JP5614514B2 - センターピラーリンフォースメントの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、センターピラーリンフォースメントの製造方法に関する。本発明は、具体的には、例えば鋼板といった金属製の薄板であるブランクに冷間または温間でプレス成形を行うことによって、自動車のボディシェルの構造部品の一つであるセンターピラーの補強部材であるセンターピラーリンフォースメントを製造する方法に関する。
自動車のボディシェルは、金属製の薄板をプレス加工して製造される多数の成形パネルおよび構造部材が互いに接合されたモノコック構造を有する。センターピラー(Bピラー)がこの構造部材の一つとして知られる。センターピラーは、ボディサイドを構成するサイドシル(キッカー)とルーフレールとの間に架け渡されて配置される重要な構造部材である。センターピラーは、(a)フロントドアーのロック機構を支持するとともにリヤードアーを開閉自在に支持し、(b)自動車の走行時にはボディシェルの曲げ剛性や捩じり剛性を確保するとともに、(c)自動車の側面衝突時には乗員の生存空間を確保する。通常、センターピラーは、センターピラーアウターパネルと、センターピラーインナーパネルと、これら両者の間に配置される補強部材であるセンターピラーリンフォースメントとを接合すること(例えば3枚重ねスポット溶接すること)により、構成される。
センターピラーリンフォースメントは、長尺で湾曲した本体と、本体の長手方向(上下方向)の両端部に形成される2つの略T字形状部とを備えることにより平面視で略I形の外形を呈する成形パネルである。
本体は、湾曲した長尺の天板と、天板の幅方向の両縁部につながって形成される2つの縦壁と、2つの縦壁それぞれにつながって形成される外向きフランジとにより構成される略ハット形の横断面形状を有する。
2つの略T字形状部のうちセンターピラーリンフォースメントの上部に位置する略T字形状部は、例えばルーフサイドレールリンフォースメントといった他の骨格部材に接合されるとともに、センターピラーリンフォースメントの下部に位置する略T字形状部は、例えばサイドシルアウターリンフォースメントといった他の骨格部材に接合される。これら略T字形状部の接合強度や剛性を確保するために、これら略T字形状部は、天板と、この天板につながる湾曲した2つの縦壁と、2つの縦壁それぞれにつながって形成される外向きフランジとを有する。
このように、上述の複雑な形状を有すること、補強部材であることから例えば400MPa以上の高強度を有すること、さらには、低コストで製造可能であること等がセンターピラーリンフォースメントに要求される。
金属製の薄板であるブランクをプレス加工してセンターピラーリンフォースメントを製造しようとすると、略T字形状部の上端部分や下端部分における天板やフランジにしわや割れが発生し易いという問題がある。この問題は、ブランクの強度が高くなるほど顕著になる。
この問題の発生を防ぐため、センターピラーリンフォースメントは、通常、絞り成形によるプレス加工により製造される。絞り成形によるプレス加工を行うために、非常に高い延伸性を有することがセンターピラーリンフォースメントの素材であるブランクに要求される。このため、センターピラーリンフォースメントの素材であるブランクには比較的強度が低い材料(例えば引張強度が340MPa程度の鋼板)を用いざるを得ない。このため、要求される高強度を確保するため、厚くかつ重いブランクを用いる必要を生じる。このため、自動車のボディシェルの重量が増加するとともに製造コストが上昇する。
また、絞り成形によるプレス加工によりセンターピラーリンフォースメントを製造するためには、ブランクの外周部をブランクホルダーにより強く拘束するために、ブランクが広い余肉(切捨て部)を有する必要がある。これにより、センターピラーリンフォースメントの製造コストがさらに上昇する。
さらに、センターピラーリンフォースメントの形状や強度が原因になって、センターピラーリンフォースメントを一体成形できない場合もある。この場合には、個別にプレス成形された複数の構成部材を接合することによりセンターピラーリンフォースメントを構成せざるを得ない。これによっても、センターピラーリンフォースメントの製造コストが上昇する。
特許文献1〜4には、単純なハット形断面,Z形断面といった一様な断面を有するプレス成形品を様々な曲げ成形により製造する発明が開示されている。しかし、特許文献1〜4には、上述のように高強度でかつ複雑な形状を有するセンターピラーリンフォースメントを低コストで製造可能な方法は開示されていない。
特開2003−103306号公報 特開2004−154859号公報 特開2006−015404号公報 特開2008−307557号公報
