JP4613055B2 - ねじ駆動式油圧プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば材料の加工や成形に用いるプレス機械のアクチュエータとして好適なエネルギー効率の高いねじ駆動式プレス装置に関する。
従来、金属材料のせん断加工、曲げ加工、絞り加工、鍛造や、ゴムタイヤの成形、プラスチックバスタブの成形等にプレス機械が用いられている。プレス機械の駆動方式としては、油圧駆動式と電動駆動式が一般的である。油圧駆動式は、出力を容易に出しやすいが油圧ポンプやサーボ弁等の装置の熱損失、ランニングコスト、精度や駆動効率等において劣る点がある。電動駆動式は、制御性や伝達駆動機構の位置精度がよく、またエネルギー損失も少ないが、大出力が必要な場合には、耐久性向上のためにモータや機械的部品のサイズや費用がかさばり、装置が高価になり機構も複雑になる欠点がある。
このように、油圧駆動式と電動駆動式にはそれぞれ一長一短があり、これを補うものとしてEHL(Electro Hydraulic Linear)駆動方式が開発された。EHL駆動方式は、電動駆動式と油圧駆動式それぞれの長所を活かしたハイブリッド型の駆動方式であり、動力源にモータを使用し、増幅装置には油圧シリンダを用いるものである。EHL駆動方式として、先に本願発明者が提案したものがある(特許文献1参照)。これは、モータおよびボールねじにより駆動されるマスターシリンダと、このマスターシリンダからの作動油により動作して被加工品の加工を行うスレーブシリンダとを備え、マスターシリンダからスレーブシリンダに供給する作動油の流量とスレーブシリンダからマスターシリンダに戻る流用とを同一に設定したもので、従来の油圧駆動式と違い、作動油はシリンダのヘッド側とロッド側の閉回路内で循環しているため、これらスペースの縮小やサーボ弁の熱損失による作動油の劣化や温度変化を防ぐことができ、エネルギー効率の高い油圧プレスを実現できる利点がある。
本願発明者は、さらに上記特許文献1において、マスターシリンダを第1および第2のマスターシリンダで構成し、スレーブシリンダのストローク長が長い場合には、第2のマスターシリンダでスレーブシリンダを高速駆動してピストンを作業点まで送り、プレス作業時には第1のマスターシリンダからの作動油を用いて加圧加工を行う油圧プレス装置も提案している。この装置はスライドを作業点まで早送りできる利点がある。
特開2002−295624号公報
しかしながら、上記した早送り可能な油圧プレス装置では、第2のマスターシリンダでスレーブシリンダを高速駆動してピストンを作業点まで送り、プレス作業時には第1のマスターシリンダからの作動油を用いて加圧加工を行うので、早送りに関して制御性や伝達駆動機構の位置精度が悪く、エネルギー損失も大きいといいう問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、制御性や伝達駆動機構の位置精度が良く、エネルギー損失の少ない、早送り可能なねじ駆動式油圧プレス装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明のねじ駆動式油圧プレス装置は、作動油を満たすシリンダチューブ内にピストンを収納し、前記ピストンの一端から延びる入力ロッドを前記シリンダチューブの一端から突出させた第1シリンダと、前記第1シリンダと対をなし、作動油を満たす別のシリンダチューブ内に別のピストンを収納し、前記別のピストンの一端から延びる出力ロッドを前記別のシリンダチューブの一端から突出させた第2シリンダと、前記第1シリンダのシリンダチューブの一端部と前記第2シリンダのシリンダチューブの一端部とを接続する第1の配管と、前記第1シリンダのシリンダチューブの他端部と前記第2シリンダのシリンダチューブの他端部とを接続する第2の配管と、前記第1の配管に設けられた第1プレフィル弁と、前記第2の配管に設けられた第2プレフィル弁と、前記第1シリンダの入力ロッドを直線駆動するためのボールねじユニットと、前記ボールねじユニットのボールねじを回転させるためのサーボモータとを有する加圧駆動部と、前記第2シリンダの出力ロッドの端部に結合されたスライドを直線駆動するためのボールねじユニットと、前記ボールねじユニットのボールねじを回転させるためのサーボモータとを有する早送り駆動部とを備え、前記第1シリンダのシリンダチューブの断面積から前記入力ロッドの断面積を減じた面積と前記第2シリンダのシリンダチューブの断面積から前記出力ロッドの断面積を減じた面積との比と、前記第1シリンダのシリンダチューブの断面積と前記第2シリンダのシリンダチューブの断面積との比を、同一の比にしたことを特徴とする。
