JP2012020366A - ワーク固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】形状公差あるいは姿勢公差の比較的大きいワークであっても、単純な構成で強力な固定力を得ることができるワーク固定装置を提供すること。
【解決手段】ワーク固定装置は、往復移動可能な移動加圧体4と、移動加圧体4を移動させる駆動装置5とを具備しており、移動加圧体4は、作動油の封入された作動油室11を備える本体部8と、作動油室11内の作動油に接する一端側の受圧面13c、及びワークに接触する他端側のワーク押圧部14を各々が有する複数のプランジャ7にして、受圧面13c又はワーク押圧部14に作用する力によって本体部8に対して直線往復移動をするように本体部8に保持された複数のプランジャ7と、を具備し、ワークを固定しているとき複数のプランジャ7の複数の受圧面13cに互いに等しい圧力が作動油から作用するように、作動油室11が複数のプランジャ7に対して共通の密閉された作動油室11として形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】ワーク固定装置は、往復移動可能な移動加圧体4と、移動加圧体4を移動させる駆動装置5とを具備しており、移動加圧体4は、作動油の封入された作動油室11を備える本体部8と、作動油室11内の作動油に接する一端側の受圧面13c、及びワークに接触する他端側のワーク押圧部14を各々が有する複数のプランジャ7にして、受圧面13c又はワーク押圧部14に作用する力によって本体部8に対して直線往復移動をするように本体部8に保持された複数のプランジャ7と、を具備し、ワークを固定しているとき複数のプランジャ7の複数の受圧面13cに互いに等しい圧力が作動油から作用するように、作動油室11が複数のプランジャ7に対して共通の密閉された作動油室11として形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば工作機械によりワークを切削加工する際にワークを固定するためのワーク固定装置に関するものである。
例えばマシニングセンタ等の工作機械でワークを切削加工する際に、ワークは工作機械に対して完全に固定されていることが、加工精度を維持するためにも必要である。例えば特許文献1に示されるように、一つの油圧シリンダに連結されたクランパ(クランプ治具)により一つのワークを固定することにより、或いは例えば特許文献2に示されるように、複数の油圧シリンダに連結された複数のクランパにより一つのワークを固定することにより通常はワークは確実に固定される。
例えば黒皮付きの鋼材のように平面度等の形状公差又は平行度等の姿勢公差の大きなものをワークとして加工しなければならないときに、特許文献1に示されるような一つのクランパ(クランプ治具)でワークを固定すると、ワークの不十分な平面度又は平行度に起因して必要な固定力が得られないことがある。このため、たとえ黒皮が部品の機能上あるいは外観上は許容されるとしても、通常は、黒皮が予め切削加工等により除去されたものをワークとしてクランプ固定している。
一方、特許文献2に示されるように複数のクランパを使用すれば、ワークの固定すべき部位の高さが様々に異なっていてもワークを固定することが可能になる。ただし、この場合は、複数のクランパをそれぞれ独立に作動させるための比較的複雑な複数の油圧回路を準備する必要がある。
本発明は、前述の従来技術の課題に鑑み、形状公差あるいは姿勢公差の比較的大きいワークであっても、単純な構成で強力な固定力を得ることができるワーク固定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、往復移動可能な移動加圧体(4)と、移動加圧体(4)を移動させる駆動装置(5)とを具備し、駆動装置(5)の発生する力を移動加圧体(4)を介してワーク(W)に圧縮力として加えることによりワーク(W)を固定するワーク固定装置であって、移動加圧体(4)が、作動油(hf)の封入された作動油室(11)を備える本体部(8)と、作動油室(11)内の作動油(hf)に接する一端側の受圧面(13c)、及びワーク(W)に接触する他端側のワーク押圧部(14)を各々が有する複数のプランジャ(7)にして、受圧面(13c)又はワーク押圧部(14)に作用する力によって本体部(8)に対して直線往復移動をするように本体部(8)に保持された複数のプランジャ(7)と、を具備し、ワーク(W)を固定しているとき複数のプランジャ(7)の複数の受圧面(13c)に互いに等しい圧力(p)が作動油(hf)から作用するように、作動油室(11)が複数のプランジャ(7)に対して共通の密閉された作動油室(11)として形成されている、ワーク固定装置を提供する。
