JP6128308B2 - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6128308B2
JP6128308B2 JP2012276263A JP2012276263A JP6128308B2 JP 6128308 B2 JP6128308 B2 JP 6128308B2 JP 2012276263 A JP2012276263 A JP 2012276263A JP 2012276263 A JP2012276263 A JP 2012276263A JP 6128308 B2 JP6128308 B2 JP 6128308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
nozzle
substrate
recess
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012276263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014117915A (ja
Inventor
慎介 一川
慎介 一川
祐馬 福澤
祐馬 福澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012276263A priority Critical patent/JP6128308B2/ja
Publication of JP2014117915A publication Critical patent/JP2014117915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6128308B2 publication Critical patent/JP6128308B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特に液体としてインクを吐出するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
液体噴射ヘッドとしては、例えば、圧力発生手段の圧力変化を利用してノズル開口からインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドが知られている。
インクジェット式記録ヘッドは、ノズル開口が設けられたノズルプレートと、圧力発生室が設けられた流路形成基板と、流路形成基板とノズルプレートとの間に設けられて圧力発生室とノズル開口とを連通するノズル連通路と、等の複数の基板が接着剤を介して接合されて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このようなインクジェット式記録ヘッドの各基板を接着する接着剤が流路等の接着剤によって密封される空間、例えば、流路内に侵入すると、流路内に侵入した接着剤が異物となって、ノズル開口の目詰まりが発生し、後の熱処理において破裂する虞がある。また、接着剤によって密封される空間内に圧力発生手段が配置されていると、圧力発生手段に接着剤が付着して、圧力発生手段の駆動の妨げになる虞があるという問題もある。
このため、特許文献1では、基板同士を接着した際の余分な接着剤を逃がす凹部を設けたものが提案されている。
特開2006−281603号公報
しかしながら、液体噴射ヘッドの側面には、例えば、ヘッドカバーの曲げ部などの部品が接着される場合が多く、逃げ溝の先端となる大気開放路の出口も樹脂またはカバーによって封止されていて大気への逃げ道がなかったり、また仮に出口を設けることができても、液体噴射ヘッドの使用に伴い、噴射される液体が留まり易く、固まった液体成分が飛散し、印字時の汚れを招く虞があったという問題がある。
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドに限定されず、インク以外の液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、接着剤によって封止する空間内への接着剤の流れ出しを抑制すると共に、接着剤によって封止する空間の接着剤の破裂を抑制し、且つ被記録媒体の汚れを抑制した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射するノズル開口に連通する流路が設けられた流路部材を具備し、該流路部材は、接着剤によって積層接着された複数の基板を具備し、前記流路部材の前記基板同士を接着する前記接着剤によって封止された空間の周囲には、前記基板に凹部が設けられており、該凹部は前記複数の基板の積層方向のうち、前記ノズル開口のある面と反対側の面において大気開放されており、前記流路部材の前記ノズル開口のある面の反対側にケース部材を有し、該ケース部材には、連通孔が設けられ、前記凹部は、前記連通孔に接続されており、前記連通孔の少なくとも一部が、平面視において、前記複数の基板の周囲に配置されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。 かかる態様では、凹部に余分な接着剤を流れ出させることで、接着剤が封止する空間内に侵入するのを抑制することができる。また、凹部を複数の基板の積層方向のうち、ノズル開口のある面とは反対側の面において大気開放させることで、接着剤を比較的高温で加熱して硬化させた際に、凹部の内圧が上昇するのを抑制して、凹部と封止する空間との間の接着剤の破裂や、硬化直前の接着剤の封止する空間への侵入を抑制することができる。また、大気開放の孔に液体(インク)が侵入・保持されて固化し、固化した液体が飛散することで印字時の被記録媒体の汚れが生じるのを抑制することができる。
また、凹部を連通孔を介して容易に大気開放することができると共に、連通孔内に液体が侵入・保持されて固化し、固化した液体が飛散することで印字時の被記録媒体の汚れが生じるのを抑制することができる。
