JP6528701B2 - 製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス加工機に用いられる加工装置、およびその加工装置を用いた製造方法に関する。
従来、ワークに対し絞り加工または曲げ加工などを行うプレス加工機に用いられる加工装置が知られている。
特許文献1に記載の装置は、複数の板状の金型片を板厚方向に並べて金型を構成している。この装置は、板厚方向に並ぶ複数の金型片のうち、中央部に位置する金型片のワーク側の端部を、外側に位置する金型片のワーク側の端部よりも突出させ、金型をアーチ状にしている。この装置は、その金型からワークに荷重を印加し、ワークをアーチ状に曲げることが可能である。
特開2011−83806号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置が備える金型は、複数の金型片をその板厚方向にのみ配置している。そのため、この装置が備える金型は、複数の金型片の奥行き方向に金型の形状を変えることはできない。したがって、この装置は、ワークに対し、例えばカップ状など、三次元に凹凸を有する形状にワークを成形することはできない。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、三次元の凹凸形状を自在に設定することが可能な加工装置、およびその加工装置を用いた製造方法を提供することを目的とする。
第1発明は、ワーク(6)に対しプレス成形加工を行う加工装置であり、加工部(1,2)と、位置決め部(5、7、8、9、14、15、16)と、を備える。加工部は、プレス成形加工における型閉じ又は型開き方向に対し交差する任意の面における複数の方向に並んだ複数のピン(4)を有し、その複数のピンの先端部(40)によりワークを加工するための任意の加工面を形成する。位置決め部は、複数のピンをピン毎に、型閉じ又は型開き方向に移動可能、且つ、所定位置において位置決め可能である。
これにより、加工部は、複数のピンの先端部により形成される加工面において任意の三次元凹凸形状等を自在に設定することが可能である。したがって、加工装置は、三次元に凹凸等を有する種々の形状にワークを成形することができる。
第2発明は、製造方法の発明である。この製造方法は、当接工程および加工工程を含む。当接工程では、加工前のワークに対し、第1加工部が有する複数のピンの先端部と、その第1加工部に向き合う位置に設けられた第2加工部が有する複数のピンの先端部とを当接させる。加工工程では、第1加工部が有する複数のピンに対し第2加工部が有する複数のピンの一部を第1加工部側に相対的に移動すると共に、第1加工部側に相対的に移動する第2加工部のピンに対応する第1加工部が有する複数のピンを第2加工部とは反対側に相対的に移動することで、ワークを成形加工する。
第1加工部および第2加工部が有する複数のピンは、ワークの成形加工後の形状に応じて、ワークの成形加工後の形状における底部に位置し加工工程の際に動作する動作部のピンと、ワークの成形加工後の形状において底部よりも外縁に位置し加工工程の際にワークを挟んで固定するか又はワークの変形を抑制するように支持する支持部のピンと、ワークの成形加工後の形状において底部よりも外縁に位置し加工工程の際に支持部のピンと動作部のピンとの間でワークに曲面を形成する曲面支持部のピンとに区分け可能であり、加工工程の際、支持部のピンおよび曲面支持部のピンからワークに印加する荷重より、動作部のピンからワークに印加する荷重が大きいものである。
これにより、ワークが徐々に成形加工されてゆくため、ワークの肉のひけを抑制することが可能である。
第3発明も、製造方法の発明である。この製造方法は、配置工程および加工工程を含む。配置工程では、第1加工部または第2加工部が有する複数のピンの先端部により形成される加工面がワークを加工した後の製品形状に対応した形状になるように、第1加工部または第2加工部が有する複数のピンを配置する。加工工程では、第1加工部を第2加工部側に移動し、又は、第2加工部を第1加工部側に移動することで、ワークを成形加工する。
これにより、配置工程において第1加工部または第2加工部が有する複数のピンを、ワークを加工した後の製品形状に対応する形状に配置した後に、加工工程を行うので、成形加工の加工速度を高めることができる。
