JP6613059B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は遊技情報表示装置に関する。
従来、スロットマシン等の遊技機は、複数段階(例えば6段階)の設定値の中から設定値を選択でき、設定値によって遊技者に有利なボーナスゲームの発生確率が異なる等、遊技者の有利度が変化する。
特開2008−17928号公報 特開2011−240061号公報
このように設定値を選択可能にすることにより、遊技者の有利度を遊技場側で決定可能になっている。また、遊技機によっては、設定値に応じて特定の小役の当選確率が異なっている。特定の小役は、ボーナスゲームよりも当選確率が高く、当選回数から設定推測が行い易い。そこで、小役入賞時のセーフ信号から入賞した小役の種類を特定し、特定の小役の入賞回数を検知する技術も提案されている(例えば特許文献1)。これにより、遊技者が設定推測を行い易くなっている。
しかしながら、特許文献1に記載された遊技機では、設定値に応じて小役の当選確率が異なっていたため、セーフ信号で小役の種類を特定することができたが、例えば特許文献2の遊技機では、演出(特別演出)の実行頻度によって設定値を示唆しており、セーフ信号では当該演出の実行を特定することができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、設定値によって実行頻度が異なる特別演出を実行する遊技機の遊技情報を表示する場合に、遊技者が特別演出の実行頻度に基づいて設定値の推測を行い易くすることができる遊技情報を表示する遊技情報表示装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、遊技機が設定値によって実行頻度が異なる特別演出を実行すると、実行特定手段により特別演出を特定し、その結果を実行表示手段により集計して表示するため、特別演出に基づく設定値の推測を遊技者が行い易くなる。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を概略的に示す図 スロットマシンの正面図 スロットマシンのリール配列を示す図 スロットマシンの役構成を示す図 スロットマシンの入賞ラインを示す図 スロットマシンの内部当選テーブルを示す図 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図 呼出ランプの構成を示す機能ブロック図 終了演出の実行確率の表示例を示す呼出ランプの正面図 呼出ランプによる終了演出集計処理を示すフローチャート
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場には、スロットマシン1(遊技機)が設置されていると共に、スロットマシン1に対応して貸出装置2及び呼出ランプ3(遊技情報表示装置)が設置されている。2台のスロットマシン1、2台の貸出装置2及び呼出ランプ3は1台の中継装置4に接続されており、中継装置4はLAN5を介して管理装置6に接続されている。管理装置6は、遊技場内の例えば管理室に設置されており、キーボード7、モニタ8やプリンタ(図示せず)等が組み合わされて構成されている。LAN5には景品交換処理を行う図示しないPOS等の周辺機器が管理装置6と通信可能に接続されている。
尚、図1では省略しているが、数百台の遊技機が管理装置6の管理対象となる。本実施形態では上記したように遊技機がスロットマシン1であることから、遊技価値(遊技媒体)はメダルである。遊技機がパチンコ機であれば、遊技価値はパチンコ玉である。
図2はスロットマシン1の正面図である。スロットマシン1は、表示窓9を介して視認可能なリール10、図示しないスピーカを有した音声出力部11、各種演出を行うためのパネルランプ部12(特定の発光部位)、クレジットメダルの投入を行うMAXBETボタン13、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算ボタン14、メダルを投入するメダル投入口15、スタートレバー16、左ストップボタン17、中ストップボタン18、右ストップボタン19、払出数表示部20、クレジット数表示部21、メダル払出口22、受皿23等を備えている。
図3はスロットマシン1のリール配列を示し、図4は役構成を示し、図5は入賞ラインを示し、図6は内部当選テーブルを示している。尚、図6の内部当選テーブルは特定の設定値の場合を代表例として示している。
