JP2005096442A - 滑り性に優れた金属板 - Google Patents

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聡 藤井
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徹一 宮川
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Abstract

【課題】 商品陳列棚用等に好適に利用でき、しかも、長期間にわたる滑り性に優れた金属板を提供する。
【解決手段】 エンボス加工により表面に凸部が形成された金属板表面に、フッ素樹脂粉末を1〜60質量%含有する潤滑性塗膜を形成する。

Description

本発明は、長期間にわたる滑り性に優れた表面を有する金属板に関し、更に詳しくは、商品陳列棚等における棚に載せた商品などの物体を持ち上げて移動させることなく、手で滑らすことにより、あるいは、棚を傾斜させることにより、容易に棚に載せた物体を移動させることが可能な、棚用として好適な金属板に関するものである。
商品陳列棚に載せた商品は、模様替えや商品の一部が売れて商品スペースが生じた際、通常、手で持ち上げて移動させ、前記スペースに商品を補充していた。しかしながら、手で商品を持ち上げて移動させて補充する方法は、多くの労力と時間を必要とする問題点があった。
そこで、これら問題点を解消することを目的として、多数のローラーを並列して回転自在に架設した商品陳列棚(例えば、特許文献1)が知られている。
しかしながら、商品の大きさや、形状に応じて、ローラーの径を調整しないと、ローラー間に商品の引っ掛かり等が生じたり、移動がスムーズにいかず、メンテナンスも必要であり、コスト高となる問題点があった。更に、冷蔵の商品陳列棚に適用した場合、ローラー間に結露による氷や、ホコリが固着しやすく、ローラーの回転に支障をきたすことがしばしば生じる問題点があった。
また、金属板表面に、フッ素樹脂粉末を含有する塗膜を施した滑り板(例えば、特許文献2)が知られている。
しかしながら、この方法では、初期の滑り性に優れるものの、その上に載せられる物体と広く面接触して滑るため、抵抗が大きくなり、そのため、塗膜が摩耗しやすく、金属板の滑り性を長期間維持することが困難である問題点があった。
そのため、棚等に適用した場合に、簡便で、物体の大きさや、形状、質量にかかわらず、前述の問題点を解消した、長期間にわたる滑り性の優れた金属板が望まれていた。
特開2001−29186号公報 特開平8−183137号公報
従って、本発明は、物体の大きさや、形状、質量にかかわらず、金属板に載せた物体を持ち上げることなく、容易に移動させることが可能であり、かつ長期間にわたる滑り性に優れた金属板を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を達成するため、鋭意検討した結果、以下の金属板により上記課題を達成できることを見出し、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は、エンボス加工により表面に複数の凸部を形成した金属板表面に、フッ素樹脂粉末を1〜60質量%含有する潤滑性塗膜を形成したものである。
また、本発明は、エンボス加工により表面に複数の凸部を形成した金属板表面に、下から、粉体塗料塗装により形成された非潤滑性塗膜と、フッ素樹脂粉末を1〜60質量%含有する潤滑性塗膜とからなる複層塗膜を形成したものである。
本発明によれば、商品陳列棚用等に好適に利用可能であり、かつ長期間にわたる滑り性に優れた金属板が得られる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で使用する金属板としては、例えば、冷延鋼板や、熱延鋼板、炭素鋼板、亜鉛メッキ等のメッキ処理を施した鋼板、ステンレス板、アルミニウム板等の各種金属平板が、特に制限なく利用できる。
これら金属板は、必要に応じて、水洗や、湯洗、酸洗、アルカリ脱脂、研磨、クロメート処理もしくはリン酸亜鉛処理等の前処理を施したもの、後述する潤滑性塗膜もしくは粉体塗料塗膜との密着性や、金属板の耐食性等を改良するために、例えば、ポリエステル樹脂系や、エポキシ樹脂系等のプライマーを施したもの、あるいは、これら前処理とプライマーの両方を施したものであってもよい。なお、これらは、後述する金属板のエンボス加工前後のいずれの段階で施してもよい。