上記のように構成されたねじ駆動式油圧プレス装置において、早送り駆動部のサーボモータを正回転させると、その回転力はボールねじに伝達され、スライドを高速前進させる。このとき、第1プレフィル弁は電磁弁により開放されており、第2シリンダ内の作動油はピストンに押されてシリンダチューブの一端側から流出し、第1配管から開放された第1プレフィル弁を通ってタンク内に流出する。同時に、第2シリンダのシリンダチューブの他端側には、第2プレフィル弁を介してタンク内から作動油が供給される。スライドが所定の前進位置に停止すると、第1プレフィル弁が閉じられるとともに、早送り駆動部のサーボモータがフリー状態となる。次いで、加圧駆動部のサーボモータを正回転させ、その回転力がボールねじに伝達され、第1シリンダの入力ロッドを一端側から他端側の方向に前進させ、第1シリンダ内の作動油はピストンに押されてシリンダチューブの他端側から流出し、第2配管を通じて第2シリンダのシリンダチューブの他端側に流入し、ピストンを押して出力ロッドを加圧方向に前進させる。同時に第2シリンダ内の作動油はシリンダチューブの他端側から流出し、第1配管を通じて第1シリンダのシリンダチューブの他端側に流入する。出力ロッドが所定の前進位置に達した時、加圧駆動部のサーボモータは回転を停止し、フリー状態となる。第1シリンダの入力ロッドはサーボモータのトルクに応ずる推力でピストンを押して作動油を加圧するので、出力ロッドの推力即ち第2シリンダの出力は、パスカルの原理に従い、第1シリンダのシリンダチューブの断面積と第2シリンダのシリンダチューブの断面積との比に応ずる推力が発生する。例えば比を10とすれば、第2シリンダの推力は第1シリンダのそれの10倍となる。第2シリンダによる加圧後、早送り駆動部のサーボモータを逆回転させると、その回転力はボールねじに伝達され、スライドを後退させ、それに伴い第2シリンダ内の作動油はピストンに押されてシリンダチューブの他端側から第2配管を通じて、電磁弁により開放された第2プレフィル弁を介してタンク内に流出するとともに、第2シリンダのシリンダチューブの一端側には、第1プレフィル弁を介してタンク内から作動油が供給される。
また、本発明のねじ駆動式油圧プレス装置は、前記第1シリンダの入力ロッドの移動量を検出する第1移動量検出手段と、前記第2シリンダの出力ロッドの移動量を検出する第2移動量検出手段と、前記第1および第2移動量検出手段からの信号に基づいて前記入力ロッドおよび出力ロッドを所定の前進停止位置および後退停止位置で停止させる制御手段とを備えたものであり、この構成により、出力ロッドの突出端部に結合されたスライドを所定の前進停止位置および後退停止位置まで移動させられるとともに、入力ロッドを所定量だけ移動させることができる。
また、本発明のねじ駆動式油圧プレス装置は、前記制御手段が、前記前進停止位置を任意に設定可能であることを特徴とするものであり、この構成により、例えばスライドに取り付けられたパンチとベッド上のダイとの間の間隔を、被加工物の大きさや作業内容に応じて任意に設定することができる。
また、本発明のねじ駆動式油圧プレス装置は、前記制御手段が、原点位置センサからの信号に基づいて前記前進停止位置を任意に設定することを特徴とするものであり、この構成により、大きさの異なる複数の被加工品に対する基準点および前進停止位置を簡単な構成により設定することができる。
