JP2016002589A - 鍛造金型および鍛造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
1パスあたりの圧下量が大きい場合でも、円筒状素材を高精度に鍛造できるようにした鍛造金型、逐次鍛造方法を提供する。
【解決手段】
V字状の溝を有する金型の、V字状の溝の加工面と金型加圧方向とのなす角をαとβとした場合、V字状の溝の平面の交点を被加工材中心周りに金型加圧方向から、(β−α)/2だけ回転させて配置させた金型を用いて二面鍛造を行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、鍛造金型および鍛造方法に関する。
フランジを備えた丸棒、軸、または円錐のような円形部品を量産するために、2つのハンマに鍛造用金型を取り付けて(型鍛造)、互いに向き合って叩く両ハンマの間に被加工材を通過させて製造する鍛造機械がある。
型鍛造では、金属の素材を金型などで圧力を加えて塑性流動させて成形する。鍛流線(fiber flow)が連続するために組織が緻密になり、鋳造に比べて鋳巣ができにくいので、強度に優れた素形材をつくることができる。
逐次鍛造金型の背景技術として、特開昭48−25650号公報(特許文献1)がある。この公報には、「作業面が軸線の周りを回転する加工片の回転方向に延びている鈍角のV字状工具溝の側面からなり、この溝がプリズム状の仕上げ部分に向かって楔上に細くなっている入り口部分を持っているものにおいて、入り口部分(4)において、加工片回転に関して前方の作業面(7)が溝底と加工片面とを通る平面(E)となす角(α)が、この平面と後方の作業面(8)との間の角(β)より大きく、これに反して仕上げ部分(3)においては2つの角(α'、β')が同じ多い差であることを特徴とする、互いに向合って叩く唯2つのハンマを持つ鍛造機械に対する円形鍛造のための工具。」と記載されている。
特開昭48−25650号公報
前記特許文献1には、円筒状素材を鍛造するための金型が記載されている。しかし、該特許文献1に記載された金型では、1パスあたりの圧下量が大きくなると、V字状金型溝面の角度α、βの角度差が大きくなり、下死点時でも2面での加圧となり、成形精度が悪化する課題があった。
本発明の目的は、1パスあたりの圧下量が大きい場合でも、円筒状被加工材を高精度に鍛造できるようにした逐次鍛造方法および鍛造金型を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明では、鍛造機械に互いに対向して取り付けられる2つの円形鍛造用の鍛造金型を、各金型に形成されたV字状の溝が、第一の加工面と第二の加工面を有し、両金型の間を、回転送りと長手方向送りを付与されて移動する被加工材の回転に際して、先に被加工材に接する第一の加工面が金型の加圧方向と成す角βと、後に被加工材に接する第二の加工面が金型の加圧方向と成す角αが、β>αの関係にあり、及び両金型のV字状の溝の底部が、両金型の間で回転移動する被加工材の中心軸まわりに、金型の加圧方向から、角度(β−α)/2だけ第二の加工面側に回転移動した配置に形成されるように構成した。
また、上記課題を解決するために本発明では、前記2つの円形鍛造用の鍛造金型が鍛造機械に互いに対向して取り付けられた際に、各金型に形成されたV字状の溝、第一の加工面、第二の加工面、およびV字状の溝の底部は、両金型の間で回転移動する被加工材の中心軸まわりに回転対称の関係にあるように構成した。
また、上記課題を解決するために本発明では、前記両金型のV字状の溝の底部が、前記第一の加工面と第二の加工面を所定の曲率を持った円弧で連続して構成されるようにした。
また、上記課題を解決するために本発明では、鍛造機械に被加工材を挟んで対向するV字状の溝を有する1対の鍛造金型を取り付けて、前記被加工材を前記金型で押し込み形状を創生する鍛造方法において、前記鍛造金型は、各金型に形成されたV字状の溝が、第一の加工面と第二の加工面を有し、両金型の間を、回転送りと長手方向送りを付与されて移動する被加工材の回転に際して、先に被加工材に接する第一の加工面が金型の加圧方向と成す角βと、後に被加工材に接する第二の加工面が金型の加圧方向と成す角αが、β>αの関係にあり、及び両金型のV字状の溝の底部が、両金型の間で回転移動する被加工材の中心軸まわりに、金型の加圧方向から、角度(β−α)/2だけ第二の加工面側に回転移動した配置に形成されており、前記両金型間に、前記被加工材を配置し、前記被加工材を回転送り、長手方向送りを付与しながら前記両金型で押し込むようにした。
本発明によれば、円筒状被加工材を高精度に鍛造できるようにした逐次鍛造方法および鍛造金型を提供することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
