JP2010259539A - ビューラー用取り替えアダプター及びビューラー - Google Patents

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Abstract

【課題】より容易にビューラーに着脱自在に取り付けることができ、取り付け時における安定性を確保できると共に、睫毛を効果的に且つ安定して整列、整毛させることができるビューラー用取り替えアダプター及び該取り替えアダプターを取り付けたビューラーの提供を課題とする。
【解決手段】ビューラーに着脱自在に取り付けられるビューラー用取り替えアダプターで400あって、該アダプター400は、ビューラーの上下の挟持片110、120で睫毛を挟持する際に睫毛の間に分け入って睫毛を整える整毛部410と、該整毛部410を着脱自在に取り付けると共に自らは前記下挟持片120に着脱自在に取り付けられる基台部420とからなり、前記整毛部410は、上部が弧状に角取りされた扁平板状の整毛片411を複数個備えると共にその複数個が一定の間隔で弧形状となるように並列されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ビューラー用取り替えアダプター及び該ビューラー用取り替えアダプターを取り付けたビューラーに関する。
ビューラー用取り替えアダプター及びビューラーに関して、本願出願人は下記特許文献1に示す発明を特許出願している。この特許文献1に示すビューラー用取り替えアダプターは、ビューラーに対して着脱自在に取り付けることができる。また睫毛を分散させて整えることができる。そしてこのアダプターを着脱自在に取り付けることができるビューラーは、睫毛を分散させて整えることができるメリットがある。
特許第4119942号公報
しかしながら上記特許文献1に示すビューラー及びビューラー用取り替えアダプターでは、連結用部42を用いてリングやコイルの睫毛整列手段41を下挟持片12に着脱自在に取り付ける構成であることから、睫毛整列手段41の取り付け時における安定性に改良の余地があった。またコイルやリングが使用時に変形し易いという改良の余地があった。
そこで本発明は上記問題点を解決し、より容易にビューラーに着脱自在に取り付けることができ、取り付け時における安定性を確保できると共に、睫毛を効果的に且つ安定して整列、整毛させることができるビューラー用取り替えアダプター及び該取り替えアダプターを取り付けたビューラーの提供を課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のビューラー用取り替えアダプターは、ビューラーに着脱自在に取り付けられるビューラー用取り替えアダプターであって、該アダプターは、ビューラーの上下の挟持片で睫毛を挟持する際に睫毛の間に分け入って睫毛を整える整毛部と、該整毛部を着脱自在に取り付けると共に自らは前記下挟持片に着脱自在に取り付けられる基台部とからなり、前記整毛部は、上部が弧状に角取りされた扁平板状の整毛片を複数個備えると共にその複数個が一定の間隔で弧形状となるように並列されていることを第1の特徴としている。
また本発明のビューラー用取り替えアダプターは、上記第1の特徴に加えて、整毛部には、上面に複数個の整毛片を形成すると共に下面に嵌合用突片を形成した着座部を設け、基台部には、前記着座部を受け入れて着座させる着座部受け入れ凹部と、該着座部受け入れ凹部の底面に開孔されて前記嵌合用突片を嵌入させる嵌合用孔部とを設け、整毛部の着座部を基台部の着座部受け入れ凹部に嵌め込むと共に嵌合用突片を嵌合用孔部に嵌入させることで、整毛部と基台部とを着脱自在に一体化することを第2特徴としている。
また本発明のビューラー用取り替えアダプターは、上記第2の特徴に加えて、整毛片は、少なくともその下半部が着座部よりも内側方向に突出して形成されると共に、下半部が着座部に対して略垂直方向に立設して形成されていることを第3の特徴としている。
また本発明のビューラーは、睫毛を上下の挟持片で挟み成形する成形部と、手で操作するための把持部と、前記成形部と前記把持部とを連結すると共に前記下挟持片を上下動自在とする連結機構部とから構成されるビューラーであって、前記下挟持片に、第1〜第3の何れかの特徴のビューラー用取り替えアダプターを着脱自在に取り付けてあることを第4の特徴としている。
