JP5923963B2 - 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、ノズルに連通する圧力室に圧力変動を与えて、圧力室内の液体をノズルから噴射させる液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置に関する。
この液体噴射ヘッドとしては、例えば、インクジェット式記録装置などの画像記録装置に用いられるインクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)があるが、最近ではごく少量の液体を所定位置に正確に着弾させることができるという特長を生かして各種の製造装置にも応用されている。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタを製造するディスプレイ製造装置,有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやFED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極形成装置,バイオチップ(生物化学素子)を製造するチップ製造装置に応用されている。そして、画像記録装置用の記録ヘッドでは液状のインクを噴射し、ディスプレイ製造装置用の色材噴射ヘッドではR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極形成装置用の電極材噴射ヘッドでは液状の電極材料を噴射し、チップ製造装置用の生体有機物噴射ヘッドでは生体有機物の溶液を噴射する。
例えば、上記のような記録ヘッドでは、図6に示すように、インクを噴射(吐出)する記録ヘッド本体89を保持部材90に複数備えたものがある(例えば、特許文献1)。保持部材90は、その内部に液体導入流路91が設けられており、インクを封入したインクカートリッジが上部に装着されると、インクカートリッジからのインクを液体導入流路91を介して各記録ヘッド本体89に導入可能になっている。記録ヘッド本体89は、図7に示すように、一端が液体導入流路91と連通する液体流路92、この液体流路92の他端が、共通液室93を介して連通する圧力室94、および圧力室94内に圧力変動を生じさせる圧電振動子95が内部に設けられている。また、圧力室94には、ノズル面96に開口されたノズル97が連通されている。これにより、圧電振動子95の駆動によって圧力室94内に圧力変動を生じさせて、ノズル97からインクを液滴として噴射(吐出)させている。
そして、各記録ヘッド本体89は、ノズル面96とは反対側の面で保持部材90に接着されている。このとき、液体導入流路91と液体流路92とが連通されるように、これらの連通部分の周囲が接着剤99により接着される。また、記録ヘッド本体89のノズル面96には、ノズル97を露出する開口部が設けられた固定板98が接合される。この固定板98は、複数の記録ヘッド本体89の相対位置を規定する部材であり、従来では、各記録ヘッド本体89のノズル面96のみに接合されており、保持部材90には接合されていなかった。
特開2010−240856号公報
上記した記録ヘッド本体89では、複数の基板等が積層されて構成されるため、製造公差が累積して大きくなり、その高さがばらつく虞がある。そのため、各記録ヘッド本体89の高さがばらつきを考慮して、保持部材90と記録ヘッド本体89との間にある程度の間隙を設けて接続していた。この間隙に充填されている接着剤99の厚みにより、各記録ヘッド本体89の高さばらつきが吸収される。しかしながら、このように接着剤99に厚みがある分、当該接着剤99が大気にさらされ、液体導入流路91と液体流路92との連通部分のインクから接着剤99を介して水分が蒸発し、インクが増粘するという問題があった。また、保持部材90と記録ヘッド本体89との間の接着剤99の層が厚くなるほど、記録ヘッド本体89の固定強度が落ちる傾向にある。さらに、保持部材90と記録ヘッド本体89との間隙を調整するには、治具等を用いる必要があり、製造効率の低下を招いていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持部材と液体噴射ヘッド本体との接着部分からの水分の蒸発を防ぐと共に、保持部材と液体噴射ヘッド本体との接続強度を高めつつ、液体噴射ヘッド本体のノズル面の位置管理が容易な液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、内部に液体を貯留した液体貯留部材からの液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、該圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記液体噴射ヘッド本体が固定される固定板と、を備え、
