JP5621987B2 - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特にインクを吐出するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
液体噴射ヘッドの代表例であるインクジェット式記録ヘッドでは、一般的に、インクが充填されたインクカートリッジ等の貯留手段からヘッド本体にインクが供給され、ヘッド本体に供給されたインクは圧電素子や発熱素子等の圧力発生手段を駆動させることによりノズルから噴射される。
このようなインクジェット式記録ヘッドには、貯留手段とヘッド本体とを繋ぐ液体流路が形成された流路部材を備えている。流路部材の構造は様々提案されているが、例えば、接着剤によって接合された複数の部材で液体流路を画成するようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2002−178541号公報
このような流路部材を構成する複数の部材を接合する接着剤としては、接着力の高いものを用いることが好ましい。しかしながら、接着力の高い接着剤であってもガス透過率が高ければ(ガスバリア性が低くければ)、外部から液体流路内にガス(空気)が浸透してしまう虞があり、また逆に液体流路内の液体(水分)が透過しまう虞もある。
なお、このような問題は、インクジェット式記録ヘッドに限定されるものではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、液体のリークを抑制すると共にガスバリア性を高め、信頼性を向上することができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、液滴を噴射するノズルを備えるヘッド本体と、液体が貯留された貯留手段と前記ヘッド本体とを繋ぐ液体流路が形成された流路部材と、を備える液体噴射ヘッドであって、前記流路部材が、前記液体流路の一部の壁面を構成する第1の部材と、前記液体流路の前記第1の部材とは異なる一部の壁面を構成する第2の部材と、を備え、前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記液体流路の周縁部を囲む第1の接合領域と、該第1の接合領域よりも外側の第2の接合領域と、で接合されていると共に、前記第2の接合領域が、前記第1の接合領域よりもガスバリア性を高めた状態で前記第1の部材と前記第2の部材との間隙を封止しており、前記第1の接合領域と前記第2の接合領域とで囲まれる前記第1の部材と前記第2の部材との間の空間を外部と連通する連通孔を備えていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる本発明では、第1の部材と第2の部材とを強固に接合され、且つ上記空間部内のガス(空気)の液体流路内への侵入が抑制される。
ここで、前記連通孔が蛇行して設けられていることが好ましい。液体流路内の液体(水分)が上記空間部に漏れ出したとしても、この水分が連通孔を介して外部に排出されるのを抑制できる。すなわち液体流路内の液体の増粘を抑えることができる。
また前記第1の接合領域が接着剤によって接合されていると共に、前記第2の接合領域が溶着により接合されていることが好ましい。これにより、第1の部材と第2の部材とがより強固に固定される。
また前記第1の部材と前記第2の部材とは、一方が他方に入れ子状態に収容されていることが好ましい。これにより、第1の部材と第2の部材とがさらに強固に固定され、漏れのない液体流路が形成される。
また前記第1の接合領域には、前記第1の部材及び前記第2の部材の少なくとも何れか一方が他方に向かって突出する凸部に設けられているが好ましい。これにより、液体流路の周囲をより確実に封止することができる。
また本発明は、このような構成の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。かかる本発明によれば、信頼性を向上した液体噴射装置の実現が可能となる。
本発明の実施形態1に係る記録装置の概略斜視図である。 本発明の実施形態1に係る流路部材の平面図及び断面図である。 本発明の実施形態1に係るヘッド本体の断面図である。 本発明の実施形態2に係る流路部材の平面図及び断面図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
まずは、本発明の液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置(以下、「記録装置」とも言う)10の概略構成について説明する。記録装置10は、図1に示すように、液滴を噴射する液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」とも言う)20を備える。記録ヘッド20はキャリッジ11に搭載されており、記録ヘッド20にはインクが貯留された貯留手段である複数のインクカートリッジ12が着脱可能に固定されている。
