JP2016154724A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理装置5は、甘中においても通常状態と同様にBYmin検知を行う。これにより、遊技機1に対して始動入賞分が含まれることで出率が高まる甘中においても始動入賞分を除外したBYminにより異常検知を行うことで、始動入賞の向上分を考慮せず通常状態と同様の異常検出が可能となる。
【選択図】図1
Description
一方で、通常状態や特別状態にて、始動口以外の入賞口へと不正に入賞させることで不正に出玉を得る不正が横行しており、この点について対策が求められているが、上記の通り出率の検知では対応が今一歩難しい。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2(設定手段)が設置されている。これら遊技機1及び遊技装置2は、中継装置3及びLAN4を介して管理装置5と接続されている。管理装置5(検知情報特定手段、設定手段、異常判定手段、出力手段)は、遊技機側(遊技機1、遊技装置2等)から送信される遊技信号を受信して遊技機1毎の遊技データ等を管理する。尚、図1では省略しているが、数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となる。本実施形態では遊技機1がパチンコ機であることから、遊技価値はパチンコ玉である。
(1)第1始動口14は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口15は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口14、15への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部12にて行う図柄変動(始動処理)にて報知し、その変動結果に応じて大当り状態となる。
・アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから送信される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から送信される信号でも良い。
・特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(時短(以下、時短を甘中という場合がある)、有利状態)を特定可能な信号。第2始動口15の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定する。
残高や持玉が残存する状態で遊技装置2の返却釦を押下(発行操作を受付)すると残高や持玉を特定可能な一般カード23を発行する。尚、一般カード23を受け付けた場合は、その残高や持玉を引継ぐ。
図2は基本情報であり、次の各項目が設定されている。
・第1始動口賞球=第1始動口(ヘソ)14の賞球数(単位始動付与価値)
・第2始動口賞球=第2始動口(電チュー)15の賞球数(単位始動付与価値)
・検知対象=検知対象となる遊技情報であり、ベース(全付与情報)は通常状態における出率であり、通常状態におけるセーフ(Bセーフ(全付与検知情報))÷通常状態におけるアウト(Bアウト(全付与検知情報))により求める。BA(全付与情報)は特別状態(甘中)における出率であり、特別状態におけるセーフ(BセーフA(全付与検知情報))÷特別状態におけるアウト(BアウトA(全付与検知情報))により求める。BYminはセーフから始動入賞分のセーフ(始動付与価値)を除いた(除外セーフを対象とした)出率(除外付与率、除外付与情報)で、ベース−第1始動口入賞率×第1始動口賞球−第2始動口入賞率×第2始動口賞球により求める。但し、第1(第2)始動口入賞率=第1(第2)始動口入賞数÷アウト(Bアウト)である。
・基準値=各検知対象の基準値(除外付与基準値、全付与基準値)で、検知時期における検知対象の値とこの基準値とを比較することにより、(検知対象の値が基準値以上または超過の場合に)異常を特定する。
出率検知とBYmin検知の一方の検知時には検知対象となった検知情報のみを初期化し、他方の検知情報は持ち越す(継続した対象期間とする)が、その検知により異常検出された場合には全ての検知情報を初期化する(新たな対象期間へと更新する)。これは確認済みの異常検知の影響を検知時期を迎えていない検知情報に反映させないためである。
・遊技状態=遊技機1の状態
・累計=営業開始時からの累計値
・ベース及びBA検知用=検知用の遊技情報(検知情報)
・BYmin=検知用の遊技情報(検知情報)
・検知状況=検知対象となった検知と検知結果(異常の有無)
管理装置5は、電源が投入されて動作開始すると、大当りフラグ=0であることから(S1:YES)、大当り信号入力開始か(S2:NO)、甘中フラグ=1か(S3:NO)、特別状態信号入力開始か(S20:NO)、アウト信号またはセーフ信号または始動入賞信号を入力か(S11:NO)、定期検知時期となったか(S13:NO)の通常待機フローを実行するようになる。
9時12分になると、Bアウトが1000となるので、定期検知時期となったと判定し(S13:YES)、検知時期の検知としてベース検知を実行し(S14)、異常検出でない場合は(S15:NO)、次回の検知に備え検知対象となった検知情報を初期化する(S27)。
9時35分に大当り信号の入力終了時点となると(S18:YES)、大当りフラグを0とする(S19)。尚、図5〜7における「累計」の「T1アウト」と「T1セーフ」は大当り中におけるアウトとセーフとをそれぞれ示している。
甘中において大当り信号入力開始でない場合は(S2:NO)、甘中フラグ=1であることに応じて(S3:YES)、特別状態信号入力終了か(S4:NO)、アウト信号またはセーフ信号または始動入賞信号を入力か(S11:NO)、定期検知時期となったか(S13:NO)の甘中待機フローを実行するようになる。つまり、甘中においても通常と同様に各検知が行われ、遊技信号の入力に応じて遊技情報を集計する。そして、定期検知時期となった場合は(S13:YES)、検知時期の検知を実行する(S14)。
管理装置5は、甘中においても通常状態と同様にBYmin検知を行うので、遊技機1に対して始動入賞分が含まれることで出率が高まる甘中においても始動入賞分を除外したBYminにより異常検知を行うことで、始動入賞の向上分を考慮せず通常状態と同様の異常検出が可能となる。
甘中から通常状態への移行時に検知用の遊技情報を持ち越すようにしたので、検知対象期間を無暗に区切らず適切な検知が可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
