JPS60174222A - ユニバ−サル金型付きプレス機械 - Google Patents

ユニバ−サル金型付きプレス機械

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JPS60174222A
JPS60174222A JP2924884A JP2924884A JPS60174222A JP S60174222 A JPS60174222 A JP S60174222A JP 2924884 A JP2924884 A JP 2924884A JP 2924884 A JP2924884 A JP 2924884A JP S60174222 A JPS60174222 A JP S60174222A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/02Die constructions enabling assembly of the die parts in different ways

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は船舶・各種タンク類などの外板を曲げ加工する
のに用いるユニバーサル金型付きプレス機械に関する。
(従来技術) 従来、船舶や各種タンク類などの比較的厚い鋼板を曲げ
加工するのに、ベンディングローラ、プレス機械若しく
は線状加熱急冷による方法などが用いられて来たが、特
に船舶の曲がり外板などの複雑な形状の外板は熟練工が
上記各種の加工手段を組合せて多くの工数をかけて加工
しなければならず、加工費が極゛めて高価になり自動化
・省力化も全く困難であった。
そこで、特公昭46−37088号公報に記載されてい
るように、金型を小さく分割し、これら各金型ヘッドを
各支持ロッドの先端部にポールジヨイントで連結し、各
支持ロッドを截値制御で高さ制御することにより成形金
型曲面を自在に設定できるようにしたものが本願発明者
の着想に基いて発明され、それについて相当の研究がな
されたにも拘わらず未だ実用化されるに至っていない。
その最大の理由は製作費が余りにも高価になりずぎて省
力化・自動化の効果と比較した場合に採算がとれなかっ
たためである。
即ち、上記プレス機械では約200本〜300本もの上
記支持ロッドを約200〜300顛ピツチで多数行多数
列に配置し、各支持ロフト1本当たり約15〜3Qto
nのプレス力を加える必要がある。
上記支持ロッドを油圧シリンダで構成し精密に高さ制御
しつつプレス力を加えるためにはその油圧系と制御系が
極めて複雑化するだけでなく、油圧シリンダ自体もまた
油圧機器・制御機器も高価になる。
また、上記支持ロッドを直径約50〜100mm及びス
トローク約400〜600龍のネジ軸で構成し各々を特
殊小型モータで駆動し数値制御で高さ制御する場合には
、大径の精密なネジ軸・支持ベアリング機構・駆動機構
が上記油圧シリンダと比較し極度に複雑化し非常に高価
になるだけでなく、狭いスペースに上記各機構及び高さ
検出機構を組み込まななければならず、耐久性に乏しく
故障時の補修も困難になる。
(発明の目的) 本発明は上記諸問題に鑑めてなされたもので、支持ロッ
ドの駆動機構とロック機構とを分離することにより、小
型の駆動手段で支持ロッドを駆動可能にすると共に位置
決めされた支持ロット°を簡単なりランプ手段でクラン
プするようにして、各部の構造及び制御機器を単純化・
小形化し、その製作費を大幅に低減し、耐久性・汎用性
を高めることを目的とする。
(発明の構成) 本発明のユニバーサル金型付きプレス機械は、プレス機
械の上下−・対の金型固定盤の各々に複数のガイド孔を
適当間隔おきに立向きに開け、上記各ガイド孔に各支持
ロッドを上下摺IJJ自在に装着し、上記各支持口・7
ドの盤面外へ突出する先端部に各金型ヘッドを揺動自在
に装着し、上記各支持ロッドを駆動手段で上下に駆動可
11ヒにし、少なくとも一方の金型固定盤に装着された
支持ayトの各々の駆動手段を制御して各支持ロッドを
上下方向に位置決めする制御手段を設け、上記位置決め
制御される各支持ロッドをクランプ手段で金型固定盤に