キャリッジ11は、装置本体13に取り付けられたキャリッジ軸14に軸方向移動可能に設けられている。そしてキャリッジ11は、駆動モーター15の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト16を介して伝達されることで、キャリッジ軸14に沿って移動されるようになっている。また装置本体13にはキャリッジ軸14に沿ってプラテン17が設けられており、図示しない給紙装置等により給紙された紙等の被記録媒体Sが、このプラテン17上を搬送されるようになっている。
ここで、記録ヘッド20を構成する流路部材30について説明する。図2に示すように、流路部材30は、インクカートリッジ12と後述するヘッド本体50とを繋ぐインク流路(液体流路)31を備える。すなわち流路部材30のインク流路31は、その一端側がインクカートリッジ12に接続され、他端側がヘッド本体50に接続される。
この流路部材30は、インク流路31の一部の壁面を構成する第1の部材32と、インク流路31の第1の部材32とは異なる一部の壁面を構成する第2の部材33と、で構成され、第1の部材32と第2の部材33とが接合されてインク流路31が画成されている。具体的には、第1の部材32の一方面側には、例えば、各色のインクに対応する複数の凹部34が形成されている。また第1の部材32には、一端側が各凹部34と連通する第1の流路35が第1の部材32を厚さ方向に貫通して設けられている。
一方、第2の部材33は、第1の部材32を収容可能な収容部36を備え、一方面側が開口する箱形形状を有する。また第2の部材33の収容部36の底面部分には、第2の部材33を厚さ方向に貫通する第2の流路37が設けられている。
そしてこのような第2の部材33の収容部36内に第1の部材32が凹部34側から嵌合され、第1の部材32が第2の部材33の収容部36内に収容された状態で両者が接合されている。このように、第1の部材32と第2の部材33とは入れ子状態で接合され、第1の部材32の凹部34の一方面が第2の部材33で封止されることで第3の流路38が形成されている。つまり、第1の部材32と第2の部材33とからなる流路部材30には、第1の流路35、第2の流路37及び第3の流路38からなるインク流路31が形成されている。
ここで、第1の部材32と第2の部材33とは、インク流路31の周縁部を囲む第1の接合領域39と、第1の接合領域39よりも外側の第2の接合領域40と、で接合されている。本実施形態では、第1の接合領域39が第1の部材32に形成された各凹部34(第3の流路38)の周囲部に設けられ、第2の接合領域40は第1の部材32の周縁部、すなわち第2の部材33の収容部36の開口縁部、に設けられている。
第1の部材32には、この第1の接合領域39、つまり各凹部34の周縁部に、他の部分よりも外側に突出した凸部41が凹部34を囲んで設けられている。第1の部材32は、この凸部41を第2の部材33に実質的に当接させた状態で接着層42によって接合されている。これにより、第1の部材32と第2の部材33とを良好に位置決めできると共に、凹部34の周囲を良好に封止して第3の流路38を形成することができる。第1の部材32と第2の部材33とを接合する接着層42の材料(接着剤の種類)は、特に限定されないが、エポキシ系の接着剤等の比較的接着性の高い接着剤であることが好ましい。
なお本実施形態では、第1の部材に凸部が設けられているが、第2の部材に凸部が設けられていてもよいし、第1及び第2の部材のそれぞれに凸部が設けられていてもよい。
一方、第2の接合領域40では、第1の接合領域39よりもガスバリア性を高めた状態で第1の部材32と第2の部材33とが接合され、これら第1の部材32と第2の部材33との間隙が封止されている。本実施形態では、第1の接合領域39が接着層(接着剤)42によって接合されているのに対し、第2の接合領域40では第1の部材32と第2の部材33とが、例えば、熱や超音波による溶着によって接合され、第1の部材32と第2の部材33との間には溶着層43が形成されている。これにより、第2の接合領域40は、第1の接合領域39よりも確実にガスバリア性が高められた状態となっている。
ところで、このように第1の接合領域39と第2の接合領域40とで第1の部材32と第2の部材33とを接合した構成では、第1の部材32と第2の部材33との間に、第1の接合領域39と第2の接合領域40とで囲まれる空間44が必然的に形成されることになる。本発明では、流路部材30に、この空間44を外部と連通する微細孔である連通孔45を設けるようにした。すなわち連通孔45によって空間44を大気開放させるようにした。
これにより、例えば、環境温度の上昇に伴って空間44内のガス(空気)が膨張した場合でも、空間44内のガスは連通孔45を介して外部に排出される。したがって、接着層42からインク流路31内へガス(空気)の浸透が抑えられ、ドット抜け等の問題の発生を抑制することができる。
