JP5542568B2 - セルスタック装置および燃料電池モジュールならびに燃料電池装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個の燃料電池セルを電気的に接続してなるセルスタックを備えるセルスタック装置およびそれを収納してなる燃料電池モジュール、ならびに燃料電池装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と空気(酸素含有ガス)とを用いて電力を得ることができる燃料電池セルを複数個配列してなるセルスタックを、燃料電池セルに燃料ガスまたは空気を供給するためのマニホールドとよばれるガスケースに燃料電池セルの下端部を固定してなるセルスタック装置や、該セルスタック装置を収納容器内に収納してなる燃料電池モジュール、さらには燃料電池モジュールを外装ケース内に収納してなる燃料電池装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このようなセルスタック装置においては、ガスケースが、皿状の底部材と、底部材の上端開口を覆うとともに、上面に開口部を有する蓋状部材と、該蓋状部材の上面開口部に対応して金属製の上部ケースが配置されており、この上部ケースに、セルスタックを構成するそれぞれの燃料電池セルの下端部がガラスシール材等の絶縁性接合材にて固定されている。
特開2007−59377号公報
しかしながら、上記のガスケースにおいては、セルスタックが固定される上部ケースとガラスシール材との熱膨張差が大きく、特に上部ケースの高さ方向の厚みが薄い場合に、上部ケースの温度変化による膨張や収縮に伴ってガラスシール材が割れるおそれがあった。
また、セルスタックをガラスシール材等で固定した上部ケースを、ガラスシール材等にて蓋状部材に固定し、さらに蓋状部材を底部材と固定する必要があり、セルスタック装置の製造工程が複雑となるおそれがあった。
それゆえ、本発明は、耐久性が向上するとともに、製造工程の簡略化が可能なセルスタック装置およびそれを具備する燃料電池モジュールならびに燃料電池装置を提供することにある。
本発明のセルスタック装置は、内部に第1の反応ガスを一端部から他端部へ流すための第1反応ガス流路を備え、前記第1の反応ガスを用いて発電する燃料電池セルを、集電部材を介して複数個立設させた状態で配列して電気的に接続してなるセルスタックと、前記燃料電池セルの下端部側が絶縁性接合材にて固定され、前記燃料電池セルに前記第1の反応ガスを供給するためのガスケースとを備えるセルスタック装置であって、前記ガスケースは、その上面の一部が隆起した隆起部を有し、該隆起部に前記セルスタックを挿入固定するための開口部を備え、前記隆起部と前記燃料電池セルとが前記絶縁性接合材にて接合されているとともに、前記ガスケースが、板状の底部材と1枚の板部材を加工して形成され前記底部材に接合された蓋状部材とで箱状形状をなしており、該蓋状部材の上面の一部に前記開口部を有する前記隆起部を備え、前記ガスケースを平面視したときに、前記底部材が前記蓋状部材よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明の燃料電池モジュールは、上記のセルスタック装置を収納容器内に収納してなる。
また、本発明の燃料電池装置は、上記の燃料電池モジュールと燃料電池モジュールを動作させるための補機とを外装ケースに収納してなる。
本発明のセルスタック装置によれば、耐久性を高めることができる。
本発明のセルスタック装置の一実施形態を示し、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)のセルスタック装置の点線枠で囲った部分の一部を拡大して示す平面図である。 図1に示すガスケースを抜粋して示し、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。 本発明のセルスタック装置を構成するガスケースの他の実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるB−B線断面図である。 本発明のセルスタック装置を構成するガスケースのさらに他の実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるC−C線断面図である。 本発明のセルスタック装置を構成するガスケースのさらに他の実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるD−D線断面図である。 本発明の燃料電池モジュールの一例を示す外観斜視図である。 本発明の燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。
