JP5639624B2 - すき鋏 - Google Patents

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本発明は、すき鋏に関するものである。
例えば特許文献1に開示されるような一般的なすき鋏は、刃縁を形成した刃板と櫛刃を多数並設状態に突設した櫛状刃板とを、両刃板の交叉部で枢着して開閉自在に構成し、前記櫛刃の先端縁で毛髪を支承保持し、この支承保持した毛髪を刃板の刃縁によって切断し、前記櫛刃間の溝底部に溜まった毛髪は刃板の刃縁によって切断し得ないように構成されている。
ところで、従来のすき鋏は、各櫛刃で切断される毛量が異なり、鋏の刃先側と根元側とで毛髪の切り心地(切断時の抵抗感)が異なる。そのため、刃先側だけで切断する場合と根元側だけで切断する場合とで同じようにカット(素早く繰り返し開閉操作)していると、一方では軽快にカットできるが他方では開閉操作が重くなりリズミカルなカットができないなど、部位により使用感が異なるため、使いこなすためには熟練を要する。
特開2005−323951号公報
本発明は、上述のような現状に鑑みなされたもので、各櫛刃で切断される毛量が一定で、鋏の先端側と根元側とで一様な抵抗感でカットを行える扱い易く実用性に優れたすき鋏を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
刃縁1を形成した刃板2と、櫛刃3を溝を介して多数並設状態に突設した櫛状刃板4とを、両刃板2,4の交叉部で枢着して開閉自在に構成し、前記櫛刃3の先端縁に支承された毛髪を刃板2の刃縁1によって切断し、前記櫛刃3間の溝底部6に溜まった毛髪は、刃板2の刃縁1によって切断し得ないように構成したすき鋏であって、前記櫛刃3間の溝底部6が溝開口部7に比して幅広となるように、前記各櫛刃3を先端側が基端側に比べ幅広となる先広がり状に設定し、この各櫛刃3の幅広とした先端縁に、前記櫛状刃板4の前記交叉部に設けられる方形状のセンター穴16の平行な上下辺に対して平行な基準線に対し10〜25°の角度で前記櫛状刃板4の根元側から刃先側に向かって下り傾斜する傾斜縁部8を夫々設け、前記各傾斜縁部8の刃先側寄り位置に0.03mm〜0.15mmの深さの凹部9を形成すると共にこの凹部9の根元側に前記凹部9が存在しない平坦傾斜部を設けて、前記櫛刃3の先端縁上に載った毛髪が前記刃板2の閉動に伴い前記平坦傾斜部を滑落して前記凹部9へと誘い込まれこの凹部9に支承保持された毛髪を前記刃板2の刃縁1により切断するように構成し、前記各傾斜縁部8の傾斜角度を夫々前記基準線に対し同一角度となるように設定して、前記毛髪を切断する際の抵抗が各櫛刃3で一様となるように構成したことを特徴とするすき鋏に係るものである。
また、前記櫛刃3間の溝底部6に平坦な平坦底縁部10を設けて、前記溝底部6を丸底形状ではなく幅広平底形状に構成すると共に、この溝に隣接する左右の櫛刃3の側縁基端側に、この櫛刃3の側縁と前記平坦底縁部とを滑らかに連設する凹湾曲角縁部11を設けたことを特徴とする請求項1記載のすき鋏に係るものである。
また、前記凹部9を前記傾斜縁部8に複数並設状態に形成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のすき鋏に係るものである。
また、前記各櫛刃3上の複数の前記凹部9を同一深さに設定したことを特徴とする請求項3記載のすき鋏に係るものである。
また、前記傾斜縁部8は前記櫛刃3の先端縁の80%以上の範囲に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のすき鋏に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、各櫛刃で切断される毛量が一定で、鋏の先端側と根元側とで一様な抵抗感でカットを行える扱い易く実用性に優れたすき鋏となる。
本実施例の構成概略説明図である。 本実施例の要部の概略説明図である。 従来例の要部の概略説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
