JP5587745B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1始動口に入賞したことを示す第1始動信号と、第2始動口に入賞したことを示す第2始動信号とを出力可能な遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置に関する。
現状、市場の多数を占めるパチンコ遊技機(以下、遊技機)は、複数の始動口を備え、各々の始動口への入賞に応じて図柄変動を行うように構成されている。このような遊技機に対応するため、各々の始動口に対応した図柄変動数や大当たり数等の遊技情報を遊技者へと提供する提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−328930号公報
上記した複数の始動口は、入賞率が変動しない第1始動口と、普図の抽選結果に応じて電チューが所定時間開放する所謂電チュータイプの第2始動口とがある。第2始動口は、特別状態時には、その普図の図柄変動時間が短縮されたり開放時間が長くなったりすることで、その入賞率が高くなるように構成されている。
さて、このような遊技機であって近年の遊技機は、第2始動口の開放時間や開放回数が異なる等、普図の1回の抽選結果に対して期待される入賞数や入賞率の異なる開放態様が予め複数設定され、通常状態のままであっても、抽選結果によっては入賞率の高い開放態様が選択される場合があり、大当たりまでの期間における興趣を向上させている。遊技者は、このような開放態様に関わる遊技情報を把握したいと考えるが、遊技機からは開放態様を直接的に特定可能な遊技信号が出力されず、遊技信号に基づいて遊技情報を特定する遊技情報表示装置では、この開放態様に関わる遊技情報を特定することが困難であった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、始動口における特定の開放態様に関わる遊技情報を、その開放態様を直接的に特定可能な遊技信号が出力されなくとも特定することを可能とする遊技情報表示装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、遊技盤面上に配置され、入賞に応じて大当たりを発生させるために作動する役物が始動する始動口として、第1始動口と、開放状態及び閉鎖状態へと変移可能であり、その開放状態として通常開放と、通常開放よりも入賞率の高い特別開放へと変移し得る第2始動口とを備え、前記第1始動口に入賞したことを示す第1始動信号と、前記第2始動口に入賞したことを示す第2始動信号とを出力可能な遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置であって、前記第1始動信号と前記第2始動信号とを遊技信号として受信する受信手段と、前記受信手段による遊技信号の受信により前記第1始動口に入賞したこと、及び前記第2始動口に入賞したことを遊技情報として特定する遊技情報特定手段と、前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報により、第1始動口に入賞してから、次に第1始動口に入賞するまでの第2始動口への入賞数、或いは前記第2始動口への入賞時点を基点とした予め設定される設定時間内の第2始動口への入賞数である判定Sを特定する判定情報特定手段と、前記特別開放が行われたことを特定するために前記判定Sに対して設定される基準値である基準Sを設定する設定手段と、前記判定Sと前記基準Sとを比較することにより前記特別開放が行われたか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、前記判定結果により特定される遊技情報である特別開放情報を表示する表示手段と、を備え、前記特別開放情報は、前記特別開放が行われた回数である特別開放数、前記特別開放により生じた第2始動口の入賞数である特別入賞数、前記特別開放により生じた前記第2始動口の入賞に応じて前記役物が作動した回数である特別スタート、当該特別スタートを前記役物が作動した回数から除いた残スタート、前記特別開放により生じた前記第2始動口の入賞に応じて前記役物が作動したことにより発生した開放大当たり数、前記特別開放数と前記役物の作動数との割合を示すKS、及び前記特別スタートと前記開放大当たり数との割合を示す開放TSのうち少なくとも1つであることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、遊技盤面上に配置され、入賞に応じて大当たりを発生させるために作動する役物が始動する始動口として、第1始動口と、開放状態及び閉鎖状態へと変移可能であり、その開放状態として通常開放と、通常開放よりも入賞率の高い特別開放へと変移し得る第2始動口とを備え、前記第1始動口に入賞したことを示す第1始動信号と、前記第2始動口に入賞したことを示す第2始動信号を出力可能な遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置であって、前記第1始動信号と前記第2始動信号を遊技信号として受信する受信手段と、前記受信手段による遊技信号の受信により前記第1始動口に入賞したこと、及び前記第2始動口に入賞したことを遊技情報として特定する遊技情報特定手段と、前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