JP5629176B2 - 燃料電池セル装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 - Google Patents

燃料電池セル装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池セル装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と空気(酸素含有ガス)とを用いて電力を得る燃料電池セルの複数個を配列してなるセルスタックを、燃料電池セルに燃料ガスまたは空気を供給するためのマニホールドとよばれるガスタンクに燃料電池セルの下端部を固定してなるセルスタック装置や、該セルスタック装置を収納容器内に収納してなる燃料電池モジュール、さらには燃料電池モジュールを外装ケース内に収納してなる燃料電池装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このようなセルスタック装置は、燃料電池セルを保持するセル保持部材と、セル保持部材が載置され一体的に接合された蓋部材と、燃料電池セルと、セル保持部材との隙間をシールするガラス等のシール材とにより構成され、ガスタンクの内外を流通するガスがガスリークしない構成となっている。
特開2007−59377号公報
しかしながら、上記のセルスタック装置においては、セル保持部材の熱膨張係数がシール材の熱膨張係数よりも大きいことから、セルスタック装置の作製時や発電時において、セルスタック装置が高温に曝されるとシール材に引張応力が生じ、シール材にクラックが生じ、ガスタンクの内外を流通するガスがガスリークするおそれがあった。
それゆえ、本発明の目的は、作製時や運転時においても燃料ガスおよび空気がリークしない長期信頼性の向上した燃料電池セル装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を提供することにある。
本発明の燃料電池セル装置は、燃料電池セルと、底部に開口を有し、上面にセル挿入孔を有するセル保持部材と、開口を覆うようにセル保持部材に接合された蓋部材と、セル保持部材よりも熱膨張係数が小さく、その差が0.6〜2.8×10 -7 (1/℃)であって、燃料電池セルとセル保持部材との隙間をシールし、燃料電池セルを接合するためのシール材と、を有し、セル保持部材と蓋部材との接合部が、平面視してシール材よりも外側にあるとともに、蓋部材の熱膨張係数が前記セル保持部材の熱膨張係数よりも大きく、その差が0.4〜2.5×10 -7 (1/℃)であることを特徴とする。
本発明の他の燃料電池セル装置は、燃料電池セルと、底部に開口を有し、上面にセル挿入孔を有するセル保持部材と、開口を覆うようにセル保持部材に接合された蓋部材と、セル保持部材よりも熱膨張係数が小さく、その差が0.6〜2.8×10 -7 (1/℃)であって、燃料電池セルとセル保持部材との隙間をシールし、燃料電池セルを接合するためのシール材と、を有し、セル保持部材と蓋部材との接合部が、平面視してシール材よりも外側にあるとともに、燃料電池セルとセル保持部材との隙間に、シール材よりも熱膨張係数が大きく、その差が0.6〜1.5×10 -7 (1/℃)である膨張部材を介在させたことを特徴とする。
また、本発明の燃料電池モジュールは、上記の燃料電池セル装置を収納容器内に収納してなる。
また、本発明の燃料電池装置は、上記の燃料電池モジュールと燃料電池モジュールを動作させるための補機とを外装ケースに収納してなる。
本発明の燃料電池セル装置によれば、燃料電池セル装置の作製時や発電時において燃料電池セル装置が高温に曝された場合においても、蓋部材がセル保持部材より熱膨張することで、セル保持部材が変形し、シール材に生じる引張応力を緩和することができる。それにより、シール材にクラックが生じることを抑えることができる。
また、本発明の燃料電池セル装置によれば、シール材より熱膨張係数の大きい膨張部材を、シール材とセル保持部材のセル挿入孔との間に介在させたことから、燃料電池セル装置の作製時や発電時において燃料電池セル装置が高温に曝された場合においても、膨張部材がシール材より熱膨張することで、シール材に圧縮応力を加えることができる。それにより、シール材に生じる引張応力を緩和し、シール材にクラックが生じることを抑えることができる。
そのため、長期信頼性の向上した燃料電池セル装置とすることができる。
