JPH06210493A - 成形機 - Google Patents

成形機

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JPH06210493A
JPH06210493A JP5268071A JP26807193A JPH06210493A JP H06210493 A JPH06210493 A JP H06210493A JP 5268071 A JP5268071 A JP 5268071A JP 26807193 A JP26807193 A JP 26807193A JP H06210493 A JPH06210493 A JP H06210493A
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JP
Japan
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stroke
piston
molding machine
press
pump
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Application number
JP5268071A
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English (en)
Inventor
Michael Pahnke
ミカエル・パーンケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paanke Eng & Co KG GmbH
Pahnke Eng & Co KG GmbH
Original Assignee
Paanke Eng & Co KG GmbH
Pahnke Eng & Co KG GmbH
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Publication date
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Publication of JPH06210493A publication Critical patent/JPH06210493A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J9/00Forging presses
    • B21J9/10Drives for forging presses
    • B21J9/12Drives for forging presses operated by hydraulic or liquid pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J7/00Hammers; Forging machines with hammers or die jaws acting by impact
    • B21J7/02Special design or construction
    • B21J7/14Forging machines working with several hammers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/32Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/18Control arrangements for fluid-driven presses controlling the reciprocating motion of the ram
    • B30B15/20Control arrangements for fluid-driven presses controlling the reciprocating motion of the ram controlling the speed of the ram, e.g. the speed of the approach, pressing or return strokes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストローク長さ及び周波数を各加工物の要求
に適合させることができる成形機を提供することを目的
とする。 【構成】 第1のピストンポンプにより決定される1対
のストローク周波数及びストローク容積で作動する少な
くとも1つのプレスシリンダを有する油圧プレス或いは
鍛造機において、プレスシリンダが、第1のストローク
周波数及びストローク容積と異なる第2のストローク周
波数及びストローク容積を有しかつ第1のピストンポン
プと並列に設けられた第2のピストンポンプと協動し、
かつ2つのピストンポンプがプレスシリンダへ同時に或
いは交互に切換接続可能な場合、プレスシリンダのスト
ローク周波数及びストローク容積は縮塊(cogging)か
らつや出し(planishing)までの加工物の要求に適合す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は成形機、特に第1のピ
ストンポンプにより決定される一対のストローク周波数
及びストローク容積を有する少なくとも1個のプレスシ
リンダを有する油圧プレス或いは油圧鍛造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この明細書において『ピストンポンプ』
