JP5733475B2 - 湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置 - Google Patents

湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5733475B2
JP5733475B2 JP2014514271A JP2014514271A JP5733475B2 JP 5733475 B2 JP5733475 B2 JP 5733475B2 JP 2014514271 A JP2014514271 A JP 2014514271A JP 2014514271 A JP2014514271 A JP 2014514271A JP 5733475 B2 JP5733475 B2 JP 5733475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved
metal plate
die
punch
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014514271A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014042067A1 (ja
Inventor
敏光 麻生
敏光 麻生
田中 康治
康治 田中
隆司 宮城
隆司 宮城
操 小川
操 小川
一之 河野
一之 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2014514271A priority Critical patent/JP5733475B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5733475B2 publication Critical patent/JP5733475B2/ja
Publication of JPWO2014042067A1 publication Critical patent/JPWO2014042067A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/88Making other particular articles other parts for vehicles, e.g. cowlings, mudguards
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/20Deep-drawing
    • B21D22/26Deep-drawing for making peculiarly, e.g. irregularly, shaped articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/02Stamping using rigid devices or tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D24/00Special deep-drawing arrangements in, or in connection with, presses
    • B21D24/02Die-cushions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D24/00Special deep-drawing arrangements in, or in connection with, presses
    • B21D24/04Blank holders; Mounting means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D35/00Combined processes according to or processes combined with methods covered by groups B21D1/00 - B21D31/00
    • B21D35/001Shaping combined with punching, e.g. stamping and perforating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/01Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves between rams and anvils or abutments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12354Nonplanar, uniform-thickness material having symmetrical channel shape or reverse fold [e.g., making acute angle, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、素材金属板をプレス成形してハット形断面を有する湾曲部品を製造する方法と、自動車のボディシェルの骨格構造部材とに関する。
ハット形断面を有するとともに長手方向へ湾曲した外形を有するプレス成形部品が、例えばサイドメンバー(フロントサイドメンバー、リアーサイドメンバー)等のような自動車のボディシェルの骨格構造部材として、用いられる。このプレス成形部品は、自動車の衝突性能を確保するために重要な部品であるとともに、衝突安全性の向上および車体の軽量化を推進するために高強度化を要求される。従来より、このプレス成形部品は、素材金属板に絞り成形によるプレス成形法を適用して、製造されてきた。
図18Aは、ハット形断面を有する湾曲部品(以下、単に「湾曲部品」ともいう)10の一例を示す斜視図であり、図18Bは、湾曲部品10の上面図であり、図18Cは、湾曲部品10の側面図であり、図18Dは、湾曲部品10を一方の端部から見た正面図であり、さらに、図18Eは、湾曲部品10の凸状湾曲部11aおよび凹状湾曲部11bを説明するための斜視図である。また、図19Aは、従来技術により湾曲部品10を製造する絞り加工機を模式的に示す断面図であり、図19Bは、ダイ202とブランクホルダ203およびパンチ204との間に素材金属板201が挟持および拘束された段階を示す断面図であり、図19Cは、図19Bに示される段階からパンチ204を押し込んだ状態を示す断面図であり、図19Dは、図19Cに示される段階からパンチ204をさらに押し込んでパンチ204がダイ202に対して完全に押し込まれ状態を示す断面図である。さらに、図20Aは、素材金属板201を示す斜視図であり、図20Bは、図19A〜図19Dに示す従来技術によって製造された絞りパネル301を示す斜視図である。
例えば、図18A〜図18Eに示す湾曲部品10を製造する場合、まず図19Aに示すように、図20Aに示す素材金属板201をブランクホルダ203およびパンチ204とダイ202との間に配置する。次に、図19Bに示すように、素材金属板201の周囲をダイ202およびブランクホルダ203により挟んで加圧する。次に、図19C,図19Dに示すように素材金属板201の中央部をパンチ204により張り出して素材金属板201を所望の形状に絞り成形する。この絞り成形の過程で、図19Cに示すように素材金属板201の周囲はダイ202およびブランクホルダ203により押さえられているため、素材金属板201の内部は張力を付与されながらパンチ204より成形される。素材金属板201は、その周囲をダイ202およびブランクホルダ203によりある程度拘束されながら、ダイ202内に流入することにより、図20Bに示す形状を有する絞りパネル301に成形される。図18A〜図18Eに示す湾曲部品10は、この絞りパネル301の周囲の不要部分を切断することによって製造される。
図21は、図20Bに示される絞りパネル301における割れ,しわが発生し易い部位を示す斜視図である。
湾曲部品10を絞り成形によるプレス成形法により製造する場合、図21に示すように、絞りパネル301に成形した段階で、絞りパネル301の凹状湾曲部311bの天板301aおよび凸状湾曲部311aのフランジ301bには、材料の余りに起因したしわが発生し易い。しわの発生を抑制するためには、一般的に、ブランクホルダ203の加圧力を増加したり、ブランクホルダ203にドロービードを追加するなどの手段によって成形の過程における素材金属板201の周囲の拘束を強化してダイ202内への素材金属板201の過剰な流入を抑制することが有効である。
しかし、これらの手段によってダイ202内への素材金属板201の流入を抑制すると、絞りパネル301の凸状湾曲部311aの天板301c,凹状湾曲部311bのフランジ301d,長手方向の端部301eでは板厚が過剰に減少し、素材金属板201が伸び性の低い材料の場合にはこれらの領域301c,301d,301eで割れが発生する。
このため、例えばサイドメンバーに代表される湾曲部品10を絞り成形によるプレス成形法により割れおよびしわを発生させずに製造するためには、伸び性の低い高強度材料(例えば高張力鋼板)を素材金属板201として使用することが困難になり、伸び性の高い低強度材料を用いざるを得ない。このため、湾曲部品10に要求される強度を確保するために、素材金属板201の板厚を厚くせざるを得なくなり、ボディシェルの骨格構造部材の軽量化が阻害される。
また、湾曲部品10を絞り成形によるプレス成形法により製造する場合には、絞りパネル301の外周に存在する不要部分を切断して廃棄することになるため、材料の歩留まりも低下する。
なお、特許文献1〜4には、ハット形断面、Z断面などの単純で長手方向に一様な断面を有する部品を曲げ成形する技術が提案されている。しかし、特許文献1〜4には、和案曲部品10のような複雑な形状からなる部品を製造する方法は開示されていない。
特開2003−103306号公報 特開2004−154859号公報 特開2006−015404号公報 特開2008−307557号公報