頭髪に櫛状刃板4を挿し入れて刃板2と櫛状刃板4とで挟持した毛髪6を切断する。この際、前記櫛刃3の先端縁の傾斜縁部8の凹部9に支承保持された毛髪が刃板2の刃縁1によって切断され、前記櫛刃3間の溝に入った毛髪(溝底部6に溜まった毛髪)は切断されない。
具体的には、各櫛刃3の先端縁の傾斜縁部8に載った毛髪は、刃板2の閉動に伴い押動されて凹部9へと案内され、凹部9の深さに応じた量の毛髪がこの凹部9に支承保持されて切断される。本発明では、各櫛刃3を先端側が基端側に比べ幅広となる先広がり状に設定し、この各櫛刃3の幅広とした先端縁に、前記櫛状刃板4の長手方向に沿った基準線に対し10〜25°の角度で前記櫛状刃板4の根元側から刃先側に向かって下り傾斜する傾斜縁部8を夫々設け、前記各傾斜縁部8に0.03mm〜0.15mmの深さの凹部9を形成することで、図1,2に図示したように、櫛刃3の幅広の先端縁上で緩やかに傾斜する傾斜縁部8に設けた微小な凹部9により、櫛刃3の先端縁に載った多量の毛髪のうちの僅かな一定量の毛髪を捉えて切断することができ、可及的に軽快な開閉動作でカットを行うことができる。
また、本発明は、凹部9の並設数及び深さを適宜設定することで、各櫛刃3の先端縁で切断される毛髪の量を設定でき、しかも各櫛刃3の傾斜縁部8を一定角度とすることで、各櫛刃3で切断される毛量を一定とし、刃先側と根元側とで毛髪を切断する際の抵抗を一様とすることができるから、部位による操作感の相違がなく、切断できる毛髪量の把握が容易となり、部位により開閉操作の仕方を変えたりする必要もなく一様な操作で良好なカットを行うことができ、従来のすき鋏に比し、一層容易に操作者の思い通りにカットを行うことが可能となる。
即ち、従来のすき鋏では、図3に図示したように、本発明の傾斜縁部8に相当する櫛状刃板21の櫛刃23の先端の傾斜縁22の傾斜角度が、鋏の刃先側程大きく設定される場合が多く、先端側に比し根元側の櫛刃23で毛髪を切断する際の抵抗が大きくなる(切断される毛量が多くなる)傾向があり、一様な抵抗感でカットを行えなかった。図中、Y、Y’及びY’’は、櫛状刃板21の長手方向(方形状のセンター穴24の上下辺)と平行な基準線(平行線)である。
この点、本発明によれば、上述の通り、鋏の刃先側でも根元側でも一定の毛量を切断して一様な抵抗感でカットを行うことができ、より容易に扱えるものとなる。
なお、頭髪に挿し入れた櫛状刃板4を抜き取る際、この溝底部6に溜まった毛髪は、溝開口部7に比して幅広な溝底部6に満遍なく広がって分散した状態となるため、溝底部6から良好に抜き出すことができ、一層軽快なカットを行える。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、刃縁1を形成した刃板2と、櫛刃3を溝を介して多数並設状態に突設した櫛状刃板4とを、両刃板2,4の交叉部で支点ネジ13により枢着して開閉自在に構成し、前記櫛刃3の先端縁に支承された毛髪を刃板2の刃縁1によって切断し、前記櫛刃3間の溝底部6に溜まった毛髪は、刃板2の刃縁1によって切断し得ないように構成したすき鋏であって、前記櫛刃3間の溝底部6が溝開口部7に比して幅広となるように、前記各櫛刃3を先端側が基端側に比べ幅広となる先広がり状に設定し、この各櫛刃3の幅広とした先端縁に、前記櫛刃3の並設方向と平行な基準線に対し10〜25°の角度で前記櫛状刃板4の根元側から刃先側に向かって下り傾斜する傾斜縁部8を夫々設け、前記各傾斜縁部8に0.03mm〜0.15mmの深さの凹部9を形成して、この凹部9に支承保持された毛髪を前記刃板2の刃縁1により切断するように構成し、前記各傾斜縁部8の傾斜角度を夫々前記基準線に対し同一角度となるように設定して、各櫛刃3において切断される毛髪の量(毛量)が一定で前記毛髪を切断する際の抵抗が各櫛刃3で一様となるように構成したものである。
具体的には、本実施例は、図1,2に図示したように、各傾斜縁部8の傾斜角度を所定角度αに統一し、また、前記凹部9を前記傾斜縁部8に複数並設状態に形成し、前記各櫛刃3上の複数の前記凹部9を同一深さβに設定している。
また、前記櫛刃3間の溝底部6に前記櫛刃3の並設方向と略平行な平坦底縁部10を設けて、前記溝底部6を丸底形状ではなく幅広平底形状に構成すると共に、この溝に隣接する左右の櫛刃3の側縁基端側に、この櫛刃3の側縁と前記平坦底縁部とを滑らかに連設する凹湾曲角縁部11を設けている。なお、図中、符号14は母指穴、15は環指穴、16は方形状のセンター穴である。