図1を用いてセルスタック装置1を説明する。なお、(a)はセルスタック装置1を概略的に示す側面図、(b)は(a)のセルスタック装置1の一部を拡大した平面図であり、(a)で示した点線枠で囲った部分を抜粋して示している。また、(b)において(a)で示した点線枠で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示している。
ここで、セルスタック装置1は、燃料電池セル3の複数個を、それぞれの燃料電池セル3間に集電部材4を介して立設させた状態で配列して、電気的に直列に接続してセルスタック2を形成し、各燃料電池セル3の下端部が、燃料電池セル3に第1の反応ガスを供給するガスケース9に固定されて構成されている。なお、詳細は後述するが、ガスケース9は、板状の底部材8と底部材8に接合された蓋状部材7とで箱状に形成されている。ここで蓋状部材7は、その上面の一部が隆起した隆起部10を有しており、底部材8が蓋状部材7より大きい形状とされている。またガスケース9の上面には、ガスケース9内に第1の反応ガスを供給するための反応ガス供給管11が接続されている。
燃料電池セル3は、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持体16(以下、支持体16と略す場合がある。)の一方側の平坦面上に内側電極層としての燃料側電極層12と、固体電解質層13と、外側電極層としての酸素側電極層14とが順に積層されて構成され、柱状(中空平板状)の形状である。なお、燃料側電極層12、固体電解質層13および酸素側電極層14がこの順に積層された部位において、燃料電池セル3に供給される第1の反応ガスと第2の反応ガスとで発電する。なお、以降の説明において、特に断りのない限り、内側電極層を燃料側電極層12とし、外側電極層を酸素側電極層14とし、第1の反応ガスを燃料ガス、第2の反応ガスを酸素含有ガスとした中空平板型の燃料電池セル3を用いて説明する。
また、セルスタック装置1は、端部に配置された集電部材4を介して燃料電池セル3の配列方向の両端からセルスタック2を挟持するように、ガスケース9に下端が固定された導電部材5を具備している。
図1に示す導電部材5においては、燃料電池セル3の配列方向に沿って外側に向けて延びた形状で、セルスタック2(燃料電池セル3)の発電により生じる電流を引出すための電流引出し部6が設けられている。
さらに、燃料電池セル3の他方側の平坦面上にはインターコネクタ15が設けられており、支持体16の内部には、燃料ガス(第1の反応ガス)を流すためのガス流路17が複数設けられている。
また、インターコネクタ15の外面(上面)にはP型半導体層18を設けることもでき、図1においてはP型半導体層18を設けた例を示している。集電部材4を、P型半導体層18を介してインターコネクタ15に接続させることにより、両者の接触がオーム接触となり、電位降下を少なくし、集電性能の低下を有効に回避することが可能となる。
また、支持体16を、燃料側電極層12を兼ねるものとし、その一方側表面上に固体電解質層13および酸素側電極層14を順次積層して燃料電池セル3を構成することもできる。
なお、本発明において燃料電池セル3としては、各種燃料電池セルが知られているが、発電効率のよい燃料電池セル3とする上で、固体酸化物形燃料電池セル3とすることができる。それにより、単位電力に対して燃料電池装置を小型化することができるとともに、家庭用燃料電池で求められる変動する負荷に追従する負荷追従運転を行なうことができる。
以下に、図1に示す燃料電池セル3を構成する各部材について説明する。
燃料側電極層12は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称し、部分安定化ジルコニアも含む)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層13は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素が固溶したZrOから形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
酸素側電極層14は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。酸素側電極層14はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ15は、導電性セラミックスから形成することができるが、燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触するため、耐還元性および耐酸化性を有することが必要であり、それゆえランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ15は支持体16に形成されたガス流路17を流通する燃料ガス、および燃料電池セル3の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