本発明で使用する潤滑性塗膜を形成する塗料としては、例えば、焼付硬化型や、自然乾燥型、あるいは、紫外線等の活性エネルギー線硬化型など各種塗料が利用でき、また、その塗料形態も、水系塗料や、有機溶剤系塗料、無溶剤系塗料、粉体塗料など特に制限なく利用できる。
代表的な塗料の構成は、バインダー樹脂(重合により樹脂を形成するオリゴマーを含む。)と潤滑剤としてのフッ素樹脂粉末とを必須成分とし、必要に応じて、更に、バインダー樹脂を溶解、もしくは、安定に分散するための溶媒、顔料、その他各種添加剤などの成分を配合したものから構成される。
前記バインダー樹脂としては、例えば、フッ素樹脂や、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、あるいは、これらのシリコーン変性樹脂等の通常塗料用として使用されている各種有機系バインダーが好適に挙げられる。これらバインダー樹脂は、2種以上の混合物であってもよく、必要に応じて、これら樹脂は、ポリイソシアネートや、メラミン樹脂等の架橋剤や硬化促進剤と併用して使用してもよい。また、バインダー樹脂として、オルガノポリシロキサン等の無機系バインダーも使用可能である。
本発明の潤滑性塗膜に使用されるフッ素樹脂粉末は、形成される塗膜に滑り性を付与するために、必須成分として配合するものであり、そのため、塗膜中に粉末として分布する必要があり、塗膜を硬化させる際の焼付温度で溶融せず、後述する溶媒に溶解しないものである。
フッ素樹脂粉末としては、例えば、テトラフルオロエチレン樹脂粉末や、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合樹脂粉末、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合樹脂粉末、ポリフッ化ビニル樹脂粉末、ポリフッ化ビニリデン樹脂粉末、トリフッ化塩化エチレン樹脂粉末等が代表的なものとして挙げられる。特に、本発明においては、滑り性に優れ、かつ、無色透明で、変色しにくいテトラフルオロエチレン樹脂粉末が好ましい。
これらフッ素樹脂粉末の平均粒径は、例えば、0.1〜30μm、好ましくは、1〜20μmが適当である。なお、平均粒径が、前記範囲より小さいと塗膜に滑り性を付与する効果がさほど得られず、逆に大き過ぎると塗装安定性が低下し、また、塗膜表面からフッ素樹脂粉末が脱落し易くなる傾向にある。
なお、潤滑剤として、ポリエチレンワックスや、シリコンビーズ、グラファイト、二硫化モリブデン等も広く知られているが、滑り性付与効果が、フッ素樹脂粉末、特に、テトラフルオロエチレン樹脂粉末ほど顕著でなく、また、これらの潤滑剤は、着色しているため、これら潤滑剤を配合した塗料を塗装した場合、潤滑性塗膜としての透明性が悪くなる。
即ち、金属板素地の金属感による美観や、前述のプライマーもしくは後述の粉体塗料を着色することによる美観を付与したい場合、潤滑性塗膜の透明性が悪いと、これら美観を損なうことになるので、本発明においては、好ましくない。ただし、美観を要求されない用途においては、フッ素樹脂粉末以外の前述の潤滑剤を併用することも可能である。
潤滑性塗膜を形成するための塗料に使用される溶媒は、塗料の貯蔵安定性や塗装作業性を向上させるために、必要に応じて配合される。このような溶媒としては、例えば、トルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素類、ブタノール、プロパノール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のアルコール類、ブチルアセテート、メトキシエチルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート等のエステル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン類などの通常塗料用として使用されている有機溶剤や水が、代表的なものとして挙げられ、これら溶媒は、2種以上の混合物であってもよい。但し、潤滑剤としてのフッ素樹脂粉末を溶解する溶媒は、使用できない。
