JP2001113393A - 加圧装置 - Google Patents

加圧装置

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JP2001113393A
JP2001113393A JP22896599A JP22896599A JP2001113393A JP 2001113393 A JP2001113393 A JP 2001113393A JP 22896599 A JP22896599 A JP 22896599A JP 22896599 A JP22896599 A JP 22896599A JP 2001113393 A JP2001113393 A JP 2001113393A
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昭二 二村
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    • B30PRESSES
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    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0029Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
    • B30B15/0035Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height using an adjustable connection between the press drive means and the press slide

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工精度が高く、加圧力が大でありかつ駆動
エネルギーの小なる定点加工用の加圧装置を提供する。 【解決手段】 基板と、この基板と対向して設けられた
支持板と、この支持板に設けられかつ移動終点を有する
リンク機構を備えた往復駆動手段と、この往復駆動手段
と連結され前記基板および支持板と直交する方向に移動
可能に形成されたスライダと、このスライダまたは前記
基板に非回転状態に設けられた差動用おねじと、この差
動用おねじと螺合する差動用めねじを同軸的に有するウ
オームホイールと、このウオームホイールと係合するウ
オームとによって構成し、前記スライダの移動終点近傍
において前記往復駆動手段を停止させ、前記ウオームホ
イールの回転によりスライダとこのスライダに対向する
被加圧体とを加圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば板金加工等
に使用されるプレス装置のような加圧装置に関するもの
であり、特に正確な位置制御を要する定点加工が可能で
あると共に加圧力が大でありかつ駆動エネルギーが小で
ある加圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス加工装置においてワークに
当接するラムを駆動する手段としては、流体圧シリンダ
が広く使用され、就中油圧シリンダが多用されている。
この油圧シリンダ駆動によるプレス装置において、定点
加工、すなわちラムとテーブルとの間隔を一定に保持し
た状態の加工を行なう場合には、通称「胴突き加工」と
称される加工を行なう必要がある。
【0003】図6は従来の胴突き加工を示す説明図であ
る。図6において、31はテーブルであり、このテーブ
ル31に対してプレス装置のラム32が例えば油圧シリ
ンダによって上下動し、ワーク33をプレス加工するよ
うに構成されている。この場合、ワーク33を厚さ寸法
tに正確に加工するために、ラム32の下端部には、作
動面34から下方に前記厚さ寸法tに相当する突出部3
5を突設する。
【0004】上記の構成によりラム32を下方に作動さ
せると、作動面34によりワーク33に所定の加工を行
なうことができるが、ラム32の突出部35がテーブル
31に当接することにより、ワーク33の厚さ寸法tが
正確に確保され、寸法のばらつきのない加工を行なうこ
とができ、ワーク33に対する加工精度を向上させるこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図6に示す加工態
様においては、定点加工により加工精度を向上させ得る
反面において下記のような問題点がある。すなわち、ラ
ム32がワーク33に対して衝撃的に当接することに加
えて、ラム32の突出部35がテーブル31に対しても
