JP6833637B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発燃料処理装置に関する。
自動車等の車両の燃料タンク内の蒸発燃料が大気に放出されるのを防止する蒸発燃料処理装置には、例えば、特許文献1に記載されたものがある。その蒸発燃料処理装置は、ケースの吸着室内に蒸発燃料を吸着・脱離する吸着材が収容されている。ケースは、大気に連通する大気ポートを有する大気ポート側ケース部材を備えている。
特開2010−101196号公報
蒸発燃料処理装置において、大気ポートに接続されるホース、そのホースを大気ポートに緊締するホースクリップ等の配管部品を共通化するには、大気ポート側ケース部材を共通化するのが望ましい。しかし、大気ポート側ケース部材の形状を共通化すると、燃料タンクの容量等によって、給油時に吸着室から大気へ気体が流出すなわち吹き抜けやすくなり、蒸発燃料の吸着量が低減する場合がある。この場合、大気ポートを通気抵抗に対応するポート径の形状に変更すればよいが、大気ポート側ケース部材、及び、ホース、ホースクリップ等の配管部品の共通化が困難になる。また、大気ポート側ケース部材に大幅な設計変更が必要となるため、そのケース部材の共通化が困難となる。また、大気ポート側ケース部材にかかる金型の点数も増え、コストの増大を招く。
本発明が解決しようとする課題は、大気ポート側ケース部材を僅かな設計変更で共通化することのできる蒸発燃料処理装置を提供することにある。
前記した課題は、本発明の蒸発燃料処理装置により解決することができる。
第1の発明は、ケースの吸着室内に蒸発燃料を吸着・脱離する吸着材が収容されており、前記ケースは、大気に連通する大気ポートを有する大気ポート側ケース部材を備えている、蒸発燃料処理装置であって、前記大気ポートには、該大気ポートの流路断面積よりも小さい流路断面積のオリフィスを有する遮蔽部が設けられている、蒸発燃料処理装置である。
第1の発明によると、大気ポートには、大気ポートの流路断面積よりも小さい流路断面積のオリフィスを有する遮蔽部が設けられている。これにより、大気ポートの通気抵抗を増大し、給油時の吸着室から大気への気体の吹き抜けを抑制しつつ蒸発燃料の吸着量を増加させることができる。また、大気ポートに遮蔽部を設けるものであるから、大気ポート側ケース部材の基本形状を変更する必要がない。よって、大気ポート側ケース部材を僅かな設計変更で共通化することができる。ひいては、ホース、ホースクリップ等の配管部品の共通化が可能である。
第2の発明は、第1の発明において、前記オリフィスは、前記吸着室から前記大気への通気抵抗に比べて前記大気から前記吸着室への通気抵抗が小さくなる形状を有する、蒸発燃料処理装置である。
第2の発明によると、吸着室から大気への気体の流出が抑制されるため、気体の吹き抜けを抑制することができる。また、大気から吸着室への気体の流入がしやすくなるため、パージ流量を増大することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記遮蔽部は、前記ケース側に固定された固定部と、前記オリフィスを有する可動部と、前記固定部に前記可動部を回動可能に接続する蝶番部と、を有しており、前記可動部は、前記吸着室から前記大気へ気体が流出するときには前記大気ポートを閉じ、前記大気から前記吸着室へ気体が流入するときには前記大気ポートを開く、蒸発燃料処理装置である。
第3の発明によると、吸着室から大気へ気体が流出するときには、可動部が大気ポートを閉じる。このため、吸着室から大気への気体の吹き抜けを抑制することができる。また、大気から吸着室へ気体が流入するときには、可動部が大気ポートを開く。このため、大気から吸着室へ気体が流入しやすくなり、パージ流量を増大することができる。また、大気ポートにおいて、吸着室から大気への通気抵抗と大気から吸着室への通気抵抗との差を増大させることができるため、吸着室から大気への気体の吹き抜けの抑制効果とパージ流量の増大効果とを向上させることができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記遮蔽部は、前記大気ポート側ケース部材と別体で形成されかつ該大気ポート側ケース部材に装着されている遮蔽部材からなる、蒸発燃料処理装置である。
第4の発明によると、遮蔽部材を大気ポート側ケース部材に装着することにより、大気ポート側ケース部材に遮蔽部を設けることができる。このため、大気ポート側ケース部材を成形する金型に設計変更を加えなくてよい。
第5の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記遮蔽部は、前記大気ポート側ケース部材に一体成形により形成されている、蒸発燃料処理装置である。