さらに、連通孔を、平面視した際に、複数の基板に重なる位置から外れた位置に設けることで、当該連通孔が貫通する基板の数を少なくでき、連通孔を容易に形成することができる。
また、前記凹部が、前記ノズル開口の並設方向に連続して設けられていることが好ましい。これによれば、ノズル開口に連通する圧力発生室等の個別流路のそれぞれに個別に凹部を設ける必要がない。
また、前記流路部材の前記基板が、前記ノズル開口が設けられたノズルプレートと、前記ノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧電アクチュエーターとが設けられた流路形成基板と、該流路形成基板の前記ノズルプレートとは反対側の面に配置され、前記圧電アクチュエーターを封止する保持部を有する保護基板と、該流路形成基板と前記ノズルプレートとの間に設けられて前記圧力発生室と前記ノズル開口とを連通するノズル連通路が設けられた連通板と、のうち少なくとも2つ以上であることが好ましい。これによれば、ノズルプレートの面積を狭くして、コストの低減を図ることができる。
また、前記基板が同一材料であることが好ましい。これによれば、線膨張係数の違いによる反りを抑制することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体吐出特性の低下や吐出不良等を抑制した液体噴射装置を実現できる。
他の態様は、液体を噴射するノズル開口に連通する流路が設けられた流路部材を具備し、該流路部材は、接着剤によって積層接着された複数の基板を具備し、前記流路部材の前記基板同士を接着する前記接着剤によって封止された空間の周囲には、前記基板に凹部が設けられており、該凹部は前記複数の基板の積層方向のうち、前記ノズル開口のある面と反対側の面において大気開放されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、凹部に余分な接着剤を流れ出させることで、接着剤が封止する空間内に侵入するのを抑制することができる。また、凹部を複数の基板の積層方向のうち、ノズル開口のある面とは反対側の面において大気開放させることで、接着剤を比較的高温で加熱して硬化させた際に、凹部の内圧が上昇するのを抑制して、凹部と封止する空間との間の接着剤の破裂や、硬化直前の接着剤の封止する空間への侵入を抑制することができる。また、大気開放の孔に液体(インク)が侵入・保持されて固化し、固化した液体が飛散することで印字時の被記録媒体の汚れが生じるのを抑制することができる。
ここで、前記流路部材の前記ノズル開口のある面の反対側にケース部材を有し、該ケース部材には、連通孔が設けられ、前記凹部は、前記連通孔に接続されているこが好ましい。これによれば、凹部を連通孔を介して容易に大気開放することができると共に、連通孔内に液体が侵入・保持されて固化し、固化した液体が飛散することで印字時の被記録媒体の汚れが生じるのを抑制することができる。
また、前記連通孔の少なくとも一部が、平面視において、前記複数の基板の周囲に配置されていることが好ましい。これによれば、連通孔を、平面視した際に、複数の基板に重なる位置から外れた位置に設けることで、当該連通孔が貫通する基板の数を少なくでき、連通孔を容易に形成することができる。
また、前記凹部が、前記ノズル開口の並設方向に連続して設けられていることが好ましい。これによれば、ノズル開口に連通する圧力発生室等の個別流路のそれぞれに個別に凹部を設ける必要がない。
また、前記流路部材の前記基板が、前記ノズル開口が設けられたノズルプレートと、前記ノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧電アクチュエーターとが設けられた流路形成基板と、該流路形成基板の前記ノズルプレートとは反対側の面に配置され、前記圧電アクチュエーターを封止する保持部を有する保護基板と、該流路形成基板と前記ノズルプレートとの間に設けられて前記圧力発生室と前記ノズル開口とを連通するノズル連通路が設けられた連通板と、のうち少なくとも2つ以上であることが好ましい。これによれば、ノズルプレートの面積を狭くして、コストの低減を図ることができる。
また、前記基板が同一材料であることが好ましい。これによれば、線膨張係数の違いによる反りを抑制することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体吐出特性の低下や吐出不良等を抑制した液体噴射装置を実現できる。
本発明の実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る記録ヘッドの平面図である。 本発明の実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態1に係る基板の液体噴射面側からの平面図である。 本発明の他の実施形態に係る基板の液体噴射面側からの平面図である。 本発明の他の実施形態に係る記録ヘッドの断面図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の概略構成を示す図である。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、インクジェット式記録ヘッドの液体噴射面側の平面図であり、図3は図2のA−A′線断面図、図4は図2のB−B′線断面図及びその拡大図であり、図5は、各基板の液体噴射面側からの平面図である。
図示するように、本実施形態の液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドIは、ヘッド本体11、ケース部材40、カバーヘッド130等の複数の部材を備え、これら複数の部材が接着剤等によって接合されている。本実施形態では、ヘッド本体11は、流路形成基板10と、連通板15と、ノズルプレート20と、保護基板30と、コンプライアンス基板45と、を具備する。本実施形態では、詳しくは後述するが、流路形成基板10、連通板15、ノズルプレート20及び保護基板30が接合面に凹部が形成された流路部材の積層された基板に相当する。
