JP5600621B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発燃料処理装置に関する。
従来、自動車の燃料タンク等からの蒸発燃料が大気に放出されるのを防止するために、蒸発燃料中の燃料成分を一時的に吸着する蒸発燃料処理装置(以下、キャニスタともいう)として、図16に示すように、タンクポート102とパージポート103と大気ポート104を形成したケース105を有し、該ケース105内を複数の部屋106,107に区画形成し、この部屋106,107内に活性炭108を充填して形成した第1の吸着材層109と第2の吸着材層110を形成したキャニスタ101が知られている。前記第2の吸着材層110と大気ポート104との間には、第2吸着材層110を構成する活性炭108の微粉が大気ポート104へ漏出しないように不織布111が設けられている(例えば(特許文献1,2参照)。
特開2008−202604号公報 特開2004−60584号公報
近年、キャニスタにおいては、前記大気ポート104に最も近くに位置する第2の吸着材層110を、その図16における上下方向の長さLと、図16における横方向断面の直径Dとの比L/Dを大きくなるように形成して、蒸発燃料の大気への放散量を少なくすることが行われている。
前記従来のキャニスタ101では、第2の吸着材層110の横方向の断面積と、不織布111の表面積とが略同じになるように形成されていることから、前記L/Dを大きくするために、第2の吸着材層110の横方向の断面積を小さくすると、これに伴い不織布111の表面積も小さくなる。しかし、図17に示すように、同一流量における不織布111の圧力損失は、表面積が小さくなるほど増大する。そのため、前記L/Dを大きくするために、第2の吸着材層110の横方向の断面積を小さくすると給油性能が悪くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、この問題点を解消できる蒸発燃料処理装置を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、大気ポートを備えたケースを有し、該ケース内は、少なくとも1個の区画された部屋を有する蒸発燃料処理装置において、
前記大気ポート側に最も近い部屋内に、内側に第1室、外側に第2室となるように区画する周壁部と、前記第2室と第3室とを区画する隔壁部を有する仕切部材を設け、前記第3室を前記隔壁部と大気ポートとの間に形成し、
前記第1室内に、吸着材を充填して形成した吸着材層を設け、
前記第2室は、前記周壁部の大気ポート側部に形成した第1連通部で前記第1室と連通し、第2室の一端部は、前記隔壁部に設けた第2連通部で第3室と連通し、第2室の他端部は閉塞し、
前記第1室の一端部は、前記第1連通部及び第2連通部を通過することなく前記第3室と連通するとともに、前記第1連通部及び第2連通部を経て前記第3室と連通し、他端部がタンクポート側と連通して、この第1室の両端部間を、流体が前記吸着材層を介して流通可能とし
前記吸着材層の大気ポート側端部を覆う第1フィルタを第1室内に配置し、前記第1室と第3室の連通部及び前記第2連通部を覆い、かつ、前記吸着材の微粉が大気ポート側へ漏出することを抑制するとともに、前記吸着材層の大気ポート側端の面積より大きい表面積を有する第2フィルタを設け、前記第2フィルタの単位面積当たりの通気抵抗は、前記第1フィルタの単位面積当たりの通気抵抗よりも大きいことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1室の断面積を、大気ポート側ほど小さくなるように形成したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記第2連通部を形成する側壁を、格子状に形成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、大気ポート側に最も近い部屋を、内側に第1室、外側に第2室となるように区画する周壁部と、第2室と第3室とを区画する隔壁部を有する仕切部材により区画し、第1室内に吸着材層を設け、周壁部の大気ポート側端部及び隔壁部の大気ポート側端部を覆う第2フィルタを配置したことにより、メインフィルタである第2フィルタの直径を、吸着材層の有効断面直径よりも大きくできる。これにより、吸着材層の長さLと有効断面直径Dの比L/Dを大きくするために、吸着材層の有効断面直径Dを小さくした場合においても、メインフィルタ(第2フィルタ)の有効断面を大きく確保でき、給油性能の低下を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、更に、前記第1室の断面積を、大気ポート側ほど小さくなるように形成したことにより、第1室内に設けた吸着材層における大気ポート側部の前記L/Dをより大きくでき、蒸発燃料の大気放散量をより少なくすることができる。
