JP5745902B2 - 遊技情報管理装置 - Google Patents
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Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技開始時の一般非実行期間と遊技中の特別非実行期間とが存在することに着目し、遊技者のストレス度合いを如実に示す遊技情報を管理し得る遊技情報管理装置を提供することにある。
請求項2に記載した発明によれば、保留情報管理手段は、一般非実行期間及び当該一般非実行期間と特別非実行期間とを含めた非実行期間の内、少なくとも一方である非特別非実行期間を管理し、判定手段は、非特別非実行期間については非特別許容範囲を逸脱したか否かを判定する一方、特別非実行期間については特別許容範囲を逸脱したか否かを判定する。特別非実行期間は短い期間であっても遊技者が強くストレスを感じる一方、非特別非実行期間は短い期間であれば当然に発生し得る期間なのでストレスを感じ難いが、長い期間継続すれば遊技者がストレスを感じ得る。そのため、その両者を管理対象とすると共に、各々異なる許容範囲を設定した上で、その許容範囲を逸脱したか否かを夫々判定することにより、遊技者の思考(感じ方)に沿った適切な判定を行うことが出来る。
請求項4に記載した発明によれば、保留情報管理手段は、特別非実行期間の内、特別除外稼動状態である旨が特定された期間である特別除外稼動期間を除外して、特別非実行情報を管理する。例えば遊技者が遊技を終了する場合、最後の単位遊技により大当たりが発生し、その大当たりで入賞させることを考慮して、最後の単位遊技が終了する前に少しの遊技価値(所謂パチンコ玉)を残し、その打込(使用)を中断する遊技者がいる。そして、最後の単位遊技が終了した場合にその残した遊技価値を打込んで遊技を終了するが、この状態は遊技者が自ら発生させた非実行状態であるのでストレスを感じる遊技者は少ない。そのため、この期間を特別非実行状態から除外するので、更に遊技者のストレス度合いを如実に示した遊技情報を管理対象とすることが出来る。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による遊技情報管理装置について、図1から図6を参照しながら説明する。以下、遊技情報管理装置を単に管理装置と称する。
図1は、遊技場用システム1の全体構成の概略を示している。遊技場内には、複数台の遊技機2が設置されており、各遊技機2に対応して貸出機3が設置されている。これら遊技機2及び貸出機3は、2台づつ中継装置4に接続されている。遊技機2や貸出機3などの遊技機2側の機器から出力される後述する遊技信号は、中継装置4によって遊技情報管理装置としての管理装置5等に送信される。管理装置5は、遊技場内の例えば事務所等に設置され、LAN6を介して各中継装置4と接続されており、遊技機2及び貸出機3等から出力される遊技信号に基づいて各種の後述する遊技情報を管理している。図示しないが、遊技場内には例えば数百台の遊技機2が設置されて管理対象となっている。尚、遊技場内には、図示しないスロットマシンや計数装置等も設置されている。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用媒体数(アウト、使用価値)を特定可能な信号(稼動信号に相当する)。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルス出力されるため、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機2から直接出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機2から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。払出玉数10玉に対して1パルス出力されるため、セーフ信号×10を払出媒体数(セーフ、入賞付与価値)として特定する。尚、補給装置(図示せず)から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