本発明は、従来の技術が有するこれらの課題に鑑みてなされたものであり、例えば、自動車のボディシェルの骨格構造部材であるサイドメンバー(例えばフロントサイドメンバー、リアーサイドメンバー)に好適に用いられる、ハット形断面を有するとともに長手方向へ湾曲した外形を有する湾曲部品を、プレス成形によって、凹状湾曲部の天板や凸状湾曲部のフランジにおけるしわや、凸状湾曲部の天板、凹状湾曲部のフランジさらには長手方向の端部における割れを発生することなく、歩留まりよく製造する方法と、この方法により製造される例えばサイドメンバーといった骨格構造部材とを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、素材金属板として伸び性が高い低強度材料のみならず、伸び性が低い高強度材料(例えば、引張強度が440MPa以上の高張力鋼板)をも使用して、上述の骨格構造部材を製造することを目的とする。
本発明は、以下に列記の通りである。
(1)ダイおよびパッドと、ダイおよびパッドに対向して配置されるパンチおよびブランクホルダとを備えるプレス成形装置を用いて、素材金属板を冷間または温間でプレス成形することにより、長尺の天板と、天板の両端部につながって天板に略直交する方向へ延びる2つの縦壁と、2つの縦壁それぞれにつながる2つの外向きフランジとにより構成されるハット形の横断面形状を有するとともに、天板の長手方向の一部において天板,2つの縦壁および2つの外向きフランジがいずれも縦壁の高さ方向へ弧状に湾曲する外形を有する本体を備える湾曲部品を製造する方法であって、
ダイおよびパッドとパンチおよびブランクホルダとの間に配置された素材金属板における天板に成形される部分を、パッドによりパンチに押し付けて加圧および挟持するとともに、素材金属板における縦壁および外向きフランジに成形される部分を、ブランクホルダによりダイに押し付けて加圧および挟持する状態を維持しながら、ブランクホルダおよびダイを、パッドおよびパンチに対して相対的に、素材金属板を境として、パンチおよびブランクホルダが配置されている側へ移動することにより、ハット形断面を有する湾曲部品を成形すること
を特徴とする湾曲部品の製造方法。
本発明において「冷間」とは室温の雰囲気を意味し、「温間」とは冷間よりも高くAc点未満、望ましくはAc点以下の雰囲気を意味する。
(2)パッドは一定のストロークを有するパッド加圧装置に接続されるとともに、ブランクホルダはブランクホルダ加圧装置に接続され、さらに、湾曲部品の成形完了後に、
パッド加圧装置およびブランクホルダ加圧装置を用いて、ブランクホルダがパンチに対して相対的に移動しないように固定するとともにブランクホルダが湾曲部品をダイに押し付けないようにした後に、ダイおよびパッドと、ブランクホルダおよびパンチとを離して、湾曲部品をプレス成形装置から取り出す(1)項に記載された湾曲部品の製造方法。
(3)パッドはパッド加圧装置に接続されるとともに、ブランクホルダは一定のストロークを有するブランクホルダ加圧装置に接続され、さらに、湾曲部品の成形完了後に、
パッド加圧装置およびブランクホルダ加圧装置を用いて、パッドがダイに対して相対的に移動しないように固定するとともにパッドが湾曲部品をパンチに押し付けないようにした後に、ダイおよびパッドと、ブランクホルダおよびパンチとを離して、湾曲部品を前記プレス成形装置から取り出す(1)項に記載された湾曲部品の製造方法。
(4)ダイは、湾曲部品における縦壁およびフランジそれぞれの外表面の形状を含む内面形状を有し、パッドは、湾曲部品における天板の外表面の形状を含む外面形状を有し、パンチは、湾曲部品における天板および縦壁それぞれの内表面の形状を含む外面形状を有するとともに、ブランクホルダは、湾曲部品におけるフランジの内表面の形状を含む外面形状を有する(1)項から(3)項までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(5)横断面形状における天板および縦壁が成す内角は90〜92°である(1)項から(4)項までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(6)湾曲部品の成形完了時点における、ダイにおける縦壁を成形する部分と、パンチにおける縦壁を成形する部分とのクリアランスは、素材金属板の板厚の100〜120%である(1)項から(5)項までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(7)素材金属板は、板厚が0.8〜3.2mmであるとともに、引張強度が200〜1600MPaの鋼板である(1)項から(6)項までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(8)素材金属板における天板に成形される部分を、パッドにより0.1MPa以上の押し付け圧力でパンチに押し付けて加圧するとともに、素材金属板における縦壁および外向きフランジに成形される部分を、ブランクホルダにより0.1MPa以上の押し付け圧力でダイに押し付けて加圧する(1)項から(7)項までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(9)素材金属板は、素材金属板を予加工した予加工金属板である(1)項から(8)項8までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(10)プレス成形装置から取り出した湾曲部品に後加工を行う(2)項から(9)項までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
(11)長尺の天板と、天板の両端部につながって天板に略直交する方向へ延びる2つの縦壁と、2つの縦壁それぞれにつながる2つの外向きフランジとにより構成されるハット形の横断面形状を有するとともに、天板の長手方向の一部において天板,2つの縦壁および2つの外向きフランジがいずれも縦壁の高さ方向へ弧状に湾曲する湾曲部を含む外形の本体を備える、自動車のボディシェルの骨格構造部材であって、
本体は、引張強度が440MPa以上であるとともに板厚が1.0〜2.3mmの鋼板を素材とする、冷間または温間でのプレス成形体であること、および
湾曲部を除いた残余の部分の板厚に対する湾曲部の板厚の減少率は15%以下であること
を特徴とする骨格構造部材。
本発明に係るボディシェルの骨格構造部材としては、エンジンコンパーメントを構成するフロントサイドメンバーや、リアーフロアパネルの下面に接合されるリアーサイドメンバー、さらには、フロントフロアーパネルに接合されるフロアセンタートンネル等が例示される。
本発明によれば、パッドおよびパンチによって素材金属板における天板に成形される部分を挟持および拘束するとともに、ブランクホルダおよびダイによって素材金属板における縦壁およびフランジに成形される部分を挟持および拘束する状態を維持しながら、ブランクホルダおよびダイを、パッドおよびパンチに対して相対的に素材金属板を境としてパンチおよびブランクホルダが配置されている側へ移動することによって素材金属板を成形するため、天板およびフランジにおけるしわの発生を防止することができるとともに、縦壁のせん断変形を主体とした塑性変形により成形することができる。このため、成形中に素材金属板に大きな張力をかける必要がないため、素材金属板における切捨て部である余肉を小さくして歩留まりを改善することができ、上述の課題を解決できる。
図1は、本発明に係る製造方法を実施して湾曲部品を製造するプレス成形装置を、分解状態で簡略化して示す斜視図である。 図2Aは、図1に示すプレス成形装置の加工開始時の状況を示す略式断面図である。 図2Bは、図1に示すプレス成形装置におけるダイおよびパッドと、ブランクホルダおよびパンチとの間に素材金属板が挟持および拘束された状況を示す略式断面図である。 図2Cは、図2Bに示す段階からパンチを押し込んだ状況を示す略式断面図である。 図2Dは、図2Cに示す段階からさらにパンチを押し込んで、パンチがダイに対して完全に押し込まれ状況を示す略式断面図である。 図3は、本発明に係る製造方法を実施して湾曲部品を製造する他のプレス成形装置を、分解状態で簡略化して示す斜視図である。 図4Aは、図3に示すプレス成形装置の加工開始時の状況を示す略式断面図である。 図4Bは、図3に示すプレス成形装置におけるダイおよびパッドと、ブランクホルダおよびパンチとの間に素材金属板が挟持および拘束された状況を示す略式断面図である。 図4Cは、図4Bに示す段階からパンチを押し込んだ状況を示す略式断面図である。 図4Dは、図4Cに示す段階からさらにパンチを押し込んで、パンチがダイに対して完全に押し込まれ状況を示す略式断面図である。 図5Aは、本発明の原理を示す説明図である。 図5Bは、本発明を実施する際に生じうる剪断じわを示す説明図である。 図5Cは、本発明を実施する際に生じうる剪断じわを示す側面図である。 図6Aは、縦壁と天板の成す内角θおよびダイとパンチの縦壁部のクリアランスを示すことにより、剪断じわの発生を防止する条件を示す説明図である。 図6Bは、縦壁と天板の成す内角θおよびダイとパンチの縦壁部のクリアランスを示すことにより、剪断じわの発生を防止する条件を示す説明図である。 図7Aは、パンチをダイに完全に押し込み素材金属板を湾曲部品に成形した後に、湾曲部品を金型から取り出す際に生じ得る不具合を示す説明図である。 図7Bは、図7Aに示す状態からパンチをダイに対して後退させる段階を示す説明図である。 図7Cは、図7Bに示す状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階を示す説明図である。 図8Aは、図7A〜図7Cにより示す不具合を解決するための方法を示す説明図である。 図8Bは、図8Aに示す状態からパンチをダイに対して後退させる段階を示す説明図である。 図8Cは、図8Bに示す状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階を示す説明図である。 図9Aは、図7A〜図7Cにより示す不具合を解決するための他の方法を示す説明図である。 図9Bは、図9Aに示す状態からパンチをダイに対して後退させる段階を示す説明図である。 図9Cは、図9Bの状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階を示す説明図である。 図10Aは、本発明を適用して製造したハット形断面を有する湾曲部品の実施例を示す斜視図である。 図10Bは、図10Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図10Cは、図10Aに示す湾曲部品の側面図である。 