JP5627631B2 - 絞り弁装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、空気調和機の室内熱交換器を構成する第1熱交換器と第2熱交換器との間に設けられて除湿運転時の冷媒を絞る除湿弁などとして用いられる、絞り弁装置に関する。
従来、除湿運転機能を有する空気調和機では、室内熱交換器を第1熱交換器と第2熱交換器とで構成して、これら両熱交換器の間に絞り弁装置としての除湿弁を設けている。そして、通常運転時には、除湿弁を弁開して両熱交換器を一体として機能させる。また、除湿運転時には、除湿弁を弁閉して絞り弁装置として機能させ、上流側(高圧側)の第1熱交換器を凝縮器、下流側(低圧側)の第2熱交換器を蒸発器として機能させている。
この種の除湿弁では、絞り効果を得るために除湿弁の狭い絞り通路を流体としての冷媒が流れるので、噴流によって冷媒流が乱れ、これにより、冷媒噴出音が冷媒から弁ハウジングなどに伝搬して、耳障りな冷媒通過音(即ち、流体通過音、例えば、「シュー」、「ヒュー」などの音)が発生してしまうことがある。そして、例えば、特許文献1には、このような冷媒通過音を低減する技術が適用された絞り弁装置が開示されている。
特許文献1で開示されている絞り弁装置(図中、符号810で示す)を図5に示す。絞り弁装置810は、弁座816及び弁体817が内側に配設された弁ハウジング811を備えている。この弁ハウジング811の外側には、弁体817を開閉駆動する電磁駆動部としての電磁ソレノイド装置830が取り付けられている。
電磁ソレノイド装置830は、弁体817が固定されたプランジャ832を備えている。プランジャ832は、弁ハウジング811に一体形成されたプランジャチューブ部831内をその軸方向に移動可能に設けられており、圧縮コイルばね838によって、図中上方(即ち、弁体817が弁座816から離間する方向)に向けて押す力が加えられている。
また、電磁ソレノイド装置830は、プランジャチューブ部831の外周面に当該プランジャチューブ部831と同心に配設された略円筒形状の電磁コイル部835と、金属などの磁性材料で構成された3つの板部をコの字形状に連ねて形成され、電磁コイル部835をその軸方向に挟んで包持するように配設されたコイルケース部としての外凾836と、をさらに備えている。
そして、電磁ソレノイド装置830は、非通電時には、圧縮コイルばね838のばね力により弁体817を弁座816より引き離した弁開位置へ駆動し、通電時には、圧縮コイルばね838のばね力に抗して弁体817を弁座816に着座させる弁閉位置へ駆動する。
また、絞り弁装置810は、弁体817が弁閉位置にあるときに絞り弁として機能するように構成されている。具体的には、弁体817が、その内側を冷媒が流れるように略円筒状に形成され、弁体817の内側に絞り通路部材823が設けられている。そして、この絞り通路部材823を挟むようにして弁体817の内側に流体流動音低減用フィルター要素821、824が設けられており、これら、流体流動音低減用フィルター要素821、824を設けることによって冷媒通過音など低減していた。
特許第4064762号公報(特開2004−3793号公報)
しかしながら、上述した絞り弁装置810においては、図6に示すように、電磁ソレノイド装置830が備える電磁コイル部835の外周面835aに対向して外凾836の側板部837が配置されているので、この側板部837における外周面835aに最も近接された箇所(符号Aで示す)から側板部837の両端(符号B1、B2で示す)に向かうにしたがって、外周面835aと側板部837の内面837aとの間隔が徐々に連続的に広がることによりホーン形状の空間(符号S1、S2で示す)が形成されている。そのため、流体流動音低減用フィルター要素821、824によって冷媒通過音などを低減した場合において残存する微少な振動などが、弁ハウジング811を介して外凾836に伝搬されると、当該振動による音がホーン形状の空間内に生じて、この音が外周面835aと内面837aとの間で反射され、上記箇所Aから両端B1、B2に向かうにしたがってその振幅が大きくなって(即ち、増幅されて)、冷媒通過音を拡大してしまう恐れがあり、静音性の点で改良の余地があった。