報により、第1始動口に入賞してから、次に第1始動口に入賞するまでの第2始動口への入賞数、或いは前記第2始動口への入賞時点を基点とした予め設定される設定時間内の第2始動口への入賞数である判定Sを特定する判定情報特定手段と、前記特別開放が行われたことを特定するために前記判定Sに対して設定される基準値である基準Sを設定する設定手段と、前記判定Sと前記基準Sとを比較することにより前記特別開放が行われたか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、前記判定結果により特定される遊技情報である特別開放情報を表示する表示手段と、前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られた場合に、前記判定Sを前記特別開放により生じた第2始動口の入賞数である特別入賞、及び当該入賞に応じて前記役物が作動した回数を示す特別スタートのうち少なくとも一方とし、前記特別開放情報として特定する開放情報特定手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られた場合に、前記判定Sを前記特別開放により生じた第2始動口の入賞数である特別入賞、及び当該入賞に応じて前記役物が作動した回数を示す特別スタートのうち少なくとも一方とし、前記特別開放情報として特定する開放情報特定手段を備えたことを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記遊技機は、前記役物が作動したことを示すスタート信号を出力可能であり、前記受信手段は、前記スタート信号を遊技信号として受信し、前記遊技情報特定手段は、前記受信手段による遊技信号の受信により前記役物が作動したことを遊技情報として特定し、前記開放情報特定手段は、前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られた場合に、前記判定Sを前記特別入賞とする一方、当該判定結果を得た後に前記遊技情報特定手段により前記役物が作動したことが特定された場合に、当該特別入賞を減算し、前記表示手段は、前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られたことを条件として前記遊技機が特別開放し、当該特別開放により前記第2始動口に入賞したことにより役物が作動していることを示す特別開放表示を開始し、前記開放情報特定手段により前記特別入賞が減算され、予め設定される終了値となることを条件として、当該特別開放表示を終了することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記遊技機は、大当たりの発生期間を特定可能な大当たり信号を出力可能であり、前記受信手段は、前記大当たり信号を遊技信号として受信し、前記遊技情報特定手段は、前記受信手段による遊技信号の受信により前記大当たりの発生期間を特定し、前記開放情報特定手段は、前記特別入賞を特定し、当該特別入賞が前記終了値となる前に大当たりが発生した場合に、当該大当たりを前記開放大当たりとし、前記特別開放情報として特定することを特徴とする。
請求項に記載した発明は、前記遊技機は、通常状態よりも遊技者にとって有利な状態である特別状態を発生可能である一方、前記役物の作動中に前記第2始動口に入賞した場合に当該入賞に応じた前記役物の作動を所定の上限値まで保留可能であり、前記役物の作動を大当たり中には行わない一方、前記特別状態では行い、更に前記特別状態の発生期間を特定可能な特別状態信号と、大当たりの発生期間を特定可能な大当たり信号とを出力可能であり、前記受信手段は、前記特別状態信号と、前記大当たり信号とを遊技信号として受信し、前記遊技情報特定手段は、前記受信手段による遊技信号の受信により前記特別状態の発生期間、及び前記大当たりの発生期間を特定し、前記開放情報特定手段は、前記特別入賞を特定し、当該特別入賞が前記終了値となる前に大当たりが発生し、その後、通常状態へと移行した場合に、当該大当たりの終了後に特別状態が発生しなければ当該特別入賞を維持して前記特別開放表示を行う一方、特別状態が発生すれば当該特別入賞を初期化して前記特別開放表示を行わないことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、第1始動口に入賞してから次に第1始動口に入賞するまでの第2始動口への入賞数、或いは前記第2始動口への入賞時点を基点とした予め設定される設定時間内の第2始動口への入賞数である判定Sと、特別開放が行われたことを特定するための基準値である基準Sとを比較することにより特別開放が行われたか否かを判定し、その判定結果により特定される遊技情報である特別開放情報を表示するようにしたので、始動口における特定の開放態様に関わる遊技情報を、その開放態様を直接的に特定可能な遊技信号が出力されなくとも特定することができ、遊技者が把握したいと考える特別開放を考慮した遊技情報である特別開放情報を遊技者へと提供することができる。
、特別開放情報として、特別開放数、特別入賞数、特別スタート、残スタート、開放大当たり数、KS、及び開放TSのうち少なくとも1つを遊技者へと提供することができる。
請求項2、3に記載した発明によれば、特別入賞及び特別スタートのうち少なくとも一方を特定することができ、特別開放によりどの程度有利となっているかの指標を遊技者へと提供することができる。