本発明の実施例1に係る蒸発燃料処理装置の概略構成図。 図1の部分拡大図。 本発明の実施例1に用いる仕切部材の斜視図。 図3の正面図。 図3の上面図。 本発明の実施例1に用いる押え部材の斜視図。 (a)は図6の上面図、(b)は図6の正面図。 本発明の実施例2に係る蒸発燃料処理装置の一例を示す概略構成図。 本発明の実施例2に係る蒸発燃料処理装置の他例を示す概略構成図。 本発明の実施例3に用いる仕切部材の一例を示す上面図。 本発明の実施例3に用いる仕切部材の他例を示す上面図。 本発明の実施例3に用いる仕切部材の他例を示す上面図。 本発明の実施例4に用いる押え部材の一例を示す斜視図。 (a)は図13の上面図、(b)は図13の正面図。 本発明の実施例5に用いる仕切部材の一例を示す正面図。 従来の蒸発燃料処理装置の1例を示す概略構成図。 不織布の表面面積と、その不織布に対し一定流量で通気した際の圧損との関係を示すグラフ。
次に、本発明を実施するための形態を図に基づいて説明する。
[実施例1]
図1乃至図7は、本発明の実施例1を示す。
図1は、蒸発燃料処理装置1の概略構成図を示すもので、この蒸発燃料処理装置1は、ケース2を有する。以下において、図1における上方を上、下方を下とし、この上下方向と直交する方向を左右方向として説明する。
前記ケース2は、その内部において、ケース2の上端から下方に亘って立設する仕切壁3を有し、ケース2内は、該仕切壁3により左右方向に2つの空間に区画され、この2つの空間は、仕切壁3の下端より下部の空間30において連通している。また、図1の左側の空間は、第1の部屋4を構成し、図1の右側の空間を、水平方向に配設したプレート5により上下方向に2つに区画し、その下側に第2の部屋6、上側に第3の部屋7が形成されている。前記プレート5には、多数の貫通穴5aが設けられ、この貫通穴5aを通じて、第2の部屋6と第3の部屋7は連通している。
前記第1の部屋4は、ケース2の上部に設けたタンクポート10と連通し、該タンクポート10は、図示しない弁を介して燃料タンクの上部気室に連通している。また、この第1の部屋4は、ケース2の上部に設けたパージポート11とも連通し、該パージポート11は、図示しないパージ制御弁(VSV)・パージ通路を介してエンジンの吸気通路へ接続されている。このパージ制御弁の開度は、電子制御ユニット(ECU)により制御され、エンジン運転中にパージ制御が行われる。ケース2におけるタンクポート10とパージポート11との間には、ケース2の上端から後述する第1吸着材層15の上部内に達する仕切壁12が設けられている。該仕切壁12により、タンクポート10とパージポート11間を流れる流体が、後述する第1吸着材層15を通って流通するようになっている。
前記第1の部屋4内には、吸着材である活性炭15aを所定の密度で充填して形成された第1吸着材層15が設けられている。この第1吸着材層15を構成する活性炭15aは、所定の平均粒子径の造粒炭で構成されている。なお、活性炭15aを破砕炭で構成しても良い。
前記第1吸着材層15の上面は、そのタンクポート10側は不織布16で、パージポート11側は不織布17で覆われている。この不織布16のタンクポート10側には多数の連通穴18aを有するプレート18が、不織布17のパージポート11側には多数の連通穴19aを有するプレート19が設けられている。
また、第1吸着材層15の下面には、その全体を覆うウレタン等からなるフィルタ20が設けられ、該フィルタ20の下側には多数の連通穴21aを有するプレート21が設けられている。該プレート21は、スプリング等の付勢手段22により上方へ付勢されている。
また、前記第2の部屋6内には、図1に示すように、吸着材である活性炭23aを所定の密度で充填して形成された第2吸着材層23が設けられている。この第2吸着材層23を構成する活性炭23aは、前記第1吸着材層15を構成する活性炭15aと同様のものを用いる。
また、前記第2吸着材層23の上側には、その上面全体を覆うウレタン等からなるフィルタ24が設けられ、第2吸着材層23の下側には、その下面全体を覆うウレタン等からなるフィルタ25が設けられている。前記フィルタ25の下側には多数の連通穴26aを有するプレート26が設けられている。該プレート26は、スプリング等の付勢手段27により上方へ付勢されている。
前記第1の部屋4と第2の部屋6とは、前記プレート21,26とケース2の底板28との間の空間30で連通している。