図10Dは、図10CにおけるA−A断面図である。 図11は、表1におけるクリアランスbを示す説明図である。 図12Aは、本発明を適用して製造したハット形断面を有する湾曲部品の他の実施例を示す斜視図である。 図12Bは、図12Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図12Cは、図12Aに示す湾曲部品の側面図である。 図12Dは、図12Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図13Aは、本発明を適用して製造したハット形断面を有する湾曲部品の他の実施例を示す斜視図である。 図13Bは、図13Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図13Cは、図13Aに示す湾曲部品の側面図である。 図13Dは、図13Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図14Aは、本発明を適用して製造したハット形断面を有する湾曲部品のさらに他の実施例を示す斜視図である。 図14Bは、図14Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図14Cは、図14Aに示す湾曲部品の側面図である。 図14Dは、図14Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図15Aは、本発明を適用して製造したハット形断面を有する湾曲部品のさらに他の実施例であって、外向きフランジが全長の一部に延設される湾曲部品の斜視図である。 図15Bは、図15Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図15Cは、図15Aに示す湾曲部品の側面図である。 図15Dは、図15Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図16Aは、本発明を適用して製造したハット形断面を有する湾曲部品のさらに他の実施例であって、天板が一方の端部から他方の端部へ拡開している湾曲部品の斜視図である。 図16Bは、図16Aの湾曲部品を上方から見た平面図である。 図16Cは、図16Aの湾曲部品の側面図である。 図16Dは、図16Aの湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図17Aは、予加工ブランクを用いて湾曲部品を製造する本発明の方法の説明図であり、この方法で用いる素材金属板の斜視図である。 図17Bは、図17Aに示す素材金属板を予加工した状態を示す斜視図である。 図17Cは、予加工された図17Bに示す素材金属板から成形された湾曲部品の斜視図である。 図17Dは、図17Cに示す湾曲部品をさらにトリムした状態で示す斜視図である。 図18Aは、ハット形断面を有する湾曲部品の一例を示す斜視図である。 図18Bは、湾曲部品の上面図である。 図18Cは、湾曲部品の側面図である。 図18Dは、湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図18Eは、湾曲部品の凸状湾曲部および凹状湾曲部を説明するための斜視図である。 図19Aは、従来技術により湾曲部品を製造する絞り加工機を模式的に示す断面図である。 図19Bは、ダイとブランクホルダおよびパンチとの間に素材金属板が挟持および拘束された段階を示す断面図である。 図19Cは、図19Bに示される段階からパンチをさらに押し込んだ状態を示す断面図である。 図19Dは、図19Cに示される段階からパンチをさらに押し込んでパンチがダイに対して完全に押し込まれ状態を示す断面図である。 図20Aは、素材金属板を示す斜視図である。 図20Bは、図19A〜図19Dに示す従来技術によって製造された絞りパネルを示す斜視図である。 図21は、図20Bに示される絞りパネルにおける割れ,しわが発生し易い部位を示す斜視図である。
10 湾曲部品
11 天板
12a 縦壁
12b 縦壁
13a フランジ
13b フランジ
14a 稜線
14b 稜線
15a 凹線
15b 凹線
502 ダイ
503 パッド
504 パンチ
505 ブランクホルダ
506 パッド加圧装置
507 ブランクホルダ加圧装置
本発明を、添付図面を参照しながら説明する。
本発明により、図18A〜図18Eに示す湾曲部品10を製造することができる。
図18A〜図18Eに示すように、湾曲部品10は、天板11と、天板11に両側端にそれぞれつながる縦壁12a,12bと、縦壁12a,12bにおける天板11につながる側と反対側の端部につながるとともに天板11と反対方向へ延びる外向きフランジ13a,13bとにより構成されるハット形の断面形状を有する。
天板11と、縦壁12a,12bとの間には稜線14a,14bが形成される。また、縦壁12a,12bと外向きフランジ13a,13bとの間には凹線15a,15bが形成される。稜線14a,14bと凹線15a,15bとは略平行に配置される。天板11は、その長手方向の一部に、ハット形の断面形状の外側(天板11の外面側)に弧状に湾曲する凸状湾曲部11aと、ハット形の断面形状の内側(天板11の内面側)に弧状に湾曲する凹状湾曲部11bとを有する。
天板11と縦壁12aとがなす稜線14aは、凸状湾曲部11a,凹状湾曲部11bに対応する部位16a,17aにおいて弧状に湾曲するとともに、天板11と縦壁12bとがなす稜線14bも、凸状湾曲部11a,凹状湾曲部11bに対応する部位16b,17bにおいて弧状に湾曲する。すなわち、湾曲部品10は、図18Cに示すように、側面視においてS字形状を呈しており、換言すると、縦壁12a,12bがS字形の平板から形成されている。
ここで「弧状」とは、完全な円弧の一部に限定されるものではなく、例えば、楕円,双曲線,正弦曲線その他の曲線の一部であってもよい。
このように、湾曲部品10は本体10aを有する。本体10aは、長尺の天板11と、天板11の両端部につながって天板11に略直交する方向へ延びる2つの縦壁12a,12bと、2つの縦壁12a,12bそれぞれにつながる2つの外向きフランジ13a,13bとにより構成されるハット形の横断面形状を有する。また、本体10aは、天板11の長手方向の一部において天板11,2つの縦壁12a,12bおよび2つの外向きフランジ13a,13bがいずれも縦壁12a,12bの高さ方向へ弧状に湾曲する外形を有する。
図1は、本発明に係る製造方法を実施して湾曲部品10を製造するプレス成形装置501を、分解状態で簡略化して示す斜視図である。
図1に示すように、プレス成形装置501は、ダイ502と、パッド503と、パンチ504と、ホルダとしてのブランクホルダ505とを有する。
ダイ502は、湾曲部品10の縦壁12a,12bおよびフランジ13a,13bそれぞれの外面形状を含む内面形状を有する。パッド503は、湾曲部品10の天板11の外面形状を含む外面形状を有する。パンチ504は、ダイ502およびパッド503に対向して配置されるとともに、湾曲部品10の天板11および縦壁12a,12bそれぞれの内面形状を含む外面形状を有する。さらに、ブランクホルダ505は、湾曲部品10のフランジ13a,13bの内面形状を含む外面形状を有する。
図2Aは、プレス成形装置501の加工開始時の状況を示す略式断面図であり、図2Bは、プレス成形装置501におけるダイ502およびパッド503と、ホルダ505およびパンチ504との間に金属板としての素材金属板601が挟持および拘束された状況を示す略式断面図であり、図2Cは、図2Bに示す段階からパンチ504を押し込んだ状況を示す略式断面図であり、さらに、図2Dは、図2Cに示す段階からパンチ504をさらに押し込んで、パンチ504がダイ502に対して完全に押し込まれ状況を示す略式断面図である。
図2A〜図2Dに示すように、パッド503は、ガスクッション,油圧装置,ばねまたは電動駆動装置といったパッド加圧装置506に接続されて支持されており、素材金属板601を加圧してパンチ504の頂部に押し付けることができる。
また、ブランクホルダ505は、ガスクッション,油圧装置,ばねまたは電動駆動装置といったホルダ加圧装置としてのブランクホルダ加圧装置507に接続されて支持されており、素材金属板601を加圧してダイ502に押し付けることができる。
はじめに、図2Aに示すように、素材金属板601が、ダイ502およびパッド503
とパンチ504およびブランクホルダ505との間に配置される。
次に、図2Bに示すように、素材金属板601における天板11に成形される部分が、パッド503によりパンチ504に押し付けられることにより、両者間で加圧および挟持される。また、素材金属板601における縦壁12a,12bおよび外向きフランジ13a,13bにそれぞれ成形される部分が、ブランクホルダ505によりダイ502に押し付けられ、両者間で加圧および挟持される。
パッド加圧装置506により加圧されたパッド503により、素材金属板601における天板10に成形される部分がパンチ504に押し付けられ、両者間で加圧および挟持されることによって、素材金属板601が面外変形できない状態に保持される。また、ブランクホルダ加圧装置507により加圧されたブランクホルダ505により、素材金属板601における縦壁および外向きフランジに成形される部分がダイ502に押し付けられ、両者間で加圧および挟持されることによって、素材金属板601が面外変形できない状態に保持される。
この状態で、ブランクホルダ505およびダイ502を、パッド503およびパンチ504に対して相対的に、素材金属板601を境としてパンチ504およびブランクホルダ505が配置されている側へ移動することにより、素材金属板601を成形する。
図2Cに示すように、パンチ504およびブランクホルダ505が移動するにしたがって、パンチ504およびブランクホル505の間に挟持された素材金属板601が、ダイ502の内側に流入して縦壁12a,12bが形成されてゆく。
そして、図2Dに示すように、パンチ504およびブランクホルダ505が所定の距離を移動して必要な縦壁縦壁12a,12bの高さが確保できた段階で成形が完了する。