該固定板は、前記液体噴射ヘッド本体のノズル面が接合される第1の接合部と、当該第1の接合部よりもノズル面との接合面方向の外側に形成され、前記保持部材が接合される第2の接合部と、を有し、
前記第1の接合部は、前記液体噴射ヘッド本体のノズル面における前記ノズルを露出させる開口領域と、当該開口領域の周囲に設けられ、前記ノズル面の一部に重なる状態で接合される接合領域と、を有し、
前記保持部材は、前記固定板との接合面から前記固定板の反対面側に窪んだ収容空部を有し、
前記固定板の第1の接合部にノズル面が接合された前記液体噴射ヘッド本体を前記収容空部内に収容した状態で、前記液体導入流路と前記液体流路との連通部分の周囲が接着されると共に、前記固定板の第2の接合部と前記保持部材の収容空部の開口周縁部とが接合されたことを特徴とする。
本発明の液体噴射ヘッドによれば、液体噴射ヘッド本体が収容空部内に収容されると共に、収容空部の開口とノズル面との間を固定板によって封止できるため、液体導入流路と液体流路との連通部分が、当該連通部分の周囲の接着剤と固定板との両方で密封される。これにより、この連通部分からの水分の蒸発を防止でき、液体噴射ヘッド内の液体の増粘を抑制できる。また、液体噴射ヘッド本体が保持部材に接着されると共に、液体噴射ヘッド本体のノズル面が接合された固定板が保持部材に接合されるため、保持部材と液体噴射ヘッド本体との接続強度を高めることができる。さらに、ノズル面と固定板との間では接着剤の厚みを必要以上に設ける必要が無く、固定板に接合された液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向(ノズル面に対して垂直な方向)の位置が規定されると共に、固定板に直接保持部材が接合されるため、液体噴射ヘッド本体の高さによらず、固定板のノズル面との接合面と保持部材の高さによって液体噴射ヘッド本体の高さ方向の位置、特に、ノズル面の高さ方向の位置を規定できる。すなわち、固定板の液体噴射ヘッド本体との接合面を基準面として、液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置を、別途に治具を用いることなく容易に管理することができる。これにより、液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置ばらつきを抑制することができる
また、上記構成において、前記第1の接合部と、前記第2の接合部とが、同一平面上に揃えられた構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、液体噴射ヘッド本体のノズル面の位置の管理が容易になり、各液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置ばらつきをより抑制することができる。
そして、本発明の液体噴射装置は、上記各構成の液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために提案される本発明の液体噴射ヘッド及び液体噴射装置は、以下の構成を備えたものであってもよい。
すなわち、内部に液体を貯留した液体貯留部材からの液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、該圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記液体噴射ヘッド本体の前記ノズル面における前記ノズルを露出させる開口領域と、当該開口領域の周囲に設けられ、前記液体噴射ヘッド本体が接合される接合領域と、当該接合領域よりも接合面方向の外側に形成され、前記保持部材が接合される接合部と、を有する固定板と、を備え、
前記保持部材は、前記固定板との接合面から前記固定板の反対面側に窪んだ収容空部を有し、
前記固定板に接合された前記液体噴射ヘッド本体を前記収容空部内に収容した状態で、前記液体噴射ヘッド本体のノズル面とは反対側の面と当該面に対向する前記収容空部内の面との間に隙間を形成し、
当該隙間のうち前記液体導入流路と前記液体流路との連通部分の周囲が接着されると共に、前記固定板の接合部と前記保持部材の収容空部の開口周縁部とが接合されたことを特徴とする。
本発明の液体噴射ヘッドによれば、液体噴射ヘッド本体が収容空部内に収容されると共に、収容空部の開口とノズル面との間を固定板によって封止できるため、液体導入流路と液体流路との連通部分が、当該連通部分の周囲の接着剤と固定板との両方で密封される。これにより、この連通部分からの水分の蒸発を防止でき、液体噴射ヘッド内の液体の増粘を抑制できる。また、液体噴射ヘッド本体が保持部材に接着されると共に、液体噴射ヘッド本体のノズル面が接合された固定板が保持部材に接合されるため、保持部材と液体噴射ヘッド本体との接続強度を高めることができる。さらに、ノズル面と固定板との間では接着剤の厚みを必要以上に設ける必要が無く、固定板に接合された液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向(ノズル面に対して垂直な方向)の位置が規定されると共に、固定板に直接保持部材が接合されるため、液体噴射ヘッド本体の高さによらず、固定板のノズル面との接合面と保持部材の高さによって液体噴射ヘッド本体の高さ方向の位置、特に、ノズル面の高さ方向の位置を規定できる。すなわち、固定板の液体噴射ヘッド本体との接合面を基準面として、液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置を、別途に治具を用いることなく容易に管理することができる。これにより、液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置ばらつきを抑制することができる。