請求項に記載した発明によれば、特別開放表示を行うことにより、好適に特別開放に応じて遊技者を煽ることができる。
請求項に記載した発明によれば、開放大当たりを特定することにより、特別開放により生じた大当たりを遊技者に把握させることができ、好適に特別開放をアピールすることができる。
請求項に記載した発明によれば、特別開放による役物作動が保留されて特別開放表示を行っている状態で大当たりとなった場合に、その後に特別状態が発生するか否かにより、適切に特別開放表示を継続するか終了するかを特定することができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 特別開放履歴を示す図 特別開放情報集計を示す図 情報表示装置の正面図 フローチャート
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場にはパチンコ遊技機(以下、遊技機と称する)1に対応して貸出機2及び情報表示装置3(遊技情報表示装置、受信手段、遊技情報特定手段、遊技情報特定手段、判定情報特定手段、設定手段、判定手段、表示手段、開放情報特定手段に相当)が設置されている。2台の遊技機1、2台の貸出機2及び2台の情報表示装置3は1台の中継装置4に接続されており、中継装置4はLAN5を介して管理装置6に接続されている。管理装置6は、例えば管理室に設置されており、遊技機1側(遊技機1、貸出機2等)から出力された遊技信号を中継装置4を介して受信する。尚、図1では省略しているが、数100台の遊技機1が管理装置6の管理対象となる。
遊技機1は、所謂デジパチとしての周知の構成を有し、払出された遊技玉を受ける上部受皿7、上部受皿7から溢れた玉又は釦操作により上部受皿7から導かれた玉を受ける下部受皿8、上部受皿7の玉を遊技盤面(盤面)9に発射するためのハンドル10等を備えて構成されている。遊技機1の遊技盤面9には、普図(普通図柄)入賞口11、第1始動口12、第2始動口13、入賞口14、第1始動口12又は第2始動口13への入賞に応じて表示図柄が変動する液晶表示部15、液晶表示部15に表示された図柄が大当たり図柄である場合に発生する大当たり時に開放する大入賞口16等が設けられている。
遊技機1は以下のように動作する。
(1)第1始動口12又は第2始動口13への入賞に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部15にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。又、保留玉は第2始動口13を優先して図柄変動を行う。
(2)第1始動口12は入賞率が変動しない所謂ヘソタイプの入賞口であり、第2始動口12は後述する普図抽選によって入賞率が変動する所謂電チュータイプの入賞口である。
(3)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)であり、大当たりが発生すると対応するラウンド(R)に応じた分(15R分)だけ大入賞口16を開放する。尚、1Rの上限入賞数は10個であり、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。又、大当たり中には図柄変動(役物の作動)を行わない。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上すると共に、第2始動口13への入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回の大当たりまで継続するので、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は100回のスタート分の時短を経て通常状態へと戻る。
(5)普図入賞口11への入賞に応じて普図抽選を行うが、通常状態では89/100の確率で通常当たりとなる一方、1/100の確率で特別当たりとなり、電チューが通常当たりでは0.3秒間の通常開放を行う一方、特別当たりでは7秒間の特別開放を行う。尚、時短中は通常当たり、特別当たり共に5秒間×2回の開放となる(時短中は従来と同じ)。
貸出機2は、遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口17、遊技データ等の各種情報を表示する表示機能及び遊技者からの入力を受付ける入力受付機能を有するタッチパネル式の液晶表示部18、遊技者が会員カードを挿入するためのカード挿入口19、遊技者がカード挿入口19に挿入されている会員カードを排出させるために操作する返却釦(排出釦)20等を備えて構成されている。又、遊技機1の上部受皿7よりやや上方の位置に玉払出口21が設けられていると共に、玉払出口21を覆うように払出ノズル22が設けられており、玉払出口21から払出された遊技玉は払出ノズル22を経由して上部受皿7に供給される。
貸出機2は、所謂カード式であり、受付けた貨幣に対応するカードを内部的に発行し、遊技機1に設けられる図示しない貸出釦の押下に応じて、発行したカードに対応する貨幣(有価価値)を対価として玉を貸出すべく貸出信号を遊技機1に送信して遊技機1から玉を払出させることで貸出処理を実行する。貸出機2は、CPUからなる制御部、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部等を備えており、各種信号や各種情報を中継装置4を介して送受信する。