本発明の第1実施形態による加工装置の構成図である。 図1のII−II線における第1加工部の断面図である。 図1のIII−III線における第1加工部の断面図である。 第1実施形態の加工装置を用いたプレス加工機の概略図である。 第1実施形態の加工装置による製造方法の説明図である。 第1実施形態の加工装置による製造方法の説明図である。 第1実施形態の加工装置による製造方法の説明図である。 第1実施形態の加工装置による製造方法の説明図である。 本発明の第2実施形態の加工装置による製造方法の説明図である。 本発明の第3実施形態の加工装置が備えるピンの断面図である。 本発明の第4実施形態による加工装置の構成図である。 本発明の第5実施形態の加工装置による製造方法の説明図である。
以下、本発明の複数の実施形態による加工装置および製造方法を図面に基づいて説明する。図面において、実質的に同一の構成が複数箇所にある場合、その一部のみに符号を付すものとする。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による加工装置は、プレス成形加工の一つである絞り加工を行うものである。
図1および図2に示すように、加工装置100は、互いに向き合うように配置された複数の加工部1,2を備えている。以下、説明の便宜上、図1の上側に記載された加工部を第1加工部1と称し、図1の下側に記載された加工部を第2加工部2と称することとする。なお、第1加工部1と第2加工部2との配置は、図に示したものに限定するものではない。
ここで、第1加工部1と第2加工部2とが互いに向き合う方向をZ軸とし、そのZ軸に垂直かつ互いに垂直に交わるX軸及びY軸として、X軸、Y軸およびZ軸による三次元直交座標を定義する。
本実施形態では、説明の便宜上、プレス成形加工における第1加工部1または第2加工部2の型閉じ又は型開き方向を、Z軸の方向とする。
本実施形態では、第1加工部1および第2加工部2の両方とも、複数のピン4および複数のモータ5などを有する。本実施形態では、第1加工部1と第2加工部2とは、実質的に同一の構成であるので、以下、第1加工部1の構成について説明する。
第1加工部1が有する複数のピン4は、一本一本のピン4が全てZ軸に平行に延びている。複数のピン4は、ワーク6側の先端部40がドーム状または半球状に形成されている。
図1−3、5−9、11、12では、第1加工部1が有するピン4に、説明の便宜上、AからKの符号を付している。図1−3、5−9、11、12では、AからKの符号を付したピン4の紙面奥側に配置される複数のピン4は省略している。なお、ピン4の個数は図面に示した数に限らず、ワーク6を絞り加工した後の製品の目標とする表面粗さ、または、加工部1,2の大きさなどに応じて、適宜設定することが可能である。
図2に示すように、複数のピン4は、Z方向に対し交差する任意の面における複数の方向に並んで配置されている。本実施形態では、X軸と平行に並ぶ複数のピン4からなる列が、Y軸方向に複数列配設されている。Y軸方向に隣接する列と列とは、X軸方向にずれた位置で配置されている。複数のピンをこのように配置することで、ピン4とピン4との間に形成される空間を最小限にすることが可能である。
第1加工部1は、複数のピン4を構成するそれぞれのピン4の位置をZ軸の方向に移動することで、複数のピン4の先端部40によって形成される加工面において、例えばカップ形状、円筒形状、角筒形状、円錐形状または角錐形状など、Z軸方向に凹形状または凸形状となる種々の形状を形成することが可能である。すなわち、複数のピン4は、その先端部40によりワーク6を加工するための任意の加工面を形成するものである。
複数のピン4の外側には外枠30が設けられている。外枠30は、複数のピン4がばらけないように外側から支える構造物である。また、絞り加工時に複数のピン4に圧力がかかったとき、ピン4が外側に広がろうとする力を受ける役割もある。
外枠30の一部には、複数のピン4をX軸方向またはY軸方向の外側から内側へ向けて押圧することの可能な押圧部17が設けられている。押圧部17は、複数のピン4に当接する当接板171と、その当接板171を駆動する駆動部172とを有する。駆動部172は、例えば油圧シリンダまたはモータなどにより構成される。なお、本実施形態では、第1加工部1および第2加工部2に対し、それぞれ2個の押圧部17を設置しているが、押圧部17の位置、個数、大きさはこれに限定するものではない。