本発明によれば、第2シリンダの出力ロッドの端部に結合されたスライドを、プレフィル弁により油圧調整をしながら、ボールねじとサーボモータを有する早送り駆動部により作業位置まで高速移動させ、作業位置において第1シリンダの入力ロッドを加圧駆動部により駆動して型締め作業やプレス作業を行わせるので、電動駆動式と油圧駆動式それぞれの長所を活かしたハイブリッド型のねじ駆動式油圧プレス装置においても電動駆動により早送りが可能になり、制御性や伝達駆動機構の位置精度が良く、エネルギー損失の少ないねじ駆動式油圧プレス装置を実現することができる。
以下、本発明のねじ駆動式油圧プレス装置の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本実施の形態のねじ駆動式油圧プレス装置(以下単に油圧プレス装置という。)のシステム構成を示す概略図である。
本実施の形態の油圧プレス装置1は、大別して第1シリンダであるマスターシリンダ2および第2シリンダであるスレーブシリンダ3からなる一対の油圧シリンダと、両シリンダ2、3の各端を接続する第1配管4および第2配管5と、第1配管4の途中に設けられた第1プレフィル弁6と、第2配管5の途中に設けられた第2プレフィル弁7と、マスターシリンダ2の入力ロッドを往復動させるためのボールねじユニット8と、ボールねじユニット8をタイミングベルト装置9を介して駆動する加圧用ACサーボモータ10と、スレーブシリンダ3の上端部を支持するアッパフレーム11と、スレーブシリンダ3の出力ロッドの下端部に固定されたスライド12と、アッパフレーム11とベッド13との間の4隅に立設されて、スライド12の移動を摺動案内するガイドポスト14と、スライド12の上面の左右2箇所に設けられてスライド12を往復動させるためのボールねじユニット15と、ボールねじユニット15をタイミングベルト装置16を介して駆動する早送り用ACサーボモータ17とを備えている。加圧用ACサーボモータ10とタイミングベルト装置9とボールねじユニット8とマスターシリンダ2とで加圧駆動部Aを構成し、早送り用ACサーボモータ17とタイミングベルト装置16とボールねじユニット15とで早送り駆動部Bを構成している。
さらに詳細に説明すると、マスターシリンダ2は、作動油を満たすシリンダチューブ2aと、シリンダチューブ2a内に摺動自在に収納されたピストン2bと、ピストン2bの一端から延びてシリンダチューブ2aの一端から突出する入力ロッド2cとから構成され、一端側にシリンダチューブ2aの断面積から入力ロッド2cの断面積を減じた断面積を有する小断面室2dが、他端側にはシリンダチューブ2aの断面積を有する大断面室2eがピストン2bを挟んで形成されている。スレーブシリンダ3は、作動油を満たすシリンダチューブ3aと、シリンダチューブ3a内に摺動自在に収納されたピストン3bと、ピストン3bの一端から延びシリンダチューブ3aの一端から突出する出力ロッド3cとから構成され、一端側にシリンダチューブ3aの断面積から出力ロッド3cの断面積を減じた断面積を有する小断面室3dが、他端側にはシリンダチューブ3aの断面積を有する大断面室3eがピストン3bを挟んで形成される。そしてマスターシリンダ2のシリンダチューブ2aの断面積から入力ロッド2cの断面積を減じた面積とスレーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの断面積から出力ロッド3cの断面積を減じた面積との面積比を1:N(例えばN=10)とし、またマスターシリンダ2のシリンダチューブ2aの断面積とスレーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの断面積との面積比を上記と同じく1:N(N=10)にしてある。
第1配管4はマスターシリンダ2の一端側の小断面室2dとスレーブシリンダ3の一端側の小断面室3dとを接続し、両小断面室2d、3dを作動油で連通している。第2配管5はマスターシリンダ2の他端側の大断面室2eとスレーブシリンダ3の他端側の大断面室3eを接続して、両大断面室2e、3eを作動油で連通している。第1配管4には第1プレフィル弁6のシリンダ側ポートが接続され、第2配管5には第2プレフィル弁7のシリンダ側ポートが接続されている。各プレフィル弁6、7のタンク側ポートは、それぞれ同じタンク20に配管6a、7aにより導かれ、また配管6b、7bがパイロットポートが接続されて、電磁弁21a、21bからパイロット圧が供給されるようになっている。
