JP2015135121A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タンクポート3とパージポート4と大気ポート5とケース2を有し、該ケース2内の前記タンクポート3側に第1収納室6を形成し、該第1収納室6の前記大気ポート5側に、前記第1収納室6よりも容量が小さい第2収納室7を形成し、前記第1収納室6と第2収納室7は、その間に形成した空間8で折り返すように設け、前記第1収納室6には、破砕炭を収納した吸着材室を配設し、前記第2収納室7には、造粒炭を収納した複数の吸着材室13,17と、隣接する吸着材室の間に吸着材を収納しない空間室15とを直列に配設した。
【選択図】 図1
Description
該ケース内の前記タンクポート側に第1収納室を形成し、該第1収納室の前記大気ポート側に、前記第1収納室よりも容量が小さい第2収納室を形成し、前記第1収納室と第2収納室は、その間に形成した空間で折り返すように設け、
前記第1収納室には、破砕炭を収納した吸着材室を配設し、
前記第2収納室には、造粒炭を収納した複数の吸着材室と、隣接する吸着材室の間に吸着材を収納しない空間室とを直列に配設したことを特徴とするものである。
該ケース内の前記タンクポート側に第1収納室を形成し、該第1収納室の前記大気ポート側に、前記第1収納室よりも容量が小さい第2収納室を形成し、前記第1収納室と第2収納室は、その間に形成した空間で折り返すように設け、
前記第1収納室には、破砕炭を収納した吸着材室を配設し、
前記第2収納室には、吸着材を収納した複数の吸着材室と、隣接する吸着材室の間に吸着材を収納しない空間室とを直列に配設し、
前記第2吸着室において、最も大気ポート側に位置する吸着材室に収納する吸着材として造粒炭を用い、それ以外の吸着材室に収納する吸着材として破砕炭を用いたことを特徴とするものである。
図1乃至図8は、本発明の実施例1を示す。
図1は、蒸発燃料処理装置1を上方から見た概略構成断面図を示すもので、この蒸発燃料処理装置1は、図1,2に示すように、ケース2の一つの側部からタンクポート3とパージポート4と大気ポート5が外側方向に突出するように横置きに配置して使用するものである。以下において、図2の上側を天側A、下側を地側Bとして説明する。
前記ケース2内の第1吸着材室13と第2吸着材室17との間には、図1,2に示すように、前記空間室15を形成するための空間形成部材35が設けられている。該空間形成部材35は、図3〜8に示すように、その第1吸着材室13側端部に設けた第1仕切り壁36と、空間形成部材35の第2吸着材室17側端部に設けた第2仕切り壁37を有し、この第1仕切り壁36と第2仕切り壁37は、連結部38により一体的に連結されている。第1仕切り壁36と第2仕切り壁37は、相互に対向して略平行に設けられている。
前記実施例1においては、第1仕切り壁36側のフィルタ収納部49と、第2仕切り壁37側のフィルタ収納部62を同じ形状とするとともに、フィルタ50,65を同じ大きさ、形状として、フィルタ50,65を一種類の部品で兼用できるようにしたが、図9に示すように、前記実施例1の鍔部64を設けずに、第2仕切り壁37の外形を、空間室15の大径部15bの内面に当接する形状として、第1仕切り壁36よりも大きく形成するとともに、第2仕切り壁37側の円筒部57とフィルタ収納部62とフィルタ65を、第1仕切り壁36側の円筒部42とフィルタ収納部49とフィルタ50よりも大きく形成して、フィルタ50と65を別種類の部品としてもよい。
本実施例2においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
前記実施例1、2においては、連結部38を、5枚の板状の部材で構成し、図5〜8に示すような形状、位置に設けたが、連結部38は、第1仕切り壁36と第2仕切り壁37との間の距離を一定に保持することが出来れば、連結部38を構成する連結部材は、板状でなくても、円柱や、四角柱、六角柱等の多角形状の柱など任意の形状としてもよいし、連結部材を設ける位置や、連結部38を構成する連結部材の数も任意に設定する。
本実施例3においても前記実施例1,2と同様の効果を奏する。
本実施例4は、前記実施例1乃至3における第1仕切り壁36と第2仕切り壁37の間に、例えば図10,11に示すように、仕切り壁71を追加して設けたものである。第1仕切り壁36と第2仕切り壁37の間に設ける仕切り壁71の枚数は、図10に示す1枚に限定されず、隣接する仕切り壁間において空気より重い蒸発燃料が沈降できる空間を形成できれば、任意に設定することができる。
本実施例4においても前記実施例1乃至3と同様の効果を奏する。
本実施例5は、前記実施例1乃至4の空間形成部材35とは異なる空間形成部材81を用いて空間室15を形成した実施例である。
本実施例5においても前記実施例1乃至4と同様の効果を奏する。
前記実施例1乃至5においては、第2収納室7を、第1吸着材室13の中心軸X−Xと直交する横断面が円形状となるように形成し、仕切り壁36,37,71の外形を円形状に形成するとともに、開口部40,55を、半円を横方向に3分割した形状としたが、蒸発燃料処理装置1の設置場所等に応じて、第2収納室7の内面形状は任意の形状に形成することができ、仕切り壁36,37,71、フィルタ収納部49,62、鍔部64、フィルタ50,65等の外形や開口部40,55の形状を、第2収納室7の内面形状に対応して形成してもよい。