本発明によるワーク固定装置はこのように比較的単純な構成ではあるが、これによれば、ワーク(W)の平面度等が悪い場合であっても、複数のプランジャ(7)がワーク(W)の表面の高低差に追随することができ、したがって各ワーク押圧部(14)のどれもがワーク(W)に接してそれを強固に押圧することが可能になる。
本発明では、複数のプランジャ(7)の複数の受圧面(13c)の面積が互いに等しいことが好適である。これにより、各プランジャ(7)からワーク(W)に作用する力を互いに等しくすることができる。
本発明では、ワーク固定装置がワーク(W)を載置する固定台(3)を更に具備し、ワーク(W)が固定台(3)と移動加圧体(4)とによって挟持されて固定されることが好適である。
本発明では、ワーク(W)と接触するプランジャ(7)のワーク押圧部(14)の表面、及び固定台(3)のワーク(W)との接触部分の表面に凹凸部(9,15)が設けられていることが好適である。これにより、ワークWがより強固に固定されることが可能になる。
本発明では、凹凸部(9,15)が、略三角形断面形状の、交互に設けられた複数の平行な山筋及び谷筋からなることが好適である。
本発明によると、ワーク(W)が黒皮付きの鋼材の場合であっても、それを強固に固定することが可能になる。
本発明の実施形態によるワーク固定装置を説明する前に、本発明の関連技術によるワーク固定装置を、図9を参照して説明する。
図9に示される本発明の関連技術によるワーク固定装置101は、一部のみが示される横形マシニングセンタ201に取り付けられるものであり、二点鎖線により描かれた直方体状の鋼材からなるワークWの上面と下面をクランプするために、略コの字状のフレーム102と、ワークWを載置する直方体状の固定台103と、上下に移動可能であってワークWを上方から押圧する直方体状の移動加圧体104と、前記移動加圧体104を上下に駆動する駆動装置105とを主要構成要素として具備している。図9に示される駆動装置105は移動加圧体104の上側に連結されていて、その内部に備えられたサーボモータ(図示せず)によって送りねじ106を回転させることによってそれ自身と共に移動加圧体104を移動させて、ワークWを所定の力で押圧することができるものである。
図9におけるワークWは、その奥行き方向の前半部分が外面も含めて加工領域(図示せず)となっていて、横形マシニングセンタ201のスピンドル202に固定された工具203によって切削加工される。また、ワークWの被把持領域、即ち移動加圧体104と固定台103とによって挟まれる領域は、ワークWの奥行き方向の片側だけに設けられていて、その長さは全長の約40%程度である。
また、図9に示されるワークWの直方体の六面は、鋼材の黒皮が除去されて所定の平面度、平行度、及び直角度が得られるように、事前に機械加工されたものである。このようなワークWは図9の関連技術のワーク固定装置101によって確実に固定されて切削加工される。
ところで、例えば黒皮付きの鋼材であるために平面度の劣るワークWを関連技術のワーク固定装置101で固定すると、移動加圧体が点接触に近い様態でワークWに接触することからワークWが堅固に固定されず、その結果所望の加工形状あるいは加工精度が得られないことがある。
