JP5816564B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発燃料処理装置に関する。
従来、自動車の燃料タンク等からの蒸発燃料が大気に放出されるのを防止するために、蒸発燃料中の燃料成分を一時的に吸着する蒸発燃料処理装置(以下、キャニスタともいう)が用いられている。
近年、キャニスタにおいては、蒸発燃料の大気への放散量を少なくすることが望まれ、最も大気ポート側に位置し、かつ、活性炭を充填した吸着室の大気ポート側を、大気ポート側に至るほどその断面積を小さくすることで、大気ポートに近い吸着室内のその断面積の直径に対する長さの比(L/D)を高くすることで、蒸発燃料の大気への吹き抜け量を低減することが知られている。(特許文献1参照)。
特開2009−250059号公報
近年、自動車等の車両の燃費向上により、パージを行う時間が減少しているため、時間当たりのパージ流量を増加する傾向にある。しかし、時間当たりのパージ流量が増加すると、活性炭からの脱離が促進されるが、活性炭の急激な温度低下が生じ、活性炭からの脱離効率が低下し、活性炭の蒸発燃料の残存量が増加し、吹き抜け性能が低下してしまうという問題がある。
また、燃料成分の吸着量の多いパージポート側の活性炭に対し、大気ポート側で温度低下したパージ空気が流入してくるために、より活性炭の冷却が促進されてしまい、パージポート側と大気ポート側とでの燃料成分の濃度差が大きくなってしまう。この濃度差が大きいと、パージポート側から大気ポート側へと燃料成分が拡散しやすくなり、大気ポート周辺の燃料成分の残存量が増加し、吹き抜け性能が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、活性炭の温度低下を抑制することで、吹き抜け性能を向上した蒸発燃料処理装置を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、タンクポートと、パージポートと、大気ポートと、前記タンクポート又はパージポートと大気ポートとを連通する流路と、蒸発燃料の燃料成分を吸着・脱離する吸着体を配置した複数の吸着室を備える蒸発燃料処理装置において、
最も大気ポート側に位置する吸着室は、前記流路の断面全体に亘って前記吸着体を充填した大径部と、該大径部から大気ポート側に突出し、かつ、前記吸着体を充填した突出部と、該突出部と流路の内壁との間に形成し、かつ、前記吸着体を充填しない空間部と、を有し、
前記大径部及び突出部の大気ポート側端面は通気可能であることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記突出部と空間部との間には隔壁が設けられ、突出部の外周面と空間の内周面間の通気は遮断されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、最も大気ポート側に位置する吸着室は記流路の断面全体に亘って前記吸着体を充填した大径部と、該大径部から大気ポート側に突出し、かつ、前記吸着体を充填した突出部と、該突出部と流路の内壁との間に形成し、かつ、前記吸着体を充填しない空間部とを有することにより、パージの際に大気ポートから流入した空気は、突出部とその外周の空間部とに入り、突出部に流入した空気は、吸着体からの燃料成分の脱離により、その温度が低下するが、空間部に流入した空気は、吸着体との接触がないために温度低下することがない。この温度低下した気体と、温度低下していない気体とが大径部に流入するため、前記従来技術と比較して、大径部内の気体の温度低下を緩和することができ、吸着体からの脱離効率の低下を抑制できる。
これにより、前記従来技術と比較して、吸着室におけるパージポート側と大気ポート側とでの燃料成分の濃度差を小さくするとともに、最も大気ポート側に位置する吸着室内の蒸発燃料の残存量を減らし、吹き抜け性能を向上することができる。
本発明の実施例1に係る蒸発燃料処理装置の概略断面図。 図1の部分拡大概略断面図。 本発明の実施例1に用いる空間部形成部材を示し、(a)は上面図、(b)は縦断面図。 本発明の実施例2に係る蒸発燃料処理装置の概略部分拡大断面図。 本発明の実施例3に係る蒸発燃料処理装置の概略部分拡大断面図。 本発明の実施例4に係る蒸発燃料処理装置の概略部分拡大断面図。 本発明の実施例5に係る蒸発燃料処理装置の概略断面図。