具体的には、本実施例は、溝底部6を溝開口部7より幅広な(溝開口部7から溝底部6に向かって幅広となる)平底形状としたもので、溝開口部7から入り込んだ毛髪がスムーズに溝底部6へと分散状態で当接し、頭髪から櫛状刃板4を引き抜く際、毛髪を平坦底縁部10から凹湾曲角縁部11に亘って広く分散した状態で平坦底縁部10及び凹湾曲角縁部11に沿って抜出することができ、極めて効率良くスムーズに毛髪を抜出することができ、櫛刃3の先端縁で支承保持した毛髪を抵抗なく軽快にカットしつつ櫛刃3間に入った毛髪をスムーズに抜くことができ、より素早い頭髪への鋏の出し入れが可能で、毛髪を傷めることなくカットの作業性を大幅に向上できるようにしている。
各部を具体的に説明する。
櫛刃3は、櫛状刃板4と交叉部で枢着される刃板2の刃縁の開閉軌道に沿って湾曲した状態で櫛状刃板4に多数並設状態に突設している。この櫛刃3の側縁は、櫛刃3を、基端側から先端側に向かって徐々に幅広となる先広がり状となるように、櫛刃先端側から櫛刃基端側に向かって、櫛刃3が徐々に幅狭となるように同方向(刃先側)に向かって湾曲するように設定している。
従って、櫛刃3間の溝は、溝開口部7側から溝底部6側に向かって徐々に幅広となり、この櫛刃3間に入った毛髪を滞らせることなく溝開口部7から溝底部6へと移動させることができる。また、溝底部6が幅広となることで、それだけこの溝底部6の容量が大きくなり、多数の毛髪が入った場合でも密集しにくく、両刃板2・4を閉じた状態で引き抜く場合も抵抗なくスムーズに毛髪を溝底部6から抜くことができる。
溝底部6は、溝開口部7から入り込む前記毛髪の入り込み方向に対して略直交する方向に平坦な平坦底縁部10と凹湾曲角縁部11とで構成している。従って、毛髪は溝に入り込むと自重により自然に溝底部6へと移動し、且つ、溝底部6が広く平坦で毛髪の移動を阻害する凹凸がないため、毛髪は自然に分散状態で溝底部6全体に満遍なく当接することになる。
即ち、溝底部6は、両角が丸い(湾曲R形状の)平底形状となることで、頭髪から櫛状刃板4を引き抜く際、平坦底縁部10の存在により櫛刃3間の溝へと入り込んだ毛髪はこの平坦底縁部10に沿って左右に分散移動可能となり中央部に集中せず、平坦底縁部10に広く分散した状態で抜けると共に、櫛刃3の側縁に沿って凹湾曲角縁部11に到達した毛髪及び平坦底縁部10に沿って広がろうとする毛髪が凹湾曲角縁部11が引っ掛かりなく良好に抜けることになり、溝底部6全体を利用して毛髪を抜くことができる。
尚、溝底部6の平坦底縁部10の幅は、溝底部6の幅(溝の最大幅)の約55%である。平坦底縁部10の幅は、櫛刃3の並設ピッチにより異なるが、スムーズな抜き心地を得るには、溝底部6の幅と平坦底縁部10の幅の比は4:1以上、より好ましくは2:1以上(溝底部6の幅の50%以上)に設定することが望ましいことを種々の実験により確認している(平坦底縁部10が狭すぎる場合、凹湾曲角縁部11が大きくなり、毛髪の両側への移動が阻害されるため。)。
櫛状刃板4の櫛刃3の先端縁には、傾斜縁部8を設けている。この傾斜縁部8は、櫛状刃板4の長手方向に沿った、具体的には櫛状刃板4の長手方向に平行な基準線(平行線。図中、X、X’、X’’及びX’’’)に対し、10〜25°の角度αで前記櫛状刃板4の根元側から刃先側に向かって下り傾斜するようにしている。なお、本実施例においては、櫛状刃板4の長手方向と平行な基準線は、図1に図示したような、櫛状刃板4の最先端点と最基端点を夫々通る鉛直線A,Bと夫々直交する線Cとしている。具体的には、本実施例においては方形状のセンター穴16の平行な上下辺と平行な線Cとしている。また、例えば、櫛刃3の並設方向、具体的には、根元側の複数本(2本若しくは3本)の並設方向と平行な基準線としても良い。
各櫛刃3の各傾斜縁部8の刃先側寄りに夫々、深さβが0.03mm〜0.15mmの凹部9を所定間隔で複数(本実施例では5つ)並設している。凹部9は湾曲円弧状としている。また、各櫛刃3の凹部9の数、深さ及び傾斜縁部8における配設位置(櫛刃3の先端縁形状)は、夫々同一となるようにしている。