押圧部17は、当接板171から複数のピン4に対して荷重を印加することにより、隣り合うピン4とピン4との摩擦力を高めることが可能である。これにより、絞り加工を行う際、ワーク6から複数のピン4に対しZ方向に反力が加わる場合でも、ピン4のZ方向の位置ずれを防ぐことができる。
また、押圧部17は、複数のピン4に対して印加した荷重を解除又は調整することが可能である。これにより、絞り加工を行う際、又は、絞り加工を行う前に、複数のピン4を構成するそれぞれのピン4の位置をZ軸の方向に移動し、複数のピン4の先端部40によって形成される加工面を種々の形状にすることができる。
図1及び図3に示すように、外枠30に対しピン4の先端部40とは反対側には、ガイド部材8が設けられている。なお、ガイド部材8と外枠30とは一体に構成してもよく、又は、別部材で構成してもよい。
ガイド部材8は、複数のピン4が挿通する孔を有している。その孔の内壁には、めねじ81が設けられている。複数のピン4には、ガイド部材8の孔を挿通する箇所の外壁に、ねじ部7が設けられている。ガイド部材8のめねじ81と、複数のピン4の外壁に設けられたねじ部7とは、螺合している。
ガイド部材8のめねじ81と複数のピン4のねじ部7とは、後述するモータ5の回転によりピン4をZ軸方向に移動させ、または、所定位置で位置決めするためのねじ機構を構成するものである。
図1に示すように、複数のピン4は、トルク伝達ロッド9を経由してモータ5に接続している。トルク伝達ロッド9は、例えばフレシキブルシャフトであり、アウターチューブ、及びそのアウターチューブの内側に設けられて軸周りに回転するインナーシャフト等から構成されるものである。
トルク伝達ロッド9およびモータ5は、全てのピン4に設けられている。モータ5は、例えばサーボモータである。なお、図1、5−7では、第1加工部1側のA、E、G、Kのピン4と第2加工部2側のL、P、R、Vのピン4を駆動する8本のトルク伝達ロッド9と8個のモータ5のみを示し、それ以外のトルク伝達ロッドとモータの図示を省略している。
制御部10は、マイコンなどから構成されたプログラマブルロジックコントローラであり、複数のモータ5の出力を個別に調整することが可能である。
制御部10に指令により、モータ5が正回転または逆回転すると、そのモータ5に対応するピン4は、ピン4のねじ部7とガイド部材8のめねじ81との噛合いにより、ガイド部材8に対しZ軸の一方または他方に移動可能である。また、モータ5が停止すると、そのモータ5に対応するピン4は所定の位置で固定される。これにより、複数のモータ5は、複数のピン4をピン毎に、Z軸の方向に移動可能、且つ、所定位置において位置決め可能である。すなわち、複数のモータ5、トルク伝達ロッド9、ガイド部材8、ねじ部7および制御部10は、複数のピン4の位置を決める「位置決め部」として機能する。
制御部10が所定のモータ5に対し所定のトルクを出力するように指示すると、そのモータ5が出力したトルクは、トルク伝達ロッド9を経由してピン4に伝達される。これにより、制御部10は、モータ5のトルクを個別に調整し、複数のピン4からワーク6に印加する荷重をピン毎に変えることが可能である。すなわち、複数のモータ5、トルク伝達ロッド9、ガイド部材8、ねじ部7および制御部10は、複数のピン4からワーク6に印加する荷重を調整する「荷重調整部」としても機能する。
ここで、図2において、破線で示した二重の円のうち、内側の円11は、絞り加工で成形される製品の円筒部内壁の位置の一例を示し、外側の円12は、その製品の円筒部外壁の位置の一例を示している。なお、この破線で示した二重の円11,12の位置は、製品の円筒部の外径および内径に応じて変わるものである。
なお、二重の円11,12の内側はいずれも、任意に囲まれた閉領域といえる。
複数のピン4は、ワーク6を成形加工した後の製品形状又は大きさ等に応じて、その製品形状の底部に位置する「加工部のピン」と、その製品形状の開口側の曲面部に位置する「曲面支持部のピン」と、その製品形状の開口側の曲面部よりも外縁に位置する「支持部のピン」とに区分けすることが可能である。
以下の説明において、図2の内側の円11より径内側に位置するピン4を「動作部のピン」と称する。動作部のピンは、ワーク6の成形加工の際に動作するピンである。
