JP6626660B2 - セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置 - Google Patents

セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置 Download PDF

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本発明は、セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と酸素含有ガス(空気)とを用いて電力を得ることができるセルの1種である燃料電池セルが複数配列されてなるセルスタックを収納容器内に収納してなるモジュールや、モジュールを外装ケース内に収納してなるモジュール収容装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このセルスタックにおいては、例えば、複数のセル間に導電部材が配置されることによって、セル同士が電気的に直列に接続されていた。
特開2004−228050号公報
しかしながら、セルスタックの製造時又は使用時に、導電部材とセルとの接続信頼性が低下しやすいという問題があった。
それゆえ、本発明は、導電部材とセルとの接続信頼性の低下を抑制したセルスタック、それを備えるモジュールおよびモジュール収容装置を提供することにある。
本発明のセルスタックは、それぞれが対向するように配列された複数個のセルと、前記セル間に配置され、前記セル同士を電気的に接続しており、線状部材を螺旋状に巻回してなる導電部材と、を具備し、前記導電部材は、前記セルに当接する当接部と、前記セル間に位置する非当接部とを有しており、前記当接部は、前記セルと接合材により接合され、
前記非当接部は、前記導電部材により形成される空間の内側に向けて屈曲している屈曲部を有しており、平面視で前記当接部から前記屈曲部の頂点までの前記セルの配列方向に沿った長さをa、前記当接部の端から前記屈曲部の頂点までの前記当接部の長さ方向に沿った長さをbとしたとき、a/b≦1である。
また、本発明のモジュールは、収納容器内に、上記のセルスタックを収納してなることを特徴とする。
さらに、本発明のモジュール収容装置は、外装ケース内に、上記のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とする。
本発明のセルスタックは、導電部材とセルとの接続信頼性の低下を抑制することができる。
また、本発明のモジュールは、導電部材とセルとの接続信頼性の低下を抑制したモジュールとすることができる。
さらに、本発明のモジュール収容装置は、導電部材とセルとの接続信頼性の低下を抑制
したモジュール収容装置とすることができる。
セルの実施形態の一例を示すもので、(a)は横断面図、(b)は側面図である。 本発明の一実施形態であるセルスタックを有するセルスタック装置を示す図で、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す平面図である。 (a)はセルスタック装置の側面の部分拡大図であり、(b)は(a)で示した導電部材の平面図である。 図3に示すセルスタック装置を収納容器に収納してなるモジュールを分解して示す外観斜視図である。 図4に示すモジュールを外装ケースに収納してなるモジュール収容装置を示す斜視図である。
図1〜5を用いて、セル、セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置について説明する。
(セル)
以下において、セルとして固体酸化物形の燃料電池セルの例を用いて説明する。
図1は、セルの実施形態の一例を示すもので、(a)は横断面図、(b)は側面図である。なお、両図面において、セル1の各構成の一部を拡大して示している。
図1に示す例において、セル1は中空平板型で、細長い板状である。図1(b)に示すように、セル1の全体を正面から見た形状は、例えば、長さ方向Lの辺の長さが5〜50cmで、この長さ方向に直交する幅方向Wの長さが1〜10cmの長方形である。このセル1の全体の厚さは1〜5mmである。
図1に示すように、セル1は、一対の対向する平坦面n1、n2をもつ柱状の導電性支持基板2(以下、支持基板2と略す場合がある)の一方の平坦面n1上に内側電極3、固体電解質層4及び外側電極5を順次積層してなる柱状(中空平板状等)からなる。
図1に示す例においては、内側電極3を燃料極とし、外側電極5を空気極として説明する。セル1において、固体電解質層4を介して燃料極3と、空気極5とが対向する部位が発電する部位となる。
また、図1に示す例においては、セル1の他方の平坦面n2上にはインターコネクタ6が設けられている。
以下、セル1を構成する各構成部材について説明する。
支持基板2は、ガスが流れるガス流路2aが内部に設けられており、図1においては6つのガス流路2aが設けられた例を示している。支持基板2としては、燃料ガスを燃料極3まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ6を介して集電するために導電性であることが要求される。支持基板2は、例えば、鉄族金属成分と無機酸化物からなる。例えば、鉄族金属成分はNiおよび/またはNiOであって、無機酸化物は特定の希土類元素酸化物である。
