JPH09201639A - リベッティングマシン - Google Patents
リベッティングマシンInfo
- Publication number
- JPH09201639A JPH09201639A JP2852696A JP2852696A JPH09201639A JP H09201639 A JPH09201639 A JP H09201639A JP 2852696 A JP2852696 A JP 2852696A JP 2852696 A JP2852696 A JP 2852696A JP H09201639 A JPH09201639 A JP H09201639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- spindle
- rivet
- output shaft
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークリベットの位置変更にともないス
ムーズに、かつ正確に成型工具を一致させるリベッティ
ングマシンを提供する。 【解決手段】 リベッティングマシンにおけるピストン
軸４と共に昇降する支持部材６に複数のスライダ７を設
けて、この各スライダに成型工具１０を有する出力軸１
１を軸承し、また支持部材に入力軸１２を軸承して、入
力軸と出力軸とにユニバーサルジョイント１５を介し伸
縮継手１４を接続し、さらにスピンドルから入力軸に伝
達手段１３を介し回転を伝え、またサーボモーター１７
の数値制御運転により進退機構１６を介しスライダをス
ライドさせて、ワークリベットに成型工具を一致させ
る。
ムーズに、かつ正確に成型工具を一致させるリベッティ
ングマシンを提供する。 【解決手段】 リベッティングマシンにおけるピストン
軸４と共に昇降する支持部材６に複数のスライダ７を設
けて、この各スライダに成型工具１０を有する出力軸１
１を軸承し、また支持部材に入力軸１２を軸承して、入
力軸と出力軸とにユニバーサルジョイント１５を介し伸
縮継手１４を接続し、さらにスピンドルから入力軸に伝
達手段１３を介し回転を伝え、またサーボモーター１７
の数値制御運転により進退機構１６を介しスライダをス
ライドさせて、ワークリベットに成型工具を一致させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、リベッティング
マシンに関する。
マシンに関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】一度に複数本のリベットに
リベットヘッドを成形するリベッティングマシンは、既
に知られている。
リベットヘッドを成形するリベッティングマシンは、既
に知られている。
【０００３】上記のリベッティングマシンは、多軸方形
で、各軸からの回転伝達をリベットヘッド成型工具に伝
えながら、リベットヘッド成型工具の成形軸によりリベ
ットにリベットヘッドを成型する。
で、各軸からの回転伝達をリベットヘッド成型工具に伝
えながら、リベットヘッド成型工具の成形軸によりリベ
ットにリベットヘッドを成型する。
【０００４】上記のリベッティングマシンにあっては、
ヘツド成型工具を定置式にすると、リベットの配置が変
るとリベットヘッドを成型することができない。すなわ
ち定位置にリベットを配置した専用機になる。
ヘツド成型工具を定置式にすると、リベットの配置が変
るとリベットヘッドを成型することができない。すなわ
ち定位置にリベットを配置した専用機になる。
【０００５】そこで、ヘッド成型工具の位置を可変式に
すると、リベットの位置が変更された場合であってもリ
ベットヘッドを成型することができる。
すると、リベットの位置が変更された場合であってもリ
ベットヘッドを成型することができる。
【０００６】しかしながら、ヘッド成型工具の位置変更
を手動により行なうので、著しく手数がかかってマシン
の稼働率が低下する。
を手動により行なうので、著しく手数がかかってマシン
の稼働率が低下する。
【０００７】また、正確な位置決めが困難なため不良品
の発生原因にもなる。
の発生原因にもなる。
【０００８】そこで、この発明の課題は、ヘッド成型工
具の位置変更を極めて容易に、かつ正確に行なうことが
できるようにしたものである。
具の位置変更を極めて容易に、かつ正確に行なうことが
できるようにしたものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、コラムに支持させてあるシリンダの
作用によりピストン軸と共に上記ピストン軸の軸芯に貫
通させて軸承してあるスピンドルを降下させながら、上
記スピンドルの下端に設けてある成型工具の成型軸をテ
ーブル上の被加工物のワークリベットに押し付けると共
に、モーターにより上記スピンドルをドライブしてワー