本発明の目的は、ブランク、例えば、延伸性の高い比較的低強度の鋼板からなるブランクのみならず、延伸性が低い高張力鋼板(引張強度:400MPa以上)からなるブランクにプレス加工を行うことにより、略T字形状部の上端部分や下端部分における天板やフランジにしわや割れを発生することなく、上述のセンターピラーリンフォースメントを低コストで製造可能な方法を提供することである。
本発明は、金属製のブランクにプレス加工を行うことにより、長尺で部分的に略弓形に湾曲した本体と、この本体の長手方向の両端部に形成される2つの略T字形状部とを備えることにより平面視で略I形を呈する成形パネルにより構成され、本体が、湾曲した長尺の天板と、天板の幅方向の両縁部につながる2つの縦壁と、2つの縦壁それぞれにつながる2つの外向きフランジとにより構成される略ハット形断面を有するとともに、2つの略T字形状部が、いずれも、天板、および天板につながる湾曲した2つの縦壁を有するとともに、2つの略T字形状部のうちの少なくとも一方における2つの縦壁それぞれの高さは、前記本体から略T字形状部へ向かうにつれて徐々に低くなるセンターピラーリンフォースメントを製造する方法であって、
好ましくは、ブランクは、2つの略T字形状部にそれぞれ成形される部分が湾曲して突出した外形を有すること、
ブランクに、ダイと、このダイとともにブランクをクランプするブランクホルダーと、ブランクをダイの内部に押入するパンチとを備える絞り成形による第1のプレス加工装置を用いてプレス加工を行うことにより、本体における天板および2つの縦壁それぞれの一部と、2つの略T字形状部のうちの一方の略T字形状部における天板および2つの縦壁それぞれの一部とをなす本体部分と、該一方の略T字形状部における前記天板および前記2つの縦壁それぞれの一部を除いた前記2つの略T字形状部に成形される部分とを有する第1の中間成形品を製造するとともに、第1の工程によって第1の中間成形品に成形された本体部分における縦壁の高さを、本体部分が形成された長手方向の領域における最上部の位置を長手方向0%位置と規定し、以下位置が低下するにつれて長手方向位置を示す数値が増加するように規定し、長手方向の領域における最下部の位置を長手方向100%位置と規定する場合に、長手方向0%位置ではセンターピラーリンフォースメントの縦壁の高さの20%以下とし、長手方向20〜60%位置ではセンターピラーリンフォースメントの縦壁の高さの60%以上とするとともに、長手方向100%位置では前記センターピラーリンフォースメントの縦壁の高さの20%以下とする第1の工程と、
この第1の中間成形品に、パンチと、パンチの膨出部分に対面する接面を有するパッドと、中間成形品をパンチに押圧するダイとを備える曲げ成形による第2のプレス加工装置を用いて、パッドとパンチとによって少なくとも中間成形品における2つの略T字形状部に成形される部分それぞれの一部をクランプした状態で、プレス加工を行う第2の工程と
を経ることにより、センターピラーリンフォースメントを製造すること
を特徴とするセンターピラーリンフォースメントの製造方法である。
本発明において「冷間」とは室温の雰囲気を意味し、「温間」とは冷間よりも高くAc点未満、望ましくはAc点以下の雰囲気を意味する。
この本発明では、第1のプレス加工装置におけるダイは、第1の中間成形品の本体における天板および2つの縦壁それぞれの一部の形状に対応する弓形に凹んだ凹部と、第1の中間成形品の一方の略T字形状部における天板および2つの縦壁それぞれの形状に対応するダイフェース面とを有し、第1のプレス加工装置におけるブランクホルダーは、ダイのダイフェース面とともにブランクをクランプするクランプ面を有するとともに、第1のプレス加工装置におけるパンチは、ブランクをダイにおける凹部の内部に押入することが例示される。
これらの本発明では、第2のプレス加工装置におけるパンチは、センターピラーリンフォースメントの本体に対応する形状の膨出部分を有するとともに、第2のプレス加工装置におけるパッドは、パンチの膨出部分に対面し、少なくとも第1の中間成形品における2つの略T字形状部の天板に成形される部分それぞれの一部をクランプする接面を有することが例示される。
これらの本発明では、第1の中間成形品における、センターピラーリンフォースメントの本体の一部をなす部分における湾曲部分のフランジ面、およびセンターピラーリンフォースメントの本体のフランジ面それぞれの長手方向の長さの差分が、湾曲部分のフランジ面の長手方向の長さの0.8%以下であることが望ましい。
これらの本発明では、第2のプレス加工装置におけるパッドおよびパンチが、第1の中間成形品の2つの略T字形状部に成形される部分それぞれにおける横断方向に突出した腕部をクランプしてもよいし、中間成形品の天板全体をクランプしてもよい。
これらの本発明では、ブランクが、400〜1600MPaの引張強度を有する高張力鋼板からなることが望ましく、ブランクの引張強度の下限は、590MPaであることがさらに望ましく、780MPaであることがいっそう望ましく、980MPaであることが最も望ましい。
さらに、これらの本発明では、ブランクが、引張強度が異なる複数種の材料を溶接したテーラードブランクであることが望ましい。
