程数を減らすことができる。
【0011】さらに試料表面が有機膜あるいは無機膜に
より被覆されていることによって、試料表面が大気にさ
らされるのを防ぐことができるため、これによって試料
の長期保管、遠距離への移動によっても自然酸化膜が形
成されないというプロセスの自由度が大きくなる。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を用いて説明する。
図1(a),(b)は本発明の第1の実施例のトランジ
スタ製造装置の断面図である。
【0013】図1(a),(b)においてトランジスタ
の製造装置は、真空中でイオン化した不純物(リンやボ
ロン)のイオン2を電場により加速して試料3に打ち込
み、n層やp層と言った不純物層を試料3上に形成する
機構を有するイオン注入室1と、このイオン注入室1に
隣接しゲートバルブ4Aを介して接続された有機膜形成
室5またはブラズマCVD室10とから構成されてい
る。
【0014】有機膜形成室5は、真空排気した後に不活
性ガスを導入した無酸化雰囲気中でイオン注入後の試料
3の表面に試料台の高速回転よる遠心力を利用して有機
膜7を形成するスピンコータ6Aが取り付けられた構造
となっている。そして各室間はゲートバルブ4Aによる
ロードロック機構により仕切られており、試料3は各室
間を真空を破らずに相互移動できるようになっている。
このためイオン注入室1内でイオン注入された試料3
は、大気にさらされることなく有機膜形成室5内に導入
することができる。
【0015】また図1(b)に示したプラズマCVD室
10は、電極8A,8Bが取付けられており、真空中で
イオン注入後の試料3の表面に、無機原料ガスのプラズ
マ分解による無機薄膜の気相成長を利用して無機膜9を
形成する構造となっている。そしてイオン注入室1Aと
プラズマCVD室10との間はゲートバルブ4Bによる
ロードロック機構により仕切られており、試料3は各室
間を真空を破らずに相互移動できるようになっている。
このためイオン注入室1A内でイオン注入された試料3
は大気にさらされることなくプラズマCVD室10内に
導入することができる。
【0016】図2(a),(b)は本発明の第2の実施
例のトランジスタの製造装置の断面図である。
【0017】第2の実施例のトランジスタの製造装置
は、図2(a),(b)に示すように、プラズマエッチ
ング室11とスパッタリング室12、あるいは有機膜除
去室14とスパッタリング室12Aとから構成されてい
る。
【0018】図2(a)に示すプラズマエッチング室1
1は、電極8C,8D間に置かれた試料3の表面の有機
膜あるいは無機膜をプラズマエッチングにより除去でき
る構造となっている。そしてこのプラズマエッチング室
11に隣接して接続されたスパッタリング室12は、真
空中でスパッタリングにより金属膜13を試料3の表面
に堆積する構造となっている。そして各室間はゲートバ
ルブ4Cによるロードロック機構によい仕切られてお
り、試料3は各室間を真空を破らずに相互移動できるよ
うになっている。このため被膜除去された試料3は、大
気にさらされることなくスパッタリング室12内へと導
入できるようになっている。
【0019】また図2(b)に示した有機膜除去室14
は、一度真空排気した後に不活性ガスを導入した無酸化
雰囲気中で試料3の表面に形成された有機膜を有機溶剤
の滴下および試料台の高速回転による遠心力を利用して
除去するスピンクリーナ6Bが取り付けられた構造とな
っている。
【0020】図3(a)〜(d)は本発明の第3の実施
例の薄膜電界効果トランジスタの製造方法を説明するた
めの基板の断面図である。
【0021】まず図3(a)に示すように、従来と同様
の操作によりガラス基板15上にCrからなるゲート電
極16を形成し、引続きプラズマCVD法により窒化シ
リコン膜からなるゲート絶縁層17とCVD法によるi
層18を成膜する。次でゲート電極16直上のi層18
上に窒化シリコン膜からなる保護絶縁膜19を形成す
る。次に、このようにして作製された試料3をまず初め
に図1(a)に示したイオン注入室1内に導入し、リン
のイオン注入を行ない図3(b)に示すようにソース・
ドレイン層20を形成する。次にイオン注入された試料
3をゲートバルブ4Aを開け有機膜形成室5内に導入す