固定可能にしたものである。
(発明の効果) 本発明は以上のように、少なくとも一方の金型固定盤に
装着された支持ロッドの各々については制御手段で駆動
手段を介して上下方向に位置決め可能にすると共に、こ
の高さ制御される各支持ロッドをクランプ手段で金型固
定盤に固定可能にしたので、上記支持ロッド自体の構造
を簡単化でき、その各駆動手段は各支持ロッドの自重と
摺動摩擦抵抗に抗して駆動するだけの小形の油圧シリン
ダ及び小形の通常の油路切換弁・油圧供給源などで構成
できる。また、クランプ手段はウェッジ機構など倍力率
の極めて大きなものを用いることにより小形・小ストロ
ークの油圧シリンダなどで構成し得る。
従って、多数の位置決め制御される支持ロッド及びその
付属機構について、簡単な構造にし、小形化し、耐久性
を高め、補修の容易なものとすることができ、装置全体
の製作費に大きなウニ・イトを占めるそれらの製作費を
極端に低減することか出来る。
これと同時に」二記支持ロットを組イ」ける機構のスペ
ース上の制約が大幅に緩和されるので、」−記支持ロッ
ドを大径化し、各支持ロットに加えるプレス力を大幅に
増加さゼることも可能なので、このプレス機械で加工し
得る鋼板の適用対象が広くなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
先ず、ユニバーザル金型付きプレス機械の主実施例を第
1図〜第9図に示し、各部の変形例を第10図〜第19
図に示す。
このユニバーザル金型(=JきブレスR械は、第1図に
示すように固定盤1と、この固定@1の4隅に立設され
た角柱2と、4本の角柱2の頂部を連結する連結板3と
、固定盤lの上刃に位置して固定盤1に対向する可動盤
4であって4本の角柱2に摺動案内されつつ左右一対の
主シリンダ5 (油圧シリンダ)で上下に駆動される可
動盤4と、主シリンダ5及び可動盤4に付設された油圧
駆動手段の為の油圧供給源やバルブ類を有する油圧ユニ
・ノド6と、固定盤1に付設された油圧駆動手段の為の
油圧供給源やバルブ類を有する油圧ユニット7と、制御
装置8とを基本構成するものである。
上記固定盤lには多数のロア支持ロッド9が前後左右方
向に所定ピッチ(例えば約150〜200+a+R)で
立向きに装着され、各ロア支持ロッド9の上端部には各
金型ヘッド10が揺動自在に装着されており、各ロア支
持ロッド9を上下方向に駆動して数値制御で位置決め後
クランプ手段で固定することにより、上記ロア支持ロッ
ド9の金型ヘッド10で成形金型曲面が形成されるよう
になっている。
上記可動盤4には上記ロア支持ロッド9の各々に対応す
るように多数のアッパ支持ロッド11が立向きに装着さ
れ、各アッパ支持ロッド11の下端部に各金型ヘッド1
0が揺動自在に付設され、各アッパ支持ロッド11は油
圧駆動手段で上下に駆動されるようになっている。
次に、各部の構造について詳しく説明する。
第3図〜第6図に示すように、上記ロア支持ロッド9は
例えば約50〜80鰭径の鋼製円柱ロッドの上端にボー
ルジヨイントの球状部9aを一体形成したもので、各ロ
ア支持ロッド9は固定盤1の立向きのガイド孔12に上
下摺動自在に装着され、上記球状部9aが盤面上へ突出
され、そこに鋼製の金型ヘッド10がボールジヨイント
で揺動自在に装着されている。
上記各ロア支持ロッド9をその自重及び摺動摩擦抵抗に
抗して上下に駆動する為の駆動手段として、小径の複動
油圧シリンダからなるロアシリンダ13が各ガイド孔1
2の直下に於いて固定盤1の下面に立向きに4=1設さ
れ、そのピストンロット13aがロア支持ロット′9の
下端に連結されると ・共に、各ロアシリンダI3への
油圧供給路14・15が油圧ユニット7内の各油路切換
弁16を介して油圧供給源17へ接続される(第9図)
また、各ロア支持ロッド9の高さ位置を検出する為の高
さ検出装置18がロアシリンダ13の下端にイ」没され
たスプロケット18aと、スプロケット18aの回転を
検出する例えばロークリエンコーダー(図示略)と、上
記スプロケット18aに噛み合っているチェーン18b
であって一端が固定盤1の下面に小径のコイルハネ18
cを介して連結されると共に他端がロア支持ロッド9の
