JP6687463B2 - セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置 - Google Patents

セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置 Download PDF

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Description

本発明は、セルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置に関する。
複数のセルを導電部材を介して立設させた状態で配列し、電気的に接続してなるセルスタックと、該セルスタックのセルの配列方向における両端にそれぞれ配置された端部導電部材とを具備するセルスタック装置が種々提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。このセルスタック装置における端部導電部材は、板状部と、該板状部の長手方向に沿った両端にそれぞれ接続され、セルの幅方向の中央部に向けて曲がって設けられた複数の折り曲げ部と、板状部に設けられ、該板状部からセルスタックの外側に向けて設けられたリード部とを備えるものが例示されている。
特開2010−192273号公報
上記した従来のリード部は、板状部の下端部で、折り曲げ部が設けられた領域以外の領域に配置されていたので、効率よく電流を入出力することが困難であった。つまり、電流を外部に出力したり、電流を外部から入力することが困難であった。
それゆえ、本発明の目的は、効率よく電流を入出力することができるセルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置を提供することにある。
本発明のセルスタック装置は、複数の柱状のセルを導電部材を介して立設させた状態で配列し、電気的に接続してなるセルスタックと、該セルスタックの前記セルの配列方向における両端にそれぞれ配置された端部導電部材とを具備し、該端部導電部材は、板状部と、該板状部の長手方向に沿った両端にそれぞれ接続され、前記セルの幅方向の中央部に向けて曲がって設けられた複数の折り曲げ部と、前記板状部に設けられ、該板状部から前記セルスタックの外側に向けて設けられたリード部とを有し、該リード部は、前記板状部における前記折り曲げ部が設けられた領域に設けられており、前記リード部は、前記折り曲げ部の延長線上にあることを特徴とする。
また、本発明のモジュールは、上記のセルスタック装置を収納容器内に収納してなることを特徴とする。
さらに、本発明のモジュール収納装置は、上記のモジュールと、該モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とする。
本発明のセルスタック装置は、端部導電部材のリード部が、板状部における折り曲げ部が設けられた領域に配置されていることで、効率よく電流を入出力することができる。つまり、セルの発電によって生じた電流が、セルに接触する折り曲げ部から板状部を介してリード部に効率よく流れ、効率よく電流を外部に出力することができる。また、セルに付与する電流が、リード部から板状部を介してセルに接触する折り曲げ部に効率よく流れ、
効率よく電流を外部から入力することができる。また、このセルスタック装置を備えることで、性能が向上したセルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置を提供できる。
本実施形態のセルスタック装置の一例を示し、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)のセルスタック装置の破線で囲った部分の一部を拡大して示す断面図である。 本実施形態の端部導電部材の一例を示し、(a)〜(c)は斜視図である。 本実施形態の端部導電部材の一例を示し、(a)〜(c)は図2(a)〜(c)にそれぞれ対応する側面図である。 本実施形態の端部導電部材の他の一例を示し、(a)は側面図で、(b)は正面図である。 本実施形態の端部導電部材の他の一例を示し、(a)は斜視図で、(b)は正面図である。 本実施形態の燃料電池モジュールの一例を示す外観斜視図である。 本実施形態のモジュール収納装置の一例を、一部を省略して示す斜視図である。
図1〜図7を用いて、本実施形態のセルスタック装置、モジュールおよびモジュール収納装置について説明する。
図1は、本実施形態のセルスタック装置の一例を示したものであり、(a)はセルスタック装置1を概略的に示す側面図、(b)は(a)のセルスタック装置1の一部を拡大した平面図であり、(a)で示した破線枠で囲った部分を抜粋して示している。なお、同一の部材については同一の番号を付するものとし、以下同様とする。また、(b)において(a)で示した点線枠で囲った部分に対応する部分を明確とするために矢印にて示している。さらに、以下の説明においては、特に断りがない限り、セルとして燃料電池セルを用いて説明する。
図1に示すセルスタック装置1は、複数個のセル3を備えている。セル3は、一対の対向する平坦面をもつ柱状の導電性支持体12(以下、支持体12と略す場合がある。)の一方側の平坦面上に内側電極層としての燃料極層8と、固体電解質層9と、外側電極層としての酸素極層10とを順に積層してなる柱状(中空平板状)とされている。さらに、セル3の他方側の平坦面上にはインターコネクタ11が設けられており、支持体12の内部には、セル3に燃料ガス(反応ガス)を流すためのガス流路13が複数設けられている。
