JP5638587B2 - アイラッシュカーラー及びアイラッシュカーラー用付加部材 - Google Patents

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Description

本発明は、アイラッシュカーラーに係り、特にまつげをカールさせるためのアイラッシュカーラーに取り付けられる付加部材に関するものである。
従来から、まつげをカールさせるためのアイラッシュカーラーとしては種々のものが知られている。しかしながら、従来のアイラッシュカーラーを用いてまつげをカールさせると、まつげ同士がくっついてカールされたり、まつげが直立した状態になったりすることがある。このような問題を解決するために、まつげを挟む際にまつげの間に進入してまつげを分散させて整えるまつげ整列手段を備えたアイラッシュカーラーも提案されている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、かかるアイラッシュカーラーは、まつげの根元から整列させるものではないため、まつげ同士のくっつきを防止する効果が十分ではないという問題があった。
特許第4119942号明細書
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、まつげを根元から分離して綺麗にカールさせることができるアイラッシュカーラー及びアイラッシュカーラー用付加部材を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、まつげを根元から分離して綺麗にカールさせることができるアイラッシュカーラー用付加部材が提供される。このアイラッシュカーラー用付加部材は、上下に移動可能な可動部材を有するアイラッシュカーラーに取り付けられる。このアイラッシュカーラー用付加部材は、可動部材に取り付け可能な取付部と、取付部から後方斜め上方に延びるブリッジ部と、ブリッジ部の上記後方斜め上方に延びた上端から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部とを備えている。
本発明の第2の態様によれば、まつげを根元から分離して綺麗にカールさせることができるアイラッシュカーラー用付加部材が提供される。このアイラッシュカーラー用付加部材は、上下に移動可能な可動部材を有するアイラッシュカーラーに取り付けられる。このアイラッシュカーラー用付加部材は、可動部材に取り付け可能な取付部と、取付部から延びるブリッジ部と、ブリッジ部から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部とを備えている。隣接する前記歯状部により形成されるスリットを下方に延長するように、ブリッジ部の一部を隣接する歯状部に沿って切り欠くことにより、歯状部から下方に連続する歯延長部が形成される。
本発明の第3の態様によれば、まつげを根元から分離して綺麗にカールさせることができるアイラッシュカーラー用付加部材が提供される。このアイラッシュカーラー用付加部材は、上下に移動可能な可動部材を有するアイラッシュカーラーに取り付けられる。このアイラッシュカーラー用付加部材は、可動部材に取り付け可能な取付部と、取付部から延びるブリッジ部と、ブリッジ部から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部とを備えている。取付部には、該取付部の前面から後面まで貫通する貫通孔が形成され、可動部材の爪部を取付部の貫通孔に挿通させて係止可能としている。
本発明の第の態様によれば、まつげを根元から分離して綺麗にカールさせることができるアイラッシュカーラーが提供される。このアイラッシュカーラーは、上下方向に延びる一対のフレーム部と、一対のフレーム部に沿って上下に移動可能な可動部材と、可動部材の上方に固定される固定部材と、可動部材上に載置される弾性部材とを備えている。可動部材は、一対のフレーム部の間を接続しており、固定部材は、一対のフレーム部の間を接続している。弾性部材は、固定部材に接触可能な接触領域を有している。また、アイラッシュカーラーは、可動部材を上方に移動させて弾性部材の接触領域を固定部材に接触させる操作部と、可動部材に取り付けられるコーム部材とを備えている。このコーム部材は、可動部材に取り付けられる取付部と、取付部から弾性部材の接触領域近傍まで延びるブリッジ部と、弾性部材の接触領域近傍のブリッジ部から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部とを有している。
