JP2015055281A - ソレノイドバルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】プレートの組み付け忘れを確実に防止できるソレノイドバルブを提供する。
【解決手段】固定部材12と、固定部材12に対して接近離反可能な可動部材13と、可動部材13を固定部材12に接近させる方向に駆動する電磁コイルと、固定部材12と可動部材13農地の一方に設けられた穴に挿入され、固定部材12と可動部材13とを離反する方向に付勢するバネ16と、固定部材12と可動部材13との間に配されるプレート部材17とを有するソレノイドバルブ1であって、プレート部材17は、固定部材12の端面12a及び可動部材13の端面13aに当接可能な平板部17aと、平板部17の内径端から軸方向に延び、穴13bに取り付けられる固定部17bとを有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】固定部材12と、固定部材12に対して接近離反可能な可動部材13と、可動部材13を固定部材12に接近させる方向に駆動する電磁コイルと、固定部材12と可動部材13農地の一方に設けられた穴に挿入され、固定部材12と可動部材13とを離反する方向に付勢するバネ16と、固定部材12と可動部材13との間に配されるプレート部材17とを有するソレノイドバルブ1であって、プレート部材17は、固定部材12の端面12a及び可動部材13の端面13aに当接可能な平板部17aと、平板部17の内径端から軸方向に延び、穴13bに取り付けられる固定部17bとを有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ソレノイドバルブに関する。
ソレノイドバルブは、電磁コイルへの通電によって固定部材(固定鉄心)が励磁されて、可動部材(可動鉄心)が移動して吸着されることを利用して、可動部材に設けられた弁によって流体通路を開閉するものである。ソレノイドバルブは、例えば、自動車のABSアクチュエータ等に組み込まれて、油(ブレーキ液)の通路の切り替えに用いられる。可動部材は、固定部材に向けて移動可能な隙間を空けて配置される。固定部材と可動部材との間には、電磁コイルへの通電が遮断された際に両部材を離反させるバネが配置される。
例えば特許文献1に示されているソレノイドバルブ(電磁弁)では、電磁コイルへの通電が遮断された際に、固定部材(コアステータ)と可動部材(プランジャ)との吸着を防止して、可動部材を固定部材から速やかに離反するために、固定部材と可動部材との間にプレート(非磁性体プレート)が介装される。この非磁性体プレートには、非磁性体プレートの外周と内周とを連通する連通路が設けられている。
ところで、ソレノイドバルブを組み立てる際に、上記のプレートを、固定部材と可動部材(プランジャ)との間に配置する必要がある。しかし、プレートは、小さい部材であるため、組立作業が煩雑となり、組立途中での脱落等により、プレートが介装されない状態で組み立てられるおそれがある。
上記の事情に鑑みて、本発明が解決すべき技術的課題は、プレートの組み付け忘れを確実に防止できるソレノイドバルブを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のソレノイドバルブは、固定部材と、前記固定部材に対して接近離反可能な可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に接近させる方向に駆動する電磁コイルと、前記固定部材と前記可動部材のうちの少なくとも一方に設けられた穴に挿入され、前記固定部材と前記可動部材とを離反する方向に付勢するバネと、前記固定部材と前記可動部材との間に配されるプレート部材とを有するソレノイドバルブであって、前記プレート部材は、前記固定部材の端面及び前記可動部材の端面に当接可能な平板部と、前記平板部の内径端から軸方向に延び、前記穴に取り付けられる固定部とを有するものである。
このように、プレート部材に固定部を設け、固定部材又は可動部材に設けられた穴にプレート部材の固定部を取り付けることで、プレート部材を固定部材又は可動部材と一体化することができる。これにより、ソレノイドバルブの組立時には、プレート部材と固定部材又は可動部材とを一体的に取り扱うことができるため、組立作業が容易化されると共に、プレート部材の組み付け忘れを確実に防止できる。
例えば、平板部が、円周方向に離隔して設けられた複数の半径方向延在部を有する構成とすれば、固定部材と可動部材とで平板部が挟持されたときに、複数の半径方向延在部の間に油の流路が形成される。この流路に油を流入させることにより、可動部材と固定部材との張り付きを防止し、可動部材を固定部材から速やかに離反させることができる。