また、このようなフィルターと絞り通路部材(オリフィス)によって冷媒を絞るフィルター方式の絞り弁装置810以外にも、例えば、弁体及び弁座(弁座相当品)間に形成された溝によって冷媒を絞る溝方式の絞り弁装置などにおいても、上述したような電磁ソレノイド装置を備える場合には、同様に、静音性の点で改良の余地があった。
そこで、本発明は、電磁駆動部によって流体通過音が増幅されてしまうことを抑制できる絞り弁装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、流体が流入される入口ポート及び前記流体が流出される出口ポートが設けられた弁ハウジングと、前記弁ハウジング内における前記入口ポートと前記出口ポートとの間に配設された弁座と、前記弁ハウジング内における、前記弁座から離間された弁開位置、及び、前記弁座に着座された弁閉位置に移動可能に設けられた弁体と、前記弁体を前記弁開位置及び前記弁閉位置に移動させる、前記弁ハウジングの外側に取り付けられた電磁駆動部と、前記弁体が前記弁閉位置に移動されているとき、前記入口ポートから流入した前記流体をその流量を絞って前記出口ポートから流出させる絞り手段と、を有する絞り弁装置において、前記電磁駆動部には、略円筒形状の電磁コイル部と、前記電磁コイル部を包持するように配設されたコイルケース部と、が設けられ、前記コイルケース部には、磁性材料で構成された3つ又は4つの板部が設けられ、これらの板部のうち2つの板部が、前記電磁コイル部をその軸方向に挟むように配置され、残りの板部が、前記電磁コイル部の外周面と対向して配置されるとともに前記2つの板部に連接され、前記電磁コイル部の外周面と対向して配置された前記板部には、当該板部と前記電磁コイル部の外周面との間に生じた音を前記コイルケース部の外部に逃すように形成された1又は複数の音放出用貫通孔が設けられ、前記音放出用貫通孔が、帯状に延在されたスリット形状に形成され、前記音放出用貫通孔の長手方向が、前記電磁コイル部の軸方向に平行に設けられていることを特徴とする絞り弁装置である。
請求項に記載された発明は、請求項に記載された発明において、前記電磁コイル部の外周面と対向して配置された前記板部には、前記音放出用貫通孔の長手方向の両端部にまたがるブリッジ部が、前記電磁コイル部の外周面から離れる方向に張り出して当該板部と一体に設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記コイルケースが、1枚の板から形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、コイルケース部が備える3つ又は4つの板部のうち電磁コイル部の外周面と対向して配置された板部に、当該板部と電磁コイル部の外周面との間に生じた音をコイルケース部の外部に逃すように形成された1又は複数の音放出用貫通孔が設けられているので、流体の振動がコイルケース部に伝搬して電磁コイル部の外周面と上記板部との間で音が生じた場合においても、この音が音放出用貫通孔を通り抜けてコイルケース部の外部に逃げていく。そのため、この音が電磁コイル部の外周面と上記板部との間で反射を繰り返すことにより増幅されることを抑制して、静音性を高めることができる。
また、請求項に記載された発明によれば、音放出用貫通孔が、帯状に延在されたスリット状に形成されているので、スリット状という簡易な形状のため製造が容易であり、そのため、安価な構成によって電磁駆動部で生じた音の増幅を抑制して、静音性を高めることができる。
また、請求項に記載された発明によれば、スリット状に形成された音放出用貫通孔の長手方向が、電磁コイル部の軸方向に平行に設けられている。ここで、コイルケース部は、磁性材料で構成されているとともに電磁コイル部をその軸方向に挟んでいることにより、電磁コイル部が生じる磁束の通る磁路としても機能して、この磁束が電磁駆動部の外部に漏れることを抑制するとともに弁体の駆動力となる磁力を高めている。そのため、例えば、スリット状の音放出用貫通孔の長手方向が、軸方向に直交する方向に平行に設けられていると、音放出用貫通孔によって磁路の幅が極端に狭くなってしまい磁路としての機能が担保できない恐れがある。これに対して、請求項3に記載された発明のように、スリット状の音放出用貫通孔の長手方向が、軸方向に平行に設けられていると、スリット状の音放出用貫通孔の両側部分が磁路として確保され、コイルケース部の磁路としての機能を担保することができる。