このように、ブリッジ部から複数の歯状部が上方に向かって延びているため、使用時には、これらの歯状部がまつげの根元の間に強制的に入り込むので、まつげを根元から綺麗に分離することが可能である。したがって、まつげ同士がくっついたりすることなく、まつげを根元から綺麗にカールさせることができる。また、歯状部は水平方向に一定の間隔を空けて配置されているので、一定の間隔を持った綺麗な扇状にまつげをカールさせることができる。
ここで、コーム部材の歯状部のそれぞれは、弾性部材の接触領域を固定部材に接触させたときに固定部材の前面に実質的に接触する接触面を有することが好ましい。この場合には、コーム部材の歯状部が、固定部材に接触面で実質的に接触するほど固定部材の近くに配置されることになるので、固定部材と弾性部材との間にまつげを挟んだときに、歯状部の位置がまつげの根元に極めて近くなる。したがって、上述したまつげを根元から分離できる効果がより一層顕著に発揮される。
また、コーム部材の歯状部のそれぞれは、前方に湾曲した上端部を有することが好ましい。このように歯状部の上端部を前方に湾曲させた形状とすることで、アイラッシュカーラーの使用時に歯状部の先端部が使用者の目に入る危険性をなくすことができる。また、可動部材を上方に移動させるときに、歯状部の上端部の湾曲面によって固定部材がガイドされることとなるので、固定部材が歯状部の先端部に引っ掛かってしまうことがない。
さらに、コーム部材を可動部材の外部に取り付けてもよい。この場合には、外部からコーム部材が見えるので、まつげを綺麗に分離できる効果を使用者に対して視覚的にアピールすることができる。
隣接する歯状部により形成されるスリットを下方に延長するように、コーム部材のブリッジ部の一部を隣接する歯状部に沿って切り欠くことにより、歯状部から下方に連続する歯延長部を形成してもよい。また、コーム部材の取付部に、スリットの延長線上を下方に向かって延びる溝を形成してもよい。このような歯延長部や溝をコーム部材の一部にのみ形成することにより、歯状部の根元部分の高さやコーム部材の薄さを部分的に調整することが可能となるので、コーム部材の強度及び剛性を維持しつつ、使用時に弾性部材と固定部材との間(まつげの根元)が見やすくなるようにすることができる。
コーム部材の取付部に、該取付部の前面から後面まで貫通する貫通孔を形成し、可動部材は、貫通孔に挿通可能に設けられ、コーム部材の取付部に係止可能な爪部を備えていてもよい。このように、コーム部材の取付部の貫通孔に可動部材の爪部を挿通させて取付部に係止させることにより、コーム部材を可動部材に強固かつ安定的に固定することができる。したがって、アイラッシュカーラーの使用時に例えばコーム部材がぐらついて歯状部などが使用者の目に入ってしまうという危険性がない。
本発明によれば、ブリッジ部から複数の歯状部が上方に向かって延びているため、使用時には、これらの歯状部がまつげの根元の間に強制的に入り込むので、まつげを根元から綺麗に分離することが可能である。したがって、まつげ同士がくっついたりすることなく、まつげを根元から綺麗にカールさせることができる。また、歯状部は水平方向に一定の間隔を空けて配置されているので、一定の間隔を持った綺麗な扇状にまつげをカールさせることができる。
本発明の一実施形態におけるアイラッシュカーラーを示す正面図である。 図1のアイラッシュカーラーを後方から見た斜視図である。 図1のアイラッシュカーラーの可動部材を上方に移動させた状態を示す正面図である。 図3のアイラッシュカーラーを後方から見た斜視図である。 図3のアイラッシュカーラーのカーラー部のV-V線断面図である。 図1のアイラッシュカーラーのコーム部材を示す正面図である。 図6のコーム部材の平面図である。 図6のコーム部材のVIII-VIII線断面図である。 図6のコーム部材のIX-IX線断面図である。