本発明の潤滑性塗膜を形成するための塗料に使用される顔料は、潤滑性塗膜を着色して、美観を付与したり、膜厚を付与したり、塗装作業性を良くするために、必要に応じて配合するものである。
このような顔料としては、例えば、酸化チタンや、カーボンブラック、酸化鉄、フタロシアニンブルー等の着色顔料や、炭酸カルシウムや、タルク、硫酸バリウム、カオリン、クレー等の体質顔料などが代表的なものとして挙げられる。なお、前述の通り、金属板素地の金属感による美観や、前述のプライマーもしくは後述の粉体塗料を着色することによる美観を持たせたい場合には、潤滑性塗膜は、透明とする都合上、着色顔料や、体質顔料を配合しないか、配合しても透明性を阻害しない程度の少量の配合とする必要がある。
潤滑性塗膜を形成するための塗料に任意に使用される各種添加剤としては、例えば、顔料分散剤や、沈降防止剤、消泡剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、抗菌剤など、通常塗料用として使用されている各種添加剤が好適に挙げられる。
潤滑性塗膜を形成する塗料は、上記で説明した各種の成分から構成されるが、これら各成分の配合割合は、固形分(即ち、溶媒等の揮発成分が揮発した残りの塗膜形成成分)換算で、例えば、バインダー樹脂が、30〜95質量%、好ましくは、40〜90質量%が適当であり、フッ素樹脂粉末が、1〜60質量%、好ましくは、5〜50質量%が適当であり、顔料は、0〜60質量%、好ましくは、0〜40質量%が適当であり、添加剤は、0〜10質量%が適当である。
なお、バインダー樹脂が、前記範囲より少ないと、形成される潤滑性塗膜の耐摩耗性等の物理的強度が低下する傾向にある。
また、フッ素樹脂粉末が、前記範囲より少ないと、滑り性が低下する傾向にあり、逆に多量に含有しても滑り性の向上効果が飽和してしまい、経済的でなくなる。
また、溶媒は、バインダー樹脂が、常温で液状である場合や、粉体塗料の場合には、配合する必要はないが、水系塗料や、有機溶剤系塗料の場合には、塗装作業性を良くするため、通常、塗料固形分が、20〜60質量%になるような量が適当であるが、塗装手段に応じて任意にその配合量を決定すればよい。
本発明で使用する潤滑性塗膜を形成する塗料は、以上説明した構成からなるものであるが、得られる潤滑性塗膜の動的摩擦係数は、エンボス加工する前の平滑な金属板に適用した場合において、0.01〜0.10になるものが適当である。なお、動的摩擦係数は、ASTM D1894−93(Standard Test Method for Static and Kinetic Coefficients of Friction of Plastic Film and Sheeting)に規定される方法に準拠し、測定された値である。
本発明で使用する、潤滑性塗膜とで複層塗膜を構成する非潤滑性塗膜は、金属板表面にエンボス加工によって形成された複数の凸部の頂点部分の膜厚を適正範囲に保つため、粉体塗料塗装によって形成される。粉体塗料塗装に使用される粉体塗料としては、前述の潤滑性塗膜との密着性のよいものであれば、従来から通常金属板に適用されている市販の各種粉体塗料が、特に制限なく使用できる。即ち、粉体塗料は、バインダー樹脂、又は該樹脂と硬化剤からなり、必要に応じて、更に、各種着色顔料、体質顔料、その他滑剤、脱泡剤、紫外線吸収剤、抗菌剤等の各種添加剤等を配合したものから構成される。
具体的には、例えば、エポキシ樹脂−酸ヒドラジド系、ポリエステル樹脂−ポリイソシアネート硬化系、ポリエステル樹脂−エポキシ樹脂硬化系、アクリル樹脂−ポリエステル樹脂硬化系、フッ素樹脂−ポリイソシアネート硬化系などの熱硬化型粉体塗料や、ポリエステル樹脂系、アクリル樹脂系、フェノキシ樹脂系、ポリエチレン樹脂系、塩化ビニル樹脂系、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂系などの熱可塑型粉体塗料が代表的なものとして挙げられる。また、加熱溶融した後、紫外線等を照射し硬化させる活性エネルギー線硬化型粉体塗料も使用可能である。
次に、本発明の滑り性に優れた金属板の製造方法について説明する。