本発明の燃料電池セル装置の一実施形態を示し、(a)は燃料電池セル装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の燃料電池セル装置の一点鎖線枠で囲った部分の一部を拡大して示す平面図である。 図1に示すガスタンクを概略的に示す斜視図である。 図2に示すガスタンクが高温に曝された際のA−A線断面図である。 本発明の燃料電池セル装置を構成するガスタンクの他の実施形態を示す斜視図である。 図4に示すガスタンクが高温に曝された際のB−B線断面図である。 本発明の燃料電池セル装置を構成するガスタンクのさらに他の実施形態を示す斜視図である。 図6に示すガスタンクの(a)は平面図であり、(b)はガスタンクが高温に曝された際のC−C線断面図である。 本発明の燃料電池モジュールの一例を示す外観斜視図である。 本発明の燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。
図1を用いて燃料電池セル装置1を説明する。なお、(a)は燃料電池セル装置1を概略的に示す側面図、(b)は(a)の燃料電池セル装置1の一部を拡大した平面図であり、(a)で示した一点鎖線枠で囲った部分を抜粋して示している。また、(b)において(a)で示した一点鎖線枠で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示している。
燃料電池セル装置(セルスタック装置)1は、燃料電池セル3の複数個を、それぞれの燃料電池セル3の間に集電部材4を介して立設させた状態で配列し、複数個の燃料電池セル3を両端から集電部材4を介して挟持するように電流を外部に引き出すための導電部材5が配置されており、電気的に直列に接続してセルスタック2を形成している。各燃料電池セル3の下端部は、シール材により燃料電池セル3に燃料ガス(水素含有ガス)または空気(酸素含有ガス)を供給するガスタンク9に固定されて構成されている。詳細は後述するが、ガスタンク9は、セル保持部材7と、セル保持部材7に接合された蓋部材8とを有しており、ガスタンク9の上面には、ガスタンク9内に燃料ガスまたは空気を供給するための反応ガス供給管11が接続されている。
燃料電池セル3は、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持体16(以下、支持体16と略す場合がある。)の一方側の平坦面上に内側電極層としての燃料側電極層12と、固体電解質層13と、外側電極層としての酸素側電極層14とが順に積層されて構成されており、柱状(中空平板状)の形状を有している。燃料側電極層12、固体電解質層13および酸素側電極層14がこの順に積層された部位(発電部)において、燃料電池セル3に供給される燃料ガスと空気とで発電する。なお、以降の説明において、特に断りのない限り、内側電極層を燃料側電極層12とし、外側電極層を酸素側電極層14とし、ガスタンク9に燃料ガスを供給し、燃料電池セル3の外側に空気を供給する例を示す。
さらに、燃料電池セル3の他方側の平坦面上にはインターコネクタ15が設けられており、支持体16の内部には、燃料ガスを流すためのガス流路17が複数設けられている。
また、インターコネクタ15の外面(上面)にはP型半導体層(図示せず)を設けることもできる。集電部材4を、P型半導体層を介してインターコネクタ15に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし、集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。
また、支持体16を、燃料側電極層12を兼ねるものとし、その一方側表面上に固体電解質層13および酸素側電極層14を順次積層して燃料電池セル3を構成することもできる。
なお、本発明において燃料電池セル3としては、各種燃料電池セルが知られているが、発電効率のよい燃料電池セル3とする上で、300〜800℃で発電する固体酸化物形燃料電池セル3とすることができる。それにより、単位電力に対して燃料電池装置を小型化することができるとともに、家庭用燃料電池で求められる変動する負荷に追従する負荷追従運転を行なうことができる。
以下に、図1に示す燃料電池セル3を構成する各部材について説明する。
燃料側電極層12は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素が固溶しているZrO2(安定化ジルコニアと称し、部分安定化ジルコニアも含む)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層13は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrO2から形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