検知時期として出率はアウト、BYminはタイマを採用したが、出率にタイマ、BYminにアウトを採用しても勿論良い。また、ベース検知等とBYmin検知とを異なる検知期間を対象とすることを例示したが共通の検知期間を対象としても良い。
異常検出した場合に、その対象となった検知情報以外の検知情報も初期化することを例示したが、再度、確認することを望む遊技場もあるため、必ずしも他の検知情報を初期化しなくとも良い。
出率やBYminを検知対象としたが、セーフやセーフから始動入賞に応じたセーフを除外した除外セーフを検知対象としても同様の効果を得られる。
基準値との比較等として「超過」と「以上」とのいずれを採用しても良い。また、「未満」と「以下」とを含め、達しているとの表現は正負の符号が同一の基準値に対してその絶対値が「超過」或いは「以上」になるとの概念となる。
遊技機グループとして機種を例示したが、例えば遊技機島単位やレート単位、或いは遊技場全体の遊技機を1グループとする等、任意の遊技機グループを対象としても良い。
管理装置5が行う処理の一部を遊技装置2や中継装置3等にて行っても良い。また、例示した構成を適宜設定に応じて採用するか否かを変更したりしても良いし、変形例を含む例示した構成をどのように組合わせても良いし、適宜構成を除外しても良い。
Claims (5)
- 通常状態において遊技価値を使用することにより遊技盤面上に設けられる始動口への入賞である始動入賞があった場合に、遊技価値を付与すると共に遊技者にとって有利な大当り状態を発生させるための処理である始動処理を行う一方、通常状態よりも前記始動口への入賞率が高まる特別状態を発生可能な遊技機の遊技情報を管理する遊技場用システムであって、
遊技機側から出力される遊技信号であって、遊技機において使用された遊技価値を示すアウト、遊技に応じて付与された遊技価値を示すセーフ、前記始動入賞、及び遊技状態が通常状態であるのか前記特別状態であるのかを特定可能な遊技信号により、通常状態、及び特別状態を対象として、前記セーフから始動入賞に応じて付与された遊技価値である始動付与価値を除いた除外セーフ、及び前記アウトに対する除外セーフの割合を示す除外付与率の少なくとも一方を示す除外付与情報を特定可能な検知情報を、所定の検知対象期間である除外検知対象期間を対象として特定する検知情報特定手段と、
前記除外付与情報に対する基準値である除外付与基準値、及び前記除外検知対象期間を特定するための除外検知時期情報を設定する設定手段と、
前記検知情報により特定される除外付与情報と、前記除外付与基準値とを比較することにより当該除外付与情報に異常があるか否かを判定する異常判定処理である除外付与判定処理を行う異常判定手段と、
前記異常判定処理の判定結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記設定手段は、前記通常状態と前記特別状態とで、共通の前記除外付与基準値を設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。
- 前記検知情報特定手段は、前記検知対象期間において遊技状態が前記特別状態から通常状態へと移行した場合、或いは通常状態から前記特別状態へと移行した場合に、前記検知情報を持ち越すことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。
- 前記異常判定手段は、大当りが発生した場合に検知時期を迎える前記異常判定処理である特別異常判定処理を実行可能であり、大当りが発生した場合に当該特別異常判定処理を行うか否かを特定するための条件であって予め設定されるスキップ条件が成立しているか否かにより、当該特別異常判定処理を行うか否かを特定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遊技場用システム。
- 前記検知情報特定手段は、通常状態、及び特別状態を対象として前記始動付与価値を除外しない前記セーフ、及び当該セーフの前記アウトに対する割合である付与率の少なくとも一方を示す全付与情報を特定可能な全付与検知情報を、所定の検知対象期間である全付与検知対象期間を対象にすると共に前記検知情報と区別して特定し、
前記設定手段は、前記全付与情報に対する基準値である全付与基準値を通常状態と特別状態とで区別して設定すると共に、前記全付与検知対象期間を特定するための全付与検知時期情報を設定し、
前記異常判定手段は、通常状態に対応する前記全付与検知情報により特定される全付与情報は通常状態に対応する前記全付与基準値と比較する通常異常判定処理を行う一方、特別状態に対応する前記全付与検知情報により特定される全付与情報は特別状態に対応する前記全付与基準値と比較する特別異常判定処理を行い、前記異常判定処理、前記通常異常判定処理、或いは前記特別異常判定処理のいずれかの判定処理を行った判定結果が異常でない場合には、当該判定処理に対応する前記検知対象期間は新たな対象期間へと更新する一方、当該判定処理に対応しない前記検知対象期間は継続した対象期間とし、異常である場合には当該判定処理に対応する前記検知対象期間と、対応しない検知対象期間との双方を新たな対象期間へと更新することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技場用システム。
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JP2019041813A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2020108573A (ja) * | 2019-01-04 | 2020-07-16 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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JP2012130662A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-07-12 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
JP2014200587A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
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