本発明は、第1のプレス加工装置によってブランクに浅絞り加工を行って第1の中間成形品を製造する第1の工程と、第2のプレス加工装置によって第1の中間成形品に曲げ加工を行う第2の工程を経て、センターピラーリンフォースメントを製造する。このため、本発明によれば、ブランク、例えば、延伸性の高い比較的低強度の鋼板からなるブランクのみならず、延伸性が低い高張力鋼板(引張強度:400MPa以上)からなるブランクにプレス加工を行っても、略T字形状部の上端部分や下端部分における天板やフランジにしわや割れを発生することなく、センターピラーリンフォースメントを低コストで確実に製造することができるようになる。
図1は、本発明により製造したセンターピラーリンフォースメントの一例を示す斜視図である。 図2は、図1における矢視線II−IIに沿うセンターピラーリンフォースメントの断面図である。 図3は、ブランクの一例を示す斜視図である。 図4は、浅絞り成形によるプレス加工を行う第1のプレス加工装置、特に、ダイの凹部、ブランクホルダーのクランプ面およびパンチの膨出部分をブランクとともに示す斜視図である。 図5は、浅絞り加工開始時における第1のプレス加工装置を示す断面図である。 図6は、第1のプレス加工装置によってブランクを浅絞り成形して製造された第1の中間成形品の一例を示す斜視図であり、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図、図6(c)は図6(b)におけるA〜D断面をそれぞれ示す。 図7は、第2のプレス加工装置、特に、パンチの上面および膨出部分(パンチの成形面)、ダイの成形面およびパッドの当接面を、第1の中間成形品とともに示す斜視図である。 図8は、曲げ加工開始時の第2のプレス加工装置の断面図である。 図9は、曲げ加工中の第2のプレス加工装置の断面図である。 図10は、第2のプレス加工装置によって第1の中間成形品に曲げ加工を行って製造されたセンターピラーリンフォースメントまたは第2の中間成形品の一例を示す斜視図である。 図11は、第1の中間成形品における本体部分に成形される部分の側面図である。 図12は、第1の中間成形品における、センターピラーリンフォースメントの外向きフランジに成形される部分での皺発生の有無に及ぼす縮率δ(%)および、深さH(mm)の影響を示すシミュレーション結果を示すグラフである。 図13は、本発明により製造されたセンターピラーリンフォースメントの一例を示す斜視図である。
本発明を、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明により製造したセンターピラーリンフォースメント10の一例を示す斜視図であり、図2は、図1における矢視線II−IIに沿うセンターピラーリンフォースメント10の断面図である。
図1、2に示すように、センターピラーリンフォースメント10は、本体16と2つの略T字形状部12,14とを有する成形パネルである。以降の説明では、略T字形状部12を上部略T字形状部12といい、略T字形状部14を下部略T字形状部14という。
本体16は、長尺で部分的に略弓形に湾曲した外形を有する。また、上部略T字形状部12,下部略T字形状部14は、いずれも、本体16の長手方向の両端部に、本体16から離れる方向へ幅が拡がって形成される。センターピラーリンフォースメント10は、上部から下部へ向けて順に上部略T字形状部12,本体16,下部略T字形状部14を備えることにより、平面視で略I形の外形を呈する。
本体16は、特に図2に示すように、天板18と、この天板18の幅方向(図2における左右方向)の両縁部18a,18bにつながる2つの縦壁20,22と、これら2つの縦壁20,22それぞれにつながる2つの外向きフランジ24,26とにより構成される略ハット形の横断面形状を有する。
本体16は、その内部に各種部品(例えば、フロントドアーのロック機構,リヤードアーのヒンジ,シートベルト払出機構等)を内蔵される。また、2つの縦壁20,22は、フロントドアー,リアードアに装着されるウェザーストリップのシール面としても機能する。
一方、上部略T字形状部12,下部略T字形状部14は、いずれも、天板18、およびこの天板18につながる湾曲した2つの縦壁20,22を有する。上部略T字形状部12,下部略T字形状部14では、天板18の幅は徐々に拡大されるとともに、2つの縦壁20,22は湾曲する。上部略T字形状部12における2つの縦壁20,22それぞれの高さは、いずれも、本体16から上部略T字形状部12の上端部へ向かうにつれて徐々に低くなる。
センターピラーリンフォースメント10は、自動車のボディシェルにおけるボディサイドを構成するサイドシル(キッカー)とルーフレールとの間に架け渡されて配置されるセンターピラーの構成部材であって、センターピラーアウターパネルとセンターピラーインナーパネルとの間に、補強部材として配置される。なお、図1は、センターピラーリンフォースメント10だけを示し、他の部品は省略する。