加圧駆動部Aにおけるボールねじユニット8は、マスターシリンダ2の中空の入力軸2cの先端部に固定されたナット8bと、このナット8bに螺合するボールねじ8aを備えている。ボールねじ8aの基端部は、タイミングベルト装置9の従動プーリ9bに固定され、従動プーリ9bと駆動プーリ9aとの間にはタイミングベルト9cが掛け渡され、駆動プーリ9aは加圧用ACサーボモータ10の回転軸に固定されている。
早送り駆動部Bにおけるボールねじユニット15は、アッパフレーム11に軸方向に移動不能かつ回転可能に支持されたボールねじ15aと、スライド12に固定されたスリーブ15cの上端部に固定されてボールねじ15aと螺合するナット15bとを備えている。ボールねじ15aのアッパフレーム11の下の部分には、タイミングベルト装置16の従動プーリ16bが固定され、従動プーリ16bと駆動プーリ16aとの間にはタイミングベルト16cが掛け渡され、駆動プーリ16aは早送り用ACサーボモータ17の回転軸に固定されている。
スレーブシリンダ3のシリンダチューブ3a上端部はアッパフレーム11の下面に固定され、スレーブシリンダ3の出力軸3cの下端部にはスライダ12が固定されている。スライダ12は、アッパフレーム11とベッド13との間の4隅に立設されたガイドポスト14に摺動案内され、スライダ12の下面に取り付けられたパンチ19と、ベッド13の上面に取り付けられたダイ19との間に挿入された被加工品に対し加工を行う。
制御系は、第1プレフィル弁6および第2プレフィル弁7にそれぞれパイロット圧を加える第1電磁弁21aおよび第2電磁弁21bを制御するとともに、加圧用ACサーボモータ10にパルス列を出力してこれを駆動し、加圧用ACサーボモータ10に一体のエンコーダ10aからの回転量を示すパルス信号を受信するコントローラ22と、早送り用ACサーボモータ17にパルス列を出力してこれを駆動し、早送り用ACサーボモータ17に一体のエンコーダ17aからの回転量を示すパルス信号を受信し、早送り駆動部Bにおけるスライド12の原点位置を検出するフォトカプラである原点位置センサ23からの信号を受信するコントローラ24と、これらコントローラ22、24と接続されたパソコン(パーソナルコンピュータ)25とで制御手段を構成している。
次に、上記のように構成された油圧プレス装置の動作について説明する。パソコン25には、被加工品毎の作業行程についての各種データが予め入力されている。原点位置センサ23は、最大高さの被加工品を加工する際のスライド12の位置である最大基準位置Pmaxに設置されており、本実施の形態ではこの最大基準位置Pmaxが原点位置Opになっている。この最大基準位置Pmaxからエンコーダ17aが出力するパルス数をコントローラ24が累積加算してスライド12の上死点を検出し、コントローラ24が早送り用ACサーボモータ17に停止信号を出力してこれを停止させる。逆に、上死点から下降する場合は、コントローラ24がエンコーダ17aからパルス数を計数して最大基準位置Pmaxすなわち原点位置Opに達したことを検出した時に、早送り用ACサーボモータ17に停止信号を出力してこれを停止させる。最小高さの被加工品または平板材料を加工する際には、原点位置Opから最小基準位置Pminまでのパルス数を計測し、そのパルス数に相当する位置を最小基準位置Pminとする。したがって、最小基準位置Pminから上死点までの位置は、原点位置Opから上死点までのパルス数に原点位置Opから最小基準位置minまでのパルス数を加えたものになる。最大基準位置Pmaxと最小基準位置Pminまでの間に別の基準位置を設定する場合も同様である。