図柄変動信号=第1始動口2c或いは第2始動口2dへの始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動、単位遊技)を特定可能な信号(単位遊技信号、保留数信号及び実行状態特定信号に相当する)。図柄確定時(図柄変動が終了して図柄が確定した時)に出力されるので、信号入力に応じて図柄変動を特定する。
大当たり信号=遊技機2から出力される大当たりである期間を特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号であるため、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
時短信号=遊技機2から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号(特別状態信号に相当する)。第2始動口2dへの入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、時短状態信号受信中を特別状態として特定する。尚、大当たり確率が向上する確変中であるか否かに関わらず時短状態であれば出力されるが、区分けして出力するようにしても良い。また、大当たり信号と時短信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定する。
売上信号=遊技者に対する貸出玉25玉毎に1パルス出力されるため、売上信号×25を貸出玉(対価付与価値)として特定し、その貸出玉に貸出単価(例えば4円)を乗じた値を売上額(対価額)として特定する。
上限値=図柄変動が保留される保留数の上限値(保留上限値)。本実施形態では4個に設定している。
リーチ設定期間=図柄変動期間を計時する変動タイマに対する設定値で、図柄変動期間の長さによってリーチが発生したことを特定するための設定値。リーチが発生しない図柄変動期間よりも長く、リーチが発生した図柄変動期間よりも短い期間を設定する。尚、対象とするリーチとは遊技者が止打を行うリーチなので、止打を行なわない程度のリーチを考慮する必要はなく、必ずしも発生したリーチ全てを特定する必要はない。尚、リーチとは、図柄変動における特別状態であって、リーチが発生した場合、その図柄変動の実行期間が、リーチを伴わない通常の図柄変動の実行期間よりも長くなる特別状態である。
状態=対応する保留状態を示す。保留−1は図柄変動を行っていない無変動状態(非実行状態)、保留0〜4は図柄変動を行っている変動状態(実行状態)に対応し、各々対応する数値の保留数に対応する。また、OFは保留数が保留上限値(上限管理保留数)である状態での始動入賞、即ち、図柄変動に結び付かった始動入賞である所謂オーバーフロー(以下、OFと称する)に対応する。尚、保留0が無保留設定数に相当する。
累計期間=対応する保留数となっている状態期間の合計期間(秒)を示す。よって、保留−1の累計期間は単位遊技の非実行期間を示す。上記した回数と同様に昇格、降格を区分けして集計する。例えば、保留1であれば、保留1に昇格してから保留1を維持した期間の合計(累積期間)が6902秒であり、降格してから保留1を維持した期間の合計は15946秒であることを示している。
参照到達=対応する状態にて止め打ちする(非稼動となる)までの期間を集計対象とした打出到達に相当する。尚、図柄変動中のリーチ期間を考慮して、図柄変動信号入力間隔がリーチ設定期間以上である状態にて非稼動となっても集計を継続し、更にその非稼動検出後から稼動状態になるまで、或いは次の図柄変動信号(図柄変動の終了)までの期間を止打期間として集計対象から除外する。
滞在率=状態毎の稼動期間の割合。各状態の累計期間÷合計累計期間で算出する。
保留平均=稼動中の平均保留数。各状態に対応した保留数×各状態の累計期間の合計÷合計累計期間で算出する。図3の場合、保留平均=(0×3376+0×10038+1×22848+2×15600+3×2752+4×800)÷(3376+10038+22848+15600+2752+800)=1.18となっている。
管理装置5は、上記した周知の遊技情報の集計処理に加えて、図4に示す始動入賞信号入力処理、図5に示す図柄変動信号入力処理、及び図6に示す信号入力待機処理を実行することにより、図3に示す保留管理記憶領域を更新する。