ヘッド本体11を構成する流路形成基板10は、本実施形態では、シリコン単結晶基板からなり、当該流路形成基板10には、複数の圧力発生室12が同じ色のインクを吐出する複数のノズル開口21が並設される方向に沿って並設されている。以降、この方向を圧力発生室12の並設方向、又は第1の方向Xと称する。また、流路形成基板10には、圧力発生室12が第1の方向Xに並設された列が複数列、本実施形態では、2列設けられている。この圧力発生室12が第1の方向Xに沿って形成された圧力発生室12の列が複数列設された列設方向を、以降、第2の方向Yと称する。図4に示すように、このような流路形成基板10の一方の面には弾性膜50が形成されており、圧力発生室12の一方面はこの弾性膜50によって構成されている。
流路形成基板10の開口面側(弾性膜50とは反対側)には、連通板15が接合されている。連通板15には、各圧力発生室12に連通する複数のノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接合されている。連通板15には、圧力発生室12とノズル開口21とを繋ぐノズル連通路16が設けられている。連通板15は、流路形成基板10よりも大きな面積を有し、ノズルプレート20は流路形成基板10よりも小さい面積を有する。このようにノズルプレート20の面積を比較的小さくすることでコストの削減を図ることができる。なお、本実施形態では、ノズルプレート20のノズル開口21が開口して、インク滴が吐出される面を液体噴射面20aと称する。
また、連通板15には、マニホールド100の一部を構成する第1マニホールド部17と、第2マニホールド部18とが設けられている。
第1マニホールド部17は、連通板15を厚さ方向(連通板15と流路形成基板10との積層方向)に貫通して設けられている。
また、第2マニホールド部18は、連通板15を厚さ方向に貫通することなく、連通板15の液体噴射面20a側に開口して設けられている。
さらに、連通板15には、圧力発生室12の第2の方向Yの一端部に連通するインク供給路19が、各圧力発生室12毎に独立して設けられている。このインク供給路19は、第2マニホールド部18と圧力発生室12とを連通する。
このような連通板15としては、流路形成基板10と線膨張係数が同等の材料が好ましい。つまり、連通板15として流路形成基板10と線膨張係数が大きく異なる材料を用いた場合、加熱や冷却されることで、流路形成基板10と連通板15との線膨張係数の違いにより反りが生じてしまう。本実施形態では、連通板15として流路形成基板10と同じ材料、すなわち、シリコン単結晶基板を用いることで、熱による反りを抑制することができる。
また、ノズルプレート20の材料も接着される連通板15と線膨張係数が同等の材料が好ましく、本実施形態では、ノズルプレート20としてシリコン単結晶基板を用いた。
つまり、流路部材を構成する積層された基板が同一材料とは、線膨張係数が略同等の材料のことを言う。例えば、シリコン単結晶基板と線膨張係数が略同等な材料としては、鉄ニッケル合金などが挙げられる。
一方、流路形成基板10に形成された弾性膜50上には、さらに絶縁体膜55が形成されている。この絶縁体膜55上には、第1電極60と圧電体層70と第2電極80とからなる圧電アクチュエーター(圧力発生手段)300が設けられている。本実施形態では、第1電極60が複数の圧電アクチュエーター300に共通する共通電極として機能し、第2電極80が各圧電アクチュエーター300で独立する個別電極として機能する。
なお、上述した例では、弾性膜50、絶縁体膜55及び第1電極60が振動板として作用するが、勿論これに限定されるものではなく、例えば、弾性膜50及び絶縁体膜55を設けずに、第1電極60のみが振動板として作用するようにしてもよい。また、圧電アクチュエーター300自体が実質的に振動板を兼ねるようにしてもよい。ただし、流路形成基板10上に直接第1電極60を設ける場合には、第1電極60とインクとが導通しないように第1電極60を絶縁性の保護膜等で保護するのが好ましい。
また、第2電極80には、リード電極90の一端がそれぞれ接続されている。リード電極90の他端には、駆動回路120が設けられた配線基板121が接続されている。
流路形成基板10の圧電アクチュエーター300側の面には、流路形成基板10と略同じ大きさを有する保護基板30が接合されている。保護基板30は、圧電アクチュエーター300を保護するための空間である保持部31を有する。また、保護基板30には貫通孔32が設けられている。リード電極90の他端側は、この貫通孔32内に露出するように延設され、リード電極90と配線基板121とが貫通孔32内で電気的に接続されている。
また、このような構成のヘッド本体11には、複数の圧力発生室12に連通するマニホールド100をヘッド本体11と共に画成するケース部材40が固定されている。ケース部材40は、平面視において上述した連通板15と略同一形状を有し、保護基板30に接着剤によって固定されると共に、上述した連通板15にも接着剤によって固定されている。具体的には、ケース部材40は、保護基板30側に流路形成基板10及び保護基板30が収容される深さの凹部41を有する。この凹部41は、保護基板30の流路形成基板10に接合された面よりも広い開口面積を有する。そして、凹部41に流路形成基板10等が収容された状態で凹部41のノズルプレート20側の開口面が連通板15によって封止されている。これにより、流路形成基板10の外周部には、ケース部材40とヘッド本体11とによって第3マニホールド部42が画成されている。そして、連通板15に設けられた第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18と、ケース部材40と流路形成基板10とによって画成された第3マニホールド部42とによって本実施形態のマニホールド100が構成されている。