これから加工しようとする被加工品をパソコン25に表示された一覧から選択すると、そのデータが各コントローラ22、24に読み込まれる。このプレス装置の起動前は、スレーブシリンダ3は図1に示す状態である上死点の位置に位置している。このプレス装置の電源を入れてコントローラ22、24およびパソコン25を起動すると、コントローラ22からの指令により、加圧用ACサーボモータ10はフリーの状態になり、第1プレフィル弁6に第1電磁弁21aからパイロット圧が供給されて第1プレフィル弁6が開放される。同時に、コントローラ24からの指令により早送り用ACサーボモータ17が正転し、タイミングベルト装置16を介してボールねじ15aが回転し、スライド12を早送りする。
以下、図2のタイミング図を参照して説明する。高速型閉じ行程(1)において、ボールねじ15aの回転により、ナット15bがボールねじ15aに沿って下降することにより、スリーブ15cを介してスライド12が下降する。スライド12が下降すると、スライド12に固定されたスレーブシリンダ3の出力ロッド3cが押し下げられ、ピストン3bが小断面室3d内の作動油を押して第1配管4に流出させる。この時、第1プレフィル弁6は開放されているので、第1配管4を流れる作動油は第1プレフィル弁6からタンク20内に導かれる。ピストン3bが押し下げられると、大断面室3e内には、タンク20内の作動油が第2プレフィル弁7から第2配管5を通じて流入する。スライダ12が下降して、例えば最大基準位置Pmaxに達し、これを原点位置センサ23が検出すると、コントローラ24は早送りACサーボモータ17の回転を停止させてフリー状態とし、パソコン25からの停止信号により、コントローラ22は第1電磁弁21aを制御して第1プレフィル弁6を閉じ、次の高圧型閉じ行程(2)に入る。
高圧型閉じ行程(2)において、コントローラ22からの加圧指令に従ってサーボモータ10が正回転すると、タイミングベルト装置9を介してボールねじ8aが回転し、ナット8bを介してマスターシリンダ2の入力ロッド2cを上昇させる。この時、マスターシリンダ2の大断面室2e内の作動油はピストン2bに押されて流出し、第2配管5を通じてスレーブシリンダ3の大断面室3eに流入し、ピストン3bを押して出力ロッド3cを下降させる。これと同時にスレーブシリンダ3の小断面室3d内の作動油は、ピストン3bに押されて第1配管4を通じてマスターシリンダ2の小断面室2dに流入する。
加圧加工行程(3)において、加圧用ACサーボモータ10のエンコーダ10aからのパルス数を計測しているコントローラ22が、その計測したパルス数から出力ロッド3cが作業位置に達したことを検出すると、加圧用ACサーボモータ10に停止指令を送って一定時間停止させる。これにより、スレーブシリンダ3も停止し、出力ロッド3cはトルク指定値に応じた圧力を発生して被加工品に対する加工を行う。この油圧プレス装置をプレス機械の加圧アクチュエータとすれば、出力ロッド3cに取り付けられたパンチ18とそれに対向して設置されたダイ19との間で被加工品が加工されることになる。マスターシリンダ2の入力ロッド2cは、加圧用ACサーボモータ10のトルクに応ずる推力でピストン2bを押して作動油を加圧するので、スレーブシリンダ3の出力ロッド3cの出力は、パスカルの原理に従い、マスターシリンダ2のシリンダチューブ2aの断面積とスレーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの断面積との比に応ずる推力が発生する。例えば比を10とすれば、スレーブシリンダ3の推力はマスターシリンダ2のそれの10倍となる。
加圧解除行程(4)において、一定時間経過後、コントローラ22から戻り指令が加圧用ACサーボモータ10に出されると、加圧用ACサーボモータ10は所定パルス数だけ逆回転し、マスターシリンダ2の入力ロッド2cは下降し、マスターシリンダ2の小断面室2d内の作動油は第1配管4を通じてスレーブシリンダ3の小断面室3dに流入し、スレーブシリンダ3の出力ロッド3cを上昇させるとともに、スレーブシリンダ3の大断面室3e内の一部の作動油が第2配管5を通じてマスターシリンダ2の大断面室2e内に戻る。加圧用ACサーボモータ10が設定されたパルス数だけ逆転して加圧解除を終了すると、コントローラ22は、ACサーボモータ10を停止させてフリー状態にするとともに、第2電磁弁21bを制御して第2プレフィル弁7を閉じる。一方、コントローラ22から加圧解除終了信号を受けたパソコン25は、コントローラ24を介して早送り用ACサーボモータ17を逆転させて高速型開き行程(5)を行う。