以下、本発明に係るアイラッシュカーラーの実施形態について図1から図9を参照して詳細に説明する。なお、図1から図9において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態におけるアイラッシュカーラー1を示す正面図、図2は、図1のアイラッシュカーラー1を後方から見た斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施形態におけるアイラッシュカーラー1は、例えば親指を挿入するハンドル部11を有する第1のアーム部材10と、例えば人差し指を挿入するハンドル部21を有する第2のアーム部材20と、まつげをカールさせるカーラー部30とを備えている。第1のアーム部材10と第2のアーム部材20とは支軸40により回転自在に軸支されている。また、第1のアーム部材10は、支軸40で二股に分かれて上方に延びる一対のフレーム部12,12を含んでいる。
図1及び図2に示すように、カーラー部30は、フレーム部12,12の上端部に取り付けられた固定部材50と、固定部材50の下方に設けられた可動部材60と、可動部材60上に載置されたゴムなどからなる弾性部材70と、可動部材60の前面外部に取り付けられたコーム部材80(アイラッシュカーラー用付加部材)とを含んでいる。固定部材50は、2つのフレーム部12,12の間を相互に接続しており、その下端50Aは弾性部材70との間でまつげを押さえつけてカールさせる役割を有する。
可動部材60は、固定部材50と同様に、2つのフレーム部12,12の間を相互に接続しているが、この可動部材60はフレーム部12,12に沿って上下に摺動可能に構成されている。すなわち、可動部材60の両端には挿通孔61,61が形成されており、これらの挿通孔61,61にはそれぞれフレーム部12,12が挿通されている。これにより、可動部材60はフレーム部12,12に沿って上下に摺動可能となっている。
ここで、図2に示すように、可動部材60の下面にはV字状の接続部材41が取り付けられており、この接続部材41は、第2のアーム部材20の上端部22に形成された貫通孔22Aに挿通されている。したがって、支軸40を中心として第2のアーム部材20を動かすと、第2のアーム部材20の上端部22が上下動し、これに伴い可動部材60が上方に押し上げられ、あるいは下方に引き下げられるようになっている。図1及び図2は、可動部材60を下方に移動させた状態(開状態)を示している。可動部材60を上方に移動させた状態(閉状態)を図3及び図4に示す。
図5は、図3のアイラッシュカーラー1のカーラー部30のV-V線断面図である。図5に示すように、可動部材60を上方に移動させた状態(閉状態)では、可動部材60上に載置された弾性部材70の上端部70Aが固定部材50の下端50Aに接触する。すなわち、弾性部材70は、第2のアーム部材20を操作して可動部材60を上方に移動させることにより固定部材50の下端50Aに接触可能な接触領域70Aを有している。このように、本実施形態では、第2のアーム部材20と支軸40と接続部材41とにより、可動部材60を上方に移動させて弾性部材70の接触領域70Aを固定部材50に接触させる操作部が構成される。アイラッシュカーラー1の使用時には、この弾性部材70の接触領域70Aと固定部材50との間でまつげを挟んでカールさせる。
図6はコーム部材80の正面図、図7は平面図である。コーム部材80は、例えば樹脂から成形され、図7の平面図において略円弧状をなしている。このコーム部材80により可動部材60の前面及び底面の一部が覆われる。図5から図7に示すように、コーム部材80は、略鉛直方向に延びる取付部81と、取付部81の上端から斜め上方に延びるブリッジ部82と、ブリッジ部82の上端から上方に向かって延びる複数の歯状部83(83−1,83−2)とを含んでいる。取付部81は、可動部材60の前面に取り付けられる。複数の歯状部83は、水平方向に一定の間隔(例えば約0.5mm〜約1.0mm)を空けて配置されている。図5に示すように、ブリッジ部82は、弾性部材70の接触領域70Aの近傍まで延びており、ブリッジ部82の上端は、弾性部材70の接触領域70Aの近傍に位置している。このような歯状部83が例えば約15本〜約35本設けられる。
このように、本実施形態では、複数の歯状部83が弾性部材70の接触領域70A近傍のブリッジ部82から上方に向かって延びているため、使用時には、これらの歯状部83が、弾性部材70の接触領域70Aと固定部材50との間に挟まれるまつげの根元の間に強制的に入り込み、まつげを根元から綺麗に分離することが可能である。したがって、まつげ同士がくっついたりすることなく、まつげを根元から綺麗にカールさせることができる。また、互いに平行に延びる複数の歯状部83が水平方向に一定の間隔を空けて配置されているので、歯状部83がまつげとまつげの間に入りやすく、まつげを綺麗な扇状にカールさせることができる。さらに、このような歯状部83を持ったコーム部材80が可動部材60の外部に取り付けられているので、外部からコーム部材80が見え、まつげを綺麗に分離できる効果を使用者に対して視覚的にアピールすることができる。