酸素側電極層14は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO3型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。酸素側電極層14はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲とすることができる。
インターコネクタ15は、導電性セラミックスから形成することができるが、燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触するため、耐還元性および耐酸化性を有することが必要であり、それゆえランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ15は支持体16に形成されたガス流路17を流通する燃料ガス、および燃料電池セル3の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有している。
支持体16としては、燃料ガスを燃料側電極層12まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ15を介して集電するために導電性であることが要求される。したがって、支持体16としては、かかる要求を満足するものを材質として用いる必要があり、例えば導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。
また図1に示した燃料電池セル3において、柱状の支持体16は、燃料電池セル3の立設方向に細長く延びる板状片であり、一対の対向する平坦面と半円形状の両側面を有する中空平板状である。そして燃料電池セル3の下端部と導電部材5の下端部とが、燃料電池セル3に燃料ガスを供給するガスタンク9に、ガラスシール材等の絶縁性接合材によって固定され、支持体16に設けられたガス流路17が、ガスタンク9内に通じている。詳しくは後述するが絶縁性接合材としては、絶縁性のガラス等により形成されるガラスシール材を用いることができる。
ちなみに、燃料電池セル3を作製するにあたり、燃料側電極層12または固体電解質層13との同時焼成により支持体16を作製する場合においては、Ni等の鉄属金属成分とY23等の特定希土類酸化物とから支持体16を形成することができる。また、支持体16は、燃料ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は50S/cm以上、好ましくは300S/cm以上、特には440S/cm以上とすることができる。
さらに、P型半導体層としては、遷移金属のペロブスカイト型酸化物からなる層を例示することができる。具体的には、インターコネクタ15を構成するランタンクロマイト系のペロブスカイト酸化物(LaCrO3)よりも電子伝導性の高いもの、例えばAサイトにSr(ストロンチウム)とLa(ランタン)が共存するLaSrCoFeO3系酸化物(例えばLaSrCoFeO3)、LaMnO3系酸化物(例えばLaSrMnO3)、LaFeO3系酸化物(例えばLaSrFeO3)、LaCoO3系酸化物(例えばLaSrCoO3)の少なくとも1種から構成することが好ましく、特に600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaSrCoFeO3系酸化物から構成することが特によい。なお、BサイトにCoとともにFe、Mnが存在してもよいこのようなP型半導体層の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲とすることができる。
次に、セルスタック2を構成する部材について説明すると、それぞれの燃料電池セル3を電気的に直列に接続する集電部材4は、燃料電池セル3の変形に追従するために弾性を有する金属または合金からなる部材あるいは金属繊維または合金繊維からなるフェルトに所要の表面処理を加えた部材から構成することができる。
電流を外部に引き出すための導電部材5は、燃料電池セル3の配列方向(以下、セル配列方向と略す場合がある。)に沿って外側に向けて延びた形状で、セルスタック2(燃料電池セル3)の発電により生じる電流を引出すための電流引出し部6が設けられている。なお、導電部材5は、集電部材4と同様に弾性を有する金属または合金からなる部材により作製することができる。
ここで、燃料電池装置は発電中において、高温な酸化雰囲気に曝されることから、集電部材4および導電部材5は、Crを含有する合金を用いて作製することができる。さらに、前述した所用の表面処理として、集電部材4や導電部材5の表面の一部、好ましくは全体を希土類元素を含有するペロブスカイト型酸化物等を用いてコーティングしてもよい。それにより、Crを含有する合金からCrの拡散を低減することができ、セルスタック2の信頼性を向上することができる。
