JP6213605B2 - 液体噴射ヘッド - Google Patents
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Description
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、該圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記液体噴射ヘッド本体が固定される固定板と、を備え、
該固定板は、前記液体噴射ヘッド本体のノズル面が接合される第1の接合部と、当該第1の接合部よりもノズル面との接合面方向の外側に形成され、前記保持部材が接合される第2の接合部と、を有し、
前記第1の接合部は、前記液体噴射ヘッド本体のノズル面における前記ノズルを露出させる開口領域と、当該開口領域の周囲に設けられ、前記ノズル面の一部に重なる状態で接合される接合領域と、を有し、
前記保持部材は、前記固定板との接合面から前記固定板の反対面側に窪んだ収容空部を有し、
前記固定板の第1の接合部にノズル面が接合された前記液体噴射ヘッド本体を前記収容空部内に収容した状態で、前記液体導入流路と前記液体流路との連通部分の周囲が接着されると共に、前記固定板の第2の接合部と前記保持部材の収容空部の開口周縁部とが接合されたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために提案される本発明の液体噴射ヘッドは、以下の構成を備えたものであってもよい。
すなわち、液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、前記圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記保持部材と、複数の前記液体噴射ヘッド本体とが接合される固定板と、を備え、
前記固定板は、前記液体噴射ヘッド本体の前記ノズルを露出させる開口を複数有し、
前記保持部材は、前記固定板と接合される面から、前記固定板とは反対面側へ窪んだ収容空部を有し、
前記液体噴射ヘッド本体は、前記収容空部内に収容され、
前記液体導入流路は、前記収容空部内にて開口し、
前記液体噴射ヘッド本体の面のうち前記ノズル面とは反対側の面と、前記保持部材の面のうち前記反対側の面に対向する面との間には、隙間が設けられ、
前記隙間には、前記液体導入流路と前記液体流路とに連通する連通部分が前記液体噴射ヘッド本体に対して複数有り、
前記連通部分の周囲には接着剤が設けられ、
前記ノズル面に垂直な方向から見て、ノズル列方向と垂直な方向に並設された複数の前記連通部分の間には、前記圧力室が設けられていることを特徴とする。
本発明の液体噴射ヘッドによれば、液体導入流路と液体流路との連通部分が、当該連通部分の周囲の接着剤と固定板との両方で密封される。これにより、この連通部分からの水分の蒸発を防止でき、液体噴射ヘッド内の液体の増粘を抑制できる。また、液体噴射ヘッド本体が保持部材に接着されると共に、液体噴射ヘッド本体が接合された固定板が保持部材に接合されるため、保持部材と液体噴射ヘッド本体との接続強度を高めることができる。さらに、固定板に接合された液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向(ノズル面に対して垂直な方向)の位置が規定されると共に、固定板に直接保持部材が接合されるため、液体噴射ヘッド本体の高さによらず、液体噴射ヘッド本体の高さ方向の位置、特に、ノズル面の高さ方向の位置を規定できる。すなわち、固定板の液体噴射ヘッド本体との接合面を基準面として、液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置を、別途に治具を用いることなく容易に管理することができる。これにより、液体噴射ヘッド本体のノズル面の高さ方向の位置ばらつきを抑制することができる。
また、上記構成において、1の前記収容空部内に、複数の前記液体噴射ヘッド本体が収容されることが望ましい。
さらに、前記保持部材は、前記収容空部を複数有し、
1の前記収容空部内に、1の前記液体噴射ヘッド本体が収容されることが望ましい。
また、本発明の液体噴射ヘッドは、液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、前記圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記保持部材と、複数の前記液体噴射ヘッド本体とが接合される固定板と、を備え、
前記固定板は、前記液体噴射ヘッド本体の前記ノズルを露出させる開口を複数有し、