下端にガイドブロック18dを介して連結されたチェー
ン18bとで構成され、上記ロア支持ロッド9の上下動
によるスプロケット18aの回転が上記ロータリーエン
コーダーで検出され、その検出信号が制御装置8へ出力
されるようになっている。
これにより、各ロア支持ロッド9の高さ位置を上記高さ
検出装置18で検出しながら制御装置8で油路切換弁■
6を切換えてロアシリンダ13を制御することにより、
各ロア支持ロッド9を所望の高さ位置へ駆動して位置決
めすることが出来るようになっている。
尚、上記ガイドブロック18dのガイド部がガイド孔1
2の側部のガイド溝19に沿って上下動し、ロア支持ロ
ッド9が回動しないようになっている。
次ぎに、上記のように位置決めされた各ロア支持ロッド
9を固定盤lにクランプするためのクランプ装置20は
次のようになっている。
各4木のロア支持ロッド9の中心軸を結ぶ対角線に沿っ
て角溝21が固定盤1の盤面に凹設されると共に、上記
対角線の交点位置において固定盤1に円形凹部22が角
溝21よりも深く凹設されると共に、上記円形凹部22
の直下に於いて小ストローク油圧シリンダからなるクラ
ンプシリンダ24が固定@1内に形成される。
そして、円形凹部22に配置されたウェッジブロック2
5がクランプシリンダ24のピストンロッド24cの上
端に連結されると共に、上記ウェッジブロック25と各
ロア支持ロット9の間に於いて各角溝21にクランプブ
ロック26が摺動自在に装着される。
ウニ1ノジブロノク25は逆角錐台の各側面にアリ溝嵌
合凸部25aを一体形成してなり、上記りランプブロッ
ク26の各傾斜端面26aがウェッジブロック25の各
側面に接当すると共に、各傾斜端面26aに凹設された
アリ溝26dに上記アリ溝嵌合凸ブロック25aを摺動
自在に嵌合させることによりウェッジブロック25とク
ランプブロック26とが連結されている。また、ウェッ
ジブロック25の各側面の鉛直面に対する傾斜勾配は例
えば1/10〜1/30で、このウェッジ機構の倍力率
を非常に大きくしである。
上記クランプブロック26の他端のクランプ部26cは
ロア支持ロッド9の周側面に広く接当するように部分円
筒面状に形成されると共に、ギザギザのスリップ防止面
となっている。
上記クランプシリンダ24は複動油圧シリンダで、その
クランプ油室24A及びクランプ解除油室24Bへは各
々固定盤1内に透設された油路24a・24bから圧油
が給排される。−上記油路24a・24bは全部のクラ
ンプシリンダ24に連通していて、この共通の油路24
a・24bの上流部分は油圧ユニット7内の油路切換弁
27を介して油圧供給源28へ接続される(第9図)。
前記の如く位置決めされた各ロア支持ロッド9をクラン
プする場合、クランプ油室24.Aへ圧油を供給してウ
ェッジブロック25を下方へ駆動すると、ウェッジブロ
ック25でクランプブロック26が水平方向へ押圧され
、クランプ部26Cでロア支持ロッド9が4方向から強
力にクランプされて固定盤1へ固定される。
上記クランプを解除する場合、クランプ油室24Aの圧
油を抜きながらクランプ解除油室24Bへ圧油を供給し
てウェッジブロック25を上方へ駆動すると、アリ溝嵌
合を介して各クランプフロック26がウェッジブロック
25側へ僅かに引き戻されて、このクランプブロック2
6に妨げられずに各ロア支持ロッド9を上下に駆動でき
るようになる。
尚、符号29はクランプブロック26の上刃移動を拘束
する防塵用のカバープレートであり、ボルト等で固定盤
1の盤面へ固定されたものである。
次ぎに、アッパ支持ロット11は第6図に示すように、
可動盤4内に立向きに形成された比較的大i¥の油圧シ
リンダからなるアッパシリンダ30のピストン及びピス
トンロットからなり、このアッパ支持ロッド11の可動
盤4の盤面下へ突出する下端部にはポールジヨイントの
球状部11aが形成され、ここに金型ヘッド10がボー
ルジヨイントを介して揺動自在に装着される。尚、アッ
パシリンダ30のシリンダ孔30a及びシリンダ端壁の
ロッド挿通孔30bがガイド孔となる。
上記アッパシリンダ30は複動油圧シリンダで、そのブ