また、図2の外側の円12より径外側に位置するピン4を「支持部のピン」と称する。支持部のピンは、ワーク6の成形加工の際にワークを支持するピンである。本明細書において、「ワークを支持する」とは、ワーク6を第1加工部1のピン4と第2加工部2のピン4とで挟んで固定するか、又は、ワーク6の変形を抑制するように支持することをいう。
また、図2の二重の円に重なる場所に位置するピン4を「曲面支持部のピン」と称する。曲面支持部のピンは、支持部のピンと動作部のピンとの間に位置し、ワーク6の成形加工の際にワーク6に曲面を形成するピンである。
なお、加工部1,2が有する複数のピン4は、ワーク6を成形加工した後の製品形状又は大きさ等に応じて、上述した支持部のピン、曲面支持部のピン、及び動作部のピンのいずれにもなり得るものである。
なお、図1および図5−9では、A、B、J−M、U、Vのピン4が「支持部のピン」に相当し、D−H、O−Sのピン4が「動作部のピン」に相当し、C、I、N、Tのピン4が「曲面支持部のピン」に相当する。
ワーク6に成形加工を行う際、制御部10は、動作部のピンからワーク6に印加する荷重よりも、曲面支持部のピンからワーク6に印加する荷重、及び、支持部のピンからワーク6に印加する荷重を小さくする。但し、曲面支持部のピン及び支持部のピンは、ワーク6の肉を動作部のピン側に流し、且つ、ワーク6にしわが寄ることを防ぐ程度に、ワーク6を押圧する。これにより、絞り加工を行う際、ワーク6のフランジにしわが寄ることを防ぐと共に、ワーク6が破断することを防ぐことができる。
以上、第1加工部1の構成について説明した。第2加工部2の構成は、第1加工部1の構成と実質的に同一の構成であるので、説明を省略する。
図4に示すように、加工装置100は、プレス加工機20に用いられる。プレス加工機20は、ベッド21、台座22、下型23、スライド24、上型25およびガイドポスト26などを備えている。
ベッド21に固定された台座22に下型23が取り付けられる。上下方向に移動可能なスライド24に上型25が取り付けられる。下型23と上型25とは、ガイドポスト26によりXY平面上の位置ずれが防がれている。
このプレス加工機20は、下型23と上型25との間に複数の加工装置100を取り付けることが可能である。加工装置100が備える第2加工部2は下型23に固定され、第1加工部1は上型25に固定される。図4では、プレス加工機20に例えば7個の加工装置が取り付けられている。
ワーク6は、複数の加工装置100が備える第2加工部2と第1加工部1との間を、例えば図4の破線矢印Wに示すように左から右へ移動しつつ、複数の加工装置100により順に絞り率の大きい加工がされることにより、次第に目的とする形状に変わってゆく。
プレス加工機20は、前半のラフ絞りを行う複数の加工装置100を本実施形態のものとし、後半の抜きまたは成形絞りを行う加工装置を金属ブロックにより形成された従来の加工装置としてもよい。これにより、ラフ絞りを行う複数の加工装置100を共通のものにすることが可能である。したがって、絞り工程の数に対し、加工装置100の種類を少なくすることができる。
次に、加工装置100による絞り加工の方法を説明する。図1および図5−7に示す加工装置100の要部拡大図を図8に示している。また、下記の説明において、適宜、ピンに対し、符号4の代わりにAからVの符号を付すが、実際の加工装置100はAからV以外のピン4も、それと同じ領域のピンは同時に動作している。
先ず、図1および図8(A)に示すように、第2加工部2が有するピンL−Vの上に、ワーク6が載置される。なお、このワーク6は、アルミまたは冷間圧延鋼板などの金属板が所定の大きさに裁断されたブランク材である。
次に、当接工程として、図5および図8(B)に示すように、第1加工部1が有するピンA−Kを第2加工部2側へ移動し、それらのピンA−Kの先端部40をワーク6の上面に接触させる。これにより、加工前のワーク6に対し、第1加工部1が有するピンA−Kの先端部40と、第2加工部2が有するピンL−Vの先端部40とがワーク6に当接する。
続いて、加工工程として、図6から図7および図8(C)から(D)に示すように、第2加工部2が有するピン4のうち動作部のピンO−Sと曲面支持部のピンN、Tとを第1加工部1側へ移動し、第1加工部1が有するピン4のうち動作部のピンD−Hと曲面支持部のピンC、Iとを第2加工部2とは反対側へ移動する。このとき、動作部のピンO−S、D−Hの移動量より、曲面支持部のピンN、T、C、Iの移動量は少ない。