前記第3の部屋7は、ケース2の上部に設けた大気ポート(大気孔)31と連通し、該大気ポート31は大気側に連通している。第3の部屋7内には、仕切部材32が設けられ、該仕切部材32により、第3の部屋7内を、第1室34、第2室35、第3室36に区画している。
前記仕切部材32は、図2〜5に示すように、円筒状の周壁部32aと、該周壁部32aの軸X−X方向の両端部において、周壁部32aから左右方向(径方向)の外側に突出する鍔状の第1隔壁部32bと、鍔状の第2隔壁部32cで構成されている。
前記周壁部32aは、図3,4に示すように、その軸X−Xと直交する横断面が円形で、その内径が、軸X−X方向全体に亘って略同一の中空の円筒状に形成され、その中空部の軸X−X方向の両端が開口している。周壁部32aは、その軸X−Xが、第3の部屋7の上下方向の中心軸と略同一位置となるように形成されている。該周壁部32aにおける大気ポート31側部には、その内外方向に貫通する第1連通部38が、周壁部32aの軸X−Xを中心とする周方向に適宜間隔を有して複数設けられている。この第1連通部38の数と軸X−X方向の長さと、周方向の幅は、図2〜5に示したものに限定することなく、蒸発燃料処理装置1の特性等に応じて任意に設定する。なお、以下において、大気ポート側31(上方)を一端側、その反対側(下方)を他端側として説明する。
前記周壁部32aの一端側の第1隔壁部32bは、板状に形成され、その外周面は前記第3の部屋7の内面7aに嵌合当接するように形成されている。この第1隔壁部32bには、第2連通部39である多数の貫通穴が形成されている。該第2連通部39の形状は任意に形成するが、本実施例においては、図3,5に示すように、第2連通部39を形成する側壁39aを格子状に形成して第2連通部39を構成した。また、前記周壁部32aの他端側の第2隔壁部32cは、無穴の板状に形成され、その外周面は前記3の部屋7の内面7aに嵌合当接するように形成されている。
前記第3の部屋7内に、図2に示すように前記仕切部材32を配置することにより、前記周壁部32aの内部には前記第1室34が形成され、周壁部32aの外側と、ケース2及び仕切壁3との間に前記第2室35が形成され、前記第1隔壁部32bと大気ポート31との間に第3室36が形成されている。この第1室34と第2室35とは、前記周壁部32aにより区画されるとともに、第1室34と第2室35は前記第1連通部38で連通している。また、第2室35と第3室36とは、前記第1隔壁部32bにより区画されるとともに、前記第2連通部39で連通している。また、第1室34と第3室36とは、周壁部32aの一端側における開口部で連通している。また、第2室35の他端部は、第2隔壁部32cで閉塞され他の空間とは連通していない。
前記第1室34内には、図2に示すように、その軸X−X方向の中間部で、かつ、前記第1連通部38の他端から更に他端側に位置して、吸着材である活性炭40aを所定の密度で充填して形成された第3吸着材層40が設けられている。この第3吸着材層40を構成する活性炭40aは、前記第1吸着材層15を構成する活性炭15aと同様のものを用いることができる。
前記第3吸着材層40の一端(大気ポート31側)面の全体は、第1フィルタ(プレフィルタ)41で覆われている。該第1フィルタ41は、図2に示すように、その一端面が前記第1連通部38の他端よりも他端側に位置するように配置されている。この第1フィルタ41としては、前記活性炭40aが、その外側にこぼれ出ないように保持できるフィルタであれば、ウレタンや不織布等の任意のフィルタを用いることができ、本実施例においては、厚さ15mm以下のエステル系の連続発泡ポリウレタンを用いた。また、この第1フィルタ41の通気抵抗は、後述する第2フィルタ(メインフィルタ)42の通気抵抗より小さく設定され、空気の流速2m/secにおいて通気抵抗が20〜60paのフィルタを用いることが好ましい。
前記周壁部32a内における第1フィルタ41の一端側には、押え部材45が嵌入して設けられている。該押え部材45は、その一端面が前記第1隔壁部32bの一端側面と略同一平面上に位置するように配設されている。
該押え部材45は、図6,7に示すように円筒状に形成され、その外径は、前記仕切部材32の周壁部32aの内径と同一か若干小さく設定する。押え部材45の側壁45aには、周方向に適宜間隔を有して貫通穴46が形成されている。貫通穴46は、前記第1連通部38と連通し、押え部材45の内側と、仕切部材32の周壁部32aの外側とが連通するものであればよく、該貫通穴46の数、その軸方向の長さ、周方向の幅や位置は任意に設定する。本実施例においては、該貫通穴46の数を、前記第1連通部38の数と同じとし、貫通穴46を、その位置が前記第1連通部38の位置と対応するように設けた。
