JP2006061614A - 遊技データ表示装置 - Google Patents

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JP2006061614A JP2004250874A JP2004250874A JP2006061614A JP 2006061614 A JP2006061614 A JP 2006061614A JP 2004250874 A JP2004250874 A JP 2004250874A JP 2004250874 A JP2004250874 A JP 2004250874A JP 2006061614 A JP2006061614 A JP 2006061614A
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Yoshiyasu Tanaka
嘉泰 田中
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Abstract

【課題】 大当たりの連チャンに関する正確なデータを遊技者に提供することが可能な遊技データ表示装置を提供する。
【解決手段】 REGボーナスの発生に伴って判定フラグをオンし(S18)、REG信号の出力が途切れてから41ゲームに達するまで判定用出玉率を算出し(S11)、再度REG信号が出力された場合には(S12)、判定フラグのオンに基づいて連チャンと判定し(S14)、当該連チャンを判定用出玉率が100%を超えるか否かに基づいて(S15)、強制連チャンと非強制連チャンとに区別して判定し、さらに、強制連チャンと判定する毎に強制連チャン回数を加算して、表示器の連チャン回数表示部に表示するようにしたので(S19)、遊技者は強制連チャンの発生回数を正確に把握することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技場に設置された遊技機に係る大当たりの連チャン状態を判定して表示することができる遊技データ表示装置に関する。
遊技場に設置された例えばスロットマシンのような遊技機においては、遊技媒体であるメダルの投入を含むゲーム開始操作に応じて動作される可変表示装置(リール)を備え、ゲーム開始操作時に行われた内部抽選により決定された当たり・ハズレを当該可変表示装置により表示可能となっており、特に、可変表示装置に特定の大当たり図柄が表示されたときに、多量のメダルを放出する大当たりが発生する構成となっている。
ところで、近年では、ストック方式や確率変動方式を利用して強制的に連チャンを発生させるようにしたスロットマシンが普及しており、このようなスロットマシンでの遊技者側にとっては、連チャンの継続回数を把握することが遊技に対する興趣の向上に繋がるという背景がある。従って、連チャンの継続回数を何らかの手段により判定し、その判定結果を遊技者側に知らせるという機能を備えた遊技データ表示装置を提供することが、遊技場の営業施策上において望ましいと考えられる。従来、連チャンの継続回数を表示できるようにした手段としては、例えば特許文献1に見られるものが提供されており、この手段では、パチンコ遊技機において大当たりが発生した場合において、その後の所定時間以内に大当たりが再度発生した場合を連チャン発生と判定する構成となっている。
特許第3224425号公報
ストック方式や確率変動方式を採用したスロットマシンにおいては、強制的な連チャン以外にたまたま連チャンが発生するという非強制連チャンが発生する場合もあるが従来の連チャン発生の判定方法では、強制連チャンと非強制連チャンとを区別することができないため、遊技者側において強制連チャンの回数を正確に把握することができず、これが遊技者側の不満を募らせる原因となっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、大当たりの連チャンに関する正確なデータを遊技者に提供することが可能な遊技データ表示装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、ゲームの実行に伴い所定の大当たり条件が成立したときは大当たりを発生すると共に、大当たり終了後に前記大当たり条件が成立し易い特別遊技状態を発生可能に構成され、大当たり中は大当たり信号を外部出力する遊技機に対応して設けられる遊技データ表示装置において、前記大当たり信号の出力が途切れてから所定数のゲームを消化するまでに大当