支持体16としては、燃料ガスを燃料側電極層12まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ15を介して集電するために導電性であることが要求される。したがって、支持体16としては、かかる要求を満足するものを材質として採用する必要があり、例えば導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。
また図1に示した燃料電池セル3において、柱状の支持体16は、燃料電池セル3の立設方向に細長く延びる板状片であり、一対の対向する平坦面と半円形状の両側面を有する中空平板状である。そして燃料電池セル3の下端部と導電部材5の下端部とが、燃料電池セル3に燃料ガスを供給するガスケース9に、ガラスシール材等の絶縁性接合材によって固定され、支持体16に設けられたガス流路17が、ガスケース9内に通じている。
絶縁性接合材としては、ホウ酸系ガラス等により形成されるガラスシール材を用いることができる。
ちなみに、燃料電池セル3を作製するにあたり、燃料側電極層12または固体電解質層13との同時焼成により支持体16を作製する場合においては、Ni等の鉄属金属成分とY等の特定希土類酸化物とから支持体16を形成することが好ましい。また、支持体16は、燃料ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は50S/cm以上、好ましくは300S/cm以上、特には440S/cm以上であるのが好ましい。
さらに、P型半導体層18としては、遷移金属のペロブスカイト型酸化物からなる層を例示することができる。具体的には、インターコネクタ15を構成するランタンクロマイト系のペロブスカイト酸化物(LaCrO)よりも電子伝導性の高いもの、例えばAサイトにSr(ストロンチウム)とLa(ランタン)が共存するLaSrCoFeO系酸化物(例えばLaSrCoFeO)、LaMnO系酸化物(例えばLaSrMnO)、LaFeO系酸化物(例えばLaSrFeO)、LaCoO系酸化物(例えばLaSrCoO)の少なくとも1種から構成することが好ましく、特に600〜1000℃程度の作動温度での電気伝導性が高いという点からLaSrCoFeO系酸化物から構成することが特に好ましい。なお、BサイトにCoとともにFe、Mnが存在してもよいこのようなP型半導体層18の厚みは、一般に、30〜100μmの範囲にあることが好ましい。
そして、それぞれの燃料電池セル3は集電部材4を介して電気的に直列に接続される。なお、集電部材4は、弾性を有する金属または合金からなる部材あるいは金属繊維または合金繊維からなるフェルトに所要の表面処理を加えた部材から構成することができる。
また、燃料電池装置の発電中に、高温な酸化雰囲気に曝されることから、Crを含有する合金を用いて作製することが好ましい。さらに、集電部材4の表面の一部、好ましくは全体を希土類元素を含有するペロブスカイト型酸化物等を用いてコーティングすることが好ましい。
なお、集電部材4の長手方向の長さおよび幅方向の長さは発電部の長手方向の長さおよび幅方向の長さと同等以上の長さとすることが好ましい。それにより、発電により生じた電流を効率よく集電することができる。
ところで、従来、燃料電池セル3(セルスタック2)および導電部材5の下端部を固定するガスケースとして、セルスタック2を固定するための上部ケースと、上部ケースを固定する蓋状部材と、蓋状部材の底部を塞ぐ底部材からなるガスケースが提案されているが、このようなガスケースにおいては、特に上部ケースの高さ方向の厚みが薄い場合に、上
部ケースの膨張や収縮に伴って、絶縁性接合材であるガラスシール材が割れるおそれがあるほか、製造工程が複雑となるおそれがあった。
それゆえ、この実施形態のセルスタック装置1においては、セルスタック2を固定するガラスシール材等の絶縁性接合材が割れることを低減できるとともに、製造工程の簡略化が可能で、コストを低減したガスケース9を備えている。
図2を用いて図1に示すガスケース9を説明する。
ガスケース9は、板状の底部材8と底部材8に接合される蓋状部材7とで箱状に形成されている。ここで蓋状部材7は、その上面の一部が隆起した隆起部10を有し、隆起部10に、セルスタック2および導電部材5を挿入固定するための開口部19を備えている。また、蓋状部材7の上面の端部側(隆起部10でない部分)に、反応ガス供給管11が接続され、反応ガス供給管11より供給される第1の反応ガスがガスケース9内に流入するための反応ガス流入口21が設けられている。なお、蓋状部材7および底部材8は、耐熱性を有する部材より構成されることが好ましく、例えばステンレスやCrを含有する合金等から構成される。
このようなガスケース9においては、ガスケース9が、蓋状部材7と板状の底部材8の2つの部材より箱状に形成されることから、ガスケース9の製造工程を簡略化することができる。