センターピラーリンフォースメント10の上部略T字形状部12は、ボディサイドを構成するルーフサイドレールリンフォースメント(図示しない)に例えばスポット溶接により強固に接合され、下部略T字形状部14はボディサイドを構成するサイドシルリンフォースメント(図示しない)に例えばスポット溶接により強固に接合される。
本発明では、金属製のブランクにプレス加工を行う第1の工程および第2の工程を経てセンターピラーリンフォースメント10を製造する。このため、第1,2の工程を順次説明する。
[第1の工程]
図3は、このブランク30の一例を示す斜視図である。
図3に示すように、センターピラーリンフォースメント10のブランク30は、センターピラーリンフォースメント10における上部略T字形状部12に略成形される上端部分32と、下部略T字形状部14に略成形される下端部分34と、上端部分32および下端部分34の間に配置されてセンターピラーリンフォースメント10の本体16に略成形される本体部分36とを有する。
また、成形後のエッジ割れを回避するために上端部分32及び下端部分34それぞれの端縁となる部分32a,34aは湾曲して突出した形状を有することが望ましい。
ブランク30は、加工後の形状を考慮して適宜の形状の外形に予め加工されることが望ましい。また、ブランク30は、全体が単一の材料から形成された1枚の金属板により構成されてもよいし、引張強度が異なる複数種の材料を溶接したテーラードブランクにより構成されてもよい。また、ブランク30は、400〜1600MPaの引張強度を有する高張力鋼板からなることが望ましい。これにより、センターピラーリンフォースメント10のいっそうの高強度化および軽量化を図ることができる。
図4は、浅絞り成形によるプレス加工を行う第1のプレス加工装置40、特に、ダイ42の凹部42a、ブランクホルダー44のクランプ面44a、およびパンチ46の膨出部分46aを、ブランク30とともに示す斜視図であり、図5は、浅絞り加工開始時における第1のプレス加工装置40を示す断面図である。
図4、5に示すように、本発明では、センターピラーリンフォースメント10を製造するために、絞り成形(浅絞り成形)によるプレス加工を行うことができる第1のプレス加工装置40を用いる。
第1のプレス加工装置40は、ダイ42と、ダイ42に対向して配置されるブランクホルダー44およびパンチ46とを備える。
ダイ42は、図4,5に示すように、後述する第1の中間成形品50の本体部分56を成形可能な形状、すなわち、概ね弓形に凹んだ底面を有した凹部42aと、凹部42aの周縁部に沿って延在する湾曲面により構成されるダイフェース面42bとを有する。
ダイフェース面42bは、第1の中間成形品50における本体部分56の外側に拡がる上部略T字形状部52の縦壁の高さ、および第1の中間成形品50における本体部分56の外側に拡がる下部略T字形状部54の縦壁の高さを、いずれも、本体部分56から上部略T字形状部52,下部略T字形状部54へ向かうにつれて徐々に低くする形状を有する。
ブランクホルダー44は、ダイ42のダイフェース面42bに対面するクランプ面44aを有する。クランプ面44aは、対面するダイフェース面42b側へ僅かに膨出する湾曲面として、形成される。
さらに、パンチ46は、ダイ42の凹部42aに対応する弓形に湾曲する膨出部分46aを有する。
図5に示すように、平坦な金属製の薄板であるブランク30が、ダイ42およびブランクホルダー44の間に配置される。次に、ブランク30が、ダイ42のダイフェース面42bと、ブランクホルダー44のクランプ面44aとによって、ダイ42の凹部42aの周縁部に沿ってクランプされる。そして、第1の中間成形品50が、パンチ46の膨出部分46aをダイ42の凹部42a内に押入することによって、製造される。
図6は、第1のプレス加工装置40によってブランク30を浅絞り成形して製造された第1の中間成形品50の一例を示す斜視図であり、図6(a)は正面図、図6(b)は側面図、図6(c)は図6(b)におけるA〜D断面をそれぞれ示す。
図6に示すように、第1の中間成形品50は、弓形に膨出する本体部分56と、本体部分56の上部につながるとともに本体部分56の外側に拡がる上部略T字形状部52と、本体部分56の下部につながるとともに本体部分56の外側に拡がる下部略T字形状部54とを有する。
上部略T字形状部52は、第1の中間成形品50の横断方向(本体部分56が延びて存在する方向と略直交する方向)へ互いに反対方向に突出して形成される腕部52a,52bを有する。また、下部略T字形状部54も同様に、第1の中間成形品50の横断方向(本体部分56が延びて存在する方向と略直交する方向)へ互いに反対方向に突出して形成される腕部54a,54bを有する。
本体部分56は、天板51と、天板51の縁部51a,51bに沿って延設された縦壁53,55とを有する。縦壁53,55は、それぞれ、天板51に略平行に延びて形成されるとともにセンターピラーリンフォースメント10において外向きフランジ24,26に形成される外向きフランジ57,59につながる。