たり信号が再度出力された場合は連チャンと判定する連チャン判定手段と、前記連チャン判定手段が連チャンの発生を判定したときに、その連チャンが前記特別遊技状態中に発生した強制連チャンであるのか、当該特別遊技状態外の期間に発生した非強制連チャンであるのかを判定する強制連チャン判定手段と、前記強制連チャン判定手段が、強制連チャンと判定した回数を表示する強制連チャン回数表示手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記遊技機は、前記特別遊技状態中の遊技において入賞確率を高めるように構成され、前記強制連チャン判定手段は、前記大当たり信号が途切れてから所定ゲーム数を消化するまでの期間中における前記入賞の発生頻度に基づいて、前記強制連チャンであるか非強制連チャンであるかを判定することを特徴とする。
制球項3記載の発明は、前記遊技機は、ゲームの実行に伴う内部抽選により発生した大当たり権利をストックし、所定の放出条件が成立したときに当該ストックした大当たり権利に基づく大当たりを発生するように構成され、前記特別遊技状態中は、前記放出条件が成立する確率を高めることにより前記大当たりが発生し易いように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、大当たりの信号の出力が途切れてから所定数のゲームを消化するまでに大当たり信号が再度出力された場合に連チャンと判定し、その連チャンが特別遊技状態中に発生したのか或いはそれ以外の期間に発生したのかに基づいて、当該連チャンが強制連チャン及び非強制連チャンの何れであるかを判定し、さらに、強制連チャンと判定した回数を表示するようにしたので、遊技者は強制連チャンの発生回数を正確に把握することが可能となる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
図2には、本実施例の全体構成が概略的に示されている。この図2において、各スロットマシン1(遊技機に相当)の上方には、呼び出しランプの機能を備えたデータ表示装置2が設けられている。このデータ表示装置2は、スロットマシン1から出力される以下(1)〜(4)のような各種信号を受信すると共に、その信号を管理装置3へ転送する機能等を備えている。
(1)アウト信号(1メダル投入(1クレジットメダルの投入を含む)毎に1パルス出力)
(2)セーフ信号(1メダル払出毎に1パルス出力)
(3)ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)
(4)REG信号(REGボーナス期間中にレベル信号出力、大当たり信号に相当)
データ表示装置2と通信可能に設けられた管理装置3は、当該データ表示装置2からの信号に基づいて各スロットマシン1についての各種の稼動データの集計を行い、その集計結果のうち所定のデータをデータ表示装置2での表示動作に供するようになっている。
図3にはスロットマシン1及びデータ表示装置2の正面外観が示されている。この図3において、スロットマシン1の正面には表示窓4が形成されており、その表示窓4を通じて内部に設けられた可変表示装置5の図柄を視認可能となっている。この場合、当該図柄は可変表示装置5が有する3個のリール(符号なし)の円周面に描かれており、リールの停止状態では表示窓の上段、中段、下段に対応して図柄が表示されるようになっている。また、表示窓4の側方には遊技に伴う表示演出を行なう演出用液晶表示部6が設けられている。
表示窓4の下方に設けられた操作パネル7には、クレジットメダルの投入ボタン8、クレジット清算ボタン9、メダル投入口10が設けられていると共に、スタートレバー11、左側ストップボタン12、中央ストップボタン13、右側ストップボタン14が配置されている。
この場合、スロットマシン1にあっては、一連のゲーム開始操作、つまりメダル投入口10にメダルが投入された状態、若しくは、投入ボタン8を通じてクレジットメダルの投入を受けた状態でスタートレバー11の操作が行われたときに、内部抽選を実行すると共に可変表示装置5の動作(リールの回転動作)が開始されるものであり、各ストップボタン12〜14が操作されると、対応するリールが内部抽選の結果に基づいて停止されて1ゲームが終了するようになっている。そして、ゲーム終了時において、可変表示装置5が所定の当たり態様、例えば各リールに停止表示された図柄の組み合わせが入賞役に対応する図柄となったときは、入賞役(REGボーナス図柄、小役図柄等)に応じた枚数のメダルが受皿15に払出される。尚、本実施例によるスロットマシン1は、所謂ビッグボーナスが発生しない仕様となっており、後述するように、ビッグボーナスに代わるゲーム態様として、REGボーナス(レギュラーボーナス)が高い頻度で連続的に発生するというボーナス継続ゲームが設定されている。
