JP6487193B2 - 遊技場用システム - Google Patents
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Description
請求項4に記載した発明によれば、有利情報のうちの1つの数値が基準値に達しているか否かにより、特定できなかった有利情報の代わりに基準値を用いるか否かを適切に判定することができる。
請求項5に記載した発明によれば、基準値として適切な値を設定することができる。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場(遊技場A)内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技機装置2が設置されている。これら遊技機1及び遊技機装置2は、中継装置3及びLAN4を介して管理装置5(実績情報特定手段、理論情報特定手段、設定手段、基情報特定手段に相当)と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、遊技機装置2等)から送信される遊技信号を受信して遊技機1毎の遊技データや会員登録された会員毎の個人データ等を管理する。遊技場にはPOS(景品交換装置)6や残高精算機7も設置されている。POS6や残高精算機7も、LAN4を介して管理装置5と接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。
(1)第1始動口19は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口20は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口19、20への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部17にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(4)対応するラウンドも大当り抽選と同様に抽選され、その振分率は第1始動口19に入賞した場合は2Rが10%であり、4Rが45%であり、15Rが45%であるが、第2始動口20に入賞した場合は4Rが10%であり、15Rが90%であり、入賞に応じた図柄変動の保留消化優先順位は第1始動口19よりも第2始動口20の方が高く設定されている。
(6)第2始動口20は普図入賞口18への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当りとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒であり時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、開放時間は長くなることで第2始動口20の入賞率が高くなる。
以上に説明した特性は、遊技場内に設置されている多数の遊技機1の内の例えば機種Aについて説明したものであるが、例えば機種Bについては例示した値の内ラウンドの振分が異なる等、機種に応じて様々な値となる。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから送信される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から送信される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から送信される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスが送信されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から送信される補給信号をセーフ信号としても良い。
大当り信号=遊技機1から送信される大当り期間を特定可能な信号である。大当り中にレベル送信される状態信号であるので、大当り信号の受信中を大当り中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から送信される特別状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口20の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル送信される状態信号であるので、特別状態信号の受信中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル送信される状態信号(確変信号)であっても良い。又、大当り信号と特別状態信号の何れも受信していない期間を通常状態として特定する。
(1)紙幣が紙幣投入口23に投入されると、その投入金額(残高)を液晶表示部24に表示する。遊技機1の貸出釦(図示せず)が操作されると、残高の範囲内で1度数に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から払い出し(貸出処理、対価付与処理を行い)、残高から貸出処理により払い出された遊技媒体の対価を除いた残りの残高を表示する。このとき、遊技機1から遊技機装置2に1度数分の125玉を払い出したことを示す信号が送信されるので、液晶表示部24に表示されている残高から1度数に相当する単位金額である例えば500円を減額すると共に売上信号を送信する。この売上信号は1度数の玉の払い出し毎に1パルスが送信されるので、1パルスに相当する単位金額を売上額として特定する。尚、玉の払い出しを遊技機装置2により行っても良い。
(4)払出釦25が操作されると、計数玉(持玉)の範囲内で1度数に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から払い出し(払戻処理、計数玉に基づく再プレイ処理を行い)、計数玉から払戻処理により払い出された遊技媒体の対価を除いた残りの計数玉を表示する。このときも、遊技機1から遊技機装置2に1度数分の125玉を払い出したことを示す信号が送信される。又、玉の払い出しを遊技機装置2により行っても良い。
アウト=アウト信号により特定される遊技機1にて消費された遊技玉数(消費価値)である。
スタート=スタート信号により特定される遊技機1における役物の作動回数である。「通常」は通常時における作動回数であり、「甘中」は時短等の特別状態期間における作動回数である。尚、以下も含め「甘中」とは、このように特別状態期間に対応した遊技情報を示す。
売上玉=売上信号により特定される対応する遊技機装置2にて貨幣価値を対価として付与された遊技玉数(貸出玉数、対価付与価値)である。
大当り数=大当り信号により特定される大当り数である。「通常」は通常時に発生した大当り数であり、所謂「初当り」数ある。「甘中」は甘中(特別状態期間中)に発生した大当り数である。「特定」はT1Yに対して設定される基準範囲(例えば1000〜2000)内のT1Yとなった大当りである特定大当りの発生回数である。
Tセーフ=大当り中及び甘中のセーフである。
T1アウト=大当り中のアウトある。
T1セーフ=大当り中のセーフである。
特T1アウト=特定大当りのみを対象とした大当り中のアウトある。
特T1セーフ=特定大当りのみを対象とした大当り中のセーフである。