なお、保護基板30の材料は、保護基板30が接着される流路形成基板10と線膨張係数が同等の材料が好ましく、本実施形態では、シリコン単結晶基板を用いた。
また、連通板15の第1マニホールド部17及び第2マニホールド部18が開口する液体噴射面20a側の面には、コンプライアンス基板45が設けられている。このコンプライアンス基板45が、第1マニホールド部17と第2マニホールド部18の液体噴射面20a側の開口を封止している。
このようなコンプライアンス基板45は、本実施形態では、封止膜46と、固定基板47と、を具備する。封止膜46は、可撓性を有する薄膜(例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)やステンレス鋼(SUS)等により形成された厚さが20μm以下の薄膜)からなり、固定基板47は、ステンレス鋼(SUS)等の金属等の硬質の材料で形成される。この固定基板47のマニホールド100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部48となっているため、マニホールド100の一方面は可撓性を有する封止膜46のみで封止された可撓部であるコンプライアンス部49となっている。
なお、ケース部材40には、マニホールド100に連通して各マニホールド100にインクを供給するための導入路44が設けられている。また、ケース部材40には、保護基板30の貫通孔32に連通して配線基板121が挿通される接続口43が設けられている。
このような構成のインクジェット式記録ヘッドIでは、インクを噴射する際に、インクカートリッジ等のインク貯留手段から導入路44を介してインクを取り込み、マニホールド100からノズル開口21に至るまで流路内部をインクで満たす。その後、駆動回路120からの信号に従い、圧力発生室12に対応する各圧電アクチュエーター300に電圧を印加することにより、圧電アクチュエーター300と共に弾性膜50及び絶縁体膜55をたわみ変形させる。これにより、圧力発生室12内の圧力が高まり所定のノズル開口21からインク滴が噴射される。なお、本実施形態のインクジェット式記録ヘッドIでは、導入路44からノズル開口21までを液体流路と称する。すなわち、液体流路は、導入路44、マニホールド100、インク供給路19、圧力発生室12、ノズル連通路16及びノズル開口21で構成されている。
また、ヘッド本体11の液体噴射面20a側には、本実施形態の固定板であるカバーヘッド130が設けられている。カバーヘッド130は、コンプライアンス基板45の連通板15とは反対面側に接着剤等により固定されており、コンプライアンス部49の流路(マニホールド100)とは反対側の空間を封止する。なお、カバーヘッド130には、ノズル開口21を露出する露出開口部131が設けられている。また、カバーヘッド130は、ヘッド本体11の側面を覆うように、端部が屈曲して設けられている。
このようなインクジェット式記録ヘッドIの流路部材を構成する積層された基板は、互いに接着剤を介して接合されている。
具体的には、流路形成基板10と保護基板30とは、接着剤210によって接着されている。また、流路形成基板10と連通板15とは接着剤211によって接着されている。さらに、連通板15とノズルプレート20とは、接着剤212によって接着されている。なお、ケース部材40と保護基板30及び連通板15とは接着剤によって接着されている。また、連通板15とコンプライアンス基板45は接着剤によって接着されている。
ここで、図3〜図5に示すように、流路形成基板10と保護基板30との接着面には、第1凹部33が設けられている。第1凹部33は、保持部31の周囲に亘って連続して設けられている。また、第1凹部33は、保持部31と連通されている。そして、第1凹部33は、保護基板30を厚さ方向(流路形成基板10と保護基板30との積層方向)に貫通して設けられた第1貫通孔201を介して大気開放されている。具体的には、第1貫通孔201は、ケース部材40に設けられた連通孔200に連通しており、連通孔200の液体噴射面20aとは反対面側の開口が大気開放している。
なお、本実施形態では、第1凹部33を保護基板30に流路形成基板10側に開口する溝として設けるようにした。もちろん、第1凹部33は、保護基板30に形成するのに限定されず、例えば、第1凹部33を流路形成基板10に保護基板30側に開口する溝として設けてもよく、また、流路形成基板10に設けた溝と保護基板30に設けた溝とで第1凹部を形成してもよい。
また、流路形成基板10と連通板15との接着面には、第2凹部14が設けられている。第2凹部14は、流路形成基板10の圧力発生室12の第1の方向Xに並設された列の間、すなわち、圧力発生室12の2列の間に、圧力発生室12の並設方向、つまりノズル開口21の並設方向である第1の方向Xに亘って連続して設けられている。本実施形態では、1つの圧力発生室12の列に対して1つの第2凹部14を設けたため、合計2つの第2凹部14が2つの圧力発生室12の列の間に設けられている。
また、2つの第2凹部14は、圧力発生室12の並設方向である第1の方向Xの一端部で連通して設けられている。さらに、流路形成基板10には、圧力発生室12の並設方向の一端部側、つまり、2つの第2凹部14が連通する側で厚さ方向(流路形成基板10と連通板15との積層方向)に貫通する第2貫通孔202が設けられている。この第2貫通孔202は、保護基板30に設けられた第1貫通孔201と連通することで、第2凹部14を第2貫通孔202、第1貫通孔201及び連通孔200を介して大気開放している。