請求項に記載された発明によれば、電磁コイル部の外周面と対向して配置された板部には、音放出用貫通孔の長手方向の両端部にまたがるブリッジ部が、電磁コイル部の外周面から離れる方向に張り出して当該板部と一体に設けられているので、このブリッジ部についても磁路として確保され、コイルケース部の磁路としての機能をより高い次元で担保することができる。
本発明に係る絞り弁装置の一実施形態である除湿弁の非通電時(弁開状態)の縦断面図である。 図1の除湿弁の通電時(弁閉状態)の縦断面図である。 図1の除湿弁の電磁ソレノイド装置が備える外凾(コイルケース部)における電磁コイル部の外周面と対向された側板部において、(a)は、スリット状の音放出用貫通孔が3つ設けられた構成の正面図であり、(b)は、スリット状の音放出用貫通孔が2つ設けられた構成の正面図であり、(c)は、スリット状の音放出用貫通孔が1つ設けられた構成の正面図であり、(d)は、スリット状の音放出用貫通孔が上板部及び下板部に食い込むように延在して設けられた構成の斜視図であり、(e)は、中央に円状の音放出用貫通孔が1つ設けられた構成の正面図であり、(f)は、円状の音放出用貫通孔が複数設けられた構成の正面図であり、(g)は、スリット状の音放出用貫通孔が3つ設けられ、さらに、各音放出用貫通孔に対応してブリッジ部が設けられた構成の斜視図であり、(h)は、電磁ソレノイド装置が備える外凾(コイルケース部)が互いに連接された4つの板部からなる構成の斜視図である。 図1の除湿弁における作用を説明するための電磁ソレノイド装置の軸方向に直交する方向の断面図である。 従来の絞り弁装置の通電時(弁閉状態)の断面図である。 図5の絞り弁装置における作用を説明するための電磁ソレノイド装置の軸方向に直交する方向の断面図である。
(本発明の実施形態)
次に、本発明の絞り弁装置の一実施形態としての除湿弁を、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本発明に係る絞り弁装置の一実施形態である除湿弁の非通電時の縦断面図である。図2は、図1の除湿弁の通電時の縦断面図である。なお、以下の説明における「上下」の概念は図1の図面における上下に対応するものであり、各部材の相対的な位置関係を示すものであって、重力方向との相関はない。
除湿弁(各図中において符号100で示す)は、本体ケース1及び鍔付き弁座部材2を備えた弁ハウジング10と、弁体3と、電磁駆動部としての電磁ソレノイド装置6と、を有している。
本体ケース1は、ステンレス綱で構成され、略円筒形状に形成されている。この本体ケース1は、弁室1Aを形成する大径部1aと、この大径部1aと互いの軸が一直線上に並ぶようにして配置された小径部1bと、大径部1aと小径部1bとを連結する段差部1cと、段差部1cにおける大径部1a側に向けられた面にろう付けにより固定されたステンレス鋼製のばね受け部1dと、を有している。
大径部1aには、入口ポート11が穿孔されている。この入口ポート11には、一次側継手51が挿入されてろう付けされることにより、該一次側継手51が大径部1aに接続されている。すなわち、一次側継手51は弁室1Aの側部に連通している。
鍔付き弁座部材2は、ステンレス綱で構成され、上記本体ケース1の大径部1aより小径の略円筒形状に形成されている。この鍔付き弁座部材2は、円筒状の筒部2aと、筒部2aの上端側の開口部に設けられた弁座としての弁座部2bと、筒部2aの下端側の開口部の周縁に設けられた鍔部2cと、を有している。
この鍔付き弁座部材2は、本体ケース1の大径部1aの内周面における下方側の開口部寄りの箇所に、鍔部2cの外周縁部が圧入された状態でろう付けにより固定されている。
筒部2aは、その内周面が出口ポート12を画定している。この出口ポート12には、二次側継手52が挿入されてろう付けされることにより、該二次側継手52が鍔付き弁座部材2に接続されている。すなわち、二次側継手52は弁室1Aの軸線L方向端部に連通している。
弁座部2bは、筒部2aの一端側の開口部を内側に絞るようにして該筒部2aより内径が若干小さく形成されている。この弁座部2bは、弁室1Aと出口ポート12との間で円形の弁ポート13を画定している。弁座部2bの内周面には弁室1A側から弁ポート13側まで刻まれた複数又は単一の絞り溝21(図1参照)が形成されている。