遊技機1側からは次に示す遊技信号が出力される。
「アウト信号」:使用玉(使用媒体)を回収するアウトBOXから出力される使用玉数(アウト、使用媒体数)を特定可能な信号である。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い。
「セーフ信号」:遊技機1から出力される払出玉数(セーフ、払出媒体数)を特定可能な信号である。遊技機1での遊技(入賞)に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
「第1始動信号」:遊技機1から出力される第1始動口12への入賞数を特定可能な信号である。第1始動口12に入賞した場合に出力されるので、「第1始動信号数×1」を第1始動入賞数として特定する。尚、第1始動口12に入賞したことを示す信号でもある。
「第2始動信号」:遊技機1から出力される第2始動口13への入賞数を特定可能な信号である。第2始動口13に入賞した場合に出力されるので、「第2始動信号数×1」を第2始動入賞数として特定する。尚、第2始動口13に入賞したことを示す一方、第2始動口13に入賞したことを第1始動口12に入賞したことと区別して特定可能な信号でもある。
「スタート信号」:遊技機1から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号である。第1始動口12又は第2始動口13への入賞により変動(作動)する液晶表示部15(役物)における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、「スタート信号数×1」をスタートとして特定する。
「大当たり信号」:遊技機1から出力される特別状態である大当たりを特定可能な特別状態信号である。大当たり中にレベル出力される状態信号であるので、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
「確変信号」:遊技機1から出力される特別状態を特定可能な特別状態信号である。大当たり確率が向上する確変中等の大当たりを通常状態よりも発生させ易い状態である確変状態中にレベル出力される状態信号であるので、確変信号受信中を特別状態中として特定する。尚、確変中だけでなく、第1始動口12又は第2始動口13への入賞率が向上する時短中にレベル出力される状態信号(時短信号)であっても良い。又、上記した大当たり信号、及び確変信号の何れも受信していない期間を遊技機1が通常状態であると特定する。即ち、大当たり信号、及び確変信号は遊技機1の遊技状態を特定可能な信号である。
「売上信号」:貸出機2から出力される売上情報(売上玉数、売上額)を特定可能な信号である。遊技者に対する有価価値を対価とした貸出玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「売上信号数×25」を売上玉数として特定し、「売上玉数×貸出単価(例えば4円)」を売上額として特定する。
図4は、情報表示装置3の正面図を示している。情報表示装置3は、複数のデータ切替釦を含むデータ切替釦群22、呼出釦23及び液晶表示部24等が設けられて構成されている。情報表示装置3は、CPUからなる制御部、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、RAM、ROMからなる記憶部、I/Fからなる送受信部等を備えており、各種信号や各種情報を中継装置4を介して送受信する。
情報表示装置3は、図2に示す特別開放履歴を管理し、後述する特別開放フラグを「1」に設定した場合、又は大当たりが発生(終了)した場合にレコードを作成する一方、後述する開放情報特定処理(図5)に示すように特別開放と開放大当たりとを判定し、特別開放や特別変動等の遊技情報や図3に示す特別開放情報集計を管理する。図2に示す特別開放履歴における各項目の意味は次の通りである。
「図柄変動」:スタート信号により特定されるスタート(図柄変動数)である。
「特別開放」:第2始動口13が特別開放した回数である。後述する開放情報特定処理により特定される。
「特別変動」:第2始動口13の特別開放による入賞に応じたスタートである。開放Sの最大値の合計=減算分を除いた開放Sの合計である。
「残変動」:スタートのうち特別変動を除いたスタートである。「図柄変動−特別変動」の演算式により求める。
「大当」:発生した大当たり数(初当たりも含む)である。
図2は、開放演出フラグを「1」に設定した時点をレコード作成タイミングとした特別開放を特定した毎の遊技履歴である特別開放履歴である。尚、通常状態にて発生した大当たりである初当たりを特定した場合にもレコードを作成し、それらを区別できるように初当たりに対応するレコードにはNOを丸数字としている(例えば「1」、「5」、「10」)。即ち、通常の数字が特別開放数に対応する。「NO5(丸数字)」のレコードを識別表示しているのは発生大当たりが開放大当たりであったためである。更に、その開放大当たりとなるための特別開放フラグを「1」に設定した特別開放に対応した「NO15」も識別表示している。尚、説明を簡略化するために確変中を対象外とし、その図柄変動数を管理対象としていないが、確変中にもレコードを作成し、確変中の図柄変動等を管理対象としても良い。