なお、本実施形態では、第2凹部14は、流路形成基板10に連通板15側に開口する溝として設けるようにした。もちろん、第2凹部14は、流路形成基板10に形成したものに限定されず、例えば、第2凹部14を連通板15に流路形成基板10側に開口する溝として設けてもよく、また、流路形成基板10に設けた溝と連通板15に設けた溝とで第2凹部14を形成してもよい。
さらに、連通板15とノズルプレート20との接着面には、第3凹部13が設けられている。第3凹部13は、連通板15に第1の方向Xに並設されたノズル連通路16の列の間に、ノズル開口21の並設方向である第1の方向Xに連続して設けられている。本実施形態では、1つのノズル連通路16の列に対して1つの第3凹部13を設けたため、合計2つの第3凹部13が2つのノズル開口21の列の間に設けられている。また、第3凹部13は、連通板15にノズルプレート20側に開口する溝として設けられている。もちろん、第3凹部13は、連通板15に形成したものに限定されず、例えば、第3凹部をノズルプレート20に連通板15側に開口する溝として設けてもよく、また、連通板15に設けた溝とノズルプレート20に設けた溝とで第3凹部を形成してもよい。
また、2つの第3凹部13は、ノズル開口21の並設方向である第1の方向Xの一端部で連通して設けられている。さらに、連通板15には、ノズル開口21の並設方向の一端部側、つまり、2つの第3凹部13が連通する側で厚さ方向(ノズルプレート20と連通板15との積層方向)に貫通する第3貫通孔203が設けられている。この第3貫通孔203は、流路形成基板10に設けられた第2貫通孔202に連通することで、第3凹部13を第3貫通孔203、第2貫通孔202、第1貫通孔201及び連通孔200を介して大気開放している。
そして、これら第1凹部33、第2凹部14及び第3凹部13を設けることで、各基板(保護基板30、流路形成基板10、連通板15及びノズルプレート20)同士を接着剤210〜212によって接着する際に、余分な接着剤210〜212が封止空間である圧力発生室12、ノズル開口21、ノズル連通路16等の流路内や保持部31内に侵入するのを抑制することができる。
すなわち、流路形成基板10と保護基板30とを接着する際に、流路形成基板10に対して保護基板30を相対的に押圧することで、接着剤210が押しつぶされて余分な接着剤210が第1凹部33に入り込む。これにより、余分な接着剤210が保持部31に侵入するのを抑制することができると共に、マニホールド100側にはみ出るのを抑制することができる。ちなみに、余分な接着剤210が保持部31内に侵入すると、侵入した接着剤210が振動板(弾性膜50や絶縁体膜55)や圧電アクチュエーター300に付着するなどして圧電アクチュエーター300及び振動板の変形を阻害して、変位特性が低下してしまう虞がある。また、接着剤210がマニホールド100側にはみ出てしまうと、はみ出た接着剤210がインクの流れによって剥がれて異物となり、ノズル開口21の目詰まりを生じさせてしまう。また、マニホールド100内にはみ出た接着剤210には気泡が付着し易いため、接着剤210に付着した気泡が成長し、気泡が予期せぬタイミングで圧力発生室12側に侵入して、気泡が圧力を吸収するダンパーとして機能してインク滴の吐出不良が発生する虞がある。本実施形態では、第1凹部33に余分な接着剤210を侵入させることで、余分な接着剤210が保持部31やマニホールド100側にはみ出すのを抑制して、圧電アクチュエーター300の変位特性の低下による吐出特性の低下や、インク滴の吐出不良等の不具合が発生するのを抑制することができる。
そして、本実施形態では、第1凹部33が第1貫通孔201を介して大気開放されていることで、流路形成基板10と保護基板30とを接着剤210を介して接着する際に、接着剤210を比較的高温に加熱して硬化させる場合であっても、第1凹部33内の気体が膨張して、接着剤210が破裂することや、接着剤210が保持部31やマニホールド100内に侵入するのを抑制することができる。つまり、第1凹部33が大気開放されていないと、接着剤210を硬化させるために比較的高温に加熱すると、第1凹部33内の気体が膨張して第1凹部33の内圧が上昇し、接着剤210の接着領域が破裂して封止する空間(保持部31やマニホールド100)と、第1凹部33とが連通してしまう。また、接着剤210が硬化する前に封止する空間内に接着剤210が流れ出す虞がある。ちなみに、封止する空間と第1凹部33とが連通すると、インクが第1凹部33内に漏出するなどの不具合が生じる。
同様に、流路形成基板10と連通板15とを接着する際にも、余分な接着剤211を第2凹部14に流れ出させて、余分な接着剤211が圧力発生室12やノズル連通路16及びマニホールド100内に侵入するのを抑制することができる。また、第2凹部14を大気開放することで、接着剤211を比較的高温で加熱して硬化させる際に、第2凹部14の内圧が上昇するのを抑制することができ、接着剤211の破裂や、接着剤211の封止する空間(圧力発生室12やノズル連通路16及びマニホールド100)内に侵入するのを抑制することができる。ちなみに、圧力発生室12と第2凹部14と間の接着剤211による接着領域に破裂が生じると、各圧力発生室12が第2凹部14で連通することになってしまう。このように、第2凹部14と圧力発生室12が連通すると、圧電アクチュエーター300の駆動による圧力が第2凹部14や他の圧力発生室12等に逃げてしまい、圧力発生室12内で正常な圧力変動を生じさせることができず、インク吐出特性が低下してしまう。本実施形態では、第2凹部14を大気開放することで、第2凹部14と圧力発生室12とが連通するのを抑制して、インク吐出特性の低下等の不具合が生じるのを抑制することができる。