ここで、図2A〜図2Dに示す例では、成形の過程においてパンチ504を固定するとともに、パッド503もパンチ504に素材金属板601を押し付けて移動しない状態で、ダイ502を押し込み、ブランクホルダ505もダイ502と一緒に移動する。しかし、本発明はこの態様に限定されるものではない。
図3は、本発明に係る製造方法を実施して湾曲部品10を製造する他のプレス成形装置501−1を、分解状態で簡略化して示す斜視図である。また、図4Aは、図3に示すプレス成形装置501−1の加工開始時の状況を示す略式断面図であり、図4Bは、プレス成形装置501−1におけるダイ602およびパッド603と、ホルダ605およびパンチ604との間に素材金属板601が挟持および拘束された状況を示す略式断面図であり、図4Cは、図4Bに示す段階からパンチ604を押し込んだ状況を示す略式断面図であり、さらに、図4Dは、図4Cに示す段階からパンチ604をさらに押し込んで、パンチ604がダイ602に対して完全に押し込まれ状況を示す略式断面図である。
図1および図2A〜図2Dに示す例とは異なり、図3および図4A〜図4Dに示すように、ダイ602を固定するとともに、ブランクホルダ605もダイ602に素材金属板601を押し付けて移動しない状態で、パンチ604を押し込んで、パッド603をパンチ604と一緒に移動させることよっても、ブランクホルダ605およびダイ602をパッド603およびパンチ604に対して相対的に、素材金属板601を境としてパンチ604およびブランクホルダ605が配置されている側へ移動することができる。すなわち、図3および図4A〜図4Dに示す例も、金型の相対的な動きに関しては、図1および図2A〜図2Dに示す例と同じであり、同様に素材金属板601を湾曲部品10へ成形することができる。
縦壁12a,12bを形成していく間、素材金属板601における天板11に成形される部分は、パッド503およびパンチ504により加圧および挟持されているため、加圧力が十分であれば素材金属板601には面外変形は発生せず、しわの発生を完全に防ぐことができる。また、素材金属板601におけるフランジ13a,13bに成形される部分もブランクホルダ505およびダイ502により加圧および挟持されているため、加圧力が十分であれば素材金属板601には面外変形は発生せず、しわの発生を完全に防ぐことができる。
上述の加圧力が不十分な場合は、素材金属板601の面外変形を防止できず、しわが発生する。素材金属板601が、例えばサイドメンバー(フロントサイドメンバー、リアーサイドメンバー)等のような自動車のボディシェルの骨格構造部材として一般的に使用される板厚:0.8mm以上3.2mm以下、引張強度:200MPa以上1600MPa以下の鋼板である場合には、上述の加圧力は0.1MPa以上であることが望ましい。
図5Aは、本発明の原理を示す説明図であり、図5Bは、本発明を実施する際に生じる剪断じわを示す斜視図であり、図5Cは、本発明を実施する際に生じうる剪断じわを示す側面図である。
本発明では、素材金属板601における縦壁12a,12bに成形される部分は、天板11に成形される部分がパッド503およびパンチ504により加圧および挟持される。また、フランジ13a,13bに成形される部分もブランクホルダ505およびダイ502により加圧および挟持される。さらに、天板11に成形される部分,縦壁12a,12bに成形される部分、および外向きフランジ13a,13bに成形される部分はいずれも縦壁12a,12bの高さ方向へ弧状に湾曲するように成形される。このため、縦壁12a,12bに成形される部分は、図5Aに示すようにせん断変形する。したがって、本発明によれば、素材金属板601を縦壁12a,12bに成形される部分のせん断変形を主体とした塑性変形により湾曲部品10に成形することができる。せん断変形は、変形前後での面積変化が非常に小さいために板厚の変化が非常に小さい変形であるので、湾曲部品10の縦壁12a,12bの板厚減少が抑制される。
また、この成形において天板11および外向きフランジ13a,13bに成形される部分は、面外に曲げられるが、大きな引張変形や圧縮変形を受けないので、天板11および外向きフランジ13a,13b部分も板厚減少が抑制され、結果として湾曲部品10全体として板厚減少が抑制される。
また、素材金属板601における縦壁12a,12bに成形される部分はせん断変形するため、縦壁12a,12bが形成されていく間にせん断変形の最小主ひずみ方向には圧縮変形することとなる。したがって、ダイ502およびパンチ504の縦壁部のクリアランスが過剰であると、図5Bおよび図5Cに示すように剪断じわ18が発生する。この剪断じわ18の発生を抑制するためには、縦壁12a,12bが成形される間にダイ502およびパンチ504の間のクリアランスであって縦壁12a,12bを成形する部分におけるクリアランスを小さく設定し、素材金属板601の板厚に近づけておくことが有効である。
図6Aは、湾曲部品10の縦壁12a,12bおよび天板11の成す内角θおよび、ダイ502およびパンチ504の間のクリアランスであって縦壁12a,12bを成形する部分におけるクリアランスbを示すことにより、剪断じわ18の発生を防止する条件を示す説明図であり、図6Bは、湾曲部品10の縦壁12a,12bおよび天板11の成す内角θおよび、ダイ502およびパンチ504の間のクリアランスであって縦壁12a,12bを成形する部分におけるクリアランスbを示すことにより、剪断じわの発生を防止する条件を示す説明図である。
図6A,図6Bに示すように、縦壁12a,12bと天板11とが成す内角θは、成形時に金型の負角にならないように90°以上必要である。しかし、内角θが90°より過剰に大きいと成形初期のクリアランスが大きくなる。このため、内角θは、90°以上かつ90°にできるだけ近い角度以下であることが有利である。例えば、サイドメンバー(フロントサイドメンバー、リアーサイドメンバー)等のような自動車のボディシェルの骨格構造部材に一般的に用いられる、板厚:0.8mm以上3.2mm以下、引張強度:200MPa以上1600MPa以下の鋼板を素材金属板601として用いて縦壁12a,12bの高さが200mm以下である湾曲部品10を成形する場合を例にとると、内角θが92°超であると、図6Bに示すように縦壁12a,12bにしわが発生することがあるので、天板11と縦壁12a,12bとの成す内角θは、90°以上92°以下であることが望ましく、縦壁12a,12bの成形が完了した時点における、ダイ502およびパンチ504の間のクリアランスであって縦壁12a,12bを成形する部分におけるクリアランスbは、素材金属板601の板厚の100%以上120%以下であることが望ましい。
図7Aは、パンチ504をダイ502に完全に押し込んで素材金属板601を湾曲部品10に成形した後に、湾曲部品10を金型から取り出す際に生じ得る不具合を示す説明図であり、図7Bは、図7Aに示す状態からパンチ504をダイ502に対して後退させる段階を示す説明図であり、さらに、図7Cは、図7Bに示す状態からパンチ504をダイ502に対して完全に後退させた段階を示す説明図である。
図7A〜図7Cに示すように、素材金属板601を湾曲部品10に成形した後、湾曲部品10を金型から取り出すために、パンチ504からダイ502を離して金型の間に隙間を空けると、パッド503とブランクホルダ505とがそれぞれパッド加圧装置506とブランクホルダ加圧装置507により加圧されているため、湾曲部品10は、パッド503およびブランクホルダ505からそれぞれ反対向きの加圧力を受け、変形して潰れてしまい、所定形状の湾曲部品10を得られない。
図8Aは、図7A〜図7Cに示した不具合を解決するための方法を示す説明図であり、図8Bは、図8Aに示す状態からパンチ504をダイ502に対して後退させる段階を示す説明図であり、さらに、図8Cは、図8Bに示す状態からパンチ504をダイ502に対して完全に後退させた段階を示す説明図である。
図8A〜図8Cに示すように、素材金属板601を湾曲部品10に成形した後、ブランクホルダ505がパンチ504と相対的に移動しないように固定し、ブランクホルダ505が成形した湾曲部品10をダイ502に押し付けないようにした状態で、ダイ502とパッド加圧装置506とをブランクホルダ505から離すと、パッド加圧装置506がストロークエンドに伸びるまでパッド503は湾曲部品10を加圧しているものの、パッド加圧装置506が一定以上の距離を移動してパッド加圧装置506がストロークエンドまで伸び切るとその後はパッド503がパンチ504より離れ、湾曲部品901がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることなく、ダイ502およびパッド503と、ブランクホルダ505およびパンチ504とを離すことができ、湾曲部品10を金型から取り出すことができる。
図9Aは、図7A〜図7Cにより示す不具合を解決するための他の方法を示す説明図であり、図9Bは、図9Aに示す状態からパンチをダイに対して後退させる段階を示す説明図であり、さらに、図9Cは、図9Bの状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階を示す説明図である。
図9A〜図9Cに示すように、素材金属板601を湾曲部品10に成形した後に、パッド503がダイ502と相対的に移動しないように固定し、パッド503が成形した湾曲部品10をパンチ504に押し付けないようにした状態で、パッド503およびダイ502を、ブランクホルダ505およびパンチ504から離した場合、ブランクホルダ加圧装置507がストロークエンドまで伸びるまで、ブランクホルダ505は湾曲部品10を加圧しているが、ダイ502が一定以上の距離を移動してブランクホルダ加圧装置507がストロークエンドまで伸び切るとその後はブランクホルダ505がダイ502より離れ、湾曲部品10がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることなく、ダイ502およびパッド503と、ブランクホルダ505およびパンチ504とを離すことができ、湾曲部品10を金型から取り出すことができる。
図10Aは、本発明を適用して製造した湾曲部品100の実施例を示す斜視図であり、図10Bは、湾曲部品100を上方から見た平面図であり、図10Cは、湾曲部品100の側面図であり、図10Dは、図10CにおけるA−A断面図である。さらに、図11は、後述する表1におけるクリアランスbを示す説明図である。