クリベットにリベットヘッドを成型するリベッティング
マシンにおいて、上記ピストン軸と共に昇降する支持部
材に適宜の水平なガイド手段により所定の方向にスライ
ドする複数のスライダを設けて、この各スライダに下端
に成型工具を有する出力軸を軸承し、またこの各出力軸
の上方に位置させて上記支持部材に各入力軸を軸承する
と共に、この各入力軸に上記スピンドルの回転を適宜の
伝達手段を介し伝達し、さらに、回転伝達機能付伸縮継
手の両端を上記入力軸及び出力軸にユニバーサルジョイ
ントを介し接続し、また、上記各スライダにボールネジ
とナットとから成る進退機構を設けて、この進退機構に
上記支持部材に保持させサーボモーターの出力軸を接続
した構成を採用する。
めに、この発明は、コラムに支持させてあるシリンダの
作用によりピストン軸と共に上記ピストン軸の軸芯に貫
通させて軸承してあるスピンドルを降下させながら、上
記スピンドルの下端に設けてある成型工具の成型軸をテ
ーブル上の被加工物のワークリベットに押し付けると共
に、モーターにより上記スピンドルをドライブしてワー
クリベットにリベットヘッドを成型するリベッティング
マシンにおいて、上記ピストン軸と共に昇降する支持部
材に適宜の水平なガイド手段により所定の方向にスライ
ドする複数のスライダを設けて、この各スライダに下端
に成型工具を有する出力軸を軸承し、またこの各出力軸
の上方に位置させて上記支持部材に各入力軸を軸承する
と共に、この各入力軸に上記スピンドルの回転を適宜の
伝達手段を介し伝達し、さらに、回転伝達機能付伸縮継
手の両端を上記入力軸及び出力軸にユニバーサルジョイ
ントを介し接続し、また、上記各スライダにボールネジ
とナットとから成る進退機構を設けて、この進退機構に
上記支持部材に保持させサーボモーターの出力軸を接続
した構成を採用する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【００１１】図１及び図２に示すように、座台１から立
設するコラム２の上端には、シリンダ３が支持されてい
る。
設するコラム２の上端には、シリンダ３が支持されてい
る。
【００１２】また、シリンダ３の収縮、伸長作用によっ
て昇降するピストン軸４の軸芯には、貫通し、かつ定位
置でフリーに回転するように軸承したスピンドル５が設
けられている。
て昇降するピストン軸４の軸芯には、貫通し、かつ定位
置でフリーに回転するように軸承したスピンドル５が設
けられている。
【００１３】さらに、ピストン軸４の下端にボックス状
の支持部材６を設けると共に、この支持部材６の下面に
は、水平なガイド手段により所定の方向にスライドする
複数のスライダ７が設けられている。
の支持部材６を設けると共に、この支持部材６の下面に
は、水平なガイド手段により所定の方向にスライドする
複数のスライダ７が設けられている。
【００１４】上記のガイド手段は、図示の場合スライダ
７の両側面の溝条８に支持部材６に取付けてあるガイド
レール９を嵌め合わせてガイドするようになっている。
７の両側面の溝条８に支持部材６に取付けてあるガイド
レール９を嵌め合わせてガイドするようになっている。
【００１５】なお、スライダ７は、図示の左右二個に限
定されず、それ以上設けることもある。
定されず、それ以上設けることもある。
【００１６】また、各スライダ７には、下端に成型工具
１０付の軸線が垂直な出力軸１１が軸承されている。
１０付の軸線が垂直な出力軸１１が軸承されている。
【００１７】さらに、支持部材６には、各出力軸１１の
上方に位置させた入力軸１２が軸承されていると共に、
各入力軸１２には、伝達機構１３を介しスピンドル５の
回転を伝達するようになっている。
上方に位置させた入力軸１２が軸承されていると共に、
各入力軸１２には、伝達機構１３を介しスピンドル５の
回転を伝達するようになっている。
【００１８】上記の伝達機構１３は、図示の場合スピン
ドル５と入力軸１２とに設けた歯車を噛み合わせたが、
上記以外の方法で伝達することもある。
ドル５と入力軸１２とに設けた歯車を噛み合わせたが、
上記以外の方法で伝達することもある。
【００１９】また、入力軸１２と出力軸１１とには、回
転伝達機能付伸縮継手１４の両端がユニバーサルジョイ
ント１５を介し接続してある。
転伝達機能付伸縮継手１４の両端がユニバーサルジョイ
ント１５を介し接続してある。
【００２０】上記の回転伝達機能付の伸縮継手１４は、
図示のスプライン軸とスプライン穴との嵌め合わせに限
定されず、角軸と角孔とでよい。
図示のスプライン軸とスプライン穴との嵌め合わせに限
定されず、角軸と角孔とでよい。
【００２１】さらに、各スライダ７にボールネジとナッ
ト（スライダ７に固定してある）とから成る進退機構１
６を設けると共に、この進退機構１６のボールネジに
は、支持部材６に支持させてあるサーボモーター１７の
出力軸が接続してある。