同様に、連通板15とノズルプレート20とを接着する際にも、余分な接着剤212を第3凹部13に流れ出させて、余分な接着剤212がノズル開口21やノズル連通路16等に侵入するのを抑制することができる。また、第3凹部13を大気開放することで、接着剤211を比較的高温で加熱して硬化させる際に、第2凹部14の内圧が上昇するのを抑制することができ、接着剤212の破裂や、接着剤212の封止する空間(ノズル開口21やノズル連通路16)内に侵入するのを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態では、流路部材を構成する接着剤210〜212で互いに接着された基板(流路形成基板10、保護基板30、連通板15及びノズルプレート20)の接着面に、接着剤210〜212を流れ出させる凹部(第1凹部33、第2凹部14及び第3凹部13)を設けることで、接着剤210〜212が封止する空間内に余分な接着剤210〜212が侵入するのを抑制することができる。また、凹部(第1凹部33、第2凹部14及び第3凹部13)を大気開放させることで、接着剤210〜212を比較的高温で硬化させても、接着剤210〜212が封止する空間と凹部との間の接着剤210〜212が破裂するのを抑制することができると共に、接着剤210〜212が封止する空間内に侵入するのを抑制することができる。
また、本実施形態のように、凹部を液体噴射面20aとは反対面側に開口する連通孔200で大気開放することで、基板同士を接着した後、連通孔200を塞ぐ必要がなく、製造工程を簡略化してコストを低減することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
上述した実施形態1では、第1凹部33、第2凹部14及び第3凹部13は、最終的に同じ第1貫通孔201を介して大気開放するようにしたが、特にこれに限定されず、第1凹部33、第2凹部14及び第3凹部13をそれぞれ独立して大気開放するようにしてもよく、第1凹部33、第2凹部14及び第3凹部13の何れか2つを連通させて大気開放させてもよい。
また、上述した実施形態1では、ケース部材40の連通孔200は、平面視において複数の基板である流路形成基板10及び保護基板30に重なる位置に配置されているが、特にこれに限定されるものではない。ここで、連通孔200の他の例を図6及び図7に示す。なお、図6は、本発明の他の実施形態に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドを構成する各部材の液体噴射面側からの平面図であり、図7は、図6のC−C′線に準ずる断面図である。
図6及び図7に示すように、ケース部材40の連通孔200Aは、平面視において複数の基板である流路形成基板10及び保護基板30に重ならない位置、すなわち、周囲に設けられている。
そして、保護基板30の第1凹部33は、保護基板30の外側にまで延長された凹部34を介して、保護基板30の外側に設けられた連通孔200Aと連通している。また、流路形成基板10と連通板15との間の第2凹部14は、第1凹部33と連通し、第1凹部33を介して連通孔200Aと連通して大気開放している。このように、ケース部材40の連通孔200Aを、平面視した際に流路形成基板10及び保護基板30と重ならない位置に設けることにより、大気開放用の貫通孔(第1貫通孔201)を比較的厚い保護基板30に設けるのを避けることができる。
さらに、上述した実施形態1では、圧力発生室12に圧力変化を生じさせる圧力発生手段として、薄膜型の圧電アクチュエーター300を用いて説明したが、特にこれに限定されず、例えば、グリーンシートを貼付する等の方法により形成される厚膜型の圧電アクチュエーターや、圧電材料と電極形成材料とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型の圧電アクチュエーターなどを使用することができる。また、圧力発生手段として、圧力発生室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを使用することができる。
また、これら各実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備するインクジェット式記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図8は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
図8に示すインクジェット式記録装置IIにおいて、複数のインクジェット式記録ヘッドIを有するインクジェット式記録ヘッドユニット1A、1B(以下、ヘッドユニット1A、1Bとも言う)は、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、このヘッドユニット1A、1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。このヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、ヘッドユニット1を搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
また、インクジェット式記録装置IIの非印字領域には、ノズル開口21を覆う吸引キャップ140が設けられており、この吸引キャップ140にチューブ142を介して、例えば、真空ポンプ等の吸引装置141が接続されている。吸引キャップ140は、カバーヘッドに当接する大きさを有し、吸引装置141によってカバーヘッドに密着した吸引キャップ140の内部の気体を吸引することで、ノズル開口21を介して圧力発生室12等の流路内のインクを吸引する吸引動作を行う。