図10A〜図10Dにおける符号100aは本体を示し、符号111は天板を示し、符号112a,112bは縦壁を示し、符号113a,113bは外向きフランジを示す。
表1には、図10A〜図10Dに示す湾曲部品100を製造した様々な例をまとめて示す。表1において、角度θは図10Dに示すように縦壁112a,112bと天板111との成す内角θであり、クリアランスbは図11に示すように、パッド503とパンチ504との間、ダイ502とパンチ504との間、ダイ502とブランクホルダ505との間の隙間である。
Figure 0005733475
表1における例1〜19はいずれも本発明例であって、表1における「しわ発生」とは、許容される程度のしわが発生したことを示し、(1)例1〜例5は縦壁112a,112bの角度θを変更した例であり、(2)例6〜例9は金型のクリアランス、より詳細には一定のクリアランスbに対して板厚tを変更した例であり、(3)例10〜例13はパッド503に印加する圧力(パッド圧)を変更した例であり、(4)例14〜例16はブランクホルダ505に印加する圧力(ホルダ圧)変更した例であり、(5)例17〜例19は材料の引張強度を変更した例である。各々の例において製造した湾曲部品100にしわの発生の有無を検証した。
図12Aは、本発明を適用して製造した湾曲部品の他の実施例110を示す斜視図であり、図12Bは、湾曲部品110を上方から見た平面図であり、図12Cは、湾曲部品110の側面図であり、さらに、図12Dは、図12Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。
図12A〜図12Dに示すように、湾曲部品110は、天板112と、天板112の稜線112a,112bに沿って互いに平行に延設された縦壁114,116と、縦壁114,116の先端にそれぞれつながる外向きフランジ118a,118bとを具備し、概ねハット形断面を有する。
また、天板112は、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。外向きフランジ118a,118bは、天板112に対して略平行に延設され、天板112と同様に、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。縦壁114,116もまた、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。
図13Aは、本発明を適用して製造した湾曲部品のさらに他の実施例120を示す斜視図であり、図13Bは、湾曲部品120を上方から見た平面図であり、図13Cは、湾曲部品120の側面図であり、さらに、図13Dは、湾曲部品120を一方の端部から見た正面図である。
図13A〜図13Dに示すように、湾曲部品120は、天板122と、天板122の稜線122a,122bに沿って互いに平行に延設された縦壁124,126と、縦壁124,126の先端にそれぞれつながる外向きフランジ128a,128bとを具備し、図13Cに示すように側面視において上側に湾曲した形状、つまり外側に膨出した形状を有する。天板122は、1つの平面内には存在しない外側に湾曲した曲面を形成し、外向きフランジ128a,128bは、天板122に対して略平行に延設される。縦壁124,126は、図13Cの紙面に平行な平板より成る。
図14Aは、本発明を適用して製造した湾曲部品のさらに他の実施例130を示す斜視図であり、図14Bは、湾曲部品130を上方から見た平面図であり、図14Cは、湾曲部品130の側面図であり、さらに、図14Dは、湾曲部品130を一方の端部から見た正面図である。
図14A〜図14Dに示すように、湾曲部品130は、図13A〜図13Dに示す湾曲部品120とは反対に側面視において下側に湾曲した形状、つまり内側に凹んだ形状を有する。湾曲部品130は、天板132と、天板132の稜線132a,132bに沿って互いに平行に延設された縦壁134,136と、縦壁134,136の先端につながる外向きフランジ138a,138bとを具備し、図14Cに示すように側面視において下に湾曲した形状、つまり内側に凹んだ形状を有する。天板132は1つの平面内には存在しない内側に湾曲した曲面を形成する。外向きフランジ138a,138bは、天板132に対して略平行に延設される。縦壁134,136は、図14Cの紙面に平行な平板より成る。
図15Aは、本発明を適用して製造した湾曲部品のさらに他の実施例140であって、外向きフランジ148a,148bが全長の一部に延設される湾曲部品140の斜視図であり、図15Bは、湾曲部品140を上方から見た平面図であり、図15Cは、湾曲部品140の側面図であり、さらに、図15Dは、湾曲部品140を一方の端部から見た正面図である。
図15A〜図15Dに示すように、湾曲部品140は、天板142と、天板142の稜線142a,142bに沿って互いに平行に延設された縦壁144,146と、縦壁144,146の先端につながる外向きフランジ148a,148bとを具備し、概ねハット形断面を有する。また、天板142は、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。外向きフランジ148a,148bは、天板142に対して略平行に延設され、天板142と同様に、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。縦壁144,146もまた、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。
湾曲部品140は、図12A〜図12Dに示す湾曲部品110とは異なり、外向きフランジ148a,148bが縦壁144,146の全長に亘っては延設されていない。つまり、縦壁144、146は外向きフランジ148a,148bを有さない部分を含んでいる。図15A〜図15Dでは、外向きフランジ148a,148bは、湾曲部品140の一方の端部から縦壁144,146の下縁部沿いに縦壁144,146の長さよりも短い長さを有する。さらに、外向きフランジ148a,148bは同じ長さとすることができるが、特に図15B,図15Dに示すように、異なる長さを有していてもよい。
湾曲部品140は、自動車のボディシェルを構成する骨格構造部材の一例であるリアーサイドメンバーとして好適に用いられる。湾曲部品140は本体140aを備える。
本体140aは、長尺の天板142と、天板142の両端部につながって天板142に略直交する方向へ延びる2つの縦壁144,146と、2つの縦壁144、46それぞれの一部につながる2つの外向きフランジ148a,148bとにより構成されるハット形の横断面形状を有する。
また、本体140aは、天板142の長手方向の一部において天板142,2つの縦壁144,146および2つの外向きフランジ148a,148bがいずれも縦壁144,146の高さ方向に弧状に湾曲する湾曲部149aを含む外形を呈する。
本体140aは、引張強度が440MPa以上であるとともに板厚が1.0〜2.3mmの鋼板を素材とする、冷間または温間でのプレス成形体である。
湾曲部149aを除いた残余の部分149bの板厚に対する湾曲部149aの板厚の減少率は15%以下である。
図18〜21を参照しながら説明した従来の絞り成形によるプレス成形法により湾曲部材140を製造するには、引張強度が400MPa以下の低強度の鋼板を素材として用いざるを得ないとともに、湾曲部149aを除いた残余の部分149bの板厚に対する湾曲部149aの板厚の減少率は20〜35%程度と極めて大きい。このため、例えば補強部材を追加するといった湾曲部149aの補強が必要であったが、本発明により得られる湾曲部材140は、引張強度が440MPa以上であるとともに板厚が1.0〜2.3mmの鋼板を素材とすることができるとともに、上記板厚の減少率が15%以下と顕著に抑制されているため、湾曲部149aへの補強が不要なほどに十分な強度を有する。
図16Aは、本発明を適用して製造した湾曲部品のさらに他の実施例であって、天板152が一方の端部から他方の端部へ拡開している湾曲部品150の斜視図であり、図16Bは、湾曲部品150を上方から見た平面図であり、図16Cは、湾曲部品150の側面図であり、さらに、図16Dは、湾曲部品150を一方の端部から見た正面図である。
図16A〜図16Dに示すように、湾曲部品150は、天板152と、天板152の稜線152a,152bに沿って互いに平行に延設された縦壁154,156と、縦壁154,156の先端につながる外向きフランジ158a,158bとを具備し、側面視において略S字形を呈する。天板152は、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。外向きフランジ158a,158bは、天板152に対して略平行に延設され、天板152と同様に、1つの平面内には存在しない略S字状に湾曲した曲面を形成する。縦壁154,156の各々は、図21Cの紙面に平行な平面内で略S字状に湾曲する。図18A〜図18Eの湾曲部品10では、天板12の幅は長手方向に一定であるが、図16A〜図16Dの湾曲部品150は、天板152が湾曲部品150の一方の端部から他方の端部へ拡開している。
図17Aは、予加工ブランクを用いて湾曲部品70を製造する本発明の方法の説明図であり、この方法で用いる素材金属板72の斜視図であり、図17Bは、素材金属板72を予加工した状態を示す斜視図であり、図17Cは、予加工された素材金属板から成形された湾曲部品の斜視図であり、さらに、図17Dは、図17Cに示す湾曲部品をさらにトリムした状態で示す斜視図である。
さらに、本発明では、素材金属板を予め加工しておき、その後にこの予加工された素材金属板を用いて、上述の方法でプレス成形するようにしてもよい。
例えば、図17Aに示すように所定の形状に裁断された素材金属板72に、図17Bに示すように複数の座面74を形成する予加工を行っておき、その後に、複数の座面74を有する素材金属板72を既述した方法で図17Cに示すようにプレス成形してプレス成形体76とする。
その際、パッドによって天板部分をパンチに押し付けるので、予加工した座面74が変形してしまうことを防止するために、パッドとパンチの各々に座面74に相当する形状を設けて座面74を変形させずに加圧、挟持できるようにすることが好ましい。また、プレス成形後に、さらにトリム加工等の後加工を行なって図17Dに示す完成品70としてもよい。