本発明の滑り性に優れた金属板は、金属板表面をエンボス加工により複数の凸部を形成し、かつ、得られた凹凸表面を有する金属板表面に、前述の潤滑性塗膜からなる単層塗膜 、又は非潤滑性塗膜とからなる複層塗膜を形成し、それらの相乗効果により、長期間にわたる優れた滑り性を発現するのである。
金属板のエンボス加工は、例えば、ロール圧延処理や、プレス処理により行うことができる。金属板表面全体における安定な滑り性の観点から、エンボス加工により形成される凸部形状は、金属板表面全体にわたって均一に形成されることが好ましい。
エンボス加工により金属板表面に凸部を形成することにより、凸部上において、支持される物体と部分的な接触が生じ、金属板と物体との二面間に作用する摩擦力が減少し、その結果、摩擦抵抗が下がり、滑り性効果が向上するとともに、摩擦によって生じる摩耗粉が、両面の滑り面上から凸部間に形成される凹部空間に逃げること、更に滑り面上に堆積する微小チリが凹部空間に落下することにより、長期間にわたり一定の摩擦抵抗を保つことが可能となり、滑り性を維持できる。
凸部の高さは、100〜1200μm、好ましくは、300〜1000μmであるのが適当である。凸部の高さが、前記範囲より小さいと、塗膜の摩耗が進んだ場合における微小チリ堆積に関する前記効果が低下し、逆に大き過ぎると、滑らす物体の形状によっては、引っ掛かりが生じ易くなり、物体が滑るのに支障をきたす頻度が多くなる傾向にある。
凸部の頂部は、平坦部とすることが望ましい。また、規則的に形成された複数の凸部を有する金属板上において、平坦部は、実質的に同一高さであることが好ましい。また、凸部の平坦部の総面積は、金属板全表面積の5〜50%、好ましくは、15〜40%占める程度が好ましい。このような平坦部とすることにより、滑り性の向上だけでなく、滑り性の持続性を兼ね備える効果がある。
即ち、凸部を、例えば、半球状とする等により平坦部を設けない、もしくは、平坦部の面積を少なくすると、凸部の頂部と移動させる物体とが点接触となり、潤滑性塗膜、さらには、粉体塗料塗膜の摩耗が早まり、滑り性効果の長期持続性が低下する傾向にある。
また、凸部頂部の平坦部の形状は、特に制限はないが、物体の移動方向に対して、長軸となる楕円形もしくは長方形が望ましく、更に、隣接する楕円形もしくは長方形の平坦部をずらして配列するようにエンボス加工するのが、物体の移動時における引っ掛かりが生じにくく、好ましい。
なお、必要に応じて施す前処理とプライマー塗装は、金属板をエンボス加工する前であっても、その後であってもよい。
このように金属板表面をエンボス加工して、該表面に凹凸部を形成した後、潤滑性塗膜からなる単層塗膜の場合には、その表面に、カーテンフローコーターや、ロールコーター、エアスプレー塗装機、静電塗装機、浸漬塗装機等の塗装機にて、前述の潤滑性塗膜を形成する塗料を塗装する。塗装後、使用した塗料が、焼付硬化型塗料の場合には、熱風炉や、誘導加熱炉、赤外線炉等にて塗膜を焼付硬化させ、自然乾燥型塗料の場合には、常温放置により自然乾燥、もしくは、100℃以下の温度にて強制乾燥させる。また、活性エネルギー線硬化型塗料の場合には、活性エネルギー線照射炉にて硬化させる。
このようにして形成させた潤滑性塗膜の膜厚は、5〜200μm、好ましくは、20〜100μmが適当である。なお、膜厚が前記範囲より薄いと、塗膜の摩耗等により滑り性効果の持続性が劣り、逆に厚すぎると、金属板表面に形成した凹部が塞がったりしやすく、また、滑り性の向上効果が飽和してしまい、経済的でなくなる。
また、本発明においては、エンボス加工し、凹凸部を形成した金属板表面に、潤滑性塗膜を形成する前に、非潤滑性の粉体塗料塗膜を介在させ、複層塗膜を形成させることも可能であり、複層塗膜とすることにより、潤滑性塗膜のみからなる単層塗膜の場合よりも、金属板の優れた滑り性の長期持続性が、さらに高まる。
複層塗膜とする場合は、凹凸部を形成した金属板表面に、まず、静電塗装機、浸漬塗装機等の塗装機にて、前述の粉体塗料を塗装する。塗装後、焼付等により粉体塗料塗膜を硬化させる。なお、潤滑性塗膜を形成する塗料が焼付硬化型塗料の場合には、塗装した粉体塗料を焼付ず、潤滑性塗膜を形成する塗料を塗り重ね後、両者を同時に焼付硬化させることも可能である。
