JP2017121363A - 遊技情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技者の遊技意欲を一層高めることが可能な遊技情報表示装置を提供する。【解決手段】遊技情報表示装置において、メダルの獲得枚数の現在値が最大値に接近したときには液晶表示部で遊技者への報知を行うように構成されている。このため、遊技者は明確にその状況を把握することができるので、結果的に最大値の更新ができるか否かに関わらず、最大値の更新に対する意欲が高まって遊技の興趣が向上する。【選択図】図6
Description
本発明は遊技情報表示装置に関する。
従来の遊技場においては、例えば特許文献1に記載されているように、過去の出玉数の最高記録を表示することによって遊技の興趣を高めるようにしている。遊技者はその記録を確認することによって最高でどの程度の出玉を獲得することができるのかを把握すると同時に、最高記録に対しての挑戦意欲を高めることとなる。そして、遊技者自身が最高記録を更新した際には自分自身の記録として表示されるので、大きな満足感・喜びを感じることができる。
しかしながら、実際に最高記録を更新するのは容易なことではないため、最高記録に対する遊技者の意識は薄れがちとなり、遊技意欲を高める効果が十分に得られていないというのが実情であった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技者の遊技意欲を一層高めることが可能な遊技情報表示装置を提供することにある。
請求項1の遊技情報表示装置において、遊技価値の現在値が最大値に接近したときには明確にその状況を把握することができるので、結果的に最大値の更新ができるか否かに関わらず、最大値の更新に対する意欲が高まって遊技の興趣が向上する。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、遊技情報表示装置と共に示す遊技場用管理システムの全体の概略図である。遊技場内には多数の遊技機(例えばスロットマシン1)が設置されており、各スロットマシン1に対応して貸出装置2及び遊技情報表示装置3が設置されている。同図に示すように、1台のスロットマシン1に対して、その側方に1台の貸出装置2が配置され、当該マシン1の上方に1台の遊技情報表示装置3が配置されている。
スロットマシン1、貸出装置2、及び遊技情報表示装置3は、夫々中継装置4と接続されており、中継装置4はLAN5を介して管理装置6と接続されている。この場合、2台のスロットマシン1に対して1台の割合で中継装置4が設置されている。中継装置4は、スロットマシン1、貸出装置2、及び遊技情報表示装置3から各種の遊技信号或いは遊技情報を収集して管理装置6へ送信するとともに、管理装置6から受信した設定情報等の各種情報を、スロットマシン1等へ送信する。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード6a、モニタ6b等が接続されている。管理装置6は、遊技場内に設置される全ての機器、つまりスロットマシン1、貸出装置2、遊技情報表示装置3等との間で、中継装置4を介して各種情報を送受信し、それら全ての機器の稼働状況を管理する。尚、図1では省略したが、実際には数100台のスロットマシン1が管理装置6の管理の対象或いは通信の対象となっている。
図2は、スロットマシン1の正面外観を概略的に示している。スロットマシン1は、その正面に表示窓8が設けられており、遊技者は表示窓8を通じて内部に設けられたリール9の図柄を視認可能となっている。各図柄は、左リール9a、中リール9b、右リール9cの円周面に描かれており、各リール9a〜9cが停止した状態では、表示窓8の上段、中段、下段に対応して表示される。即ち、表示窓8には、各リール9a〜9cの各々について3図柄ずつ合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
表示窓8には、例えば上段、中段、下段の横方向3本、右上がり、右下がりの斜め方向の2本の合計5本の入賞ラインたる有効ラインが設定されており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。表示窓8の上方には、メダルの払出し進捗状態等の情報や各種の画像等を表示する液晶表示部10、及びスピーカ10aが設けられている。表示窓8の下方には、クレジットメダルの投入を行うBETボタン11、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン12、メダルを投入するメダル投入口13が設けられており、これらの下方にはスタートレバー14、左ストップボタン15、中ストップボタン16、右ストップボタン17が設けられている。