スロットマシン1は、ボーナスに関連した内部抽選確率を例えば6段階に設定できる構成となっており、図4には、REGボーナスフラグ(大当たり権利に相当)及び放出フラグの内部抽選確率についての設定内容が示されている。この図4において、REGボーナスフラグとは、REGボーナスを発生させるためのフラグであり、放出フラグとは、後述するストックされたREGボーナスフラグを放出するためのフラグである。この場合、REGボーナスフラグの成立確率は、設定1〜設定6の何れにおいても1/50となっており、放出フラグの成立確率は、設定1が1/400、設定2が1/369、設定3が1/337、設定4が1/287、設定5が1/256、設定6が1/225となっている。
設定されている内部抽選確率に基づいた内部抽選が行われた結果、REGボーナスフラグが成立したときは、これを一時的にストック(スロットマシン1の内部に設けられた記憶要素にボーナスフラグを蓄積すること)する。本実施例では、このようなストックが行われる状態でのゲームをSTゲームと呼ぶことにする。このSTゲームは、内部抽選により放出フラグが成立するまで継続されことになり、このSTゲーム中には、REGボーナスフラグが最大で256個までストックされる構成となっている。また、STゲーム中においては、当該ストックされたREGボーナスフラグに基づいたREGボーナスが発生するのを防ぐためのリール制御が行なわれる。
このSTゲーム中において放出フラグが成立した場合、ストックされたREGボーナスを入賞させることが可能となり、可変表示装置5にREGボーナス図柄が表示されれば入賞となり、REGボーナスが発生する。また、当該REGボーナス発生時に連チャン抽選を実行する構成となっており、この連チャン抽選に当選した場合は、当該ボーナス終了後20ゲーム目に再度フラグを成立させるというボーナス継続ゲーム(本発明でいう特別遊技状態に相当し、強制連チャンを意味する)に移行する。尚、連チャン抽選に当選した場合は、次のREGボーナスフラグが放出されるまでの間、入賞役として小役図柄を揃え易くして入賞確率が高められた周知のAT(アシストタイム)を発動させるように構成されている。
また、連チャン抽選に落選した場合は、ストックされたREGボーナスフラグが残っていれば、そのままSTゲームに移行し、ストックされたREGボーナスフラグが残っていなければ、その後の遊技においてREGボーナスフラグが成立することによりストックされた後、再びSTゲームに移行するようになっている(本実施例では、ストックされたREGボーナスフラグの有り無しに関わらず通常遊技状態と呼ぶことにする)。尚、通常の遊技期間中は、放出フラグの成立確率に比べ、REGボーナスフラグの成立確率の方が極めて高く設定されているため、殆どの期間がSTゲームに移行した状態にあることになる。
一方、データ表示装置2の前面には、ランプ群16、呼出スイッチ17、データ切換スイッチ18、表示器(強制連チャン表示手段に相当)19が設けられている。この表示器19は、例えばバックライト付のカラー液晶表示パネルよりなるもので、以下に述べるような各画面を表示できる構成となっている。
図5は、通常遊技状態画面を示しており、この通常遊技状態画面には、以下に示す各表示部が表示される。
・前回のREGボーナス終了時点からのゲーム数を表示するG数表示部20、
・営業開始時点からの通常遊技状態中における累計ゲーム数を表示する累計G数表示部21、
・通常遊技状態中においてREGボーナスが発生(これを「初当り」という)した回数を表示するREG1表示部22、
・営業開始時点からのREGボーナスの累計発生回数を表示するREG2表示部23、
・初当りしてから再度初当りするまでの通常遊技状態中におけるゲーム数の過去10回分の履歴を棒グラフにて表示するためのG数履歴グラフ表示部24(尚、棒グラフは単位グラフにより構成され、1つの単位グラフは100ゲームを示す。例えば、G数表示部20に表示されていたゲーム数が150ゲームの場合は、2つの単位グラフにより構成された棒グラフによって表現される)、
・初当り1回におけるREGボーナスの強制連チャン回数を表示する連チャン回数表示部25。