T1O=平均大当り中アウトである。「T1アウト÷合計大当り数」により求めている。
特T1Y=特定大当りを対象としたT1Yである。「(特T1セーフ−特T1アウト)÷特定大当り数」により求めている。
特T1O=特定大当りを対象としたT1Oである。「特T1アウト÷特定大当り数」により求めている。
出率=アウトに対するセーフの割合(払出率)である。「セーフ÷アウト」により求めている。
客滞率=売上玉に対するBサの割合である。「Bサ÷売上玉」により求めている。
玉単価=アウト1当りの売上額である。「売上玉×貸単価÷アウト」により求めている。
粗利=遊技に応じた遊技場側の営業利益である。「売上額−獲得玉×貸単価×原価率」により求めている。尚、獲得玉(獲得価値)は「売上玉+セーフ−アウト」により求め、売上額は「売上玉×貸単価(貸単価=4円、原価率=75%にて演算)」により求めており、以下、売上額を単に売上と称する場合がある。
玉粗利=アウト1当りの粗利である。「粗利÷アウト」により求めている。
営業割数=実際の売上額(売上玉)に対する遊技場側の損益額(損失玉)の割合である。「獲得玉÷売上玉」により求めている。
20.0%≒614714
出率=セーフ÷アウト
=614714÷612390≒100.4%
尚、総合のセーフは以下も同様である。
≒893170
尚、以下の売上も同様である。
売上玉=売上÷貸単価
=893170÷4=223293
営業割数=(売上玉+セーフ−アウト)÷売上玉
=(223293+614714−612390)÷223293
≒101.1%、
粗利=売上−(売上玉+セーフ−アウト)×貸単価×原価率
=893170−(223293+614714−612390)×4×75%
≒216128
図9では機種Cの理論値が特定できないので、想定される理論値よりも遊技者にとって辛めの実データが理論値となると共に総合の理論値にも影響が生ずることになる。
管理装置5において、通常状態での通常情報や当該通常状態よりも遊技者にとって有利な有利状態での有利情報について基準値を設定しており、実際の遊技情報である実績情報を通常情報と有利情報とに区分して特定し、通常情報と有利情報とを含む基情報とスペック情報とにより得られる理論情報を特定する際に、通常情報及び有利情報の何れかが特定できなければ、その特定できなかった遊技情報に対して基準値を代用して理論情報を特定する。これにより、有利状態等が発生せずに有利情報等を特定できなかった場合であっても、その特定できなかった有利情報等の代わりに基準値を用いることで、適切な理論情報を特定することができる。そして、特定できた実績情報によりどの程度の理論情報が得られるかを把握することができ、理論情報の側面から実績情報の是非を判断することができる。
より正確性を求めて特T1Yやラウンド係数やアタッカ係数等を採用したが、例えば全ての大当りを対象とした平均的なT1YやT1Oを採用したり、TY自体を対象とする等、有利情報としてはどのような遊技情報を採用したりしても良い。勿論、他の基データについてもどのような遊技情報を採用しても良い。
実施形態では、基礎情報と理論割合情報とに基づいて第1理論情報又は第2理論情報を特定する対象を遊技機種グループ全体としたが、遊技機種グループ全体に代えて、又は加えて遊技機単位や遊技機種単位を対象として特定しても良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良い。又、識別出力についても例示した以外に記号を付ける等、どのような出力態様としても良く、出力としては印字、表示出力が少なくとも想定される。
管理装置5が行う処理の一部を中継装置3、又は遊技機装置2等にて行っても良い。又、サーバ29で行う処理を管理装置5で行ったり、管理装置5で行う処理をサーバ29にて行ったり、サーバ29を設けずに管理装置5のみで図5等の設定を行ったりする等、どのように構成しても良い。更に例示した構成は変形例も含めて、どのように組み合わせても良いし、適宜採用しない構成としても良い。
Claims (5)
- 通常状態よりも遊技者にとって有利な状態である有利状態を発生可能である遊技機側から出力される通常状態における遊技情報である通常情報と、有利状態における遊技情報である有利情報とを区分して特定可能な遊技信号により特定される実際の遊技情報である実績情報を、通常情報と有利情報とに区分して特定する実績情報特定手段と、
前記実績情報特定手段により特定される前記通常情報と前記有利情報とを含んで構成される基情報と、予め設定される遊技機のスペックを示すスペック情報とにより得られる理論上の遊技情報である理論情報を特定する理論情報特定手段と、
前記基情報を構成する遊技情報の内の少なくとも1つの遊技情報について基準値を設定する設定手段と、
前記通常情報及び前記有利情報の内の少なくとも一方の遊技情報が前記実績情報特定手段により特定されていない場合に、当該特定されていない遊技情報に代用して前記基準値を、前記理論情報特定手段により理論情報を特定する場合の基情報として特定する基情報特定手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記実績情報特定手段は、遊技機種別に前記実績情報を特定可能であり、
前記理論情報特定手段は、遊技機種別に前記理論情報を特定可能であり、
前記設定手段は、前記有利情報についての前記基準値を設定可能であり、
前記基情報特定手段は、理論情報の特定対象となる遊技機種の内、前記有利情報が前記実績情報特定手段により特定されていない遊技機種について、当該特定されていない有利情報についての前記基準値を基情報として特定することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。 - 前記実績情報特定手段は、遊技状態により区分しない基礎となる遊技情報である基礎情報を遊技機種別に特定し、
前記理論情報特定手段は、演算目的となる前記理論情報である第1理論情報であって遊技機種グループ全体の第1理論情報を演算する場合に、前記第1理論情報を演算する上で必要な前記理論情報である第2理論情報の前記基礎情報に対する割合を示す前記理論情報である理論割合情報を遊技機種別に特定すると共に、当該理論割合情報と前記基礎情報とにより特定される遊技機種別の前記第2理論情報の遊技機種グループ全体の合計値を演算対象として、遊技機種グループ全体の前記第1理論情報を演算することを特徴とする請求項2に記載した遊技場用システム。 - 前記基情報特定手段は、前記有利情報のうちの1つの数値が、当該数値に対して予め設定される基準値に達していない場合に、前記有利情報が前記実績情報特定手段により特定されていないと特定することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
- 前記設定手段は、操作入力により入力された設定値、前記理論情報特定手段による理論情報を演算する対象期間よりも以前を対象期間として特定された前記実績情報特定手段により特定された実績情報、又は同一の遊技機種について前記実績情報特定手段により特定された実績情報を、前記基準値として設定することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載した遊技場用システム。
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