第5の発明によると、大気ポート側ケース部材に遮蔽部が一体成形されているため、遮蔽部にかかる部品点数、組付け工数を削減することができる。また、大気ポート側ケース部材を成形する金型に遮蔽部にかかる設計変更を要するが、その設計変更は遮蔽部のオリフィスを成形するための成形ピンを設定するだけでよい。このため、大気ポート側ケース部材を成形する金型を共通化することができる。
本発明の蒸発燃料処理装置によると、大気ポート側ケース部材を僅かな設計変更で共通化することができる。
実施形態1にかかるキャニスタを模式的に示す断面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 大気ポートの周辺部を示す断面図である。 遮蔽部材を示す斜視図である。 実施形態2にかかる大気ポートの周辺部を示す断面図である。 実施形態3にかかる大気ポートの周辺部を示す断面図である。 可動部の開状態を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]本実施形態では、内燃機関としてのエンジンを搭載する自動車等の車両に設置される蒸発燃料処理装置としてのキャニスタについて例示する。キャニスタの概要を説明した後、要部について説明する。図1はキャニスタを模式的に示す断面図、図2は図1のII−II線矢視断面図である。
〈キャニスタの概要〉
図1に示すように、キャニスタ10は、長四角形箱状のケース12を備えている。ケース12は、樹脂製で、有底角筒状のケース本体13と、ケース本体13の開口端部を閉鎖する蓋部材14とにより構成されている。すなわち、ケース12は、ケース本体13と蓋部材14との2体構造とされている。ケース本体13は、角筒状の筒部13aと、筒部13aの一端面(図1において左端面)を閉鎖する端壁部13bとを有している。ケース本体13の筒部13aの他端面(開口端面)と蓋部材14の外周部とは、熱溶着、接着等の接合手段により接合されている。
ケース本体13内は、軸方向(図1において左右方向)に延在する隔壁16により2室に仕切られている。一方(図1において上側)の室を第1吸着室18といい、他方の室を第2吸着室20という。各吸着室18,20には、蒸発燃料の吸着・脱離を行う粒状の吸着材22が充填されている。粒状の吸着材22は、破砕した活性炭(破砕炭)、粒状あるいは粉末状の活性炭をバインダともに造粒した造粒炭等からなる。両吸着室18,20は、ケース本体13と蓋部材14との間に形成された接続路24によって相互に連通されている。これにより、第1吸着室18と第2吸着室20とを接続路24を介して連通するU字形フロー構造の通路が形成されている。
ケース本体13の端壁部13bには、第1吸着室18に連通するタンクポート26及びパージポート27と、第2吸着室20に連通する大気ポート28と、が形成されている。タンクポート26は、燃料タンク(詳しくはタンク内の気層部)から第1吸着室18に蒸発燃料を導入するポートである。また、パージポート27は、第1吸着室18の蒸発燃料をエンジン(詳しくは吸気通路)にパージするポートである。また、大気ポート28は、大気に開放すなわち連通されている。タンクポート26とパージポート27と大気ポート28は並列的に設けられている。各ポート26、27、28は、円筒状に形成されている(図2参照)。なお、ケース本体13は本明細書でいう「大気ポート側ケース部材」に相当する。
ケース本体13には、第1吸着室18のポート側(端壁部13b側)の端部を上下に仕切る平壁状のベーパーガイド30が設けられている(図2参照)。ベーパーガイド30は、第1吸着室18のポート側(端壁部13b側)の端部をタンクポート26側の領域26Tとパージポート27側の領域27Tとに仕切っている。
タンクポート26とタンクポート26側の領域26Tとの間、パージポート27とパージポート27側の領域27Tとの間、及び、大気ポート28と第2吸着室20との間には、通気性を有するシート状のフィルタ部材32が相互間を仕切るように配置されている。各フィルタ部材32は、発泡ウレタン、不織布等からなり、各吸着室18,20の吸着材22を保持している。
第1吸着室18及び第2吸着室20の他端側(蓋部材14側)の開口部には、通気性を有するシート状のフィルタを積層してなる多孔板34が閉鎖するようにそれぞれ配置されている。多孔板34は、各吸着室18,20の吸着材22を保持している。
前記したキャニスタ10の動作を説明する。蒸発燃料の吸着時(以下、「吸着時」という)には、燃料タンクからの蒸発燃料は、タンクポート26から第1吸着室18に導入される。蒸発燃料は、第1吸着室18及び第2吸着室20を通る際、吸着材22に吸着される。そして、最終的には、蒸発燃料を含まない空気あるいはほとんど含まない空気が大気ポート28から大気に放出される。