入賞ラインは図5に示すように1〜5の5本設定されており、何れかの入賞ライン上に図3に示す入賞図柄が表示停止(入賞役が入賞)した場合に払出しが行われる。入賞役としてボーナス役、小役が設定されている。ボーナス役としては、1/256(=256/65536)の確率でそれぞれ内部当選するBB役及びRB役が設定されており、それらのボーナス役が入賞するとそれぞれBB状態及びRB状態であるボーナスを発生させ、ボーナス時は15枚役が必ず内部当選して入賞した場合には15枚払出される。BB状態は300枚を超えるメダルの払出しにより終了し、RB状態は8回の入賞により終了する。小役としては、1/8(=8192/65536)の確率で内部当選する7枚役、1/16(=4096/65536)の確率で内部当選する5枚役、1/100(=656/65536)の確率で内部当選する2枚役、及び1/7.3(=8978/65536)の確率で内部当選するリプレイ役が設定されており、リプレイ役が入賞するとメダルを投入することなく再ゲームが可能となり、リプレイ役以外が入賞するとそれぞれ対応する枚数のメダルが払出される。
図7はスロットマシン1の電気的構成を示す機能ブロック図である。スロットマシン1には制御部24(設定値決定手段、抽選手段、特別遊技状態発生手段、特別演出実行手段)が設けられている。制御部24は、CPU24a、ROM24b、RAM24c、I/O24d等を備えたマイクロコンピュータにより構成され、スタートレバー16、左ストップボタン17、中ストップボタン18、右ストップボタン19、投入メダル検知部25、MAXBETボタン13、クレジット精算ボタン14、設定値操作部26(操作手段)等から各種信号を入力する。
制御部24は、各リール10a〜10cに対応するリール用モータ27a〜27cを駆動するリール駆動部28、各リール10a〜10cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサ29a〜29cからの検知信号に基づいて各リール10a〜10cの基準位置を検知する基準位置検出部30、スピーカを駆動する音声出力部11、メダルを払出すメダル払出部31、払出数表示部20及びクレジット数表示部21等の各種表示部、パネルランプ部12、中継装置4に遊技信号を出力する信号出力部32を接続している。
スロットマシン1には例えば「1」〜「6」の6段階で役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、制御部24は、設定値操作部26から入力した設定信号に基づいて何れかの設定値を有効化する。設定値は、その値が高いほど遊技者にとって有利な設定であり、その値が低いほど遊技者にとって不利な設定である。
設定値は、遊技場の管理者の設定変更操作により変更可能である。具体的には、設定値を変更する場合、スロットマシン1内部の電源スイッチにて電源をOFFし、設定キー33にて設定値操作部26を「遊技」から「設定」に切換えた状態で電源をONすると設定変更可能状態へと移行する。設定変更可能状態では、クレジット数表示部21にて現在設定されている設定値を表示し、設定キー33の操作に応じて表示する複数の設定値(遊技者に有利な特別遊技状態の発生頻度が異なる複数段階の設定値)を順に切り替える。クレジット数表示部21に変更したい設定値(管理者が選択した設定値)が表示されているときにスタートレバー16(操作手段)を操作すると設定値(操作手段の操作によって管理者が選択した設定値)が確定する(遊技者に有利な特別遊技状態の発生頻度が異なる複数段階の設定値の中から、操作手段の操作によって管理者が選択した設定値を決定する設定値決定手段)。尚、スタートレバー16と設定値操作部26とにより操作手段が構成されている。
スロットマシン1は、メダルが投入された状態でスタートレバー16が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、設定値に応じて発生する乱数の中から1つの乱数を抽出して内部抽選を実行(特別遊技状態の抽選を設定値決定手段が決定した設定値に応じて実行する抽選手段)し、内部当選役がある場合には当該内部当選役に対応するフラグを成立させると共に、各リールを始動(回転)させ、この状態で各ストップボタン17〜19が操作されると、対応するリール10a〜10cの回転を停止させる。続いて、内部当選役のフラグに応じて各リール10a〜10cの停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リールを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止表示させる制御)を実行する。引込制御は、各ストップボタン17〜19の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。従って、ボーナス役が内部当選した場合に引込制御が成功したときは、抽選結果に基づいてボーナス状態を発生(抽選手段の抽選結果に基づいて特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段)させる。