衝突するため、衝突音が発生し、特に単位時間当たりの
ラム32の作動回数が多い高速加工の場合には騒音が激
しくなり、作業環境を害するという問題点がある。
【0006】一方、電動プレスによる定点加工も従来か
ら使用されており、上記油圧プレス等による胴突き加工
に起因する騒音の発生を防止する点において有利である
ことが知られている。
【0007】図7は従来の電動プレスの例を示す要部縦
断面図であり、例えば特開平6−218591号公報に
記載されている。図7において、41は加圧力発生手段
であり、テーブル42と一体に形成されたコラム43上
に設けられた頭部枠体44内に収容されている。
【0008】45は筒状本体であり、頭部枠体44内に
設けられ、上端に軸受部46を備えている。47はねじ
軸であり、軸受部46によりその上端部が支持されて吊
下状態に形成されている。次に48はラム軸であり、中
空円筒状に形成され、その上端部に前記ねじ軸47と螺
合するナット体49が固着され、かつ筒状本体45内に
上下動可能に設けられている。50は押圧体であり、ラ
ム軸48の下端部に着脱可能に設けられている。なおね
じ軸47とナット体49とはボールねじ係合としてあ
る。
【0009】次に51は振れ止めであり、頭部枠体44
内に設けられた案内部52、案内部52内に上下動可能
に設けられた振れ止め杆53、およびラム軸48と振れ
止め杆53との下端部に設けられた連結板54によって
構成されている。55は駆動モータであり、頭部枠体4
4内に設けられ、前記ねじ軸47の上端部に設けられた
プーリ56およびベルト57を介してねじ軸47を正逆
回転可能に形成する。
【0010】なお、図示省略した計測手段、中央演算処
理装置等によって、押圧体50の初期位置、定位置停止
点、駆動モータ55の回転速度、正逆転指示等を行ない
得るとしている。
【0011】上記の構成により、駆動モータ55の作動
によりベルト57およびプーリ56を介してねじ軸47
を回転させると、上端部にナット体49が固着されたラ
ム軸48が下降し、鎖線で示すような予め設定された位
置および押圧力で押圧体50が被加工物Wに当接し、所
定の加工が行なわれる。加工終了後、駆動モータ55の
逆回転により、ラム軸48および押圧体50が上昇し、
初期の位置に復帰する。上記の動作を繰り返すことによ
り、複数個の被加工物Wに対して所定の定点加工を逐次
行なうことができるのである。
【0012】上記のような電動プレスによれば、騒音を
発生することなく定点加工を行ない得るのであるが、従
来のものにおいては下記のような問題点がある。すなわ
ち、被加工物Wに印加される押圧力は駆動モータ55の
容量によって定まるため、大容量のプレス装置の場合に
は駆動モータ55もまた大容量のものが必要となる。更
に大容量かつ大型のプレス装置においては、ラム軸48
および押圧体50を含む可動体もまた大型かつ大重量と
なるため、可動体の繰返し上下動に要する駆動エネルギ
ーも大となり、駆動モータ55の大型、大容量化に拍車
をかけることにもなるという問題点がある。
【0013】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
を解決し、加工精度が高く、加圧力が大であり、かつ駆
動エネルギーの小なる定点加工用の加圧装置を提供する
ことを課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、基板と、この基板と所定距離
を隔てて対向して設けられた支持板と、この支持板に設
けられかつ移動終点を有するリンク機構を備えた往復駆
動手段と、この往復駆動手段と連結され前記基板および
支持板と直交する方向に移動可能に形成されたスライダ
と、このスライダまたは前記基板に非回転状態に設けら
れた差動用おねじと、この差動用おねじと螺合する差動
用めねじを同軸的に有する第2の歯車と、この第2の歯
車と係合する第1の歯車とによって構成し、前記スライ
ダの移動終点近傍において前記往復駆動手段を停止さ
せ、前記第2の歯車の回転によりスライダとこのスライ
ダに対向する被加圧体とを加圧する、という技術的手段
を採用した。なお第1の歯車と第2の歯車とは、2個の
みの歯車に限られるものではなく3個以上の歯車をも含
めて減速機構を形成する適宜公知の歯車群を用いること
ができる。
【0015】本発明において、基板と支持板とを水平面
と平行に設け、スライダを垂直方向移動可能に形成する
ことができる。
【0016】次に上記の発明において、往復駆動手段お
よび/またはウオームをサーボモータによって駆動する
ように構成することができる。
【0017】また上記の発明において、往復駆動手段を