本発明を実施するための形態を図に基づいて説明する。
[実施例1]
図1乃至図3は、本発明の実施例1を示す。
図1は、実施例1に係る蒸発燃料処理装置1の概略断面図を示し、ケース2を有し、該ケース2の内部には気体等の流体が流通できる通路3が形成され、図1に示すように、前記ケース2における該通路3の一端側端部にはタンクポート4とパージポート5が、他端側端部には大気ポート6が形成されている。
前記ケース2内には、前記タンクポート4とパージポート5とに連通する主室8と、大気ポート6に連通する副室9とが形成され、図1に示すように、該主室8と副室9は区画され、主室8と副室9は、大気ポート6側と反対側のケース2内に形成された空間10により連通し、タンクポート4から大気ポート6へと気体が流れる際には、空間10で折り返して略U字状に流れるようになっている。
前記タンクポート4は、図示しない弁を介して燃料タンクの上部気室に連通し、前記パージポート5は、図示しないパージ制御弁(VSV)・パージ通路を介してエンジンの吸気通路へ接続されている。このパージ制御弁の開度は、電子制御ユニット(ECU)により制御され、エンジン運転中にパージ制御が行われる。前記大気ポート6は、外気と連通している。
前記ケース2におけるタンクポート4とパージポート5との間には、ケース2における内側面から、後述する第1吸着室12の一部にまで達する邪魔板13が設けられている。該邪魔板13により、タンクポート4とパージポート5間を流れる流体が、後述する第1吸着室12を通って流通するようになっている。
前記主室8内には、蒸発燃料成分を吸着・脱離できる活性炭等の吸着体12aが所定の密度で充填した第1吸着室12が設けられている。この吸着体12aとして、本実施例では、所定の平均粒子径の造粒炭を用いた。なお、吸着体12aとして破砕炭を用いてもよい。
前記第1吸着室12は、そのタンクポート4側を不織布等からなるフィルタ14で、パージポート5側は不織布等からなるフィルタ15で覆われている。また、該フィルタ14のタンクポート4側には、多数の連通穴を有するプレート16が設けられ、フィルタ15のパージポート5側には、多数の連通穴を有するプレート17が設けられている。また、第1吸着室12の空間10側面には、その面全体を覆うウレタン等からなるフィルタ18が設けられ、該フィルタ18の空間10側には多数の連通穴を有するプレート19が設けられている。該プレート19は、スプリング等の付勢手段20によりタンクポート4側へ付勢されている。
前記副室9内には、タンクポート4側から順に蒸発燃料成分を吸着・脱離できる活性炭等の吸着体21aを所定の密度で充填した第2吸着室21と、蒸発燃料成分を吸着・脱離できる活性炭等の吸着体22aを有する第3吸着材室22が直列して設けられている。この吸着体21a,22aとして、本実施例では、所定の平均粒子径の造粒炭を用いた。なお、吸着体21a,22aとして破砕炭を用いてもよい。
前記第2吸着室21の空間10側には、その全体を覆うウレタン等からなるフィルタ26が設けられている。前記フィルタ26の空間10側には多数の連通穴を全面に略均等に設けたプレート27が設けられている。該プレート27は、スプリング等の付勢部材28により大気ポート6側へ付勢されている。
前記第2吸着室21の第3吸着室22側には、ウレタン等からなるフィルタ29が設けられ、該フィルタ29の第3吸着室22側には、多数の連通穴を全面に略均等に設けたプレート30が設けられている。
次に、第3吸着材室22について詳述する。
第3吸着室22は、図1,2に示すように、吸着体22aが充填された吸着体充填部31と、吸着体が充填されていない空間部32とを有している。
吸着体充填部31は、図2に示すように、流路3の断面全体に亘って吸着体22aを充填した大径部31aと、該大径部31aから大気ポート6側に突出する突出部31bとで構成され、大径部31aと突出部31bは一体に形成されている。
前記大径部31aの大気ポート6側には、空間部形成部材33が設けられている。該空間部形成部材33は、図3に示すように、円筒状の隔壁33aと、該隔壁33aの大径部31a側端部から径方向の外側方向へ突出する複数の抑え部33bで構成されている。隔壁33aの中心軸と、大気ポート6の蒸発燃料装置1付近の軸心とが略同一になるように形成されている。