また、上記構成において、前記接合領域と、前記接合部とが、同一平面上に揃えられた構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、液体噴射ヘッド本体のノズル面の位置の管理が容易になり、各液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置ばらつきをより抑制することができる。
そして、本発明の液体噴射装置は、上記各構成の液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする。
プリンターの構成を説明する斜視図である。 記録ヘッドの分解斜視図である。 記録ヘッドの断面図である。 図3におけるA−A線の断面図である。 図3における領域Bの拡大図である。 従来の記録ヘッドの断面図である。 図6における領域Xの拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下の説明は、本発明の液体噴射装置として、インクジェット式プリンター1(本発明の液体噴射装置の一種)を例に挙げて行う。
図1はプリンター1の構成を示す斜視図である。このプリンター1は、液体噴射ヘッドの一種であるインクジェット式記録ヘッド2(以下、記録ヘッド)が取り付けられると共に、内部に液体を貯留した液体貯留部材の一種であるインクカートリッジ3が着脱可能に取り付けられるキャリッジ4を備えている。このキャリッジ4の後部には、キャリッジ4を記録紙5(記録媒体および着弾対象の一種)の紙幅方向、即ち、主走査方向に往復移動させるキャリッジ移動機構6を備えている。また、記録動作時における記録ヘッド2の下方には、間隔を空けてプラテン7を備えている。このプラテン7上には、プリンター1の後方に備えた搬送機構8によって、記録紙5が主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
キャリッジ4は、主走査方向に架設されたガイドロッド9に軸支された状態で取り付けられており、キャリッジ移動機構6の作動により、ガイドロッド9に沿って主走査方向に移動する。キャリッジ4の主走査方向の位置は、位置情報検出手段の一種であるリニアエンコーダー10によって検出され、その検出信号、即ち、エンコーダーパルス(位置情報の一種)をプリンター1の制御部に送信する。
また、キャリッジ4の移動範囲内における記録領域よりも外側の端部領域には、キャリッジ4の走査の基点となるホームポジションが設定されている。本実施形態におけるホームポジションには、記録ヘッド2のノズル面39(ノズルプレート29:図5参照)を封止するキャッピング部材11と、ノズル形成面を払拭するためのワイパー部材12とが配置されている。そして、プリンター1は、このホームポジションから反対側の端部へ向けてキャリッジ4が移動する往動時と、反対側の端部からホームポジション側にキャリッジ4が戻る復動時との双方向で記録紙5上に文字や画像等を記録する所謂双方向記録を行う。
次に記録ヘッド2について、図を用いて説明する。
図2は本実施形態の記録ヘッド2の構成を示す分解斜視図である。図3は記録ヘッド2の断面図である。図4はA−A線の断面図である。図5は領域Bの拡大図である。本実施形態における記録ヘッド2は、保持部材の一種であるホルダー14、液体噴射ヘッド本体の一種である記録ヘッド本体15、および固定板16により構成されている。また、記録ヘッド2には、記録ヘッド本体15が間隔を空けて4つ並設されて固定板16に固定されている。
ホルダー14は、インクカートリッジ3が装着されるカートリッジ装着部18と、カートリッジ装着部18の下方において記録ヘッド本体15が収容されるヘッド収容部19とから構成される。カートリッジ装着部18には、複数の液体導入針20が上方(インクカートリッジ3側)向けて突設されている。また、ホルダー14の内部には、図3等に示すように、インク導入針からカートリッジ装着部18の内部を通ってヘッド収容部19の収容空部22(後述)内に通じる液体導入流路21が形成されている。この液体導入流路21の下端は、収容空部22内において、後述するケース流路51に対応する位置に開口されている。そして、インクカートリッジ3を記録ヘッド2に装着すれば、液体導入針20がインクカートリッジ3の内部に挿入される。これにより、インクカートリッジ3からのインクが、液体導入流路21を通じて記録ヘッド本体15側に導入される。