る。この時有機膜形成室5内の真空度は、イオン注入室
1内の真空度と同程度の真空度に調整されている。
【0022】試料3を有機膜形成室5内に導入後、ゲー
トバルブ4Aを閉め、不活性ガス(Ar,N2 等)を導
入して室内を大気圧にし、この不活性ガスを導入した無
酸化雰囲気中でスピンコータ6Aにより試料3の表面に
厚さ1.0〜1.5μm程度のノボラック樹脂やポリ酢
酸ビニル等の有機膜7を室温で均一に形成した後、試料
3を室内から大気中に取り出す。
【0023】ここで有機膜7としてポリ酢酸ビニルを用
いた場合、この有機膜7は耐プラズマ性が低い(すなわ
ちプラズマ処理により除去され易い)ため、有機膜7を
除去する手段としてプラズマを用いることができる。こ
の場合、図2(a)に示したプラズマエッチング室11
内に試料3を導入後、室内を真空に排気し、室温でCF
4 (100%)ガスを室内に導入し、ガス流量30sc
cm、ガス圧力50mTorr、放電パワー100Wの
放電条件によるプラズマによって有機膜7を除去する。
その後室内を真空に排気してスパッタリング室12内と
同程度の真空度にした後、有機膜が除去された試料3を
ゲートバルブ4Cを開けスパッタリング室12内に導入
する。試料3をスパッタリング室12内に導入後、ゲー
トバルブ4Cを閉め、そこでメタルターゲットのスパッ
タリングによって、図3(c)に示すように、Cr等の
金属膜13を試料3上に堆積して金属と非晶質シリコン
との合金反応によって金属シリサイド層21を金属膜と
非晶質シリコン層の界面に形成する。
【0024】また有機膜7としてノボラック樹脂を用い
た場合、スピンクリーナによってこの有機膜を除去する
ことができる。この場合、図2(b)に示した有機膜除
去室14の内部を一度真空に排気した後、不活性ガスを
導入することにより室内を大気圧にし、この不活性ガス
を導入した無酸化雰囲気中で試料3表面に形成した有機
膜7にシクロヘキサンやテトラヒドロフラン等の有機溶
剤を滴下し、さらに試料台を高速回転させることによっ
て試料3表面上の有機膜7を完全に除去する。その後室
内を真空に排気してスパッタリング室12A内と同程度
の真空度にした後、有機膜の除去された試料3をゲート
バルブ4Dを開けスパッタリング室12A内に導入す
る。
【0025】次に、図3(d)に示すように、金属膜1
3をパターニングしてソース・ドレイン電極22を形成
する。
【0026】上述した製造工程においては、大気を遮断
する被膜材料として有機膜について説明したが、無機膜
であってもよい。すなわち、図3(b)に示すように、
i層18にイオン注入する場合図1(b)に示したイオ
ン注入室1Aを用いる。そしてイオン注入された試料3
をゲートバルブ4Bを開けプラズマ形成室10内に導入
する。このプラズマ形成室10内の真空度は、イオン注
入室1A内の真空度の同程度の真空度に調整されてい
る。試料3をプラズマ形成室10内に導入後、プラズマ
エッチング時に非晶質シリコン層や窒化シリコン膜との
選択比が高くとれるような無機膜か、エッチングレート
の速い窒化シリコン膜からなる無機膜9を、室温でSi
4 (100%)ガス流量30sccm、NH3 (10
0%)ガス流量200sccm、ガス圧力150Pa、
放電パワー200Wの堆積条件による数nm程度試料3
の表面に気相成長させて、その後試料3を室内から大気
中に取り出す。
【0027】次に大気中に取り出された試料3は、図2
(a)に示したプラズマエッチング室11内に導入され
る。試料3を導入後、室内を真空に排気し、無機膜9が
前記堆積条件による窒化シリコン膜の場合は、室温でC
4 (100%)ガス流量20sccm、H2 (100
%)ガス流量10sccm、ガス圧力50mTorr、
放電パワー100Wの放電条件によるプラズマによって
無機膜9を除去する。別の無機膜の場合は、また別の放
電条件を選択する。その後室内を真空に排気してスパッ
タリング室12内と同程度の真空度にした後、無機膜が
除去された試料3をゲートバルブ4Cを開けスパッタリ
ング室12内に導入する。以下図3(c),(d)に示
したように、金属膜13の形成と、ソース・ドレイン電
極22のパターニングを行う。
【0028】また、無機あるいは有機膜を除去する手段
としては、他に光や熱を用いた方法も考えられる。