スロットマシン側からは次の遊技信号が出力される。
・アウト信号=スロットマシン1から出力。開始操作に応じBET状態のメダルを使用(投入)したとしてBET状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(使用媒体数)となる。尚、リプレイ時にも対応分を出力。
・セーフ信号=スロットマシン1から出力。メダルが1枚払出される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(払出媒体数)となる。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分を出力。
・ボーナス信号=スロットマシン1からBB状態及びRB状態で共通に出力。対応するボーナス(BB、RB)時にレベル出力されるので、信号受信期間をボーナスとして特定する。
・売上信号=貸出装置2から出力。貸出メダル5枚(100円相当)毎に1パルス出力されるので、売上信号数×100が売上金額となる。
貸出装置2は所謂各台計数機能を有しており、計数した実持玉の内、再プレイ(払戻処理)による払戻分を除いた実持玉を特定可能なICカードを発行可能な装置である。尚、ICカードは持玉をPOSにて精算可能で、精算した場合、精算対象とならなかった持玉があれば遊技者に返却される一方、いずれもなければ回収される。
貸出装置2は、図1に示すように遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口34、遊技者がICカードを挿入するためのカード挿入口36、カードを発行するための発行釦37、メダルを投入するためのメダル投入部38(図1では蓋で閉鎖されている)、払出操作用の払出釦39、この払出釦39の押下に応じてメダルをスロットマシン1の受皿23に払出す払出ノズル40等を備えている。貸出装置2は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部により動作する。
貸出装置2は、貨幣を受付すると、貸出装置2に入金額が残高に加算して表示し、残高がある状態で貸出装置2の貸出釦が押下されると払出単位(例えば1000円)分の貸出玉を払出ノズル40から払出し、その対価分を残高から引落とす。
また、遊技者が獲得したメダルをメダル投入部38に投入されることで受付可能で、受け付けた場合には持玉として管理し、払出釦39の押下に応じて持玉を対価として遊技可能な遊技価値を付与する払戻処理(再プレイ処理)も可能とし、払い戻した場合はその対価分(払い戻したメダルと同数)を持玉より減算する。残高や持玉が残存する状態で発行釦37が押下(発行操作を受付)されると残高や持玉を特定可能なカードを発行する(発行処理)。尚、カードを受け付けた場合は、その残高や持玉を引継ぐ。
図8は、呼出ランプ3の構成を示す機能ブロック図である。呼出ランプ3は制御部41(実行特定手段、集計表示手段、終了特定手段)を有している。この制御部41は、ランプ部42、液晶表示部43、当該液晶表示部43の画面に対応して設けられているタッチパネル44、従業員を呼び出すための呼出ボタン45、表示される遊技情報の種類等を切り替えるための切替ボタン46、従業員が操作するリモコン47からの信号を受け取る受光部48等に接続されており、呼出ランプ3の全体を制御している。制御部41は、CPU41a、ROM41b、RAM41c及びI/O41d等を有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROM41b等に記憶されているコンピュータプログラムに基づいて呼出ランプ3を制御する。このとき、制御部41は、信号を送受信する入出力部となるI/F49を介して中継装置4に接続されており、上記した遊技信号や、管理装置6等からの遊技情報の中継を行っている。