また、ヘッド収容部19は、下端面(固定板16との接合面)からカートリッジ装着部18側(固定板16との接合面とは反対面側)に窪んだ収容空部22が設けられている。この収容空部22内に複数(本実施形態では4つ)の記録ヘッド本体15が収容されている。言い換えると、ヘッド収容部19の下部において記録ヘッド本体15が装着されるヘッド装着面23と、ヘッド装着面23の外周縁において当該ヘッド装着面23から下側(固定板16側)に向けて延出された壁部24とが備えられている。このヘッド装着面23と壁部24に囲まれた空間が収容空部22となっている。また、液体導入流路21の下端は、ヘッド装着面23に開口されている。
本実施形態では、記録ヘッド本体15の高さがばらついたとしても、記録ヘッド本体15を収容空部22内に収容できるように、壁部24の高さが記録ヘッド本体15の高さの設計値よりも僅かに高く設定されている(図5参照)。このため、記録ヘッド本体15を収容空部22内に収容した状態では、記録ヘッド本体15の上面とヘッド装着面23との間に僅かな隙間25が形成される。この隙間25のうち液体導入流路21とケース流路51との連通部分の周囲を接着剤26で充填することで、記録ヘッド本体15の上面とヘッド装着面23とが接着されている。なお、液体導入流路21の下面側の開口縁、またはケース流路51の上面側の開口縁にパッキンを設け、このパッキンを対向する面に当接することよって液体導入流路21とケース流路51を連通してもよい。この場合、パッキンの周囲に接着剤を充填する。また、本実施形態では、図4に示すように、収容空部22内に収容された4つの記録ヘッド本体15と、壁部24との間に空間が設けられるように構成されている。
次に記録ヘッド本体15について説明する。
記録ヘッド本体15は、図5に示すように、流路基板28、ノズルプレート29、圧電振動子30(圧力発生手段の一種)、保護基板31、コンプライアンス基板32、およびヘッドケース33を備えている。
流路基板28は、ノズル列方向に沿って長尺なシリコン単結晶基板からなり、長手方向に沿って細長な連通部35が2本形成されている。これらの連通部35に挟まれた領域には、複数の圧力室36が、ノズル列方向に並んだ状態で、連通部35ごとに合計2列形成されている。各圧力室36は、圧力室36よりも狭い幅で形成されたインク供給路37を介して、連通部35と連通している。
流路基板28の下面(圧電振動子30とは反対側の面)には、ノズルプレート29が、接着剤や熱溶着フィルム等を介して固着されている。ノズルプレート29は、ステンレス鋼(SUS)又はシリコン単結晶等で形成されており、各圧力室36のインク供給路37とは反対側で連通するノズル38が複数穿設されている。これらのノズル38は、例えば、360dpiのピッチで列設されたノズル列を構成する。なお、ノズルプレート29の下面が本発明におけるノズル面39に相当する。また、ノズル面39の周縁部には、固定板16が接合されている。
流路基板28の上面(ノズルプレート29とは反対側の面)には、弾性膜40が積層されている。この弾性膜40上には、下電極膜、圧電体層及び上電極膜が順次積層された圧電振動子30(圧力発生手段の一種)が、各圧力室36に対向した状態で、2列並設されている。この圧電振動子30の一側(中央側)の端部には、上電極膜と導通するリード電極(図示せず)の一端が接続されている。このリード電極の他端は、絶縁体膜上においてヘッド本体の中央部側に延在し、フレキシブルケーブル41の一端と電気的に接続されている。なお、フレキシブルケーブル41の他端は、図示しない制御部と接続されている。
また、弾性膜40上には、圧電振動子30に対向する領域にその変位を阻害しない程度の大きさの空間となる圧電振動子保持空間42を有する保護基板31が接合されている。この保護基板31には、連通部35に対向する位置に厚さ方向に貫通した長尺なリザーバー部43が2本設けられると共に、フレキシブルケーブル41とリード電極を接続可能な配置空間45が中央部に設けられている。なお、リザーバー部43は各連通部35と連通し、圧力室36にインクを供給するリザーバー(共通液室)44を構成している。
コンプライアンス基板32は、可撓性を有する封止膜46と金属等の硬質の部材からなる固定基板47とを積層した基板であり、保護基板31の上側(流路基板28とは反対側)に接合されている。このコンプライアンス基板32には、リザーバー44にインクを導入するインク導入口48が厚さ方向に貫通して形成されている。また、コンプライアンス基板32のリザーバー44に対向する領域のうちインク導入口48以外の領域は、固定基板47が除去された封止膜46のみからなる封止部49となっている。これにより、リザーバー44は可撓性を有する封止部49により封止され、コンプライアンスが得られることになる。