レス油室30Cとプレス解除油室30Dへは各々可動盤
4内に透設された油路30C・30dから圧油が給排さ
れ、これら油路30C・30dは全部のアッパシリンダ
30に連通していて、これら共通の油路30c・30d
の上流側部分は油圧ユニット6内の油路切換弁31を介
して油圧供給源32へ接続される(第9図)。
前記ロアシリンダ13はロア支持ロッド9の自重と摺動
摩擦力に抗してロア支持ロソF9を上下駆動するだけで
あるのに対し、」二記アッパシリンダ30のプレス油室
30Cの油圧力で各アッパ支持ロット′11当たり例え
ば約lO〜30ton程のプレス力を発生させるように
、圧油の圧力とシリンダ径が設定される。
上記プレス機械で鋼板Wをプレス加工する場合、各ロア
支持ロソF’ 9を各所定高さに位iξ決めしてクラン
プ装置20でクランプすることによりその金型ヘットI
Oで所望の成形金型曲面を形成して、この成形金型曲面
上に鋼板Wを搬入載置後、主シリンダ5を介して可動盤
4を適当高さ位置へ下降させ、共通の油路30Gからア
ッパシリンダ30のブレス油室30Cへ圧油を供給して
アッパ支持ロッド11を下方へ伸長させ、その各金型ヘ
ッド10で鋼板Wを各ロア支持ロッド9の各金型ヘッド
10へ押圧するごとによりプレス加工する。このように
、鋼板Wは成形金型曲面−、アッパ支持口y F’ l
 1から加えられる等分布荷重で押圧され成形されるの
である。
このとき、第2図に示すように鋼板Wのし)11性によ
り上下の金型ヘッドlOは成形金型曲面に沿うように傾
斜し、鋼板Wは滑らがな曲面に加工される。
もっとも、アッパシリンダ3oを複数グループに区分し
てそのグループごとに油路30C・3゜dを連通し、各
グループごとに順に圧油を供給するようにすると、その
油圧供給源32を小形化することが出来る。
上記以外に、先ずアッパ支持ロッド11をフルストロー
ク伸長させた状態でがっプレス油室3゜Cに過剰油圧が
生じないようにするりリーフ手段から過剰油圧をリリー
フさ−Uながら、主シリンダ5で可動盤4を下降させる
ことによりプレス加]ニしてもよい。
次ぎに、上記プレス機械の制御系及び駆動系等について
第7図〜第9図に基いて簡単に説明する。
第7図に示すように、前記油圧ユニット6は主シリンダ
5に接続される油路切換弁33とその油圧供給源34及
びアッパシリンダ3oに接続される油路切換弁31とそ
の油圧供給源32とがらなり、前者は主シリンダ制御部
35でまた後者はアッパシリンダ制御部36で制御され
る。但し、上記両油圧供給源32・34は共通の油圧供
給源で兼用することが出来る。
前記油圧ユニット7はクランプシリンダ24に接続され
る油路切換弁27とその油圧供給源28及び各ロアシリ
ンダ13に接続される各油路切換弁16とその共通の油
圧供給源17とがらなり、前者はクランプシリンダ制御
部37てまた後者はロアシリンダ制御部38で制御され
ると共に、各ロアシリンダ13に対応する各高さ検出装
置18からの出力信号がロアシリンダ制御部38へ出力
される。尚、上記両油圧供給源17・28は共通の油圧
供給源で兼用してもよい。
また、各ロア支持ロッド9の高さ位置を数値制御して所
望の成形金型曲面を形成する為の数値制御情報39がロ
アシリンダ制御部38へ入力される。
上記数値制御情報39と各高さ検出装置18がらの検出
信号とに基いてロアシリンダ制御部38で各ロアシリン
ダ13の油路切換弁16を制御することにより各ロアシ
リンダ13を介して各ロア支持ロッド9の高さ位置が設
定されるのであるが、この場合全部のロア支持ロッド9
を同時に駆動しつつ高さtjI御してもよく、ロア支持
ロッド9のグループ毎に同時に駆動しつつ高さ制御して
もよく、ロア支持ロッド9を1本ずつ順々に駆動しつつ
砺さ制御してもよい。
また、ロアシリンダ制御部38はその機能の一部を外部
のコンピュータに委ね、コンピュータ数値制御(CNC
)することも有り得る。
上記数値制御情報39には、第8図に示すように少なく
とも各ロア支持ロッド9を特定する情報及び各ロア支持
ロッド9の基準点(例えば第9図のA点)の基準水平面
23(例えば固定盤1の盤面)からの高さを表す情報が
含まれる。
この高さを表す情報は各ロア支持ロッド9の位置におけ
