JP6721470B2 - 遊技場用システム - Google Patents
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Description
図1は、遊技場用システムの全体構成を示している。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2が設置されている。これら遊技機1、遊技装置2は2台ずつ中継装置3と接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5(第1設定手段、入力手段、遊技情報特定手段、第2設定手段、第2入賞情報特定手段、出力手段、判定手段)と接続されている。遊技場にはPOSや残高精算機(何れも図示せず)も設置されており、これらPOSや残高精算機もLAN4を介して管理装置5と接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。
(1)始動口14は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、始動口15は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口14,15への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部12にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
特別状態信号=遊技機から出力される特別状態(甘中、有利状態)を特定可能な信号。始動口15の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定する。
(1)貨幣を受付けると(貨幣受付処理)、遊技機1と遊技装置2との双方に入金額を残高に加算して表示し、残高がある状態で遊技機1の貸出釦(図示せず)が押下されると(貸出操作)、貸出1単位(例えば500円)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1から払出し(対価付与処理)、レートに応じた対価分を残高から引落とす(減算する)。尚、貨幣は複数回の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
図3は入賞口毎の1入賞当りの賞球と、設計値(以下、基準入賞数)(1分(=アウト100相当)当りの入賞数であり、3.0とは入賞率3.0%を示す))とを、通常時と確変や時短等の甘中とに区分した入賞数を示している。
尚、所謂普図入賞口13や大入賞口19についても同様の説明書が存在するが、本発明と関連性がないので、説明等を省略する。
アウト=アウト信号により特定される遊技機にて消費された遊技玉数(消費価値)
セーフ=セーフ信号により特定される遊技機への入賞に応じて付与された遊技玉数(入賞付与価値)
入賞S1=第1始動入賞信号により特定される遊技機における始動口14(ヘソ)の入賞回数
尚、以下も含め「甘中」とは時短などの特別状態期間に対応した遊技情報を示す。
大当り数=大当り信号により特定される大当り数
「通常」は通常時に発生した大当り数で所謂「初当り」数を示す。
T1アウト〈T1セーフ〉=大当り中のアウト〈セーフ〉
尚、例示していないがスタート信号に応じた図柄変動数や売上額等も管理対象としているが、本発明に余り関与しない遊技情報については例示を省略している。
また、「平均」は機種Aを対象とした遊技機平均である。
ベース=状態(通常、甘中、総合)別の出率で、「通常」はBセーフ÷B0、「甘中」はBセーフA÷B0A、「総合」は(総合セーフ÷総合アウト)である。
尚、入賞Sは各々対応する始動口入賞となり、例えばS%1なら入賞S1となる。
通常比率=基準となる遊技情報を対象とした総合に対する通常の割合を示したもので、図6では基準となる遊技情報としてアウトを採用しており、通常アウト÷総合アウトにて演算する。
基準他入賞数=B0に対して基準他入賞率が得られる他入賞数で、B0×基準他入賞率により示される値である。
ここで、B0等の実績値は機種Aについては図5及び図6から抽出、或いは演算した値を示し、機種Bについては機種Aと同様の値が得られたと仮定した場合の値を示している。よって、図7と図8とのB0と通常BYminを同値としている。
図9中の2重線より左側は図7の詳細を示し、取り得る割合となる許容割合が95%の場合、他入賞率許容値は図7にて示した値となり、許容係数は後述した演算式から求める。一方、図9の2重線より右側は許容割合を99.9%とした場合、図10の2重線より左側は許容割合を99%とした場合、右側は許容割合を90%とした場合の他入賞率許容値を示している。
状態としては通常、甘中、総合に区分し、対応するアウトはB0、B0A、総合アウト(図6参照)となる。
また、5番台は甘中のS%2も高いことから、合わせてS%2についても確認する必要がある旨を把握可能となる。
入賞口の配置状況により、左打ちした場合と右打ちした場合とで入賞口16〜18の入賞率の期待値が異なることから、図15に示す様に基準入賞数が状態により異なる値となっている。
機種Cでは総合におけるS%1や他入賞率についても通常時と甘中とで基準入賞率が異なることから、基準入賞数について通常比率により重み付けした加重平均値を採用した上で許容値を特定している。
複数の他入賞口16〜18について1入賞当りの平均の賞球数と、BYminとから他入賞口全体の入賞状況を特定するので、他入賞口16〜18についても、他入賞口全体の入賞情報として他入賞率等を管理可能となり、その入賞状況が問題となっていないかを把握可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
遊技機に設けられる全ての入賞口を管理対象として賞球や基準入賞率を設定することを例示したが、例えば、機種Aにおける通常時の始動口15のような入賞率の低い入賞口を管理対象とせず、賞球等を設定することなく基準他賞球等の遊技情報を特定しても良い。即ち、管理第2入賞口全体とは、管理対象となる第2入賞口を適宜除外し、必ずしも遊技機に設けられる全ての第2入賞口を対象とする必要はない。
第1入賞口として始動口を例示したが、始動口以外の入賞口であっても、入賞状況を特定可能な遊技信号が出力対象となれば第1入賞口として取扱えば良いし、始動口であっても入賞状況を特定可能な遊技信号が出力対象とならなければ第2入賞口として取扱えば良い。
許容範囲として上限と下限とを設けることを例示したが、上限だけ、或いは下限だけを設定しても良い。