ヘッドケース33は、コンプライアンス基板32の上側(保護基板31とは反対側)に接合された中空箱体状部材である。ヘッドケース33の内部には、保護基板31の配置空間45と連通する挿通空間50、およびケース流路51がその高さ方向に貫通して形成されている。この挿通空間50内には、フレキシブルケーブル41が挿通されている。ケース流路51は、ホルダー14側からのインクをリザーバー44に供給するための流路であり、上端が液体導入流路21に連通され、下端がインク導入口48と連通されている。また、ヘッドケース33の下面のうち封止部49に対向する部分には、封止膜46の可撓変形を阻害しない程度の封止空間が備えられている。
そして、インクカートリッジ3からのインクは、液体導入流路21を通じてケース流路51内に取り込まれる。ケース流路51内に取り込まれたインクは、リザーバー44、インク供給路37、を介して圧力室36に供給される。この状態で圧電素子を駆動させると、圧力室36内のインクに圧力変動が生じる。この圧力変動を利用することでノズル38からインクを噴射している。なお、ケース流路51、インク導入口48,リザーバー44、および、インク供給路37からなる一連の流路が本発明における液体流路に相当する。
次に固定板16について説明する。
固定板16は、図2に示すように、ステンレス鋼(SUS)等からなる平板部材である。この固定板16は、図3等に示すように、記録ヘッド本体15のノズル面39が接合される部分である第1の接合部53と、第1の接合部53よりもノズル面39との接合面方向の外側に形成され、ホルダー14(壁部24)が接合される部分である第2の接合部54(本発明における接合部に相当)とを有している。第1の接合部53は、記録ヘッド本体15のノズル面39におけるノズル38を露出させる開口領域55と、開口領域55の周囲の領域であってノズル面39の一部に重なる状態で接合される接合領域56とが設けられている。
本実施形態では、平面視における固定板16の外周形状がヘッド収容部19(壁部24)の下端面の外周形状と揃えられており、第2の接合部54にホルダー14の下端面が接合された状態で、ヘッド収容部19と固定板16の外形が揃うようになっている。すなわち、固定板16の外周縁が第2の接合部54となっている。また、本実施形態では、4つの記録ヘッド本体15が間隔を空けて並設された状態で固定板16に固定されているため、これらに対応して第1の接合部53には4つの開口領域55が、ノズル列方向に直交する方向に並設されている。開口領域55は、固定板16の厚さ方向を貫通した開口部であり、少なくともノズル面39の全てのノズル38を露出可能な大きさに設定されている。この開口領域55の周縁部であって、各記録ヘッド本体15のノズル面39の周縁部と接合される部分が接合領域56となっている。本実施形態では、第1の接合部53と第2の接合部54とが同一平面上に揃えられている。
そして、記録ヘッド2の組み立て工程では、まず、固定板16の各第1の接合部53に対し、開口領域55からノズル38を露出させた状態で、それぞれ記録ヘッド本体15が接合される。この際、固定板16の接合領域56に接着剤が塗布され、当該接合領域56に対し記録ヘッド本体15のノズル面39が押し当てられて接着される。これにより、接着領域56にノズル面39がほぼ密着する状態で接合される。このため、固定板16に接合された各記録ヘッド本体15のノズル面39の高さ方向(ノズル面39に垂直な方向)の位置が同一面上に揃う。なお、最初に固定板16に接合された記録ヘッド本体15のノズル38の位置を基準として、他の記録ヘッド本体15のノズル38が狙いの位置に配置されるように、固定板16の第1の接合部53に対して他の記録ヘッド本体15の接合位置がアライメントされる。これにより、固定板16において、各記録ヘッド本体15の相対位置精度を確保することができる。
次に、各記録ヘッド本体15が接合された固定板16が、ホルダー14に接合される。具体的には、各記録ヘッド本体15が収容空部22内に収容されて、記録ヘッド本体15の上面とヘッド装着面23とが接着剤26によって接着されると共に、固定板16の第2の接合部54がホルダー14の収容空部22の開口周縁部(壁部24の下端面)と接着剤によって接合される。本実施形態では、第1の接合部53と第2の接合部54とが同一平面上に揃えられているので、各記録ヘッド本体15のノズル面39と、ホルダー14の収容空部22の開口周縁部(壁部24の下端面)とが同一面上に揃えられる。