請求項1に記載のビューラー用取り替えアダプターによれば、ビューラーに着脱自在に取り付けられるビューラー用取り替えアダプターであって、該アダプターは、ビューラーの上下の挟持片で睫毛を挟持する際に睫毛の間に分け入って睫毛を整える整毛部と、該整毛部を着脱自在に取り付けると共に自らは前記下挟持片に着脱自在に取り付けられる基台部とからなり、前記整毛部は、上部が弧状に角取りされた扁平板状の整毛片を複数個備えると共にその複数個が一定の間隔で弧形状となるように並列されているので、
整毛部により睫毛を整列させて綺麗に整えることができる。その際、整毛部はその各整毛片の上部が弧状に角取されているので、使用安全性が確保されると共に、使用者に安心感を与えることができる。
そして更に各整毛片は扁平板状であるので、その扁平板状の整毛片間に睫毛を一定の長さに亘って確実に保持(挟持)することができるので、睫毛の整列をより安定して一定方向に揃えることができる。
特に、整毛片は扁平ではあるが板状であるので、リングやコイルのように使用中に瞼に当たって揺動、変形するのを防ぐことができ、安定した整毛を行うことができる。
また各整毛片は、一定の間隔で弧状となるように並列されることで、各睫毛の生え際の曲線に沿った状態に当てがうことができる。これにより睫毛全体をバランスよく安定して整毛することができる。
勿論、整毛部と基台部は着脱自在であるので、何れか一方の消耗に応じて、消耗した方を取り替えることができる。また整毛片の大きさや並列間隙が異なる別の整毛部に取り替えて使用することができる。
また整毛部による整毛が完了した後等において、整毛部を取り外し、整毛を行うことなく基台部だけで睫毛のカールを行うことも可能であり、カールだけの操作も簡単に行うことができる。
また請求項2に記載のビューラー用取り替えアダプターによれば、上記請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、整毛部には、上面に複数個の整毛片を形成すると共に下面に嵌合用突片を形成した着座部を設け、基台部には、前記着座部を受け入れて着座させる着座部受け入れ凹部と、該着座部受け入れ凹部の底面に開孔されて前記嵌合用突片を嵌入させる嵌合用孔部とを設け、整毛部の着座部を基台部の着座部受け入れ凹部に嵌め込むと共に嵌合用突片を嵌合用孔部に嵌入させることで、整毛部と基台部とを着脱自在に一体化するので、
分離自在とされた整毛部をその着座部で基台部の受け入れ凹部に嵌め込んで着座させることができると共に、前記着座部の底面に形成した嵌合突片で基台部の受け入れ凹部の底面に開口された嵌合用孔部に嵌めることで、基台部の嵌め込み着座状態を確実に、安定して保持することができる。特に、基台部は実際に上挟持片の当接を受けて睫毛を挟持する部材であるので、弾力性を有する軟質材で構成されるが、そのような弾力性のある軟質の基台部に対しても、前記整毛部の着座部と嵌合突片、及び基台部の着座部受け入れ凹部と嵌合用孔の組み合わせにより、整毛部を十分確実に安定して脱落することなく基台部に着座させ、一体化させることができる。
また請求項3に記載のビューラー用取り替えアダプターによれば、上記請求項2に記載の構成による作用効果に加えて、整毛片は、少なくともその下半部が着座部よりも内側方向に突出して形成されると共に、下半部が着座部に対して略垂直方向に立設して形成されているので、
整毛片による睫毛の整列、整毛を、より綺麗に、確実に安定して行うことができる。
即ち、降下してくる上挟持片から前記着座受け入れ凹部を退避させる必要があること、及び上挟持片が基台部を押接する影響で前記着座受け入れ凹部が変形することによる整毛部の位置変動を防ぐため、基台部の着座受け入れ凹部は、基台部のより外側(目から離れる方向)に後退して設ける必要がある。しかし、そのように後退した位置に着座受け入れ部を設けると、整毛部の着座部の位置も後退した配置となり、結果として、ビューラー使用時に各整毛片の位置が睫毛の付け根からより遠くに離れる傾向となり、睫毛の整列、整毛効果が薄れる。
請求項3に記載の構成によれば、整毛片の少なくともその下半部が着座部よりも内側方向に突出して形成されるので、その分だけ上挟持片の前面に接する方向に近づけることができると共に、整毛片を睫毛の付け根に近づけることができる。よって上挟持片との衝突を回避しつつ、より睫毛の付け根に近いところでの整列、整毛が可能となり、良好な整毛効果をあげることができる。