図6及び図7は、REGボーナス中(初当り時)画面及びREGボーナス中(連チャン時)画面をそれぞれ示しており、これらの画面では、図5に示す累計G数表示部21に代えて、差メダル数表示部26が表示される。この差メダル数表示部26の表示値は、REGボーナスが開始されてから現在までに遊技者が獲得したメダル数を示している(強制連チャンの場合に表示されるREGボーナス中(連チャン時)画面中の差メダル数表示部26には、当該連チャン中に獲得したメダル数の累計を示す)。
また、管理装置1は、スロットマシン1からデータ表示装置2を介して送信されてくる各種信号に基づいて種々の稼動データを集計管理すると共に,それらの稼動データを表示部3a(図2参照)において選択的に表示する構成となっている。
図8には、表示部3aに表示される稼動データのうち、台毎集計データについての表示例が示されている。この台毎集計データは、同一機種の複数台のスロットマシン1について、その機種名と対応付けた状態で以下に示すような項目の個別データを羅列したものである。
・台番:スロットマシン1の台番号を示す。
・設定値:内部抽選確率の設定値(「1」〜「6」の何れか)を示す。
・アウト:営業開始時点からのアウト信号数の累計を示す。
・セーフ:営業開始時点からのセーフ信号数の累計を示す。
・差玉数:セーフからアウトを引いた値を示す。
・出玉率:セーフ/アウトから算出された値を示す。
・ゲーム数:営業開始時点からの通常遊技状態中におけるゲーム数の累計を示し、累計G数表示部21の表示内容と一致する。
・REG1:営業開始時点からの初当り回数を示し、REG1表示部22の表示内容と一致する。
・REG2:営業開始時点からのREGボーナスの累計発生回数を示し、REG2表示部23の表示内容と一致する。
・平均連:1回の初当りにおけるREGボーナスの平均連チャン回数を示し、REG2/REG1から算出される。
図9には、表示部3aに表示される稼動データのうち、ボーナス履歴データについての表示例が示されている。このボーナス履歴データは、特定機種の特定台番のスロットマシン1について、その機種名及び台番(台番号)と対応付けた状態で当該スロットマシン1に係る以下のような項目の個別データを羅列したものである。
・No.:REGボーナスの発生毎に追加されたレコード番号を示す。
・発生時刻:対応するレコードの追加時刻(REGボーナスの発生時刻)を示す。
・種別:REGボーナスの種別を示し、強制連チャン突入のきっかけとなったREGボーナスをREG1とし、後述する処理において強制連チャンと判定されたREGボーナスをREGとしている。
・ゲーム数:前回のREGボーナス終了時点から今回のREGボーナス発生時点までのゲーム数を示す(これは、G数表示部20の表示内容と一致する)。
・連チャン:後述する処理において強制連チャンと判定されたREGボーナスを示し、「*」を表示して区別される。
・T1Y:1回あたりのREGボーナスによって発生した差玉数を示す。
・TY:強制連チャンの突入から終了までに発生した総差玉数を示し、差メダル数表示部26に最終的に表示される内容と一致し、後述する処理において強制連チャンと判定された最後のREGボーナスのレコードに表示される。
図10には、データ表示装置2の電気的構成が機能ブロックの組み合わせにより概略的に示されている。この図10において、制御部27は、CPU28(連チャン判定手段、強制連チャン判定手段に相当)、制御プログラムを記憶したROM29及びワーキングエリア用のRAM30などと共にマイクロコンピュータを構成するもので、この制御部27は、スロットマシン1からの出力信号(アウト信号、セーフ信号、ゲーム信号、REG信号)を送受信部31を通じて受信すると共に、管理装置3との間での信号の送受信を当該送受信部31を通じて行うようになっている。制御部27には、上記のようなスロットマシン1及び管理装置3からの出力信号、呼出スイッチ17やデータ切換スイッチ18を含む操作スイッチ群32からの操作信号が入力される。制御部27は、予め記憶した制御プログラムに基づいて、ランプ群16、表示器19の制御を行うと共に、前記送受信部29を通じた管理装置3への信号送信制御を行う構成となっている。
図1のフローチャートには、CPU28による制御内容のうち本発明の要旨に関係した部分が示されており、以下これについて関連した作用と共に説明する。