という用語はシングルシリンダ−クランク及び偏心駆動
ポンプ、或いは同様なものを含む意味に用いるものとす
る。
【0003】ドイツ特許36 07 737号によれ
ば、クランクタイプと称される駆動手段と協動して用い
ることができる油圧駆動プレス或いは鍛造装置におい
て、ピストンポンプはピストンポンプ及びプレスピスト
ンの面積に比例する圧力で、かつシリンダ面積に反比例
する振幅で湾曲した運動軌跡によりプレスピストンを駆
動する。ストローク周波数はピストンポンプの駆動回転
数により決定される。
【0004】プレスピストンのストローク(ストローク
容積或いはストローク長さ)の変更は非常に困難であ
る。しかしながら、典型的な鍛造装置はこれらの変更が
必要である。荒鍛造或いは縮塊(cogging)において、成
形品を作業ストロークの間で移動(搬送)するための時
間を十分にとるために低周波数の長いストロークが用い
られる。成形プロセスの終了時に可能な限り滑らかな表
面とするために、つや出し(planishing)と呼ばれる、
高周波数の短いストロークが要求される。
【0005】この問題点を解決するため、ピストンポン
プ或いは同様なものに調節可能な偏心ストローク或いは
クランクストロークを与えることは容易に考えられる。
しかしながらこれを実現する手段は、技術的に複雑かつ
信頼性に欠けるため実際には採用されていない。
【0006】他の手段として、ドイツ特許第23 06
566号では、ストローク長さを2種類或いは3種類
に変更可能な手段が記載されている。各プレスシリンダ
のためにダブルピストンを用い、2つのピストン面を独
立に接続可能とすることにより、移動量の違いがプレス
ピストンの異なるストローク長さに相当するようにして
いる。しかしながら、この目的のために必要な段付きの
ピストンは技術的に複雑であり、しかも2つのピストン
の全体の質量が全ストロークをカバーしてしまうため、
比較的低作業周波数でのみ用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の全ての公知の装
置の欠点は、ストローク周波数の変更が駆動手段の速度
を変更することによってのみなされることである。この
ため、適当な速度変更手段を設ける必要があるのみなら
ず、速度を変更するために非常に長時間を要する。この
速度変更を行なっている時間は装置を稼動できない。
【0008】この発明は、オープンダイ鍛造、特に棒鍛
造において、工程が異なる条件の2つの段階に分割され
ることを出発点としている。第1の段階は成形であり、
大きなインゴットが小さな棒に成形され、形状の変化と
同様に一般的には材料の内部構造も変化する。この目的
のため、(深く貫通させるために)作業ストロークを長
くし、かつ各(1対の)作業ストローク間での移動量を
大きくする必要がある。第2の段階はつや出し(planis
hing)と称される正確な寸法(例えば直線のかつ可能な
限り滑らかな)の棒を得る作業である。この目的のた
め、わずかな貫通深さ及びわずかな搬送量での比較的短
い作業工程が要求される。
【0009】この発明の目的は、縮塊(cogging or dra
wing down)で開始し、つや出し(planishing)で終了し、
ストローク長さ及び周波数を各加工物の要求に適合させ
ることができる、各加工物を連続的に成形するための、
ピストンポンプにより駆動される油圧鍛造装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、この発明は、第1のピストンポンプと協動する少な
くとも一つのプレスシリンダと、第1の一対のストロー
ク周波数及び容積と異なる第2の一対のストローク周波
数及び容積を有する第2のピストンポンプと、2つのピ
ストンポンプを切換によりプレスシリンダへ交互に或い
は同時に接続する例えば2つのバルブを有するバルブ装
置とを用いる。
【0011】この発明は、2つのピストンポンプを独立
して操作することにより或いは2つのピストンポンプに
よるポンプ運動の合成正弦曲線によりストローク長さ及
びストローク周波数の両者を技術的に簡単な方法でかつ
信頼性に富み、時間のロス無しに切り換えることができ
る油圧プレス或いは成形機を提供する。したがってこの
発明は、例えば次のストロークの前の処理のための適当
な時間及び空間を持たせた個々のストロークにおいてプ
レス運動の迅速な開放及び閉鎖を得るためにストローク
位置すなわち成形の量を変換することには関係せず、迅
速にかつ技術的に簡単な方法で、1対のストローク周波
数及びストローク長さから他の1対のストローク周波数
及びストローク長さへ変換することに関係する。
【0012】2つのピストンポンプは、この発明によれ
ばプレスシリンダへ交互に或いは同時に接続可能であ
り、また、異なる一対のストローク周波数及びストロー
ク長さ或いは容積を有し、それぞれ切換弁によってプレ
スシリンダへ接続される。交互に用いるとき(すなわち
弁を切換えるとき)、一方の一対のストローク周波数及
びストローク長さ或いは他方の一対のストローク周波数
及びストローク長さを成形機へ与え、2つのピストンポ
ンプを同時にプレスシリンダへ作用させるとき、合成さ
れたストローク周波数及びストローク長さすなわち第3
の一対のストローク周波数及びストローク長さを成形機
に与える。
【0013】ストローク位置したがって鍛造量の切換
は、ポンプとプレスシリンダ間の接続ラインへ(から)
圧力媒体を搬送或いは除去することにより得られる。
【0014】この発明によれば、2つのポンプの速度及
びポンプ容積は異なり、その比率は好ましくは1:1.5