管理装置5は、図4に示す始動入賞信号入力処理において、始動入賞信号が入力されたか(A1)を判定しており、始動入賞信号が入力されていない場合には(A1:NO)、リターンする。また、図5に示す図柄変動信号入力処理において、図柄変動信号が入力されたかを判定しており(B1)、図柄変動信号が入力されていない場合には(B1:NO)、リターンする。さらに、図6に示す信号入力待機処理において、累計期間の加算計時中であるか(C1)、遊技機2が稼動となったか(C13)を判定しており、いずれでも無い場合には(C1:NO、C13:NO)、リターンする。尚、詳細は後述するが、累計期間の加算計時は稼動状態で行われる処理である。つまり、管理装置5は、遊技機2で遊技が開始されていない非稼動状態においては、実質的な処理は行わない。
さて、遊技機2は、始動入賞が発生すると、それに伴って図柄変動(単位遊技)を実行し、図柄変動が確定(終了)すると図柄変動信号を出力する。ここで、説明の簡略化のために、最初の始動入賞の発生後に新たな始動入賞が発生することなく図柄変動が確定した場合を想定する。管理装置5は、図5に示す図柄変動信号入力処理において、図柄変動信号が入力されたことから(B1:YES)、現保留数に対する累計期間の加算計時を終了する(B2)。
このように、管理装置5は、遊技機2の稼動状態、始動入賞信号の入力及び図柄変動信号の入力に応じて保留数を管理し、図3に示す保留管理記憶領域を更新している。
ところで、実際の遊技では図柄変動中に始動入賞が発生することが多い。その場合、図柄変動中に発生した始動入賞に対応する図柄変動は保留されるものの、図2等に示すように上限値が設定されている。そのため、遊技者は、保留数がある程度増加すると、即ち、保留数が特別保留数に到達すると、パチンコ玉の発射を停止する止め打ちを行い、保留状態にある図柄変動が随時実行されることで遊技を楽しみつつも、パチンコ玉を減らす必要が無くなることから一種の安心感を覚えた状態で遊技する。そして、遊技者は、止め打ちを行うまでの期間が短ければ短い程、遊技機2の調整が良好であると考える。ここで、遊技者が止め打ちを行う保留数が特別保留数に対応するが、遊技者毎に安心感を覚える保留数(特別保留数)は異なる。
遊技者が遊技を開始すると、管理装置5は、上記したように始動入賞信号および図柄変動信号の入力に応じて処理を実行する。このとき、始動入賞信号の入力に応じて、管理保留数や判定保留数の加減算が行われると共に、累計期間の加算計時が行われている。そして、保留数がある程度になると、遊技者は止め打ちを行う。そして、遊技者により止め打ちが行われると、遊技機2側からのアウト信号の出力は停止する。
このように、管理装置5は、遊技機2の稼動状態、および、始動入賞信号や図柄変動信号の入力に応じて、図3に示す保留管理記憶領域の回数、累計期間、打出到達などの更新を行うと共に、昇降格割合、平均期間、滞在率などのデータを算出している。そして、管理装置5は、これらのデータを例えばモニタ7やプリンタ等に表示出力する。尚、図2に示す保留情報設定も表示出力可能である。
昇格S率のように保留数毎に昇格(始動入賞)した回数の割合を管理することにより、始動入賞を遊技者の満足度合いによって振分けることが可能となる。即ち、昇格S率が上限(保留4)側に偏っている(昇格S率が保留4側は高く、保留−1側は低い)場合は、遊技者が喜ぶ始動入賞が少なく、逆に無変動(保留−1)側に偏っている場合は、遊技者が喜ぶ始動入賞が多いことを把握出来る。図3の場合、保留2の昇格S率が最も高いので、保留2にて止め打ちを行う遊技者が多く遊技したと推測出来る。この場合、その上下の保留1と3の昇格S率が高くなるのが自然だが、図3では保留3の昇格S率は低く、寧ろ保留4の方が高い。また、保留4の昇格S率は保留1と同程度であり、保留4の昇格率は高い、即ち上限側に偏っていると言える。尚、昇格S率は格下状態へと移行した図柄変動の割合も示すため、図3では喜びや悔しさを感じる始動入賞や図柄変動が少ないことが把握出来る。尚、昇格S率として回数の代わりに累計期間を対象としても、同様に喜びや悔しさを感じている状態での保留状態の期間を把握出来る。