上記のソレノイドバルブにおいて、固定部材及び可動部材を前記平板部に当接させた状態で、複数の半径方向延在部の円周方向間に設けられた流路を、プレート部材の固定部の内周の空間と連通すれば、可動部材を固定部材から離反させる際に、固定部の内周、すなわち固定部が取り付けられる穴の内部の空間に油を積極的に流入させることができる。これにより、穴の内部の空間が負圧となることを防止して、気泡の発生を抑えることができる。また、上記のように固定部材の穴の内部への油の流れが生じることで、可動部材と固定部材との張り付き防止効果を高めることができる。
上記のプレート部材は、例えば、前記平板部が、前記複数の半径方向延在部の外径端を連結する環状部を備え、前記固定部が、前記複数の半径方向延在部のそれぞれの内径端から軸方向に延びる複数の軸方向延在部で構成されたものとすることができる。この場合、複数の半径方向延在部の間に形成される流路は、固定部(軸方向延在部)により遮られることなく、固定部の内周の空間と連通する。
また、上記のプレート部材は、前記固定部が円筒状に形成され、前記固定部の軸方向一方の端部から外径側に突出して前記複数の半径方向延在部が設けられ、前記固定部の軸方向一方の端部のうち、前記半径方向延在部の円周方向間領域に切り欠きを設けたものとすることができる。この場合、複数の半径方向延在部の間に形成される流路は、固定部に設けられた切り欠きを介して、固定部の内周の空間と連通する。
上記のプレート部材は、例えば、金属板をプレス加工することにより一体成形することができる。この場合、軸方向に延びる固定部が円周方向に連続した形状(例えば円筒状)であると、金属板からの変形量が大きくなるため、固定部にワレが発生するおそれがある。従って、固定部は、円周方向に離隔した複数の部材(例えば上記の軸方向延在部)で構成することが好ましい。
以上のように、本発明によれば、固定部材又は可動部材とプレート部材とを一体化することで、プレートの組み付け忘れを確実に防止できる。
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。
本発明に係るソレノイドバルブ1は、ABSアクチュエータのアウトレットバルブとして機能する。ABSアクチュエータは、インレットバルブ(図示せず)とアウトレットバルブとから構成され、ブレーキペダルとブレーキ部との間に設けられて、ブレーキペダルの踏み込みによる油(ブレーキ液)圧の伝達を制御する。図1に示すように、ソレノイドバルブ1は、油の通路を切り替える駆動部10と、油の通路を形成する通路部20とを有する。
ソレノイドバルブ1の駆動部10は、円筒形のガイド部材11に固定される固定部材12と、ガイド部材11内を移動可能な可動部材としてのプランジャ13と、通電によって磁気を発生させる電磁コイル14とが設けられる。なお、本実施形態では、プランジャ13の移動方向(軸方向)が上下方向である場合を示すが、ソレノイドバルブ1の使用態様はこれに限らず、例えばプランジャ13の移動方向が水平方向であってもよい。
固定部材12は、磁性体、例えば鉄系の金属材料からなり、下端に平坦な端面12aを有する。固定部材12は、ガイド部材11の内周面の上端に固定される。
プランジャ13は、ガイド部材11の内周に設けられ、軸方向に移動可能とされる。プランジャ13は、磁性体、例えば鉄系の金属材料からなる。プランジャ13の上端には平坦な端面13aが設けられ、端面13aの中心に穴13bが設けられる。プランジャ13の外周面には、ガイド部材11の内周面と摺動する円筒面13cと、軸方向に沿って形成される切り欠き13dとが形成される。本実施形態では、図4に示すように、プランジャ13の外周面に、円周方向等間隔に複数(図示例では3本)の切り欠き13dが形成される。この切り欠き13dと、ガイド部材11の内周面とによって、油が流通する軸方向流路18が形成される。プランジャ13の下端側にはボール15が取り付けられる。プランジャ13のうち、少なくとも端面13aは切削加工で仕上げておくことが好ましい。
固定部材12とプランジャ13との軸方向間には、プランジャ13を下方に付勢するバネ16が配される。図示例では、バネ16の上端が固定部材12の端面12aに当接し、バネ16の下端がプランジャ13の穴13bに挿入される。
固定部材12とプランジャ13との軸方向間には、プレート部材17が配される。プレート部材17は、図2に示すように、平板部17aと、平板部17aの内径端から軸方向に延びる固定部17bとを備える。プレート部材17は、磁性体あるいは非磁性体で形成され、例えばステンレス鋼で形成される。