なお、集電部材4の長手方向の長さおよび幅方向の長さは発電部の長手方向の長さおよび幅方向の長さと同等以上の長さとすることができる。それにより、発電により生じた電流を効率よく集電することができる。
図2、3を用いて本発明の一実施形態であるセルスタック装置1について説明する。なお、図2、3においては集電部材を省略している。
ガスタンク9は、底部が開口し、上面にセル挿入孔18が設けられ、セル配列方向の一端部に反応ガス供給管11が接合される反応ガス供給口19を備えたセル保持部材7と、セル保持部材7の底部の開口を塞ぐように接合部20に接合された板状の蓋部材8とにより構成されており、箱状の形状を有している。
セルスタック2は、セル保持部材7のセル挿入孔18に配置されており、燃料電池セル3(セルスタック2)とセル保持部材7のセル挿入孔18との間にセル挿入孔18の前面にわたってシール材10が充填されて、燃料電池セル3(セルスタック2)をガスタンク9(セル保持部材7)に保持接合している。そのため、ガスタンク9の内部を流れる燃料ガスはセル保持部材7、蓋部材8およびシール材10によりガスタンク9の外部に流出しないように構成されている。そのため、図3に示すようにガスタンク9の内部は燃料ガスを貯蔵するための空間となっている。
そして、セルスタック2を構成する燃料電池セル3のガス流路17とガスタンク9とは連通しており、反応ガス供給口19から供給される燃料ガスは、ガスタンク9に貯蔵され、ガス流路17を流れる間に燃料電池セル3に燃料ガスが供給される。
ガスタンク9を構成するセル保持部材7や蓋部材8は、耐熱性および耐酸化性を有する金属または合金により作製することができる。これらの合金を例示すると、フェライト系ステンレスやオーステナイト系ステンレス等があげられ、これらの合金は、市販されているものを用いてもよい。また、セル保持部材7と蓋部材8とは溶接により接合しガスタンク9を構成すればよい。
セルスタック2を保持接合するためのシール材10は、加工性および絶縁性からセラミックスや非晶質または結晶化ガラス等を用いることができる。セラミックスとして、ZnO2やフォルステライト等の複合酸化物をあげることができ、ガラスとして、アルカリ土類金属の酸化物を主成分として、SiO2、B23、CaO、MgO、Al23、Zr23またはLa23を含有する非晶質または結晶化したガラスを用いることができる。具体的にはCaO:35%,MgO:25%,B23:15%、SiO2:15%とを含む結晶化ガラスを挙げることができる。
ガスタンク9(セル保持部材7)への燃料電池セル3(セルスタック2)の固定方法について説明すると、セルスタック2をセル保持部材7のセル挿入孔18内に位置するように、燃料電池セル3の一端部(下端部)を挿入する。次に、セル挿入孔18からセル保持部材7の内部全域にシール材10が流れ込まないようにセル保持部材7の内部に断熱材等の仕切部材(図示せず)を配置する。そして、セル挿入孔18に軟化したシール材10を流し込み、燃料電池セル3とセル挿入孔18との間にシール材10を充填させた後、熱処理を行ない、シール材10を固化する。これらを所定回数繰り返し、セルスタック2をセル保持部材7に保持接合した後に、仕切部材を取り除き、所要ならば、ガス流路17とガスタンク9とが連通しているかを確認し、連通していなければ、ガスタンク9からガス流路17に燃料ガス連通するように、ガス流路17内からシール材10を取り除くことにより作製することができる。
本発明の実施形態であるガスタンク9は、蓋部材8の熱膨張係数がセル保持部材7の熱膨張係数よりも大きいため、ガスタンク9が高温に曝されると、図3に示すように、接合部20がセル保持部材7の上端部側の端部よりセル配列方向の外側に位置することとなり、セル保持部材7の下端部側の端部が、上端部側の端部よりセル配列方向の外側に位置するように、セル保持部材7が変形を生じる。それに伴い、セル保持部材7の上端部側が、シール材10に生じるセル配列方向における引張応力を緩和することができ、シール材10にクラックが発生することを低減できる。また、シール材10に生じる引張応力が小さくなることから、セル配列方向におけるシール材10とセル保持部材7との剥離を低減することができる。
燃料電池セル3の幅方向(以下、セル幅方向と略す場合がある。)においても同様に、蓋部材8とセル保持部材7およびシール材10との熱膨張係数差に起因して、下端部側の端部が上端部側の端部よりセル幅方向の外側に位置するように、セル保持部材7が変形をすることとなる。それに伴い、セル保持部材7の上端部側が、シール材10に生じるセル幅方向における引張応力を緩和することができ、シール材10にクラックが発生することを低減できる。また、シール材10に生じる引張応力が小さくなることから、セル幅方向におけるシール材10とセル保持部材7との剥離を低減することができる。