また状態毎の参照到達の回数を比較することにより遊技者がいずれの保留数にて止め打ちを行い、安心感を得ているのかの傾向を把握出来る。例えば図3では、保留3の回数が最も多いので、保留3になった時点で安心感を覚え、保留3を特定保留数として想定すれば、遊技者の傾向に合わせられることを把握出来ると共に、期間により、その安心感を覚えるまでの期間、即ち、遊技者の不満度を把握出来るようになる。また、打出到達によれば、参照到達により把握出来る、或いは遊技場管理者の経験等から推測出来る特定保留数に到達するまでの期間、即ち、遊技者の不満度を把握出来る。例えば図3によれば参照到達により把握出来る保留3の平均は89秒であるのに対して保留2の平均は25秒であり、大きく離れている。即ち、安心感を得る手前の保留数に到達するまでの期間は短いが、安心感を得る保留数に到達するまでの期間は長いため、遊技者が不満に感じていることを把握出来る。
管理装置5は、図3の保留−1に対応した累計期間、或いは平均期間の降格にて示すように、非実行期間の内、昇格に示す一般非実行期間を除外した特別非実行期間を管理対象としているので、遊技者のストレス度合いを如実に示した遊技情報を管理することが出来る。
また、遊技機2からは始動入賞を特定可能な始動入賞信号と単位遊技の実行を特定可能な図柄変動信号とが出力されるので、管理装置5は、始動入賞信号により始動入賞を特定する一方、図柄変動信号により図柄変動の実行を特定する。これにより、保留数信号として保留数を直接的に示す信号や、実行状態特定信号として図柄変動を実行している期間を直接的に特定出来る信号が出力されなくとも、始動入賞信号と図柄変動信号とにより非実行状態や実行状態を特定することが出来る。
以下、第2の実施形態による管理装置について図7を参照して説明する。第2実施形態では、遊技の終了時に止打期間の加算対象となる期間を判定している点において第1実施形態と異なっている。尚、管理装置の構成は第1実施形態と同一であるため、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7は、図柄変動の状態と遊技機2側からの信号出力との関係を示すタイミングチャートである。遊技機2側からは、例えばO1、O2、O3のようにアウト信号が出力される。このとき、管理装置5の稼動タイマは、各アウト信号の入力時に作動を開始すると共に、O3のアウト信号の入力後に稼動タイマ作動期間T1が経過するとタイムアップする。そのため、管理装置5は、O1のアウト信号の入力時に稼動状態になったと判定し、O3のアウト信号に伴い作動を開始した作動タイマがタイムアップした時点で非稼動状態になったと判定する。
そこで、第2実施形態の管理装置5は、無変動状態となってから、或いは遊技開始の判定をしてから図柄変動状態になることなく非稼動状態になった場合には、上記したように遊技者は遊技を終了させていると判定して、特別除外稼動期間としての除外期間T2を特別非実行期間から除外する。
このように、管理装置5は、特別非実行期間の内、特別除外稼動状態である旨が特定された期間である特別除外稼動期間を除外して、特別非実行情報を管理している。これにより、遊技を終了しようとする遊技者による非実行状態、即ち、遊技者が自ら発生させた非実行状態でありストレスを感じることのない期間を、特別非実行状態から除外でき、遊技者のストレス度合いを如実に示した遊技情報を管理対象とすることが出来る。
本発明は、上記した各実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張出来る。
第1実施形態では非稼動状態となってから稼動状態になった旨が特定されるまでの期間を止打期間としたが、非稼動状態の特定後に次の図柄変動の実行が特定されるまで期間を止打期間としてもよい。
打出到達及び参照到達の何れか一方を管理対象としても良い。また、全ての状態に対して打出到達を特定すべく判定保留数を採用したが、参照判定フラグのように状態毎に判定フラグを設けて打出到達を特定しても良い。更に遊技機にて取り得る保留数全てを管理対象とすることで、図柄変動中の全ての保留数を特別保留数として設定したが、遊技者が安心出来る保留数は大凡予想がつくため、その保留数のみを打出到達等の管理対象としても勿論良い。この場合、例えば保留3だけ、或いは保留3と保留4等を管理対象とすることが想定出来る。即ち、特別保留数は複数でも単数でもいずれでも良い。また、その保留数を参照到達における回数の割合が基準範囲内となることにより設定しても良い。保留情報の管理は営業日単位で複数日分管理し、参照期間を適宜指定し、その参照期間の保留情報を抽出して出力することが望ましいが、例えば釘調整の前後にて比較可能に保留情報を区分して出力すれば、釘調整により遊技者が満足しているのか不満としているのかをより適切に把握出来るようになる。