或いは、加工工程として、第1加工部1が有するピン4のうち支持部のピンA,B,J,Kと曲面支持部のピンC、Iとを第2加工部2側へ移動し、第2加工部2が有するピン4のうち支持部のピンL,M,U,Vと曲面支持部のピンN,Tとを第1加工部1とは反対側へ移動してもよい。このとき、支持部のピンA,B,J−M,U,Vの移動量より、曲面支持部のピンC、I、N、T、の移動量は少ない。
いずれの場合でも、制御部10は、加工工程において、動作部のピンO−Sからワーク6に印加する荷重が、曲面支持部のピンN、T、C、Iおよび支持部のピンA、B、J−M、U、Vからワーク6に印加する荷重より大きくなるように複数のモータ5のトルクを調整する。
これにより、加工装置100は、ワーク6を絞り加工することが可能である。
なお、上述した加工工程の際、第1加工部1及び第2加工部2が有するピン4からワーク6に圧力が印加されることにより、そのピン4の先端部40の形状がワーク6の表面に転写される。これにより、絞り加工後の製品の表面に細かな凹凸形状が付されることとなる。
第1実施形態の加工装置100は、次の作用効果を奏することができる。
(1)第1実施形態では、第1加工部1および第2加工部2が備える複数のピン4は、Z軸方向に対し交差する任意の面における複数の方向に並べて配置される。位置決め部としての複数のモータ5は、複数のピン4をピン毎に、Z軸方向に移動可能、且つ、所定位置において位置決め可能である。
これにより、第1加工部1および第2加工部2は、複数のピン4の先端部40により形成される加工面において、任意の凹凸形状等を自在に設定することが可能である。したがって、加工装置100は、例えばカップ状など、三次元に凹凸を有する形状にワーク6を成形することができる。
その結果、加工装置100は、ワーク6を加工した種々の製品形状に応じて異なる形状のものを用意することなく、種々の製品形状に対応することが可能である。また、加工装置100は、ラフ絞りを行う複数の工程を共通のものとすることが可能である。したがって、この加工装置100は、製造コストを低減することができる。
(2)第1実施形態では、荷重調整部としての制御部10は、モータ5のトルクを個別に調整し、複数のピン4からワーク6に対して印加する荷重をピン毎に変えることが可能である。
これにより、加工装置100は、ワーク6の板厚または加工後の形状などに応じて、それぞれのピン4からワーク6に対して印加する荷重を変えることが可能である。したがって、加工装置100は、複数のピン4を、支持部のピン、曲面支持部のピンまたは動作部のピンに区分けして使用することが可能となるので、ワーク6を加工した種々の製品形状に対応することが可能である。また、加工装置100は、従来の絞り加工装置が備えていたブランクホルダを廃止することが可能である。
(3)第1実施形態では、ワーク6を成形加工する際、荷重調整部としての制御部10は、動作部のピンからワーク6に印加する荷重より、支持部のピンからワーク6に印加する荷重を小さくする。
これにより、加工装置100は、絞り加工において、ワーク6にしわが寄ること、および、ワーク6の破断を防ぐことが可能である。
(4)第1実施形態では、複数のピン4の先端部40がドーム状または半球状である。
これにより、加工装置100は、絞り加工等を行う際、ピン4の先端部40とワーク6との摩擦力を低減することが可能である。したがって、加工装置100は、ワーク6にしわが寄ること、および、ワーク6の破断を防ぐことができる。
第1実施形態の製造方法は、次の作用効果を奏することができる。
(5)第1実施形態では、当接工程において、加工前のワーク6に対し、第1加工部1のピン4の先端部40と第2加工部2のピン4の先端部40とを当接させる。加工工程において、第2加工部2が有する複数のピン4の一部を第1加工部1側に相対的に移動すると共に、第1加工部1側に移動する第2加工部2のピン4に対応する第1加工部1が有する複数のピン4を第2加工部2とは反対側に相対的に移動する。
これにより、ワーク6が徐々に成形されてゆくため、ワーク6の肉のひけを抑制することが可能である。