対象となる遊技機はパチンコ遊技機が例示出来るが、例示した以外の遊技機を対象としても勿論良い。この場合、遊技媒体を排出せずデータ上のポイントを遊技に応じて更新する所謂封入式の遊技機等も想定できるため、玉やメダル等の遊技媒体や上記ポイントを包含する遊技価値という表現を適宜使用した。また、単位遊技として大当り抽選以外に、入賞により大当りが発生するV入賞口への入賞を許容する状態とする処理、所謂ハネモノのハネ開放等を行う遊技機を対象とする等、単位遊技としてはどのような処理を採用しても良い。
Claims (5)
- 遊技価値を消費する遊技に応じて、遊技盤面上に設けられる入賞口に入賞した場合に遊技価値を付与する遊技機であって、入賞状況を示す入賞情報を特定可能な遊技信号の出力対象となる第1入賞口と、出力対象とならない複数の第2入賞口とが前記入賞口として設けられる遊技機の遊技情報を管理する遊技場用システムであって、
前記第1入賞口を対象として、1入賞当りに付与される遊技価値である単位付与価値を特定可能な第1設定情報を設定する第1設定手段と、
遊技により消費された遊技価値を示すアウト、入賞に応じて付与された遊技価値を示すセーフ、及び前記第1入賞口を対象とした前記入賞情報を特定可能な遊技機側から出力される遊技信号を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された遊技信号、及び前記第1設定情報により、前記セーフから前記第1入賞口への入賞分のセーフである第1セーフを除いた除外セーフの前記アウトに対する割合を示す除外出率を特定可能な遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
管理対象となる前記第2入賞口である管理第2入賞口全体を対象とした基準となる前記単位付与価値であり、当該管理第2入賞口全体を対象とした基準となる入賞率である基準全体入賞率にて、当該基準全体入賞率分の出率を除した値を示す基準全体単位付与価値を特定可能な第2設定情報を設定する第2設定手段と、
前記第2設定情報、及び前記除外出率を特定可能な遊技情報によって、前記管理第2入賞口全体の入賞情報であり、前記除外出率を前記基準全体単位付与価値にて除した値を示す第2入賞情報を特定する第2入賞情報特定手段と、
前記第2入賞情報特定手段による特定結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記遊技機は、前記第1入賞口への入賞に応じて単位遊技を実行可能であると共に、当該単位遊技の結果に応じて大当り、及び通常状態よりも遊技者にとって有利な特別状態を発生可能であり、
前記入力手段により入力される遊技信号は、遊技機が通常状態であるか特別状態であるかを特定可能な状態信号を含み、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報は、通常状態と特別状態とに区分して前記アウト、前記セーフ、及び前記第1入賞口の入賞情報を特定可能であり、
前記除外出率は、全体のセーフから前記第1セーフを除外した除外セーフの全体のアウトに対する割合を示すと共に、通常状態と特別状態とに区分可能であり、
前記第2設定情報は、通常状態と特別状態とに区分して前記基準全体単位付与価値を特定可能であり、
前記第2入賞情報は、通常状態と特別状態とに区分されることを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。 - 前記入賞情報が異常であるか否かを判定する判定処理を行う判定手段を備え、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報は、遊技機にて遊技された程度を示す程度情報を特定可能であり、
前記第2設定情報は、前記基準全体入賞率に対応した入賞情報である基準入賞情報を特定可能であり、
前記第2設定手段は、前記程度情報に応じて変動可能であると共に、前記基準入賞情報を基準とした前記入賞情報の許容値を示す許容情報を設定し、
前記判定手段は、前記許容情報と前記入賞情報とを比較することにより前記判定処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。 - 前記遊技機は、前記第1入賞口への入賞に応じて単位遊技を実行可能であると共に、当該単位遊技の結果に応じて大当り、及び通常状態よりも遊技者にとって有利な特別状態を発生可能であり、
前記入力手段により入力される遊技信号は、遊技機が通常状態、及び特別状態の少なくともいずれかの状態である総合状態である旨を特定可能な状態信号を含み、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報は、前記総合状態における前記アウト、前記セーフ、及び前記第1入賞口の入賞情報を特定可能であり、
前記除外出率は、前記総合状態における全体のセーフから前記第1セーフを除外した除外セーフの前記総合状態における全体のアウトに対する割合を示し、
前記第2設定情報は、前記総合状態に対応した前記基準全体単位付与価値を特定可能であり、
前記第2入賞情報特定手段は、前記総合状態における前記第2入賞情報を特定することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技場用システム。 - 前記状態信号は、遊技機が通常状態であるか特別状態であるかを特定可能な遊技信号であり、
前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報は、遊技機にて遊技された程度を示す程度情報と前記除外出率とを、通常状態と特別状態とに区分して特定可能であり、
前記第2設定情報は、通常状態と特別状態とに区分して前記基準全体単位付与価値を特定可能であり、
前記総合状態における第2入賞情報は、通常状態に対応した前記第2入賞情報と特別状態に対応した前記第2入賞情報とを、前記総合状態における前記程度情報に対する通常状態における前記程度情報の比率と、特別状態における前記程度情報の比率とにより重み付けした加重平均値を示すことを特徴とする請求項4に記載の遊技場用システム。
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JP2016179508A JP6721470B2 (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 遊技場用システム |
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