Claims (11)

  1. 金属板を挟持加圧する成形面が上下に湾曲したダイと、前記ダイと対向配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が前記ダイの成形面と同様に上下に湾曲したホルダと、前記ダイに形成された開口へ配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が上下に湾曲したパッドと、前記パッドと対向配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が前記パッドの成形面と同様に上下に湾曲したパンチと、を備えたプレス成形装置を用い、
    前記パンチと前記パッドで前記金属板の中央部分を挟持加圧すると共に前記ダイと前記ホルダで前記金属板の両側部分を挟持加圧することで上下に湾曲した金属板とし、
    上下に湾曲した前記金属板を前記パンチと前記パッドで面外変形させない状態に保持して前記ホルダ及び前記ダイと前記パンチ及び前記パッドとを上下に相対移動させることで、断面ハット形状の湾曲部品を成形する湾曲部品の製造方法。
  2. 金属板を挟持加圧する成形面が上下に湾曲したダイと、前記ダイと対向配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が前記ダイの成形面と同様に上下に湾曲したホルダと、前記ダイに形成された開口へ配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が上下に湾曲したパッドと、前記パッドと対向配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が前記パッドの成形面と同様に上下に湾曲したパンチと、を備えたプレス成形装置を用い、
    上下に湾曲した予加工金属板の中央部分を前記パンチと前記パッドで挟持加圧すると共に前記予加工金属板の両側部分を前記ダイと前記ホルダで挟持加圧、前記パンチと前記パッドで前記予加工金属板を面外変形させない状態に保持して前記ホルダ及び前記ダイと前記パンチ及び前記パッドとを上下に相対移動させることで、断面ハット形状の湾曲部品を成形する湾曲部品の製造方法。
  3. 前記湾曲部品の成形完了後に、前記ホルダが前記パンチに対して相対的に移動しないように固定するとともに該ホルダが前記湾曲部品を前記ダイに押し付けないようにした後に、前記ダイおよび前記パッドと、前記ホルダおよび前記パンチとを離して、前記湾曲部品を前記プレス成形装置から取り出す請求項1又は請求項2に記載された湾曲部品の製造方法。
  4. 前記湾曲部品の成形完了後に、前記パッドが前記ダイに対して相対的に移動しないように固定するとともに該パッドが前記湾曲部品を前記パンチに押し付けないようにした後に、前記ダイおよび前記パッドと、前記ホルダおよび前記パンチとを離して、前記湾曲部品を前記プレス成形装置から取り出す請求項1又は請求項2に記載された湾曲部品の製造方法。
  5. 天板、該天板の両側から延出する縦壁、該縦壁の下端部から外側へ延出する外向きフランジで前記断面ハット形状の湾曲部品が形成され、
    プレス成形装置の前記ダイの開口の内壁は、前記縦壁の外表面の形状を含む内面形状を有し、前記パンチの外面は、前記縦壁の内表面の形状を含む外面形状を有する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
  6. 前記天板および前記縦壁が成す内角は90〜92°となるように前記内壁の内面形状と前記パンチの外面形状が構成されている請求項5に記載された湾曲部品の製造方法。
  7. 前記湾曲部品の成形完了時点における、前記ダイの内壁と前記パンチの外面とのクリアランスは、前記金属板の板厚の100〜120%である請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
  8. 前記金属板は、板厚が0.8〜3.2mmであるとともに、引張強度が200〜1600MPaの鋼板である請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
  9. 前記金属板の中央部分を、前記パッドにより0.1MPa以上の押し付け圧力で前記パンチに押し付けて加圧するとともに、前記金属板の両側部分を、前記ホルダにより0.1MPa以上の押し付け圧力で前記ダイに押し付けて加圧する請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
  10. 前記プレス成形装置から取り出した前記湾曲部品に後加工を行う請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載された湾曲部品の製造方法。
  11. 金属板を挟持加圧する成形面が上下に湾曲したダイと、
    前記ダイと対向配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が前記ダイの成形面と同様に上下に湾曲したホルダと、
    前記ダイに形成された開口へ配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が上下に湾曲したパッドと、
    前記パッドと対向配置され前記金属板を挟持加圧する成形面が前記パッドの成形面と同様に上下に湾曲したパンチと、
    前記パンチと前記パッドで前記金属板の中央部分を挟持加圧させると共に前記ダイと前記ホルダで前記金属板の両側部分を挟持加圧させることで上下に湾曲した金属板を形成し、上下に湾曲した前記金属板を前記パンチと前記パッドで面外変形させない状態に保持して前記ホルダ及び前記ダイと前記パンチ及び前記パッドとを上下に相対移動させることで、断面ハット形状の湾曲部品を成形する移動装置と、
    を有する湾曲部品の製造装置。
JP2014514271A 2012-09-12 2013-09-05 湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置 Active JP5733475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014514271A JP5733475B2 (ja) 2012-09-12 2013-09-05 湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012200445 2012-09-12
JP2012200445 2012-09-12
JP2014514271A JP5733475B2 (ja) 2012-09-12 2013-09-05 湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置
PCT/JP2013/073946 WO2014042067A1 (ja) 2012-09-12 2013-09-05 湾曲部品の製造方法および自動車のボディシェルの骨格構造部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5733475B2 true JP5733475B2 (ja) 2015-06-10
JPWO2014042067A1 JPWO2014042067A1 (ja) 2016-08-18