第1の中間成形品50の本体部分56は、完成品であるセンターピラーリンフォースメント10の本体16の一部をなす。第1の中間成形品50における上部略T字形状部52,下部略T字形状部54の形状は、いずれも、完成品であるセンターピラーリンフォースメント10における上部略T字形状部12,下部略T字形状部14と比較すると、段差が浅くかつ不明瞭であり、さらに、縦壁53,55の高さも縦壁20,22の高さよりも低い。このように、第1のプレス加工装置40によりブランク30には浅絞り成形が行われる。
第1の中間成形品50は、(i)センターピラーリンフォースメント10の本体16における天板18および2つの縦壁20,22それぞれの一部と、(ii)上部略T字形状部12および下部略T字形状部14のうちの下部略T字形状部14における天板18および2つの縦壁20,22それぞれの一部とをなす本体部分56と、(iii)下部略T字形状部14における天板18および2つの縦壁20,22それぞれの一部を除いて上部略T字形状部12および下部略T字形状部14に成形される部分とを有する。
図6(a)に示すように、第1の中間成形品50の本体部分56が形成された領域Aにおいて最上部の位置を長手方向0%位置の位置と規定し、以下位置が低下するにつれて長手方向位置を示す数値が増加するように規定し、領域Aにおける最下部の位置を長手方向100%位置と規定する。この場合、本体部分56における縦壁53,55の高さは、(i)長手方向0%位置ではセンターピラーリンフォースメント10の縦壁20,22の高さの20%以下であり、(ii)長手方向20〜60%位置ではセンターピラーリンフォースメント10の縦壁20,22の高さの60%以上であるとともに、(iii)長手方向100%位置ではセンターピラーリンフォースメント10の縦壁20,22の高さの20%以下である。
例えば、図6(b)および図6(c)に示す本体部分56のA〜D断面における縦壁53,55の高さは、それぞれ、0mm,25.0mm,35.0mm,5.8mmであるとともに、センターピラーリンフォースメント10におけるこれらのA〜D断面における縦壁20,22の高さは、それぞれ、26.6mm,25.0mm,41.5mm,62.4mmである。このため、本体部分56のA〜D断面における縦壁53,55の高さは、センターピラーリンフォースメント10の縦壁20,22の高さに対して、0%,100.0%.84.3%,9.3%成形されたことになる。
[第2の工程]
図7は、第2のプレス加工装置60、特に、パンチ62の上面61aおよび膨出部分61(パンチ62の成形面)、ダイ66の成形面66aおよびパッド64の当接面64aを、第1の中間成形品50とともに示す斜視図であり、図8は、曲げ加工開始時の第2のプレス加工装置60の断面図であり、さらに、図9は、曲げ加工中の第2のプレス加工装置60の断面図である。
本発明では、第1の中間成形品50に、さらに、曲げ成形によるプレス加工を行うために、第2のプレス加工装置60を用いる。
図7〜9に示すように、第2のプレス加工装置60は、上述したセンターピラーリンフォースメント10の形状を成形可能な外形を有するパンチ62と、パンチ62とともに中間成形品50をクランプするパッド64と、パッド64とともに中間成形品50をパンチ62へ押圧する曲げ加工ダイ66とを有する。
図7〜9に示すように、パンチ62は、センターピラーリンフォースメント10の本体16の形状を成形可能な形状の本体成形部61と、本体部分成形部61の両端部に設けられてセンターピラーリンフォースメント10の上部略T字形状部12および下部略T字形状部14の形状を成形可能な形状の上端成形部63および下端成形部65と、センターピラーリンフォースメント10の外向きフランジ24,26の形状を成形可能な成形面を形成するフランジ成形部67,69とを有する。
本体部分成形部61は、センターピラーリンフォースメント10の天板12の形状を成形可能な形状の上面61aと、センターピラーリンフォースメント10の縦壁20,22の形状を成形可能な形状の側面61b,61cを有する。
上端成形部63,下端成形部65も、センターピラーリンフォースメント10の上部略T字形状部12,下部略T字形状部14の形状に対応した上面63a,65aおよび側面63b,65bを有する。
パッド64は、第1の中間成形品50の曲げ加工中に第1の中間成形品50をパンチ62に対して押圧してクランプするための部材である。パッド64は、パンチ62の本体部分成形部61の上面61aに対面して、センターピラーリンフォースメント10の天板16を成形可能な形状の中央当接面64aと、パンチ62の上端成形部63,下端成形部65の上面63a、65aに対面して、センターピラーリンフォースメント10の上部略T字形状部12,下部略T字形状部14を成形可能な形状の上当接面64b,下当接面64cとを有する。