前記保持部材は、前記固定板と接合される面から、前記固定板とは反対面側へ窪んだ収容空部を複数有し、
1の前記液体噴射ヘッド本体は、1の前記収容空部内に収容され、
前記液体導入流路は、前記収容空部内にて開口し、
前記液体噴射ヘッド本体の面のうち前記ノズル面とは反対側の面と、前記保持部材の面のうち前記反対側の面に対向する面との間には、隙間が設けられ、
前記隙間には、前記液体導入流路と前記液体流路とが連通するように接着剤が設けられたことを特徴とする。
図2は本実施形態の記録ヘッド2の構成を示す分解斜視図である。図3は記録ヘッド2の断面図である。図4はA−A線の断面図である。図5は領域Bの拡大図である。本実施形態における記録ヘッド2は、保持部材の一種であるホルダー14、液体噴射ヘッド本体の一種である記録ヘッド本体15、および固定板16により構成されている。また、記録ヘッド2には、記録ヘッド本体15が間隔を空けて4つ並設されて固定板16に固定されている。
記録ヘッド本体15は、図5に示すように、流路基板28、ノズルプレート29、圧電振動子30(圧力発生手段の一種)、保護基板31、コンプライアンス基板32、およびヘッドケース33を備えている。
固定板16は、図2に示すように、ステンレス鋼(SUS)等からなる平板部材である。この固定板16は、図3等に示すように、記録ヘッド本体15のノズル面39が接合される部分である第1の接合部53と、第1の接合部53よりもノズル面39との接合面方向の外側に形成され、ホルダー14(壁部24)が接合される部分である第2の接合部54とを有している。第1の接合部53は、記録ヘッド本体15のノズル面39におけるノズル38を露出させる開口領域55(本発明における開口に相当)と、開口領域55の周囲の領域であってノズル面39の一部に重なる状態で接合される接合領域56とが設けられている。
Claims (4)
- 液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、前記圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記保持部材と、複数の前記液体噴射ヘッド本体とが接合される固定板と、を備え、
前記固定板は、前記液体噴射ヘッド本体の前記ノズルを露出させる開口を複数有し、
前記保持部材は、前記固定板と接合される面から、前記固定板とは反対面側へ窪んだ収容空部を有し、
前記液体噴射ヘッド本体は、前記収容空部内に収容され、
前記液体導入流路は、前記収容空部内にて開口し、
前記液体噴射ヘッド本体の面のうち前記ノズル面とは反対側の面と、前記保持部材の面のうち前記反対側の面に対向する面との間には、隙間が設けられ、
前記隙間には、前記液体導入流路と前記液体流路とに連通する連通部分が複数有り、
前記連通部分の周囲には接着剤が設けられ、
前記ノズル面に垂直な方向から見て、ノズル列方向と垂直な方向に並設された複数の前記連通部分の間には、前記圧力室が設けられていることを特徴とする液体噴出ヘッド。 - 1の前記収容空部内に、複数の前記液体噴射ヘッド本体が収容されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記保持部材は、前記収容空部を複数有し、
1の前記収容空部内に、1の前記液体噴射ヘッド本体が収容されることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。 - 液体を導入する液体導入流路を備えた保持部材と、
前記液体導入流路と連通する液体流路を通じて液体を圧力室に導入し、前記圧力室内の液体をノズル面に形成されたノズルから液滴として吐出可能な液体噴射ヘッド本体と、
前記保持部材と、複数の前記液体噴射ヘッド本体とが接合される固定板と、を備え、
前記固定板は、前記液体噴射ヘッド本体の前記ノズルを露出させる開口を複数有し、
前記保持部材は、前記固定板と接合される面から、前記固定板とは反対面側へ窪んだ収容空部を複数有し、
1の前記液体噴射ヘッド本体は、1の前記収容空部内に収容され、
前記液体導入流路は、前記収容空部内にて開口し、
前記液体噴射ヘッド本体の面のうち前記ノズル面とは反対側の面と、前記保持部材の面のうち前記反対側の面に対向する面との間には、隙間が設けられ、
前記隙間には、前記液体導入流路と前記液体流路とが連通するように接着剤が設けられたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
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