次に、本発明の一実施形態によるワーク固定装置1について図1〜図8を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態によるワーク固定装置1を概略的に示す斜視図であって、このワーク固定装置1は、図9に示される関連技術によるワーク固定装置101と同様に、一部のみが示される横形マシニングセンタ201に取り付けられるものであり、二点鎖線により描かれた直方体状の鋼材からなるワークWの上面と下面をクランプするために、略コの字状のフレーム2と、ワークWを載置する直方体状の固定台3と、上下に移動可能であってワークWを上方から押圧する直方体状の移動加圧体4と、前記移動加圧体4を上下に駆動する駆動装置5とを主要構成要素として具備している。駆動装置5は移動加圧体4の上側に連結されていて、その内部に備えられたサーボモータ(図示せず)によって送りねじ6を回転させることによってそれ自身と共に移動加圧体4を移動させて、ワークWを所定の力で押圧するように構成されている。
ただし、図1の実施形態のワーク固定装置1は、移動加圧体4が3個のプランジャ7とそれを保持する本体部8とで構成されること、及びワークWに対する固定力を高めるために固定台3の上側表面に多数の平行な筋状の凹凸部9が設けられていることにおいて、図9に示される関連技術によるワーク固定装置101とは異なっている。前記多数の平行な筋状の凹凸部9は、本実施形態では、三角形の断面形状を有して交互に配置された山部と谷部とで構成されている。
次に、移動加圧体4と固定台3とワークWとを模式的に示す部分断面正面図である図2を参照して、本実施形態のワーク固定装置1の移動加圧体4についてより詳しく以下に説明する。なお、図2は移動加圧体4がワークを押圧する前の状態を示しており、また図2におけるワークWは、上面の平面度及び底面に対する平行度共に良好なものが例として示されている。
移動加圧体4は、前述したとおり本体部8と3個のプランジャ7とを具備しており、本体部8は直方体状に形成されていてその内部には、作動油hfが封入される作動油室11が形成されていて、この作動油室11の底部には、移動加圧体4の移動方向と平行な軸線を有する3個のシリンダ穴12が貫通形成されている。また、3個のプランジャ7は、本実施形態においては同一のものであり、本体部8に係合する段付き円柱状のロッド部13と、ワークWに接触する略直方体状のワーク押圧部14とを具備している。
プランジャ7の段付き円柱状のロッド部13は、本体部8のシリンダ穴12に滑動可能に嵌合してその穴内を直線往復移動するピストン部13aと、ピストン部13aより大径であってワーク押圧部14に結合された結合部13bとを有している。また、ピストン部13aの上端面は作動油hfの圧力を受けるので受圧面13cと呼ばれる。
プランジャ7のピストン部13aと本体部8のシリンダ穴12との間には、作動油hfの漏出を防ぐために、図示しないOリング等のシール手段が設けられている。また、プランジャ7が本体部8から抜け落ちないように、ピストン部13aとシリンダ穴12との間には、図示しない段差等からなるプランジャ抜け止め手段も設けられている。
本実施形態では、プランジャ7のワーク押圧部14の下側の面、即ちワークWの上面と接触する面に、固定台3の上面と同様にワークWに対する固定力を高めるために多数の平行な筋状の凹凸部15が形成されている。また、前記筋状の凹凸部15は本実施形態では三角形の断面形状を有して交互に配置された山部と谷部とで構成されている。
次に、本実施形態のワーク固定装置1がワークWをどのように固定するかについて図2と同様の図であるがワークWが固定された状態を示す図3も参照して説明する。
図2では、移動加圧体4のプランジャ7はワークに接すること無く、したがって本体部8から懸垂されて下方に延びた状態で示されている。ワークWを固定するために、移動加圧体4が、図2の状態からから駆動装置5によって図3で示される位置まで下方へ移動されるとき、各プランジャ7のワーク押圧部14がワークWの上面にほぼ同時に接触し、さらに移動加圧体4が下降すると、相対的に各プランジャ7のピストン部13aは本体部8のシリンダ穴12に対して上昇する。各プランジャ7は、そのピストン部13aの上端の受圧面13cに作動油hfの圧力pを受けるので、作動油hfを介して各受圧面に作用する力の合計が駆動装置の発生可能な力あるいは予め設定された力に達すると、移動体4の下降及び従ってプランジャ7の上昇は停止する。