ここで、スロットマシン1のパネルランプ部12の背面にはセンサ設置スペースが設けられており、その部位にパネルランプ部12による演出を検出(特別演出の実行を特定)する光センサ50(図2参照。実行特定手段)が配置されている。呼出ランプ3は、この光センサ50による検出信号を受信することでパネルランプ部12が点灯したことを検出するようになっている。このようにパネルランプ部12が点灯したことを検出する方法としては、パネルランプ部12からの光を検出する光センサを用いても良いし、パネルランプ部12に流れる電流を検出する電流センサを用いるようにしても良い。
ここで、上記構成のスロットマシン1は、ボーナス終了時に(特別遊技状態を終了する場合に)設定値に応じた当選確率の終了演出(特別演出)の抽選を行い、抽選に当選した場合はパネルランプ部12を所定の点滅態様(予め定められた態様)で発光することで終了演出(設定値によって実行頻度が異なる特別演出)を行うようになっており(特別遊技状態の発生に基づいて実行する特別演出実行手段)、光センサ50は、パネルランプ部12による所定の点滅態様を検出するようになっている。このような終了演出は、遊技者に対して終了演出に当選したことを報知するもので、遊技者が終了演出の実行確率(実行頻度)に基づいて設定値を推測可能とするために行っている。このように遊技者が設定値を推測可能となることで、スロットマシン1の趣向性を高めることができる。パネルランプ部12の終了演出は、後述するボーナスゲームの終了条件が成立してからボーナスゲームのエンディングが実行されるまでの間に行う。尚、終了演出を実行しない場合には、所定の点滅態様を実行することなく消灯している。
大当たりとしてのBB状態終了時の終了演出の実行確率は、設定1で約10%、設定2で約11%、設定3で約12%、設定4で約13%、設定5で約14%、設定6で約15%となっている。このように設定毎の終了演出の実行確率に大きな差を設けていないのは、遊技者により設定値が容易に特定されないようにするためである。
また、大当たりとしてのRB終了時の終了演出の実行確率は、設定1及び設定2では0%、設定3で約0.2%、設定4で約0.4%、設定5で約0.6%、設定6で約0.8%となっている。つまり、RB状態終了時にパネルランプ部12が所定の点滅態様で発光した場合、設定3以上を確定することができる。この場合、RB状態における終了演出の実行確率が極めて低く設定されているのは、RB状態において終了演出が発生すれば設定3以上が確定してしまうため、発生頻度を高くすると設定1及び設定2であることの推測が容易となり、設定1及び設定2の稼動率が低くなってしまうおそれがあるからである。
尚、終了演出時にパネルランプ部12を点灯させるタイプのスロットマシンの場合は、終了演出の抽選に当選した場合はボーナス終了までパネルランプ部12が点灯し続けていることから、このような場合は、遊技者は、点灯確率から設定値を推測することになる。
以上のように、遊技者は、当日における終了演出の実行回数とゲーム回数とから終了演出の実行確率を求めることができるので、その実行確率からスロットマシン1に設定されている設定値を推測することが可能となるものの、遊技者が複数のスロットマシン1にて実行される全ての終了演出をカウントしてその実行確率を算出することは現実的でないことから、呼出ランプ3は、中継装置4を介して、スロットマシン1から出力されるボーナス信号や光センサ50の検知結果を受信し、遊技者へのサービスとしてボーナス終了時の終了演出の実行確率(実行特定手段の特定結果)を集計して表示するようになっている。
ところで、パネルランプ部12は、ボーナス終了時に終了演出を行うために所定の点滅態様で発光するのに加えて、遊技者の射幸心を高めるために遊技状態に応じて種々の点滅態様で発光することから、パネルランプ部12が点滅したことを検出するのみでは終了演出を特定することはできない。また、RB状態とBB状態とはボーナス信号では区別できないことから、呼出ランプ3は、次のようにして終了演出の監視期間を限定すると共に、ボーナス状態(特別遊技状態)がRB状態かBB状態かを判定するようにしている。
図10は、呼出ランプ3による終了演出集計処理を示すフローチャートである。呼出ランプ3は、ボーナス信号を受信するのを監視する待機フローを実行している(S1:NO)。スロットマシン1でボーナス状態が発生し、それに応じてボーナス信号を受信すると(S1:YES)、ボーナス状態で8回目の小役入賞を特定したかを判定する(S2)。つまり、RB状態で終了演出が当選したときは、RB状態における終了演出開始条件である8回目の小役入賞から終了演出が行われるので、8回目の小役入賞を判定することで終了演出の開始に備えるのである。