止打期間を計測し、参照到達の期間から除外したが、誤差の範囲として除外しなくとも良い。また、止打期間を打出到達の期間や累計期間から除外しても良い。第2実施形態における除外も同様である。
参照到達を特定する場合に、リーチの場合を除外したがリーチか否かに関わらず特定しても良い。また、リーチの特定を変動タイマにより特定したが、遊技機2からリーチになったことを特定可能なリーチ信号が出力されれば、その信号の入力によりリーチを特定することも可能である。更に、管理保留数が無保留設定数の状態で図柄変動を特定した場合に無変動状態になったと判定すれば、管理保留数を−1とせず0のままで管理しても良い。この場合、別途、変動状態か否かを示す変動フラグを管理する必要がある。
前述の通り、遊技開始時と遊技中との無変動状態は互いに遊技者が感じるストレス度合いが異なるので、各々異なる許容範囲(非特別許容範囲と特別許容範囲)を設定して、その各許容範囲を逸脱した場合に、その旨を報知しても良い。この場合、遊技開始時の無変動状態(一般非変動状態)の代わりに全ての無変動状態を対象として遊技中の無変動状態(特別非変動状態)に対して許容範囲を設定し、報知対象としても勿論良い。尚、対象となる期間は累計であっても平均であっても何れでも効果は期待出来る。
また、単位遊技として表示部2eで図柄が変動する図柄変動を例示したが、例えば役物の開放動作等であっても良く、保留可能であり大当たりを発生させるための役物の動作であればどのような単位遊技に適用しても良い。
例示した全ての遊技情報について遊技信号から直接的、或いは間接的に特定する等どのように特定しても良い。また、各実施形態で示した数値や項目等は全て例示であり、どのような数値や項目等を採用しても良い。この場合、管理保留数や無変動状態等を始動入賞信号と図柄変動信号とにより特定したが、例えば保留数自体を示す信号や変動状態を示す変動状態信号の入力により特定しても勿論良い。また、管理装置5が行う情報処理の一部を中継装置4等にて行う構成としても良い。
Claims (5)
- 始動入賞したことを条件として大当たりを発生させるための単位遊技を実行し、その単位遊技の実行中に始動入賞した場合には、その始動入賞に対応する前記単位遊技を保留可能とし、当該実行中の単位遊技の終了に応じて保留している前記単位遊技を順次実行する一方、前記単位遊技を実行している状態である実行状態と、実行していない状態である非実行状態とを特定可能な実行状態特定信号を出力可能である遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技情報管理装置であって、
遊技機側から出力される遊技信号である遊技機が稼動状態であるのか、非稼動状態であるのかを特定可能な稼動信号、及び前記実行状態特定信号を入力する入力手段と、
前記入力手段による前記稼動信号の入力により遊技機が稼動状態であるのか、非稼動状態であるのかを特定する稼動状態特定手段と、
前記稼動状態特定手段により非稼動状態から稼動状態になったことが特定された場合に遊技機における遊技開始を特定する遊技開始特定手段と、
前記入力手段による前記実行状態特定信号の入力により、前記単位遊技の前記実行状態であるのか、前記非実行状態であるのかを特定する実行状態特定手段と、
前記稼動状態特定手段により、遊技機が稼動状態である旨が特定されている状態で、前記実行状態特定手段により前記非実行状態である旨が特定されている期間である非実行期間の内、更に前記遊技開始特定手段により遊技開始が特定されてから前記実行状態である旨が特定されるまでの期間である一般非実行期間を除いた特別非実行期間、及び当該特別非実行期間となった回数である特別非実行回数の内、少なくとも一方である特別非実行情報を保留情報として管理する保留情報管理手段と、
を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。 - 前記保留情報に対する許容範囲を示す設定を行う設定手段と、