加えて、整毛片の上部を弧状に角取りして目から後退させる一方、整毛片の下半部については、これを着座部に対して略垂直方向に立設形成することで、睫毛をその付け根近くで確実に整毛片間に受け入れることができ、良好な整列、整毛を確保することができる。
また請求項4に記載のビューラーによれば、睫毛を上下の挟持片で挟み成形する成形部と、手で操作するための把持部と、前記成形部と前記把持部とを連結すると共に前記下挟持片を上下動自在とする連結機構部とから構成されるビューラーであって、前記下挟持片に、第1〜第3の何れかの特徴に記載のビューラー用取り替えアダプターを着脱自在に取り付けてあるので、
上挟持片とビューラー用取り替えアダプターを取り付けた下挟持片とにより睫毛の整列、整毛をしながら睫毛のカールを行うことができる。また古くなったビューラー用取り替えアダプターを、新しいものに取り替えて使用することができる。また必要に応じて、整毛片の大きさやピッチの異なる複数のビューラー用取り替えアダプターを選択して取り替え使用することができる。
本発明の実施形態に係るビューラーをやや上方から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るビューラーの右側面図である。 本発明の実施形態に係るビューラーの成形部の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るビューラーの成形部の拡大分解図である。 図3におけるA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る取り替えアダプターを示す図で、(a)は全体斜視図、(b)は分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る整毛部の正面図である。 本発明の実施形態に係るビューラーの成形部の使用状態を示す拡大図である。
以下の図面を参照して、本発明の実施形態に係るビューラー用取り替えアダプター及び該取り替えアダプターを取り付けたビューラーを説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は本発明の実施形態であって、特許請求の範囲に記載の内容を限定するものではない。
まず図1〜図5を参照して、本発明の実施形態に係るビューラー1について説明する。
ビューラー1は、睫毛を分散させた状態でカールさせるためのものである。このビューラー1は成形部100と、把持部200と、連結機構部300と、取り替えアダプター400とから構成される。
前記成形部100は、睫毛を挟んでカール等に成形するためのものである。
この成形部100は上挟持片110と、下挟持片120とから構成される。
前記上挟持片110は、ビューラー1を瞼に当てて位置決めする機能を有すると共に、下挟持片120と協同で睫毛を上側から挟むためのものである。この上挟持片110は、図3、図4に示すように、薄い板状の金属板で構成され、平面視において瞼と略同形状となるように中央部を外側に湾曲させた形状としてある。また中央部が高く両端にいくにしたがって低くなるように湾曲させた形状としてある。
なお、ここで及び以下の説明において、「外側」とは、ビューラー1使用に際して、瞼から遠ざかる方向を意味し、「内側」とは瞼に近づく方向を意味するものとする。
また上挟持片110は、その左右両端に突起片111を有し、該突起片111を後述の連結機構部300の支持体310の嵌合穴311に嵌入させることで、該支持体310と連結される。
前記下挟持片120は、上挟持片110及び取り替えアダプター400と協同で睫毛を下側から挟むためのものである。
この下挟持片120は、瞼と略同形状となるように中央部を外側に湾曲させた形状で、且つ上挟持片110の湾曲と略同一としてある。また中央部を高く両端にいくにしたがって低くなるように湾曲させた形状としてある。
このような構成とすることで、上挟持片110及び取り替えアダプター400と協同して睫毛を効果的に挟みカールさせることが可能となる。
また図4、図5に示すように、下挟持片120は、外側突壁121と内側突壁122を有する凹字状の断面をもつ形状としており、取り替えアダプター400を凹部に着脱自在に取り付けることができる。