ダイ66は、パンチ62のフランジ成形部67,69の成形面に対面して、センターピラーリンフォースメント10のフランジ部24,26を成形可能な形状のフランジ成形面66aと、センターピラーリンフォースメント10の本体部分16の側面20,22並びに上部略T字形状部12,下部略T字形状部14の縦壁を成形可能な形状の側面66bとを有する。
図8に示すように、第1の中間成形品50は、その本体部分56がパンチ62の本体部分成形部61とパッド64との間に配置されるように、パッド64およびダイ66と、パンチ62との間に配置される。
次いで、図9に示すように、パッド64がパンチ62へ向けて駆動され、第1の中間成形品50はパッド64とパンチ62との間にクランプされる。第1の中間成形品50は、ダイ66をパンチ62へ向けて駆動することによって、パッド64とパンチ62との間にクランプされた状態で、ダイ66によってパンチ62に押圧されて曲げ加工される。このようにして、センターピラーリンフォースメント10が製造される。
第1の中間成形品50は、ダイ66による曲げ加工の開始においてパッド64とパンチ62との間にクランプされていればよく、パッド64とダイ66とを同様にパンチ62へ向けて駆動するようにしてもよい。
[後加工工程]
図10は、第2のプレス加工装置60によって第1の中間成形品50に曲げ加工を行って製造されたセンターピラーリンフォースメント10または第2の中間成形品70の一例を示す斜視図である。
最終製品であるセンターピラーリンフォースメント10が、センターピラーリンフォースメント10に要求される条件によるが、第2のプレス加工装置60による曲げ成形によって製造される。しかし、このようにして得られたセンターピラーリンフォースメント10にさらに後加工を行う必要がある場合には、図10に示すように、第2のプレス加工装置60による曲げ成形により得られる成形品を第2の中間成形品70とし、この第2の中間成形品70に後加工を行うこととしてもよい。
例えば、第2の中間成形品70にさらにリストライク工程を施すことにより、特に第2の中間成形品70の上端部分72に段差(例えば、図1に示すセンターピラーリンフォースメント10における段差12a)を形成することができる。
このリストライク工程は、第2の中間成形品70に不可避的かつ微少に残存するスプリングバックの除去、或いは、第2の中間成形品70の本体部分76における天板76aや縦壁76b,76cに例えば凹凸といった所定形状の刻印等を行う。
リストライク工程は、図示しないダイ、パッドおよびパンチを備える曲げ成形によるプレス加工装置を用いて行われることが例示される。また、リストライク工程において、レーザー加工機又はシャー切断機を用いて、第2の中間成形品70の周縁部78を裁断またはトリム加工してもよい。
第2の中間成形品70は、長手方向に全体的に弓形に湾曲しており、ハット形の横断面形状を有する本体部分76と、本体部分76の上部につながるとともに本体部分76の外方へ向けて拡がって形成される略T字形の上端部分72と、本体部分76の下部につながるとともに本体部分76の外方へ向けて拡がって形成される略T字形の下端部分74とを有する。第2の中間成形品70は、第1の中間成形品50と比較すると、本体部分76,上端部分72,下端部分74の形状はより明瞭となる。
なお、一般的に、弓形に湾曲した本体部分76における天板76aの長手方向の長さは、本体部分76における外向きフランジ76d,76eの長手方向の長さより0.8%以上長くなっている。
図11は、第1の中間成形品50における本体部分56に成形される部分の側面図である。
次に、第1のプレス加工装置40により第1の中間成形品50を絞り成形する際に、第1の中間成形品50における、センターピラーリンフォースメント10の外向きフランジ24,26に成形される部分に、しわを発生させない好適な条件を説明する。
図11に示すように、第1の中間成形品50の本体部分56は、外側に膨出した湾曲部分56aと、湾曲部分56aの長手方向の両端部から連続する直線部分56b,56cとを有する。第1の中間成形品50の本体部分56における湾曲部分56aの天板51に沿う長手方向の長さ(天板面の長さ)をL1とし、外向きフランジ57,59における湾曲部分56aに対応する部分の長手方向の長さ(外向きフランジ面の長手方向の長さ)をL2とし、天板51と外向きフランジ部57,59との間の距離である縦壁53,55の高さの最大値を湾曲部分56aの高さHとするとともに、長さL1,L2の差分(L1−L2)をL1で除算した値{(L1−L2)/L1}×100を縮率δ(%)とする。なお、湾曲部分56aは外側に膨出する形状を有するため、通常L1がL2よりも長くなる。
図12は、第1の中間成形品50における、センターピラーリンフォースメント10の外向きフランジ24,26に成形される部分でのしわ発生の有無に及ぼす縮率δ(%)および、深さH(mm)の影響を示すシミュレーション結果を示すグラフである。