図2に示した特別開放履歴では大当たりの発生レコードも対象としているが、履歴レコードとして、特別開放、初当たり、又は全ての大当たりに対応するレコードの何れかのみを管理対象としても良い。「NO15」のように開放大当たりとなるための特別開放フラグを「1」に設定した特別開放に対応したレコードだけを抽出した特別開放履歴を管理対象としても良い。情報表示装置3は、図2に示した特別開放履歴を管理することで、図3に示す特別開放情報集計を集計したり、図4に示すように各種情報を表示したりすることが可能である。図3に示す特別開放情報集計における各項目の意味は次の通りである。尚、「図柄変動」、「特別開放」、「特別変動」、「残変動」は、図2に示した特別開放履歴の合計である。
「初当」:通常状態において発生した大当たり数である。図2に示した特別開放履歴の丸数字のレコード数に対応する。
「TS」:初当たりとなるまでの平均スタートである。「図柄変動÷初当」の演算式により求める。
「KS」:特別開放となるまでの平均スタートである。「残変動÷特別開放」の演算式により求める。尚、残変動に代えて図柄変動を対象としても良い。
「開放大当」:開放大当たり数である。後述する開放情報特定処理により特定される。
「平均開放」:初当たりとなるまでの平均特別開放数である。「特別開放÷初当」の演算式により求める。
「開放TS」:開放大当たりとなるまでの平均特別変動数である。「特別変動÷開放大当」の演算式により求める。
TS、KS、平均開放、開放TSは、逆数となる入賞率を示す情報を管理対象としても良い。更に、初当たりに代えて大当たり数を演算対象としても良い。
図4は、図2に示した特別開放履歴及び図3に示した特別開放情報集計の遊技情報(特別開放情報に相当)が情報表示装置3の液晶表示部24に表示される態様を示している。この場合、遊技機1の状態(特別開放中)が状態表示部24aに表示され、大当たり数、初当たり数、累計の図柄変動数が累計情報表示部24bに表示され、図柄変動数が図柄変動数表示部24cに表示され、特別開放数、特別変動数が開放情報履歴表示部24dに表示され(只今は現レコードに対応し、累計は営業開始時からに対応する)、開放履歴が開放履歴表示部24eに表示され(図2に示した特別開放履歴の前レコードの図柄変動数に対応する)、KS、開放大当たり、平均開放、開放TSが特別開放集計情報表示部24fに表示され、テロップがテロップ表示部24gに表示される。
中継装置4は、CPUからなる制御部、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部等を備えており、各種信号や各種情報を送受信する(中継する)。
次に、上記した構成の作用について、図5を参照して説明する。図5は、情報表示装置3が本発明に関連して行う開放情報特定処理を示している。
情報表示装置3は、開放情報特定処理を開始すると、遊技機1から第1始動信号を受信したか否かを判定する(S1)。情報表示装置3は、第1始動口12に入賞したことに応じて遊技機1から第1始動信号を受信したと判定すると(S1:YES)、判定Sを初期化し(S2)、判定停止フラグを「0」に設定する(S3)。ここで、判定Sは、特別開放を特定するための第2始動口13の入賞数に対応し、第1始動信号の受信毎に初期化される第1始動口12への入賞間の第2始動口13への入賞数である。又、判定停止フラグは、特別開放を特定した場合に「1」が設定され、その後は第1始動口12に入賞するまで特別開放の判定を行わないことを示すフラグである。即ち、第1始動信号の受信間に最高で1回の特別開放を特定する。
又、情報表示装置3は、遊技機1から第2始動信号を受信したか否かを判定する(S4)。情報表示装置3は、第2始動口13に入賞したことに応じて遊技機1から第2始動信号を受信したと判定すると(S4:YES)、判定停止フラグを「0」に設定しているか否か、即ち、特別開放を特定しているか否かを判定する(S5)。情報表示装置3は、判定停止フラグを「0」に設定している、即ち、特別開放を特定していないと判定すると(S5:YES)、判定Sを加算し(S6)、判定Sが基準S以上であるか否かを判定する(S7)。基準Sは、上記した判定Sに対する設定値であり、遊技機1にて電チューの特別開放があった場合の第2始動口13への入賞数よりも小さく、通常開放があった場合の第2始動口13への入賞数よりも大きいことが想定される値を設定する。本実施形態では前者を「4」、後者を「1」として想定し、基準Sを「3」として設定した。
情報表示装置3は、判定Sが基準S以上であると判定すると(S7:YES)、特別開放数を加算し(S8)、判定停止フラグを「1」に設定すると共に、特別開放フラグを「1」に設定し(S9)、開放Sに判定Sを設定する(S10)。即ち、情報表示装置3は、判定停止フラグを「0」に設定するまで、遊技機1から第2始動信号を受信する毎に特別開放が発生したか否かを判定し、その判定結果に応じて特別開放数を加算する。一方、情報表示装置3は、判定停止フラグを「0」に設定していない(「1」を設定している)、即ち、特別開放を特定していると判定すると(S5:NO)、開放Sを加算する(S11)。尚、別途、第2始動口13に対応する保留数に対応した設定値(例えば「5」)を設定し、その設定値以上となる場合は加算しないようにしても良い。