弁体3は、薄型(即ち、軸方向の長さの短い)で下方に開口する略カップ形状(有底円筒形状)に形成され、その外周面下部に弁座部2bと嵌合されるテーパ面3a1を有する弁部3aと、この弁部3aより径の小さな円柱状で該弁部3aと互いの軸が一直線上に並ぶようにして一体形成された弁軸3bと、を有している。弁体3は、ステンレス綱で構成されている。
弁体3は、その軸が本体ケース1の軸線L上に配置されるとともに、当該本体ケース1の軸線L方向に移動可能になるようにして、弁室1A内及び小径部1bの内側にまたがって配置されている。
弁体3は、後述の電磁ソレノイド装置6の動作により、軸線L方向(図中上下方向)に移動される。これにより、弁部3aは、弁座部2bより離れて弁室1Aと弁ポート13の連通を確立する弁開位置(図1の位置)と、弁座部2bに着座して弁ポート13を閉じる弁閉位置(図2の位置)と、の間で移動可能になっている。
電磁ソレノイド装置6は、弁体3を前記弁開位置及び前記弁閉位置に移動させる電磁駆動部として機能するように構成されている。電磁ソレノイド装置6は、本体ケース1の小径部1bの内外にその構成部材が配置されている。
電磁ソレノイド装置6は、プランジャ61と、プランジャばね(弁開ばね)62と、ふた部材63と、磁気ガイド部64と、電磁コイル部65と、コイルケース部としての外凾70と、を有している。
プランジャ61は、磁性材料で構成され、外径が小径部1bの内径と略同一のカップ形状(有底円筒形状)に形成されており、プランジャチューブを構成する小径部1b内に軸線L方向に移動可能に嵌合して設けられている。プランジャ61の底壁61aには、底壁貫通孔61bが設けられており、この底壁貫通孔61bに上述した弁体3の弁軸3bの上端がかしめられて固定されている。これにより、プランジャ61の移動により、弁体3も軸線L方向に移動する。
プランジャばね62は、プランジャ61と上述したばね受け部材1dとの間に配設された圧縮コイルばねで構成されている。プランジャばね62は、プランジャ61に対して上方(即ち、弁体3が弁座部2bから離れる方向)に押す力を加えている。
ふた部材63は、円板状に形成されており、小径部1bの上端開口部に溶接によって気密に固定されている。
磁気ガイド部64は、例えば鉄などの磁性材料で構成され、内径が小径部1bの外径と同一の円筒形状に形成されている。磁気ガイド部64は、小径部1bの外周面における上方側寄りの箇所に該外周面に密着固定して配置されている。磁気ガイド部64は、その上端64aがふた部材63より上方になるように配置されている。
電磁コイル部65は、両端にフランジが設けられた円筒形状のコイルボビン(図示なし)と、コイルボビンの外周面に巻回された被覆導線65aと、コイルボビン及び被覆導線65aを覆うようにして外形が略円筒形状となるように形成された樹脂モールド65bと、を有している。電磁コイル部65は、小径部1b及び磁気ガイド部64の外周面に密着固定して配置されている。
外凾70は、例えば鉄などの磁性材料からなる略矩形状の平板をコの字状に折り曲げて形成されている。外凾70におけるコの字状の内側には、電磁コイル部65がその軸方向に挟まれるようにして包持されている。具体的には、外凾70は、磁性材料で構成された3つの板部である上板部71、下板部72及び側板部73が設けられ、これら3つの板部のうち2つの板部である上板部71及び下板部72が、電磁コイル部65をその軸方向から挟みこむように配置され、残りの1つの板部である側板部73が、電磁コイル部65の外周面66と対向して配置されるとともに上板部71及び下板部72に連接されている。下板部72には、小径部1bの外径と略同一径の下板部貫通孔72aが設けられている。
外凾70は、下板部貫通孔72aに小径部1bが挿通されるとともに、上板部71における下面71aに上記磁気ガイド部64の上端64aが接して配置され、固定金具15によって本体ケース1に固定されている。これにより、電磁コイル部65が、その軸方向に挟まれるようにして外凾70の内側に包持される。このとき、電磁コイル部65の外周面66と、外凾70の側板部73と、が対向して配置される。
外凾70の側板部73は、図3(a)に示すように、平面視矩形板状に形成された側板部本体73aを有しており、この側板部本体73aには、それを貫通して形成された上下方向(即ち、電磁コイル部65の軸方向)に直線帯状に延在する3本のスリット状の音放出用貫通孔73bが設けられている。