さらに、この隣接するセル3間に導電部材4を介して電気的に直列に接続してセルスタック2とされている。セルスタック2は、各セル3の下端部が、セル3に燃料ガスを供給するマニホールド6に固定されている。また、セルスタック装置1は、セル3の配列方向(以下、セル配列方向と略す場合がある。)の両端からセルスタック2を挟持するように、マニホールド6に下端が固定された端部導電部材5を具備している。また、端部導電部材5は、セル3の配列方向に沿って外側に向けて延びた形状で、セルスタック2(セル3)の発電により生じる電流を引出すためのリード部53を有している。また、リード部53は、セルスタック装置1を収納容器内に収納する際、外部と連結させるための連結孔55を有している。
なお、以降の説明において、特に断りのない限り、内側電極層を燃料極層8とし、外側電極層を酸素極層10として説明する。
以下に、図1において示すセル3について説明する。
燃料極層8は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素酸化物が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称し、部分安定化ジルコニアも含む)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層9は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素酸化物が固溶したZrOから形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
酸素極層10は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。酸素極層10はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ11は、導電性セラミックスから形成することができるが、燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触するため、耐還元性および耐酸化性を有することが必要であり、それゆえランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ11は支持体12に形成されたガス流路13を流通する燃料ガス、およびセル3の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
支持体12としては、燃料ガスを燃料極層8まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ11を介して集電するために導電性であることが要求される。したがって、支持体12としては、かかる要求を満足するものを材質として採用する必要があり、例えば導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。
また図1に示したセル3において、柱状の支持体12は、セル3の立設方向に細長く延びる板状片であり、一対の対向する平坦面と半円形状の両側面を有する中空平板状である。そしてセル3の下端部と後述する導電部材4の下端部とが、セル3に燃料ガスを供給するマニホールド6に、例えば耐熱性に優れた接合材(ガラスシール材等)によって固定され、支持体12に設けられたガス流路13が、マニホールド6内の燃料ガス室(図示せず)に通じている。
ちなみに、セル3を作製するにあたり、燃料極層8または固体電解質層9との同時焼成により支持体12を作製する場合においては、Ni等の鉄属金属成分とY等の特定の希土類元素酸化物とから支持体12を形成することが好ましい。また、支持体12は、燃料ガス透過性を備えるために開気孔率が20%以上、特に25〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。
ここで、セル3は、燃料極層8と酸素極層10とが固体電解質層9を介して対面している部分が発電の素子部として機能する。即ち、酸素極層10の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ支持体12内のガス通路13に燃料ガス(水素含有ガス)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより発電する。そして、かかる発電によって生成した電流は、支持体12に設けられているインターコネクタ11を介して、後述する導電部材4で集電される。
図2および図3は本実施形態の端部導電部材の一例を示し、図2(a)〜(c)は斜視図であり、図3(a)〜(c)は図2(a)〜(c)にそれぞれ対応する側面図である。
図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c)に示した端部導電部材5は、板状部51と、該板状部51の長手方向Lに沿った両端(言い換えれば、短手方向(セル3の幅方向W)における両端)にそれぞれ接続され、セル3の幅方向Wの中央部に向けて曲がって設けられた複数の折り曲げ部52と、板状部51に設けられ、該板状部51からセルスタック2の外側、つまりセルスタック2と反対側に向けて設けられたリード部53とを有している。また、図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c)に示した例は、複数の折り曲げ部52がセル3の長手方向に等間隔で設けられている例である。なお、板状部51と折り曲げ部52とを接合してもよいし、図2(a)〜(c)のように板状部51と折り曲げ部52とを一体的に設けてもよい。また、図2(a)〜(c)および図3(a)〜(c)に示すように、端部導電部材5は、リード部53が、板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aに設けられている。板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aとは、板状部51において、セル3の長手方向における折り曲げ部52が設けられた領域を意味する。