ボーナス状態で8回目の小役入賞となると(S2:YES)、光センサ50の検知が有るか(S3:NO)、9回目の小役入賞となったか(S4:NO)を判定する監視フローを実行開始(特別遊技状態が終了することを終了特定手段が特定してから特別演出が実行されたか否かの監視を開始)する。
ここで、ボーナス状態がRB状態の場合において8回目の小役入賞時に終了演出に当選したときは、終了演出の開始条件が成立するので、8回目の小役入賞からRB状態のエンディングが実行されるまで終了演出が行われ、その間はパネルランプ部12が所定の点滅態様で発光する。これにより、光センサ50による検知状態となるので(S3:YES)、検知有(発光部位の発光態様を検知)を記憶する(S8)。尚、BB状態でも遊技者の射幸心を高めるためにパネルランプ部12が8回目の小役入賞時に点滅態様で発光することがあるので、光センサ50による検知状態となっただけではRB状態かBB状態かを判定することはできない。
しかしながら、RB状態では、9回目の小役入賞となることなくボーナス信号が受信終了となると(S5:YES)、今回のボーナス状態はRB状態であると判定し、光センサ50の検知結果をRB状態として集計してから(S6)、検知結果をクリアする(S7)。
尚、ボーナス状態がRB状態の場合において終了演出に外れたときは、光センサ50の検出結果は検知無となるので、この場合は終了演出回数がインクリメントされることはない。
一方、BB状態の場合は、ボーナス信号が途切れることなく(ボーナス信号を受信したまま)、9回目の小役入賞を特定するので(S4:YES)、今回のボーナスはBB状態であると判定し、光センサ50の検知結果を検知の有無に関わらず無効とする(S9)。
ボーナス状態がBB状態の場合においてメダル払出が300枚に達したことを特定すると(S10:YES)、光センサ50が検知有りか否か(S11)、ボーナス信号が終了するか(S12)を判定する監視フローを実行開始(特別遊技状態が終了することを終了特定手段が特定してから特別演出が実行されたか否かの監視を開始)する。
ここで、メダル払出が300枚に達した際に終了演出に当選したときは、終了演出の開始条件が成立するので、メダル払出が300枚に達してからBB状態のエンディングが実行されるまで終了演出が行われ、その間はパネルランプ部12が所定の点滅態様で発光する。これにより、光センサ50による検知状態となるので(S11:YES)、検知有を記憶する(S14)。そして、ボーナス信号が受信終了となると(S12:YES)、今回のボーナス状態はBB状態であると判定し、光センサ50の検知結果をBB状態として集計してから(S13)、検知結果をクリアする(S7)。
呼出ランプ3は、以上のようにして、終了演出を監視する期間を限定する(ボーナスが終了することを特定してから終了演出が実行された否かの監視を開始する)ことによりパネルランプ部12による他の演出による影響を排除しながら、RB状態かBB状態かを特定して終了演出を集計することでBB状態及びRB状態における終了演出の実行確率(特別遊技状態の発生に対する特別演出の実行頻度)をそれぞれ集計して表示(特別演出が実行された場合の特別期間を集計して表示)する。
図9は、呼出ランプ3による終了演出の実行確率の表示例を示している。呼出ランプ3は、只今スタート回数51、累計スタート回数52、BB回数53、RB回数54、ボーナス間ゲーム数グラフ55に加えて、上述のようにして算出したBB状態における終了演出の実行確率(=終了演出実行回数/ゲーム回数)を算出してBBパネフラ確率56として表示すると共に、RB状態における終了演出の実行確率をRBパネフラ確率57として表示する。
また、呼出ランプ3は、パネルランプ部12による終了演出を特定した場合、パネルランプ部12の終了演出が発生したことを報知する演出を表示すると共に、図示しないスピーカからパネルランプ部12の終了演出が発生したこと報知する音声を出力する。従って、遊技者は、呼出ランプ3により終了演出が行われたことが報知された場合には、呼出ランプ3に表示されているBBパネフラ確率及びRBパネフラ確率を注目して設定値を推測するようになる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