前記第3の部屋7内における仕切部材32の一端より大気ポート31側には、部屋7の内面7aから内側方向に突出する取付部47が、軸X−Xを中心とする周方向全体に設けられている。前記押え部材45と第1隔壁部32bの一端側には、第2フィルタ(メインフィルタ)42が押え部材45と第1隔壁部32bの一端面の全体を覆うように設けられている。この第2フィルタ42の一端面の外縁部は、前記取付部47の他端側面に溶着等により固定されている。該第2フィルタ42としては、前記第3吸着材層40を構成する活性炭40aの微粉が、大気ポート側(一端側)を通じて大気中へ漏出することを抑制するフィルタであれば、ウレタンや不織布等の任意のフィルタを用いることができ、本実施例においては、ポリエステルとレーヨンの繊維からなる不織布で厚さ8mm以下のものを用いた。また、この第2フィルタ42の通気抵抗は、前記第1フィルタ41の通気抵抗より大きく設定され、空気の流速20cm/secにおいて通気抵抗が20〜60paのフィルタを用いることが好ましい。
前記第3室36内には、ケース2の上壁内面から下側に突出する空間調節部材48が複数本適宜間隔を有して設けられている。この空間調節部材48は、例えば、円柱状に形成され、各空間調節部材48,48間の空間36aは連通し、この空間36aを通って、前記第1室34又は第2室35内と、大気ポート31とを流体が流通できるようになっている。
各空間調節部材48の下端は、前記取付部47の他端側面と同じ平面上に略位置するように形成されている。この空間調節部材48により、仕切部材32が所定の位置に保持されると共に、押え部材45と仕切部材32の一端側面が、略同一平面上に位置するようになっている。
前記第3吸着材層40の他端側には、その全面を覆う第3フィルタ50が配設されている。該第3フィルタ50は、活性炭40aがこぼれでないように保持できるフィルタであれば、ウレタンや不織布等の任意のフィルタを用いることができ、本実施例においては、前記第1フィルタ41と同じフィルタを用いた。
第3フィルタ50の他端側にはプレート51が設けられ、該プレート51には多数の貫通穴51aが形成されている。該プレート51と前記プレート5との間には、スプリング等の付勢手段52が設けられ、プレート51を上方へ付勢している。
前記の構成により、タンクポート10から蒸発燃料処理装置1内へ流入した蒸発燃料は、第1の部屋4、空間30、第2の部屋6、プレート5を通って、第3の部屋7の第1室34内に流入する。この間、燃料成分は、吸着材層15,23で吸着される。更に、第1室34内に流入した流体は、第3吸着材層40内を通って、その燃料成分が第3吸着材層40に吸着された後に、押え部材45内に流入する。その後、押え部材45の貫通穴46と、周壁部32aの第1連通部38、第2室35、第2連通部39、第2フィルタ42を通って、及び/又は、押え部材45及び周壁部32aの一端側の開口部から第2フィルタ42を通って、第3室へ流入した後に、大気ポート31から大気へ放出される。
一方、エンジン運転中のパージ制御の際、電子制御ユニット(ECU)によりパージ制御弁が開放され、吸気通路内の負圧により大気ポート31から蒸発燃料処理装置1内に吸入された空気は、前記とは逆方向に流れて、パージポート11からエンジンの吸気通路へ供給される。その際、吸着材層15,23,40を構成する活性炭に吸着されていた燃料成分が脱離し、空気と共にエンジンへ供給される。
なお、前記蒸発燃料処理装置1は、図1に示すように、大気ポート31が上側になるように配置して使用しても良いし、大気ポート31が左右方向に位置するように、すなわち、図1の上下方向が左右方向となるように配置して使用しても良い。
本発明の蒸発燃料処理装置1は、上記構造・構成を有することにより、以下の作用・効果を奏する。
活性炭40aの微粉の大気中への漏出を抑制する第2フィルタ(メインフィルタ)42を、押え部材45と第1隔壁部32bの一端全面を覆う形状とし、すなわち、第2フィルタ42の表面積を、第3吸着材層40の軸X−Xに直交する横断面積よりも大きくしたことにより、第3吸着材層40の長さLと有効断面直径Dの比L/Dを大きくするために、第3吸着材層40の横断面積を小さくした場合においても、第2フィルタ42の表面積を大きく確保することができ、給油性能の低下を抑制することができる。
また、第3吸着材層40の周囲に空気層からなる第2室35を設けたことにより、燃料成分は、空気よりも重い成分が多い為、吸着材層40に吸着された燃料成分が脱離した際に、その重い燃料成分が第2室35の下部に沈降して分離し、大気へ燃料成分が漏出することを抑制できる。