表示窓8の右方には、メダルの払出枚数を表示する払出数表示部18、メダルのクレジット数を表示するクレジット数表示部19が設けられている。クレジット数表示部19は、メダル投入口13から投入されたメダルのうち未だゲームに使用されていないメダルの数、及びゲームで入賞が発生したときに付与されるメダルの数を表示する。クレジット数が1以上の状態で精算ボタン12が操作されたときには、そのクレジット数分のメダルが払出される。また、スロットマシン1の正面最下部には受皿20が設けられており、スロットマシン1の正面最上部には装飾ランプ部21が設けられている。
図3は、スロットマシン1の電気的な構成を機能ブロック図で示している。スロットマシン1には、CPU、ROM、RAM、I/O等を備えたマイクロコンピュータにより構成される制御部22が設けられている。制御部22は、BETボタン11、精算ボタン12、スタートレバー14、左ストップボタン15、中ストップボタン16、右ストップボタン17、投入メダル検知部23、設定値操作部24等から各種信号を入力する。制御部22は、メダル投入口13に投入されたメダルの真贋及び数量を判定する投入メダル検知部23から投入メダル検知信号を入力すると、その入力した投入メダル検知信号に基づいて投入されたメダルの数を計数し、メダルの数が1ゲームに必要な所定数(通常状態では3枚)を超えたときには、その超えた分のメダルの数をクレジット数として、例えばRAM等に所定の上限値(例えば50枚)まで記憶すると共に、そのクレジット数をクレジット数表示部19に表示する。
制御部22は、設定値操作部24から内部当選確率等の各種の設定信号を入力する。スロットマシン1には例えば「1」〜「6」の6段階で役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、設定値操作部24から入力した設定信号に基づき何れかの設定値を有効化する。設定値操作部24は、設定変更キー25が挿入されて設定変更が可能な状態となった上で、例えばDIPスイッチの切換え等により設定値を変更可能である。この場合、設定値は、その値が高いほど遊技者にとって有利な設定であり、その値が低いほど遊技者にとって不利な設定である。
また、制御部22は、液晶表示部10、払出数表示部18及びクレジット数表示部19等の各種表示部、装飾ランプ部21、各リール9a〜9cに対応するリール用モータ26a〜26cを駆動するリール駆動部27、各リール9a〜9cに設けられた基準位置片の通過を検知するセンサ28a〜28c、各センサ28a〜28cからの検知信号に基づいて各リール9a〜9cの基準位置を検知する基準位置検出部29、スピーカ10aを駆動する音声出力部30、メダルを払出すメダル払出部31を接続している。
上記構成のスロットマシン1において、制御部22は、メダルが投入された状態でスタートレバー14の操作つまりゲーム開始操作が行われると、乱数発生部32にて発生する乱数の中から1つの乱数を乱数抽出部33にて抽出して内部抽選を行い、内部抽選の結果が当選であると(内部当選役があると)、その内部当選役に対応した内部当選役フラグとしてビッグボーナス(BB)役フラグ、レギュラーボーナス(RB)役フラグ、小役フラグ又はリプレイ役フラグをオンし、成立させる。ボーナス役フラグについては当該ボーナス役が入賞するまで何ゲームでも持ち越され、小役フラグ及びリプレイ役フラグについては入賞の有無に関わらず次のゲームを開始するまでに消去される。
そして、制御部22は、内部抽選を行ったことでオンした内部当選役フラグに応じて、各リール9a〜9cの停止位置を決定するための停止テーブル(図示略)に基づく所謂引込制御を含む停止制御、つまり各リール9a〜9cを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止させる制御を行う。この引込制御は、各ストップボタン15〜17の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が上記の引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。
図1に示す貸出装置2は、貨幣投入口34、動作ランプ35、メダル払出ノズル36等を備えている。貸出装置2は、遊技者により貨幣が貨幣投入口34に投入されると、遊技媒体であるメダルを、メダル払出ノズル36からの払い出しにより貸し出す。
スロットマシン1側からは次に示す遊技信号が出力される。
投入信号:遊技の開始に伴って投入されたメダルの枚数を示す信号であり、スロットマシン1から出力される。
払出信号:入賞により払い出されたメダルの枚数を示す信号であり、スロットマシン1から出力される。
BB信号:BB状態であることを示す信号としてスロットマシン1からレベル出力される。