クランク機構またはトグル機構によって構成することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
要部縦断面正面図、図2は図1におけるA−A線要部断
面平面図である。両図において、1は基板であり、例え
ば長方形の平板状に形成されており、例えばその四隅に
は円柱状のガイドバー2が立設される。このガイドバー
2の上端部には、例えば長方形の平板状に形成された支
持板3が、例えば締結部材4を介して固着されている。
【0019】次に5はクランク軸であり、支持板3上に
立設された1対の支持部材6,6間に軸受8,8を介し
て回転可能に設けられ、連接棒9を介して支持板3を貫
通して設けられたクイル10と接続される。7はスライ
ダであり、前記ガイドバー2にその軸線方向に移動可能
に係合されている。13は差動用おねじであり、前記ク
イル10の下端部に一体に接合される。
【0020】14は差動部材であり、中空円筒状に形成
し、内周面に前記差動用おねじ13と螺合する差動用め
ねじ15を設ける。16はウオームホイールであり、前
記差動部材14に一体に固着され、かつウオーム17と
係合するように形成する。18,19は各々ラジアル軸
受およびスラスト軸受であり、スライダ7内に設けら
れ、各々差動部材14およびウオームホイール16を支
持するものである。
【0021】20はウオーム軸であり、ウオーム17の
中心部に挿通固着されると共に、両端部をスライダ7内
に設けられた軸受21,21によって回転可能に支持さ
れる。22,23は各々パルスモータであり、各々前記
クランク軸5およびウオーム軸20を回転させ得るよう
に設けられる。24は押圧子であり、前記スライダ7の
中央部下面に着脱可能に設けられる。なお、パルスモー
タ22,23は、図示省略した制御装置を介して所定の
パルス印加による制御駆動可能に構成されている。
【0022】図3は図1における押圧子24の位置およ
び加圧力の時間との関係を模式的に示す説明図である。
以下、図1ないし図3を参照して作用について説明す
る。
【0023】まずパルスモータ22に所定のパルス数を
印加して作動させると、クランク軸5が回転し、連接棒
9、クイル10および差動用おねじ13を介してスライ
ダ7が下降し、押圧子24は初期高さH0 (上止点)か
ら定点加工高さHの近傍の高さH1 (連接棒9ないし差
動用おねじ13の下止点)まで下降し、この位置におい
てパルスモータ22が停止する。
【0024】次にパルスモータ23に所定のパルス数を
印加して作動させ、ウオーム軸20,ウオーム17およ
びウオームホイール16を回転させ、かつ差動部材14
の回転により、押圧子24が前記高さH1 から定点加工
高さHまで下降し、被加工物Wに当接する。これにより
押圧子24を介して予め設定された押圧力で被加工物W
に対する定点加工が行なわれる。
【0025】加工終了後、まずパルスモータ23の逆作
動によりスライダ7が上昇し、押圧子24は定点加工高
さHから高さH1 まで上昇し、パルスモータ22の逆作
動により、押圧子24は初期高さH0 の位置に復帰す
る。なお加工終了後、パルスモータ22,23を同時に
逆作動させ、図3の鎖線にて示すように押圧子24を復
帰させてもよい。
【0026】上記のスライダ7の下降時における押圧子
24による被加工物Wに対する加圧力は、パルスモータ
22によるF1 から、パルスモータ23によるF2 まで
大幅に増大する。すなわち、パルスモータ23による回
転はウオーム17とウオームホイール16との間の減速
比によって大幅に減速されるため伝達されるトルクが前
記減速比の逆数倍に増大されるためである。上記のよう
に被加工物Wに対する加圧力を大幅に増大させ得る結果
として、パルスモータ23を小容量のものとすることが
できるのである。
【0027】なお図3における押圧子24の高さH1
ら高さHに至る間の移動は、図1および図2におけるウ
オーム17およびウオームホイール16の回転、ならび
に差動用おねじ13と差動用めねじ15との螺合による
ものであるため低速で行なわれるが、(H1 −H)すな
わち加工ストロークは例えば3〜5mm程度であるため、
加工時間を必要以上に長びかせることはない。一方、加
工ストロークが大である場合には、押圧子24の高さH
2 の位置においてパルスモータ23の作動を開始し、パ
ルスモータ22と協動して押圧子24を下降させるよう
にすれば、加工時間の短縮に役立つ。なお、上記の高さ
0 ,H1 ,H2 ,Hの値は、図示省略した計測手段に
よって計測され、かつパルスモータ22,23との関係
においても制御可能に構成する。