また、蓋部材8の変形に伴い、セル保持部材7が変形しシール材10に圧縮応力が加わる場合があるが、その場合においても、シール材10に生じる引張応力を緩和することができることから、有効にシール材10にクラックが生じることを低減することができる。さらに、圧縮応力が加わることから、シール材10とセル保持部材7との剥離を有効に低減することができる。
ここで、セル保持部材7および蓋部材8を形成する合金について説明する。セル保持部材7を形成する合金として、フェライト系ステンレスを示すことができ、フェライト系ステンレスの熱膨張係数は10〜14×10-7(1/℃)を示す。なお、合金に含まれるCr等の元素量により合金の熱膨張係数を適宜調整することができる。また、セル保持部材7よりも熱膨張係数が大きい蓋部材8を形成する合金を例示すると、オーステナイト系ステンレス等があげられる。オーステナイト系ステンレスの熱膨張係数は15〜17×10-7(1/℃)を示す。これらを形成する合金は、蓋部材8の熱膨張係数がセル保持部材7の熱膨張係数よりも大きくなるように、適宜設定すればよい。例えば、セル保持部材7をフェライト系ステンレスにより作製し、蓋部材8をオーステナイト系ステンレスにより作製すればよい。
さらには、セル保持部材7と蓋部材8とをフェライト系ステンレスにより形成し、蓋部材8を、セル保持部材7を形成するフェライト系ステンレスよりもCrを多く含有したフェライト系ステンレスにより作製することにより、熱膨張係数がセル保持部材7よりも大きい蓋部材8を作製することができる。
シール材10としては、セラミックスをシール材10として用いた場合には、熱膨張係数が9〜11×10-7(1/℃)となり、ガラスをシール材10として用いた場合には、熱膨張係数が10〜11.8×10-7(1/℃)となるため、セル保持部材7および蓋部材8をフェライト系ステンレスやオーステナイト系ステンレスにより作製することで、シール材10に圧縮応力を加えることができる。
蓋部材8とセル保持部材7との熱膨張係数の差は0.4〜2.5×10-7(1/℃)であることが好ましく、シール材10とセル保持部材7との熱膨張係数差は0.6〜2.8×10-7(1/℃)であることが好ましい。それにより、シール材10へ有効に圧縮応力を加えることができる。
図4、5を用いて本発明の他の実施形態であるガスタンク21について説明する。なお、同一の部材については同一の符号を付するものとし、以下同様とする。図4、5についても、集電部材は省略している。
ガスタンク21は、セル保持部材7のセル挿入孔18の周囲を覆うように隆起部22が設けられており、シール材10とセル保持部材7(セル挿入孔18)との間およびシール材10の表面を覆うように膨張部材23が配置されている。その他の構成はガスタンク9と同様である。
ガスタンク21に隆起部22を設けることで、シール材10の外面を覆うように膨張部材23を配置することができる。ここで、シール材10の外面とは、図4に示すようにシール材10の上面を示す。
ガスタンク21を形成するセル保持部材7は、上面に設けられたセル挿入孔18の周囲の全域を隆起部22が覆っており、隆起部22は図5で示すように、セル保持部材7の内部に向けて屈曲して形成されている。そして、燃料電池セル(図示せず)とセル保持部材7(セル挿入孔18)との間にシール材10が充填され、シール材10の外面(上面)を覆うように膨張部材23が配置されている。なお、ガスタンク21においては、セル保持部材7と蓋部材8とをフェライト系ステンレスの同じ材料から形成している。
隆起部22の開口縁部は、セル保持部材7の内側に向けて屈曲して形成されており、開口縁部の下端部がシール材10と同等の高さに配置され、開口縁部の上端部が膨張部材23と同等の高さに配置されている。
セルスタック2は、膨張部材23を介して、セル保持部材7のセル挿入孔18とシール材10により保持固定されている。そして、シール材10の外面を覆うように膨張部材23が配置されている。
隆起部22は、別部材として隆起部22を形成した後にセル保持部材7に接合して作製することができるが、プレス成形にて一体的に作製することもできる。プレス成形にて作製することで、ガスタンク21の製造コストを低下させることができる。
膨張部材23としては、シール材10よりも熱膨張の大きい部材を用いることができるが、容易にガスタンク21を製造するためにシール材10と同様なガラスやセラミックスを用いることができる。また、膨張部材23をシール材10の外面を覆うように配置した場合、ガスシール性をさらに向上させることができる。