〜1:3である。1:2の比率が好ましく、この場合、
小さい方のポンプの速度(ストローク周波数2w)及び
移動量(ストローク容積或いは長さa/2)はそれぞれ
他のポンプの対応する値(w,a)の2倍及び1/2で
ある。
【0015】この場合、2つのピストンポンプが好まし
くは同じ駆動手段(モータ)により、位相のシフト無し
に作用すると、2つの個々の振幅よりも大きな振幅Aの
合成曲線F(t)が得られる。この合成曲線のストロー
ク周波数は、大きい方の振幅を有するポンプ曲線のスト
ローク周波数と同じである。
【0016】ストローク周波数w及びストローク長さa
の2つの正弦曲線−a sin wt 1/2 a sin
wt−の合成曲線は、
【0017】 F(t)=a sin wt + 1/2 a sin 2wt = a sin w t(1+cos w t) となる。
【0018】この合成曲線は、時間の変数tと共に、プ
レスシリンダ内のプレスピストンが調和のとれた運動を
行なう。この合成曲線F(t)は典型的な鍛造プロセス
に非常に好都合な2つの特性を有する。すなわち、最大
値と引続く最小値の間の曲線勾配において、水平の接線
を備えた屈曲点を有し、次の曲線勾配において最小値と
最大値の間で急激に上昇する。
【0019】
【作用】この発明の範囲内において、2つのポンプはほ
とんど位相シフトを伴わずに例えば機械式ギヤボック
ス、電磁波等により互いに同期し、上記合成曲線F
(t)は驚くべき効果を奏する。特に、2つのピストン
ポンプの周波数比率を最適化することにより、成形機の
プレスピストンが加工物上に位置する時、すなわち水平
方向の接線を有する屈曲点において速度0に制動され、
そしてその後加速された運動でプレス或いは鍛造を行な
う。このようにしてプレスピストンが加工物へ打撃を与
えることを避けることができ、したがって、加工物或い
は成形機へのダメージ及び建物へ与えるショックをなく
することができる。工具が加工物上へ静かに降下するこ
とによる騒音の低下は特に好ましい効果である。
【0020】逆に、合成曲線F(t)の制動を含む勾配
に引続く急峻な勾配のため、プレスピストンは加工物か
ら非常に迅速に上昇するので、上昇時間は接近(approa
ch)及び鍛造或いはプレス時間の合計よりも短い。
【0021】2つのピストンポンプの運動が同期せず同
じ位相でなく、位相シフトを伴って運動している場合、
この発明の範囲内において更に或いは他の効果が得られ
る。好ましくは位相シフトは、ストローク周波数及びス
トローク長さの合成曲線が、プレスシリンダが両ピスト
ンポンプにより駆動される際最大値と最小値の間を移動
する時、0(零)を通って急激に降下或いは上昇し、最
大値において非常に短くされた台地状の中間ストローク
を有し、最小値において特に長い作業ストロークを有す
るように選ばれる。
【0022】ピストンポンプの位相をシフトする場合、
プレスピストンの作業運動は変形量の大きな縮塊工程
(heavy cogging processes)に有利である。これは、
作業ストローク及び復帰が非常に迅速に起こり、各復帰
の後に鍛造される加工物を搬送するための長い休止があ
るからである。台地状の中間ストロークは調和のとれた
運動に貢献する。停止或いは不必要に長い復帰オーバー
ストロークの代わりの、最大値での台地状の曲線は適正
な搬送時間を提供する。
【0023】
【実施例】図1はこの発明による駆動システムの装置の
主要部を示す。プレスピストン2を有する油圧成形プレ
ス或いは油圧鍛造装置のプレスシリンダ1は分岐4を有
するライン3及び切換弁5,6によりピストンポンプ
(クランク或いは偏心駆動ポンプ)7,8に接続されて
いる。異なる大きさのピストンポンプ7,8は、ギヤホ
イール10,11,12を有するギヤボックス9を介し
てモータ13により駆動される。モータ13の出力ギヤ
ホイール11は、通常の作業の場合はコネクテングロッ
ド16を有するクランク或いは偏心輪14,15の入力
ギヤ10,12をコンスタントに駆動し、したがって、
ポンプ7,8のピストン17,18を駆動する。
【0024】オペレーション中はモータ13及びポンプ
7,8は連続的に作動している。切換弁5,6は図示し
た基本位置にあり、ポンプはリザーバ19に連結されて
いて休止(アイドリング)しており、プレスピストン2
は休止位置にある。2つの切換弁5,6のうちのいずれ
かが他の位置へ移動し、対応するポンプ7或いはポンプ
8はライン3を介してプレスシリンダ1へ接続され、プ
レスピストン2は対応するポンプピストン17或いはポ
ンプピストン18と同期して同じ周波数かつ一定のスト
ロークでプレスシリンダ1内で移動する。このストロー
クはポンプピストンのストローク及びポンプピストン1
7或いはポンプピストン18及びプレスピストン2の面
積によって決定される。プレスピストン2は、ポンプピ
ストン17,18と同様に正弦的に運動する。
【0025】2つの切換弁5,6は両ピストン7,8が
ライン3を介して同時にプレスシリンダ1へ作用するよ
うに構成することもできる。この場合、2つのポンプピ
ストン17,18の正弦的作業運動が合成され、プレス
ピストン2の運動が合成運動のうちの一つに対応するよ
うににされる。
【0026】本実施例のピストンポンプ7,8はプレス
ピストン2を矢印20の方向へのみ前進させることがで
きる。プレスピストン2を復帰させるために、復帰ピス
トン22を有する復帰シリンダ21を設けることができ
る。この場合、プレスピストンを矢印20の前進方向と
は反対の方向へ復帰させるための復帰力は復帰シリンダ