【0028】この場合において、クランク軸5によりス
ライダ7に付与されるストロークは、最大値においてク
ランク軸5の上下止点間の距離であるが、クランク軸5
を上止点まで回転させずに中間点に停止させるようにす
ればスライダ7のストロークを前記最大値未満の所望の
値に設定することができる。
【0029】図4は本発明の他の実施の形態を示す要部
縦断面正面図であり、同一部分は図1と同一の参照符号
にて示す。図4において、30はコラムであり、基板1
と支持板3との間にこれらと一体に設けられている。次
に11,12は各々リンクであり、各々同一長さ寸法に
形成して相互に回動可能に連結すると共に、上下端部を
ブラケット25,26を介して支持板3およびスライダ
7と回動可能に接続する。27はリンクであり、両端部
を前記のリンク11,12の連結部およびクランク軸5
と回動可能に連結し、全体としてトグル機構を構成す
る。
【0030】次に2aばガイドポストであり、基板1上
に固定された取付台28上に立設する。29は摺動部材
であり、ガイドポスト2aに摺動可能に介装されると共
に、差動用おねじ13と連結され、この差動用おねじ1
3を非回転状態に保持する。なお摺動部材29には押圧
子24を着脱可能に設ける。
【0031】上記の構成により、スライダ7および摺動
部材29は、パルスモータ22によりクランク軸5を回
動させると、全体として一体に上下動することができ
る。そしてリンク11,12が直線状になった状態でパ
ルスモータ22を停止させ、パルスモータ23に所定の
パルスを印加させることにより、ウオームホイール16
が回転し、ウオームホイール16の内周に設けられた差
動用めねじ15と螺合する差動用おねじ13が下降し、
押圧子24による所定の定点加工が行えるのである。
【0032】加工終了後、パルスモータ23の逆作動、
または必要によりパルスモータ22の逆作動を併用して
押圧子24を初期の位置まで復帰させるのである。すな
わち、前記の発明の実施の形態と同様に、まずトグル機
構によってスライダ7および摺動部材29を定点加工位
置の近傍まで移動させ、その後ウオーム17とウオーム
ホイール16とによって大なる加圧力を付与させ得るの
である。
【0033】図5はスライダ7の往復駆動手段の変形例
を示す要部断面説明図であり、同一部分は前記図4と同
一の参照符号で示す。図5において36はめねじ部材で
あり、リンク11,12の連結点にこれらと回動可能に
設けられ、内部にめねじを刻設する。この場合左右のめ
ねじ部材36,36には各々左右逆方向のめねじを刻設
する。37は軸受部材であり、コラム30にピン38と
長穴39を介して上下方向移動可能に設けられる。40
は駆動軸であり、中間部から左右に各々逆方向のおねじ
を形成され、前記めねじ部材36,36を貫通するよう
にして軸受部材37,37間に回転可能に設けられ、パ
ルスモータ22と接続される。
【0034】上記の構成により、パルスモータ22を介
して駆動軸40を回転させると、めねじ部材36,36
が相互に逆方向に移動するから、リンク11,12が回
動して、スライダ7を上下動させ得る。そして、リンク
11,12が直線状になった状態においては、スライダ
7から反力が作用しても駆動軸40が回転させられな
い、いわゆる非可逆状態が形成されるのである。なお、
リンク11,12の回動により、駆動軸40の位置が上
下に若干変位するが、この変位は軸受部材37に設けら
れたピン38がコラム30に設けられた長穴39内を移
動することによって吸収できる。
【0035】図4および図5に示す構成の往復駆動手段
においても、リンク11,12の回動角度を適宜に選定
することにより、両者が直線状態を形成した位置からの
スライダ7のストロークを所望の値に設定できる。
【0036】上記の発明の実施の形態においては、基板
1および支持板3が水平面と平行に配置され、両者を連
結するガイドバー2が垂直方向に設けられたいわゆる竪
型のものについて説明したが、基板1および支持板3が
垂直面と平行に、およびガイドバー2が水平方向に設け
られた、いわゆる横型のものに対しても本発明の適用が
可能である。
【0037】なお、上記の説明においては、スライダ7
が被加工物Wの上方に存在する形態について示したが、
被加工物Wの下方にスライダ7を配置しても作用は同様
である。また、図1および図2の変形例として、差動用
おねじ13、差動用めねじ15を備えた差動部材14、
ウオーム17およびウオームホイール16を基板1内に
設けることにより、被加工物Wを下方から押上げる型式
としてもよい。
【0038】上記の実施の形態においては、クランク軸
5およびウオーム軸20の駆動モータをパルスモータと