前記保留情報が前記許容範囲を逸脱したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を報知する報知手段と、を備え、
前記保留情報管理手段は、前記一般非実行期間、及び当該一般非実行期間と前記特別非実行期間とを含めた前記非実行期間の内、少なくとも一方である非特別非実行期間を前記保留情報として管理し、
前記設定手段は、前記非特別非実行期間に対する許容範囲である非特別許容範囲と、前記特別非実行期間に対する許容範囲である特別許容範囲とを示す設定を行うと共に、前記非特別許容範囲と前記特別許容範囲とが各々異なる許容範囲を示すように設定可能であり、
前記判定手段は、前記非特別非実行期間については前記非特別許容範囲を逸脱したか否かを判定する一方、前記特別非実行期間については前記特別許容範囲を逸脱したか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の遊技情報管理装置。 - 前記入力手段による遊技信号により遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
前記遊技機における保留数を示す管理保留数を管理する保留数管理手段と、を備え、
前記遊技機は、始動入賞を特定可能な始動入賞信号と、前記単位遊技の実行を特定可能な単位遊技信号とを前記実行状態特定信号として出力可能であり、
前記入力手段は、前記実行状態特定信号として、前記始動入賞信号と前記単位遊技信号とを入力し、
前記遊技情報特定手段は、前記始動入賞信号により始動入賞を特定する一方、前記単位遊技信号により前記単位遊技の実行を特定し、
前記保留数管理手段は、前記管理保留数を、前記遊技情報特定手段により始動入賞が特定されることによって加算する一方、前記単位遊技の実行が特定されることによって減算することで管理し、
前記実行状態特定手段は、前記保留数管理手段により管理される前記管理保留数が、予め設定される前記単位遊技が実行されている状態であり、前記保留数が無い状態に対応する保留数である無保留設定数である状態で、前記遊技情報特定手段により前記単位遊技の実行が特定された場合、前記単位遊技の前記非実行状態を特定することを特徴とする請求項1または2記載の遊技情報管理装置。 - 前記稼動状態特定手段は、前記実行状態特定手段により非実行状態である旨の特定が行われてから非稼動状態である旨の特定を行うまでの期間中に、前記実行状態特定手段により実行状態になった旨が特定されない場合に、当該期間に対応した稼動状態を特別除外稼動状態として特定し、
前記保留情報管理手段は、前記特別非実行期間の内、前記特別除外稼動状態である旨が特定された期間である特別除外稼動期間を除外して、前記特別非実行情報を管理することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技情報管理装置。 - 前記稼動信号は、遊技機にて複数の遊技価値が使用された場合に出力されるアウト信号であり、
前記稼動状態特定手段は、非稼動状態であることを特定している状態で、前記入力手段により前記アウト信号が入力された場合に稼動状態になったことを特定する一方、稼動状態であることを特定している状態で、前記実行状態特定手段による非実行状態になった旨の特定、及び当該非実行状態である旨が特定されている状態での前記アウト信号の入力のいずれかがあってから、前記実行状態特定手段による実行状態になった旨の特定、或いは前記アウト信号の入力がないまま、予め設定される稼動設定期間が経過した場合に非稼動状態になったことを特定し、
前記保留情報管理手段は、前記稼動状態特定手段により稼動状態であることが特定されている期間における前記非実行状態になった旨の特定、及び当該非実行状態である旨が特定されている状態での前記アウト信号の入力の内、いずれか遅い方から前記稼動設定期間が経過するまでの期間である最終稼動期間を、前記非実行期間から除外する、或いは予め設定される非稼動除外設定期間に置き換えて前記非実行期間を管理することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遊技情報管理装置。
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