高速型開き行程(5)において、コントローラ24からの指令により、早送り用ACサーボモータ17が逆転し、タイミングベルト装置16を介してボールねじ15aが回転する。この回転により、ナット15bがボールねじ15aに沿って上昇することにより、スリーブ15cを介してスライド12が上昇する。スライド12が上昇すると、スライド12に固定されたスレーブシリンダ3の出力ロッド3cが押し上げられ、ピストン3bが大断面室3e内の作動油を押して第2配管5を通じて流出させる。この時、第2プレフィル弁7は開放されているので、第2配管5を流れる作動油は第2プレフィル弁7からタンク20内に導かれる。ピストン3bが押し上げられると、小断面室3d内には、タンク20内の作動油が第1プレフィル弁6から第1配管4を通じて流入する。原点位置センサ23からの信号を受けて、早送り用ACサーボモータ17が原点位置Opから所定パルス数だけ回転すると、スライド12は上死点に達し、コントローラ24は、早送りACサーボモータ17の回転を停止させてフリー状態とするとともに、パソコン25に高速型開き終了信号を送り、これを受けたパソコン25は、高速型開きが終了したことをコントローラ22へ伝え、コントローラ22は、第2電磁弁21bを制御して第2プレフィル弁7を閉じ、1ショットの行程を終える。
別の被加工品を加工する場合は、その被加工品をパソコン25により選択すると、例えばその被加工品が最小高さを有するかまたは平板材料である場合、そのデータが各コントローラ22、24に設定される。その最小基準位置Pminのデータは、原点位置Opである最大基準位置Pmaxからマイナス方向のパルス数により設定されている。プレス装置が起動すると、コントローラ24は、早送り用ACサーボモータ17を正転させ、スライド12をエンコーダ17aからのパルス数を計測しながら下降させ、所定パルス数を計測してスライド12が最小基準位置Pminに達したことを検出すると、早送り用ACサーボモータ17を停止させてフリー状態とし、コントローラ22が加圧用ACサーボモータ10を正転させて、設定されたパルス数だけピストン2bを駆動し、上記した高圧型閉じ行程(2)および加圧加工行程(3)を行う。加圧加工後、コントローラ22は、加圧用ACサーボモータ10を設定されたパルス数だけ逆転させて加圧解除行程(4)を行い、その加圧解除終了信号を受けたパソコン25は、コントローラ24を介して早送り用ACサーボモータ17を逆転させて高速型開き行程(5)を行う。原点位置センサ23からの信号を受けて、早送り用ACサーボモータ17が原点位置Opから所定回数だけ回転すると、スライド12は上死点に到達し、コントローラ24からの停止信号により停止する。
このように、本実施の形態によれば、スレーブシリンダ3の出力ロッド3cの端部に結合されたスライド12を、プレフィル弁6、7により油圧調整をしながら、ボールねじユニット15とタイミングベルト装置16と早送り用ACサーボモータ17を有する早送り駆動部Bにより作業位置まで高速移動させ、作業位置においてマスターシリンダ2の入力ロッド2cを加圧駆動部Aにより駆動して型締め作業やプレス作業を行わせるので、電動駆動式と油圧駆動式それぞれの長所を活かしたハイブリッド型のねじ駆動式油圧プレス装置においても電動駆動により早送りが可能になり、制御性や伝達駆動機構の位置精度が良く、エネルギー損失が少ないという効果を有する。また、早送り用ACサーボモータ17は加圧用ACサーボモータ10より低トルクで済むので、部品コストを低下させることができる。
なお、上記実施の形態において、ACサーボモータの回転をタイミングベルト装置を介してボールねじに伝達したが、減速機構を備えたACサーボモータにより直接ボールねじを駆動してもよい。また、移動量検出手段としてACサーボモータに一体化されたエンコーダを用いたが、他にリニアスケールなどを用いることができる。また、原点位置センサとしてフォトセンサを用いたが、他のセンサを用いてもよい。さらに、コントローラとして、サーボ制御機能の他に電磁弁やセンサなどのI/O制御およびパソコンとの通信機能を備えたものを使用したが、他の方式のコントローラを用いてもよい。