Family

ID=50278180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014514271A Active JP5733475B2 (ja) 2012-09-12 2013-09-05 湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置

Country Status (15)

Country Link
US (1) US10179360B2 (ja)
EP (1) EP2896467B1 (ja)
JP (1) JP5733475B2 (ja)
KR (1) KR101682839B1 (ja)
CN (1) CN104582870B (ja)
BR (1) BR112015004713A2 (ja)
CA (1) CA2882244C (ja)
ES (1) ES2823726T3 (ja)
IN (1) IN2015DN01290A (ja)
MX (1) MX365479B (ja)
MY (1) MY181405A (ja)
RU (1) RU2610191C2 (ja)
TW (1) TWI542421B (ja)
WO (1) WO2014042067A1 (ja)
ZA (1) ZA201501157B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200106974A (ko) 2018-02-28 2020-09-15 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 프레스 부품의 제조 방법, 프레스 성형 장치 및 프레스 성형용의 금속판
JP2020199539A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 トヨタ車体株式会社 車両用メンバー部品のプレス成形方法及びそのプレス金型
JP2021169119A (ja) * 2020-04-16 2021-10-28 Jfeスチール株式会社 プレス部品の製造方法、プレス成形用の金属板、及び高張力鋼板
CN113766980A (zh) * 2019-04-22 2021-12-07 杰富意钢铁株式会社 冲压成型方法

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105682819B (zh) 2013-09-24 2017-10-13 新日铁住金株式会社 帽型截面部件的制造装置
CN105636717B (zh) * 2013-10-24 2017-12-19 新日铁住金株式会社 帽型截面部件的制造装置以及制造方法
JP5847212B2 (ja) * 2014-01-31 2016-01-20 東亜工業株式会社 熱間プレス装置
WO2015199231A1 (ja) * 2014-06-26 2015-12-30 新日鐵住金株式会社 プレス成形品の製造方法およびプレス金型
JP6369556B2 (ja) 2014-10-01 2018-08-08 新日鐵住金株式会社 プレス成形品の製造方法、製造装置及び製造設備列
JP5967386B2 (ja) * 2014-12-03 2016-08-10 Jfeスチール株式会社 プレス成形方法およびその方法を用いた部品の製造方法並びにプレス成形装置
WO2016104376A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 新日鐵住金株式会社 ハット形断面部品の製造方法
US10213819B2 (en) 2015-02-27 2019-02-26 Sango Co., Ltd. Press forming method
KR101987569B1 (ko) * 2015-03-03 2019-06-10 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 프레스 성형 방법 및 프레스 성형 장치
JP6398797B2 (ja) * 2015-03-05 2018-10-03 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6242363B2 (ja) 2015-03-31 2017-12-06 日新製鋼株式会社 成形材製造方法
KR102041861B1 (ko) * 2015-06-01 2019-11-08 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 프레스 성형 방법 및 프레스 성형 장치
JP6543791B2 (ja) * 2015-06-04 2019-07-17 株式会社Subaru 樹脂成形体の製造方法及びプレス成形装置
JP6528701B2 (ja) * 2015-06-08 2019-06-12 株式会社デンソー 製造方法
CN105170798B (zh) * 2015-09-21 2017-03-08 南京力源轨道交通装备有限公司 铁路货车篷中车顶篷弯梁的加工模具
CN108367328B (zh) * 2015-12-08 2019-08-20 日本制铁株式会社 冲压成型品的制造方法、冲压装置以及冲压生产线
RU2693402C1 (ru) * 2016-03-28 2019-07-02 Ниппон Стил Энд Сумитомо Метал Корпорейшн Способ изготовления штампованного изделия
RU2714357C1 (ru) 2016-07-13 2020-02-14 Ниппон Стил Корпорейшн Формованное горячей штамповкой изделие, использующий его конструктивный элемент и способ изготовления формованного горячей штамповкой изделия
US11623261B2 (en) 2016-07-13 2023-04-11 Nippon Steel Corporation Hot-stamping formed article, vehicle member, and manufacturing method of hot-stamping formed article
EP3524367B1 (en) * 2016-10-05 2021-09-29 Nippon Steel Corporation Method and device for manufacturing press formed article
CN110114161B (zh) * 2017-03-15 2021-03-23 日本制铁株式会社 淬火构件的制造方法及淬火构件
CN110402218B (zh) * 2017-03-15 2022-09-27 日本制铁株式会社 成形体、构造构件以及成形体的制造方法
JP6527544B2 (ja) 2017-03-28 2019-06-05 Jfeスチール株式会社 プレス成形装置及びプレス成形品の製造方法
JP2020535971A (ja) * 2017-10-06 2020-12-10 ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトThyssenKrupp Steel Europe AG 成形された板金部品を予備成形された部品によって製作するための方法およびデバイス
CN108213181A (zh) * 2017-12-29 2018-06-29 东莞市天合机电开发有限公司 一种模具方便更换的数字相机底板凹孔冲孔机构
CN109047509B (zh) * 2018-09-28 2023-10-31 浙江龙文精密设备有限公司 碗状罐及其成型模具
WO2020090872A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 竹内 忍 板材の加工を行う加工装置、及び加工方法
CN109500249A (zh) * 2018-12-18 2019-03-22 北奔重型汽车集团有限公司 一种车辆纵梁成型模具
EP3912744A4 (en) * 2019-01-17 2022-03-09 Nippon Steel Corporation PROCESS FOR MANUFACTURING PRESS FORMED ARTICLES AND PRESS FORMING LINE
JP7103294B2 (ja) 2019-04-04 2022-07-20 トヨタ自動車株式会社 ハット形断面部品の製造装置および製造方法
JP6753502B1 (ja) * 2019-09-30 2020-09-09 Jfeスチール株式会社 自動車用外板パネルのプレス成形方法及びプレス成形装置
JP7445130B2 (ja) 2020-06-16 2024-03-07 日本製鉄株式会社 せん断変形特性評価方法
JP2022042636A (ja) * 2020-09-03 2022-03-15 プレス工業株式会社 車体フレーム用部材、及び車体フレーム用部材の製造方法
KR102385136B1 (ko) * 2020-09-10 2022-04-11 조설호 고장력 소재 성형 방법
TWI738541B (zh) * 2020-10-20 2021-09-01 財團法人金屬工業研究發展中心 成形模具及應用其之殼件的局部持壓熱成形方法
CN114160615B (zh) * 2021-11-23 2023-08-15 桂林航天工业学院 一种使用可变压边方式的双曲率弯曲装置的方法
GB2623337A (en) * 2022-10-13 2024-04-17 Cambridge Entpr Ltd Working of sheet metal