る成形金型曲面の傾斜に応じてその金型ヘッド10が第
9図に仮想線で示すように1喚いたときに生ずる高さ補
正量eを考慮して設定するのが望ましいが、この高さ補
正量eを無視してもよい。
ところで、上記の如く所定の成形金型曲面でプレス加工
しても完全な塑性加工ではないから、スプリングバンク
により鋼板Wは成形金型曲面よりも曲率の小さな曲面形
状へ戻ってしまうという課題は依然として残るのである
が、スプリングバンクに関するデータを集積しスプリン
グバック旦を予め加味した成形金型曲面となるようにロ
ア支持ロッド9を制御することにより解決し得る。
そして、成形後の鋼板Wの仕」二かり曲面形状をロアシ
リンダ13とロア支持ロッド9を介して前記高さ検出装
置18で検出し、その検出情報を制御装置8へ出力し、
その情報を用いて第2回目の修正プレス加工の為の数値
制御情報を作成したり、磁気テープやプリントアウトに
よりデータとして外部へ出力することも考えられる。
以下、上記実施例を次のように部分的に変更することが
出来る。
第1変形例:前記可動盤4は必ずしもJ、下動する必要
はないので、可動盤4を所定高さ位置で角柱2に固定し
、この連結盤3を兼ねる可動盤4上に油圧ユニット6を
設け、前記連結盤3、主シリンダ5及び主シリンダ5の
為の付属機器33・34・35を省略する。
第2変形例:可動盤4に固定盤1のロア支持ロッド9・
クランプ装置20・高さ検出装置18と同様のものを付
設すると共に、アッパ支持ロッドをロア支持ロッド9と
同様に高さ制御する為の油圧機器及び制御機器及びクラ
ンプ装置の為の油圧機器と制御機器とを設け、このアッ
パ支持ロッドの金型ヘッドlOでロア支持ロッド9の金
型ヘッド10の成形金型曲面に対応する成形金型曲面を
形成し、主シリンダ5の駆動力でプレス加工するように
構成する。
第3変形例:可動盤4に固定ff1lのロア支持ロッド
9及びクランプ装置20と同様のものを付設すると共に
、このアッパ支持ロッドとクランプ装置の為の各油圧機
器及び各制御機器を設け、ロア支持ロッド9の金型ヘッ
ド10で成形金型曲面を形成しつつ若しくは形成後、可
動盤4を所定高さ位置まで下降させると共にアッパ支持
1コツトの金型ヘソドエ0をそれに対応する各ロア支持
ロッド9の金型ヘッドlOへ接当させた状態で、クラン
プ装置でアッパ支持ロッドをクランプする。
このようにして、アッパ支持l:′1ノドの金型へ。
ド10でロア支持ロッド9の金型ヘノ+’ i oから
なる成形金型曲面に対応する成形金型曲面を成形するこ
とができ、主シリンダ5の駆動力でプし・ス加工するこ
とができる。
もっとも、上記の場合、各金型ヘッド1oが成形金型曲
面の(頃斜に沿って自動的に傾斜するように、ロア支持
ロッド9及びアッパ支持ロソ1゛の金型ヘッドlOは第
14図や第18図に示す如く引張コイルスプリング40
で縦横に連結しておくのが望ましい。
また、加工される鋼板Wの傾斜に伴う鉛直方向の厚さの
(b小僧加分については、アッパ支持ロッドを位置決め
クランプ後にロア支持ロッド9について上記増加分だけ
下方へ微小高さ修正するごとにより解決することができ
る。
上記の構成によれば、アッパ支持ロッドの構造も簡単化
でき、その駆動手段も小形化でき、プにス機械の製作費
を著しく低減することが出来る。
第4変形例;前記クランプ装置20において、ウエソジ
ブロソク25で2個のクランプブロック26を対称に駆
動し、各ロア支持ロッド9は2方向からクランプ部26
cでクランプされるように構成する。この場合同容量の
クランプシリンダ24で大きなりランプ力を発揮し得る
また、ウエソジフ゛ロック25で21固M しくは1個
のクランプブロック26を駆動するようにし、各ロア支
持ロッド9を1方向からガイド孔12の周面へ押圧する
ようにしてもよい。
この場合、クランプシリンダ24の数を低減し、また同
容量のクランプシリンダ24で更に大きなりランプ力を
発揮し得る。
第5変形例:第10図に示すようにクランプ装置20A
の複動クランプシリンダ24Cが固定盤1の下面に固定
されそのピストンロッド24Cがウエソジブロソク25
Aに連結されると共に、アリ溝嵌合が省略される。符号
