JP6154187B2 - 遊技情報表示システム - Google Patents
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Description
(3)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)であり、大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口2iを開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個であり、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当たり確率が1/30に向上すると共に、第2始動口2gへの入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
「アウト信号」:消費(使用、打込、回収)玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機2から出力される信号であっても良い。アウト信号により特定されるアウトは、遊技で消費された遊技価値に相当する。
「セーフ信号」:遊技機2から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出(付与)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞の発生により遊技者に付与された遊技価値に相当する。
「図柄変動信号」:遊技機2から出力される第1始動口2f又は第2始動口2gへの始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動)を特定可能な信号である。図柄変動の確定時(終了時)に出力されるので、図柄変動信号の入力に応じて図柄変動(スタート)を特定する。尚、図柄変動の開始時に出力される信号であっても良い。
「確率変動信号」:遊技機2から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号入力中を確変状態中として特定する。
(2)遊技者が会員カード8をカード挿入口3cに挿入すると、カード挿入口3cに挿入された会員カード8に記録されている各種情報をカードリーダ3gにより読取り、各種遊技データを液晶表示部3bに表示したりタッチパネル3eからの操作入力を受付可能としたりする。
(5)出玉グラフにおいて、大当たりの終了時点の出玉のうち最大となる出玉を最大出玉(最大遊技価値)として特定し、大当たりが終了する毎に、その今回の大当たり終了時点の出玉(今回遊技価値)と最大出玉との大小関係を判定する。大当たりの発生回数を大当たり回数として計数すると共に、今回の大当たり終了時点の出玉の方が最大出玉よりも大きいと判定した回数を最大出玉更新回数(最大更新回数)として計数し、その計数した大当たり回数及び最大出玉更新回数を液晶表示部3bに表示する。図3では、大当たりの発生回数を「10回」と表示し、最大更新回数を「4回」と表示した場合を例示している。又、大当たりの発生回数に対する最大更新回数の割合を最大出玉更新確率(最大更新割合)として算出し、その算出した最大出玉更新確率を液晶表示部3bに表示する。図3では、最大出玉更新確率を「40%(4回/10回)」と表示した場合を例示している。又、最大出玉を更新した時点にマーキングを表示する。図3では、マーキングを丸数字「1」〜「4」で表示した場合を例示しているが、図形等で表示しても良い。又、点滅表示したり、最大出玉を更新した回数の中で出玉数の大小関係を区別可能に(ランキング付けて)表示したりする等どのような表示態様であっても良い。尚、これとは逆に、今回の大当たり終了時点の出玉の方が最大出玉よりも小さいと判定した回数を最大出玉不更新回数(最大不更新回数)として計数し、最大出玉不更新回数や最大出玉更新確率を液晶表示部3bに表示しても良い。最大出玉不更新回数や最大出玉更新確率を表示すると仮定した場合、図3に示す遊技状態では、最大不更新回数を「6回」と表示し、最大出玉不更新確率を「60%(6回/10回)」と表示することになる。勿論、最大出玉を更新しなかった時点にマーキングを表示しても良い。この場合、最大出玉を更新した時点のマーキングと最大出玉を更新しなかった時点のマーキングとでは、真逆の意味を持つマーキングであっても良い。更に、現在の出玉数を算出し、その算出した現在の出玉数を液晶表示部3bに表示する。図3では、現在の出玉数を「18356玉」と表示した場合を例示している。
アウトを横軸とすると共に差玉を縦軸とする出玉グラフを表示する構成を例示したが、時刻を横軸とする出玉グラフを表示する構成でも良い。時刻を横軸とする場合は、遊技が停止している状態であっても所定時間(例えば2分)が経過する毎に算出した差玉を、対応する位置にドットを1個ずつプロットすることで出玉グラフを作成することになる。
遊技情報表示装置が遊技機の側方に設置される構成を例示したが、遊技情報表示装置が遊技機の上方や下方に設置されても良い。
遊技情報表示装置が貸出ユニットや遊技機自体と一体化されている構成であっても良い。
遊技情報表示装置が各遊技機に1対1で設置される構成を例示したが、1つの遊技情報表示装置が複数の遊技機に対応して設置されても良い。例えば1つの遊技情報表示装置が1つの遊技機島に対応して設置されても良い。
対象となる遊技機としては、パチンコ機に限らず、スロットマシンやじゃん球遊技機等であっても良いし、所謂封入式やクレジット式等の遊技機であっても良い。又、管理装置の情報処理の一部又は全部を遊技情報表示装置や貸出ユニット等にて行う構成としても良いし、遊技情報表示装置の情報処理の一部又は全部を管理装置や貸出ユニット等にて行う構成としても良い。更に、図3から図5に示した数値はあくまでも例示であり、どのような値であっても良い。
Claims (4)
- 遊技の実行に伴い遊技価値を消費する一方、入賞が発生したときに遊技価値を付与し、大当たり抽選に当選して大当たりが発生したときに入賞の発生が容易になる遊技機が設置された遊技場における遊技情報表示システムにおいて、
遊技の実行に応じて、入賞の発生により遊技者に付与された遊技価値と、遊技で消費された遊技価値との差分を示す差遊技価値を算出する差遊技価値算出手段と、
前記大当たりが終了した時点で、当該大当たりの終了時点における前記差遊技価値を今回遊技価値として特定する今回遊技価値特定手段と、
当日において発生した前回までの大当たりについて当該大当たりの終了時点で前記差遊技価値算出手段により算出された差遊技価値のうち最大となる差遊技価値を最大遊技価値として特定する最大遊技価値特定手段と、
前記大当たりが終了する毎に前記今回遊技価値と前記最大遊技価値との大小関係を判定する判定手段と、
前記大当たりの発生回数を計数すると共に、前記判定手段により今回遊技価値の方が最大遊技価値よりも大きいと判定された回数を最大更新回数として計数する最大更新回数計数手段と、
前記大当たりの発生回数に対する前記最大更新回数の割合を最大更新割合として算出する算出手段と、
前記判定手段による判定結果、前記大当たりの発生回数、前記最大更新回数、及び前記最大更新割合を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示システム。 - 前記差遊技価値算出手段は、入賞の発生により遊技者に付与された遊技価値と、遊技で消費された遊技価値との差分を示す値に、貨幣の支払に応じて遊技者に付与された遊技価値を加算した値を前記差遊技価値として算出することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報表示システム。
- 前記判定手段により今回遊技価値の方が最大遊技価値よりも小さいと判定された回数を最大不更新回数として計数する不更新回数計数手段を備え、
前記表示手段は、前記最大不更新回数を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技情報表示システム。 - 前記判定手段により今回遊技価値の方が最大遊技価値よりも大きいと判定されてから再度その同じ判定がされるまでの間に発生した大当たりの発生回数を最大更新間大当たり回数として計数する最大更新間大当たり回数計数手段を備え、
前記表示手段は、前記最大更新間大当たり回数を表示することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技情報表示システム。
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