平板部17aは、環状部17cと、環状部17cから内径側に突出して形成され、円周方向に離隔して設けられた複数の半径方向延在部17dとからなる。図示例では、半径方向延在部17dが、円周方向等間隔の6か所に設けられる。平板部17aは、固定部材12の端面12a及びプランジャ13の端面13aの双方と当接可能とされる。図示例では、プレート部材17がプランジャ13の端面13aに取り付けられ、平板部17aの下面がプランジャ13の端面13aと当接している(図1参照)。
固定部17bは、複数の半径方向延在部17dのそれぞれの内径端から下方に延びる複数の軸方向延在部17eを備える。各軸方向延在部17eは、円筒面状に湾曲し、同一円筒面上に配される。各軸方向延在部17eの下端には、内径側に傾斜した傾斜部17fが設けられる。固定部17bは、プランジャ13の穴13bに取り付けられる。具体的には、例えば複数の軸方向延在部17eの外径寸法を、穴13bの内径寸法よりも若干大きくし、複数の軸方向延在部17eを縮径方向に弾性変形させながら、プランジャ13の穴13bに圧入することで、プレート部材17がプランジャ13に取り付けられる。こうして、プランジャ13とプレート部材17とを一体化することで、プレート部材17の組み付けが容易化され、作業性が向上すると共に、プレート部材17の組み付け忘れを防止できる。なお、プレート部材17とプランジャ13とは、ソレノイドバルブ1に組み付けられるまで一体化されていればよく、組み付け後に分離されても問題ない。すなわち、プレート部材17とプランジャ13との固定力は、輸送時や組立時にプレート部材17とプランジャ13とを一体化できる程度でよい。
プレート部材17は、プランジャ13に取り付けられた状態で、プランジャ13の外周面の切り欠き13dで形成される軸方向流路18を塞がないように設計される。具体的には、図4(b)に示すように、プレート部材17の環状部17cの内径端が、軸方向流路18の内径端よりも外径側に配され、且つ、プレート部材17の半径方向延在部17dの円周方向幅が、軸方向流路18の円周方向幅よりも小さい。これにより、軸方向流路18と、プレート部材17の複数の半径方向延在部17dの円周方向間に形成される半径方向流路19とが、常に連通した状態となる(図6参照)。さらに、半径方向流路19は、固定部17bの内周の空間、すなわちプランジャ13の穴13bの内部の空間と連通している。従って、軸方向流路18と、半径方向流路19と、穴13bの内部の空間とは、常に連通した状態となる。
プレート部材17は、一枚の金属板にプレス加工を施すことで一体成形される。本実施形態では、まず、厚さ約0.1mmのステンレス鋼板に切断加工を施すことで、図3に示すようなプレート部材原形17’を形成する。プレート部材原形17’は、プレート部材17の環状部17cと同形状の環状部17c’と、環状部17c’から内径に突出した複数の突出部17d’を備える。このプレート部材原形17’に、プレス成形を一又は複数回施すことにより、突出部17d’の内径端を折り曲げて、図2に示すプレート部材17を成形する。このとき、複数の突出部17d’が軸方向に離隔して設けられることで、各突出部17d’の円周方向幅が小さくなるため、平板状の突出部17d’から円筒面状の軸方向延在部17e及び傾斜部17fを成形する際の変形量を抑えることができ、ワレ等の成形不良を防止できる。
通路部20は、図1に示すように、ハウジング21と弁部材22とを備える。ハウジング21の側部には、ブレーキペダル側と連通した流入口21aと、ブレーキ部が輪と連通した流出口21bとが形成される。ハウジング21の下端には、弁部材22を介して油が流出可能な分岐排出口21cが形成される。弁部材22は、ハウジング21の内部に組み付けられる。弁部材22は、テーパ形状の弁座22aと、弁座22aから下方に延びる連通路22bとが形成される。
ソレノイドバルブ1の内部空間は、油で満たされる。具体的には、ハウジング21と弁部材22との間の空間、軸方向流路18、固定部材12とプランジャ13との間の隙間、プランジャ13の穴13bの内部空間が油で満たされる。
電磁コイル14に通電しない状態では、バネ16でプランジャ13が下方に付勢され、弁座22aにボール15が押し付けられて連通路22bが閉じる(図1参照)。このとき、固定部材12の端面12aとプランジャ13の端面13aとの間に軸方向の隙間が形成される、なお、図示例では、固定部材12とプランジャ13との間の隙間を誇張して示しているが、実際は、プレート部材17の固定部17bの軸方向寸法よりも小さい。