セル3の発電によって生じた電流は、セル3に接触する折り曲げ部52を介して板状部51に流れ、板状部51に設けられたリード部53から外部に引き出される。上記のように、端部導電部材5におけるリード部53が、板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aに設けられていることから、セル3に接触する折り曲げ部52から、板状部51におけるリード部53までの電流経路が短くなり、セル3の発電によって生じた電流を効率よく外部に引き出すことができる。
図2(a)および図3(a)に示す例は、リード部53が板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aのうちの下端部に設けられている例である。図2(b)および図3(b)に示す例は、リード部53が板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aのうちの中央部に設けられている例である。図2(c)および図3(c)に示す例は、リード部53が板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aのうちの上端部に設けられている例である。このうち、リード部53が、板状部51における折り曲げ部52が設けられた領域Aのうちの中央部に設けられている場合や、上端部に設けられている場合には、リード部53からより効率よく電流を外部に引き出すことができる。つまり、上述のセル3においては、温度の高い部位において発電電流が大きくなる傾向があるので、温度の高くなるセル3の中央部に対応する位置に端部導電部材5のリード部53を設けると、リード部53からより効率よく電流を外部に引き出すことができる。
また、図4は本実施形態の端部導電部材の他の一例を示し、(a)は側面図で、(b)は正面図である。図4に示した端部導電部材5は、リード部53が折り曲げ部52の延長線上にある例を示している。これにより、セルスタック装置1の運転に伴い生じるセル3の変形に容易に追従することができ、セル3の応力を緩和できる。つまり、端部導電部材5は、比較的剛性の低い、折り曲げ部52が接続されていない部位で変形しやすいので、折り曲げ部52が接続されている部位、すなわち折り曲げ部52をセル3の幅方向に延長した領域にリード部53を設けることで、リード部53によって、折り曲げ部52がない部位の変形が阻害されないのでよい。
図5は本実施形態の端部導電部材の他の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。図5に示した端部導電部材5は、板状部51が貫通孔54を有している例を示している。これにより、端部導電部材5の剛性を小さくできるため、セルスタック装置1の運転に伴い生じるセル3の変形に容易に追従することができ、セル3の応力を緩和できる
また、図5に示すように、板状部51は複数の貫通孔54を有し、貫通孔54はセル3の長手方向Lに等間隔で設けられていることが好ましい。図5に示す例では、複数の貫通孔5は形状および大きさが同じで、セル3の幅方向Wにおける位置が同じである例を示している。これにより、端部導電部材5における剛性の低い部位が、端部導電部材5の長手方向において均等に分布することになるので、セルスタック装置1の運転に伴い生じるセル3の変形による応力を、端部導電部材5でもってほぼ均等に分散できる。
さらに、図5に示すように、貫通孔54は、板状部51の長手方向Lに沿った両端側で、かつ折り曲げ部52に対応する位置に設けられていることが好ましい。言い換えれば、貫通孔54は、板状部51の、折り曲げ部52をセル3の幅方向に延長した領域における両端側に設けていてもよい。これにより、端部導電部材5における比較的剛性の高い、折り曲げ部52のある部位の剛性を小さくできるため、セルスタック装置1の運転に伴い生じるセル3の変形により容易に追従することができ、セル3の応力をより緩和できる。
端部導電部材5は、例えば、板状部51の長手方向の長さが150mm〜180mm、幅方向の長さが15mm〜20mm、厚みが0.3mm〜1.5mmである。また、リード部53は、例えば、板状部51からセルスタック2の外側に向けた長さが18mm〜30mm、幅が5mm〜10mmの長方形状である。また、図5(a)に示すように、折り曲げ部52は、例えば、セル3の幅方向に沿って伸びる複数の帯状部521と、該帯状部521および板状部51を接続する屈曲部522とを有する形状であり、折り曲げ部52の幅Tは、3mm〜8mmである。また、図5に示すような板状部51における貫通孔54は、例えば、直径が約1mm〜3mmである。
以上説明した本実施形態の端部導電部材5の作製方法の一例について説明する。
上述の端部導電部材5を作製するにあたっては、基材として、耐食性のあるステンレス鋼を用いる。具体的には、少なくとも合金に対して4〜30原子%のCr、70〜96原子%のFeを含有する基材を用意する。
次に、基材をエッチング加工もしくはプレス加工することで、板状部と、該板状部の長手方向に沿った両端にそれぞれ接続された複数の折り曲げ部となる帯状導電部と、板状部に設けられたリード部となる部分および貫通孔とを有する端部導電部材となる。
次に、プレス曲げ加工で帯状導電部の両端をセルの幅方向の中央部に向けて曲げて、上記端部導電部材に折り曲げ部を形成する。
次に、プレス曲げ加工でリード部となる部分を、板状部からセルスタックの外側、つまりセルスタックと反対側に向けて曲げてリード部を形成する。
図6は、セルスタック装置1を収納容器内に収納してなるモジュールであるモジュール60の一例を示す外観斜視図であり、直方体状の収納容器61の内部に、図1に示したセルスタック装置1を収納して構成されている。