この側板部73は、図4に示すように、電磁コイル部65の外周面66に対向して配置されており、この側板部73における外周面66に最も近接された箇所(符号αで示す)から側板部73の両端(符号β1、β2で示す)に向かうにしたがって、外周面66と側板部73の内面74との間隔が徐々に連続的に広がることによりホーン形状の空間(符号σ1、σ2で示す)が形成されている。また、これら空間σ1、σ2は、音放出用貫通孔73bによって、外凾70の外部と連通されている。
次に上述した除湿弁100における、本発明に係る動作(作用)について説明する。
上述した除湿弁100は、図1に示すように、電磁ソレノイド装置6の非通電時には、プランジャばね62のばね力により、弁部3a(弁体3)が弁座部2bより引き離された前記弁開位置になる。また、図2に示すように、電磁ソレノイド装置6の通電時には、プランジャばね62のばね力に抗してプランジャ61が外凾70の下板部72側に磁気力により移動されて弁部3a(弁体3)が弁座部2bに着座された前記弁閉位置になる。
弁部3aが弁閉位置になると、弁座部2bの絞り溝21により弁室1Aと出口ポート12とが連通され、一次側継手51からの流体としての冷媒は、絞り溝21のみを通過したのち膨張して、二次側継手52に流れる。これにより、除湿運転時の絞り効果が得られ、つまり、弁部3a(弁体3)及び弁座部2bによって、絞り手段が構成されている。そして、このとき、冷媒が、一次側継手51から弁室1Aに流れ込み、絞り溝21を通過したのち二次側継手52に流れることにより、冷媒通過音が発生する。この冷媒通過音による振動が、本体ケース1から固定金具15などを経由して電磁ソレノイド装置6の外凾70に伝搬する。
そして、外凾70に伝搬した振動によって、ホーン形状の空間σ1、σ2内に音が生じ、この音が電磁コイル部65の外周面66と側板部73の内面74との間で反射されつつ上記箇所αから両端β1、β2に向かって進むが、側板部73に設けられた音放出用貫通孔73bに至ると当該音放出用貫通孔73bを通り抜けて空間σ1、σ2から外へ逃げていく。これにより、音の増幅を抑制することができる。
本実施形態の除湿弁100は、冷媒が流入される入口ポート11及び冷媒が流出される出口ポート12が設けられた弁ハウジング10と、弁ハウジング10内における入口ポート11と出口ポート12との間に配設された弁座部2bと、弁ハウジング10内における、弁座部2bから離間された弁開位置、及び、弁座部2bに着座された弁閉位置に移動可能に設けられた弁体3と、弁体3を弁開位置及び弁閉位置に移動させる、弁ハウジング10の外側に取り付けられた電磁ソレノイド装置6と、を有し、弁体3が弁閉位置に移動されているとき、入口ポート11から流入した冷媒をその流量を絞って出口ポート12から流出させるように弁座部2b及び弁体3(即ち、絞り手段)が構成されている。そして、電磁ソレノイド装置6には、略円筒形状の電磁コイル部65と、電磁コイル部65を包持するように配設された外凾70と、が設けられ、外凾70には、磁性材料で構成された3つの板部である上板部71、下板部72及び側板部73が設けられ、これら3つの板部のうち2つの板部である上板部71及び下板部72が、電磁コイル部65をその軸方向に挟むように配置され、残りの1つの板部である側板部73が、電磁コイル部65の外周面66と対向して配置されるとともに上板部71及び下板部72に連接され、電磁コイル部65の外周面66と対向して配置された側板部73には、当該側板部73と電磁コイル部65の外周面66との間に生じた音を外凾70の外部に逃すように形成された3つの音放出用貫通孔73bが設けられている。
また、音放出用貫通孔73bが、帯状に延在されたスリット状に形成されている。
また、音放出用貫通孔73bの長手方向が、電磁コイル部65の軸方向に平行に設けられている。
本実施形態によれば、外凾70が備える3つの板部のうち電磁コイル部65の外周面66と対向して配置された側板部73には、当該側板部73と電磁コイル部65の外周面66との間に生じた音を外凾70の外部に逃すように形成された複数の音放出用貫通孔73bが設けられているので、冷媒の振動が外凾70に伝搬して電磁コイル部65の外周面66と側板部73との間で音が生じた場合においても、この音が音放出用貫通孔73bを通り抜けて外凾70の外部に逃げていく。そのため、この音が電磁コイル部65の外周面66と側板部73との間で反射を繰り返すことにより増幅されることを抑制して、静音性を高めることができる。