燃料極3は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素酸化物が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称し、部分安定化も含むものとする)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層4は、燃料極3、空気極5間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素酸化物が固溶したZrOから形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
空気極5は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。具体的には、LaSrCoFeO、LaSrMnO、LaSrCoO等を用いることができる。空気極5はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ6は、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)、もしくは、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO系酸化物)が好適に使用される。これらの材料は、導電性を有し、かつ燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触しても還元も酸化もされない。また、インターコネクタ6は支持基板2に形成されたガス流路2aを流通する燃料ガス、および支持基板2の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
(セルスタック)
次に、上述したセルを用いた本発明の一実施形態であるセルスタックについて図2を用いて説明する。
図2は、本発明の一実施形態であるセルスタックを有するセルスタック装置を示す図で、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す平面図である。
セルスタック装置10は、セルスタック18と、マニホールド7とを備える。セルスタック18は、複数個のセル1が配列されてなる。マニホールド7には、複数個のセル1の一端がシール材(不図示)にて固定されているとともに、複数個のセル1に反応ガスを供給する。
また、セルスタック18は、図2(a)に示す例のように、隣接するセル1の間に介在する導電部材9を有している。この導電部材9は、隣接するセル1の間(より詳細には、一方のセル1の燃料極3と他方のセル1の空気極5)を電気的に直列に接続する。
また、図2(b)に示すように、セル1と導電部材9とを接合するために、導電性セラミックス等からなる導電性接合材13が設けられている。導電性セラミックスとしては、空気極5と同様の材料を用いることができ、空気極5と同じ材料とした場合、空気極5と導電性接合材13との接合強度が高くなるため空気極5と同じ材料であることが好ましい。具体的には、LaSrCoFeO、LaSrMnO、LaSrCoO等を用いることができる。
また、図2(a)に示す例のように、複数個のセル1の配列方向における最も外側に位
置するセル1の外側に、端部導電部材8が設けられている。
この端部導電部材8は、セルスタック18の外側に突出する導電部を有している。導電部は、セル1の発電により生じた電気を集電して外部に引き出す機能を有する。
(導電部材)
次に、導電部材9の詳細な構造について図3を用いて説明する。
図3(a)はセルスタック装置の側面の部分拡大図であり、図3(b)は図3(a)で示した導電部材の平面図である。
導電部材9は、耐熱性および導電性を有する必要があり、例えば合金または導電性セラミックスやサーメット等により作製することができる。特には、導電部材9は、高温の酸化雰囲気に曝されることから4〜30%の割合でCrを含有する合金から作製することができ、Fe−Crの合金やNi−Crの合金等により作製できる。
導電部材9を、Crを含有する合金で作製する場合には、合金に含まれるCrがセル1に拡散することを低減するために、Cr拡散抑制層(図示せず)を設けてもよい。Cr拡散抑制層としては、Znの酸化物、あるいはLaおよびSrを含有するペロブスカイト型酸化物を用いることができる。
導電部材9のセル1の長手方向に沿った長さは、セル1における空気極5の長手方向における長さと同じか、それ以上であることが好ましい。この構成により、セル1の発電部で発電された電流を効率よく集電することができる。
図3(b)に示すように、導電部材9は、セル1に当接する当接部9aと、セル1間に位置する非当接部9bとを有しており、非当接部9bは、導電部材9により形成される空間の内側に向けて屈曲している屈曲部9cを有している。