このとき、各プランジャ7のロッド部13のピストン部13aの上端の受圧面13cには共通の密閉された作動油室11内の作動油hfから等しい圧力pが作用しており、また本実施形態では、各受圧面13cの面積は等しいので、そこに作用する力は等しく、その結果ワークWは、3個のプランジャ7から等しい力Fを受けて固定される。また、図3においては、ワークWの平面度及び平行度が良好なため3個のプランジャ7に高さの差は生じていない。
図4は、本発明の実施形態によるワーク固定装置1の移動加圧体4と固定台3とにより固定されたワークWを示す斜視図であり、また図5は図4と同様の図であるが、ワークWが加工された後の状態を示している。図4及び図5ではワークWの背面と装置フレーム2(図示せず)との間に当て金具16が挿入されており、その結果ワークWは、図1で示されるよりも短い被把持長さで押圧固定されているが、本発明の実施形態によるワーク固定装置1は、このように短い被把持長さの場合であってもワークWを強固に固定することができる。
次に、ワークWが、平面度の悪い例えば黒皮付きのものである場合について説明する。図6は、分り易くするために誇張して描いているが、凸状に湾曲した上面を有するワークWに対して本発明の実施形態によるワーク固定装置1が適用された状態を示している。図6の(a)は、移動加圧体4が上方にあって3個プランジャ7のワーク押圧部14がワークWに接触する前の状態を示しており、図6の(b)は、(a)の状態から移動加圧体4が下降してそのプランジャ7のワーク押圧部14でワークWを押圧して固定した状態を示している。
ワークWを固定するために、移動加圧体4が、図6の(a)の状態からから駆動装置5(図示せず)によって図6の(b)で示される位置まで下方へ移動されるとき、3個のプランジャ7の中の中央のプランジャ7のワーク押圧部14がワークWに先に接触し、その後に左右の二つのプランジャ7がワークWに接触すると共に、相対的に各プランジャ7のピストン部13aは本体部8のシリンダ穴12に対して上昇する。各プランジャ7は、作動油hfを介して各ピストン部13aの受圧面13cに作用する力の合計が駆動装置の発生可能な力あるいは予め設定されている力に達すると、移動体4の下降及び従って各プランジャ7の上昇は停止する。このとき、3個のプランジャ7はワークWの上面の凸状湾曲形状に応じて互いに異なる高さで静止しているが、各プランジャ7のピストン部13aの受圧面13cには、前述の図3の場合と同様に、共通の密閉された作動油室11内の作動油hfから等しい圧力pが作用しており、従って等しい面積を有する各受圧面13cには等しい力が作用し、その結果ワークWは、3個のプランジャ7から等しい力Fを受けて固定される。このように、3個のプランジャ7は、ワークWが例えば凸状に湾曲して平面度が悪い場合であっても、3個のワーク押圧部14のどれもがワークWの表面の高低差に追随可能であり、したがってワークWに接して等しい力FでワークWを押圧することができる。
また、図7は図6と同様の図であるが、図7ではワークWは凹状に湾曲した上面を有するものである。本発明の実施形態によるワーク固定装置1によれば、ワークが例えば凹状に湾曲した上面を有する場合であっても、図7の(b)に示すように、3個のプランジャ7はそれぞれワークWの凹状湾曲面の高低差に追随することができ、また互いに等しい力FでワークWを押圧することができる。
また、図8も図6と同様の図であるが、図8では、ワークWはその底面と上面との平行度が悪く、その結果上面が左下がりに傾斜している。本発明の実施形態によるワーク固定装置1によれば、ワークが例えば平行度が悪く傾斜した上面を有する場合であっても、3個のプランジャ7はそれぞれワークWの傾斜した上面の高低差に追随することができ、また互いに等しい力FでワークWを押圧することができる。
(その他の実施形態)
本発明においては、ワーク固定装置1のプランジャ7の個数は複数であればよく、3個に限定されるものではない。プランジャの個数は固定すべきワークWの平面度等の形状公差及び/又は平行度等の姿勢公差の大きさに応じて決めればよい。勿論、同一面積に配置されるプランジャ7の個数を増やすことにより、ワークWの平面度又は平行度の悪化に対応できるようになる。