ガスタンク21への燃料電池セル3(セルスタック2)の固定方法としては、上述したようにシール材10によりシールした後に、軟化した膨張部材23やセラミックスからなるスラリー状の膨張部材23をシール材の外面に流しこみ、熱処理することにより、セルスタック装置1を作製することができる。その後、膨張部材23をシール材の外面を覆うように配置することで、セルスタック装置1を容易に作製することができる。
ガスタンク21を構成するセル保持部材7は、隆起部22の開口縁部が、セル保持部材の内側に向けて屈曲して形成されており、開口縁部の下端部がシール材10と同等の高さに配置され、開口縁部の上端部が膨張部材23と同等の高さに配置されている。そのため、膨張部材23が熱膨張することで、隆起部22の開口縁部の上端部をセル配列方向の外側に向けて変形させることとなり、隆起部22の開口縁部の下端部が、セル配列方向の内側に向けて変形することとなる。それにより、さらにシール材10に圧縮応力を加えることができ、シール材10に生じる引張応力を緩和することができる。
また、ガスタンク21がセルスタック装置1の作製時や作動時等の高温に曝されると、シール材10とセル保持部材7との間に膨張部材23が配置されていることから、シール材10に圧縮応力を加えることができ、シール材10にクラックが生じることを低減することができる。
セル幅方向においても同様に、シール材10にセル幅方向におけるセルスタック2の内側へ向けて圧縮応力を加えることができ、シール材10に生じる引張応力を緩和することができ、シール材10にクラックが生じることを低減できるとともに、セル幅方向におけるシール材10とセル保持部材7との剥離を低減することができる。
膨張部材23としては、シール材10と同様なガラスを用いる場合は、ガラスの成分であるMgOやCaOの量を膨張部材23の方が多くなるように設定することで、熱膨張係数を大きくすることができる。膨張部材23の熱膨張係数は、11〜13×10-7(1/℃)であることが好ましく、膨張部材23とシール材10との熱膨張係数差は0.6〜1.5×10-7(1/℃)であることが好ましい。それにより、シール材10、膨張部材23、セル保持部材24とこの順に熱膨張係数が大きくなり、シール材10とセル保持部材24との剥離を低減することができる。
図6、7を用いて本発明のさらに他の実施形態であるガスタンク24について説明する。なお、図6においては、燃料電池セル3および集電部材4を省略しており、図7(a)、(b)においては、集電部材4を省略している。
ガスタンク24は、上面にセル幅方向に隣り合って設けられた2つのセル挿入孔18を有し、それぞれのセル挿入孔18の周囲を囲むように隆起部22を備えたセル保持部材25と、セル保持部材25の底部に設けられた開口よりも大きい板部材からなる蓋部材8とにより形成されており、ガスタンク24を平面視すると、接合部20よりも蓋部材8が大きくなっている。
また、セル保持部材24(セル挿入孔18)とシール材10との間およびその上面近傍に膨張部材23を配置している。つまり、セル挿入孔18の前面に亘って設けられたシール材10の周囲を覆うように前面にわたって膨張部材23が配置され、セル保持部材24と接合されている。
そして、平面視して接合部20よりも蓋部材8が大きい構成となっており、蓋部材8のセル保持部材25側の主面上にセル保持部材25が載置固定されている。
セルスタック2は、膨張部材23を介してシール材10によりセル保持部材25に接合保持されており、膨張部材23は、セル保持部材25のセル挿入孔18の周囲とその近傍に配置されたシール材10の上面に配置されている。
なお、セル保持部材25、蓋部材8、シール材10および膨張部材23は、上述した材料により形成することができる。
セルスタック2をセル保持部材25に接合固定する方法について説明すると、セルスタック2の一端部をセル挿入孔18内部に配置し、上述した仕切り部材を用いてシール材10を充填した後に熱処理を与えてシール材10を固化するが、シール材10に熱処理を加えた際にシール材10は収縮するため、セル挿入孔18とシール材10との間に隙間が生じることとなる。上述した例では、その生じた隙間にシール材10をさらに充填することで隙間を埋め、ガスシールをしていたが、ガスタンク24においては、膨張部材23をシール材10の収縮により生じた隙間に介在させガスシールをしている。
ガスタンク24は、シール材10とセル保持部材25のセル挿入孔18との間に膨張部材23を配置することから、セル幅方向およびセル配列方向においてさらに圧縮応力をシール材10に加えることができ、シール材10に生じる引張応力を緩和し、シール材10にクラックが生じることを低減できるとともに、シール材10とセル保持部材25との剥離を低減することができる。