RB信号:RB状態であることを示す信号としてスロットマシン1からレベル出力される。
売上信号:貸出装置2から出力される売上情報であり、売上メダル5枚(100円分に相当)毎に1パルス出力されるので、売上信号数×100が売上金額となる。尚、所謂再プレイにより貸出されるメダルを売上メダルとしても良い。
投入信号:遊技の開始に伴って投入されたメダルの枚数を示す信号であり、スロットマシン1から出力される。
払出信号:入賞により払い出されたメダルの枚数を示す信号であり、スロットマシン1から出力される。
BB信号:BB状態であることを示す信号としてスロットマシン1からレベル出力される。
RB信号:RB状態であることを示す信号としてスロットマシン1からレベル出力される。
売上信号:貸出装置2から出力される売上情報であり、売上メダル5枚(100円分に相当)毎に1パルス出力されるので、売上信号数×100が売上金額となる。尚、所謂再プレイにより貸出されるメダルを売上メダルとしても良い。
ここで、スロットマシン1の遊技状態について説明する。この遊技状態には、通常状態とボーナス状態と2つの状態があり、通常は前者の通常状態にある。通常状態では、遊技者が入賞させた役に応じて対応する数のメダルが遊技者に付与されるが、小役の当選確率が低く、遊技者にとって不利な遊技状態といえる。
通常状態においてボーナス役(BB役又はRB役)が入賞した場合には、入賞したボーナス役に応じたボーナス状態(BB状態又はRB状態)に移行する。つまり、スロットマシン1において、ボーナス役に係る入賞は、予め定めた特別状態発生条件に相当し、その特別状態発生条件が成立したときに入賞の発生頻度が向上する特別状態としてのボーナス状態を発生させる。
具体的には、BB状態やRB状態は、通常状態において所定の確率で当選し、発生する。BB状態やRB状態では、小役のみが内部当選役となるように設定されており、各小役の内部当選確率が大幅に向上し、ほぼ毎ゲームにおいて小役が当選することから、入賞の発生頻度が向上する特別状態とされている。このボーナス状態について、予め定められた特別状態終了条件は、例えばBB状態では350枚を越えるメダルの払い出し、RB状態では150枚を越えるメダルの払い出しであり、スロットマシン1は、係る終了条件が成立したときにボーナス状態が終了して通常状態へ復帰するように構成されている。
尚、BB状態では、差枚数(つまり払出枚数−投入枚数)が約300枚程度、RB状態では、差枚数が約120枚程度となり、遊技者は、係るボーナス状態の種類に対応した約300枚或いは役120枚のメダルを獲得することができる。こうして、スロットマシン1では、入賞の発生に応じて遊技価値たるメダルの獲得が可能とされている。
管理装置6は、CPUからなる制御部、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部、送受信部、前記モニタ6bやプリンタ等からなる出力部、前記キーボード6aやマウス等からなる操作部を備える。管理装置6は、前記スロットマシン1側から遊技信号或いは遊技情報を受信することで、各種遊技情報を当該スロットマシン1に対して個別に付与されている遊技機ID(台番)毎に集計して特定する機能を有している。
続いて、スロットマシン1に関する遊技情報を表示可能な遊技情報表示装置3について図4、図5も参照しながら説明する。遊技情報表示装置3には、図4に示すようにランプ部40、液晶表示部41、遊技場の従業員を呼出すときに遊技者が押下する呼出ボタン42、遊技情報の表示を切替えるときに遊技者が押下するデータ切替ボタン43、表示値をクリアするためのリセットボタン44が設けられている。
液晶表示部41には、本日の大当たり回数を示す「本日BB・RB」表示部41a、前日大当たり回数を示す「前日BB・RB」表示部41b、前々日大当たり回数を示す「前々日BB・RB」表示部41c、過去最高大当たり回数を示す「過去最高BB」表示部41d、メダルの過去最高獲得枚数を示す「過去最高獲得」表示部41e(表示手段に相当)、大当たり間ゲーム回数を示す「ボーナス間G」表示部41f、本日累計ゲーム回数を示す「本日累計G」表示部41g、差枚数グラフ表示部41h、大当たり間ゲーム数履歴最新10回分表示部41iが設けられている。
図4に示す例では、本日BB・RB回数が夫々35・18回、前日BB・RB回数が夫々8・2回、前々日BB・RB回数が夫々13・10回、過去最高BB回数が47回、過去最高獲得枚数が5783枚、ボーナス間ゲーム回数が0回、本日累計ゲーム回数が0回であることが示されている。