このような構成とすることで、下挟持片120とそれに取り付けられた取り替えアダプター400とを一体的に動かすことができる。
また下挟持片120は、その両端部に挿通孔123を有し、該挿通穴123に前記連結機構部300の支持体310を挿通させてある。このような構成とすることで、下挟持片120を支持体310に沿わせて上下動させることができる。また下挟持片120の底部には、嵌入穴124(図4参照)を有し、該嵌入穴124に連動部材320の上端部を嵌入することで連動部材320を連結してある。
前記把持部200は、ビューラー1を手で把持する部分である。把持部200を操作することで、連結機構部300を介して成形部100を動かす。この把持部200は、第1アーム210と、第2アーム220とから構成される。
前記第1アーム210は、主として上挟持片110を操作可能とするためのものである。第1アーム210は、下端部に指を通す指穴211を設けてあり、中途部にピン330を挿通させる挿通穴を有している。
なお本実施形態においては、第1アーム210は、スチール等の金属製線材を加工して支持体310と一体的に形成している。
前記第2アーム220は、連結機構部300を介して、下挟持片120を操作可能とするためのものである。この第2アーム220は、その下端部に指穴221を有し、その上端部に連動部材320を連結させるための連結穴を有している。またその中途部にピン330を挿通させる挿通穴を有し、該挿通穴と第1アーム210に設けられた挿通穴とを合せた状態でピン330を挿通させることで、支持体310と連結される。よって第1アーム210は支持体310と1部材で形成されるところ、ピン330を支点として第1アーム210、第2アーム220を可動させることができる。
なお本実施形態においては、第2アーム220はスチール等の金属製線材を加工して形成している。
前記連結機構部300は、成形部100と把持部200とを連結すると共に、下挟持片120を上下動自在とするためのものである。この連結機構部300は、図1、図2に示すように、支持体310と、連動部材320と、ピン330とからなる。
前記支持体310は、上挟持片110と第1アーム210とを相互に連結させるためのものである。この支持体310は略U字状の形状をした1対の細長い棒状部材で構成され、既述したように、第1アーム210とは1部材で形成されている。また図3、図4に示すように、その上部に1対の嵌合穴311、311を有し、上挟持片110の左右両端に有する突起片111,111を該嵌合穴311、311に嵌合させることで、上挟持片110を連結させる。これにより第1アーム210に連動させて上挟持片110を可動させることができる。
なお本実施形態においては、支持体310はスチール等の金属製線材を加工して形成している。
前記連動部材320は、下挟持片120と第2アーム220とを相互に連結させるためのものである。この連動部材320は、図1に示すように、細長い棒状部材を下端で折り返して略V字状に構成してある。また、その折り返し部分が第2アーム220の上端部に設けてある連結穴に挿通されることで、第2アーム220と相互に連結される。更にその上端部を下挟持片120に設けてある嵌入穴124に嵌入させることで、下挟持片120と相互に連結される。
このように連動部材320により、下挟持片120と第2アーム220とが相互に連結されるので、第2アームがピン330を支点として可動させることで、下挟持片120を支持体310に沿わせて上下動させることができる。
なお本実施形態においては、連動部材320はスチール等の金属製線材をスチール等の金属製線材を加工して形成される。
次に図6〜図8も参照して、取り替えアダプター400を説明する。
前記取り替えアダプター400は、ビューラー1の下挟持片120に装着することで、睫毛のカール(癖付け)を行うと共に、睫毛を分散させて整列、整毛するためのものである。この取り替えアダプター400は、整毛部410と、基台部420とから構成される。
前記整毛部410は、睫毛を上下の挟持片110、120で挟持する際に睫毛の間に侵入して睫毛を分散させ、整列、整毛するためのものである。この整毛部410は、図6、図7に示すように、整毛片411と、嵌合用突片412と、着座部413とから構成される。