遊技者がスロットマシン1によるゲームを行なうと、可変表示装置5の動作に伴ってスロットマシン1からゲーム信号が出力され、データ表示装置2内のCPU28にて稼動データの表示に関する処理が行なわれる。尚、以下の説明において出現するゲーム数(図1中ではG数と表記)、累計ゲーム数(図1中では累計G数と表記)、REG1回数(強制連チャン突入回数)、REG2回数(REGボーナスの累計発生回数)等は、RAM30に設定されたデータ記憶エリアに格納されるものである。
図1において、CPU28は、常時において、スロットマシン1からのゲーム信号、アウト信号、セーフ信号、REG信号の入力の有無を判断するステップS1、S8、S9、S12をサイクリックに実行する。
そして、スロットマシン1からのゲーム信号が入力したことを確認すると(S1:YES)、G数表示部20及び累計G数表示部21にそれぞれ表示されているゲーム数及び累計ゲーム数をインクリメントし(S2)、判定フラグがオンかを判断する(S3)。この判定フラグとは、REGボーナス終了後から所定ゲーム数(例えば41ゲーム)に達するまでの間の出玉率を判定するために用いられるフラグであり、REGボーナス終了後にオンされるフラグである。当該判定フラグがオフの場合は、ステップ8へ移行するが、当該判定フラグがオンの場合は、判定ゲーム数をインクリメントし(S4)、その判定ゲーム数が41ゲームかを判断する(S5)。判定ゲーム数が41ゲームに達していない場合は、ステップ8へ移行するが、判定ゲーム数が41ゲームに達した場合は、判定フラグをオフすると共に(S6)、判定出玉率をリセットし(S7)、ステップ8へ移行する。
アウト信号入力或いはセーフ信号が入力されていない状態(S8:NO、S9:NO)には、ステップ12へ移行するが、アウト信号或いはセーフ信号が確認された場合には、判定フラグがオンかを判断する(S10)。当該フラグがオフの場合は、ステップ12へ移行するが、オンの場合は、判定用出玉率を算出し(S11)、ステップ12へ移行する。尚、この判定用出玉率とは、アウト信号の入力数に対するセーフ信号の入力数の割合であり、後述する処理において使用される。
以上のような動作により、遊技者がスロットマシン1にてゲームを行なう毎に、図5に示す通常遊技状態画面のG数表示部20及び累計G数表示部21の各表示内容(ゲーム数及び累計ゲーム数)がインクリメントされる。そして、スロットマシン1にてREGボーナスを発生させることにより判定フラグがオンされると、判定ゲーム数として設定された41ゲームに達するまでの間、当該スロットマシン1の判定用出玉率が算出されることになる。
REG信号が入力された場合(S12:YES)、つまり、遊技者がスロットマシン1によるゲームにおいてREGボーナスを発生させた場合には、REG2表示部23に表示されているREG2回数(REGボーナスの累計発生回数)をインクリメントし(S13)、判定フラグがオンかを判断する(S14)。
判定フラグがオフの場合は、G数表示部20に表示されているゲーム数に対応させてG数履歴グラフ表示部24に新たな棒グラフを作成するステップ16、REG1表示部22に表示されているREG1回数(強制連チャン突入回数)をインクリメントするステップ17、判定フラグをオンにするステップS18、対応する連チャン回数表示部25に表示されている連チャン回数をインクリメントするステップS19、判定出玉率リセットするステップS20、REG演出処理ルーチン21を順次実行した後にリターンする。このREG演出処理ルーチンでは、ランプ群16や表示器19を利用してREGボーナス用の演出を行なうルーチンであり、REG信号がオフになるまで継続されるものである。
以上のような動作により、遊技者がスロットマシン1において初当りのREGボーナス(放出フラグを成立させることにより、最初に成立したREGボーナスである)を発生させると、表示器19の表示は、図5に示す通常遊技状態画面から図6に示すREGボーナス中(初当り時)画面に切り替わる。このとき、G数表示部20には、当該REGボーナスが発生するまでに要したゲーム数(図6の例では「124」)が表示され差メダル数表示部26には、当該REGボーナス中に獲得したメダル数(図6の例では「15」)が表示される。また、当該G数表示部20に表示されたゲーム数に対応してG数履歴グラフ表示部24に新しい棒グラフが追加されると共に、連チャン回数表示部25に現在の連チャン回数(図6の例では「1」)が表示され、REG1表示部22及びREG2表示部23の表示値が「1」ずつインクリメントされる(図6の例ではそれぞれに「19」及び「56」が表示される)。さらに、判定フラグをオンすると共に判定出玉率をリセットしランプ群16等によるREGボーナス演出を行なう。