[実施例2]
前記実施例1においては、ケース2内に、3つの部屋4,6,7を形成し、この各部屋内に吸着材層を設けて蒸発燃料処理装置1を構成したが、本発明の蒸発燃料処理装置は、ケースは少なくとも大気ポートを有するとともに、ケース内には、前記大気ポートに連通する部屋を少なくとも一つ有し、その最も大気ポート側に位置する部屋内を、前記実施例1の仕切部材32と同様の仕切部材を用いて、前記実施例1と同様の第1室34、第2室35、第3室36に区画して、前記実施例1の第3の部屋7と同様の構造にしたものであれば任意の蒸発燃料処理装置に適用してもよい。
例えば、図8に示すように、第2の部屋6内には第2吸着材層23を設けずに、第2の部屋6を空間層としてもよい。また、図9に示すように、第2の部屋6と第3の部屋7を、プレート5で区画せずに一つの部屋7Aで構成し、この部屋7A内を、前記実施例1と同様の仕切部材32を用いて、第1室34、第2室35、第3室36に区画するとともに、各室34,35,36内を前記実施例1と同様の構造としてもよい。
また、ケースに大気ポートを形成し、ケース内には、前記大気ポートに連通する部屋を一つ形成し、その部屋内を、前記実施例1と同様の仕切部材を用いて第1室34、第2室35、第3室36に区画するとともに、各室34,35,36内を前記実施例1と同様の構造とする蒸発燃料処理装置を構成し、これを他の蒸発燃料処理装置と直列に配置して使用するようにしても良い。
本実施例2においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
[実施例3]
前記実施例1,2においては、第3の部屋7を、仕切部材32の軸X−Xと直交する横断面が方形状となるように形成し、仕切部材32の隔壁部32b,32cの外形を方形状に、周壁部32aを円筒状に形成するとともに、周壁部32aの軸X−Xを第3の部屋7の軸と略同一となるようにしたが、第3の部屋7は、大気ポート31に連通していればよく、第3の部屋7の内面形状は任意に形成し、仕切部材32の隔壁部32b,32cの外形を、第3の部屋7の内形に対応して形成してもよい。また、周壁部32aの形状も、周壁部32aの内側に第1室34を形成し、周壁部32aとケース2との間に第2室35を形成するとともに、第1室34と第2室35とを連通する第1連通部38を有していれば、その形状は任意に形成しても良い。
例えば、図10に示すように、仕切部材32の隔壁部32b,32cの外形を方形状に形成し、仕切部材32の周壁部32aを、その軸X−Xに直交する横断面形状が方形状で、その内部が中空の角柱状に形成してもよい。
また、第3の部屋7を、その上下方向の軸に直交する断面形状が六角形状となるように形成する。また、図11に示すように、仕切部材32の第1隔壁部32bと第2隔壁部32cの外周が、第3の部屋7の内面7aに当接するように、両隔壁部32b,32cの外形を、第3の部屋の内面形状に沿った六角形状に形成しても良い。
また、第3の部屋7を、その上下方向の軸に直交する断面が楕円形状となるように形成する。また、図12に示すように、仕切部材32の第1隔壁部32bと第2隔壁部32cの外周が、第3の部屋7の内面7aに当接するように、両隔壁部32b,32cの外形を、第3の部屋の内面形状に沿った楕円形状に形成しても良い。
また、前記実施例1,2においては、図1〜5,8,9に示すように、周壁部32aを、その軸X−Xが、第3の部屋7の上下方向の中心軸と略同じ位置となるように形成したが、周壁部32aの外側に第2室35が形成されていればよく、周壁部32aを、その軸X−Xが、第3の部屋7の上下方向の中心軸に対して偏芯するように形成しても良い。この構造においては、蒸発燃料処理装置1を、大気ポート31が左右方向に位置するように配置(横置き)した場合において、第2室35における周壁部32aの下側に位置する空間が、上側に位置する空間よりも広くなるように、周壁部32aの軸X−Xを偏芯させることが好ましい。
本実施例3においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
更に、蒸発燃料処理装置を、大気ポート31が左右方向に位置するように配置させ、第2室35における周壁部32aの下側に位置する空間が、上方に位置する空間よりも広くなるように、周壁部32aの軸X−Xを偏芯させた場合には、活性炭に吸着されていた燃料成分が脱離する際に、空気より重い燃料成分が、第2室35における周壁部32aの下側に沈降し、大気ポート31への漏出を抑制できるため、大気への燃料成分の漏れを少なくすることができる。