前記整毛片411は、実際に睫毛の間に侵入して、睫毛を分散させ、整列、整毛させるためのものである。この整毛片411は、図5、図6に示すように、その上部が弧状に角取りされた扁平板状に形成されている。
整毛片411において、その上部411aを弧状に角取りしているので、下挟持片120を上方に動かすことで上挟持片110との間で睫毛を挟む際、瞼に最初に当たることになる整毛片411の上部を、瞼や睫毛の生え際付近に対してソフトに(柔らかく)当接させることができる。また誤って操作した場合においても、目等を傷つけることを防止することができる。
また整毛片411は、扁平板状として厚みを有しているが、少なくとも整毛片411の内側(目に近い側)の側縁及び上部縁は、厚み方向に、角を除して、丸みを持たせた滑らかな曲面形状としている。
このような側縁や上部縁を厚み方向に丸みを持たせた曲面形状とすることで、整毛片411が睫毛の間に最初に分け入る際に、前記滑らかな曲面形状をもつ縁により睫毛をスムーズに整毛片411、411間に滑り込ませることができる。即ち、各整毛片411をスムーズに睫毛の間に侵入させることができる。また上部411aの縁やその他の側縁を厚み方向に角のない滑らかな曲面形状とすることで、上記上部411aを弧状に角取りしているのと相俟って、ビューラー使用時に瞼等を傷つけることを一層確実に防止することができる。
また図5に示すように、整毛片411の上部411aのみを弧状とし、少なくとも下半部411bは着座部413に対して略垂直方向に立設された状態とすることで、整毛部410を基台部420に取り付けた際、整毛片411の下半部411bの睫毛の生え際よりの距離が長くなるのを防止することができる。よって後述する基台部420の台座部423と上挟持片110とで睫毛を挟んで癖付けする際、睫毛の左右へのブレを防止でき、挟持状態を維持し易くすることができる。よって一段と容易且つ確実に癖付けを行うことができる。また睫毛をその付け根近くで確実に整毛片411間に受け入れることができ、良好な整列、整毛を確保することができる。
また整毛片411の下半部411bが着座部413に対して内側方向に突出して設けられているので、その分だけ上挟持片110の前面に接する方向に近づけることができると共に、整毛片411を睫毛の付け根に近づけることができる。よって上挟持片110との衝突を回避しつつ、より睫毛の付け根に近いところでの整列、整毛が可能となり、良好な整毛効果をあげることができる。
また下面411cを広範囲に亘って台座部423と面接触させることができ、整毛片411を基台部420に安定させて取り付けることができる。
前記嵌合用突片412は、整毛部410を基台部420に着脱自在に嵌合して結合するためのものである。図5に示すように、この嵌合用突片412は内側に突出した引っ掛け部412aを先端に有する略L字形状からなる。本実施形態においては、整毛片411、嵌合用突片412及び着座部413は一体成形されている。この嵌合用突片412を後述する基台部420の嵌合用孔部425に差し込み、引っ掛け部412aを引っ掛け受け部425aに係合させることで、整毛部410と基台部420とを着脱自在に一体化させることができる。
また嵌合用突片412は、整毛片411の中心よりも内側に設けられている。このような構成とすることで、整毛部410を基台部420に取り付けた際に、整毛片411の重心を内側に置くことができる。よって使用時において、整毛部410が外側に倒れることを防止することができる。
また図7に示すように、嵌合用突片412は、一定の間隔をもって複数個並列させて設けてある。このような構成とすることで、整毛部410の基台部420への取り付け強度を増すことができる。
前記着座部413は、整毛部410を基台部420に安定させた状態で取り付けるためのものである。着座部413の上面413bに整毛片411が、下面413aに嵌合用突片412が、それぞれ一体成形されて設けられている。
図5、図6を参照して、この着座部413は、後述する基台部420の着座受け入れ凹部424に丁度収まる形状に構成されている。従って整毛部410を基台部420に取り付けた際、着座部413の下面413aが着座部受け入れ凹部424の底面424aと全面で接触することになる。これにより整毛部410を基台部420に一段と安定させた状態で取り付けることができる。