(6)第1実施形態では、加工工程において、第1加工部1又は第2加工部2が有する動作部のピンからワーク6に印加する荷重が、第1加工部1又は第2加工部2が有する支持部のピンおよび曲面支持部のピンからワーク6に印加する荷重より大きくなるように設定される。
これにより、絞り加工を行う際、支持部のピンおよび曲面支持部のピンに対応する位置にあるワーク6の部分の肉が、動作部のピンに対応する位置にあるワーク6の部分へ流れるので、ワーク6の肉のひけ(肉厚が薄くなること)を抑制することが可能である。
(7)第1実施形態では、加工工程の際、第1加工部1及び第2加工部2が有するピン4の先端部40の形状がワーク6の表面に転写される。
これにより、ワーク6を成形加工した製品の表面に細かな凹凸形状を付けることが可能である。そのため、絞り加工の後工程において、その製品をインサート成形して樹脂と結合する際、製品表面の凹凸に樹脂が入り込んで接着力が高まるというアンカー効果により、製品が樹脂から抜けることを防ぐことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。以下、複数の実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、絞り加工の方法が第1実施形態のものと異なっている。第2実施形態の説明においても、適宜、ピンに対し、符号4の代わりにAからVの符号を付すが、実際の加工装置100はAからV以外のピン4も、それと同じ領域のピンは同時に動作している。
先ず、配置工程として、図9(A)に示すように、第1加工部1が有する複数のピン4の先端部40により形成される加工面が、ワーク6を加工した後の製品形状に対応したものとなるように、第1加工部1が有する複数のピン4を配置する。
その後、第2加工部2が有するピンL−Vの上に、ワーク6を載置する。
次に、図9(B)に示すように、第1加工部1を第2加工部2側へ移動し、第1加工部1の支持部のピンA、B、J、Kをワーク6の上面に接触させる。
続いて、加工工程として、図9(C)から(D)に示すように、第1加工部1が有するピンA−Kを第2加工部2側へ移動する。これと共に、第2加工部2が有するピン4のうち支持部のピンL、M、U、Vと、曲面支持部のピンN、Tと、動作部のピンの外側のものO、Sとを、第1加工部1とは反対側へ移動する。
或いは、加工工程として、第1加工部1の位置を固定した状態で、第2加工部2が有するピン4のうち動作部のピンO−Sと、曲面支持部のピンN、Tとを、第1加工部1側へ移動してもよい。
いずれの場合でも、制御部10は、加工工程において、第2加工部2が有する動作部のピンO−Sからワーク6に印加する荷重が、曲面支持部のピンN、T、C、Iおよび支持部のピンA、B、J−M、U、Vからワーク6に印加する荷重より大きくなるように複数のモータ5のトルクを調整する。
これにより、加工装置100は、ワーク6を絞り加工することが可能である。
なお、上述した加工工程の際、第1加工部1及び第2加工部2が有するピン4からワーク6に圧力が印加されることにより、そのピン4の先端部40の形状がワーク6の表面に転写される。これにより、絞り加工後の製品の表面に細かな凹凸形状が付されることとなる。
第2実施形態の製造方法は、次の作用効果を奏することができる。
第2実施形態では、配置工程において、第1加工部1が有するピン4を、ワーク6を加工した後の製品形状に対応する形状に配置した後に、加工工程を行うので、絞り加工の加工速度を高めることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態では、図10に示すように、ピン4の構成が第1、第2実施形態のものと異なっている。
第3実施形態のピン4は、ピン本体41および摺動部材42を有する。
ピン本体41には、軸方向に延びる液体通路43が形成されている。液体通路43は、ピン本体41のワーク6側に開口している。
摺動部材42は、球体であり、ピン本体41のワーク6側に回転可能に設けられる。なお、摺動部材42は、球体に限らず、例えば両端をドーム型とした円柱状など、種々の形状としてもよい。
液体通路43に所定の圧力で潤滑液が供給されると、その潤滑液は、液体通路43の開口部と摺動部材42との隙間を通り、ワーク6側へ供給される。これにより、ワーク6と摺動部材42との焼き付き、または、かじり等を防ぐことが可能である。