又、情報表示装置3は、特別開放フラグを「1」に設定しているか否かを判定し(S12)、特別開放フラグを「1」に設定していると判定すると(S12:YES)、遊技機1からスタート信号を受信したか否かを判定し(S13)、遊技機1からスタート信号を受信したと判定すると(S13:YES)、開放演出フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(S14)。
情報表示装置3は、開放演出フラグを「1」に設定していない(「0」を設定している)と判定すると(S14:NO)、開放演出フラグを「1」に設定し(S18)、特別開放による図柄変動が行われていることを演出する図4に示した開放演出表示を液晶表示部24にて開始する一方、開放演出フラグを「1」に設定していると判定すると(S14:YES)、開放Sを減算し(S15)、開放Sが「0」になったか否かを判定する(S16)。
情報表示装置3は、開放Sが「0」になったと判定すると(S16:YES)、特別開放フラグを「0」に設定すると共に、開放演出フラグを「0」に設定し(S17)、開放演出表示を終了する。即ち、特別開放フラグは、特別開放を特定したことを示すフラグであり、開放演出フラグは、特別開放中の始動入賞に起因する図柄変動中であると特定していることを示すフラグである。ここで、特別開放フラグと開放演出フラグとを別フラグとし、特別開放フラグを「1」に設定した後、その後のスタート信号の受信により開放演出フラグを「1」に設定したのは、特別開放は第1始動口12への入賞に起因する図柄変動中に行われることが殆どであり、その特定後の図柄変動確定を示すスタート信号は第1始動口12への入賞に起因する図柄変動に対応すると見做し、開放Sを減算しないためである。
又、情報表示装置3は、遊技機1からの大当たり信号の受信を開始したか否かを判定し(S19)、遊技機1からの大当たり信号の受信を開始したと判定すると(S19:YES)、開放演出フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(S20)。情報表示装置3は、開放演出フラグを「1」に設定していると判定すると(S20:YES)、発生大当たりに開放大当たりとし(S21)、遊技機1からの大当たり信号の受信を終了したか否かを判定する(S22)。
情報表示装置3は、遊技機1からの大当たり信号の受信を終了したと判定すると(S22:YES)、判定停止フラグを「0」に設定し(S23)、遊技機1からの確変信号の受信を開始したか否かを判定し(S24)、遊技機1からの確変信号の受信を開始したと判定すると(S24:YES)、確変フラグを「1」に設定する(S25)。一方、情報表示装置3は、遊技機1からの確変信号の受信を開始していないと判定すると(S24:NO)、特別開放数を初期化すると共に、判定Sを初期化し(S26)、確変フラグを「0」に設定する(S27)。大当たり終了後に確変が発生しなかった場合に、上記したように特別開放数を初期化すると共に、判定Sを初期化する一方、特別開放フラグ等のフラグや開放Sを初期化しないのは、大当たり終了後に大当たり前に発生した特別開放による第2始動口13への入賞に起因する図柄変動を考慮したためである。
又、情報表示装置3は、確変フラグを「1」に設定しているか否かを判定し(S28)、確変フラグを「1」に設定していると判定すると(S28:YES)、遊技機1からの確変信号の受信を終了したか否かを判定し(S29)、遊技機1からの確変信号の受信を終了したと判定すると(S29:YES)、確変フラグを「0」に設定し、特別開放フラグを「0」に設定すると共に、開放演出フラグを「0」に設定し(S30)、開放Sを初期化する(S31)。確変の終了後に確変フラグを「0」に設定し、特別開放フラグを「0」に設定すると共に、開放演出フラグを「0」に設定し、開放Sを初期化するのは、確変中に大当たり前に発生した特別開放による第2始動口13への入賞に起因する図柄変動が実行済みとなることを考慮したためである。
情報表示装置3は、大当たり発生後に確変が発生しない場合や確変が終了した場合、即ち、通常状態へと戻った場合には図2に示すレコードを作成する。尚、図4に示した開放演出表示は通常状態中のみが表示対象期間である。情報表示装置3は、図2に示した特別開放履歴及び図3に示した特別開放情報集計の遊技情報を図4に示した開放演出表示として開放演出フラグが「1」である場合に液晶表示部24にて抽出表示するが、データ切替釦が操作されることで、そのまま表示することも可能である。尚、テロップ表示部24gに表示されるテロップ(文章)は予め設定されている。
以上に説明したように本実施形態によれば、情報表示装置3において、第1始動口12に入賞してから次に第1始動口12に入賞するまでの第2始動口13への入賞数である判定Sと、特別開放が行われたことを特定するための基準値である基準Sとを比較することにより特別開放が行われたか否かを判定し、その判定結果により特定される遊技情報である特別開放情報(特別開放数、特別変動数等)を表示するようにしたので、始動口における特定の開放態様に関わる遊技情報を、その開放態様を直接的に特定可能な遊技信号が出力されなくとも特定することができ、遊技者が把握したいと考える特別開放を考慮した遊技情報である特別開放情報を遊技者へと提供することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
確変終了時には必ず時短を経て通常へと戻る遊技機を想定しているため、確変中の大当たり終了後にそのまま通常状態へと戻った場合を特に考慮せず、通常状態で通常大当たりが発生した場合と同様の処理としたが、この場合に確変信号の受信終了による処理と同様の処理としても良い。