粉体塗料を塗装後、硬化させ、もしくは、硬化させない粉体塗料塗膜表面に、カーテンフローコーターや、ロールコーター、エアスプレー塗装機、静電塗装機、浸漬塗装機等の塗装機にて、潤滑性塗膜を形成する塗料を塗装する。塗装後、前述の手段にて塗料を硬化させる。
このようにして形成させた非潤滑性塗膜の膜厚は、10〜200μm、好ましくは15〜100μmが適当である。なお、膜厚が前記範囲より薄いと、滑り性の長期持続性の向上がさほど望めず、逆に厚すぎると、非潤滑性塗膜の平滑性が得られにくくなり、その結果、次いで形成される潤滑性塗膜の平滑性を阻害する原因となり、滑り性を低下させる傾向となる。
潤滑性塗膜の膜厚は、前述の通り、5〜200μm、好ましくは、20〜100μmが
適当である。
本発明の金属板は、前述の通り、棚として好適に利用可能であるが、その他、建築内装材や、屋根材等にも利用可能である。
棚として利用する場合には、棚に載せた商品などの物体を持ち上げて移動させることなく、手で滑らせて移動させる場合には、棚となる本発明の金属板を水平に取り付けるのが適当である。また、最前列にある物体の一部が取り除かれると、その位置にある後列の物体が、重力により滑り落ち、前記取り除かれた物体の後を補充させたい場合には、本発明の金属板を、例えば、3〜10度程度に傾斜を持たせて取り付けるのが適当である。
(実施例)
以下、本発明を実施例により、更に詳細に説明する。なお、実施例中、「部」、「%」は、特に断らない限り、質量基準で示す。
参考例:プライマー(A)
以下の成分からなる組成物を、分散混合し、グレー色の有機溶剤系プライマー(A)を調製した。
エポキシ樹脂溶液注1) 40.0部
酸化チタン 24.0部
カーボンブラック 0.5部
カオリンクレー 4.0部
メラミン樹脂溶液注2) 7.0部
分散剤 1.5部
紫外線吸収剤 1.0部
有機溶剤注3) 22.0部
注1)三井化学社製「エポキー813」、固形分45%
注2)三井化学社製「ユーバン2028」、固形分75%
注3)キシレン、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、
プロピレングリコールモノメチルエーテルの混合溶剤
参考例:粉体塗料(B)
以下の成分からなる組成物を、エクストルーダーによって予備混合し、次いで、溶融練合し、冷却した後、ジェットミルによって微粉砕し、200メッシュの振動フルイによって篩い分けして、体積平均粒径30μmの粉体塗料(B)を調製した。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂注4) 55.0部
アジピン酸ジヒドラジド 5.0部
酸化チタン 30.0部
カーボンブラック 1.5部
硫酸バリウム 5.0部
滑剤注5) 2.0部
レベリング剤注6) 1.0部
脱泡剤注7) 0.4部
注4)ジャパンエポキシ社製「エピコート1004」エポキシ当量920g/
eq
注5)日本油脂社製「アルフローH50」
注6)UCBジャパン社製「モダフローパウダー3」
注7)ベンゾイン
参考例:潤滑性塗料(C−1)
以下の成分からなる組成物を、分散混合し、潤滑性塗膜形成用の有機溶剤系塗料(C−1)を調製した。
アクリル樹脂溶液注8) 42.0部
テトラフルオロエチレン樹脂粉末注9) 20.0部
メラミン樹脂溶液注2) 11.6部
分散剤 1.5部
紫外線吸収剤 1.0部
有機溶剤注10) 23.9部
注8)日立化成工業社製「ヒタロイド2400A」、固形分50%
注9)潤滑剤、平均粒径1.5μm
注10)キシレン、エチレングリコールモノブチルエーテルの混合溶剤
塗料(C−1)の硬化塗膜の動的摩擦係数は、0.067である。なお、動的摩擦係数の測定は、以下の方法により測定した。
平滑な冷延鋼板表面に塗料を、硬化膜厚が25μmになるように塗装し、150℃、20分間焼付けて形成した塗膜を前述のASTM D 1894−93に規定される方法に準拠し、HEIDON社製の表面性試験機「トライボギヤー」を用いて、10mmφのボール圧子に100gの垂直荷重を載せ、移動速度100mm/minの条件で測定した。
参考例:潤滑性塗料(C−2)
以下の成分からなる組成物を、分散混合し、潤滑性塗膜形成用の有機溶剤系塗料(C−2)を調製した。
アクリル樹脂溶液注8) 36.8部
テトラフルオロエチレン樹脂粉末注9) 23.7部
メラミン樹脂溶液注2) 10.0部