なお、上述したインクジェット式記録装置IIでは、インクジェット式記録ヘッドI(ヘッドユニット1)がキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、インクジェット式記録ヘッドIが固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
また、上述した例では、インクジェット式記録装置IIは、液体貯留手段であるインクカートリッジ2A、2Bがキャリッジ3に搭載された構成であるが、特にこれに限定されず、例えば、インクタンク等の液体貯留手段を装置本体4に固定して、貯留手段とインクジェット式記録ヘッドIとをチューブ等の供給管を介して接続してもよい。また、液体貯留手段がインクジェット式記録装置IIに搭載されていなくてもよい。
なお、上記実施の形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを、また液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド及び液体噴射装置全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドや液体噴射装置にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用できる。
I インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 II インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 1A、1B ヘッドユニット、 2A、2B インクカートリッジ、 3 キャリッジ、 4 装置本体、 5 キャリッジ軸、 6 駆動モーター、 7 タイミングベルト、 8 プラテン、 12 圧力発生室、 13 第3凹部、 14 第2凹部、 20 ノズルプレート、 20a 液体噴射面、 21 ノズル開口、 30 保護基板、 33 第1凹部、 40 ケース部材、 43 接続口、 44 導入路、 45 コンプライアンス基板、 49 コンプライアンス部、 100 マニホールド、 130 カバーヘッド、 140 吸引キャップ、 200、200A 連通孔、 201 第1貫通孔、 202 第2貫通孔、 203 第3貫通孔、 210−212 接着剤、 300 圧電アクチュエーター(圧力発生手段)

Claims (5)

  1. 液体を噴射するノズル開口に連通する流路が設けられた流路部材を具備し、
    該流路部材は、接着剤によって積層接着された複数の基板を具備し、
    前記流路部材の前記基板同士を接着する前記接着剤によって封止された空間の周囲には、前記基板に凹部が設けられており、該凹部は前記複数の基板の積層方向のうち、前記ノズル開口のある面と反対側の面において大気開放されており、
    前記流路部材の前記ノズル開口のある面の反対側にケース部材を有し、
    該ケース部材には、連通孔が設けられ、前記凹部は、前記連通孔に接続されており、
    前記連通孔の少なくとも一部が、平面視において、前記複数の基板の周囲に配置されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記凹部が、前記ノズル開口の並設方向に連続して設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記流路部材の前記基板が、前記ノズル開口が設けられたノズルプレートと、
    前記ノズル開口に連通する圧力発生室と該圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧電アクチュエーターとが設けられた流路形成基板と、
    該流路形成基板の前記ノズルプレートとは反対側の面に配置され、前記圧電アクチュエーターを封止する保持部を有する保護基板と、
    該流路形成基板と前記ノズルプレートとの間に設けられて前記圧力発生室と前記ノズル開口とを連通するノズル連通路が設けられた連通板と、のうち少なくとも2つ以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記基板が同一材料であることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
JP2012276263A 2012-12-18 2012-12-18 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Active JP6128308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012276263A JP6128308B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012276263A JP6128308B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014117915A JP2014117915A (ja) 2014-06-30
JP6128308B2 true JP6128308B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=51173193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012276263A Active JP6128308B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6128308B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6520237B2 (ja) * 2015-03-10 2019-05-29 株式会社リコー 液滴吐出ヘッド、液体カートリッジおよび画像形成装置