円筒状の被加工材を縮小する逐次鍛造方法を説明する斜視図である。 円筒状の素材を縮小する逐次鍛造方法を説明する断面図である。 円筒状の素材を縮小する逐次鍛造方法における金型形状と素材形状の関係を示す断面図である。 円筒状の素材を縮小する逐次鍛造方法における金型形状と素材形状の関係を示す断面図である。 円筒状の素材を縮小する逐次鍛造方法における金型形状と素材形状の関係を示す断面図である。 円筒状の素材を縮小する逐次鍛造方法における金型形状と素材形状の関係を示す断面図である。 本発明の金型、鍛造方法の効果を説明する図である。 円筒状の素材を縮小する逐次鍛造方法における金型形状の斜視図である。 対向して配置された1対の鍛造金型の断面図の1例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本実施例の鍛造機械において、図示してはいないマニピュレータにより円筒状の素材(被加工材)1を把持して、上下2つのハンマー(図示せず)に取り付けた金型11a,11bにより被加工材1を叩いて、その径を縮小する逐次鍛造方法を説明する斜視図である。
被加工材1の長手方向をx軸方向とし、1対の金型11a,11bの加圧方向をz軸方向とし、x軸方向と、z軸方向に直交する方向をy軸方向とする。1対の金型11a,11bは被加工材1を挟んで対向した状態で配置する。金型11aと金型11bとが同時に被加工材1の中心方向に移動し12,13被加工材1を圧下する。その後、被加工材1をx軸方向に送るとともに、素材1をx軸まわりに送る。そして、また金型11aと金型11bが同時に被加工材1の中心方向に移動し12,13被加工材1を圧下するということを繰り返す。
被加工材1をx軸方向に送る工程と、被加工材1をx軸まわりに回転させる工程とは必ずしも同時でなくて良いが、加工時間短縮の観点からは、被加工材1をx軸方向に送る工程と、被加工材1をx軸まわりに回転させる工程とを同時に行うことが好ましい。
図2は、V字状の溝21を有する1対の金型11を用いて円筒状の被加工材1を鍛造した場合における被加工材1の変形の例である。図2(A)は円筒状の被加工材1をV字状の溝21を有する金型11で加圧する直前の断面図であり、図2(B)は図2(A)で加圧した後、金型11を被加工材1から離れるようにz軸方向に移動させ、被加工材1をx軸まわりに紙面時計回りに回転させ、再び金型11を被加工材1に近づけるようにz軸方向に移動させ、被加工材1をV字状の溝21を有する金型11で加圧する直前の断面図である。
図2(A)の状態で加圧された被加工材1は、V字状の溝の底部22の近傍で加圧された被加工材角部2と、V字状の溝の平面23で加圧された被加工材平坦部3と、被加工材平坦部3と被加工材円弧部4とをつなぐ被加工材角部5とから成る。この加圧された被加工材1を図2(B)に示すようにx軸まわりに回転させると、被加工材1の断面形状がzy平面でV字状の溝と非対称となり、被加工材角部2と被加工材角部5が金型11に非対称な状態で加圧される。このため、鍛造される被加工材1の断面形状の成形精度が低下する。
図3は、円筒状の被加工材1を鍛造するV字状の溝の加工面の角度を変えた金型の例である。図3は、金型11のV字状の溝の加工面23aと金型11の加圧方向14(上下の金型11はz軸方向に同時に加圧しており、かつ上下の金型11のV字状の溝の底部22を結んだ線14が加圧方向14と一致している。)との成す角をαとし、金型11のV字状の溝の加工面23bと金型11の加圧方向との成す角をβとし、β>αとした上下金型11の配置の横断面図である。上下の金型11の加工面は、被加工材1の回転軸(x軸)まわりの回転対象の関係にある。
これらの金型11の形状では、V字状の溝の加工面23a,23bと金型11の加圧方向との成す角α、βの差が大きくなると、V字状の溝の加工面23a側のみが被加工材1と接触し、加圧によって加工面23a側の変形が起こったとしてもV字状の溝の加工面23b側は被加工材1と接触しないため、上下の金型11の加工面23aの2面での鍛造となり、成形精度が低下する。
図4は、図3の例に引き続いて円筒状の被加工材1を鍛造する金型の例である。図4は、図3に対し金型11のV字状の溝の加工面23aと金型11の加圧方向14とのなす角をαとし、金型11のV字状の溝の加工面23bと金型11の加圧方向14とのなす角をβとし、β>αとした上下の金型11の配置の横断面図であるが、V字状の溝の底部22が金型11の加圧方向14から(β−α)/2だけ、被加工材1の中心軸9まわりに回転された位置に配置されている横断面図である。これにより、V字状の溝の加工面23a,23bと金型11の加圧方向14のなす角α、βの差が大きくなっても、上下の金型11のV字状の溝の加工面23aと、V字状の溝の加工面23bとが、被加工材1と接触するため、V字状の溝の加工面4面での鍛造となり、成形精度が向上する。