円筒状の隔壁33a内に吸着体22aが充填されて前記突出部31bを構成し、隔壁33aの外周面と流路3の内壁3aの間に、前記空間部32が形成されている。前記抑え部33bと大径部31aとの間には、環状のウレタン等からなるフィルタ34が設けられている。該フィルタ34の通気抵抗は、パージ量や蒸発燃料処理装置1に求められる性能等に応じて適宜設定する。このフィルタ34の通気抵抗を変えることにより、大気ポート6から流入した空気が突出部31bへ流入する流量と、前記流入した空気が空間部32へ流入する流量とを調節することができる。
第3吸着材室22の大気ポート6側端部、すなわち、突出部31b及び空間部32の大気ポート6側端全体を覆うように不織布等からなるフィルタ38が設けられ、フィルタ38の大気ポート6側には多数の連通穴を全面に略均等に設けたプレート39が設けられていている。前記大径部31aの空間10側には、その全体を覆うウレタン等からなるフィルタ40が設けられている。
前記の構成により、タンクポート4から蒸発燃料処理装置1内へ流入した蒸発燃料を含有する気体は、第1吸着室12、空間室10、第2吸着室21、第3吸着室22へと流入した後に、大気ポート6から大気へと放出される。この間、燃料成分は、吸着体12a,21a,22aで吸着される。
一方、エンジン運転中のパージ制御の際、電子制御ユニット(ECU)によりパージ制御弁が開放され、吸気通路内の負圧により大気ポート6から蒸発燃料装置1の第3吸着室22内に吸入された空気は、突出部31b及び空間部32内へと流入する。突出部31b内に流入した空気により、突出部31b内の吸着体22aに吸着されていた燃料成分が脱離するとともに、その温度は低下して大径部31aへ流入する。一方、空間部32内へ流入した空気は、そのまま温度を保ち、大径部31aへ流入する。なお、隔壁33aにより、空間部32内の気体が、直接突出部31b内へ流入することが阻止されている。
大径部31aでは、突出部31bを通り温度低下した気体と、空間部32を通り温度低下していない気体が流入することにより、前記従来技術と比較して、大径部31a内の気体の温度低下を緩和することができ、吸着体22aからの脱離効率の低下を抑制できる。これにより、前記従来技術と比較して、第3吸着室22内の蒸発燃料の残存量を減らし、吹き抜け性能を向上することができる。
なお、前記実施例1においては、突出部31bを円筒状に形成したが、その直径が、大径部31aの直径よりも小さく、突出部31bの外周部に空間部32を形成できれば、その形状は任意に形成でき、断面が円形や楕円形等の円柱形状、断面が四角形、六角形等の多角形である角柱形状等、その軸方向全体に亘って略同一の形状に形成することが好ましい。
また、空間部32と大径部31aの間に隔壁33aを設け、空間部32内の気体が、直接突出部31b内へ流入することを阻止するようにすることが好ましいが、この隔壁33aに流通穴を設けたり、隔壁33aを設けないことで、空間部32と大径部31a間を通気できるようにしてもよい。
[実施例2]
前記実施例1においては、隔壁33aの中心軸、すなわち、突出部31bの流路3方向の軸と、大気ポート6の蒸発燃料装置1付近の軸心とが略同一になるように形成したが、例えば、図4に示すように、突出部31b流路3方向の軸と、大気ポート6の蒸発燃料装置1付近の軸心を異なるように形成してもよい。
その他の構造は前記実施例1と同様であるため、その説明を省略する。
本実施例2においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
[実施例3]
本実施例3は、例えば、図5に示すように、前記実施例1又は2の大径部31aから第2吸着室21方向に突出する第2突出部41を設け、該第2突出部41と大径部31aと突出部31bは一体に形成したものである。前記第2突出部41の外周部と流路3の内壁3aの間に、第2空間部42を設け、第2突出部41と第2空間部42との間に隔壁43を形成されている。該隔壁43により、直接第2空間部42と第2突出部41間を流体が流通できないようになっている。
なお、隔壁43は設け、直接第2空間部42と第2突出部41間を流体が流通できないようにすることが好ましいが、隔壁43に流通穴を設けたり、隔壁43を設けず、第2空間部42と第2突出部41間を通気できるようにしてもよい。