また、平面視して接合部20よりも蓋部材8が大きいことから、ガスタンク24が高温下に曝された時の蓋部材8の変形量が、セル保持部材25の開口と同等の大きさの蓋部材8と比較して大きくなることから、セル保持部材25の変形をさらに大きくすることができ、さらにシール材10に圧縮応力を加えることができる。
さらに、平面視して接合部20が、セル挿入孔18よりも外側に配置されている。言い換えると接合部20が、シール材10とセル保持部材25との接合部位(膨張部材23とセル保持部材7との接合部位)よりも外側に配置されていることから、有効にシール材10に圧縮応力を加えることができる。また、常温時に接合部20がセル挿入孔18よりも外側に配置されることで、燃料電池装置の作製時や発電時において有効にシール材10に圧縮応力を加えることができる。さらに、燃料電池装置の作製時や発電時等の高温時において、接合部20がセル挿入孔18よりも外側に配置されるようなセルスタックも同様の効果を得ることができる。
ガスタンク24は、セル保持部材25の2つのセル挿入孔18のそれぞれにセルスタック2を保持接合するように構成されており、単位ガスタンク24あたりの発電出力を向上させることができる。
さらに、セル保持部材24(セル挿入孔18)とシール材10との間に膨張部材23を介在させることにより、さらにシール部材に圧縮応力を加えることができ、さらにシール材10とセル保持部材24との剥離を低減することができる。
図8を用いて本発明の燃料電池モジュールの一実施形態を説明する。
燃料電池モジュール30は、直方体状の収納容器31の内部に、セルスタック装置1を収納して構成されている。なおセル保持部材25に2つのセル挿入孔18を備えるガスタンク24を備え、2つのセルスタック2を配置して構成されたセルスタック装置1を示している。
また、燃料電池セル3にて使用する燃料ガス(第1の反応ガス)を得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器33をセルスタック2の上方に配置している。そして、改質器33で生成された燃料ガスは、反応ガス供給管11を介してガスタンク24に供給され、ガスタンク24を介して燃料電池セル3の内部に設けられたガス流路(図示せず)に供給される。
なお、図8においては、収納容器31の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置32および改質器33を後方に取り出した状態を示している。図8に示した燃料電池モジュール30においては、セルスタック装置32を、収納容器31内にスライドして収納することが可能である。
また、収納容器31の内部には、燃料電池セル3に第2の反応ガス(酸素含有ガス)を供給するための酸素含有ガス導入部材34が設けられており、図8に示す燃料電池モジュール30においては、ガスタンク24に並置されたセルスタック2の間に配置されるとともに、酸素含有ガスが、燃料ガスの流れにあわせて、燃料電池セル3の側方を下端部側から上端部側に向かって流れるように、燃料電池セル3の下端部側に酸素含有ガスを供給するように構成されている。
また、セルスタック装置32においては、燃料電池セル3のガス流路より排出される余剰の燃料ガスを燃料電池セル3の上端部側で燃焼させることにより、燃料電池セル3の温度を上昇させるまたは高温に維持することができ、セルスタック装置32の起動を早めることができるほか、発電効率を向上することができる。また、燃料電池セル3の上端部側にて、燃料電池セル3のガス流路から排出される燃料ガスを燃焼させることにより、セルスタック2の上方に配置された改質器33を効率よく温めることができる。それにより、改質器33で効率よく改質反応を行うことができる。
このような燃料電池モジュール30においては、上述したように、期信頼性の向上したガスタンク24を備えるセルスタック装置32を収納容器31に収納して構成されることにより、長期信頼性の向上した燃料電池モジュール30とすることができる。
図9は、外装ケース内に図8で示した燃料電池モジュール30と、燃料電池モジュール30を動作させるための補機(図示せず)とを収納してなる本発明の燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図9においては一部構成を省略して示している。
図9に示す燃料電池装置35は、支柱36と外装板37から構成される外装ケース内を仕切板38により上下に区画し、その上方側を上述した燃料電池モジュール30を収納するモジュール収納室39とし、下方側を燃料電池モジュール30を動作させるための補機を収納する補機収納室40として構成されている。なお、補機収納室40に収納する補機を省略して示している。