一方、電磁コイル14に通電すると、プランジャ13が上昇し、弁座22aからボール15が離反して連通路22bが開き、連通路22b及び分岐排出口21cを介した油の流通が可能となる(図5参照)。このとき、プレート部材17の平板部17aが、固定部材12の端面12aとプランジャ13の端面13aとで挟持される(図6参照)。
その後、再び電磁コイル14への通電を停止すると、プランジャ13がバネ16の付勢力で下方に動こうとする。このとき、固定部材12の端面12aとプランジャ13の端面13aとの間の隙間はほぼ0となっているため、プランジャ13の降下が阻害されるおそれがある。本実施形態では、図6に示すように、軸方向流路18が、固定部材12の端面12aとプランジャ13の端面13aとの間に形成される半径方向流路19と連通しているため、軸方向流路18に満たされた油が半径方向流路19に流入することで、プランジャ13を速やかに固定部材12から離反させることができる。特に、ABSに組み込まれるソレノイドバルブ1のように、短時間に開閉が繰り返される場合、上記のようにプランジャ13の速やかな移動が有効となる。
また、図6に示す状態からプランジャ13が下方に移動しようとすると、プランジャ13の穴13bの内部空間が負圧となり、この空間の油に気泡が発生するおそれがある。油に気泡が生じると、プランジャ13の推力特性が変化し、ソレノイドバルブ1の動作に不具合が生じるおそれがある。本実施形態では、軸方向流路18が、半径方向流路19を介してプランジャ13の穴13bの内部空間と連通しているため、軸方向流路18に満たされた油が半径方向流路19を介して穴13bの内部空間に流入することで、この空間の圧力低下を抑えて気泡の発生を防止できる。
なお、上記の実施形態では、プレート部材17の平板部17aは、環状部17cと、環状部17cから内径側に突出して形成され、円周方向に離隔して設けられた複数の半径方向延在部とからなり、半径方向延在部17dが、円周方向等間隔の6か所に設けられた例を示したが、これに限ることはなく、図7に示すように、プレート部材30の平板部30aは、環状部30cの円周方向等間隔の3か所に半径方向延在部30dを設けてもよい。図7に示すプレート30においても、固定部30bとして、複数の半径方向延在部30dのそれぞれの内径端から下方に延びる複数の軸方向延在部30e及び傾斜部30fを備えることは、上記と同様である。なお、プレート部材は、例えば図4(b)に示すように、軸方向流路18と半径方向流路19とを連通することができ、また、半径方向流路19とプランジャ13の穴13bの内部の空間とを連通することができれば、環状部の半径方向幅寸法や、半径方向延在部の個数及び円周方向幅寸法等を適宜設定できる。
別の態様のプレート部材40を、図8に示す。このプレート部材40は、固定部40aが円筒状に形成され、固定部40aの軸方向一方の端部から外径側に突出する複数の半径方向延在部40bを有する。固定部40aの軸方向一方の端部のうち、半径方向延在部40bの円周方向間領域には切り欠き40cが設けられる。円筒部40aの外径寸法は、プランジャ13の穴13b(図1参照)の内径寸法よりも若干大きく、円筒部40aを弾性変形させながら穴13bに圧入される。本実施形態においては、図8(a)に示すように、半径方向延在部40bが、円周方向等間隔の4か所に設けられる。この場合、複数の半径方向延在部40bの間に形成される流路は、固定部40aに設けられた切り欠き40c(図8(b)参照)を介して、固定部40aの内周の空間と連通する。従って、上記の実施形態と同様に、プレート部材40がプランジャ13に取り付けられた状態では、軸方向流路18とプランジャ13の穴13bの内部の空間とは、連通した状態となる。
さらに別の態様のプレート部材50を、図9に示す。このプレート部材50は、円筒状の固定部50aと複数の半径方向延在部50bとを有する。半径方向延在部50bの内径側端部には、円周方向の両端部を切り欠いた凹部50cがそれぞれ形成される。固定部50aには、固定部50aの半径方向延在部50bの円周方向間の全領域にわたる切り欠き50dが形成される。これによって、固定部50aに形成される流路が大きくなり、切り欠き50dより確実に油を流入することができる。なお、図8及び図9に示すプレート部材40、50において、複数の半径方向延在部40b、50bが設けられるのは、4か所に限ることはなく、プランジャ13の軸方向流路18(図4(b)参照)を塞がない範囲で適宜設定できる。