ト（スライダ７に固定してある）とから成る進退機構１
６を設けると共に、この進退機構１６のボールネジに
は、支持部材６に支持させてあるサーボモーター１７の
出力軸が接続してある。
【００２２】なお、スピンドル５は、シリンダ３の上端
に据え付けてあるモーター１９により駆動される。勿論
スピンドル５は昇降する関係上、周知のように（図示省
略）スピンドル５の軸芯の例えばスプライン孔と、モー
ター１９の出力スプライン軸とが嵌め合わせ連結されて
回転伝達を損なわないで伸縮する構造を採用している。
に据え付けてあるモーター１９により駆動される。勿論
スピンドル５は昇降する関係上、周知のように（図示省
略）スピンドル５の軸芯の例えばスプライン孔と、モー
ター１９の出力スプライン軸とが嵌め合わせ連結されて
回転伝達を損なわないで伸縮する構造を採用している。
【００２３】上記のように構成すると、シリンダ３の伸
長作用によりピストン軸４と共に支持部材６を降下させ
て、テーブル１８上の被加工物のワークリベットＡに各
成型工具１０の成型軸１０´を押し付ける。
長作用によりピストン軸４と共に支持部材６を降下させ
て、テーブル１８上の被加工物のワークリベットＡに各
成型工具１０の成型軸１０´を押し付ける。
【００２４】一方、ピストン軸４と共に降下するスピン
ドル５は、モーター１９により駆動しているので、スピ
ンドル５の回転が伝達機構１３、入力軸１２、伸縮継手
１４を有するユニバーサルジョイント１５、出力軸１１
をへて成型工具１０に伝わっている。
ドル５は、モーター１９により駆動しているので、スピ
ンドル５の回転が伝達機構１３、入力軸１２、伸縮継手
１４を有するユニバーサルジョイント１５、出力軸１１
をへて成型工具１０に伝わっている。
【００２５】このため、成型軸１０´の歳差運動によっ
てワークリベットＡにリベットヘッドが成型される。
てワークリベットＡにリベットヘッドが成型される。
【００２６】次に成型するワークリベットの位置が外方
又は内方に位置が変位している場合、数値制御によりサ
ーボモーター１７を運転する。
又は内方に位置が変位している場合、数値制御によりサ
ーボモーター１７を運転する。
【００２７】すると、進退機構１６により各スライダ７
が外方又は内方にスライドする。
が外方又は内方にスライドする。
【００２８】このとき、入力軸１２と出力軸１１との間
の距離の変動は、伸縮継手１４により調整される。
の距離の変動は、伸縮継手１４により調整される。
【００２９】その結果、ワークリベットＡの直上に成型
工具１０が到達（一致）する。
工具１０が到達（一致）する。
【００３０】なお、周知のように（図１に示す駆動装置
３１の運転によりシリンダ３と共に支持部材６を昇降さ
せる）Ｚ軸制御を採用すると、図３に示すような配列の
ワークリベットＡにリベットヘッドを成型することがで
きる。
３１の運転によりシリンダ３と共に支持部材６を昇降さ
せる）Ｚ軸制御を採用すると、図３に示すような配列の
ワークリベットＡにリベットヘッドを成型することがで
きる。
【００３１】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るリベッテ
ィングマシンによれば、サーボモーターの数値制御運転
によりスライダをスライドさせて所定の位置に複数の各
成型工具を移動させることができるので、成型工具間の
ピッチの変更を自動的にかつ正確に行なうことが可能に
なる。
ィングマシンによれば、サーボモーターの数値制御運転
によりスライダをスライドさせて所定の位置に複数の各
成型工具を移動させることができるので、成型工具間の
ピッチの変更を自動的にかつ正確に行なうことが可能に
なる。
【００３２】このため、加工能率を著しく向上すること
ができる。
ができる。
【図１】この発明に係るリベッティングマシンの正面図
【図２】要部を示す一部切欠拡大正面図
【図３】ワークリベットの配置を示す正面図
１ 座台 ２ コラム ３ シリンダ ４ ピストン軸 ５ スピンドル ６ 支持部材 ７ スライダ ８ 溝条 ９ レール １０ 成型工具 １０´ 成型軸 １１ 出力軸 １２ 入力軸 １３ 伝達機構 １４ 伸縮継手 １５ ユニバーサルジョイント １６ 進退機構 １７ サーボモーター １８ テーブル １９ モーター Ａ ワークリベット
Claims (1)
- 【請求項１】 コラムに支持させてあるシリンダの作用
によりピストン軸と共に上記ピストン軸の軸芯に貫通さ
せて軸承してあるスピンドルを降下させながら、上記ス
ピンドルの下端に設けてある成型工具の成型軸をテーブ
ル上の被加工物のワークリベットに押し付けると共に、
モーターにより上記スピンドルをドライブしてワークリ
ベットにリベットヘッドを成型するリベッティングマシ
ンにおいて、上記ピストン軸と共に昇降する支持部材に
適宜の水平なガイド手段により所定の方向にスライドす
る複数のスライダを設けて、この各スライダに下端に成