このような連通孔45は、流路部材30の何れの位置に形成してもよいが、本実施形態では、第2の接合領域40の溶着層43に設けられている。また連通孔45の大きさや数も特に限定されるものではない。ただし連通孔45があまり大きく或いは多数形成されていると、溶着層43のガスバリア性が大幅に低下してしまうことになる。したがって連通孔45は、空間44内のガスが確実に外部に排出される程度に極力小さく形成されていることが好ましい。
次に、このような流路部材30と共に記録ヘッド20を構成するヘッド本体50の一例について説明する。図3に示すように、ヘッド本体50は、複数の圧力発生室51が形成された流路形成基板52を備える。本実施形態では、流路形成基板52には、幅方向に並設された圧力発生室51の列が2列形成されている。圧力発生室51は、流路形成基板52を厚さ方向に貫通して設けられており、その一方面側は、流路形成基板52上に形成された弾性膜53によって構成されている。流路形成基板52には、各列の圧力発生室51の長手方向外側に連通部54が形成されている。この連通部54は、供給部55を介して各圧力発生室51の長手方向一端部とそれぞれ連通されている。
弾性膜53上には、例えば、一対の電極とこれら一対の電極間に設けられる圧電材料からなる圧電体層とで構成される圧電素子56が形成されている。一方、流路形成基板52の弾性膜53とは反対側の面には、各圧力発生室51に対応する複数のノズル57が形成されたノズルプレート58が接合されている。
また流路形成基板52の圧電素子56側の面には、圧電素子56を保護するための圧電素子保持部59を備えた保護基板60が接合されている。また保護基板60には、連通部54に対向する位置にマニホールド部62が設けられている。マニホールド部62は、連通部54と連通して各圧力発生室51の共通のインク室であるマニホールド63を構成している。
保護基板60上には、コンプライアンス基板64が接合されている。コンプライアンス基板64には、マニホールド63にインクを供給するためのインク導入口65がマニホールド63に対向して設けられている。またコンプライアンス基板64のマニホールド63に対向する領域は、インク導入口65部分を除いて、他の部分よりも厚さが薄い可撓部66となっている。
コンプライアンス基板64上には、ヘッドケース67が固定されている。ヘッドケース67は、インク導入口65に連通すると共に、上述のように流路部材30に連通するインク供給連通路68が設けられている。
また保護基板60上には、各圧電素子56を駆動するための半導体集積回路(IC)等からなる駆動回路69が設けられており、ヘッドケース67には、この駆動回路69に対向する領域に厚さ方向に貫通した駆動回路保持部70が設けられている。駆動回路69には、駆動回路保持部70に挿通された駆動配線(図示なし)が接続されている。
なお各ヘッド本体50では、インク導入口65を介してマニホールド63からノズル57に至るまで内部をインクで満たされた状態で、駆動回路69からの記録信号に従い各圧力発生室51に対応するそれぞれの圧電素子56に電圧が印加され、圧電素子56がたわみ変形することで、各圧力発生室51内の圧力が高まりノズル57からインク滴が噴射される。
(実施形態2)
図4は、実施形態2に係る流路部材を示す平面図及び断面図である。
本実施形態は、連通孔の変形例であり、他の構成は実施形態1と同様である。以下同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態に係る連通孔45は、第1の部材32を厚さ方向に貫通して設けられ空間44に繋がる貫通孔45aと、第1の部材32の表面に設けられた溝部45bとを含む。この溝部45bは、その一端が貫通孔45aに接続され、第1の部材32の第2の部材33とは反対側の表面に蛇行して設けられている。この溝部45bの一方面側は、ガスバリア性フィルムからなる封止フィルム80によって覆われている。封止フィルム80は、例えば、ポリプロピレン或いはポリエチレンフィルムと、シリカ膜或いはアルミニウム膜とで構成され、熱や超音波による溶着によって第1の部材32に接合されている。この封止フィルム80には開口部81が形成されており、溝部45bの他端はこの開口部81に連通している。
つまり本実施形態では、第1の部材32と第2の部材33との間に形成された空間44が、貫通孔45a、溝部45b及び開口部81で構成される連通孔45を介して大気開放されている。
勿論、このような構成としても、実施形態1の場合と同様、第1の部材32と第2の部材33とを良好に接合することができる。また空間44内のガスは連通孔45介して外部に排出されるため、接着層42からインク流路31内へガス(空気)の浸透が抑えられ、ドット抜け等の問題の発生を抑制することができる。
特に本実施形態では、連通孔45を構成する溝部45bが蛇行して形成され、連通孔45の全長が比較的長くなっていると共に、溝部45bの開口面が封止フィルム80によって封止されている。したがって、インク流路31内の水分が接着層42を介して空間44内に漏れ出したとしても、この水分が連通孔45から外部に排出される量を極力抑えることができる。つまりインク流路31内のインクの増粘を抑制することができる。