図5の機能ブロック図で示すように、遊技情報表示装置3は、CPU45a、ROM45bやRAM45cといった記憶部M、I/O45d等を有するマイクロコンピュータにより構成される制御部45を備える。遊技情報表示装置3において、遊技者が呼出ボタン42を押下すると、ランプ部40を点灯し、遊技者がデータ切替ボタン43を押下すると、液晶表示部41における遊技情報の表示を切り替える。液晶表示部41上にはタッチパネル47が設けられており、液晶表示部41に表示された各種ボタンに対するタッチ操作に応じて所定の動作を実行する。また、遊技情報表示装置3は送受信部46を備えており、当該送受信部46及び中継装置4を介して、スロットマシン1側から遊技信号を入力することで、各種遊技情報を作成して液晶表示部41に表示すると共に管理装置6に対して遊技情報を定期的に出力する。
そして、本実施形態の遊技情報表示装置3は、係る遊技信号に基づいて、対応するスロットマシン1での過去最高獲得枚数を表示部41eに表示するだけでなく、現在の獲得枚数がその過去最高獲得枚数に接近している場合に、これを報知する処理を実行することで、遊技者の遊技意欲を高めるようになっている。この具体的な処理内容について、図6、図7も参照しながら説明する。
ここで、図6は、上記した差枚数グラフ表示部41hの拡大図を例示している。同図に示すグラフは、遊技情報表示装置3の制御部45によって、対応するスロットマシン1で投入されたメダルの枚数が例えば50増加する毎に、その時点のメダルの獲得枚数を、投入信号と払出信号とに基づき払出枚数と投入枚数との差を演算して求め、その値をグラフ上にプロットすることにより作成される。グラフ上にプロットする間隔は適宜設定可能である。即ち、制御部45は、営業開始時点から現時点までの獲得枚数を遊技価値の現在値として、払出枚数と投入枚数との差である差枚数を算出することにより特定する。この場合、制御部45は、特定した獲得枚数の現在値を、図6の差枚数グラフ上の点Pで表示すると共に、例えば枠W1で囲った表示領域内に「現在獲得枚数=5550」といった文字や数字で表示する。
また、制御部45は、所定期間において遊技価値特定手段として特定した獲得枚数の現在値のうち最大値を前記記憶部Mに記憶する。つまり、制御部45は、記憶部Mに保持する獲得枚数の最大値を、その保持期間(例えば数か月にわたる前記所定期間)の経過により或いは従業員等による初期化操作が行われる(当該操作が行われた日から起算した当日までの前記所定期間)ことにより、ゼロクリアで初期化するものとする。そして、制御部45は、記憶部Mの獲得枚数の最大値よりも当日の現在値が大きいと判定した時点で、当該現在値を最大値として上書きすることで更新する。こうして、常には、対応するスロットマシン1における、前記保持期間のうちの獲得枚数の最大値が、図4の表示部41eの「過去最高獲得」として表示される。
更に、制御部45は、獲得枚数の現在値と最大値とを比較し、その最大値に対する現在値の不足分が予め定められた基準条件を満たすか否かを判定する。具体的には、記憶部Mには、基準条件を判定するための値として、BB1回で獲得可能な前記の獲得枚数(300枚)が記憶されている。そして、図6に示すように、獲得枚数の現在値が「5550」である場合、制御部45は判定手段として、その現在値と図4の表示部41eに示す最大値である「5783」と比較し、それら最大値(5783)と現在値(5550)との差である不足分(233)を求めて、その現在値の不足分(233)が基準条件の値(300)未満か否かを判定する。
これにより、制御部45は、図6に例示するように、現在値の不足分が基準条件の値未満と判定したとき、枠W1で囲った表示領域内に「過去最高までBB1回!」といった文字等を前記現在獲得枚数と共に表示出力する。このように、制御部45は接近報知実行手段として、現在値の不足分が基準条件を満たすと判定した場合に、獲得枚数の最大値に対して現在値が所定の範囲内に接近していることを遊技者に報知するための接近報知処理を実行する。
この場合の所定の範囲とは、特定値としての基準条件の値に対応する、正の値である。基準条件の値は、例えば管理装置6側からの操作入力により、特別状態において遊技者が獲得可能なメダルの獲得枚数(遊技価値)に相当する値を設定することが可能である。これにより、設定手段として制御部45は、基準条件の値を、前記操作入力に応じて、例えばBB1回分に対応する300に設定している。それ故、制御部45は、図6に示すように、現在値の不足分が300より小さい状態において、そのBB状態が1回発生することにより獲得枚数の最大値を更新することができる旨を報知する。このような報知内容であれば、あと1回のBBで対応するスロットマシン1での過去最高の獲得枚数を超えることを明確に把握することができるので、接近報知処理が実行されている期間中はBBの当選に対する期待感が一層高まることとなる。