分散剤 1.5部
紫外線吸収剤 1.0部
有機溶剤注10) 27.0部
塗料(C−2)の硬化塗膜の動的摩擦係数は、0.062である。なお、動的摩擦係数の測定は、参考例:塗料C−1と同様にして測定した。
参考例:潤滑性塗料(C−3)
以下の成分からなる組成物を、分散混合し、潤滑性塗膜形成用の有機溶剤系塗料(C−3)を調製した。
アクリル樹脂溶液注8) 44.8部
テトラフルオロエチレン樹脂粉末注9) 10.7部
メラミン樹脂溶液注2) 12.5部
分散剤 1.0部
紫外線吸収剤 1.0部
有機溶剤注10) 30.0部
塗料(C−3)の硬化塗膜の動的摩擦係数は、0.086である。なお、動的摩擦係数の測定は、参考例:塗料C−1と同様にして測定した。
参考例:潤滑性塗料(C−4)
以下の成分からなる組成物を、エクストルーダーによって予備混合し、次いで、溶融練合し、冷却した後、ジェットミルによって微粉砕し、200メッシュの振動フルイによって篩い分けして、体積平均粒径30μmの潤滑性塗膜形成用の粉体塗料C−4を調製した。
熱硬化性ポリエステル樹脂注11) 41.5部
ビスフェノールA型エポキシ樹脂注4) 40.0部
テトラフルオロエチレン樹脂粉末注9) 15.0部
滑剤注5) 2.0部
レベリング剤注6) 1.0部
脱泡剤注7) 0.5部
注11)日本ユピカ社製「ユピカコートGV230」酸価53mgKOH/g
塗料(C−4)の硬化塗膜の動的摩擦係数は、0.073である。なお、動的摩擦係数は、参考例:塗料(C−1)と同様にして測定した。
参考例:塗料(C−5)
以下の成分からなる組成物を、分散混合し、潤滑剤を含有しない有機溶剤系塗料(C−5)を調製した。
アクリル樹脂溶液注8) 49.0部
テトラフルオロエチレン樹脂粉末注9)
メラミン樹脂溶液注2) 13.6部
分散剤 −
紫外線吸収剤 1.0部
有機溶剤注10) 36.4部
塗料(C−5)の硬化塗膜の動的摩擦係数は、0.27である。なお、動的摩擦係数は、参考例:塗料(C−1)と同様にして測定した。
参考例:金属板I
板厚0.8mmの冷延鋼板(SPCC)を上下のロール型に挟み込むことによりエンボス加工を施した。エンボスは、楕円形で、凸部の高さは、350μm、長径長さは、8.3mm、短径長さは、3.5mmとした。エンボス加工による凸部のピッチは、長径直線方向に13.5mm毎とし、隣接する列を長径方向を6.75mm、短径方向を3.25mmずらした。平面全体の面積に占めるエンボスの凸部頂点の楕円形の平坦部の面積の割合は、20%である。その条件で加工されたエンボス鋼板から、楕円長径方向に300mm、短径方向に100mm寸法の切板である金属板Iを作成した。
参考例:金属板II
エンボス加工しない以外は、金属板Iと同様の、平滑な金属板を使用した。
凹凸状にエンボス加工した金属板Iの表面に、プライマー(A)を、エアスプレー塗装し、150℃で、25分間焼付け、硬化膜厚25μmのプライマー層を形成した。次いで、潤滑性塗料(C−2)を、エアスプレー塗装し、150℃で、25分間焼付け、硬化膜厚30μmの潤滑性塗膜を形成した。
実施例1と同様にして、金属板Iの表面に、プライマー層を形成した後、潤滑性塗料(C−3)をエアスプレー塗装し、150℃で、25分間焼付け、硬化膜厚25μmの潤滑性塗膜を形成した。
凹凸状にエンボス加工した金属板Iの表面に、粉体塗料(B)を、粉体塗装機(ランズバーグゲマ社製、PG−1)で塗装し、170℃で、25分間焼付け、硬化膜厚60μmの非潤滑性塗膜を形成した。次いで、潤滑性塗料(C−1)を、エアスプレー塗装し、150℃で、25分間焼付け、硬化膜厚30μmの潤滑性塗膜を形成した。
実施例3と同様にして、金属板Iの表面に、非潤滑性塗膜を形成した後、潤滑性塗料(C−4)を、粉体塗装機(ランズバーグゲマ社製、PG−1)で塗装し、160℃で、25分間焼付け、硬化膜厚60μmの潤滑性塗膜を形成した。
非潤滑性塗膜(B)を形成せず、直接、金属板Iの表面に潤滑性塗料(C−1)を塗装する以外は、実施例3と同様にして潤滑性塗膜を形成した。
(比較例1)
潤滑性塗料(C−2)の代わりに、塗料(C−5)を使用する以外は、実施例1と同様にして、プライマー層及び潤滑性のない塗膜を形成した。
(比較例2)