また、特に、蓋状部材7を1枚の板部材を加工して形成することにより、蓋状部材7の側面を構成する壁と、蓋状部材7の上面を構成する壁とを一体的に作製することができることから、開口部19を含む上面における剛性を向上することができる。それにより、ガラスシール材等の絶縁性接合材が破損することを低減でき、耐久性の向上したガスケース9とすることができる。さらに蓋状部材7を1枚の板部材を加工して形成することにより、ガスケース9の製造工程をより簡略化できるとともに、ガスケース9の製造コストを低減することができる。
なお、蓋状部材7を1枚の板部材で形成するにあたり、隆起部10には、上面を構成する壁の一部を開口部19からガスケースの内側に向けて屈曲させた屈曲部20を設けることができ、図2に示すガスケース9においては屈曲部20を有している例を示している。
開口部19の内部には、セルスタック2を構成する各燃料電池セル3の下端部が挿入され、ガラスシール材等の絶縁性接合材で固定されている。
開口部19の内部にセルスタック2を挿入固定するにあたっては、屈曲部20の下端に開口部19を塞ぐようにマスキングし、そのマスキング上にセルスタック2を載置し、開口部19を形成する隆起部10とセルスタック2との間に、ガラスシール材等の絶縁性接合材を充填する。絶縁性接合材としてガラスシール材を用いる場合には、高温化にて軟化させてセルスタック2を構成する各燃料電池セル3の周囲にガラスシール材を充填させた後、冷却して固化させることにより開口部19の内部にセルスタック2を挿入固定できる。なお、ガラスシール材を固化させた後は、マスキングの除去等を行なう。
ここで、開口部19の内部にセルスタック2を挿入固定するにあたり、ガラスシール材等の絶縁性接合材を軟化させたあとに固化させる必要があることから加熱と冷却を行うことになる。このとき、隆起部10が加熱や冷却により膨張や収縮を伴うため、ガラスシール材等の絶縁性接合材にクラック等が生じて絶縁性接合材が破損するおそれがあるが、隆起部10が蓋状部材7と一体的に形成されているとともに、蓋状部材7の上面より隆起し
ていることから隆起部10が弾性変形し易く、隆起部10とセルスタック2との間に作用する応力を低減することができるため、ガラスシール材等の絶縁性接合材の破損を抑えることができ、耐久性を向上させることができる。
また、蓋状部材7の一部に隆起部10を設け、隆起部10に開口部19を備えることから、開口部19にガラスシール材等の絶縁性接合材を充填するにあたり、充填が容易となるとともに、絶縁性接合材が開口部19より溢れて流出することを低減できる。
特に、隆起部10の一部を開口部19からガスケース9の内側に向けて屈曲させてなる屈曲部20を備える場合においては、屈曲部20に絶縁性接合材が充填されることにより、絶縁性接合材が開口部19より溢れて流出することをより低減できるとともに、屈曲部20がガラスシール材等の絶縁性接合材に押圧を与えることで、ガラスシール材等の絶縁性接合材を強固に固定することができる。
また、ガスケース9においては、板状の底部材8は、ガスケース9を平面視したときに、底部材8の外形が蓋状部材7の外形よりも大きい。それにより、蓋状部材7と底部材8との接合(溶接等)を容易に行なうことができ、ガスケース9の製造工程を簡略化することができる。さらに、板状の底部材8を接合することにより昇降温による蓋状部材7の変形を低減することができる。なお、板状の底部材8は、ガスケース9の剛性を強化する目的で、適宜形状を変更することもでき、例えば一部を突出させた形状とすることもできる。
なお、ガスケース9は、蓋状部材7と底部材8とにより形成した例を示したが、一部に開口部19を有する隆起部10が設けられた板部材等と、上面が開口した箱部材により、形成することもできる。
図3を用いて、本発明の他の実施形態であるセルスタック装置を構成するガスケース22について説明する。なお、同一の部材については同一の番号を付するものとし、以下同様とする。
蓋状部材23に複数の開口部19(図3においては2つの開口部19)を設けることにより、セルスタック2をガスケース22に容易に固定することができる。それゆえ、複数のセルスタック2を配置する場合において、有用なガスケース22とすることができる。なお底部材8は蓋状部材23よりも大きい形状とされており、蓋状部材23の大きさにあわせて適宜大きさを変更することができる。
蓋状部材23に複数の開口部19を設けることで、1つのガスケース22に複数のセルスタック2を固定することができ、大きな発電出力を得ることができる。
図4を用いて、本発明のさらに他の実施形態であるセルスタック装置を構成するガスケース24について説明する。
ガスケース24は、蓋状部材23が、複数の開口部19(図5においては2つ)の間に位置する隆起部10にくぼみ25を有している。その他の構成は、ガスケース22と同様である。
このように、ガスケース24は複数の開口部19の間に位置する隆起部10にくぼみ25を有しているため、複数の開口部19の間に位置する隆起部10に応力が生じても、くぼみ25が変形することで、生じた応力を緩和することができる。それにより、隆起部10に応力が集中することを低減することができ、蓋状部材23と絶縁性接合材との剥離や
