JP6030962B2 - 遊技情報表示システム - Google Patents
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Description
(3)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)であり、大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口2iを開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個であり、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当たり確率が1/30に向上すると共に、第2始動口2gへの入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
「アウト信号」:消費(使用、打込、回収)玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機2から出力される信号であっても良い。アウト信号により特定されるアウトは、遊技で消費された遊技価値に相当する。
「図柄変動信号」:遊技機2から出力される第1始動口2f又は第2始動口2gへの始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動)を特定可能な信号である。図柄変動の確定時(終了時)に出力されるので、図柄変動信号の入力に応じて図柄変動(スタート)を特定する。尚、図柄変動の開始時に出力される信号であっても良い。
「確率変動信号」:遊技機2から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号入力中を確変状態中として特定する。
(2)遊技者が会員カード8をカード挿入口3cに挿入すると、カード挿入口3cに挿入された会員カード8に記録されている各種情報をカードリーダ3gにより読取り、各種遊技情報を液晶表示部3bに表示したりタッチパネル3eからの操作入力を受付可能としたりする。尚、会員カード8がカード挿入口3cに挿入されていない状態でも、一部の各種遊技情報を液晶表示部3bに表示したりタッチパネル3eからの一部の操作入力を受付可能としたりしても良い。
(4)アウト(打込玉数)を横軸とすると共に差玉を縦軸とし、アウト「200」(約2分)毎に算出した差玉を、対応する位置にドットを1個ずつプロットすることで出玉グラフ(差遊技価値グラフ)を作成して液晶表示部3bに表示する(差遊技価値を所定間隔で記録する)。
(5)出玉グラフにおいて、差玉の増加が最大となる最大増加区間を特定する。具体的には、図3に示すように、差玉が最小である点を最大増加出玉始点(図3中「A」)として特定し、差玉が最大である点を最大増加出玉終点(図3中「B」)として特定し、最大増加出玉始点から最大増加出玉終点までの区間(図3中「AB区間」)を最大増加区間として特定する。最大増加出玉始点における差玉と最大増加出玉終点における差玉との差を最大増加差玉(最大増加遊技価値)として算出し、その算出した最大増加差玉を液晶表示部3bに表示する。図3では「AB間差玉=12560玉」を例示している。尚、この場合、最大増加出玉始点は当日の最小差玉とは限らない。即ち、例えば最大増加出玉終点を特定した後に、それよりも前に特定した最大増加出玉始点の差玉を下回る差玉になると、その差玉が当日の最小差玉となるが、それ以降に最大増加差玉を越えない限りは最大増加出玉始点は変更されない。同様に、最大増加出玉終点は当日の最大差玉とは限らない。即ち、例えば最大増加出玉終点を特定する前に当該最大増加出玉終点の差玉を上回った差玉があると、その差玉が当日の最大差玉となるが、今回の最大増加差玉を越えない限りは最大増加出玉終点は変更されない。
(7)遊技機2から入力する大当たり信号に基づいて最大増加区間において発生した大当たりの回数を最大増加区間大当たり回数として算出し、その算出した最大増加区間大当たり回数を液晶表示部3bに表示する。図3では「AB間大当たり=17回」を例示している。
(9)最大増加区間において差玉の減少が最大となる区間(図3中「CD区間」)を最大減少区間として特定する。最大減少出玉始点(図3中「C」)における差玉と最大減少出玉終点(図3中「D」)における差玉との差を最大減少差玉(最大減少遊技価値)として算出し、その算出した最大減少差玉を液晶表示部3bに表示する。図3では、「AB間最大凹=2060玉」を例示している。
このように最大増加差玉、最大増加出玉終点での差玉に基づく勝ち負けの割合、遊技終了時点での差玉に基づく勝ち負けの割合を一緒に(同時に)表示することで、それらの遊技情報を遊技者が容易に確認することができる。
最大増加出玉始点での差玉である「最小時差」を複数の段階に区分し、その段階毎に勝ち負けの割合を算出して表示しても良い。例えば「最小時差」を1000玉ずつの段階で区分し、「−2999〜−2000」、「−1999〜−1000」、「−999〜0」の各々について勝ち負けの割合を算出して表示しても良い。このように構成すれば、最大増加区間の開始時点の複数の段階毎に、どの程度の出玉を獲得すればどの程度の割合で勝ちに転じるのかを予め把握することができる。
遊技情報表示装置が遊技機の側方に設置される構成を説明したが、遊技情報表示装置が遊技機の上方や下方に設置されても良い。
遊技情報表示装置が貸出ユニットや遊技機自体と一体化されている構成であっても良い。
遊技情報表示装置が各遊技機に1対1で設置される構成を説明したが、1つの遊技情報表示装置が複数の遊技機に対応して設置されても良い。例えば1つの遊技情報表示装置が1つの遊技機島に対応して設置されても良い。
対象となる遊技機としては、パチンコ機に限らず、スロットマシンやじゃん球遊技機等であっても良いし、所謂封入式やクレジット式等の遊技機であっても良い。又、管理装置の情報処理の一部又は全部を遊技情報表示装置や貸出ユニット等にて行う構成としても良いし、遊技情報表示装置の情報処理の一部又は全部を管理装置や貸出ユニット等にて行う構成としても良い。更に、図3に示した数値はあくまでも例示であり、どのような値であっても良い。
Claims (3)
- 遊技の実行に伴い遊技価値を消費する一方、入賞が発生したときに遊技価値を付与し、大当たりが発生したときに入賞の発生が容易になる遊技機が設置された遊技場における遊技情報表示システムにおいて、
遊技の実行に応じて、入賞の発生により遊技者に付与された遊技価値と、遊技で消費された遊技価値との差分を示す差遊技価値を算出する差遊技価値算出手段と、
前記差遊技価値算出手段により算出された差遊技価値を所定間隔で記録する差遊技価値記録手段と、
前記差遊技価値記録手段により記録された差遊技価値に基づいて、遊技価値の増加が最大となる最大増加区間を特定する最大増加区間特定手段と、
前記最大増加区間において増加した遊技価値を最大増加遊技価値として算出する最大増加遊技価値算出手段と、
前記最大増加区間の終了時点において前記差遊技価値記録手段により記録された差遊技価値が遊技開始時点の差遊技価値を示す基準値以上であるか未満であるかを判定する判定手段と、
前記最大増加区間の終了時点における差遊技価値について前記判定手段により当該差遊技価値が基準値以上と判定された割合、又は基準値未満と判定された割合を示す割合情報を作成する割合情報作成手段と、
前記最大増加遊技価値及び前記割合情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示システム。 - 前記割合情報作成手段は、前記最大増加区間の開始時点における差遊技価値を複数の段階に区分し、その複数の段階毎に前記割合情報を作成することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報表示システム。
- 前記判定手段は、遊技終了時点においても前記差遊技価値記録手段により記録された差遊技価値が遊技開始時点の差遊技価値を示す基準値以上であるか未満であるかを判定し、
前記割合情報作成手段は、遊技終了時点における差遊技価値についても前記判定手段により当該差遊技価値が基準値以上と判定された割合、又は基準値未満と判定された割合を示す割合情報を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技情報表示システム。
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JP2013001756A JP6030962B2 (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 遊技情報表示システム |
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