図3(b)に示すように、導電部材9は、平面視で鼓形状となっている。
また、図3に示すように、導電部材9は、平面視で鼓形状が螺旋状に形成されている。
また、導電部材9を形成する線状部材の断面は円形状、楕円形状、矩形状とされており、特に、セル1との当接面積を増加させるためには楕円形状、あるいは矩形状が望ましい。
この導電部材9は、セル1の配列方向及びセル1の長さ方向への弾性を有している。よって、温度変化によるセル1間の距離の変化、およびセル1の長さの変化にも柔軟に追随する。よって、発電、停止に伴う熱サイクルを繰り返してもセル1間の電気的接続を保つことができる。また、同様の理由により、振動などによる断線が起こることもない。
屈曲部9cはセル1の配列方向への弾性を有するとともに、セル1間の距離が短くなった場合には、それに合わせて屈曲部9cが導電部材9の内側に移動することで、例えば、隣り合う導電部材9、又は隣り合うセル1と干渉してショートする可能性を抑制することができる。
ところで、セルスタック18の製造時又は使用時に、温度変化によりセル1間の距離が短くなった場合に、非当接部9bの屈曲部9cが十分に屈曲しないことがあった。その場合、屈曲部9cと接続されている当接部9aの両端で変形が阻害され、当接部9aの中央
部のみがセル1の主面から浮き上がるように変形することになる。その結果、当接部9aの中央部のみが変形することになるので、当接部9aに反りが生じてセル1から剥離する可能性があった。
そこで、平面視で当接部9aから屈曲部9cの頂点までのセル1の配列方向に沿った長さをa、当接部9aの端から屈曲部9cの頂点までの当接部9aの長さ方向に沿った長さをbとしたとき、a/b≦1としている。
この構成により、屈曲部9cがセル1の配列方向に沿って屈曲しやすくなる。従って、屈曲部9cが導電部材9の変形を阻害することを抑制し、当接部9aに反りが生じることを抑制することができる。従って、当接部9aがセル1から剥離することを抑制し、導電部材9とセル1との接続信頼性の低下を抑制することができる。
また、導電部材9においては、a/bの値が0.2以上0.6以下であるとよい。0.2以上である場合には、セル1の配列方向における導電部材9の変形幅が確保される。従って、セル1が変形することによりセル1間の間隔が変化した場合であっても、導電部材9が変形してセル1の変形に柔軟に対応できる。従って、導電部材9とセル1との剥離を抑制できる。0.6以下である場合には、導電部材9がさらに屈曲しやすくなりセル1との剥離を抑制できる。
また、非当接部9bは当接部9aよりも弾性が低くなっているとよい。例えば、非当接部9bを構成する線状部材の断面積が、当接部9aを構成する線状部材の断面積よりも小さい構成である。また、非当接部9bが、当接部9aよりも弾性が低い材料である。これらのような構成によれば、非当接部9bの屈曲部9cはさらに屈曲しやすくなる。
また、当接部9aの長さがセル1の主面の幅方向の長さ以下である場合には、当接部9aがセル1と当接する面は、図3に示すように、平坦であるとよい。この場合には、セル1の変形を導電部材9で吸収しやすくなる。また、当接部9aの一部が当接し、他の部分が当接していないような構成と比べて、セル1からの剥離を抑制することができる。
また、図3に示す例のように、当接部9aの長さをcとしたとき、b/c≦0.7であるとよい。この場合には、屈曲部9cが屈曲した場合であっても屈曲部9cが当接部9aよりも外側にはみ出すことを抑制することができる。従って、例えばセルスタック18を2列配列している場合等に、導電部材9が隣のセルスタック18のセル1又は導電部材9と接触しショートすることを抑制することができる。
また、ショート抑制という観点からすると、図2、3に示す例のように、当接部9aの長さcは、セル1の幅よりも短いとよい。この場合には、当接部9aの両端部がスタック18の外側にはみ出ることを抑制することができる。従って、隣のスタック18とのショートを抑制することができる。
また、図3に示す例のように、2b≦cであるとよい。この場合には、導電部材9が屈曲した場合に、両側の屈曲部9c同士が平面視で重なることを抑制することができる。従って、導電部材9によって形成される内部空間にてセル1の長さ方向に空気等の反応ガスを効率良く流すことができる。従って、発電効率を向上させることができる。
(モジュール)
次に、上述したセルスタック装置10を収納容器21内に収納してなるモジュール20について図4を用いて説明する。
図4に示すモジュール20は、セル1にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器22をセルスタック18の上方に配置している。そして、改質器22で生成された燃料ガスは、ガス流通管23を介してマニホールド7に供給され、マニホールド7を介してセル1の内部に設けられたガス流路(図示せず)に供給される。
なお、図4においては、収納容器21の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置1および改質器22を後方に取り出した状態を示している。