【0029】このように第3の実施例によれば、ソース
・ドレイン層20の形成後、その表面の自然酸化膜の形
成を抑止できるため、良好な金属シリサイド層21の形
成が可能となる。またイオン注入後の試料3の表面が被
膜されているため、試料3の大気中長期保管および遠距
離への移動によっても自然酸化膜が形成されないという
プロセスの自由度が大きくなる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、薄
膜電界効果トランジスタの製造工程において、試料表面
はイオン注入から金属シリサイド層の形成までの間一度
も大気にさらされることは無くなる。このためイオン注
入後のソース・ドレイン層表面の自然酸化膜の形成が抑
止でき、弗酸処理を行わなくても良好な金属シリサイド
層の形成が可能となる。また、従来必要であった再度新
たな保護絶縁膜を形成する工程と弗酸処理による自然酸
化膜除去工程を省略することができ、薄膜電界効果トラ
ンジスタを作製する工程が大幅に削減できる。従って薄
膜電界効果トランジスタの製造コストの大幅な低減と歩
留を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のトランジスタの製造装
置の断面図。
【図2】本発明の第2の実施例のトランジスタの製造装
置の断面図。
【図3】本発明の第3の実施例の薄膜電界効果トランジ
スタの製造方法を説明するための基板の断面図。
【符号の説明】
1,1A イオン注入室 2 イオン 3 試料 4A〜4D ゲートバルブ 5 有機膜形成室 6A スピンコータ 6B スピンクリーナ 7 有機膜 8A〜8D 電極 9 無機膜 10 プラズマCVD室 11 プラズマエッチング室 12,12A スパッタリング室 13 金属膜 14 有機膜除去室 15 ガラス板 16 ゲート電極 17 ゲート絶縁膜 18 i層 19 保護絶縁膜 20 ソース・ドレイン層 21 金属シリサイド層 22 ソース・ドレイン電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に金属膜からなるゲート電
    極を形成する工程と、このゲート電極を含む全面にゲー
    ト絶縁膜と非晶質シリコン層とを順次形成する工程と、
    この非晶質シリコン層上に絶縁膜を形成したのちパター
    ニングし前記ゲート電極の上部に保護絶縁膜を形成する
    工程と、この保護絶縁膜をマスクとし前記非晶質シリコ
    ン層に不純物をイオン注入しソース・ドレイン層を形成
    したのち基板を大気中にさらすことなくこの不純物層上
    に有機膜または無機膜を形成する工程と、前記有機膜ま
    たは無機膜を真空中または不活性ガス雰囲気中で除去し
    たのち大気中にさらすことなく全面に金属膜を形成する
    工程とを含むことを特徴とする薄膜電界効果トランジス
    タの製造方法。
  2. 【請求項2】 イオン注入室と、このイオン注入室に隣
    接しゲートバルブにより接続された排気可能な有機膜形
    成室または無機膜形成室とを含むことを特徴とするトラ
    ンジスタの製造装置。
  3. 【請求項3】 スパッタリング室と、このスパッタリン
    グ室に隣接しゲートバルブにより接続された排気可能な
    有機膜除去室またはプラズマエッチング室とを含むこと
    を特徴とするトランジスタの製造装置。
JP6663592A 1992-03-25 1992-03-25 薄膜電界効果トランジスタの製造方法およびトランジスタの製造装置 Withdrawn JPH0645359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011103110T5 (de) 2010-09-17 2013-06-27 Mitsubishi Electric Corporation Gaslaservorrichtung
KR101505619B1 (ko) * 2013-03-12 2015-03-25 한국화학연구원 유기-무기 하이브리드 박막 증착 장치 및 이를 이용한 유기-무기 하이브리드 박막 제조 방법

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