金属板Iの代わりに、エンボス加工していない金属板IIを使用する以外は、実施例1と同様にして、プライマー層及び潤滑性塗膜を形成した。
得られた実施例1〜5、比較例1〜2の塗装された金属板及び無塗装の金属板Iにつき、滑り性を評価するため、以下の2つの方法により試験を行なった。
初期滑り試験
手動式ダイヤルにより傾斜角度を調整できる傾斜角度設定機の台を水平にして、実施例1〜5、比較例1〜2、金属板Iの8種類の板を1枚づつセットし、その板上に、190gスチール缶、340gスチール缶、280mlペットボトル、500mlペットボトル、500mlアルミボトル缶、720mlガラス瓶の6種類の容器を順次載せ、傾斜角度設定機に衝撃を与えないように手でダイヤルを回し、前記板の傾斜角度を徐々に増加させ、容器が板上を滑り出した時の角度を、新潟精機製デジタル傾斜測定計(DP−50)にて測定した。
測定は同じ板と容器の組合せで3回行ない、3回の平均値を滑り角度とした。
滑り繰り返し試験
エアーシリンダーにより台の傾斜角度を、水平と7度との間で衝撃を与えることなくゆっくりと繰り返して調整できる試験機を準備し、その試験機の台上に、実施例1〜5、比較例1〜2、金属板Iの8種類の板を1枚づつセットし、その板上に、190gスチール缶、340gスチール缶、280mlペットボトル、500mlペットボトル、500mlアルミボトル缶、720mlガラス瓶の6種類の容器を順次載せ、板上を容器が上から下まで停止することなく滑り降りる回数を測定した。
容器は1000回繰り返し毎に新しいものに交換した。
試験結果は、初期滑り試験については表1に、滑り繰り返し試験については表2に示した。なお、表2中の「○」は、容器が、板上を上から下まで停止することなく滑り降りたもの、「×」は、容器が、板上を上から下まで滑り降りないで、途中で停止したことを意味する。





























Figure 2005096442




















Figure 2005096442




















Figure 2005096442



















Figure 2005096442
上記試験結果より明らかな通り、凹凸状にエンボス加工した金属板表面にフッ素樹脂粉末を含有する潤滑性塗膜を形成した実施例1〜5は、いずれも長期間にわたる滑り性に優れていた。特に、潤滑性塗膜の下に非潤滑性塗膜を形成した実施例3〜4は、非常に優れていた。
一方、潤滑剤を含有しない通常の塗料を塗布した比較例1、凹凸状にエンボス加工しない平滑な金属板を使用した比較例2、潤滑性塗膜を形成していない凹凸状にエンボス加工した金属板は、いずれも本発明の金属板より長期滑り性に劣るものであった。

Claims (7)

  1. エンボス加工により表面に複数の凸部が形成された金属板表面に、フッ素樹脂粉末を1〜60質量%含有する潤滑性塗膜を有する、滑り性に優れた金属板。
  2. 前記金属板表面と、前記潤滑性塗膜との間に、更に、粉体塗料塗装により形成された非潤滑性塗膜を有する請求項1に記載の金属板。
  3. 前記フッ素樹脂粉末が、平均粒径0.1〜30μmのテトラフルオロエチレン樹脂粉末である、請求項1又は請求項2に記載の金属板。
  4. 前記潤滑性塗膜の膜厚が、5〜200μmである、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の金属板。
  5. 前記粉体塗料塗膜の膜厚が、10〜200μmである、請求項2に記載の金属板。
  6. 前記凸部が、前記金属板表面上で、規則的に配置され、該凸部の高さが、100〜1200μmであり、また、該凸部の各頂部に、平坦部が形成され、該平坦部が、以下の条件を満たす、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の金属板。
    (1)該平坦部が、実質的に同一高さである。
    (2)該平坦部の総面積が、金属板表面の5〜50%である。
  7. 商品陳列棚に使用される、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の滑り性に優れた金属板。
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