また着座部413は、平面視で、基台部420と略同一の円弧形状をなすように構成する。着座部413の下面413aには、嵌合用突片412を一定の間隔をもって複数個並列させて、平面視で円弧形状になるようにして備えている。着座部413の上面413bには、同一長さの整毛片411を複数個並列させて、平面視で円弧形状に整列するように構成している。
前記複数個の各整毛片411は、1つの共通の曲率中心から放射状に配置されるように整列させている。
更に整毛部410は、平面視で円弧形状になされている他、正面視においても、中央部が高く、両端にいくにつれて低くなる円弧形状をなす。即ち、複数個が並列配置された整毛片411の全体の配置状態、着座部413、複数個が配置された嵌合用突片412の配置状態の何れもが、平面視と正面視とにおいて円弧状とされている。ここで円弧状とは、正確な円弧の他、正確な円弧以外の湾曲形状を含むものとする。
このような構成とすることで、図8に示すように、整毛部410を基台部420に取り付けた状態で、複数個の各整毛片411を、各睫毛の突出方向に沿う放射状に配置させ、且つ上瞼の睫毛の生え際の平面視及び正面視の湾曲形状に沿う湾曲形状に配置させることができる。従って容易、確実に睫毛を分散させ且つ綺麗に整列、整毛させることができる取り替えアダプター400及びビューラー1とすることができる。
前記整毛部410の材質としては、プラスチック、ゴム等を用いることができる。
一方、前記基台部420は、いわゆるビューラー用替えゴムであり、弾力性のある軟質材からなる。基台部420は整毛部410よりも柔らかく、基台部420に整毛部410を着座させたときには、基台部420の形状が整毛部410の湾曲形状に合わせて変形し、平面視及び正面視で整毛部410と同じ湾曲形状となり、密着状態となる。
基台部420は下挟持片120に対して着脱自在に嵌め合わされる。
この基台部420は、図6(b)に示すように、差し込み突部421と、差し込み溝部422と、台座部423と、着座部受け入れ凹部424と、嵌合用孔部425とから構成される。また図4に示すように、下挟持片120と略同一な円弧形状に形成されている。
前記差し込み突部421は、基台部420を下挟持片120に対して着脱自在に取り付けるためのものである。図5に示すように、この差し込み突部421を下挟持片120に嵌め合わすだけで、下挟持片120の円弧形状に沿って基台部420が下挟持片120に取り付けられる。
前記差し込み溝部422は、差し込み突部421と協同して基台部420を下挟持片120に対して着脱自在に取り付けるためのものである。図5に示すように、差し込み突部421が下挟持片120に嵌め合わされた際、差し込み溝部422が下挟持片120の外側突壁121に同時に差し込まれることで、基台部420を一段と安定し且つ強固に下挟持片120に取り付けることができる。また基台部420を下挟持片120から取り外す際には、差し込み溝部422を形成する外側突片422aを起点として基台部420を取り外すことができる。
前記台座部423は、基台部420が下挟持片120に取り付けられる際、上挟持片110と協同して睫毛を挟む台座となるものである。
図8に示すように、取り替えアダプター400を取り付けたビューラー1において、台座部423は、上挟持片110と噛み合う位置に配置され、且つ整毛部410は上挟持片110よりも外側に配置される。よって、例え整毛部410を基台部420から取り外して使用しても、台座部423と上挟持片110とで睫毛を挟むことができ、癖付けを行うことができる。
即ち取り替えアダプター400を、いわゆる通常のビューラー用取り替えゴムとしても利用することができる。
前記着座部受け入れ凹部424は、着座部413の嵌入を許容するためのものである。この着座部受け入れ凹部424は、図6に示すように、着座部413が丁度入る大きさである。
また図5に示すように、着座部受け入れ凹部424は、整毛部410を基台部420の上面側に取り付けた状態において、着座部413の上面413bと台座部423とが面一となるような深さをなしている。このような構成とすることで、睫毛を整える際に、台座部423と着座部413との間に段差を生じさせることがない。よって睫毛の整毛を効果的に行うことができる。
前記嵌合用孔部425は、整毛部410を基台部420に着脱自在に取り付けるためのものである。この嵌合用孔部425は、図5に示すように、着座部受け入れ凹部424の底面424aに開孔され、着座部受け入れ凹部424内において、整毛部410の嵌合用突片412と同一数及び同一間隔をもって複数個並列させて円弧形状に設けられている。