本発明においては、ワーク固定装置1のプランジャ7の個数は複数であればよく、3個に限定されるものではない。プランジャの個数は固定すべきワークWの平面度等の形状公差及び/又は平行度等の姿勢公差の大きさに応じて決めればよい。勿論、同一面積に配置されるプランジャ7の個数を増やすことにより、ワークWの平面度又は平行度の悪化に対応できるようになる。
前述の実施形態では3個のプランジャ7の受圧面13cの面積は互いに等しかったが、本発明においては、複数のプランジャ7の受圧面13cの面積が互いに異なっていて、その結果複数のプランジャ7からワークWに作用する力の大きさが互いに異なる実施形態も可能である。この実施形態は、ワークWの被押圧部の許容圧縮力が部位によって異なる場合等に有効である。
本発明においては、プランジャ7の形状は前述の実施形態で示されたものに限定されるわけではなく、例えばプランジャ7がピストン部だけから構成されることも可能であり、その場合にはピストン部の下端面がワークWに接触してそれを押圧する。
1 ワーク固定装置
2 フレーム
3 固定台
4 移動加圧体
5 駆動装置
6 駆動軸
7 プランジャ
8 本体部
9 凹凸部構造
11 作動油室
12 シリンダ穴
13 ロッド部
13a ピストン部
13c 受圧面
14 ワーク押圧部
W ワーク
2 フレーム
3 固定台
4 移動加圧体
5 駆動装置
6 駆動軸
7 プランジャ
8 本体部
9 凹凸部構造
11 作動油室
12 シリンダ穴
13 ロッド部
13a ピストン部
13c 受圧面
14 ワーク押圧部
W ワーク
Claims (6)
- 往復移動可能な移動加圧体(4)と、前記移動加圧体(4)を移動させる駆動装置(5)とを具備し、
前記駆動装置(5)の発生する力を前記移動加圧体(4)を介してワーク(W)に圧縮力として加えることによりワーク(W)を固定するワーク固定装置であって、
前記移動加圧体(4)が、
作動油(hf)の封入された作動油室(11)を備える本体部(8)と、
前記作動油室(11)内の作動油(hf)に接する一端側の受圧面(13c)、及び前記ワーク(W)に接触する他端側のワーク押圧部(14)を各々が有する複数のプランジャ(7)にして、前記受圧面(13c)又は前記ワーク押圧部(14)に作用する力によって前記本体部(8)に対して直線往復移動をするように前記本体部(8)に保持された複数のプランジャ(7)と、を具備し、
ワーク(W)を固定しているとき前記複数のプランジャ(7)の複数の前記受圧面(13c)に互いに等しい圧力(p)が前記作動油(hf)から作用するように、前記作動油室(11)が前記複数のプランジャ(7)に対して共通の密閉された作動油室(11)として形成されていることを特徴とする、ワーク固定装置。 - 前記複数のプランジャ(7)の複数の前記受圧面(13c)の面積が互いに等しいことを特徴とする、請求項1に記載のワーク固定装置。
- ワーク(W)を載置する固定台(3)を更に具備し、
ワーク(W)が前記固定台(3)と前記移動加圧体(4)とによって挟持されて固定されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のワーク固定装置。 - 前記ワーク(W)と接触する前記プランジャ(7)の前記ワーク押圧部(14)の表面、及び前記固定台(3)のワーク(W)との接触部分の表面に凹凸部(9,15)が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のワーク固定装置。
- 前記凹凸部(9,15)が、略三角形断面形状の、交互に設けられた複数の平行な山筋及び谷筋からなることを特徴とする、請求項4に記載のワーク固定装置。
- 前記ワーク(W)が黒皮付きの鋼材であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のワーク固定装置。
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- 2010-07-14 JP JP2010159654A patent/JP2012020366A/ja active Pending
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