また、音放出用貫通孔73bが、帯状に延在されたスリット状に形成されているので、スリット状という簡易な形状のため製造が容易であり、そのため、安価な構成により電磁ソレノイド装置6で生じた音の増幅を抑制して、静音性を高めることができる。
また、スリット状に形成された音放出用貫通孔73bの長手方向が、電磁コイル部65の軸方向に平行に設けられている。ここで、外凾70は、磁性材料で構成されているとともに電磁コイル部65をその軸方向に挟んでいることにより、電磁コイル部65が生じる磁束の通る磁路としても機能して、この磁束が電磁ソレノイド装置6の外部に漏れることを抑制するとともに弁体3の駆動力となる磁力を高めている。そのため、例えば、スリット状の音放出用貫通孔73bの長手方向が、軸方向に直交する方向に平行に設けられていると、音放出用貫通孔73bによって磁路の幅が極端に狭くなってしまい磁路としての機能が担保できない恐れがある。これに対して、本実施形態のように、スリット状の音放出用貫通孔73bの長手方向が、電磁コイル部65の軸方向に平行に設けられていると、音放出用貫通孔73bの両側部分が磁路として確保され、外凾70の磁路としての機能を担保することができる。
上述した実施形態では、外凾70の側板部73の音放出用貫通孔73bとして、図3(a)に示すように、電磁コイル部65の軸方向(上下方向)に直線帯状に延在する3本のスリット状に形成されたものであったが、これに限定されるものではない。
このような形状以外にも、音放出用貫通孔73bは、例えば、図3(b)、(c)に示すように、上下方向に直線帯状に延在する2本又は1本のスリット状に形成されていてもよい。または、図3(d)に示すように、音放出用貫通孔73bは、側板部73からさらに上下方向に延びて上板部71及び下板部72bに食い込むように延在するスリット状に形成されていてもよい。このような形状としても、上述した実施形態で採用した図3(a)に示す形状と同様の効果を奏することができる。または、図示はしていないが、上下方向以外に帯状に延在するスリット状に形成されていてもよい。また、直線帯状のスリット形状に限らず、曲線帯状(例えば、円弧、S字状、複数の直線を連ねた形状など)のスリット状などであってもよい。
または、音放出用貫通孔73bは、例えば、図3(e)、(f)に示すように、1又は複数の平面視円状に形成されていてもよい。音放出用貫通孔73bを、このような円状に形成した場合、円状という簡易な形状のため製造が容易であり、そのため、安価な構成によって電磁ソレノイド装置6で生じた音の増幅を抑制して、静音性を高めることができる。また、音放出用貫通孔73bは、スリット形状、円状以外の形状でもよく、本発明の目的に反しない限り、その形状のその数は任意である。
また、上述した実施形態では、外凾70の側板部73に音放出用貫通孔73bのみが設けられた構成であったが、これ以外にも、外凾70の側板部73は、図3(g)に示すように、側板部本体73aを貫通して形成された上下方向に直線帯状に延在するスリット状の音放出用貫通孔73b(図においては3本)が設けられ、さらに、音放出用貫通孔73bに対応してその両端部にまたがるブリッジ部73cが、電磁コイル部65の外周面66から離れる方向に張り出して側板部本体73aと一体に設けられていてもよい。
このようなブリッジ部73cを設けることにより、このブリッジ部73cについても磁路として機能させることができ、外凾70の磁路としての機能をより高い次元で担保することができる。
また、上述した実施形態では、外凾70に、3つの板部である上板部71、下板部72及び側板部73が設けられたものであったが、これに限定されるものではない。
例えば、図3(h)に示すように、外凾70には、磁性材料で構成された4つの板部である上板部71、下板部72、側板部73及び他の側板部75が設けられ、これら4つの板部のうち2つの板部である上板部71及び下板部72が、電磁コイル部65をその軸方向から挟み込むように配置され、残りの板部である側板部73及び他の側板部75が、電磁コイル部65の外周面66と対向して配置されるとともにそれぞれが上板部71及び下板部72に連接されているものであってもよい。つまり、外凾70には、磁性材料で構成された3つ又は4つの板部が設けられ、これら複数の板部のうち2つの板部が、電磁コイル部65をその軸方向に挟むように配置され、残りの板部が、前記電磁コイル部の外周面と対向して配置されるとともに前記2つの板部に連接されたものであってもよい。