呼出ランプ3は、ボーナス終了時に行われるパネルランプ部12による終了演出の実行を特定した場合は、その結果をBBパネフラ確率56とRBパネフラ確率57とに区分して集計し、その集計結果を表示するため、終了演出に基づく設定値の推測を遊技者が行い易くなる。
パネルランプ部12が所定の発光態様で発光することを光センサ50により特定する構成であるので、終了演出を、特定の発光部位を予め定められた点滅或いは点灯態様で発光させる構成の遊技機に対して容易に実施することができる。
ボーナス状態の発生に対する終了演出の実行頻度として実行確率を表示するため、終了演出の実行回数のみを集計する構成に比較して、終了演出の実行頻度を遊技者が一層特定し易くなる。
ボーナス状態が終了することを特定した場合に終了演出の監視を開始するため、誤って他の演出を終了演出として誤って特定してしまう頻度を低減できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組み合わせるようにしても良い。
例示した遊技機以外の遊技機に本願発明を適用しても良く、メダルを使用することなく得点を消費する完全クレジット式のスロットマシンに対応することも可能である。この場合、得点やクレジットが遊技価値に対応する。また、BB状態やRB状態に加えて、又は代えてBB状態やRB状態とは異なる特別遊技状態が設けられた遊技機に適用することも可能であり、例えば、所謂AT状態やART状態が設けられた遊技機に適用しても良い。さらには、設定値によって、大当たり当選確率が変化するパチンコ遊技機に適用しても良い。また、ボーナス抽選は、毎ゲーム行う必要はなく、例えば、ボーナスゲームが終了したタイミングで何ゲーム後にボーナスゲームが発生するかの抽選を行う構成とすることも可能である。
特別演出として、パネルランプ部12により終了演出を実行する遊技機を例示したが、特別演出として音声を出力する遊技機や終了演出を実行する呼出ランプ等、特別演出の内容は任意に変更可能である。
遊技機による特別演出の実行タイミングはボーナス終了時であったが、特別演出の実行タイミングも任意に変更しても良く、例えば、BB役やRB役に当選してからボーナスゲームが発生するまでや、ボーナスゲームの途中で特別演出を実行する構成が考えられる。また、BB役やRB役に当選してからボーナスゲームが発生するまでの期間に特別演出を実行する構成としても良い。さらには、ボーナスゲームが終了してから(ボーナス信号の出力が終了してから)特別演出を実行する構成としても良い。この場合、ボーナス信号の受信が終了してから所定時間(例えば10秒)の間、特別演出が実行されたか監視する構成としても良い。これらいずれの構成であっても特別遊技状態の発生に基づいて特別演出を実行する構成に該当する。
特別演出の実行確率を表示する構成としたが、実行確率に代えて又は加え、特別演出の実行回数を表示するようにしても良い。この場合、実行回数が実行頻度に相当することになる。
BB状態とRB状態とについてそれぞれ表示する構成としたがBB状態のみについて表示するようにしても良いし、BB状態とRB状態とを合算して表示するようにしても良い。
BB状態やRB状態の終了条件が成立した場合に、パネルランプ部12が所定の点滅態様で発光するのを監視する構成としたが、パネルランプ部12による終了演出を他の演出と区別して検出可能な場合は、常に監視する構成としても良い。
特別演出を実行してBB状態やRB状態が終了した後、次の(新たな)BB状態やRB状態が発生するまでの特別期間を特定(実行特定手段が特別演出の実行を特定した後、当該特別遊技状態が終了してから新たな特別遊技状態が発生するまでの期間を特定する特別期間特定手段)し、その特別期間のゲーム数を集計して表示するようにしても良い。さらには、例えば次のBB状態やRB状態が予め定められたゲーム数(予め定められた期間)以内(例えば100ゲーム)に発生した場合(予め定められた期間よりも短い状態)を連荘と判定し、連荘が発生した確率(発生率)や回数を集計して表示するようにしても良い。
このような構成によれば、特別演出が実行された後の特別期間の遊技情報を表示するため、当該遊技情報に基づいて特別演出が実行された場合に遊技を続行するか否か遊技者が選択することが可能となり、特別演出の実行により連荘が発生し易くなると考える遊技者に対して、興味を示す遊技情報を提供することができる。また、特別遊技状態が発し易いモードと、特別遊技状態が発生しにくいモードがあり、特別演出が発生した場合、特別遊技状態が発生し易いモードである期待値が高い遊技機であれば、より一層遊技者に有効な情報を提供することが可能である。