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117831A (en) * 1980-02-20 1981-09-16 Sumitomo Metal Ind Ltd Bending method
JPH10225723A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Nkk Corp プレス成形装置及びその成形方法
JP2006159281A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Nisshin Steel Co Ltd 衝撃吸収特性に優れた構造用部材のプレス成形方法
JP2008018442A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Nippon Steel Corp 形状凍結性に優れた多段プレス成形方法
JP2008105094A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Aida Eng Ltd プレス成形方法、それに用いる兼用プレス型および成形装置
JP2009241109A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Kobe Steel Ltd チャンネル部材の曲げ成形方法
JP2009255116A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Nippon Steel Corp 形状凍結性に優れたプレス成形方法およびその装置
WO2011145679A1 (ja) * 2010-05-19 2011-11-24 新日本製鐵株式会社 L字状形状を有する部品のプレス成形方法
JP2012051005A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Sumitomo Metal Ind Ltd プレス成形装置およびプレス成形品の製造方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1881517A (en) * 1930-06-27 1932-10-11 Hudson Motor Car Co Method and apparatus for forming body panels
GB2094681B (en) 1981-03-18 1984-11-21 Rockwell International Corp Bending
JPS5973120A (ja) * 1982-10-19 1984-04-25 Toyota Motor Corp プレス品の曲げ加工方法
JP2825138B2 (ja) * 1991-03-12 1998-11-18 トヨタ自動車株式会社 曲げ加工型
WO1993020963A1 (en) * 1992-04-20 1993-10-28 Kabushiki Kaisha Kanemitsu Method of manufacturing sheet metal rotary member
JP2002001445A (ja) * 2000-06-16 2002-01-08 Fuji Heavy Ind Ltd プレス成形方法
JP3839290B2 (ja) 2001-09-27 2006-11-01 株式会社神戸製鋼所 金属板の曲げ成形方法
JP4579505B2 (ja) 2002-09-11 2010-11-10 株式会社神戸製鋼所 金属板のプレス成形用金型および金属板のプレス成形方法
JP4412452B2 (ja) 2002-11-01 2010-02-10 日産自動車株式会社 プレス成形方法、プレス成形型及び自動車用強度部材
US7117708B2 (en) * 2003-06-04 2006-10-10 Kobe Steel, Ltd. Die set for press forming metal sheet and press forming method of metal sheet
RU2284873C2 (ru) * 2003-12-10 2006-10-10 Открытое акционерное общество "Калужский завод автомобильного электрооборудования" (ОАО "КЗАЭ") Способ изготовления направляющей стеклоподъемника
JP4438468B2 (ja) * 2004-03-22 2010-03-24 Jfeスチール株式会社 プレス成形方法およびプレス成形装置
JP4264054B2 (ja) 2004-06-01 2009-05-13 株式会社神戸製鋼所 曲げ成形方法およびその成形方法に用いる成形金型
JP4908763B2 (ja) * 2005-02-04 2012-04-04 本田技研工業株式会社 塗装鋼板の成形方法
JP4576639B2 (ja) * 2005-05-16 2010-11-10 アイダエンジニアリング株式会社 プレス機械のダイクッション装置
JP2008307557A (ja) 2007-06-13 2008-12-25 Kobe Steel Ltd 2段プレス成形法
JP2009002411A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Toyota Auto Body Co Ltd 樹脂成形品組付用のクリップ及びこれを用いた樹脂成形品の組付構造
CN201186324Y (zh) * 2008-03-11 2009-01-28 无锡曙光模具有限公司 汽车后桥总成前横梁制造专用局部弯曲模具
EP2644293B1 (en) * 2010-11-24 2016-07-27 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Method for manufacturing l-shaped product

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56117831A (en) * 1980-02-20 1981-09-16 Sumitomo Metal Ind Ltd Bending method
JPH10225723A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Nkk Corp プレス成形装置及びその成形方法
JP2006159281A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Nisshin Steel Co Ltd 衝撃吸収特性に優れた構造用部材のプレス成形方法
JP2008018442A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Nippon Steel Corp 形状凍結性に優れた多段プレス成形方法
JP2008105094A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Aida Eng Ltd プレス成形方法、それに用いる兼用プレス型および成形装置
JP2009241109A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Kobe Steel Ltd チャンネル部材の曲げ成形方法
JP2009255116A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Nippon Steel Corp 形状凍結性に優れたプレス成形方法およびその装置
WO2011145679A1 (ja) * 2010-05-19 2011-11-24 新日本製鐵株式会社 L字状形状を有する部品のプレス成形方法
JP2012051005A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Sumitomo Metal Ind Ltd プレス成形装置およびプレス成形品の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200106974A (ko) 2018-02-28 2020-09-15 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 프레스 부품의 제조 방법, 프레스 성형 장치 및 프레스 성형용의 금속판
US11628486B2 (en) 2018-02-28 2023-04-18 Jfe Steel Corporation Production method for pressed components, press forming device, and metal sheet for press forming
CN113766980A (zh) * 2019-04-22 2021-12-07 杰富意钢铁株式会社 冲压成型方法
CN113766980B (zh) * 2019-04-22 2023-12-05 杰富意钢铁株式会社 冲压成型方法
US11998968B2 (en) 2019-04-22 2024-06-04 Jfe Steel Corporation Press forming method
JP2020199539A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 トヨタ車体株式会社 車両用メンバー部品のプレス成形方法及びそのプレス金型
JP7153273B2 (ja) 2019-06-11 2022-10-14 トヨタ車体株式会社 車両用メンバー部品のプレス成形方法及びそのプレス金型
JP2021169119A (ja) * 2020-04-16 2021-10-28 Jfeスチール株式会社 プレス部品の製造方法、プレス成形用の金属板、及び高張力鋼板
JP7243670B2 (ja) 2020-04-16 2023-03-22 Jfeスチール株式会社 プレス部品の製造方法、及び金属板

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150038417A (ko) 2015-04-08
ZA201501157B (en) 2016-01-27
RU2015106689A (ru) 2016-11-10
TWI542421B (zh) 2016-07-21
MY181405A (en) 2020-12-21
CN104582870B (zh) 2016-09-28
EP2896467A1 (en) 2015-07-22
CA2882244A1 (en) 2014-03-20
JPWO2014042067A1 (ja) 2016-08-18
IN2015DN01290A (ja) 2015-07-03
CN104582870A (zh) 2015-04-29
RU2610191C2 (ru) 2017-02-08
EP2896467B1 (en) 2020-08-19
US10179360B2 (en) 2019-01-15
ES2823726T3 (es) 2021-05-10
US20150224563A1 (en) 2015-08-13
MX365479B (es) 2019-06-05
CA2882244C (en) 2017-06-06
WO2014042067A1 (ja) 2014-03-20
EP2896467A4 (en) 2016-06-15
TW201420230A (zh) 2014-06-01
BR112015004713A2 (pt) 2017-07-04
KR101682839B1 (ko) 2016-12-05
MX2015002525A (es) 2015-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5733475B2 (ja) 湾曲部品の製造方法及び湾曲部品の製造装置
CN109414745B (zh) 冲压部件的制造方法及制造装置
JP6020596B2 (ja) プレス部品の製造方法およびプレス部品の製造装置
TWI448338B (zh) 具有l字狀形狀之零件的壓製成形方法
JP6119848B2 (ja) ブランク、成形板、プレス成形品の製造方法及びプレス成形品
KR101863469B1 (ko) 강판 소재, 그 제조 방법 및 제조 장치, 및 그 강판 소재를 이용한 프레스 성형품의 제조 방법
WO2014148618A1 (ja) プレス成形部材の製造方法及びプレス成形装置
TWI655038B (zh) 壓製成形品的製造方法及製造裝置
JPWO2016075937A1 (ja) プレス成形品の製造方法および製造装置
WO2017006793A1 (ja) プレス部品の製造方法および製造装置
JP6011680B1 (ja) プレス成形方法及びプレス成形金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140326

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140326

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140627

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150330

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5733475

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350