型工具を有する出力軸を軸承し、またこの各出力軸の上
方に位置させて上記支持部材に各入力軸を軸承すると共
に、この各入力軸に上記スピンドルの回転を適宜の伝達
手段を介し伝達し、さらに、回転伝達機能付伸縮継手の
両端を上記入力軸及び出力軸にユニバーサルジョイント
を介し接続し、また、上記各スライダにボールネジとナ
ットとから成る進退機構を設けて、この進退機構に上記
支持部材に保持させサーボモーターの出力軸を接続した
ことを特徴とするリベッティングマシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852696A JP2704392B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | リベッティングマシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852696A JP2704392B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | リベッティングマシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201639A true JPH09201639A (ja) | 1997-08-05 |
| JP2704392B2 JP2704392B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=12251117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2852696A Expired - Lifetime JP2704392B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | リベッティングマシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2704392B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102581201A (zh) * | 2011-01-13 | 2012-07-18 | 亿和精密工业（苏州）有限公司 | 一种全自动伺服铆接机 |
| CN105458150A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-04-06 | 苏州工业职业技术学院 | 一种用于冲压铆接机的均等加压装置 |
| CN112517830A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-19 | 江苏君逸环保科技有限公司 | 一种除尘器喷吹管的自动铆接装置及该装置的工作方法 |
| WO2022246957A1 (zh) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 苏州施米特机械有限公司 | 带气动活塞的伺服电缸 |
| CN116372085A (zh) * | 2023-03-08 | 2023-07-04 | 宁波霍科电器有限公司 | 一种自动化铆接设备 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP2852696A patent/JP2704392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102581201A (zh) * | 2011-01-13 | 2012-07-18 | 亿和精密工业（苏州）有限公司 | 一种全自动伺服铆接机 |
| CN105458150A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-04-06 | 苏州工业职业技术学院 | 一种用于冲压铆接机的均等加压装置 |
| CN112517830A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-19 | 江苏君逸环保科技有限公司 | 一种除尘器喷吹管的自动铆接装置及该装置的工作方法 |
| WO2022246957A1 (zh) * | 2021-05-24 | 2022-12-01 | 苏州施米特机械有限公司 | 带气动活塞的伺服电缸 |
| CN116372085A (zh) * | 2023-03-08 | 2023-07-04 | 宁波霍科电器有限公司 | 一种自动化铆接设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2704392B2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009 |