なお本実施形態では、連通孔45を構成する溝部45bを第1の部材32の表面に設けるようにしたが、この溝部45bの形成位置は特に限定されるものではない。例えば、溝部45bを第2の部材33の表面に設けるようにしてもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、第1の部材32と第2の部材33との第1の接合領域39を接着層42によって接合し、第2の接合領域40を溶着層43によって接合するようにしたが、これら第1及び第2の接合領域39,40の接合方法は特に限定されるものではない。例えば、第2接合領域40がガスバリア性の高い接着剤によって接合されていてもよい。
また上述の実施形態では、第3の流路38となる凹部34を第1の部材32に設けた例を説明したが、この凹部34は第2の部材33に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、記録装置10として、インクカートリッジ12がキャリッジ11に搭載された構成を例示したが、記録装置10の構成はこれに限定されるものではない。記録装置は、例えば、インクカートリッジ等の貯留手段が装置本体に固定され、貯留手段のインクが供給管等を介して各ヘッド本体に供給されるタイプの装置であってもよい。この場合、流路部材は、供給管の途中やインクカートリッジと供給管との間などに設けられていてもよい。
また、上述した記録装置10として、記録ヘッド20がキャリッジ11に搭載されて主走査方向に移動されるものを例示したが、記録装置は、例えば、記録ヘッドが固定されて、紙等の被記録媒体を副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、いわゆるライン式の記録装置であってもよい。
さらに本発明は、広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種のインクジェット式記録ヘッド等の記録ヘッドの他、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも適用することができる。また、液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、本発明は、上述した他の液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用することができるものである。
10 インクジェット式記録装置、 11 キャリッジ、 12 インクカートリッジ、 13 装置本体、 14 キャリッジ軸、 15 駆動モーター、 16 タイミングベルト、 17 プラテン、 20 記録ヘッド、 30 流路部材、 31 インク流路、 32 第1の部材、 33 第2の部材、 34 凹部、 35 第1の流路、 36 収容部、 37 第2の流路、 38 第3の流路、 39 第1の接合領域、 40 第2の接合領域、 41 凸部、 42 接着層、 43 溶着層、 44 空間、 45 連通孔、 45a 貫通孔、 45b 溝部、 50 ヘッド本体、 80 封止フィルム、 81 開口部

Claims (6)

  1. 液滴を噴射するノズルを備えるヘッド本体と、
    液体が貯留された貯留手段と前記ヘッド本体とを繋ぐ液体流路が形成された流路部材と、を備える液体噴射ヘッドであって、
    前記流路部材が、
    前記液体流路の一部の壁面を構成する第1の部材と、前記液体流路の前記第1の部材とは異なる一部の壁面を構成する第2の部材と、を備え、
    前記第1の部材と前記第2の部材とが、前記液体流路の周縁部を囲む第1の接合領域と、該第1の接合領域よりも外側の第2の接合領域と、で接合されていると共に、前記第2の接合領域が、前記第1の接合領域よりもガスバリア性を高めた状態で前記第1の部材と前記第2の部材との間隙を封止しており、
    前記第1の接合領域と前記第2の接合領域とで囲まれる前記第1の部材と前記第2の部材との間の空間を外部と連通する連通孔を備えていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記連通孔が蛇行して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記第1の接合領域が接着剤によって接合されていると共に、前記第2の接合領域が溶着により接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記第1の部材と前記第2の部材とは、一方が他方に入れ子状態に収容されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 前記第1の接合領域には、前記第1の部材及び前記第2の部材の少なくとも何れか一方が他方に向かって突出する凸部に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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