嵌合用孔部425には引っ掛け受け部425aが設けられており、前記嵌合用孔部425に整毛部410の嵌合用突片412を挿入した際、該嵌合用突片412の先端の引っ掛け部412aがこの引っ掛け受け部425aに引っ掛かる。よって整毛部410を基台部420に容易に、且つ確実に結合して取り付けることができる。また複数箇所で固定するので、取り付け強度を増すことができる。
なお、基台部420は柔軟性のあるゴムであるので、整毛部10を取り外す場合も、傷つけることなく、簡単に引っ掛け受け部425aから引っ掛け部412aを外すことができる。
このような構成とすることで、嵌合用突片412を嵌合用孔部425に嵌め合わせるだけで、容易且つ確実に整毛部410を基台部420の上面側に取り付けることができると共に、着座部413を基台部420上に着座させることができる。
なお整毛片411の数は、本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。また隣接する整毛片411の間隔は、適宜変更可能であるが、睫毛の間隔を考慮して0.5mm間隔とすることが望ましい。
また嵌合用突片412及び嵌合用孔部425の数、形状は、本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。また隣接する嵌合用突片412及び嵌合用孔部425の間隔も適宜変更可能である。
本発明はビューラー用取り替えアダプター及びビューラーとして、産業上の利用価値が高い。
1 ビューラー
100 成形部
110 上挟持片
111 突起片
120 下挟持片
121 外側突壁
122 内側突壁
123 挿通穴
124 嵌入穴
200 把持部
210 第1アーム
211 指穴
220 第2アーム
221 指穴
300 連結機構部
310 支持体
311 嵌合穴
320 連動部材
330 ピン
400 取り替えアダプター
410 整毛部
411 整毛片
411a 上部
412b 下半部
411c 下面
412 嵌合用突片
412a 引っ掛け部
413 着座部
413a 下面
413b 上面
420 基台部
421 差し込み突部
422 差し込み溝部
422a 外側突片
423 台座部
424 着座部受け入れ凹部
424a 底面
425 嵌合用孔部
425a 引っ掛け受け部

Claims (4)

  1. ビューラーに着脱自在に取り付けられるビューラー用取り替えアダプターであって、該アダプターは、ビューラーの上下の挟持片で睫毛を挟持する際に睫毛の間に分け入って睫毛を整える整毛部と、該整毛部を着脱自在に取り付けると共に自らは前記下挟持片に着脱自在に取り付けられる基台部とからなり、前記整毛部は、上部が弧状に角取りされた扁平板状の整毛片を複数個備えると共にその複数個が一定の間隔で弧形状となるように並列されていることを特徴とするビューラー用取り替えアダプター。
  2. 整毛部には、上面に複数個の整毛片を形成すると共に下面に嵌合用突片を形成した着座部を設け、基台部には、前記着座部を受け入れて着座させる着座部受け入れ凹部と、該着座部受け入れ凹部の底面に開孔されて前記嵌合用突片を嵌入させる嵌合用孔部とを設け、整毛部の着座部を基台部の着座部受け入れ凹部に嵌め込むと共に嵌合用突片を嵌合用孔部に嵌入させることで、整毛部と基台部とを着脱自在に一体化することを特徴とする請求項1に記載のビューラー用取り替えアダプター。
  3. 整毛片は、少なくともその下半部が着座部よりも内側方向に突出して形成されると共に、下半部が着座部に対して略垂直方向に立設して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のビューラー用取り替えアダプター。
  4. 睫毛を上下の挟持片で挟み成形する成形部と、手で操作するための把持部と、前記成形部と前記把持部とを連結すると共に前記下挟持片を上下動自在とする連結機構部とから構成されるビューラーであって、前記下挟持片に、請求項1〜3の何れかに記載のビューラー用取り替えアダプターを着脱自在に取り付けてあることを特徴とするビューラー。
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