4]は圧縮−1・1°ルハネで、符号42ばダストシー
ルである。
第6変形例:第11図と第12図に示すように、クラン
プ装置20 Bのクランプシリンダ24は前記同様固定
盤1内に形成され、平面視略十字形の高張力鋼製のクラ
ンププレー1−26 Aであって中央部分が僅かに高く
なるように傾斜状に形成されたクランププレー1・26
Aの各クランプ部26Cが固定盤1の盤面で支持される
と共に、各クランプ部26Cか各ロア支持ロッド9の周
側面に接当ないし近接し、単動クランプシリンダ24D
のピストンロフト24しの先端部がクランププレート2
6Aの中央部に連結されるでいる。
上記クランプシリンダ24のクランプ油室24Aへ供給
された圧油でピストンロッド24cが下方へ駆動される
と、その駆動力がクランププレート26Aの倍力機構で
倍力されその極めて大きな力で各クランプ部26Cがロ
ア支持ロッド9を4方から略水平に押圧してクランプす
るようになっている。上記圧油を排出するとクランププ
レート26Aの弾性力で上方へ復帰しクランプが解除さ
れる。
第7変形例:第13図に示すように、クランプ装置20
Cは複数のロア支持ロッド9に共通のネジ軸43を回転
させることにより、テーパースリーブ44を回転させて
テーパースリーブ44に螺合しているクランプ筒45を
全周から締め付けるようになっている。符号46は金型
ヘッド10が勝手に急角度に傾かないように付勢する為
の圧縮コイルハネで、符号47はバネ受具である。
第8変形例:第14図に示すように、クランプ装置20
Dは金属の熱膨張を利用してクランプするようにしたも
のである。
即ち、液体循環路49を有するクランプ具26Bが断熱
材50を介して固定盤1上に載置され、上記循環路49
に熱い油や湯を循環させることによりクランプ具26B
の熱膨張力でクランプし、また循環路49に温度の低い
油や水を循環させることによりクランプ解除するように
したものである。尚、符号40は金型ヘッドlOの側面
同士を縦横に連結する引張コイルハネである。尚、クラ
ンプ具26Bは上記熱い油や湯に1tえて電気ヒータな
どで加熱してもよい。
第9変形例:第1゛5図に示すように、小径のロアシリ
ンダ13Aを各ガイド孔12の近くで固定盤1内に形成
する。
第10変形例:第16図に示すように、ハネ受具51に
連結された小径の単動ロアシリンダ13Bがロア支持ロ
ッド9の中心孔52内へ挿入され、このロアシリンダ1
3Bでロア支持ロッド9が上方へ駆動されると共に、引
張コイルハネ53で下方へ駆動される。
第11変形例:第17図に示すように、ロア支持ロッド
9内に小径の複動ロアシリンダ13Cが形成され、その
ピストンロッド13cがロア支持ロッド9の下端面外へ
突出して固定具54で固定盤1へ固定される。
また上記ピストンロッド13cば二重管からなり、この
ピストンロッド13C内に往動油室13dへの油路と、
ピストンのやや下側で複動油室13eへ開口する油路と
が形成され、上記両部路がらロアシリンダ13Cへ圧油
が給排されロア支持ロッド9が上下駆動されるようにな
っている。尚、符号18bは高さ検出装置18のチェー
ンである。
このような構造にすると、固定盤1下へ殆と突出しない
ので固定盤1を下方から支持し易く、またロアシリンダ
13cや高さ検出装置18の補修が容易となる。
第12変形例:第18図に示すように、金型ヘッドIO
Aの占める面積比率を大きくする為に金型ヘッドIOA
が平面視で隅丸正方形状に形成される。尚、符号40は
第8変形例におりる引張コイルバネと同しものである。
第13変形例:第19図に示すように、金型ヘッドIO
Bが球面座を介してロア支持ロッド9Aの上端部に揺動
自在に装着され、引張コイルハネ46Aの上端部を金型
ヘッドIOBの螺旋溝に螺合し、下@部をロア支持ロッ
ド9Aの螺旋溝に螺合することにより、金型ヘッドIO
Bがロア支持ロッド9Aに連結されかつ略水平姿勢を保
ようにイ1勢される。
上記の構造は、厚い鋼板等を加Iする為の大プレスカの
加わる大径のロア支持ロソl” 9 A−やアッパ支持
ロット11に適し、比較的衣filliに製作すること
ができる。
第14変形例:前記ロア支持ロッド9の駆動手段として