図11には、REG信号の入力タイミングと連チャン(強制連チャン及び非強制連チャンを含む)との関係を説明するためのタイミングチャートが示されており、以下、この図11を参照しながら強制連チャンと非強制連チャンとを区別する手法について説明する。尚、図11の例では、遊技者が初めて発生させた初当りのREGボーナス(最初に放出されたREGボーナスフラグによるREGボーナス)をREGAとし、その後に行なわれる連チャン抽選に当選してボーナス継続ゲーム(強制連チャン)に移行し、これに応じて当該REGボーナス終了後20ゲーム目以降40ゲーム内に発生したREGボーナスをREGB〜REGDとしており、さらに、REGD終了後の連チャン抽選に落選した後、40ゲーム以内に再度発生したREGボーナスをREGEとしている。尚、連チャン抽選に当選した場合には、各REGボーナス間(REGA〜REGDの各間)において出玉率が100%を超えるATが発動されることになるが、連チャン抽選に落選した後のREGボーナス間(REGDとREGEとの間)にはATが発動されることはない。
遊技者が、REGA終了後にATを伴って20ゲーム目以降40ゲーム内にREGBを発生させる場合(強制連チャン状態にある場合)、ATに伴ったゲーム信号の入力を確認すると共に判定フラグがオンと判断すると(S1:YES、S3:YES)、判定ゲーム数が41に達するまで(S5:YES)は、判定用出玉率を算出する(S11)。
そして、REGBの発生に伴ったREG信号の入力を確認することで(S12:YES)、REG2表示部23の累計数を加算し(S13)、判定フラグがオンと判断し(S14:YES)、判定用出玉率が100%以上かを判断する(S15)。この場合、REGA及びREGB間はATが発動されることにより出玉率が100%を超えているため、判定用出玉率が100%以上と判断し(S15:YES)、連チャン回数をインクリメントするステップS19、判定用出玉率をリセットするステップS20、REG演出処理ステップS21を実行しリターンする。
以上の動作により、REGAの成立に伴って判定フラグがオンされることで、REGA終了後41ゲームに達するまでの間、判定出玉率を算出し、REGBの発生に伴って判定フラグがオン、判定用出玉率が100%以上であることから、この状態を強制連チャンと判定して、連チャン回数表示部25に表示された連チャン回数を加算する。その後のREGBからREGDまでの間は、同様の動作が行なわれる。
そして、REGD終了後に行なわれる連チャン抽選に落選し、ボーナス継続ゲームに移行しないが、REGD終了後41ゲーム(ATは発動されていないゲーム)に達するまでの間に、REGEを発生させた場合、見かけ上は強制連チャンとの区別がつかなくなる。
このようなREGEの発生に伴ったREG信号の入力を確認し(S12:YES)、REG2回数をインクリメントし(S13)、判定フラグがオンと判断し(S14:YES)、判定用出玉率が100%以上かを判断する(S14)。この場合、REGD及びREGE間は、ATが発動されていないため出玉率は低い値(100%以下)になっているので、判定用出玉率が100%以下として判定され(S15:NO)、ステップ16からステップS21を実行してリターンする。
さらに、REGE終了後41ゲームに達するまでの間は、判定用出玉率を算出するが、41ゲームに達するまでの間に次のREGボーナスに当選しないので、判定ゲーム数=41と判断し(S5:YES)、判定フラグをオフするステップS6、判定用出玉率をリセットするステップS7を実行して、ステップ8以降を実行する。
以上の動作により、REGEの成立に伴い、判定フラグがオンと判断されることにより連チャンと判断されるが、判定用出玉率が100%未満であるとして、強制連チャンと判定されることなく非強制連チャンと判定されて、表示器19のG数履歴グラフ表示部24には、新しい棒グラフが表示される。従って、REGAからREGDまでの4連チャンは強制連チャンと判定され、REGEは強制連チャン終了後の非強制連チャンであると判定されて、表示器19に表示されるのである。