本実施例6においても前記実施例1乃至5と同様の効果を奏する。
前記実施例1乃至6においては、第1吸着材室13を、その中心軸X−Xと直交する断面形状が、軸X−X方向全体に亘って略同じ形状となるように形成したが、図15に示すように、第1吸着材室13を形成するケース2の内壁面を、その中心軸X−Xと直交する横断面の外形形状は同じであるが、大気ポート5側に至るほど、その横断面積が徐々に小さくなるように形成し、すなわち、内壁面を中心軸X−X方向においてテーパ状に形成し、第1吸着材室13の内径D1が、その大気ポート5側(一端部側)ほど小さく、他端部側ほど大きくなるように形成しても良い。
本実施例7においても前記実施例1乃至6と同様の効果を奏する。
前記実施例1乃至7においては、第1吸着材室13の中心軸X−Xと、第2吸着材室17の中心軸X−Xが同一線上となるように形成したが、図16に示すように、第1吸着材室13を、その中心軸Y−Yが、第2吸着材室17の中心軸X−Xよりも、天側A方向に位置するように偏芯して形成しても良い。なお、第1吸着材室13の軸Y−Yは第2吸着材室17の中心軸X−Xと略平行に形成されている。
本実施例8においても前記実施例1乃至7と同様の効果を奏する。
前記実施例1乃至8においては、第2開口部55を、第2仕切り壁37の天側Aに設けたが、第2開口部55を、第2仕切り壁37全体亘って設けても良い。
[実施例10]
前記実施例1乃至9においては、ケース2内に、3つの吸着材室11,13,17と空間室15を設けて蒸発燃料処理装置1を構成したが、本発明の蒸発燃料処理装置は、ケース2は少なくとも大気ポート5を有し、ケース2内には、第1吸着材室と、第2吸着材室と、第1吸着材室と第2吸着材室の間に設けた空間室を直列に配置するとともに、複数ある吸着材室のうち第1吸着材室を最も大気ポート5側に配置した構造であれば、吸着材室の数及び配置と、空間室の数及び位置は任意に設定することができる。
本実施例10においても前記実施例1乃至9と同様の効果を奏する。
2 ケース
5 大気ポート
6 第1収納室
7 第2収納室
8 空間
13 第1吸着材室
15 空間室
17 第2吸着材室
Claims (2)
- タンクポートとパージポートと大気ポートとケースを有し、
該ケース内の前記タンクポート側に第1収納室を形成し、該第1収納室の前記大気ポート側に、前記第1収納室よりも容量が小さい第2収納室を形成し、前記第1収納室と第2収納室は、その間に形成した空間で折り返すように設け、
前記第1収納室には、破砕炭を収納した吸着材室を配設し、
前記第2収納室には、造粒炭を収納した複数の吸着材室と、隣接する吸着材室の間に吸着材を収納しない空間室とを直列に配設したことを特徴とする蒸発燃料処理装置。 - タンクポートとパージポートと大気ポートとケースを有し、
該ケース内の前記タンクポート側に第1収納室を形成し、該第1収納室の前記大気ポート側に、前記第1収納室よりも容量が小さい第2収納室を形成し、前記第1収納室と第2収納室は、その間に形成した空間で折り返すように設け、
前記第1収納室には、破砕炭を収納した吸着材室を配設し、
前記第2収納室には、吸着材を収納した複数の吸着材室と、隣接する吸着材室の間に吸着材を収納しない空間室とを直列に配設し、
前記第2吸着室において、最も大気ポート側に位置する吸着材室に収納する吸着材として造粒炭を用い、それ以外の吸着材室に収納する吸着材として破砕炭を用いたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2015094835A Pending JP2015135121A (ja) | 2015-05-07 | 2015-05-07 | 蒸発燃料処理装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7027271B2 (ja) | 2018-07-05 | 2022-03-01 | 愛三工業株式会社 | 蒸発燃料処理装置 |
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JP2005016329A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Nissan Motor Co Ltd | 蒸発燃料処理装置及びそれを用いた内燃機関の制御装置 |
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JP2010101196A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Aisan Ind Co Ltd | 蒸発燃料処理装置 |
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2015
- 2015-05-07 JP JP2015094835A patent/JP2015135121A/ja active Pending
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