図5及び図6に示すように、コーム部材80の取付部81の前面81Aには、水平方向に間隔を置いて複数の凹部84(図示の例では3つの凹部84)が形成されている。また、各凹部84の上側の領域には、取付部81の後面81Bまでコーム部材80を貫通する貫通孔85が形成されている。一方、図5に示すように、可動部材60には、コーム部材80の凹部84及び貫通孔85に対応して爪部62が設けられている。この爪部62は工具を用いることにより折り曲げることができるもので、図5では、爪部62を下方に折り曲げた状態が示されている。
コーム部材80を可動部材60に取り付ける際には、まず爪部62をコーム部材80の貫通孔85に挿通させ(図5の点線62Aで示す状態)、その後下方に折り曲げて爪部62を凹部84内に収容する。これにより、可動部材60の爪部62が凹部84の壁面に係止され、コーム部材80が可動部材60に固定される。
このように、コーム部材80の取付部81の貫通孔85に可動部材60の爪部62を挿通させて取付部81に係止させているため、コーム部材80を可動部材60に強固かつ安定的に固定することができる。したがって、アイラッシュカーラー1の使用時に例えばコーム部材80がぐらついて歯状部83などが使用者の目に入ってしまうという危険性がない。なお、凹部84、貫通孔85、及び爪部62の数及び位置は図示のものに限られるものではない。また、爪部62や貫通孔85を用いることなくコーム部材80を可動部材60に取り付けられるのであれば、そのような方法によりコーム部材80を可動部材60に取り付けることが好ましい。また、コーム部材80を可動部材60に対して着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
図5に示すように、それぞれの歯状部83は、弾性部材70の接触領域70Aを固定部材50に接触させたときに固定部材50の前面50Bに実質的に接触する接触面83Aを有している(例えば、接触面83Aと固定部材50の前面50Bとの間に隙間がないか、隙間があっても0.3mm以下とする)。このように、コーム部材80の歯状部83は、固定部材50に接触面83Aで実質的に接触するほど固定部材50の近くに配置されているので、固定部材50と弾性部材70との間にまつげを挟んだときに、歯状部83の位置がまつげの根元に極めて近くなる。したがって、上述したまつげを根元から分離できる効果がより一層顕著に発揮される。
また、図5に示すように、それぞれの歯状部83の上端部83Bは、固定部材50の前面50Bから前方に湾曲して形成されている。このように歯状部83の上端部83Bを前方に湾曲させた形状とすることで、アイラッシュカーラー1の使用時に歯状部83の先端部が使用者の目に入る危険性をなくすことができる。また、可動部材60を上方に移動させたときに、この歯状部83の上端部83Bの湾曲面によって固定部材50がガイドされることとなるので、固定部材50が歯状部83の先端部に引っ掛かってしまうことがない。例えば、接触面83Aに対して約15度〜約20度の角度をもって歯状部83の上端部83Bを前方に湾曲させることができる。また、上端部83Bの長さを例えば約0.5mm〜約1.5mmとすることができる。
図8は、図6のコーム部材80のVIII-VIII線断面図であり、歯状部83のうち凹部84に比較的近い部分に形成される歯状部83−1(第1の歯状部)の近傍を示すものである。図9は、図6のコーム部材80のIX-IX線断面図であり、歯状部83のうち凹部84から比較的遠い位置に形成される歯状部83−2(第2の歯状部)の近傍を示すものである。図6及び図8に示すように、凹部84に比較的近い部分では、取付部81の強度及び剛性を確保するために、取付部81の上端から第1の歯状部83−1の根元部分に至るまで全体的にブリッジ部82が延びている。