21及びアキュムレータ23によって与えられる。油圧
システム24は必要な安全性及び供給量及びプレスピス
トン2の位置変化を制御することができる。
【0027】以上説明したこの発明の成形機の基本的な
思想から2つの変形例が可能である。
【0028】変形例1.2つのピストンポンプ7,8の
うちの一つのみがプレスシリンダ1に接続される。ピス
トンポンプ7,8の駆動速度n1 ,n2 或いは2つの駆
動速度の比n1/n2 は任意に設定可能であり、したが
ってプレスピストン2のストローク周波数は任意に設定
可能である。同様に、ピストンポンプ7,8のピストン
径及びストローク長さによって、プレスピストン2のス
トローク長さを任意に決定可能である。
【0029】低速n1 で駆動されているピストンポンプ
7(2つのピストンポンプ7,8のうちの大きな方と仮
定する。)の切換弁5,6を作業位置に切り換えたとす
ると、プレスピストン2は長いストローク及び低い周波
数で移動する。この作業方法は、鍛造品に大きな変形及
び長い搬送が行なわれる縮塊(cogging or drawingdow
n)の場合に理想的である。例えば鍛造品のスムージン
グのために短いストローク及び高い周波数で成形するた
めサイクルの任意の時に切換弁5を基本位置へ移動で
き、このとき切換弁6は作業位置へ移動し、したがって
ピストンポンプ8(小さな方のピストンポンプと仮定す
る。)がプレスシリンダ1へ速い方の速度n2 で連結さ
れる。
【0030】鍛造品を更に縮塊(draw down)するため、
ストロークの中間部分と同様に、プレスはピストンポン
プ7へ切換えることができる。
【0031】変形例2.2つのピストンポンプ7,8は
所望により、何れか一方或いは両者がプレスシリンダ1
へ連結されている。後者の場合、2つのピストンポンプ
7,8の各流量が加えられる。プレスピストン2の運動
軌跡は2つのピストンポンプ7,8の運動軌跡の正弦波
2つを合成した軌跡となる。これにより2つのピストン
ポンプ7,8の駆動速度と移動量の関係が得られる。実
際に実施をする際には、プレスピストン2の調和のとれ
た運動を作るため、一定の周波数比率及び一定のストロ
ーク長さ比率範囲が好ましい。
【0032】図2は、2つのピストンポンプ7,8の運
動の合成の一例を示す。 F1(t)=a1 sin w1 t F2(t)=a2 sin w2 t F3(t)=F1+F2
【0033】a1 =2a2 =a かつ w1 =1/2
2 =w の場合、合成運動すなわち合成曲線F3 は、
次のとおりとなる。
【0034】 F3(t)= a sin w t(1+cos w t)
【0035】図2に示すように、また、上記式より明ら
かなように合成運動F3 は、a1 及びa2 よりも大きな
ストロークa3 と、曲線F1 の周波数と同じ周波数を有
する。このようにして、2つのピストンポンプ7,8を
用いて3つの異なるストローク長さと2つの異なるスト
ローク周波数を有する3つのストローク運動を得ること
ができる。
【0036】合成曲線F3 はプレスピストン2へ、典型
的な成形プロセスにとって次の2つの非常に優れた特性
を備えた調和のとれた運動を与える。第1の特性は、最
適化された周波数により、鍛造工具が加工物と接触する
ポイント(位置)が正確に水平の接線すなわち図2の曲
線中の中心線(0線)の近くとなるように調節すること
ができることである。このポイントでプレスピストン2
の速度したがって工具の速度はほぼ0となり、この結
果、通常はかなり高いレベルの騒音及び衝撃を著しく低
下させる。第2の特性は、曲線F3 (作業曲線)が、プ
レスピストン2の復帰運動がその下降・作業運動よりも
急速であることを示していることである。加工物の開放
は迅速に行なえるのに対し接近(approach)には時間を
要するが、この第2の特性の結果、2つのストロークの
間、搬送のために十分な時間を与えることができる。
【0037】図3は、図2と同様な作業運動F1 及びF
2 の合成であるが、位相を45度シフトした合成運動を
示す。
【0038】図2の場合と同様に3つの異なるストロー
ク長さの3つの異なるストローク運動を得ることがで
き、合成曲線F3 (最少曲線)の作業ストロークは同様
に非常に大きい。この作業運動は、加工物を搬送する長
い休止時間を有し、曲線の両極値の間の急峻な部分で作
業ストローク及び復帰が非常に迅速になるので、大きな
変形を伴う縮塊(heavy cogging)工程に有利である。図
3の曲線F3 の台地状の最大値32内の起伏31は、上
述のとおり、有害ではなく、有利である。
【0039】図4はスター(星)状に配置された4つの
作業シリンダ1を有する油圧駆動鍛造装置或いは同様な
ものの作業プレスシリンダの駆動装置を示す。4つの作
業シリンダ1は、それぞれパイプライン3及び切換弁
5,6を介して2つのピストンポンプ7,8により駆動
される。各作業シリンダ(プレスシリンダ)1と協動す
る駆動装置は図1に示した実施例と同様のものとするこ
とができる。したがって、同様な部分は図1と同じ参照
番号で示してある。
【0040】図4に示したように、1対ずつ向い合った
成形サドル26〜29は、鍛造品すなわち加工物25に
1対ずつあるいは同時に作用する。簡略化のために図4
に復帰手段は示していない。プレスシリンダ1内で駆動
される各プレスピストン2は成形サドル26〜29へ、
加工物25が所望の態様で下降すると共に成形プロセス
により滑らかとなるように作用する。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、ストローク長さ及び