第2始動口として電チュータイプを例示したが、例えば開放時に玉の導出口が突出するような所謂ベロタイプの入賞口や、大入賞口のような所謂アタッカタイプの入賞口等、開放時間、又は開放数等が異なることで、入賞率の異なる特別開放、及び通常開放の2つの開放状態へと閉鎖状態から変移し得る入賞口であれば、どのような入賞口を対象としても良い。勿論、入賞率が開放状態よりも低ければ閉鎖状態にて入賞可能としても良い。
第1始動信号の受信毎に判定Sを初期化することで第1始動入賞間の第2始動入賞数を示す判定Sを特定したが、例えば第2始動入賞数の累計値に第1始動入賞を対応付けて管理し、第2始動入賞が第1始動入賞することなく連続した場合に、その連続した最初の第2始動入賞数の累計値を、連続した最後の第2始動入賞数の累計値から減算することで判定Sを特定する等、どのような特定方法であっても良い。
実施形態で説明した数値や項目等は全て例示であり、どのような数値や項目等を採用しても良い。又、対象となる遊技機としては、例示したパチンコ遊技機以外のパチンコ遊技機等であっても良い。
情報表示装置が行う情報処理の一部を中継装置や管理装置等にて行う構成としても良い。又、情報表示装置を貸出機とする等、その設置場所や構成等は特に限定されない。
本実施形態では第2始動口への入賞に起因する保留玉による図柄変動の実行を優先する遊技機を対象としたので、開放演出フラグを特別開放フラグが「1」となってから1回分のスタートを特定することにより「1」としたが、始動入賞順に図柄変動を実行する遊技機を対象とする場合には、始動入賞数の合計値と図柄変動数との差引を保留している図柄変動数として監視し、更に、その保留分のスタートを特定してから開放演出フラグを「1」としても良い。この場合、勿論、保留数の上限を考慮する必要がある。
第2始動信号を受信してから所定時間(例えば10秒)作動する始動タイマを設け、その始動タイマ作動中の(起因となった第2始動信号も含めた)第2始動信号の受信回数を判定Sとして計数し、その判定Sが基準Sとなった場合に特別開放が実行されたことを特定するようにしても良い。即ち、第2始動口への入賞時点を基点とした予め設定される設定時間内の第2始動口への入賞数を判定Sとしても良い。この場合、始動タイマは第2始動信号の受信毎に始動させても良いし、停止していることを条件の1つとして作動させても良いが、判定Sはタイムアップを条件として初期化する必要がある。
図面中、1は遊技機、3は情報表示装置(遊技情報表示装置、受信手段、遊技情報特定手段、遊技情報特定手段、判定情報特定手段、設定手段、判定手段、表示手段、開放情報特定手段)、9は遊技盤面、12は第1始動口、13は第2始動口である。

Claims (6)

  1. 遊技盤面上に配置され、入賞に応じて大当たりを発生させるために作動する役物が始動する始動口として、第1始動口と、開放状態及び閉鎖状態へと変移可能であり、その開放状態として通常開放と、通常開放よりも入賞率の高い特別開放へと変移し得る第2始動口とを備え、前記第1始動口に入賞したことを示す第1始動信号と、前記第2始動口に入賞したことを示す第2始動信号とを出力可能な遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置であって、
    前記第1始動信号と前記第2始動信号とを遊技信号として受信する受信手段と、
    前記受信手段による遊技信号の受信により前記第1始動口に入賞したこと、及び前記第2始動口に入賞したことを遊技情報として特定する遊技情報特定手段と、
    前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報により、第1始動口に入賞してから、次に第1始動口に入賞するまでの第2始動口への入賞数、或いは前記第2始動口への入賞時点を基点とした予め設定される設定時間内の第2始動口への入賞数である判定Sを特定する判定情報特定手段と、
    前記特別開放が行われたことを特定するために前記判定Sに対して設定される基準値である基準Sを設定する設定手段と、
    前記判定Sと前記基準Sとを比較することにより前記特別開放が行われたか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、
    前記判定結果により特定される遊技情報である特別開放情報を表示する表示手段と、を備え、
    前記特別開放情報は、前記特別開放が行われた回数である特別開放数、前記特別開放により生じた第2始動口の入賞数である特別入賞数、前記特別開放により生じた前記第2始動口の入賞に応じて前記役物が作動した回数である特別スタート、当該特別スタートを前記役物が作動した回数から除いた残スタート、前記特別開放により生じた前記第2始動口の入賞に応じて前記役物が作動したことにより発生した開放大当たり数、前記特別開放数と前記役物の作動数との割合を示すKS、及び前記特別スタートと前記開放大当たり数との割合を示す開放TSのうち少なくとも1つであることを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 遊技盤面上に配置され、入賞に応じて大当たりを発生させるために作動する役物が始動する始動口として、第1始動口と、開放状態及び閉鎖状態へと変移可能であり、その開放状態として通常開放と、通常開放よりも入賞率の高い特別開放へと変移し得る第2始動口とを備え、前記第1始動口に入賞したことを示す第1始動信号と、前記第2始動口に入賞したことを示す第2始動信号を出力可能な遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置であって、