尚、制御部45は、接近報知処理中に現在値の不足分が基準条件の値(300)以上になったと判定したとき、接近報知処理を終了する。また、スロットマシン1が前記通常状態にあるときはメダルが減少し、前記ボーナス状態にあるときはメダルが増加するので、接近報知処理を開始するタイミングは、ほぼボーナス状態にあり、接近報知処理を終了するタイミングは、ほぼ通常状態にある。
そして、図7に示すように、制御部45は、上記接近報知処理中つまり現在値の不足分が基準条件の値より小さい状態において、BB状態が発生したときに、当該BB状態が終了するまでの間に前記最大値を更新することができる旨を予告する。具体的には、同図のグラフ表示部41hの点P´並びに枠W2内の表示領域に示すように、獲得枚数の現在値が「5547」の場合、最大値(5783)との差である不足分(236)が、基準条件の値(300)未満となる。そこで、制御部45は、係る不足分が基準条件の値より小さいときにBB状態が発生したと判定した時点で、グラフ表示部41hの枠W2で囲った表示領域内に現在の獲得枚数と併せて「ビッグボーナスおめでとう!最高記録更新間違いなし!!」といった予告を表示出力する。このように、制御部45は予告報知手段として、BBが発生した時点で最高記録更新を予告することにより、そのBB状態における遊技者の満足感を一層高めることができる。
以上説明した本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
遊技情報表示装置3において、メダルの獲得枚数の現在値が最大値に接近したときには液晶表示部41で遊技者への報知を行うように構成されている。このため、遊技者は明確にその状況を把握することができるので、結果的に最大値の更新ができるか否かに関わらず、最大値の更新に対する意欲が高まって遊技の興趣が向上する。
遊技情報表示装置3において、メダルの獲得枚数の現在値が最大値に接近したときには液晶表示部41で遊技者への報知を行うように構成されている。このため、遊技者は明確にその状況を把握することができるので、結果的に最大値の更新ができるか否かに関わらず、最大値の更新に対する意欲が高まって遊技の興趣が向上する。
遊技情報表示装置3は、最大値に対する不足分が特定値より小さい状態で接近報知を行うように構成されているため、いつもに増して特別状態の発生に対する期待感を高めることになる。また、その状態で特別状態が発生したときには、最大値が更新されることを液晶表示部41で予告することにより、早い段階から遊技者の満足感・喜びを増大させることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
獲得枚数を当日における差枚数としたが、最小差枚数と最大差枚数との差を獲得枚数としても良く、例えば、当日における最小差枚数が−1500、最大差枚数が2000のときは、獲得枚数が3500となる。或いは、獲得枚数を、当日における(貸出枚数+払出枚数−投入枚数)としても良い。
獲得枚数を当日における差枚数としたが、最小差枚数と最大差枚数との差を獲得枚数としても良く、例えば、当日における最小差枚数が−1500、最大差枚数が2000のときは、獲得枚数が3500となる。或いは、獲得枚数を、当日における(貸出枚数+払出枚数−投入枚数)としても良い。
図6の接近報知処理中の画面において、表示するメッセージは同図に限定されず,最高記録の更新が接近していることを遊技者が認識可能な報知内容であれば、どのようなメッセージを採用しても良い。例えば、メッセージを表す枠W1内の色を背景の色と異ならせて強調したり、画面上でより大きく表示しても良いし、音声等でメッセージを報知しても良い。
接近報知処理の開始条件に係る、基準条件の値を300に設定したが、これに限定されない。例えば、基準条件の値としてBB2回分以上の獲得枚数に相当する値を設定しても良いし、係る特別状態1回分の獲得枚数×n(n=1、1.5、2、…)の値を設定し、或いは特別状態1回分の獲得枚数とは無関係の値を設定することもできる。
また、接近報知や予告報知の対象となる特別状態として、BB状態を例に説明したが、これに限定されるものではなく、遊技者にとって有利な遊技状態は全て特別状態とみなして本発明を適用することができる。即ち、特別状態は、BB状態やRB状態はもちろんのこと、他の特別状態として,周知のアシストタイム、チヤレンジタイム、リプレイタイム等を挙げることができ、それら特別状態の発生条件や終了条件も、該当する特別状態の種類に応じて設定すれば良い。
遊技情報表示装置3で表示する遊技情報の種類は、図4、図6、図7に限定されず、様々な種類の遊技情報を採用することができる。
遊技情報表示装置3には、管理装置6との間でデータを送受信する機能を備えるが、そのような機能は無くても良く、遊技情報表示装置3は、管理装置6と無関係に動作するように構成しでも良い。