なお、このシミュレーションは、第1の中間成形品50のブランクが強度1180MPa、板厚1.6mmであった。
図12のグラフから理解されるように、縮率δが0.8%以下である場合には、湾曲部分56aの高さHによらず、しわが外向きフランジ部57,59に発生することはない。これに対し、縮率δが0.8%よりも大きくなると、しわが外向きフランジ部57,59に発生する。
本発明では、第1のプレス加工装置40を用いて縮率δが0.8%以下となるように浅く絞り加工を行って第1の中間成形品50とした後に、第2のプレス加工装置60を用いて第1の中間成形品50をパッド64によってクランプまたは押さえながら曲げ加工することによりセンターピラーリンフォースメント10または第2の中間成形品70を製造する。このため、ブランク30に絞り加工のみを行ってセンターピラーリンフォースメント10を製造する従来の製造法と比較すると、本発明によれば、主として、第1の中間成形品50の上部略T字形状部52,下部略T字形状部54、すなわちセンターピラーリンフォースメント10の上部略T字形状部12,下部略T字形状部14の天板18に成形される部分への、ブランク30の末端領域からの材料の流入を防止または低減可能となり、その領域にしわが生じることが防止される。
さらに、本発明によれば、第1の工程でブランク30に縮率δが0.8%以下となるように浅く絞り加工を行うことによって、ブランク30におけるセンターピラーリンフォースメント10の外向きフランジ24,26に形成される領域から材料が流出するので、ブランク30に曲げ加工のみを行ってセンターピラーリンフォースメント10を製造する方法と比較すると、センターピラーリンフォースメント10のフランジ部24,26にしわ及び割れが生じることが防止される。
図13は、本発明により製造されたセンターピラーリンフォースメント10の一例を、各部寸法とともに示す斜視図である。
本発明に係る製造方法により、引張強度が590MPa,980MPa,1180MPaの高張力鋼板からなるブランク30を用いて、図11に示す寸法を有するセンターピラーリンフォースメント10を試作した。
さらに、引張強度が1180MPaの第1の高張力鋼板と、引張強度が590MPaの第2の高張力鋼板とを予め溶接したブランク30を用い、センターピラーリンフォースメント10の上端部分12,本体部分16となる部分を第1の高張力鋼板により構成するとともに、下端部分14となる部分を第2の高張力鋼板により形成して、本発明によりセンターピラーリンフォースメント10を試作した。
その結果、いずれの試作品にも、しわや割れが発生することなく、良好に加工できたことが確認された。
以上の説明では、本発明の好ましい実施の形態を例にとったが、本発明はこの形態に限定されず、請求の範囲に記載された技術的範囲内で種々の変更、修正、改良が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、第1の中間成形品50は、その天板全体をパッド64とパンチ62との間にクランプされる形態を例にとった。しかし、本発明はこの形態には限定されない。絞り加工のみによってセンターピラーリンフォースメント10を製造する従来の技術では、主として、センターピラーリンフォースメント10の上端部分12および下端部分14の天板へブランク30(第1の中間成形品50)の末端領域からの材料の流入によってしわが発生する。このため、本発明において、第1の中間成形品50の上端部分52と下端部分54の一部、より詳細には、上端部分52の腕部52a,52bおよび下端部分54の腕部54a,54bのみをパッド64によって押さえながら曲げ加工することとしても、センターピラーリンフォースメント10を良好に成形可能である。
10 センターピラーリンフォースメント
12 上部略T字形状部
14 下部略T字形状部
16 本体
30 ブランク
32 上端部分
34 下端部分
36 本体部分
40 絞り成形による第1のプレス加工装置
44 ブランクホルダー
46 パンチ
50 第1の中間成形品
52 上部略T字形状部
54 下部略T字形状部
56 本体部分
60 曲げ成形による第2のプレス加工装置
62 パンチ
64 パッド
66 ダイ
70 第2の中間成形品
72 上端部分
74 下端部分
76 本体部分

Claims (8)

  1. 金属製のブランクにプレス加工を行うことにより、長尺で部分的に略弓形に湾曲した本体と、該本体の長手方向の両端部に形成される2つの略T字形状部とを備えることにより平面視で略I形を呈する成形パネルにより構成され、前記本体は、湾曲した長尺の天板と、該天板の幅方向の両縁部につながる2つの縦壁と、該2つの縦壁それぞれにつながる2つの外向きフランジとにより構成される略ハット形断面を有するとともに、前記2つの略T字形状部は、いずれも、天板、および該天板につながる湾曲した2つの縦壁を有するとともに、前記2つの略T字形状部のうちの少なくとも一方における前記2つの縦壁それぞれの高さは、前記本体から該略T字形状部へ向かうにつれて徐々に低くなるセンターピラーリンフォースメントを製造する方法であって、