、絶縁性接合材に破損が生じることを低減することができる。
なお、くぼみ25の深さをガスケースの高さの半分以下にすることにより、さらに隆起部10に応力が集中することを低減することができる。くぼみ25の下方に底部材8と接するように板部材を配置してもよい。それにより、くぼみ25が下方に向けて変形することを低減できる。
図5を用いて、本発明のさらに他の実施形態であるセルスタック装置を構成するガスケース26を説明する。
ガスケース26は、マニホールド9を構成する蓋状部材7の複数個(図5においては2つ)をセルスタック2の側部同士が向かい合うように並置し、複数個の蓋状部材7同士が接合されており、さらに複数個の蓋状部材7の下方を覆うように板状の底部材27が接合されている。
このように、蓋状部材7の複数個を並置し、ガスケース26を形成することで、1つのガスケース26にセルスタック2を複数固定することができ、大きな発電出力を得ることができる。
ガスケース26は、複数の蓋状部材7がセルスタック2の側部同士が向かい合うように並置され、2つの蓋状部材7の側面同士が接合部28にて接合されていることから、接合部28の高さを隆起部10の高さよりも低くすることができる。それにより、それぞれの隆起部10に応力が集中することを低減することができ、蓋状部材7と絶縁性接合材との剥離や、絶縁性接合材に破損が生じることを低減することができる。特に、隆起部10に沿って絶縁性接合材にクラックが生じることを低減することができるため、有効に燃料ガスをガスシールすることができる。
ガスケース26の作製方法としては、2つの蓋状部材7を形成した後、蓋状部材7の側面を溶接等により接合した後、上述した方法と同様の方法によりセルスタック2をガスケース26に接合固定することができる。
なお、ガスケース26では、セルスタック2を2列配列するため2つの蓋状部材7を用いたが、3つ以上の蓋状部材7を接合してガスケース26を作製してもよい。その場合においても、隆起部10に生じる応力を低減することができる。
また、ガスケース26においては、蓋状部材7のそれぞれに反応ガス21流入口を設けた例を示したが、ガスケース26を構成する蓋状部材7の1つにのみ反応ガス流入口を設けてもよい。その場合において、接合部28にそれぞれの蓋状部材7の間を燃料ガスが流通するための貫通孔を設けることですべての蓋状部材7に燃料ガスを供給することができる。
図6を用いて本発明の燃料電池モジュールの一実施形態を説明する。
燃料電池モジュール30は、直方体状の収納容器31の内部に、本発明のセルスタック装置32を収納して構成されている。なお蓋状部材23に2つの開口部19を備えるガスケース22を備え、2つのセルスタック2を配置して構成されたセルスタック装置32を示している。
また、燃料電池セル3にて使用する燃料ガス(第1の反応ガス)を得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器33をセルスタック2の
上方に配置している。そして、改質器33で生成された燃料ガスは、反応ガス供給管11を介してガスケース9に供給され、ガスケース9を介して燃料電池セル3の内部に設けられたガス流路(図示せず)に供給される。
なお、図6においては、収納容器31の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置32および改質器33を後方に取り出した状態を示している。ここで、図6に示した燃料電池モジュール30においては、セルスタック装置32を、収納容器31内にスライドして収納することが可能である。
また、収納容器31の内部には、燃料電池セル3に第2の反応ガス(酸素含有ガス)を供給するための酸素含有ガス導入部材34が設けられており、図6に示す燃料電池モジュール30においては、ガスケース9に並置されたセルスタック2の間に配置されるとともに、酸素含有ガスが、燃料ガスの流れにあわせて、燃料電池セル3の側方を下端部側から上端部側に向かって流れるように、燃料電池セル3の下端部側に酸素含有ガスを供給するように構成されている。
また、セルスタック装置32においては、燃料電池セル3のガス流路より排出される余剰の燃料ガスを燃料電池セル3の上端部側で燃焼させることにより、燃料電池セル3の温度を上昇させるまたは高温に維持することができ、セルスタック装置32の起動を早めることができるほか、発電効率を向上することができる。また、燃料電池セル3の上端部側にて、燃料電池セル3のガス流路から排出される燃料ガスを燃焼させることにより、セルスタック2の上方に配置された改質器28を効率よく温めることができる。それにより、改質器33で効率よく改質反応を行うことができる。
このような燃料電池モジュール30においては、上述したように、製造工程を簡略化することができ、また耐久性の向上したガスケース25を備えるセルスタック装置32を収納容器31に収納して構成されることにより、発電効率の向上した燃料電池モジュール30とすることができる。