    前記第1始動信号と前記第2始動信号を遊技信号として受信する受信手段と、
    前記受信手段による遊技信号の受信により前記第1始動口に入賞したこと、及び前記第2始動口に入賞したことを遊技情報として特定する遊技情報特定手段と、
    前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報により、第1始動口に入賞してから、次に第1始動口に入賞するまでの第2始動口への入賞数、或いは前記第2始動口への入賞時点を基点とした予め設定される設定時間内の第2始動口への入賞数である判定Sを特定する判定情報特定手段と、
    前記特別開放が行われたことを特定するために前記判定Sに対して設定される基準値である基準Sを設定する設定手段と、
    前記判定Sと前記基準Sとを比較することにより前記特別開放が行われたか否かを判定する判定処理を行う判定手段と、
    前記判定結果により特定される遊技情報である特別開放情報を表示する表示手段と、
    前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られた場合に、前記判定Sを前記特別開放により生じた第2始動口の入賞数である特別入賞、及び当該入賞に応じて前記役物が作動した回数を示す特別スタートのうち少なくとも一方とし、前記特別開放情報として特定する開放情報特定手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  3. 前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られた場合に、前記判定Sを前記特別開放により生じた第2始動口の入賞数である特別入賞、及び当該入賞に応じて前記役物が作動した回数を示す特別スタートのうち少なくとも一方とし、前記特別開放情報として特定する開放情報特定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載した遊技情報表示装置。
  4. 前記遊技機は、前記役物が作動したことを示すスタート信号を出力可能であり、
    前記受信手段は、前記スタート信号を遊技信号として受信し、
    前記遊技情報特定手段は、前記受信手段による遊技信号の受信により前記役物が作動したことを遊技情報として特定し、
    前記開放情報特定手段は、前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られた場合に、前記判定Sを前記特別入賞とする一方、当該判定結果を得た後に前記遊技情報特定手段により前記役物が作動したことが特定された場合に、当該特別入賞を減算し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記特別開放が行われた旨の判定結果が得られたことを条件として前記遊技機が特別開放し、当該特別開放により前記第2始動口に入賞したことにより役物が作動していることを示す特別開放表示を開始し、前記開放情報特定手段により前記特別入賞が減算され、予め設定される終了値となることを条件として、当該特別開放表示を終了することを特徴とする請求項2又は3に記載した遊技情報表示装置。
  5. 前記遊技機は、大当たりの発生期間を特定可能な大当たり信号を出力可能であり、
    前記受信手段は、前記大当たり信号を遊技信号として受信し、
    前記遊技情報特定手段は、前記受信手段による遊技信号の受信により前記大当たりの発生期間を特定し、
    前記開放情報特定手段は、前記特別入賞を特定し、当該特別入賞が前記終了値となる前に大当たりが発生した場合に、当該大当たりを前記開放大当たりとし、前記特別開放情報として特定することを特徴とする請求項4に記載した遊技情報表示装置。
  6. 前記遊技機は、通常状態よりも遊技者にとって有利な状態である特別状態を発生可能である一方、前記役物の作動中に前記第2始動口に入賞した場合に当該入賞に応じた前記役物の作動を所定の上限値まで保留可能であり、前記役物の作動を大当たり中には行わない一方、前記特別状態では行い、更に前記特別状態の発生期間を特定可能な特別状態信号と、大当たりの発生期間を特定可能な大当たり信号を出力可能であり、
    前記受信手段は、前記特別状態信号と、前記大当たり信号を遊技信号として受信し、
    前記遊技情報特定手段は、前記受信手段による遊技信号の受信により前記特別状態の発生期間、及び前記大当たりの発生期間を特定し、
    前記開放情報特定手段は、前記特別入賞を特定し、当該特別入賞が前記終了値となる前に大当たりが発生し、その後、通常状態へと移行した場合に、当該大当たりの終了後に特別状態が発生しなければ当該特別入賞を維持して前記特別開放表示を行う一方、特別状態が発生すれば当該特別入賞を初期化して前記特別開放表示を行わないことを特徴とする請求項4又は5に記載した遊技情報表示装置。
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