は、前記ロアシリンダI3・+3A・13B・13Cの
他に、電動モータで駆動される小径のネジ軸を介してロ
ア支持ロッド9を上下に駆動するように構成することも
有り得る。
そして、電動モータとしてステッピングモータなとを用
いることにより、高さ検出機構を省略し、上記ステッピ
ンクモータを制御装置8で数値制御するようにしてもよ
い。
第15変形例: iif記クシりゾ装置20・20A・
20Bのクランプシリンダ24・2/Ic・24Dは立
向きでなく横向きに配置してもよい。
また、横向きのクランプシリンダでテコを介して若しく
は介さずにブレーキシJ、でLlア支I11シ+ノド9
を締め付けるようにしたフランジ手段を用いることもで
きる。
第16変形例:前記ロア支持ロッド9の略全長に亘って
、少なくとも一側面部分を下棚のテーパー状に形成し、
そのテーパー状部分をクランプ手段でクランプするよう
にすることも出来、このようにするとロア支持ロッド9
でプレス力に耐え易くなり、信頼性が高くなる。
第17変形例:第13図のテーパースリーブ44とクラ
ンプ筒45とを螺合せずに、油圧シリンジなどで両者を
軸方向に相対摺動することによりクランプするように構
成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はユニバー
サル金型付きプレス機械の斜視図、第2図は鋼板をプレ
スした状態を示す部分正面図、第3図は固定盤の要部縦
断面図、第4図は要部横断平面図、第5図は第4図V−
V線断面図、第6図は可動盤の要部縦断面図、第7図は
制御系統を示すブロック図、第8図はロア支持ロッドを
高さ制御して成形金型曲面を形成することを示す概念図
、第9図は金型ヘッドの傾斜時の高さ補正量の為の説明
図、第10図は第5図変形例のクランプ装置を示す第3
図相当図、第11図・第12図は第6変形例のクランプ
装置を示し、第11図はクランププレー1・の平面図、
第12図は第3図相当図、第13図は第7変形例のクラ
ンプ装置の縦断面図、第14図は第8変形例のクランプ
装置の第3図相当部分図、第15図・第16図・第17
図は各々第9変形例・第10変形例・第11変形例のロ
アシリンダを示す固定盤の要部縦断面図、第18図は第
12変形例の金型ヘッドの平面図、第19図は第13変
形例の金型ヘノ1とその数句構造の縦11i面図である
。 1・・固定盤、 4・・可動盤、12・・ガイド孔、3
0a・・シリンダ孔、30b・・ロッド挿通孔、9・9
A・・ロア支持1コツト、11・・アノハ支持ロッド、
10・IOA・10B・・金型ヘッド、I3・13A・
13B・13c・・ロアシリンダ、 30・・アッパシ
リンダ、18・・高さ検出装置、 8・・制御装置、 
16・・油路切換弁、 17・・油圧(Jlr給源、 
38・・8のロアシリンダ制御部、 20・20A・2
0B・20C・20D・・クランプ。 装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. +11 プレス機械の上下一対の金型固定盤の各々に適
    当間隔おきに開けられた複数の立向きのガイド孔と、上
    記各ガイド孔に上下摺動自在に装着された支持ロッドと
    、上記各支持ロッドの盤面外へ突出する先端部に揺動自
    在に装着された金型ヘッドと、上記各支持ロッドを上下
    に駆動する駆動手段と、少なくとも一方の金型固定盤に
    装着された支持ロッドの各々の駆動手段を制御して各支
    持ロッドを上下方向に位置決めする制御手段と、上記位
    置決め制御される各支持ロッドを金型固定盤に固定する
    クランプ手段とを備えたことを特徴とするユニバーサル
    金型付きプレス機械
JP2924884A 1984-02-17 1984-02-17 ユニバ−サル金型付きプレス機械 Granted JPS60174222A (ja)

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Cited By (10)

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