なお、セル3にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器62をセルスタック2の上方に配置している。そして、改質器62で生成された燃料ガスは、ガス流通管63を介してマニホールド6に供給され、マニホールド6を介してセル3の内部に設けられたガス通路13に供給される。
なお、図6においては、収納容器61の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置1および改質器62を後方に取り出した状態を示している。図6に示したモジュール60においては、セルスタック装置1を、収納容器61内にスライドして収納することが可能である。なお、セルスタック装置1は、改質器62を含むものとしても良い。
また収納容器61の内部に設けられた酸素含有ガス導入部材64は、図6においてはマニホールド6に並置された一対のセルスタック2の間に配置されるとともに、酸素含有ガスが燃料ガスの流れに合わせて、セル3の側方を下端部から上端部に向けて流れるように、セル3の下端部に酸素含有ガスを供給する。そして、セル3のガス通路13より排出される燃料ガスを酸素含有ガスと反応させてセル3の上端部側で燃焼させることにより、セル3の温度を上昇させることができ、セルスタック装置1の起動を早めることができる。また、セル3の上端部側にて、セル3のガス通路13から排出される燃料ガスと酸素含有ガスとを燃焼させることにより、セル3(セルスタック2)の上方に配置された改質器62を温めることができる。それにより、改質器62で効率よく改質反応を行うことができる。
さらに、本実施形態のモジュール60では、上述したセル3を用いたセルスタック装置1を収納容器61内に収納してなることから、集電効率が高く性能が向上したモジュール60とすることができる。
図7は、外装ケース内に図6で示したモジュール60と、セルスタック装置1を動作させるための補機とを収納してなるモジュール収納装置である燃料電池装置の一例を示す斜視図である。なお、図7においては一部構成を省略して示している。
図7に示すモジュール収納装置70は、支柱75と外装板76とから構成される外装ケース内を仕切板77により上下に区画し、その上方側を上述したモジュール60を収納するモジュール収納室74とし、下方側をモジュール60を動作させるための補機類を収納する補機収納室73として構成されている。なお、補機収納室73に収納する補機類は省略して示している。
また、仕切板77には、補機収納室73の空気をモジュール収納室74側に流すための空気流通口71が設けられており、モジュール収納室74を構成する外装板76の一部に、モジュール収納室74内の空気を排気するための排気口72が設けられている。
このようなモジュール収納装置70においては、上述したように、集電効率が高く性能が向上したモジュール60をモジュール収納室74に収納して構成されることにより、集電効率が高く性能が向上したモジュール収納装置70とすることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更は可能である。例えば、上記形態ではセルとして燃料電池セルを用いてしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、セルに水蒸気と電流とを付与して水蒸気(水)を電気分解することにより、水素と酸素(O)を生成するセル(電解セル、SOEC)にも適用することができる。この場合は、セルに付与する電流が、リード部から板状部を介してセルに接触する折り曲げ部に効率よく流れ、効率よく外部から電流を入力することができる。
1:セルスタック装置
2:セルスタック
3:セル
4:導電部材
5:端部導電部材
51:板状部
52:折り曲げ部
53:リード部
54:貫通孔
60:モジュール(燃料電池モジュール)
70:モジュール収納装置(燃料電池装置)
A:折り曲げ部が設けられた領域

Claims (6)

  1. 複数の柱状のセルを導電部材を介して立設させた状態で配列し、電気的に接続してなるセルスタックと、
    該セルスタックの前記セルの配列方向における両端にそれぞれ配置された端部導電部材とを具備し、
    該端部導電部材は、
    板状部と、
    該板状部の長手方向に沿った両端にそれぞれ接続され、前記セルの幅方向の中央部に向けて曲がって設けられた複数の折り曲げ部と、
    前記板状部に設けられ、該板状部から前記セルスタックの外側に向けて設けられたリード部とを有し、
    該リード部は、前記板状部における前記折り曲げ部が設けられた領域に設けられており、
    前記リード部は、前記折り曲げ部の延長線上にあることを特徴とするセルスタック装置。
  2. 前記板状部は、貫通孔を有していることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック装置。
  3. 前記板状部は前記貫通孔を複数有し、該貫通孔は前記板状部の長手方向に等間隔で設けられていることを特徴とする請求項に記載のセルスタック装置。
  4. 前記貫通孔は、前記板状部の長手方向に沿った両端側で、かつ前記折り曲げ部に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項に記載のセルスタック装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のセルスタック装置を収納容器内に収納してなることを特徴とするモジュール。
  6. 請求項に記載のモジュールと、該モジュールを動作させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とするモジュール収納装置。
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