図7は、外装ケース内に図6で示した燃料電池モジュール30と、燃料電池モジュール30を動作させるための補機(図示せず)とを収納してなる本発明の燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図7においては一部構成を省略して示している。
図7に示す燃料電池装置35は、支柱36と外装板37から構成される外装ケース内を仕切板38により上下に区画し、その上方側を上述した燃料電池モジュール30を収納するモジュール収納室39とし、下方側を燃料電池モジュール30を動作させるための補機を収納する補機収納室40として構成されている。なお、補機収納室40に収納する補機を省略して示している。
また、仕切板38には、補機収納室40の空気をモジュール収納室39側に流すための空気流通口41が設けられており、モジュール収納室39を構成する外装板37の一部に、モジュール収納室39内の空気を排気するための排気口42が設けられている。
このような燃料電池装置35においては、上述したように、製造工程を簡略化することができ、耐久性の向上した燃料電池モジュール30をモジュール収納室39に収納し、燃料電池モジュール30を動作させるための補機を補機収納室40に収納して構成されることにより、製造工程を簡略化することができ、耐久性の向上した燃料電池装置35とすることができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上述したセルスタック装置1においては、燃料電池セル3内のガス流路17に第1の反応ガスとして燃料ガスを供給し、燃料電池セル3の外側に第2の反応ガスとして酸素含有ガスを供給する例を示しているが、ガス流路17に第1の反応ガスとして酸素含有ガスを供給し、燃料電池セル3の外側に第2の反応ガスとして燃料ガスを供給する構成としてもかまわない。その場合においては、内側電極層を酸素側電極層10とし、外側電極層を燃料側電極層8とする構成の燃料電池セル3とすればよい。それに併せて、燃料電池モジュール30および燃料電池装置35の構成を適宜変更すればよい。
1、32:セルスタック装置
2:セルスタック
3:燃料電池セル
4:集電部材
7、23:蓋状部材
8、27:底部材
9、22、24、26:ガスケース
10:隆起部
19:開口部
20:屈曲部
25:くぼみ
28:接続部
30:燃料電池モジュール
35:燃料電池装置

Claims (7)

  1. 内部に第1の反応ガスを一端部から他端部へ流すための第1反応ガス流路を備え、前記第1の反応ガスを用いて発電する燃料電池セルを、集電部材を介して複数個立設させた状態で配列して電気的に接続してなるセルスタックと、前記燃料電池セルの下端部側が絶縁性接合材にて固定され、前記燃料電池セルに前記第1の反応ガスを供給するためのガスケースとを備えるセルスタック装置であって、
    前記ガスケースは、その上面の一部が隆起した隆起部を有し、該隆起部に前記セルスタックを挿入固定するための開口部を備え、前記隆起部と前記燃料電池セルとが前記絶縁性接合材にて接合されているとともに、前記ガスケースが、板状の底部材と1枚の板部材を加工して形成され前記底部材に接合された蓋状部材とで箱状形状をなしており、該蓋状部材の上面の一部に前記開口部を有する前記隆起部を備え、前記ガスケースを平面視したときに、前記底部材が前記蓋状部材よりも大きいことを特徴とするセルスタック装置。
  2. 前記隆起部には、上面を構成する壁の一部を前記開口部より前記ガスケースの内側に向けて屈曲させた屈曲部を備えることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック装置。
  3. 前記蓋状部材の前記隆起部に、前記開口部が複数設けられており、複数の前記開口部に前記セルスタックが挿入され、前記隆起部と前記燃料電池セルとが前記絶縁性接合材にて接合されていることを特徴とする請求項または請求項に記載のセルスタック装置。
  4. 複数の前記開口部の間に位置する前記隆起部の上面にくぼみ有することを特徴とする請求項に記載のセルスタック装置。
  5. 前記底部材上に、前記セルスタックが前記開口部に挿入固定された前記蓋状部材の複数個が、前記セルスタックの側部同士が向かい合うように並置され、複数の前記蓋状部材同士が接合されていることを特徴とする請求項またはに記載のセルスタック装置。
  6. 請求項1乃至請求項のうちいずれかに記載のセルスタック装置を収納容器内に収納してなることを特徴とする燃料電池モジュール。
  7. 請求項に記載の燃料電池モジュールと、該燃料電池モジュールを動作させるための補機とを外装ケース内に収納してなることを特徴とする燃料電池装置。
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