    前記ブランクに、ダイと、該ダイとともに前記ブランクをクランプするブランクホルダーと、前記ブランクを前記ダイの内部に押入するパンチとを備える絞り成形による第1のプレス加工装置を用いてプレス加工を行うことにより、前記本体における前記天板および前記2つの縦壁それぞれの一部と、前記2つの略T字形状部のうちの一方の略T字形状部における前記天板および前記2つの縦壁それぞれの一部とをなす本体部分と、該一方の略T字形状部における前記天板および前記2つの縦壁それぞれの一部を除いた前記2つの略T字形状部に成形される部分とを有する第1の中間成形品を製造するとともに、前記第1の工程によって前記第1の中間成形品に成形された前記本体部分における縦壁の高さを、該本体部分が形成された長手方向の領域における最上部の位置を長手方向0%位置と規定し、以下位置が低下するにつれて長手方向位置を示す数値が増加するように規定し、前記長手方向の領域における最下部の位置を長手方向100%位置と規定する場合に、長手方向0%位置では前記センターピラーリンフォースメントの縦壁の高さの20%以下とし、長手方向20〜60%位置では前記センターピラーリンフォースメントの縦壁の高さの60%以上とするとともに、長手方向100%位置では前記センターピラーリンフォースメントの縦壁の高さの20%以下とする第1の工程と、
    該第1の中間成形品に、パンチと、前記パンチの膨出部分に対面する接面を有するパッドと、前記第1の中間成形品を前記パンチに押圧するダイとを備える曲げ成形による第2のプレス加工装置を用いて、前記パッドと前記パンチとによって少なくとも前記第1の中間成形品における前記2つの略T字形状部に成形される部分それぞれの一部をクランプした状態で、プレス加工を行う第2の工程と
    を経ることにより、前記センターピラーリンフォースメントを製造すること
    を特徴とするセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  2. 前記第1のプレス加工装置における前記ダイは、前記第1の中間成形品の前記本体における前記天板および前記2つの縦壁それぞれの一部の形状に対応する弓形に凹んだ凹部と、前記第1の中間成形品の前記一方の略T字形状部における前記天板および前記2つの縦壁それぞれの形状に対応するダイフェース面とを有し、
    前記第1のプレス加工装置における前記ブランクホルダーは、前記ダイフェース面とともに前記ブランクをクランプするクランプ面を有するとともに、
    前記第1のプレス加工装置における前記パンチは、前記ブランクを前記ダイにおける前記凹部の内部に押入すること
    を特徴とする請求項1に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  3. 前記第2のプレス加工装置における前記パンチは、前記本体に対応する形状の膨出部分を有するとともに、前記第2のプレス加工装置における前記パッドは、前記膨出部分に対面し、少なくとも前記第1の中間成形品における前記2つの略T字形状部の前記天板に成形される部分それぞれの一部をクランプする接面を有すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  4. 前記第1の中間成形品における、前記センターピラーリンフォースメントの前記本体の一部をなす部分における湾曲部分のフランジ面、および前記センターピラーリンフォースメントの前記本体のフランジ面それぞれの長手方向の長さの差分が前記湾曲部分のフランジ面の長手方向の長さの0.8%以下である請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  5. 前記第2のプレス加工装置における前記パッドおよび前記パンチは、前記第1の中間成形品の前記2つの略T字形状部に成形される部分それぞれにおける横断方向に突出した腕部をクランプする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  6. 前記第2のプレス加工装置における前記パッドおよび前記パンチは、前記第1の中間成形品の天板全体をクランプする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  7. 前記ブランクは、400〜1600MPaの引張強度を有する高張力鋼板からなることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
  8. 前記ブランクは、引張強度が異なる複数種の材料を溶接したテーラードブランクである請求項1から請求項までのいずれか1項に記載されたセンターピラーリンフォースメントの製造方法。
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