要するに、本実施例によれば、REG信号の出力が途切れてから41ゲームに達するまでに、再度REG信号が出力された場合は判定フラグに基づいて連チャンと判定することになるが、先のREG信号が途切れてから41ゲームに達するまでの期間中の出玉率を算出し、この出玉率が100%を超えるか否かに基づいて、当該連チャンが強制連チャンであるか或いは非強制連チャンであるかを判定し、さらに、強制連チャンと判定した回数を表示器19の連チャン回数表示部25に表示する構成としたので、遊技者は強制連チャンの発生回数を正確に把握することが可能となり、遊技データの信頼性を向上させることができる。
(その他の実施例)
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次にように変形または拡張することができる。
上記実施例では、データ表示装置2のCPU28により、判定フラグのオンにより、連チャンを判定し、判定用出玉率が100%を超えるか否かにより、強制連チャンまたは非強制連チャンを判定したが、管理装置3のCPUにより、連チャンを判定すると共に強制連チャンか非強制連チャンかを判定する構成としてもよい。
上記実施例では、REGボーナスのみ発生するスロットマシン1により構成したが、特にREGボーナス限定することはなく、BIGボーナス等のその他のボーナスであってもよい。
上記実施例では、入賞の発生頻度として出玉率が100%を超えるか否かに基づいて、強制連チャンであるか非強制連チャンであるかを判定したが、出玉率に限定する必要はなく所定ゲーム間に発生する小役発生回数に基づいて、判定するようにしてもよい。上記実施例の技術思想をストック方式を利用したパチンコ遊技機に適用することも可能である。
上記実施例では、ストック方式のスロットマシンに適用したが、確率変動方式のスロットマシンに適用することもできる。
本発明の一実施例における制御内容を示すフローチャート 全体概略図 スロットマシン及びデータ表示装置の概略的な正面図 ボーナスの内部抽選確率を示す図 表示器での表示例を示す図その1 表示器での表示例を示す図その2 表示器での表示例を示す図その3 管理装置での表示例を示す図その1 管理装置での表示例を示す図その2 データ表示装置の電気的構成を示すブロック図 作用説明用のタイムチャート
符号の説明
図面中、1はスロットマシン、2はデータ表示装置、3は管理装置、5は可変表示装置、16はランプ郡、19は表示器(強制連チャン回数表示手段)、20はG数表示部、21は累計G数表示部、22はREG1表示部、23はREG2表示部、24はG数履歴グラフ表示部、25は連チャン回数表示部、26は差メダル数表示部、28はCPU(連チャン手段、強制連チャン手段)を示す。

Claims (3)

  1. ゲームの実行に伴い所定の大当たり条件が成立したときは大当たりを発生すると共に、大当たり終了後に前記大当たり条件が成立し易い特別遊技状態を発生可能に構成され、大当たり中は大当たり信号を外部出力する遊技機に対応して設けられる遊技データ表示装置において、
    前記大当たり信号の出力が途切れてから所定数のゲームを消化するまでに大当たり信号が再度出力された場合は連チャンと判定する連チャン判定手段と、
    前記連チャン判定手段が連チャンの発生を判定したときに、その連チャンが前記特別遊技状態中に発生した強制連チャンであるのか、当該特別遊技状態外の期間に発生した非強制連チャンであるのかを判定する強制連チャン判定手段と、
    前記強制連チャン判定手段が、強制連チャンと判定した回数を表示する強制連チャン回数表示手段とを備えたことを特徴とする遊技データ表示装置。
  2. 前記遊技機は、前記特別遊技状態中の遊技において入賞確率を高めるように構成され、
    前記強制連チャン判定手段は、前記大当たり信号が途切れてから所定ゲーム数を消化するまでの期間中における前記入賞の発生頻度に基づいて、前記強制連チャンであるか非強制連チャンであるかを判定することを特徴とする請求項1記載の遊技データ表示装置。
  3. 前記遊技機は、ゲームの実行に伴う内部抽選により発生した大当たり権利をストックし、所定の放出条件が成立したときに当該ストックした大当たり権利に基づく大当たりを発生するように構成され、
    前記特別遊技状態中は、前記放出条件が成立する確率を高めることにより前記大当たりが発生し易いように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技データ表示装置。

JP2004250874A 2004-08-30 2004-08-30 遊技データ表示装置 Pending JP2006061614A (ja)

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