第3実施形態では、次の作用効果を奏する。
(1)第3実施形態では、ピン4は、ワーク6側へ潤滑液を供給可能な液体通路43を有する。
これにより、加工装置100は、絞り加工等を行う際、ピン4のワーク6側に設けた摺動部材42とワーク6との摩擦力を低減することが可能である。
(2)第3実施形態では、ピン4は、ピン本体41のワーク6側に設けられた摺動部材42を有する。
これにより、摺動部材42とワーク6とが摺動することで、摺動部材42およびピン本体41の摩耗を防ぐことができる。
(3)第3実施形態では、摺動部材42は、球体であり、ピン本体41のワーク6側に回転可能に設けられる。
これにより、加工装置100は、摺動部材42とワーク6との摩擦力を、球体による転がり摩擦により低減することが可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態では、図11に示すように、複数のピン4は、シリンダ14に挿入されている。シリンダ14は、油圧ホース15を経由して油圧ポンプ部16に接続している。この油圧ホース15および油圧ポンプ部16は、全てのピン4に1個ずつ設けられている。なお、図11では、8本の油圧ホース15と8個の油圧ポンプ部16のみを示し、それ以外の油圧ホース15と油圧ポンプ部16の図示を省略している。
油圧ポンプ部16は、その一例として、ケース61、ピストン62、ボールねじ63、固定体64およびサーボモータ65等から構成される。ボールねじ63は、固定体64が有する孔の内壁に設けられためねじ66に螺合している。サーボモータ65が所定の方向に回転すると、固定体64のめねじ66とボールねじ63との噛合いにより、ボールねじ63はピストン62側に移動する。これにより、ケース内に充填された作動油は、ピストン62によって油圧ホース15に押し出され、ピン4のシリンダ14に供給される。これに対し、サーボモータ65が所定の方向とは逆方向に回転すると、ボールねじ63はサーボモータ65側に移動する。これにより、ピン4のシリンダ14の作動油は、油圧ホース15を通りケース61内に戻される。
このようにして、油圧ポンプ部16が駆動すると、その油圧ポンプ部16に対応するピン4は、シリンダ14に対しZ軸の一方または他方に移動可能である。これにより、複数の油圧ポンプ部16は、複数のピン4をピン毎に、Z軸の方向に移動可能、且つ、所定位置において位置決め可能である。制御部10は、複数の油圧ポンプ部16の出力を個別に制御することが可能である。
第4実施形態においても、複数の油圧ポンプ部16および制御部10は、複数のピン4の位置を決める「位置決め部」として機能し、また、複数のピン4からワーク6に印加する荷重を調整する「荷重調整部」としても機能する。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態の製造方法について、図12を参照して説明する。第5実施形態の製造方法は、第1実施形態又は第2実施形態で説明した製造方法で1回または数回の絞り加工を行ったワークを、さらに深絞り加工するものである。
第5実施形態の説明においても、適宜、ピンに対し、符号4の代わりにAからVの符号を付すが、実際の加工装置100はAからV以外のピン4も、それと同じ領域のピンは同時に動作している。
先ず、配置工程として、図12(A)に示すように、第1加工部1および第2加工部2が有する複数のピン4の先端部40により形成される加工面が、いずれもワーク6を加工した後の製品形状に対応したものとなるように、第1加工部1および第2加工部2が有する複数のピン4を配置する。
次に、加工工程として、図12(A)から(B)に示すように、第1加工部1が有するピンA−Kを第2加工部2側へ移動する。
或いは、加工工程として、第1加工部1の位置を固定した状態で、第2加工部2が有するピンL−Vを第1加工部1側へ移動してもよい。
第5実施形態では、加工装置100は、ワーク6をさらに深絞り加工することが可能である。
また、加工装置100は、同一の加工部1,2を使用して、ワーク6に対し複数回の絞り加工を行い、深絞り加工することが可能である。
(他の実施形態)
(1)上述した実施形態では、プレス成形加工のうち絞り加工を行う加工装置100について説明した。これに対し、他の実施形態では、加工装置100は、例えばワーク6のフランジをクランプして張り出し加工を行うなど、種々のプレス成形加工を行うことが可能である。