[実施例4]
前記実施例1〜3においては、図6に示すように押え部材45を円筒状に形成し、その側壁45aに適宜間隔を有して複数の貫通穴46を形成したが、この押え部材は、第3吸着材層40と、第2室35及び第3室36とを流体が流通できるとともに、第1フィルタ41の位置を保持することができれば任意の形状とすることができる。
例えば、図13,14に示すような押え部材60を用いることができる。該押え部材60は、図13に示すように、その両端部に、円環状に形成された円環状部61,61を有し、図14(a)に示すように該円環状部61,61内には、十字状の仕切部62,62が設けられ、図14(b)に示すように該円環状部61と仕切部62とで貫通穴63が形成されている。両仕切部62,62間には、4本の側柱65が、周方向に90度間隔で設けられ、これらの間には空間66が形成されている。
本実施例4においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
[実施例5]
前記実施例1〜3においては、仕切部材32の周壁部32aを、その軸X−Xと直交する断面形状が、軸X−X方向全体に亘って略同じ形状となるように形成したが、仕切部材の周壁部を、その軸X−Xと直交する横断面の外形形状は同じであるが、大気ポート31(一端)側に至るほど、その横断面積が徐々に小さくなるように形成し、すなわち、第1室34の径(周壁部の内径)を、その一端部側ほど小さく、他端部側ほど大きくなるように形成しても良い。
例えば、図15に示すように、仕切部材70の周壁部70aを、大気ポート31(一端)側に至るほど、その横断面積が徐々に小さくなる断頭円錐状に形成しても良い。この周壁部70aにおける大気ポート31側部には、前記実施例1と同様の第1連通部38が複数設けられている。
本実施例5においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
更に、大気ポート31(一端)側に至るほど、第1室34の横断面積を小さくした、即ち、第1室34を一端部側ほど径が小さく、他端部側ほど径を大きくしたことにより、第3吸着材層40の大気ポート31側部を、吸着材層の長さLとその有効断面直径Dの比L/Dを大きくでき、蒸発燃料の大気への放散量をより少なくすることができる。
1 蒸発燃料処理装置
2 ケース
7,7A 大気ポート側に最も近い部屋
31 大気ポート
34 第1室
35 第2室
36 第3室
32 仕切部材
32a 周壁部
32b 隔壁部
38 第1連通部
39 第2連通部
40 吸着材層
41 第1フィルタ
42 第2フィルタ

Claims (3)

  1. 大気ポートを備えたケースを有し、該ケース内は、少なくとも1個の区画された部屋を有する蒸発燃料処理装置において、
    前記大気ポート側に最も近い部屋内に、内側に第1室、外側に第2室となるように区画する周壁部と、前記第2室と第3室とを区画する隔壁部を有する仕切部材を設け、前記第3室を前記隔壁部と大気ポートとの間に形成し、
    前記第1室内に、吸着材を充填して形成した吸着材層を設け、
    前記第2室は、前記周壁部の大気ポート側部に形成した第1連通部で前記第1室と連通し、第2室の一端部は、前記隔壁部に設けた第2連通部で第3室と連通し、第2室の他端部は閉塞し、
    前記第1室の一端部は、前記第1連通部及び第2連通部を通過することなく前記第3室と連通するとともに、前記第1連通部及び第2連通部を経て前記第3室と連通し、他端部がタンクポート側と連通して、この第1室の両端部間を、流体が前記吸着材層を介して流通可能とし
    前記吸着材層の大気ポート側端部を覆う第1フィルタを第1室内に配置し、前記第1室と第3室の連通部及び前記第2連通部を覆い、かつ、前記吸着材の微粉が大気ポート側へ漏出することを抑制するとともに、前記吸着材層の大気ポート側端の面積より大きい表面積を有する第2フィルタを設け、前記第2フィルタの単位面積当たりの通気抵抗は、前記第1フィルタの単位面積当たりの通気抵抗よりも大きいことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記第1室の断面積を、大気ポート側ほど小さくなるように形成したことを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記第2連通部を形成する側壁を、格子状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の蒸発燃料処理装置。
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