JP6701784B2 (ja) * 2016-02-17 2020-05-27 株式会社リコー 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
JP7020231B2 (ja) * 2018-03-23 2022-02-16 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド及びインクジェットプリンタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3678025B2 (ja) * 1998-11-06 2005-08-03 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録ヘッド
JP3343610B2 (ja) * 1999-06-23 2002-11-11 富士ゼロックス株式会社 インクジェット記録ヘッド及びその製造方法
JP2005053080A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4224822B2 (ja) * 2004-05-07 2009-02-18 ブラザー工業株式会社 インクジェットプリンタヘッド
JP4222333B2 (ja) * 2005-03-24 2009-02-12 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2009056601A (ja) * 2007-08-29 2009-03-19 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014117915A (ja) 2014-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5278654B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4438822B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6547978B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2014184606A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5019058B2 (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JP2012011604A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6128308B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5743076B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6112041B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6332506B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US9381747B2 (en) Flow path component, liquid ejecting apparatus, and method for manufacturing flow path component
JP2017177335A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット、液体噴射装置及び液体噴射ヘッドユニットの製造方法
JP6024492B2 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射装置および液体噴射ヘッドの製造方法
JP2009113250A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4911306B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
EP1992488A1 (en) Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2009196354A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法及び液体噴射装置
JP2007050551A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2018134875A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2014113787A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5741146B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6241591B2 (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP6108060B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2008030309A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2009034862A (ja) 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6128308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150