これに対して、図6及び図9に示すように、凹部84から比較的遠い位置に形成される第2の歯状部83−2の根元部分では、隣接する歯状部83により形成されるスリットS(図6参照)を下方に延長するように、ブリッジ部82の一部が第2の歯状部83−2に沿って切り欠かれている。これにより、第2の歯状部83−2から下方に連続する歯延長部86が形成され、この部分において、第2の歯状部83−2と歯延長部86とによって全体として第1の歯状部83−1よりも長い歯状部が形成される。このように、ブリッジ部82が歯延長部86の両側で切り欠かれているため、第2の歯状部83−2が形成されている部分においては、第1の歯状部83−1が形成されている部分に比べて、より低い位置までコーム部材80の向こう側(図6の紙面裏側、図9の左側)を観察することができるようになっている。例えば、第2の歯状部83−2の長さは約3mm〜5mmとすることができる。
また、取付部81の前面81Aには、上述したスリットSの延長線上を下方に向かって延びる溝87が形成されており、第2の歯状部83−2が形成されている部分においては、第1の歯状部83−1が形成されている部分に比べて、コーム部材80の厚さが部分的に薄くなっている(図7参照)。
ここで、アイラッシュカーラー1の使用時には、弾性部材70と固定部材50との間にまつげが正しく挟まっていることを確認できるように、使用者から弾性部材70と固定部材50との間が見えることが好ましいが、コーム部材80の厚さが厚かったり、コーム部材80の歯状部83の根元部分の高さが高かったりすると、コーム部材80が視界を遮ってしまうことも考えられる。したがって、理想的には、コーム部材80の厚さはなるべく薄く、歯状部83の根元部分の高さはなるべく低く(すなわち歯状部83の長さを長く)することが好ましいが、一方で、コーム部材80の厚さが薄すぎたり、歯状部83の根元部分の高さが低すぎたりすると、コーム部材80の強度及び剛性が不十分となって、コーム部材80の可動部材60への取付及び固定が困難となったり、すぐに壊れてしまったりするなどの弊害が考えられる。
このような観点から、本実施形態では、第1の歯状部83−1が形成されている部分においては、ブリッジ部82を切り欠かず、また取付部81に溝87のような溝を形成せずに、コーム部材80の強度及び剛性を高めるとともに、第2の歯状部83−2が形成されている部分においては、ブリッジ部82を切り欠いて歯延長部86を形成し、また取付部81に溝87を形成することで、使用時に弾性部材70と固定部材50との間(まつげの根元)が見やすくなるように構成している。すなわち、歯延長部86や溝87をコーム部材80の一部にのみ形成することにより、コーム部材80の高さや薄さを部分的に調整することが可能となるので、コーム部材80の強度及び剛性を維持しつつ、使用時の見やすさを向上することができる。なお、上述したように、爪部62や貫通孔85を用いることなくコーム部材80を可動部材60に取り付けられるのであれば、取付部81に貫通孔85を形成する必要がないので、すべての歯状部83を第2の歯状部83−2のように長く形成することができる。この場合には、アイラッシュカーラー1の使用時にまつげをより観察しやすくなる。
なお、上述した実施形態では、コーム部材80を可動部材60の前面に取り付けた例を説明したが、これに限られるものではなく、コーム部材80を可動部材60の後面又は内部に取り付けてもよい。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 アイラッシュカーラー
10 第1のアーム部材
11 ハンドル部
12 フレーム部
20 第2のアーム部材
21 ハンドル部
30 カーラー部
40 支軸
41 接続部材
50 固定部材
50A 下端
50B 前面
60 可動部材
61 挿通孔
62 爪部
62A 点線
70 弾性部材
70A 接触領域
80 コーム部材(アイラッシュカーラー用付加部材)
81 取付部
81A 前面
81B 後面
82 ブリッジ部
83 歯状部
83A 接触面
83B 上端部
84 凹部
85 貫通孔
86 歯延長部
87 溝
S スリット

Claims (12)

  1. 上下に移動可能な可動部材を有するアイラッシュカーラーに取り付けられる付加部材であって、
    前記可動部材に取り付け可能な取付部と、
    前記取付部から後方斜め上方に延びるブリッジ部と、
    前記ブリッジ部の前記後方斜め上方に延びた上端から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部と、