周波数を各加工物の要求に適合させることができる、成
形機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による成形機の原理を示す図である。
【図2】同期した2つのピストンポンプの作業運動軌跡
とこれらの作業運動軌跡の合成曲線を示す。
【図3】2つのピストンポンプの運動に45度の位相シ
フトがある場合の図2と同様な合成曲線を示す。
【図4】4個のハンマーを有するこの発明による成形機
を示す。
【符号の説明】
1 プレスシリンダ 2 プレスピストン 3 パイプライン 4 分岐 5,6 切換弁 7,8 ピストンポンプ 9 ギヤボックス 10,11,12 ギヤホイール 13 モータ 14,15 偏心輪 16 コネクテングロッド 17,18 ポンプピストン 19 リザーバ 21 復帰シリンダ 22 復帰ピストン 23 アキュムレータ 24 油圧システム 25 加工物 26〜29 成形サドル 31 起伏 32 最大値

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のピストンポンプによって決定され
    るストローク周波数及びストローク容積により作動する
    少なくとも1つのプレスシリンダを有する成形機特に油
    圧プレス或いは油圧鍛造装置において、前記プレスシリ
    ンダは前記第1のピストンポンプと並列に設けられた第
    2のピストンポンプと協動し、かつこれらの2つのピス
    トンポンプのストローク周波数及びストローク容積は異
    なり、前記2つのピストンポンプは切換によって前記プ
    レスシリンダへ選択的に或いは同時に接続可能であるこ
    とを特徴とする成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形機において、前記ピ
    ストンポンプを前記プレスシリンダへ接続可能とするた
    めに2つのバルブを有するバルブ装置を備えることを特
    徴とする成形機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の成形機において、前記2
    つのピストンポンプは共通の駆動手段を有し、各ピスト
    ンポンプはバルブによって前記プレスシリンダを駆動或
    いは休止させるために切換可能であることを特徴とする
    成形機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の成形機において、1つの
    ポンプのストローク周波数は他のポンプのストローク周
    波数の2倍の高さであり、かつ、前記1つのポンプのス
    トローク長さは他のポンプのストローク長さの半分の大
    きさであることを特徴とする成形機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の成形機において、前記2
    つのピストンポンプのストローク周波数は、前記プレス
    ピストンが加工物と接触するポイントで2つのストロー
    ク周波数及びストローク長さの合成曲線がほぼ水平の接
    線を備える屈曲点を有するように選ばれることを特徴と
    する成形機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の成形機において、前記2
    つのピストンポンプの運動は、プレスシリンダが2つの
    ピストンポンプにより駆動されるときのストローク周波
    数及びストローク長さの合成曲線が最大値及び最小値間
    の0(零)を通過するときに急激に降下或いは上昇し、
    かつ、復帰側に非常に短くされた中間ストロークの台地
    状波形を有するように、相対的に位相をシフトされるこ
    とを特徴とする成形機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の成形機において、前記位
    相のシフト量は約45度であることを特徴とする成形
    機。
JP5268071A 1992-09-30 1993-09-29 成形機 Pending JPH06210493A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4232728A DE4232728C2 (de) 1992-09-30 1992-09-30 Umformmaschine mit Presszylinder mit zwei zugeordneten Kolbenpumpen
DE4232728.8 1992-09-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06210493A true JPH06210493A (ja) 1994-08-02

Family

ID=6469195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5268071A Pending JPH06210493A (ja) 1992-09-30 1993-09-29 成形機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5447050A (ja)
JP (1) JPH06210493A (ja)
DE (1) DE4232728C2 (ja)
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