遊技情報表示装置3には、管理装置6との間でデータを送受信する機能を備えるが、そのような機能は無くても良く、遊技情報表示装置3は、管理装置6と無関係に動作するように構成しでも良い。
また、遊技情報表示装置3は、スロットマシン1からの遊技信号を中継装置4経由で受信するようにしたが、スロットマシン1から遊技信号を直接受信しても良い。
遊技情報表示装置3をスロットマシン1の上方に設置したが、スロットマシン1の側方に配置する等、設置場所は限定されない。また、遊技情報表示装置3は、呼出ボタン42による従業員の呼出機能等、その機能の一部を省略したり、他の機能を付加しても良い。
遊技情報表示装置3をスロットマシン1の上方に設置したが、スロットマシン1の側方に配置する等、設置場所は限定されない。また、遊技情報表示装置3は、呼出ボタン42による従業員の呼出機能等、その機能の一部を省略したり、他の機能を付加しても良い。
遊技機としてスロットマシン1を例示したが、パチンコ遊技機に対しても同様に適用することができる。また、遊技媒体を払い出すタイプの遊技機を前提としたが、遊技媒体を払い出さずに電子データとして、その遊技媒体数を記憶する完全クレジット式(封入式)の遊技機を対象としてもよい。
遊技情報表示装置3は、遊技価値特定手段、最大値記憶手段、表示手段、判定手段、接近報知実行手段、設定手段、及び予告報知手段としての夫々の機能を併せ持つ構成としてが、例えば外部の記憶装置に遊技媒体数の最大値を記憶させたり、外部の装置に遊技媒体数の現在値を特定させる等、何れかの機能を遊技情報表示装置3以外の装置に持たせて、表示装置3全体として夫々の機能を発揮する構成を採用すれば良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、上記基準条件の値以外の各数値等はどのような値を採用しても良い。例えば、ある値について「300未満」という表現は、「300より小さい」、「299以下」というように、代替しうる。また例えば、「300以上」とい表現は、「300に達した」、「299を超える」といように代替して用いることができる。
更に本発明は、上記した実施形態の構成や変形例も含めて、どのように組み合わせても良いし、適宜、採用しない構成を設けても良い。
図面中、1はスロットマシン(遊技機)、3は遊技情報表示装置、41は表示手段(液晶表示部)、45は制御部(遊技価値特定手段、判定手段、接近報知実行手段、設定手段、予告報知手段)、Mは最大値記憶手段である。
Claims (3)
- 入賞の発生に応じて遊技価値を獲得可能な遊技機に付設され、当該遊技機に関する遊技情報を表示可能な遊技情報表示装置において、
遊技者が獲得した遊技価値の現在値を特定する遊技価値特定手段と、
所定期間において前記遊技価値特定手段が特定した遊技価値の現在値のうち最大値を記憶する最大値記憶手段と、
前記遊技価値の最大値を表示する表示手段と、
前記遊技価値特定手段により特定された現在値と前記最大値とを比較し、前記最大値に対する前記現在値の不足分が予め定められた基準条件を満たすか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記不足分が基準条件を満たすと判定された場合に、前記最大値に対して前記現在値が所定の範囲内に接近していることを遊技者に報知するための接近報知処理を実行する接近報知実行手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。 - 前記遊技機は、通常状態において予め定められた特別状態発生条件が成立したときに入賞の発生頻度が向上する特別状態を発生し、当該特別状態において予め定められた特別状態終了条件が成立したときに通常状態へ復帰するように構成され、
前記特別状態において遊技者が獲得可能な遊技価値に相当する特定値を設定可能な設定手段を備え、
前記接近報知実行手段は、前記不足分が前記特定値より小さい状態において、前記特別状態が1回発生することにより前記最大値を更新することができる旨を報知することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報表示装置。 - 前記不足分が前記特定値より小さい状態において前記特別状態が発生したときに、当該特別状態が終了するまでに前記最大値を更新することができる旨を予告する予告報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載した遊技情報表示装置。
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Cited By (2)
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