図5においては、突出部31bの流路3方向の軸と、第2突出部41の流路3方向の軸とが、略同一になるように形成したが、異なるように形成してもよい。また、第2突出部41の流路3方向の軸と、大気ポート6の蒸発燃料装置1付近の軸心とは、同一でも異なるように形成してもよい。
その他の構造は前記実施例1、2と同様であるため、その説明を省略する。
本実施例3においても前記実施例1,2と同様の効果を奏する。
[実施例4]
前記実施例1乃至3においては、空間部32,42の大気ポート6側端全体を覆うようにフィルタ38を設けたが、例えば、図6に示すように、このフィルタ38は、突出部31bの大気ポート6側端全体のみを覆うように形成してもよい。
大径部31aの大気ポート6側を覆うフィルタ34を通過する気体の抵抗は、パージ量や蒸発燃料処理装置1に求められる性能等に応じて適宜設定する。
その他の構造は前記実施例1乃至3と同様であるため、その説明を省略する。
本実施例4においても前記実施例1乃至3と同様の効果を奏する。
[実施例5]
前記実施例1乃至4においては、蒸発燃料処理装置1全体を1つのケース2内に構成したが、図7に示すように、蒸発燃料処理装置1を、本体キャニスタ51とトラップキャニスタ52と、本体キャニスタ51とトラップキャニスタ52を連通するホース53で構成し、トラップキャニスタ52内に吸着体を充填した大径部31aと突出部31bと、突出部31bの外周部に吸着体が充填されていない空間部32とを有する吸着室54を設けるようにしてもよい。該吸着室54の構成は、前記実施例1乃至4の第3吸着室22と略同様に形成されている。トラップキャニスタ52を設けた場合、その本体キャニスタ51側と反対側に形成したポートが大気ポート55となる。
また、本体キャニスタ51内には、前記実施例1の第1吸着室12及び第2吸着室21と同様の第1吸着室12及び第2吸着室21を設け、第2吸着室21の大気ポート6側には、蒸発燃料成分を吸着・脱離できる活性炭等の吸着体61aを所定の密度で充填した第3吸着材室61を設けた。
その他の構造は前記実施例1乃至4と同様であるため、同一部分には前記と同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例5においても前記実施例1乃至4と同様の効果を奏する。
なお、トラップキャニスタ52内に、複数の吸着室を直列に設けてもよく、その場合、最も大気ポート55側に位置する吸着室を、実施例1乃至4の第3吸着室22と略同様に、吸着体を充填した大径部31aと突出部31bと、突出部31bの外周部に吸着体が充填されていない空間部32とを有するように形成する。
[その他の実施例]
本発明の蒸発燃料処理装置は、吸着室を複数有し、最も大気ポート側に位置する吸着室は、吸着体を充填した大径部31aと突出部31bと、突出部31bの外周部に吸着体が充填されていない空間部32とを有すれば、吸着室の数、及び、その形状は任意に設定することができる。
1 蒸発燃料処理装置
3 流路
4 タンクポート
5 パージポート
6,55 大気ポート
22,54 最も大気ポート側に位置する吸着室
31a 大径部
31b 突出部
32,42 空間部
33a,43 隔壁

Claims (2)

  1. タンクポートと、パージポートと、大気ポートと、前記タンクポート又はパージポートと大気ポートとを連通する流路と、蒸発燃料の燃料成分を吸着・脱離する吸着体を配置した複数の吸着室を備える蒸発燃料処理装置において、
    最も大気ポート側に位置する吸着室は、前記流路の断面全体に亘って前記吸着体を充填した大径部と、該大径部から大気ポート側に突出し、かつ、前記吸着体を充填した突出部と、該突出部と流路の内壁との間に形成し、かつ、前記吸着体を充填しない空間部と、を有し、
    前記大径部及び突出部の大気ポート側端面は通気可能であることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記突出部と空間部との間には隔壁が設けられ、突出部の外周面と空間の内周面間の通気は遮断されていることを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料処理装置。
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