このように、記録ヘッド本体15が収容空部22内に収容されると共に、収容空部22の開口とノズル面39との間を固定板16によって封止できるため、液体導入流路21とケース流路51との連通部分が、当該連通部分の周囲の接着剤26と固定板16との両方で密封される。これにより、この連通部分からの水分の蒸発を防止でき、記録ヘッド2内のインクの増粘を抑制できる。また、記録ヘッド本体15がホルダー14に接着されると共に、記録ヘッド本体15が接合された固定板16がホルダー14に接合されるため、ホルダー14と記録ヘッド本体15との接続強度を高めることができる。さらに、ノズル面39と固定板16との間では接着剤の厚みを必要以上に設ける必要が無く、固定板16に接合された各記録ヘッド本体15のノズル面39の高さ方向(ノズル面39に垂直な方向)の位置が揃うと共に、固定板16に直接ホルダー14が接合されるため、記録ヘッド本体15の高さによらず、固定板16のノズル面39との接合面とホルダー14の高さによって記録ヘッド2自体の高さ方向の位置、特に、ノズル面39の高さ方向の位置を規定できる。すなわち、固定板16のノズル面との接合面を基準面として、各記録ヘッド本体15のノズル面39の高さ方向の位置を、別途に治具を用いることなく容易に管理することができる。これにより、各記録ヘッド本体15のノズル面39の高さ方向の位置ばらつきを抑制することができる。また、第1の接合部53と第2の接合部54とが同一平面上に揃えられているので、記録ヘッド2のノズル面39の高さ方向の位置の管理が容易になり、各記録ヘッド本体15のノズル面39の高さ方向の位置ばらつきをより抑制することができる。
ところで、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。
例えば、上記した実施形態では、4つの記録ヘッド本体15を1つの収容空部22内に収容したが、各記録ヘッド本体15に対応して別個に収容空部を設けても良い。例えば、上記した記録ヘッド2における収容空部22の内側において、各記録ヘッド本体15の間を仕切る壁部を設けても良い。また、記録ヘッド本体15は4つに限らず、少なくとも1つ以上備えていればよい。
また、上記した各実施形態では、圧力発生手段として、所謂撓み振動型の圧電振動子30を例示したが、これには限られず、例えば、所謂縦振動型の圧電振動子を採用することも可能である。その他、圧力発生手段としては、発熱によりインクを突沸させることで圧力変動を生じさせる発熱素子や、静電気力により圧力室の区画壁を変位させることで圧力変動を生じさせる静電アクチュエーターなどの圧力発生手段を採用する構成においても本発明を適用することが可能である。
そして、以上では、液体噴射ヘッドの一種であるインクジェット式記録ヘッド2を備えたプリンター1を例に挙げて説明したが、本発明は、他の液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用することができる。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を備えた液体噴射装置にも本発明を適用することができる。
1…プリンター,2…記録ヘッド,3…インクカートリッジ,4…キャリッジ,14…ホルダー,15…記録ヘッド本体,16…固定板,18…カートリッジ装着部,19…ヘッド収容部,20…液体導入針,21…液体導入流路,22…収容空部,23…ヘッド装着面,24…壁部,25…隙間,26…接着剤,28…流路基板,29…ノズルプレート,30…圧電振動子,31…保護基板,32…コンプライアンス基板,33…ヘッドケース,36…圧力室,37…インク供給口,38…ノズル,39…ノズル面,44…リザーバー,48…インク導入口,51…ケース流路,53…第1の接合部,54…第2の接合部,55…開口領域,56…接合領域

Claims (3)

  1. 内部に液体を貯留した液体貯留部材からの液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
    前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、該圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
    記液体噴射ヘッド本体の前記ノズル面における前記ノズルを露出させる開口領域と、当該開口領域の周囲に設けられ、前記液体噴射ヘッド本体が接合される接合領域と、当該接合領域よりも接合面方向の外側に形成され、前記保持部材が接合される接合部と、を有する固定板と、を備え、
    前記保持部材は、前記固定板との接合面から前記固定板の反対面側に窪んだ収容空部を有し、
    前記固定板接合された前記液体噴射ヘッド本体を前記収容空部内に収容した状態で、前記液体噴射ヘッド本体のノズル面とは反対側の面と当該面に対向する前記収容空部内の面との間に隙間を形成し、
    当該隙間のうち前記液体導入流路と前記液体流路との連通部分の周囲が接着されると共に、前記固定板の合部と前記保持部材の収容空部の開口周縁部とが接合されたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記接合領域と、前記合部とが、同一平面上に揃えられたことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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