そして、図3(h)においては、側板部73及び他の側板部75が、電磁コイル部65を間に挟んで互いに対向して配置されている。側板部73には、スリット状の音放出用貫通孔73bが設けられており、他の側板部75にも、同様に、スリット状の音放出用貫通孔75bが設けられている。このような構成としても、上述した実施形態の構成と同様の効果を奏することができる。図3(h)において、側板部73及び他の側板部75は、例えば、図3(a)〜(f)に示された構成や、これら以外の形状及び個数の音放出用貫通孔73b、75bが設けられた構成でもよく、又は、図3(g)のようにブリッジ部が設けられた構成でもよく、本発明の目的に反しない限り、側板部73及び他の側板部75の構成は任意である。
また、上述した実施形態では、弁閉時に冷媒を絞る絞り溝21は弁座部2b側に形成しているが、この絞り溝は弁部3a側に形成してもよい。
また、上述した実施形態では、弁体及び弁座(弁座相当品)間に形成された溝によって冷媒を絞る溝方式の絞り弁装置に本発明を適用した構成について説明するものであったが、これに限定されるものではなく、図5に示すようなフィルターと絞り通路部材(オリフィス)によって冷媒を絞るフィルター方式の絞り弁装置810に本発明を適用してもよい。
また、上述した実施形態では、除湿弁100における弁ハウジング10や弁体3などの主な構成部材が、ステンレス綱で構成されていたが、これに限定されるものではなく、本発明の目的に反しない限り、除湿弁100の構成部材の材料は任意である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
(本発明の効果の検証)
本発明者らは、以下の実施例1〜3及び比較例1、2に示す除湿弁を作製して、これら除湿弁を用いて、本発明の効果について検証を行った。
(実施例1)
上述した実施形態に示した除湿弁100を作製した。この除湿弁100においては、電磁ソレノイド装置6の外凾70の側板部73に、図3(a)に示す電磁コイル部65の軸方向(上下方向)に帯状に延在する3本のスリット形状に形成された音放出用貫通孔73bが設けられている。この音放出用貫通孔73bの空間率(開口面積率ともいう)Vが14.6%に設定されている。この空間率Vは、音放出用貫通孔73bの合計面積をS1、側板部73の内面74の面積(但し、音放出用貫通孔73bが設けられた箇所についても当該面積に含む)をS2としたとき、V=(S1/S2)×100[%]で算出される。
(実施例2)
実施例1の除湿弁100において、3本のスリット形状の音放出用貫通孔73bに代えて、図3(b)に示す電磁コイル部65の軸方向(上下方向)に帯状に延在する2本のスリット形状に形成された音放出用貫通孔73bが設けられていること以外は、実施例1と同一の構成の除湿弁を作製した。この実施例2の除湿弁における空間率Vは14.4%に設定されている。
(実施例3)
実施例1の除湿弁100において、3本のスリット形状の音放出用貫通孔73bに代えて、図3(c)に示す電磁コイル部65の軸方向(上下方向)に帯状に延在する1本のスリット形状に形成された音放出用貫通孔73bが設けられていること以外は、実施例1と同一の構成の除湿弁を作製した。この実施例3の除湿弁における空間率Vは7.2%に設定されている。
(比較例1)
実施例1の除湿弁100において、側板部73が、音放出用貫通孔73bの設けられていない平板形状に構成されていること以外は、実施例1と同一の構成の除湿弁を作製した。この比較例1の除湿弁における空間率Vは0%である。
(比較例2)
実施例1の除湿弁100において、側板部73の内面74に、各音放出用貫通孔73bを塞ぐようにしてアルミニウムテープ(厚さ0.05mm)を貼付した以外は、実施例1と同一の構成の除湿弁を作製した。この比較例2の除湿弁における空間率Vは、実施例1と同じく14.6%であるが、各音放出用貫通孔73bの内面側開口がアルミニウムテープで塞がれているので、実質的には0%とみなすことができる。
(検証)
実施例1〜3及び比較例1、2の除湿弁を室内調和機に組み込み、これら除湿弁を弁閉して絞り弁として機能させたときの当該除湿弁付近の騒音レベルを測定した。そして、比較例1における騒音レベルを基準としたときの各実施例1〜3及び比較例2の騒音レベルを表1に示す。