特別演出のパターンが複数設けられており、それぞれの特別演出の実行頻度が設定値別に異なっている遊技機に適用しても良い。この場合、それぞれの特別演出について、実行頻度を表示するようにしても良い。
特別演出のパターンが複数設けられており、それぞれの特別演出が設定値別に異なっている遊技機に対応する場合、複数の特別演出のうち、いずれの特別演出がいずれの設定値で実行され易いか特定するようにしても良い。例えば、設定6の場合に、一の特別演出が他の設定値よりも多く実行されているのに対して、他の特別演出が設定3の場合にその他の設定値の場合よりも実行されている場合、当該他の特別演出は設定3で実行され易い特別演出として特定するようにしても良い。
呼出ランプ3が備えている機能の一部又は全部を他の装置が備える構成としても良い。例えば、特別演出の実行頻度の特定(管理)を中継装置4が行うようにしても良い。この場合、呼出ランプ3と中継装置4とで遊技情報表示装置を構成することになる。つまり、遊技情報表示装置を一の装置で構成しても良いし、複数の装置で構成するようにしても良い。例えば、他の装置として管理装置6を採用することも可能である。仮に、管理装置6で集計結果を表示する場合、当該集計結果は、遊技場の管理者向けに表示していることになる。
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、3は呼出ランプ(遊技情報表示装置)、24は制御部(設定値決定手段、抽選手段、特別遊技状態発生手段、特別演出実行手段)、26は設定値操作部(操作手段)、41は制御部(実行特定手段、集計表示手段、終了特定手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技場の管理者が操作する操作手段と、
    遊技者に有利な特別遊技状態の発生頻度が異なる複数段階の設定値の中から、前記操作手段の操作によって管理者が選択した設定値を決定する設定値決定手段と、
    前記特別遊技状態の抽選を前記設定値決定手段が決定した前記設定値に応じて実行する抽選手段と、
    前記抽選手段の抽選結果に基づいて前記特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、
    前記設定値によって実行頻度が異なる特別演出を、前記特別遊技状態の発生に基づいて実行する特別演出実行手段と、を備えた遊技機に対応し、
    前記特別演出の実行を特定する実行特定手段と、
    前記実行特定手段の特定結果を集計して表示する集計表示手段と、を備え
    前記集計表示手段は、前記特別遊技状態の発生に対する前記特別演出の実行頻度を集計して表示することを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記遊技機は、特別演出として、特定の発光部位を予め定められた態様で発光させるものであり、
    前記実行特定手段は、前記発光部位の発光態様を検知することで、前記特別演出の実行を特定することを特徴とする請求項1に記載の遊技情報表示装置。
  3. 前記遊技機は、前記特別遊技状態を終了する場合に前記特別演出を実行するものであり、
    前記特別遊技状態が終了することを特定する終了特定手段を備え、
    前記実行特定手段は、前記特別遊技状態が終了することを前記終了特定手段が特定してから前記特別演出が実行されたか否かの監視を開始することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技情報表示装置。
  4. 前記特別遊技状態において前記実行特定手段が前記特別演出の実行を特定した後、当該特別遊技状態が終了してから新たな前記特別遊技状態が発生するまでの期間である特別期間を特定する特別期間特定手段を備え、
    前記集計表示手段は、前記特別演出が実行された場合の前記特別期間を集計して表示することを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の遊技情報表示装置。
  5. 前記集計表示手段は、前記特別期間が予め定められた期間よりも短い状態で新たな前記特別遊技状態が発生した連荘の発生率を集計して表示することを特徴とする請求項4に記載の遊技情報表示装置。
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