なお、被加工材1の回転は紙面時計回りに与えることになり、被加工材1の回転に際して、先に被加工材1に接触する加工面は23bであり、後に接触する加工面は23aである。以降の他の図でも同様である。
図5は、図4の例に引き続いて円筒状の被加工材1を鍛造する金型の例である。図5は、図4と同様に、金型11のV字状の溝の加工面23aと金型11の加圧方向14との成す角をαとし、金型11のV字状の溝の加工面23bと金型11の加圧方向14との成す角をβとし、V字状の溝の底部22が金型11の加圧方向14から(β−α)/2だけ、被加工材1の中心軸9まわりに、後から接触する加工面23a側へ回転された位置に配置されており、さらに、上側の金型11の幅方向端部24aがもう一方の幅方向端部24bより被加工材1の中心軸9側に配置されている横断面図である。これにより、V字状の溝の加工面23a,23bと金型11の加圧方向14との成す角α、βの差が大きくなっても、V字状の溝の加工面23aと23bの幅25a,25bの差を低減することができ、大きな径の被加工材1でも高精度に鍛造することが可能となる。
なお、上下の金型11の加工面の形状は、被加工材1の回転軸(x軸)9まわりの回転対象の関係にある。
図6は、図5の例に引き続いて円筒状の被加工材1を鍛造する金型の例である。図6は、図5と同様であるが、V字状の溝の底部22が円弧である断面図である。円弧状のV字状の溝の底部22を有する金型11で被加工材1を加圧することで、円弧形状が素材に転写され、成形精度が向上する。円弧状のV字状の溝の底部22の曲率は、鍛造する被加工材1の最終寸法とすることが望ましい。
図7は、本発明の金型の効果を説明する図である。図7(A)は金型11のV字状の溝の加工面23aと金型11の加圧方向14との成す角をαとし、金型11のV字状の溝の加工面23bと金型11の加圧方向14との成す角をβとし、V字状の溝の底部(円弧状)22が金型11の加圧方向14から(β−α)/2だけ、後に接触する加工面23a側に、被加工材11の中心軸9まわりに回転された位置に配置し、V字状の溝の底部22が円弧である断面図である。この形状について、有限要素鍛造解析シミュレーションにより効果を比較した。条件は金型11を被加工材1の方向に押し込み、被加工材1の直径を220mmから200mmに縮径した。x軸まわりの回転送りを30°とし、金型11による加圧と、x軸まわりの回転送りを5回繰り返した。金型11のV字状の溝の加工面23aと金型11の加圧方向14との成す角をαとし、金型11のV字状の溝の加工面23bと金型11の加圧方向14とのなす角をβとし、(α、β)と表現した場合、条件1は(40°、80°)、条件2は(60°、60°)とし、条件1はV字状の溝の底部22が金型11の加圧方向14から(β−α)/2だけ、被加工材1の中心軸まわりに回転された位置に配置されている。
図7(B)は横軸41に被加工材1の周方向の位置(相対的位置が分かる程度の位置座標)をとり、縦軸42に被加工材1の半径をとった、被加工材1の表面の輪郭を、被加工材1の周方向に展開したグラフである。なお、横軸41の単位は°、縦軸42の単位はmmである。条件1、条件2のいずれも周方向に2か所ピークをもつ形状となっているが、条件1の方がピークの絶対値が小さく、変形がなだらかであり、成形精度が良いことが確認できる。
図8は、本発明の金型11の1形態の例である。図8は、金型11のV字状の溝の加工面23aと金型11の加圧方向との成す角をαとし、金型11のV字状の溝の加工面23bと金型11の加圧方向とのなす角をβとし、V字状の溝の底部22が被加工材1の長手方向であるx軸方向に連続的に金型11の加圧方向から(β−α)/2だけ、被加工材1の中心軸まわりに回転された位置に配置されている。金型11による加圧毎に、被加工材1に回転送りと長手方向送りを付与する場合、金型11により加工される部分近傍において、被加工材1が加圧される部分が、被加工材1の長手方向に連続的に変化する。上述のような金型11の形状とすることで、被加工材1の断面形状の連続的な変化に対応し、高精度に成形することが可能となる。
図9は、図6に示す1対の金型11a,11bを、被加工材1の中心軸9と金型11の加圧方向14を通る平面で切断したA−A’断面の一例を示す。図8に示す形態とは別の形態を示す。