また、パージ時には、エンジンの吸気負圧がパージポート27から第1吸着室18に導入されることにより、大気中の空気が、吸着時の蒸発燃料の流れとは逆方向に流れる。このため、空気は、第2吸着室20及び第1吸着室18を通る際、吸着材22から蒸発燃料を脱離させ、パージポート27からエンジンへパージされる。
〈キャニスタ10の要部〉
次に、キャニスタ10の要部を説明する。図3は大気ポートの周辺部を示す断面図である。図3に示すように、第2吸着室20のフィルタ部材32と、そのフィルタ部材32に面する端壁部13bとの間には、樹脂製の遮蔽部材36が積層状に配置されている。遮蔽部材36は、四角形板状に形成されている(図4参照)。遮蔽部材36は、第2吸着室20内にほとんど隙間なく嵌合されている。
遮蔽部材36の中央部には、板厚方向に貫通する丸孔状のオリフィス37が形成されている。オリフィス37は、大気ポート28と同一軸線上に配置されている。オリフィス37は、大気ポート28の内径よりも小さい孔径で形成されている。すなわち、オリフィス37は、大気ポート28の流路断面積よりも小さい流路断面積で形成されている。これにより、ケース本体13に対する遮蔽部材36の装着によって、大気ポート28の流路断面積が小さくなっている。なお、遮蔽部材36は本明細書でいう「遮蔽部」に相当する。
前記したキャニスタ10によると、大気ポート28には、大気ポート28の流路断面積よりも小さい流路断面積のオリフィス37を有する遮蔽部材36が設けられている。これにより、大気ポート28の通気抵抗を増大し、給油時の吸着室18,20から大気への気体の吹き抜け(図3中、点線矢印参照)を抑制しつつ蒸発燃料の吸着量を増加させることができる。また、大気ポート28に遮蔽部材36を設けるものであるから、ケース本体13の基本形状を変更する必要がない。よって、ケース本体13を僅かな設計変更で共通化することができる。ひいては、ホース、ホースクリップ等の配管部品の共通化が可能である。
また、遮蔽部材36は、ケース本体13と別体で形成されかつケース本体13に装着されている。したがって、遮蔽部材36をケース本体13に装着することにより、ケース本体13に遮蔽部材36を設けることができる。このため、ケース本体13を成形する金型に設計変更を加えなくてよい。
[実施形態2]本実施形態は、実施形態1のキャニスタ10の遮蔽部材36(図3参照)に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、実施形態1と同一部位については同一符号を付してその説明を省略する。図5は大気ポートの周辺部を示す断面図である。
図5に示すように、本実施形態のケース本体13の大気ポート28の軸方向の中間部内には、オリフィス41を有する遮蔽部40が一体成形により形成されている。オリフィス41は、通路断面積が大気側から第2吸着室20側(図5において上側から下側)に向かって次第に縮小するテーパ形状に形成されている。すなわち、オリフィス41は、第2吸着室20から大気への通気抵抗に比べて大気から第2吸着室20への通気抵抗が小さくなる形状を有する。
本実施形態によると、第2吸着室20から大気への気体の流出(図5中、点線矢印参照)が抑制されるため、気体の吹き抜けを抑制することができる。また、大気から第2吸着室20への気体の流入(図5中、実線矢印参照)がしやすくなるため、パージ流量を増大することができる。
また、ケース本体13に遮蔽部40が一体成形されているため、遮蔽部40にかかる部品点数、組付け工数を削減することができる。また、ケース本体13を成形する金型に遮蔽部40にかかる設計変更を要するが、その設計変更は遮蔽部40のオリフィス41を成形するための成形ピンを設定するだけでよい。このため、ケース本体13を成形する金型を共通化することができる。
[実施形態3]本実施形態は、実施形態1のキャニスタ10の遮蔽部材36(図3参照)に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、実施形態1と同一部位については同一符号を付してその説明を省略する。図6は大気ポートの周辺部を示す断面図である。
図6に示すように、第2吸着室20の端壁部13bには、樹脂製の遮蔽部材43が重ね合わせられている。遮蔽部材43は、四角形板状に形成されている。遮蔽部材43の一端部(図6において右端部)は、固定部43aとされている。固定部43aは、第2吸着室20の大気ポート28側の端壁部13bに熱溶着、接着等の接合手段により接合されている。遮蔽部材43の残りの部分は、可動部43bとされている。可動部43bの中央部には、オリフィス44が形成されている。