して説明したが、この駆動モータは位置の検出および制
御が可能であるサーボモータであればよい。
【0039】更に、スライダ7の移動を案内するガイド
バー2は、大型のものまたは剛性を要求されるものにつ
いては複数本とするのが好ましいが、1本のものでもよ
く、場合によっては柱状または梁状に形成し、その側面
に沿ってスライダ7が摺動または滑動する構成としても
よい。
【0040】また更に、本発明の加圧装置は単一に使用
される以外に、複数台をタンデムに配置して、例えば長
尺状の被加工物に対して順送り加工する場合にも当然に
適用可能である。なお、本発明の加圧装置は、板材に対
する板金加工の他に、複数個の部品の組立、圧入、カシ
メ等の加工、更には射出成形機、ダイカスト、粉末冶金
等における成形用金型の型締め用としても使用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上記述のような構成および
作用であるから、下記の効果を奏し得る。 (1)被加工物または被加圧体に対する加圧力がウオー
ムとウオームホイールとによる減速比の逆数倍に増大さ
れるため、大なる加圧力が得られる。 (2)押圧子を駆動するモータを小容量のものとするこ
とができ、駆動エネルギーを大幅に低減できる。 (3)往復駆動手段の移動終点から移動始点までのスト
ロークを任意に設定できる。 (4)スライダの下端停止位置を正確に制御できるた
め、加工精度を向上できる。 (5)流体圧駆動のものにおけるような騒音がなく、静
粛な作業環境を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部縦断面正面図で
ある。
【図2】図1におけるA−A線要部断面平面図である。
【図3】図1および図2における押圧子24の位置およ
び加圧力の時間との関係を模式的に示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す要部縦断面正面
図である。
【図5】スライダ7の往復駆動手段の変形例を示す要部
断面説明図である。
【図6】従来の胴突き加工を示す説明図である。
【図7】従来の電動プレスの例を示す要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 ガイドバー 3 支持板 5 クランク軸 7 スライダ 13 差動用おねじ 15 差動用めねじ 16 ウオームホイール 17 ウオーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板と所定距離を隔てて対
    向して設けられた支持板と、この支持板に設けられかつ
    移動終点を有するリンク機構を備えた往復駆動手段と、
    この往復駆動手段と連結され前記基板および支持板と直
    交する方向に移動可能に形成されたスライダと、このス
    ライダまたは前記基板に非回転状態に設けられた差動用
    おねじと、この差動用おねじと螺合する差動用めねじを
    同軸的に有する第2の歯車と、この第2の歯車と係合す
    る第1の歯車とによって構成し、前記スライダの移動終
    点近傍において前記往復駆動手段を停止させ、前記第2
    の歯車の回転によりスライダとこのスライダに対向する
    被加圧体とを加圧することを特徴とする加圧装置。
  2. 【請求項2】 基板と支持板とを水平面と平行に設け、
    スライダを垂直方向移動可能に形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の加圧装置。
  3. 【請求項3】 往復駆動手段をサーボモータによって駆
    動するように構成したことを特徴とする請求項1または
    2記載の加圧装置。
  4. 【請求項4】 第1の歯車がウオームによって構成され
    ると共に第2の歯車がウオームホイールによって構成さ
    れ、 該ウオームをサーボモータによって駆動するように構成
    したことを特徴とする請求項1ないし3何れかに記載の
    加圧装置。
  5. 【請求項5】 往復駆動手段をクランク機構によって構
    成したことを特徴とする請求項1ないし4何れかに記載
    の加圧装置。
  6. 【請求項6】 往復駆動手段をトグル機構によって構成
    したことを特徴とする請求項1ないし4何れかに記載の
    加圧装置。
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Cited By (7)

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