図9では、上下金型11a,11bの断面は、入口部31と、仕上げ部32と、出口部33に分けられる。仕上げ部32の断面形状は、これらの金型で仕上げる最終製品形状と同じにしておき、入口部31は、被加工材1を加圧して順次最終形状まで仕上げるために、断面形状を楔状に幅および深さを減少させるように形成している。また、出口部33は入口部31と対称的なテーパを備えて、被加工材1の送り方向8が逆となる戻り鍛造の場合に、入口部として使用される。
図9の断面図では、上金型11aには加工面23aが見えており、また、V字状の溝の底部22が金型11の加圧方向から(β−α)/2だけ、被加工材1の中心軸9まわりに回転された位置に配置されていることを示している。
1 被加工材
2 被加工材角部
3 被加工材平坦部
4 被加工材円弧部
5 被加工材角部
7 被加工材の回転送り
8 被加工材の長手方向送り
9 被加工材の回転中心軸
11,11a,11b 金型
12,13 金型の加圧動作
14 金型の加圧方向
15 V字状の溝の底部を結んだ線
21 V字状の溝
22 V字状の溝の底部
23 V字状の溝の加工面
24 金型の幅方向端部
25 加工面の幅
31 入口部
32 仕上げ部
33 出口部
41 横軸
42 縦軸

Claims (10)

  1. 鍛造機械に互いに対向して取り付けられる2つの円形鍛造用の鍛造金型において、
    各金型に形成されたV字状の溝が、第一の加工面と第二の加工面を有し、
    両金型の間を、回転送りと長手方向送りを付与されて移動する被加工材の回転に際して、先に被加工材に接する第一の加工面が金型の加圧方向と成す角βと、後に被加工材に接する第二の加工面が金型の加圧方向と成す角αが、β>αの関係にあり、及び
    両金型のV字状の溝の底部が、両金型の間で回転移動する被加工材の中心軸まわりに、金型の加圧方向から、角度(β−α)/2だけ第二の加工面側に回転移動した配置に形成されていることを特徴とする鍛造金型。
  2. 前記2つの円形鍛造用の鍛造金型が鍛造機械に互いに対向して取り付けられた際に、
    各金型に形成されたV字状の溝、第一の加工面、第二の加工面、およびV字状の溝の底部は、両金型の間で回転移動する被加工材の中心軸まわりに回転対称の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の鍛造金型。
  3. 前記両金型のV字状の溝の底部が、前記第一の加工面と第二の加工面を所定の曲率を持った円弧で連続して構成されていることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の鍛造金型。
  4. 前記両金型のV字状の溝の底部が、前記第一の加工面と第二の加工面の交点が、正接する円弧でつながれていることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の鍛造金型。
  5. 前記V字状の溝を有する金型の幅方向端部の一方の高さが、もう一方の幅方向端部の高さより高いことを特徴とする請求項1に記載の鍛造金型。
  6. 前記第一の加工面と第二の加工面を連続する円弧の曲率は、最終製品形状の曲率に近づけて設定されていることを特徴とする請求項3に記載の鍛造金型。
  7. 鍛造機械に被加工材を挟んで対向するV字状の溝を有する1対の鍛造金型を取り付けて、前記被加工材を前記金型で押し込み形状を創生する鍛造方法において、
    前記鍛造金型は、各金型に形成されたV字状の溝が、第一の加工面と第二の加工面を有し、
    両金型の間を、回転送りと長手方向送りを付与されて移動する被加工材の回転に際して、先に被加工材に接する第一の加工面が金型の加圧方向と成す角βと、後に被加工材に接する第二の加工面が金型の加圧方向と成す角αが、β>αの関係にあり、及び
    両金型のV字状の溝の底部が、両金型の間で回転移動する被加工材の中心軸まわりに、金型の加圧方向から、角度(β−α)/2だけ第二の加工面側に回転移動した配置に形成されており、
    前記両金型間に、前記被加工材を配置し、前記被加工材を回転送り、長手方向送りを付与しながら前記両金型で押し込むことを特徴とする鍛造方法。
  8. 前記両金型のV字状の溝の底部が、前記第一の加工面と第二の加工面を所定の曲率を持った円弧で連続して構成されていることを特徴とする請求項7に記載の鍛造方法。
  9. 前記両金型のV字状の溝の底部が、前記第一の加工面と第二の加工面の交点が、正接する円弧でつながれていることを特徴とする請求項7に記載の鍛造方法。
  10. 前記第一の加工面と第二の加工面を連続する円弧の曲率は、最終製品形状の曲率に近づけて設定されていることを特徴とする請求項8に記載の鍛造方法。
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