また、上記実施形態においては、プランジャ13の外周面に、円周方向等間隔に3本の切り欠き13dを形成した例を示した(図4(a)参照)が、これに限ることはなく、油が流通する軸方向流路18が形成されるように、適宜変形することができる。図10に示すように、プランジャ60の切り欠き60aを、2本(図10(a)参照)、4本(図10(b)参照)又はこれ以上形成してもよい。また、図11に示すように、プランジャ70を、外周面の一部を切り欠いて平坦部70aを形成したD型形状(図11(a)参照)や、平坦部70aを2箇所に形成したI型形状(図11(b)参照)としてもよい。さらには、図12に示すように、プランジャ80の内部に、円周方向等間隔に複数(図示例では3本)の貫通孔80aを形成してもよく、図13に示すように、プランジャ90の外周の形状を、偏平円形状90aや楕円形状としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態におけるソレノイドバルブにおいては、バネ16が挿入される穴13bをプランジャ13の端面13aに設けた例を示したが、これに限ることはなく、固定部材12の端面12aの中心に穴を設けてもよい。この際には、プレート部材17を予め固定部材12の穴に取り付けた状態で組立作業を行う。
1 ソレノイドバルブ
12 固定部材
12a 端面
13 プランジャ(可動部材)
13a 端面
13b 穴
16 バネ
17 プレート部材
17a 平板部
17b 固定部
12 固定部材
12a 端面
13 プランジャ(可動部材)
13a 端面
13b 穴
16 バネ
17 プレート部材
17a 平板部
17b 固定部
Claims (9)
- 固定部材と、前記固定部材に対して接近離反可能な可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に接近させる方向に駆動する電磁コイルと、前記固定部材と前記可動部材のうちの少なくとも一方に設けられた穴に挿入され、前記固定部材と前記可動部材とを離反する方向に付勢するバネと、前記固定部材と前記可動部材との間に配されるプレート部材とを有するソレノイドバルブであって、
前記プレート部材は、前記固定部材の端面及び前記可動部材の端面に当接可能な平板部と、前記平板部の内径端から軸方向に延び、前記穴に取り付けられる固定部とを有するソレノイドバルブ。 - 前記平板部は、円周方向に離隔して設けられた複数の半径方向延在部を有する請求項1記載のソレノイドバルブ。
- 前記固定部材及び前記可動部材を前記平板部に当接させた状態で、前記複数の半径方向延在部の円周方向間に設けられた流路を、前記固定部の内周の空間と連通した請求項2記載のソレノイドバルブ。
- 前記平板部が、前記複数の半径方向延在部の外径端を連結する環状部を備え、前記固定部が、前記複数の半径方向延在部のそれぞれの内径端から軸方向に延びる複数の軸方向延在部を備えた請求項3記載のソレノイドバルブ。
- 前記固定部が円筒状に形成され、前記固定部の軸方向一方の端部から外径側に突出して前記複数の半径方向延在部が設けられ、前記固定部の軸方向一方の端部のうち、前記半径方向延在部の円周方向間領域に切り欠きを設けた請求項3記載のソレノイドバルブ。
- 前記プレート部材が、金属板のプレス加工により一体成形された請求項1〜5の何れかに記載のソレノイドバルブ。
- ソレノイドバルブの固定部材と可動部材との間に配されるプレート部材であって、
前記固定部材の端面及び前記可動部材の端面に当接可能な平板部と、前記平板部の内径端から軸方向に延び、前記固定部材又は前記可動部材に設けられた穴に圧入固定される固定部とを有するプレート部材。 - 前記平板部が、環状部と、前記環状部から内径側に突出して設けられた複数の半径方向延在部とを備え、前記固定部が、前記複数の半径方向延在部のそれぞれの内径端を折り曲げて形成された軸方向延在部を備えた請求項7記載のプレート部材。
- 前記固定部が円筒状に形成され、前記固定部の軸方向一方の端部から外径側に突出して複数の半径方向延在部を設け、前記複数の半径方向延在部が前記平板部として機能する請求項7記載のプレート部材
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JP2018054058A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 日伸工業株式会社 | 開閉弁及びその製造方法並びにキャップ状部材の挿入構造及びその製造方法 |
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JP7125646B1 (ja) * | 2021-11-08 | 2022-08-25 | 株式会社不二越 | 直流電磁石 |
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