本発明の実施の形態におけるねじ駆動式油圧プレス装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態におけるプレス行程を示すタイミング図である。
符号の説明
1 ねじ駆動式油圧プレス装置
2 マスターシリンダ(第1シリンダ)
2a シリンダチューブ
2b ピストン
2c 入力ロッド
3 スレーブシリンダ(第2シリンダ)
3a シリンダチューブ
3b ピストン
3c 出力ロッド
4 第1配管
5 第2配管
6 第1プレフィル弁
7 第2プレフィル弁
8 ボールねじユニット
8a ボールねじ
8b ナット
9 タイミングベルト装置
9a 駆動プーリ
9b 従動プーリ
9c タイミングベルト
10 加圧用ACサーボモータ
10a エンコーダ(第1移動量検出手段)
11 アッパフレーム
12 スライド
13 ベッド
14 ガイドポスト
15 ボールねじユニット
15a ボールねじ
15b ナット
16 タイミングベルト装置
16a 駆動プーリ
16b 従動プーリ
16c タイミングベルト
17 早送り用ACサーボモータ
17a エンコーダ(第2移動量検出手段)
18 パンチ
19 ダイ
20 タンク
21a 第1電磁弁
21b 第2電磁弁
22 コントローラ
23 原点位置センサ
24 コントローラ
25 パソコン

Claims (4)

  1. 作動油を満たすシリンダチューブ内にピストンを収納し、前記ピストンの一端から延びる入力ロッドを前記シリンダチューブの一端から突出させた第1シリンダと、
    前記第1シリンダと対をなし、作動油を満たすシリンダチューブ内にピストンを収納し、前記ピストンの一端から延びる出力ロッドを前記シリンダチューブの一端から突出させた第2シリンダと、
    前記第1シリンダのシリンダチューブの一端部と前記第2シリンダのシリンダチューブの一端部とを接続する第1の配管と、
    前記第1シリンダのシリンダチューブの他端部と前記第2シリンダのシリンダチューブの他端部とを接続する第2の配管と、
    前記第1の配管に設けられた第1プレフィル弁と、
    前記第2の配管に設けられた第2プレフィル弁と、
    前記第1シリンダの入力ロッドを直線駆動するためのボールねじユニットと、前記ボールねじユニットのボールねじを回転させるためのサーボモータとを有する加圧駆動部と、
    前記第2シリンダの出力ロッドの端部に結合されたスライドを直線駆動するためのボールねじユニットと、前記ボールねじユニットのボールねじを回転させるためのサーボモータとを有する早送り駆動部とを備え、
    前記第1シリンダのシリンダチューブの断面積から前記入力ロッドの断面積を減じた面積と前記第2シリンダのシリンダチューブの断面積から前記出力ロッドの断面積を減じた面積との比と、前記第1シリンダのシリンダチューブの断面積と前記第2シリンダのシリンダチューブの断面積との比を、同一の比にしたことを特徴とするねじ駆動式油圧プレス装置。
  2. 前記第1シリンダの入力ロッドの移動量を検出する第1移動量検出手段と、前記第2シリンダの出力ロッドの移動量を検出する第2移動量検出手段と、前記第1および第2移動量検出手段からの信号に基づいて前記入力ロッドおよび出力ロッドを所定の前進停止位置および後退停止位置で停止させる制御手段とを備えた請求項1記載のねじ駆動式油圧プレス装置。
  3. 前記制御手段は、前記前進停止位置を任意に設定可能であることを特徴とする請求項2に記載のねじ駆動式油圧プレス装置。
  4. 前記制御手段は、原点位置センサからの信号に基づいて前記前進停止位置を任意に設定することを特徴とする請求項3に記載のねじ駆動式油圧プレス装置。
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