Figure 0005627631
比較例1の騒音レベルを0dBとしたとき、実施例1の騒音レベルは「−3dB」、実施例2の騒音レベルは「−2.5dB」、実施例3の騒音レベルは「−2dB」、比較例2の騒音レベルは「0dB」となった。このことから、音放出用貫通孔73bのない比較例1の除湿弁に比較して、音放出用貫通孔73bが設けられた実施例1〜3の除湿弁の方が、騒音レベルが低下していることが確認できた。また、実施例1〜3においても、空間率Vが大きいほど騒音レベルが低下する傾向があることが確認できた。そして、比較例2は、実質的に空間率Vが0%となるため、比較例1の騒音レベルと変わらないことが確認できた。
このような音が低減されるメカニズムとして、(1)音放出用貫通孔73bを設けることにより、外凾70の共振周波数が変化すること、(2)音放出用貫通孔73bを設けることにより、この音放出用貫通孔73bから電磁コイル部65の外周面66と側板部73の内面74との間で反響された音が外凾70の外部に逃げていくこと、の2つが主に考えられる。
そして、比較例2の構成は、実施例1の除湿弁において単に音放出用貫通孔73bを薄いアルミニウムテープで塞いだだけの構成であるため、実施例1とほぼ同一の共振周波数でかつ音が逃げる貫通孔のない構成となっており、このような構成の比較例2において、音放出用貫通孔73bを設けない構成の比較例1と同一の結果が得られている。このことから、音の低減には、上記(2)が大きく寄与しているものと考えられる。
したがって、上記実施例1〜3及び比較例1、2を用いた検証の結果によって、本発明による効果が確認された。
1 本体ケース
1A 弁室
10 弁ハウジング
11 入口ポート
12 出口ポート
13 弁ポート
2 弁座部材
2b 弁座部(弁座、絞り手段)
3 弁体(弁体、絞り手段)
6 電磁ソレノイド装置(電磁駆動部)
61 プランジャ
65 電磁コイル部
66 電磁コイル部の外周面
70 外凾(コイルケース部)
71 上板部
72 下板部
73 側板部(電磁コイル部の外周面と対向して配置された1つの板部)
73b 音放出用貫通孔
73c ブリッジ部
100 除湿弁(絞り弁装置)
L 軸線L

Claims (3)

  1. 流体が流入される入口ポート及び前記流体が流出される出口ポートが設けられた弁ハウジングと、前記弁ハウジング内における前記入口ポートと前記出口ポートとの間に配設された弁座と、前記弁ハウジング内における、前記弁座から離間された弁開位置、及び、前記弁座に着座された弁閉位置に移動可能に設けられた弁体と、前記弁体を前記弁開位置及び前記弁閉位置に移動させる、前記弁ハウジングの外側に取り付けられた電磁駆動部と、前記弁体が前記弁閉位置に移動されているとき、前記入口ポートから流入した前記流体をその流量を絞って前記出口ポートから流出させる絞り手段と、を有する絞り弁装置において、
    前記電磁駆動部には、略円筒形状の電磁コイル部と、前記電磁コイル部を包持するように配設されたコイルケース部と、が設けられ、
    前記コイルケース部には、磁性材料で構成された3つ又は4つの板部が設けられ、これらの板部のうち2つの板部が、前記電磁コイル部をその軸方向に挟むように配置され、残りの板部が、前記電磁コイル部の外周面と対向して配置されるとともに前記2つの板部に連接され、
    前記電磁コイル部の外周面と対向して配置された前記板部には、当該板部と前記電磁コイル部の外周面との間に生じた音を前記コイルケース部の外部に逃すように形成された1又は複数の音放出用貫通孔が設けられ
    前記音放出用貫通孔が、帯状に延在されたスリット形状に形成され、
    前記音放出用貫通孔の長手方向が、前記電磁コイル部の軸方向に平行に設けられている
    ことを特徴とする絞り弁装置。
  2. 前記電磁コイル部の外周面と対向して配置された前記板部には、前記音放出用貫通孔の長手方向の両端部にまたがるブリッジ部が、前記電磁コイル部の外周面から離れる方向に張り出して当該板部と一体に設けられていることを特徴とする請求項に記載の絞り弁装置。
  3. 前記コイルケースが、1枚の板から形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絞り弁装置。
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