    を備えたことを特徴とするアイラッシュカーラー用付加部材。
  2. 前記複数の歯状部のそれぞれは、前方に湾曲した上端部を有することを特徴とする請求項1に記載のアイラッシュカーラー用付加部材。
  3. 上下に移動可能な可動部材を有するアイラッシュカーラーに取り付けられる付加部材であって、
    前記可動部材に取り付け可能な取付部と、
    前記取付部から延びるブリッジ部と、
    前記ブリッジ部から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部と、
    を備え、
    隣接する前記歯状部により形成されるスリットを下方に延長するように、前記ブリッジ部の一部を前記隣接する歯状部に沿って切り欠くことにより、前記歯状部から下方に連続する歯延長部を形成したことを特徴とするアイラッシュカーラー用付加部材。
  4. 前記取付部には、前記スリットの延長線上を下方に向かって延びる溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載のアイラッシュカーラー用付加部材。
  5. 上下に移動可能な可動部材を有するアイラッシュカーラーに取り付けられる付加部材であって、
    前記可動部材に取り付け可能な取付部と、
    前記取付部から延びるブリッジ部と、
    前記ブリッジ部から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部と、
    を備え、
    前記取付部には、該取付部の前面から後面まで貫通する貫通孔が形成され、
    前記可動部材の爪部を前記取付部の貫通孔に挿通させて係止可能とした
    ことを特徴とするアイラッシュカーラー用付加部材。
  6. 上下方向に延びる一対のフレーム部と、
    前記一対のフレーム部の間を接続し、前記一対のフレーム部に沿って上下に移動可能な可動部材と、
    前記一対のフレーム部の間を接続し、上記可動部材の上方に固定される固定部材と、
    前記可動部材上に載置される弾性部材であって、前記固定部材に接触可能な接触領域を有する弾性部材と、
    前記可動部材を上方に移動させて前記弾性部材の接触領域を前記固定部材に接触させる操作部と、
    前記可動部材に取り付けられるコーム部材であって、
    前記可動部材に取り付けられる取付部と、
    前記取付部から前記弾性部材の接触領域近傍まで延びるブリッジ部と、
    前記弾性部材の接触領域近傍の前記ブリッジ部から上方に向かって水平方向に一定の間隔を空けて延びる複数の歯状部と、
    を有するコーム部材と、
    を備えた、
    ことを特徴とするアイラッシュカーラー。
  7. 前記コーム部材の歯状部のそれぞれは、前方に湾曲した上端部を有することを特徴とする請求項に記載のアイラッシュカーラー。
  8. 前記コーム部材の歯状部のそれぞれは、前記弾性部材の接触領域を前記固定部材に接触させたときに前記固定部材の前面に実質的に接触する接触面を有することを特徴とする請求項又はに記載のアイラッシュカーラー。
  9. 前記コーム部材は、前記可動部材の外部に取り付けられることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のアイラッシュカーラー。
  10. 隣接する前記歯状部により形成されるスリットを下方に延長するように、前記コーム部材のブリッジ部の一部を前記隣接する歯状部に沿って切り欠くことにより、前記歯状部から下方に連続する歯延長部を形成したことを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のアイラッシュカーラー。
  11. 前記コーム部材の取付部には、前記スリットの延長線上を下方に向かって延びる溝が形成されていることを特徴とする請求項10に記載のアイラッシュカーラー。
  12. 前記コーム部材の取付部には、該取付部の前面から後面まで貫通する貫通孔が形成され、
    前記可動部材は、前記貫通孔に挿通可能に設けられ、前記コーム部材の取付部に係止可能な爪部を備えた
    ことを特徴とする請求項から11のいずれか一項に記載のアイラッシュカーラー。
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