また、仕切板38には、補機収納室40の空気をモジュール収納室39側に流すための空気流通口41が設けられており、モジュール収納室39を構成する外装板37の一部に、モジュール収納室39内の空気を排気するための排気口42が設けられている。
このような燃料電池装置35においては、上述したように、長期信頼性の向上した燃料電池モジュール30をモジュール収納室39に収納し、燃料電池モジュール30を動作させるための補機を補機収納室40に収納して構成されることにより、長期信頼性の向上した燃料電池装置35とすることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上述した燃料電池セル装置1においては、燃料電池セル3内のガス流路17に燃料ガスを供給し、燃料電池セル3の外側に酸素含有ガスを供給する例を示しているが、ガス流路17に酸素含有ガスを供給し、燃料電池セル3の外側に燃料ガスを供給する構成としてもかまわない。その場合においては、内側電極層を酸素側電極層10とし、外側電極層を燃料側電極層8とする構成の燃料電池セル3とすればよい。それに併せて、燃料電池モジュール30および燃料電池装置35の構成を適宜変更すればよい。
また、ガスタンク9をセル保持部材7にセル配列方向に大きく開口したセル挿入孔18を設け、燃料電池セル3を配列してなるセルスタック2を挿入し接合した例を示したが、セル挿入孔18をセル配列方向に複数個設け、それぞれのセル挿入孔18に一個ずつ燃料電池セル3を収納して、シール材10によりガスシールする構成としてもよい。その場合においても、セル保持部材7とシール材10との剥離を低減することができ、長期信頼性の向上したガスタンク9とすることができる。
1:燃料電池セル装置
2:セルスタック
3:燃料電池セル
4:集電部材
7、25:セル保持部材
8:蓋部材
9、21、24:ガスタンク
10:シール材
18:セル挿入孔
20:接合部
22:隆起部
23:膨張部材
30:燃料電池モジュール
35:燃料電池装置

Claims (5)

  1. 燃料電池セルと、
    底部に開口を有し、上面にセル挿入孔を有するセル保持部材と、
    前記開口を覆うように前記セル保持部材に接合された蓋部材と、
    前記セル保持部材よりも熱膨張係数が小さく、その差が0.6〜2.8×10-7(1/℃)であって、前記燃料電池セルと前記セル保持部材との隙間をシールし、前記燃料電池セルを接合するためのシール材と、を有し、
    前記セル保持部材と前記蓋部材との接合部が、平面視して前記シール材よりも外側にあるとともに、前記蓋部材の熱膨張係数が前記セル保持部材の熱膨張係数よりも大きく、その差が0.4〜2.5×10-7(1/℃)であることを特徴とする燃料電池セル装置。
  2. 燃料電池セルと、
    底部に開口を有し、上面にセル挿入孔を有するセル保持部材と、
    前記開口を覆うように前記セル保持部材に接合された蓋部材と、
    前記セル保持部材よりも熱膨張係数が小さく、その差が0.6〜2.8×10-7(1/℃)であって、前記燃料電池セルと前記セル保持部材との隙間をシールし、前記燃料電池セルを接合するためのシール材と、を有し、
    前記セル保持部材と前記蓋部材との接合部が、平面視して前記シール材よりも外側にあるとともに、前記蓋部材の熱膨張係数が前記セル保持部材の熱膨張係数よりも大きく、その差が0.4〜2.5×10 -7 (1/℃)であり、
    前記シール材よりも熱膨張係数が大きく、その差が0.6〜1.5×10-7(1/℃)である膨張部材を前記シール材と前記セル保持部材の前記セル挿入孔との間に介在させ
    前記シール材、膨張部材およびセル保持部材は、この順に熱膨張係数が大きいことを特徴とする燃料電池セル装置。
  3. 前記膨張部材が、さらに前記シール材の外面を覆うように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池セル装置。
  4. 請求項1乃至のうちいずれかに記載の燃料電池セル装置を収納容器内に収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
  5. 請求項に記載の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを動作させるための補機とを外装ケース内に収納してなることを特徴とする燃料電池装置。
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