このようなモジュール20においては、導電部材9とセル1との接続信頼性の低下を抑制したセルスタック18を備えるセルスタック装置10を収納してなることから、導電部材9とセル1との接続信頼性の低下を抑制したモジュール20とすることができる。
(モジュール収容装置)
次に、上述したモジュール20と、モジュール20を作動させるための補機(図示せず)とを外装ケースに収納してなるモジュール収容装置25について図5を用いて説明する。
図5に示すモジュール収容装置25は、支柱26と外装板27から構成される外装ケース内を仕切板28により上下に区画し、その上方側を上述したモジュール20を収納するモジュール収納室29とし、下方側をモジュール20を作動させるための補機を収納する補機収納室30として構成されている。なお、補機収納室30に収納する補機を省略して示している。
また、仕切板28には、補機収納室30の空気をモジュール収納室29側に流すための空気流通口31が設けられており、モジュール収納室29を構成する外装板27の一部に、モジュール収納室29内の空気を排気するための排気口32が設けられている。
このようなモジュール収容装置では、導電部材9とセル1との接続信頼性の低下を抑制したセルスタック18を備えるモジュール20を収納してなることから、導電部材9とセル1との接続信頼性の低下を抑制したモジュール収容装置25とすることができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上記実施形態では、「セル」、「セルスタック」、「セルスタック装置」、「モジュール」および「モジュール収容装置」の一例として燃料電池セル、燃料電池セルスタック、燃料電池セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置を示したが、他の例としてはそれぞれ、セルに水蒸気と電圧とを付与して水蒸気(水)を電気分解することにより、水素と酸素(O)を生成する電解セル、電解セルスタック、電解セルスタック装置、電解モジュールおよび電解装置であってもよい。
(サンプルの作製)
上述したセルスタック装置(図2を参照)について、導電部材のa/bの値が異なる複数のサンプルを作製した。具体的には、表1に示すように、7個のサンプル(N=7)を作製した。
セルスタック装置の各サンプルは、25個のセルを含む。各サンプルにて使用したセルの形状は図1、2と同様の板形状とした。セルの長手方向の長さが20cm、セルの幅方
向の長さが26mm、厚みが2mmであった。各セル間に設けられた導電部材の形状は図2及び図3と同様の形状とした。導電部材のセルの長手方向の長さが16cm、セルの幅方向の長さ(c)が23mmであった。
また、導電性接合材はLaSrCoFeOを使用し、導電部材としてはFe−Cr合金を使用した。
(耐久性能試験)
まず、各サンプルについて、1000℃で1000時間の作動を行った後、セルと導電部材とが剥離しているか否かをSEMで観察し、その結果を表1に示した。表1において、◎、○、×はセルと剥離した導電部材の本数がそれぞれ0本、1〜2本、4〜6本であることを意味する。
Figure 0006626660
(耐久性能試験結果)
表1から明らかなように、試料No.7では、剥離した導電部材の本数が多かった。これは、a/bの値が1より大きかったからである。
表1から、試料No.1、5、6では、試料No.7と比較して、剥離した導電部材の本数が少なかった。これは、a/bの値が1以下だったからである。
表1から、試料No.2、3、4では、試料No.1、5、6と比較して、剥離した導電部材の本数が少なかった。これは、a/bの値が0.2以上0.6以下だったからである。
1:セル
9:導電部材
10:セルスタック装置
18:セルスタック
20:モジュール
25:モジュール収容装置

Claims (4)

  1. それぞれが対向するように配列された複数個のセルと、
    前記セル間に配置され、前記セル同士を電気的に接続しており、線状部材を螺旋状に巻回してなる導電部材と、を具備し、
    前記導電部材は、前記セルに当接する当接部と、前記セル間に位置する非当接部とを有しており、
    前記当接部は、前記セルと接合材により接合され、
    前記非当接部は、前記導電部材により形成される空間の内側に向けて屈曲している屈曲部を有しており、
    平面視で前記当接部から前記屈曲部の頂点までの前記セルの配列方向に沿った長さをa、前記当接部の端から前記屈曲部の頂点までの前記当接部の長さ方向に沿った長さをbとしたとき、a/b≦1である
    セルスタック。
  2. 前記当接部の長さをcとしたとき、b/c≦0.7である
    請求項1に記載のセルスタック。
  3. 収納容器内に、請求項1又は請求項2に記載のセルスタックを収納してなることを特徴とするモジュール。
  4. 外装ケース内に、請求項3に記載のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とするモジュール収容装置。
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