(2)上述した実施形態では、第1加工部1および第2加工部2の両方とも複数のピン4を有する加工装置100について説明した。これに対し、他の実施形態では、加工装置100は、第1加工部1または第2加工部2の一方のみが複数のピン4を有し、第1加工部1または第2加工部2の他方は金属ブロックにより形成された従来の金型により構成されるものとしてもよい。
(3)上述した実施形態では、第2加工部2と第1加工部1がワーク6に向き合う全ての範囲を複数のピン4で構成した。これに対し、他の実施形態では、加工装置100は、第2加工部2または第1加工部1がワーク6に向き合う一部の範囲を複数のピン4で構成し、それ以外の範囲を金属ブロックなどで構成してもよい。
(4)上述した実施形態では、第1加工部1および第2加工部2が有する複数のピン4は、直交するX軸およびY軸に平行に配置した。これに対し、他の実施形態では、X軸とY軸を鋭角または鈍角に交わるようにして、そのX軸およびY軸に平行にピン4を配置してもよい。また、他の実施形態として、複数のピン4を同心円状に配置してもよい。
(5)上述した実施形態では、全てのピン4に対応してモータ5または油圧ポンプ部16を設けた。これに対し、他の実施形態では、モータ5または油圧ポンプ部16は、加工時に同時に移動する複数のピンに対して1個または複数個設けてもよい。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
100・・・加工装置
1 ・・・第1加工部(加工部)
2 ・・・第2加工部(加工部)
4 ・・・ピン
40・・・先端部
5 ・・・モータ(位置決め部、荷重調整部)
7 ・・・ねじ部(位置決め部、荷重調整部)
8 ・・・ガイド部材(位置決め部、荷重調整部)
9 ・・・トルク伝達ロッド(位置決め部、荷重調整部)
10・・・制御部(位置決め部、荷重調整部)

Claims (3)

  1. プレス成形加工における型閉じ又は型開き方向に対し交差する任意の面における複数の方向に並んだ複数のピンを有する第1加工部(1)と、複数の前記ピンを有し、前記第1加工部に向き合う位置に設けられた第2加工部(2)と、複数の前記ピンを前記ピン毎に、型閉じ又は型開き方向に移動可能、且つ、所定位置において位置決め可能な位置決め部と、を備える加工装置を用いた製造方法であって、
    加工前のワークに対し、前記第1加工部が有する複数の前記ピンの先端部、および前記第2加工部が有する複数の前記ピンの先端部を当接させる当接工程と、
    前記第1加工部が有する複数の前記ピンに対し前記第2加工部が有する複数の前記ピンの一部を前記第1加工部側に相対的に移動すると共に、前記第1加工部側に相対的に移動する前記第2加工部の前記ピンに対応する前記第1加工部が有する複数の前記ピンを前記第2加工部とは反対側に相対的に移動することで、前記ワークを成形加工する加工工程と、を含み、
    前記第1加工部および前記第2加工部が有する複数の前記ピンは、前記ワークの成形加工後の形状に応じて、前記ワークの成形加工後の形状における底部に位置し前記加工工程の際に動作する動作部のピンと、前記ワークの成形加工後の形状において前記底部よりも外縁に位置し前記加工工程の際に前記ワークを挟んで固定するか又は前記ワークの変形を抑制するように支持する支持部のピンと、前記ワークの成形加工後の形状において前記底部よりも外縁に位置し前記加工工程の際に前記支持部のピンと前記動作部のピンとの間で前記ワークに曲面を形成する曲面支持部のピンとに区分け可能であり、
    前記加工工程の際、前記支持部のピンおよび前記曲面支持部のピンから前記ワークに印加する荷重より、前記動作部のピンから前記ワークに印加する荷重が大きいものである製造方法。
  2. 前記加工工程の際、前記第1加工部及び前記第2加工部が有する前記ピンの先端部の形状が前記ワークの表面に転写されるものである請求項に記載の製造方法。
  3. 前記ピンは、前記ワークへ潤滑液を供給可能な液体通路(43)を有し、
    前記液体通路から前記ワーク側へ前記潤滑液を供給しながら前記ワークを加工する請求項1または請求項2に記載の製造方法
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