上記傾斜縁部8の傾斜角度が10°未満であると、先端縁に留まる毛髪が多くなり過ぎ、25°を越えると先端縁に留まる毛髪が少なくなり過ぎるため、好ましくない。また、凹部9の深さが0.03mm未満であると、支承保持できる毛髪量が少なくなり過ぎ、0.15mmを超えると支承保持できる毛髪量が多くなり過ぎるため、好ましくない。
また、傾斜縁部8の根元側部には傾斜縁部8より強い傾斜角度で傾斜する突出縁部12が設けられている。
従って、櫛刃3の先端縁上に載った毛髪は、刃板2の閉動に伴い、刃縁1により押動されるなどして突出縁部12及び傾斜縁部8の根元側の凹部9が存在しない平坦傾斜部分を滑落して凹部9へと誘い込まれ、凹部9に収納し得ない分は櫛刃3間の溝へと排出され、凹部9に支承保持された毛髪が前記刃板2の刃縁1により切断される。
また、各傾斜縁部8の傾斜角度を夫々前記基準線に対し同一角度となるように設定して、切断される毛量を一定とし毛髪を切断する際の抵抗が各櫛刃3で一様となるようにしている。
なお、各櫛刃の突出縁部12の先端を繋いだ刃先線(仮想線)は、根元側から先端側に緩やかに且つ滑らかに下り傾斜するように設定している。ここで、従来は刃先線(刃線)を基準としてすき鋏の設計を行っていたところ、本発明は上記センター穴16を基準に設計を行ったもので、この点で従来のすき鋏とはその設計思想が全く異なる。
また、前記傾斜縁部8は前記櫛刃3の先端縁の80%以上95%未満の範囲に設けるのが好ましいことを確認している。
よって、本実施例は、各櫛刃で切断される毛量が一定で、鋏の先端側と根元側とで一様な抵抗感でカットを行える扱い易く実用性に優れたすき鋏となる。
なお、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 刃縁
2 刃板
3 櫛刃
4 櫛状刃板
6 溝底部
7 溝開口部
8 傾斜縁部
9 凹部
10 平坦底縁部
11 凹湾曲角縁部
16 センター穴

Claims (5)

  1. 刃縁を形成した刃板と、櫛刃を溝を介して多数並設状態に突設した櫛状刃板とを、両刃板の交叉部で枢着して開閉自在に構成し、前記櫛刃の先端縁に支承された毛髪を刃板の刃縁によって切断し、前記櫛刃間の溝底部に溜まった毛髪は、刃板の刃縁によって切断し得ないように構成したすき鋏であって、前記櫛刃間の溝底部が溝開口部に比して幅広となるように、前記各櫛刃を先端側が基端側に比べ幅広となる先広がり状に設定し、この各櫛刃の幅広とした先端縁に、前記櫛状刃板の前記交叉部に設けられる方形状のセンター穴の平行な上下辺に対して平行な基準線に対し10〜25°の角度で前記櫛状刃板の根元側から刃先側に向かって下り傾斜する傾斜縁部を夫々設け、前記各傾斜縁部の刃先側寄り位置に0.03mm〜0.15mmの深さの凹部を形成すると共にこの凹部の根元側に前記凹部が存在しない平坦傾斜部を設けて、前記櫛刃の先端縁上に載った毛髪が前記刃板の閉動に伴い前記平坦傾斜部を滑落して前記凹部へと誘い込まれこの凹部に支承保持された毛髪を前記刃板の刃縁により切断するように構成し、前記各傾斜縁部の傾斜角度を夫々前記基準線に対し同一角度となるように設定して、前記毛髪を切断する際の抵抗が各櫛刃で一様となるように構成したことを特徴とするすき鋏。
  2. 前記櫛刃間の溝底部に平坦な平坦底縁部を設けて、前記溝底部を丸底形状ではなく幅広平底形状に構成すると共に、この溝に隣接する左右の櫛刃の側縁基端側に、この櫛刃の側縁と前記平坦底縁部とを滑らかに連設する凹湾曲角縁部を設けたことを特徴とする請求項1記載のすき鋏。
  3. 前記凹部を前記傾斜縁部に複数並設状態に形成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のすき鋏。
  4. 前記各櫛刃上の複数の前記凹部を同一深さに設定したことを特徴とする請求項3記載のすき鋏。
  5. 前記傾斜縁部は前記櫛刃の先端縁の80%以上の範囲に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のすき鋏。
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