遮蔽部材43の下面側には、固定部43aと可動部43bとの間を紙面表裏方向に直線状に延在する溝部46が形成されている。溝部46により、薄肉化された部分によって蝶番部43cが形成されている。蝶番部43cにより、固定部43aに対して可動部43bが回動可能とされている。すなわち、蝶番部43cは、固定部43aに可動部43bを回動可能に接続している。可動部43bは、第2吸着室20から大気へ気体が流出するときには大気ポート28を閉じ、大気から第2吸着室20へ気体が流入するときには大気ポート28を開くようになっている(図7参照)。また、第2吸着室20のフィルタ部材32は、可動部43bの開閉を妨げない位置に配置されている。なお、遮蔽部材43は本明細書でいう「遮蔽部」に相当する。
本実施形態によると、第2吸着室20から大気へ気体が流出するときには、可動部43bが大気ポート28を閉じる(図6参照)。このとき、気体は、オリフィス44を通ることになる。このため、第2吸着室20から大気への気体の吹き抜け(図6中、点線矢印参照)を抑制することができる。また、大気から第2吸着室20へ気体が流入するときには、可動部43bが大気ポート28を開く(図7参照)。このとき、気体は、全開口となる大気ポート28を通る。このため、大気から第2吸着室20へ気体が流入(図7中、実線矢印参照)しやすくなり、パージ流量を増大することができる。また、大気ポート28において、第2吸着室20から大気への通気抵抗と大気から第2吸着室20への通気抵抗との差を増大させることができるため、第2吸着室20から大気への気体の吹き抜けの抑制効果とパージ流量の増大効果とを向上させることができる。
[他の実施形態]本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、実施形態におけるキャニスタ10に限らず、そのキャニスタ10の大気ポート28側に接続されかつ大気ポートを備えるキャニスタ(例えば、特許文献1における第2キャニスタ)に適用してもよい。また、ケースは、2体構造に限らず、3体以上の構造でもよい。また、大気ポート側ケース部材は、少なくとも大気ポート28を有するケース部材であればよい。また、キャニスタ10の吸着室18,20の数は適宜増減してもよい。また、吸着材22は、粒状の吸着材に限らず、ハニカム構造の吸着材でもよい。また、オリフィスは、丸穴に限らず、角孔、長孔等、任意の形状に変更してもよい。また、オリフィスは、1個に限らず、複数個でもよいし、多孔板状のように多数個でもよい。また、オリフィスは、大気ポート28と同一軸線上の一以外でも、大気ポート28と連通する位置に配置されていればよい。また、遮蔽部材は、大気ポート28の中空部内に配置してもよい。また、オリフィス41は、テーパ形状に代えて、通路断面積が大気側から第2吸着室20側に向かって段階的に縮小する形状でもよい。
10 キャニスタ(蒸発燃料処理装置)
12 ケース
13 ケース本体(大気ポート側ケース部材)
14 蓋部材
18 第1吸着室
20 第2吸着室
22 吸着材
36 遮蔽部材(遮蔽部)
37 オリフィス
40 遮蔽部
41 オリフィス
43 遮蔽部材(遮蔽部)
43a 固定部
43b 可動部
43c 蝶番部
44 オリフィス

Claims (4)

  1. ケースの吸着室内に蒸発燃料を吸着・脱離する吸着材が収容されており、
    前記ケースは、大気に連通する大気ポートを有する大気ポート側ケース部材を備えている、蒸発燃料処理装置であって、
    前記大気ポートには、該大気ポートの流路断面積よりも小さい流路断面積のオリフィスを有する遮蔽部が設けられており、
    前記オリフィスは、前記吸着室から前記大気への通気抵抗に比べて前記大気から前記吸着室への通気抵抗が小さくなる形状を有する、蒸発燃料処理装置。
  2. ケースの吸着室内に蒸発燃料を吸着・脱離する吸着材が収容されており、
    前記ケースは、大気に連通する大気ポートを有する大気ポート側ケース部材を備えている、蒸発燃料処理装置であって、
    前記大気ポートには、該大気ポートの流路断面積よりも小さい流路断面積のオリフィスを有する遮蔽部が設けられており、
    前記遮蔽部は、前記ケース側に固定された固定部と、前記オリフィスを有する可動部と、前記固定部に前記可動部を回動可能に接続する蝶番部と、を有しており、
    前記可動部は、前記吸着室から前記大気へ気体が流出するときには前記大気ポートを閉じ、前記大気から前記吸着室へ気体が流入するときには前記大気ポートを開く、蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記遮蔽部は、前記大気ポート側ケース部材と別体で形成されかつ該大気ポート側ケース部材に装着されている遮蔽部材からなる、蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1又は2に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記遮蔽部は、前記大気ポート側ケース部材に一体成形により形成されている、蒸発燃料処理装置。
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